wav/SUZ_0000.wav|近寄らないでくださーい! wav/SUZ_0001.wav|記者会見は予定通り始めますので、もうしばらくお待ちくださーい! wav/SUZ_0002.wav|おっはー wav/SUZ_0003.wav|あ、あれ? wav/SUZ_0004.wav|えーと、さっき電話した、&rs阿万音&rtあまね&reです wav/SUZ_0005.wav|あー、それはあたしが電話で無理言って頼んだんです wav/SUZ_0006.wav|最初は断られたんだけどさ、店長さんに、どうしてもお願いしますって wav/SUZ_0007.wav|し、失礼しまーす wav/SUZ_0008.wav|&rs阿万音&rtあまね&re&rs鈴羽&rtすずは&reです wav/SUZ_0009.wav|18 wav/SUZ_0010.wav|ううん wav/SUZ_0011.wav|ブラウン管が好きだから wav/SUZ_0012.wav|……ありがと、店長さん wav/SUZ_0013.wav|ところでさ、君は誰? wav/SUZ_0014.wav|君を狙っているその“機関”ってのがなんなのかは分かんないけど wav/SUZ_0015.wav|もし困ってんならあたしに相談して、岡部倫太郎。そうゆーの、慣れてるからさ wav/SUZ_0016.wav|場合によっては、手段を選ばず痛めつけてやることも可能だし wav/SUZ_0017.wav|創作……? wav/SUZ_0018.wav|そうゆうのが流行ってんだぁ。勉強になったよ wav/SUZ_0019.wav|こんちゃーっす wav/SUZ_0020.wav|どもー。ブラウン管工房です wav/SUZ_0021.wav|修理頼まれてたテレビ、直ったよ。引き取りに来てくんない? wav/SUZ_0022.wav|なんでコソコソしてんの? wav/SUZ_0023.wav|ふーん。君たちってなにしてる人? wav/SUZ_0024.wav|未来ガジェット研究所、っていうんだよね wav/SUZ_0025.wav|下のポストに、そう書いてあった wav/SUZ_0026.wav|へえ〜 wav/SUZ_0027.wav|その闇の機関って、SERN? wav/SUZ_0028.wav|おおっ! やっぱそうなの? あいつら&rs唾棄&rtだき&reすべき連中だよね〜 wav/SUZ_0029.wav|え? ハッキング中なの? 今? wav/SUZ_0030.wav|あー、えーっと、それは…… wav/SUZ_0031.wav|いやあ、あはは、実は昼間、話し声を聞いちゃってさ。ここに立つと、窓から聞こえてくるわけ wav/SUZ_0032.wav|あたし、昨日からここで働き出したんだけど── wav/SUZ_0033.wav|これが予想以上にヒマでさぁ。今日だけで4、5回は外に出たね。客来ないかなーって店の前で“さくてき”しちゃったね wav/SUZ_0034.wav|そんときに、2階から君たちの話し声が聞こえちゃったわけよ wav/SUZ_0035.wav|気になってついネットで調べちゃった。SERNの黒い噂についてもバッチリ知ってるよん wav/SUZ_0036.wav|あ、うんうん。分かった。これでも口は堅いから任せといて wav/SUZ_0037.wav|たった今、君のテレビの修理が終わって出てったよ wav/SUZ_0038.wav|つーわけで、直ったテレビはこれね wav/SUZ_0039.wav|お代は1000円でいいってさ wav/SUZ_0040.wav|まいどあり。んじゃ、持ってっていいよ wav/SUZ_0041.wav|え? 違うの? 持ってきたときも1人だったんでしょ? wav/SUZ_0042.wav|手伝ってもいいけど、そっかぁ。もう力仕事も女がやる時代かぁ wav/SUZ_0043.wav|おおー wav/SUZ_0044.wav|今の、男らしいじゃん。あたし惚れちゃうかもっ wav/SUZ_0045.wav|え? なんでウソって思うの? wav/SUZ_0046.wav|の、能力? wav/SUZ_0047.wav|それって、超能力的なもの? wav/SUZ_0048.wav|あのさ、君みたいな能力者って、他にも数多にいるわけ? wav/SUZ_0049.wav|そ、そっか。数多にはいないのか。びっくりしたー。でもいるって時点ですごいな。やっぱSERNのせいで退化したのかな…… wav/SUZ_0050.wav|でもさ、戦闘になれば相手のウソを見抜く力なんて、意味なくない? wav/SUZ_0051.wav|やっぱ、1000メートル級の長距離狙撃を命中させられるとか、いかに効率よく相手の関節極められるかとかの方が、重要だと思うな wav/SUZ_0052.wav|いや、誰にも雇われてないし。っていうかゴルゴってなに? wav/SUZ_0053.wav|ちなみにさ、君の能力って他にもあるの? wav/SUZ_0054.wav|君を殺しなんてしないってば wav/SUZ_0055.wav|ケチ wav/SUZ_0056.wav|なんか、渋い顔してるね。死亡通知でも来た? wav/SUZ_0057.wav|……た、例えだってば wav/SUZ_0058.wav|えーと、イヤな報せでもあったのか、って聞きたかったわけ wav/SUZ_0059.wav|IBN5100……? wav/SUZ_0060.wav|ああ、うん wav/SUZ_0061.wav|そ、そうそう。都市伝説で知った。君はどの程度まで知ってんの? wav/SUZ_0062.wav|……そっかぁ。そりゃあそうだよね wav/SUZ_0063.wav|え? いやぁ、知ってるような知ってないような、って感じかなぁ wav/SUZ_0064.wav|あたしは知らないけど、遠い知り合いが知ってて、それをチラッと聞いたことがあるみたいな。あは、あはは wav/SUZ_0065.wav|………… wav/SUZ_0066.wav|はぁーあ wav/SUZ_0067.wav|IBN5100についてのさ、興味ぶかーい情報、教えてあげようと思ったのになー wav/SUZ_0068.wav|そんな目で見られたら、教える気なくなっちゃった wav/SUZ_0069.wav|うっわー。そこまで言う? 確かにあたし、挙動不審だけどね wav/SUZ_0070.wav|じゃあさ、教えないけど、ヒントだけあげるよ wav/SUZ_0071.wav|そんで、分かりそうで分からないもどかしさに身もだえちゃえ wav/SUZ_0072.wav|実は、IBN5100には、隠された機能があるんだよ wav/SUZ_0073.wav|ウソォ? なんで知ってんの!? なんでなんで!? wav/SUZ_0074.wav|なにそれ、反則ーっ! wav/SUZ_0075.wav|くぅ wav/SUZ_0076.wav|とにかくIBN5100には隠された機能があるの! wav/SUZ_0077.wav|&cTIPSC;APL&cMESC;や&cTIPSC;BASIC&cMESC;が普及する前に書かれた、IBNの独自のプログラミング言語も解読できちゃうのってさ、驚愕だと思わない? wav/SUZ_0078.wav|いまやIBN5100でしか解読できない、失われたプログラミング言語があったりするんだよ? wav/SUZ_0079.wav|だからIBN5100って、すっごくレアなPCなの wav/SUZ_0080.wav|APLやBASICが普及する前に書かれた、IBNの独自のプログラミング言語も解読できちゃうのってさ、驚愕だと思わない? wav/SUZ_0081.wav|いまやIBN5100でしか解読できない、失われたプログラミング言語があったりするんだよ? wav/SUZ_0082.wav|はぁい、岡部倫太郎 wav/SUZ_0083.wav|自転車って、ホント楽しいよねっ。あたし、自転車乗るのってこの街に来てからが初めてでさっ wav/SUZ_0084.wav|そう。バイクはよく乗ってたんだけどねー wav/SUZ_0085.wav|うん、そう wav/SUZ_0086.wav|ええー? これから開店準備しなきゃいけないんだよね wav/SUZ_0087.wav|ないね。まったく。店の前をちょろちょろっと掃き掃除するぐらい。中は掃除しようとすると店長が怒るし。“これが完璧な配置なんだよ”って wav/SUZ_0088.wav|でもなぁ、眠いしなぁ wav/SUZ_0089.wav|今すぐじゃないとダメな感じ? wav/SUZ_0090.wav|じゃあどうぞ wav/SUZ_0091.wav|ただし手短に頼むよ wav/SUZ_0092.wav|……ふめい wav/SUZ_0093.wav|ふ・め・い wav/SUZ_0094.wav|知ってるのはあたしの知り合いだってば wav/SUZ_0095.wav|無理 wav/SUZ_0096.wav|会いたくても会えないからさ wav/SUZ_0097.wav|死んだから。何年も前に wav/SUZ_0098.wav|ああ、いいのいいの。ま、そんなわけであたしの持ってる情報、そんなに大したことないわけ。むしろあたしの方が教えてもらいたいぐらいだよ wav/SUZ_0099.wav|あ、店長、ごめーん。ちょっと朝から立て込んでてさ wav/SUZ_0100.wav|なにおう!? 店長、今の取り消して! wav/SUZ_0101.wav|あたしは、ガキじゃない! 一人前の戦士だよ! wav/SUZ_0102.wav|っていうか、あたしはもう戦士なんだってば wav/SUZ_0103.wav|ラグナロック? wav/SUZ_0104.wav|なにそれ? wav/SUZ_0105.wav|そんなの、起きる予定があんの? あるならぜひ参加するけど、聞いたことないなぁ wav/SUZ_0106.wav|おおー、岡部倫太郎ってば勇ましいじゃん。どうせ失敗するだろうけど、その心意気は好きだよ wav/SUZ_0107.wav|あたしの仲間も、君ぐらい気概があればよかったんだけどな wav/SUZ_0108.wav|はーい wav/SUZ_0109.wav|じゃね、岡部倫太郎! wav/SUZ_0110.wav|あれ? wav/SUZ_0111.wav|岡部倫太郎じゃん。なに運んでんの? wav/SUZ_0112.wav|んで、なんなのそれ? wav/SUZ_0113.wav|うっそ!? すっごーい! 手に入れたんだ! やるねー岡部倫太郎! wav/SUZ_0114.wav|どこ? どこにあった? wav/SUZ_0115.wav|ねえ、どこにあったの? wav/SUZ_0116.wav|やなばやしじんじゃ? 神社って、神の、&rs社&rtやしろ&re? wav/SUZ_0117.wav|なんだってそんなところに…… wav/SUZ_0118.wav|あ……! wav/SUZ_0119.wav|牧瀬紅莉栖? wav/SUZ_0120.wav|………… wav/SUZ_0121.wav|……フンッ wav/SUZ_0122.wav|コラー、岡部倫太郎。大きな声出して、近所迷惑だって店長が怒ってるよ wav/SUZ_0123.wav|もしかして、手に入れたの? wav/SUZ_0124.wav|うっそ!? すっごーい! やるじゃん岡部倫太郎! どこ? どこにあった? wav/SUZ_0125.wav|やなばやしじんじゃ? 神社って、神の&rs社&rtやしろ&re? wav/SUZ_0126.wav|なんだってそんなところに…… wav/SUZ_0127.wav|あ……! wav/SUZ_0128.wav|牧瀬紅莉栖? wav/SUZ_0129.wav|………… wav/SUZ_0130.wav|……フンッ wav/SUZ_0131.wav|ちぃーす wav/SUZ_0132.wav|なんか朝から愉快そうなことしてる? wav/SUZ_0133.wav|ふーん。そっか wav/SUZ_0134.wav|いいけど、そうじゃなくってさぁ wav/SUZ_0135.wav|店長がすっごくイライラしてるわけ wav/SUZ_0136.wav|2階からの振動がすごくってさ、埃が落ちてくるだけじゃなくて、実際に揺れるんだよねー。爆撃されたみたいに wav/SUZ_0137.wav|“あいつらいったいなにしてんだ、家賃上げてやるぞコラ”ってぼやいてた wav/SUZ_0138.wav|謝りに行った方がいいかも wav/SUZ_0139.wav|……そういや、牧瀬紅莉栖って来てんの? wav/SUZ_0140.wav|んー……ううん。昨日がしょけん wav/SUZ_0141.wav|……しえんだよ wav/SUZ_0142.wav|まぁね wav/SUZ_0143.wav|直接はないかな wav/SUZ_0144.wav|………… wav/SUZ_0145.wav|別にいいって wav/SUZ_0146.wav|んもー、しっつこーい! wav/SUZ_0147.wav|岡部倫太郎さー、あたしのことより店長に謝りに行かなくていいの? wav/SUZ_0148.wav|うぃーす wav/SUZ_0149.wav|見れば分かんじゃーん。自転車磨いてんだよ〜 wav/SUZ_0150.wav|バイトだよ〜。だからここにいんだしぃ wav/SUZ_0151.wav|ミスターブラウン? 誰ぇ? wav/SUZ_0152.wav|あー、ミスターブラウンってそういう意味かぁ。あっはは wav/SUZ_0153.wav|店長は、出張サービス中〜。しばらく帰還しないんじゃないかな〜 wav/SUZ_0154.wav|ホント〜。じゃなきゃあたし、ここでサボってないよ〜 wav/SUZ_0155.wav|あ、&rs綯&rtなえ&re、サボってることは店長には内緒ね wav/SUZ_0156.wav|ちょっと〜! wav/SUZ_0157.wav|またグラグラ揺れたぞ〜! しかもなんか光ってたし〜! いったいなにをやらかしてんのぉ! wav/SUZ_0158.wav|そこの岡部倫太郎さぁ wav/SUZ_0159.wav|洗脳されたような顔してるよ。大丈夫? wav/SUZ_0160.wav|ここには他に誰もいないじゃん wav/SUZ_0161.wav|それはどっちに対する“そうだな”? wav/SUZ_0162.wav|洗脳されたこと? 他に誰もいないこと? wav/SUZ_0163.wav|されたの……? wav/SUZ_0164.wav|動かないで wav/SUZ_0165.wav|大丈夫。洗脳されてない wav/SUZ_0166.wav|洗脳されてるときってさ、下まぶたの中によくチップが仕込まれてることがあるんだよね wav/SUZ_0167.wav|岡部倫太郎。今のは機密扱いでお願い wav/SUZ_0168.wav|……ん? “機関”? SERNのことだっけ? wav/SUZ_0169.wav|え、そ、そう? wav/SUZ_0170.wav|え、ええと、そ、そう。アッポゥなんとかって名前じゃない気もするけど…… wav/SUZ_0171.wav|生き地獄だったのは、確か wav/SUZ_0172.wav|お、おぅ!? wav/SUZ_0173.wav|あはは、&rs綯&rtなえ&reは岡部倫太郎が怖いみたいだね wav/SUZ_0174.wav|洗脳ってのは、今みたいなことを言うんだよ、&rs綯&rtなえ&re wav/SUZ_0175.wav|子供相手に怒鳴っちゃダメだよ〜。怯えてるじゃん wav/SUZ_0176.wav|ああ、ごっめーん。盗み聞きするつもりはなかったけど、どうしても聞こえちゃうからさ wav/SUZ_0177.wav|ああ、うん。聞いちゃった。やるねコノ wav/SUZ_0178.wav|うん、喋ってないよ。あたしってけっこう口は堅いからさ! wav/SUZ_0179.wav|放電? 昨日みたいな、グラグラ揺れるヤツ? wav/SUZ_0180.wav|さっき1回やったよね。店長いないから助かったね wav/SUZ_0181.wav|おー? そうなの? でも2回目は見てないなぁ wav/SUZ_0182.wav|あたしがこの子を磨くのに夢中だったのかもしんないけどさー wav/SUZ_0183.wav|&rs綯&rtなえ&reは見た? wav/SUZ_0184.wav|なんかあったの? wav/SUZ_0185.wav|……それってどういう意味かな? wav/SUZ_0186.wav|……信じらんない wav/SUZ_0187.wav|そんなの、聞いたことないよ。ねえ、ホント? ホントのこと言ってる? wav/SUZ_0188.wav|あーもう、そういうことじゃなくて……っ wav/SUZ_0189.wav|君の言うことがホントなのかどうか分っかんないけどさ── wav/SUZ_0190.wav|こういうときは、ジョン・タイターに聞いてみればいいよ wav/SUZ_0191.wav|ほら、今さ、話題になってるらしいじゃん! 過去へ遡ってきたタイムトラベラー! wav/SUZ_0192.wav|なんか知ってっかもよ? 同じタイムトラベラー同士ってことで wav/SUZ_0193.wav|さあ、誰だろ? 未来人と交信してたりして wav/SUZ_0194.wav|だから小学生をビビらせちゃダメだっての wav/SUZ_0195.wav|あはは、あたし役に立った? そんならよかっ── wav/SUZ_0196.wav|うわ、やっば! 店長帰還! 店長帰還! wav/SUZ_0197.wav|&rs綯&rtなえ&re、もし店長に聞かれたらさ、あたしはちゃんと店番してたって言ってよ! wav/SUZ_0198.wav|乗せる乗せる! wav/SUZ_0199.wav|んじゃ、頑張って岡部倫太郎! あたし応援してっからさ! wav/SUZ_0200.wav|ごめんなさ〜い! wav/SUZ_0201.wav|ちぃーっす wav/SUZ_0202.wav|おおー、椎名まゆり、トゥットゥルー♪ wav/SUZ_0203.wav|岡部倫太郎、タイターはなんてー? wav/SUZ_0204.wav|やる気ないなぁ。聞いたんでしょー? wav/SUZ_0205.wav|えー!? そうなのぉ!? どのへんが!? wav/SUZ_0206.wav|おっすー…… wav/SUZ_0207.wav|なんでそんなフニャフニャしてんの? wav/SUZ_0208.wav|ふーん。知らなかったなぁ wav/SUZ_0209.wav|絶好のサイクリング日和だね wav/SUZ_0210.wav|あのさ、ちょっとサイクリングしない? wav/SUZ_0211.wav|2人乗りすればいいじゃん wav/SUZ_0212.wav|許可取ってきた。どうせ客なんて来ないし wav/SUZ_0213.wav|その昔、アリストテレスが言いました。“時間は運動の数である”ってね wav/SUZ_0214.wav|あたしさ wav/SUZ_0215.wav|東京に来たのは、10日前が初めてなんだよねー wav/SUZ_0216.wav|父さんを“そうさく”するため wav/SUZ_0217.wav|………… wav/SUZ_0218.wav|もう何年も会ってなくて。この街にいるのは分かってるんだけどさ wav/SUZ_0219.wav|アテがない、っていうのが正直なとこ wav/SUZ_0220.wav|……ううん wav/SUZ_0221.wav|そんな予算はないなあ。それに色々事情があるんだよ wav/SUZ_0222.wav|たださ、1回だけチャンスはあるんだ wav/SUZ_0223.wav|そのチャンスが、明日なの wav/SUZ_0224.wav|明日、ある場所に現れるかもしれなくて wav/SUZ_0225.wav|そのチャンスを逃したら、あたしもうこの街を離れなきゃいけない wav/SUZ_0226.wav|行かなきゃいけないところがあるからさ。あたしも“たぼう”なわけよ wav/SUZ_0227.wav|元々、明日会えなかったら諦めるつもりだったし wav/SUZ_0228.wav|………… wav/SUZ_0229.wav|はあ…… wav/SUZ_0230.wav|実験台……って? wav/SUZ_0231.wav|ど、どうするの? wav/SUZ_0232.wav|……君ってさ、いいヤツだね wav/SUZ_0233.wav|なんか、ちょっとだけ……楽になったかも wav/SUZ_0234.wav|ゴメン。無理なんだ wav/SUZ_0235.wav|父さんのケータイの番号もメルアドも、知らないから wav/SUZ_0236.wav|ま、だからこそ明日に賭けてるわけでさ。心配してくれてサンキュー♪ wav/SUZ_0237.wav|でもすごいね。メールを過去に送れるなんて。人類初のタイムマシンじゃん wav/SUZ_0238.wav|アップグレードの予定は? wav/SUZ_0239.wav|そのタイムマシンのアップグレード。例えば人そのものを送れちゃうようになるとか wav/SUZ_0240.wav|だったらさ、作る前に1つ忠告 wav/SUZ_0241.wav|牧瀬紅莉栖は、仲間から外した方がいい wav/SUZ_0242.wav|………… wav/SUZ_0243.wav|さてと。そろそろ工房に戻らなくちゃ wav/SUZ_0244.wav|30分休憩をもらっただけだからさ。そろそろ帰んないと、怒られちゃうよ wav/SUZ_0245.wav|なんで? wav/SUZ_0246.wav|あはは。さっすがマッドサイエンティスト。悪逆非道だね〜♪ wav/SUZ_0247.wav|もし父さんと会えたなら、行くよ。そんときはみんなで“しゅくほう”上げてよね wav/SUZ_0248.wav|……君ってさ、いいヤツだね wav/SUZ_0249.wav|なんか、ちょっとだけ……楽になったかも wav/SUZ_0250.wav|うーっす wav/SUZ_0251.wav|だって、客来ないし wav/SUZ_0252.wav|それに、昨日は夜中まで上で騒いでたからさ wav/SUZ_0253.wav|すっごく眠たいんだよね wav/SUZ_0254.wav|岡部倫太郎さ、昨日お酒飲んでたっけ? wav/SUZ_0255.wav|酔っぱらいだなぁ。未成年なのにダメなんだぞ wav/SUZ_0256.wav|あはは。そうそう。昨日も君、そんなこと言ってた wav/SUZ_0257.wav|昨日はあたしのためにサンキュー wav/SUZ_0258.wav|まさかホントに昨日、お酒飲んでた? wav/SUZ_0259.wav|えーと、あたしがタイムマシンオフ会から帰ろうとしたら── wav/SUZ_0260.wav|うん wav/SUZ_0261.wav|そうだって、昨日説明したじゃん wav/SUZ_0262.wav|いきなり君と橋田至、それに椎名まゆりが現れて── wav/SUZ_0263.wav|あたしはラボに連行されました。めでたしめでたし wav/SUZ_0264.wav|昨日は楽しかったなあ wav/SUZ_0265.wav|牧瀬紅莉栖さえいなければ、もっと楽しめたけどさ。あいつの作ったアップルパイ、殺人的なまずさだったし wav/SUZ_0266.wav|でも、漆原るかのカレーは極上だった wav/SUZ_0267.wav|君たちのラボ、ええと、サークルみたいなものだっけ? ああいう場所ってさ、なんかいいね wav/SUZ_0268.wav|みんな仲がよくて、いつも楽しそうで…… wav/SUZ_0269.wav|あんなに心地いい時間は、生まれて初めてだったよ wav/SUZ_0270.wav|……でもさ、この前も言ったけど、あたし父さんのメールアドレス、知らないんだってば wav/SUZ_0271.wav|ラボメン? wav/SUZ_0272.wav|……いいの? wav/SUZ_0273.wav|しょうがないからさ、実験台になってあげるよ wav/SUZ_0274.wav|うん。もうちょっとだけ、頑張って父さんを捜索してみる wav/SUZ_0275.wav|あたしの父さんは、『タイター』って名乗っている wav/SUZ_0276.wav|知ってんの? もしかしたら今は、違うコードネームを使ってるかもしれないんだけど…… wav/SUZ_0277.wav|ああ、えーと、ホントだ…… wav/SUZ_0278.wav|いやあ……。この人じゃ、ないよ wav/SUZ_0279.wav|あたしには分かるの。とにかく、このタイターは父さんじゃない wav/SUZ_0280.wav|ジョン、じゃないんだよ。あたしの父さんが使っていた名前は── wav/SUZ_0281.wav|バレル・タイターって言うんだ wav/SUZ_0282.wav|おーっす、岡部倫太郎 wav/SUZ_0283.wav|あたしもこの前、お邪魔してきたよ wav/SUZ_0284.wav|そもそもさ、店長の言い草じゃ、まるであたしが若くないみたいじゃん wav/SUZ_0285.wav|なにぃ? 岡部倫太郎、なんつった? wav/SUZ_0286.wav|ねえ、昨日も椎名まゆりは泊まったの? wav/SUZ_0287.wav|ってことは……牧瀬紅莉栖も? wav/SUZ_0288.wav|そっか…… wav/SUZ_0289.wav|どうだ、って? wav/SUZ_0290.wav|ああ、うん。まあねー。捜索は継続中 wav/SUZ_0291.wav|あたし、父さんを捜してるんだって、店長にも前話したじゃん wav/SUZ_0292.wav|岡部倫太郎って、あたしと同い年なのに、すごく年上って感じだなぁ。なんか、ぐいぐい引っ張ってく力があるよね wav/SUZ_0293.wav|でもさ…… wav/SUZ_0294.wav|これだけは忠告しとくけど wav/SUZ_0295.wav|牧瀬紅莉栖には“りゅうい”して wav/SUZ_0296.wav|違う。これは事実。あたしはそれを“ぞんち”している wav/SUZ_0297.wav|あの女の頭脳は危険すぎ。それに、結局あいつ、実験のことしか考えてないんだ wav/SUZ_0298.wav|君たちは利用されてるだけだよ。いい、よく聞いて wav/SUZ_0299.wav|あの女は、SERNに通じてる wav/SUZ_0300.wav|タイムマシン開発の功績も、あの女のものになった wav/SUZ_0301.wav|だからさ、気を許しちゃダメ wav/SUZ_0302.wav|おさまった? wav/SUZ_0303.wav|……どしたの? wav/SUZ_0304.wav|うぃっすー wav/SUZ_0305.wav|店長、さっきのでめちゃくちゃ機嫌悪くなっちゃってさー。今、&rs綯&rtなえ&reと退避中 wav/SUZ_0306.wav|それは惜しい人を亡くしたなぁ wav/SUZ_0307.wav|色仕掛けだね wav/SUZ_0308.wav|触ってみ? wav/SUZ_0309.wav|それぐらいできなきゃ、戦士失格だし。それにさ、父さんのこと一緒に捜すって言ってくれたでしょ? だからあたしも、できるだけ君に協力したい wav/SUZ_0310.wav|オーキードーキー! wav/SUZ_0311.wav|あはは、いじめたりしないって wav/SUZ_0312.wav|&rs綯&rtなえ&reはここで待ってて wav/SUZ_0313.wav|店長……&rs刮目&rtかつもく&reせよ! wav/SUZ_0314.wav|やあっ! wav/SUZ_0315.wav|岡部倫太郎、今だっ! wav/SUZ_0316.wav|早く! wav/SUZ_0317.wav|また揺れてる。岡部倫太郎、これって……? wav/SUZ_0318.wav|ちょ、ちょっとちょっと店長! あたしの服返してよぅ! wav/SUZ_0319.wav|このヘンタイ! wav/SUZ_0320.wav|プ、プレイとか言わないでくんないかな……キモイ…… wav/SUZ_0321.wav|&rs綯&rtなえ&reに言い付けるよ!? wav/SUZ_0322.wav|くっそぅ…… wav/SUZ_0323.wav|いやー、やばかった。あのままだとさ、露出狂として1日を過ごす羽目になるとこだったよあたし wav/SUZ_0324.wav|やめといた方がいいんじゃないかなぁ? wav/SUZ_0325.wav|牧瀬紅莉栖を信じると、痛い目にあうよ wav/SUZ_0326.wav|直接はなにも。でもあたし、君のしたこと全部知ってんだよね wav/SUZ_0327.wav|でしょうね。でもあたし、知ってるんだから。君の本質ってのをさ wav/SUZ_0328.wav|装置なんてないよ。強いて言うなら、予言 wav/SUZ_0329.wav|“事実”だってば wav/SUZ_0330.wav|岡部倫太郎には忠告したよね。牧瀬紅莉栖には気を付けてって wav/SUZ_0332.wav|爆破テロ予告? wav/SUZ_0333.wav|岡部倫太郎、1つ聞かせて wav/SUZ_0334.wav|タイムリープマシンは、完成してるんだよね? wav/SUZ_0335.wav|そっか wav/SUZ_0336.wav|あたし、用事思い出したからちょっと出かけてくる wav/SUZ_0337.wav|伏せて! wav/SUZ_0338.wav|っ! wav/SUZ_0339.wav|42 wav/SUZ_0340.wav|テレビ wav/SUZ_0341.wav|点灯済み wav/SUZ_0342.wav|それはこっちのセリフ wav/SUZ_0343.wav|岡部倫太郎! 1人行った! wav/SUZ_0344.wav|やめといた方がいいんじゃないかなぁ? wav/SUZ_0345.wav|牧瀬紅莉栖を信じると、痛い目にあうよ wav/SUZ_0346.wav|直接はなにも。でもあたし、君のしたこと全部知ってんだよね wav/SUZ_0347.wav|だろうね。でもあたし、知ってんだから。君の本質ってのをさ wav/SUZ_0348.wav|装置なんてないよ。強いて言うなら、予言 wav/SUZ_0349.wav|“事実”だってば wav/SUZ_0350.wav|爆破テロ予告? wav/SUZ_0351.wav|岡部倫太郎、1つ聞かせて wav/SUZ_0352.wav|タイムリープマシンは、完成してるんだよね? wav/SUZ_0353.wav|聞いてる? wav/SUZ_0354.wav|そっか wav/SUZ_0355.wav|あたし、用事思い出したからちょっと出かけてくる wav/SUZ_0356.wav|伏せて! wav/SUZ_0357.wav|っ! wav/SUZ_0358.wav|42 wav/SUZ_0359.wav|テレビ wav/SUZ_0360.wav|点灯済み wav/SUZ_0361.wav|それはこっちのセリフ wav/SUZ_0362.wav|岡部倫太郎! 1人行った! wav/SUZ_0363.wav|あっれー? wav/SUZ_0364.wav|岡部倫太郎、そこでなにしてんのー? wav/SUZ_0365.wav|あ、分かっちゃった。今日、宴会やるらしいから、その準備でしょぉ? wav/SUZ_0366.wav|椎名まゆり。さっき顔見せて、“ぜひ来てねー”って言ってたよ wav/SUZ_0367.wav|つーわけであたしもお邪魔することに── wav/SUZ_0368.wav|………… wav/SUZ_0369.wav|もしかして、あたし邪魔だった? wav/SUZ_0370.wav|ま、あたしもラボメンにしてもらったとはいえ、所詮は部外者だしねぇ wav/SUZ_0371.wav|ヘソって……おぉーい wav/SUZ_0372.wav|エロオヤジ、本人前にして語らないでよぅ wav/SUZ_0373.wav|中止なの? wav/SUZ_0374.wav|あ、じゃあまずいんじゃない? wav/SUZ_0375.wav|だってほら、あそこに wav/SUZ_0376.wav|あるぇ? ケンカしたんじゃないの? すごい笑顔だけど── wav/SUZ_0377.wav|ちょっとぉ! どうしたのよぉ!? wav/SUZ_0378.wav|………… wav/SUZ_0379.wav|……ゴメン、きっとあたしのせいだ wav/SUZ_0380.wav|あたしが甘えてたせいで…… wav/SUZ_0381.wav|だから今度こそ、あたし行くよ wav/SUZ_0382.wav|それじゃ wav/SUZ_0383.wav|岡部……倫太郎…… wav/SUZ_0384.wav|ぁうっ! wav/SUZ_0385.wav|……動かない wav/SUZ_0386.wav|動かないよ…… wav/SUZ_0387.wav|あたしが── wav/SUZ_0388.wav|ジョン・タイターだよ wav/SUZ_0389.wav|……そのまんまの意味だよ wav/SUZ_0390.wav|@ちゃんねるに書き込んでたジョン・タイターはさ、あたしなの wav/SUZ_0391.wav|まんまと騙された? カムフラージュの意味もあるんだよね wav/SUZ_0392.wav|……SERN wav/SUZ_0393.wav|そう、一部を除いてほとんどが事実 wav/SUZ_0394.wav|ホントは、正体明かさないままでいようと思ったんだけどさ……。よりによって、マシンが故障してるなんて…… wav/SUZ_0395.wav|完全にあたしの“しっさく”だ…… wav/SUZ_0396.wav|シボルエ? 車だっけ。それ、どこからの情報? wav/SUZ_0397.wav|2000年……? wav/SUZ_0398.wav|それ、もしかすると別の世界線のあたしかもね wav/SUZ_0399.wav|少なくともあたしは、2000年には行ってない。2036年から、まっすぐここに来た wav/SUZ_0400.wav|あたしの、せいかと思って wav/SUZ_0401.wav|あたしが、ここでのんびりしてたせいで、SERNの好きにさせちゃったんだ wav/SUZ_0402.wav|……ねえ、ホントなの!? wav/SUZ_0403.wav|椎名まゆりが、あと数時間後にSERNに殺されるって、ホント……!? wav/SUZ_0404.wav|タイムリープ…… wav/SUZ_0405.wav|君たちのタイムマシン、完成したんだ…… wav/SUZ_0406.wav|………… wav/SUZ_0407.wav|全部、話すよ……。あたしのこと wav/SUZ_0408.wav|話さなくちゃ、いけないと思う。君と、牧瀬紅莉栖には wav/SUZ_0409.wav|……サンキュ wav/SUZ_0410.wav|……ごめんね wav/SUZ_0411.wav|椎名まゆりと橋田至にも、聞いてもらいたい。2人にも関係ある話だと思うし wav/SUZ_0412.wav|2017年 wav/SUZ_0413.wav|っていっても、タイターとして書き込んだ内容がほとんどすべて wav/SUZ_0414.wav|あたしは2036年の未来から来た。その時代はSERNによって支配されたディストピアで、争いは完全に消えたけど人々は自由を奪われてる wav/SUZ_0415.wav|あたしはさ、SERNの支配からの解放のために戦う&cTIPSC;レジスタンス&cMESC;なの wav/SUZ_0416.wav|この時代にタイムトラベルしてきたのは……そんな“今”を── wav/SUZ_0417.wav|君たちからしたら未来になるのか──未来を変えるため wav/SUZ_0418.wav|………… wav/SUZ_0420.wav|SERNは2036年でも研究機関だよ wav/SUZ_0421.wav|世界を支配してるのは、SERNのバックにいる300人委員会ってヤツら wav/SUZ_0422.wav|SERNがタイムマシン開発に成功したことで、彼らは時間っていう4つ目の次元に干渉できる唯一の存在になった wav/SUZ_0423.wav|その結果、たった2年で、世界の秩序はすべて塗り替えられたってわけ wav/SUZ_0424.wav|そんでもって、牧瀬紅莉栖 wav/SUZ_0425.wav|2036年において君は、タイムマシンの母として“すうけい”されている wav/SUZ_0426.wav|崇敬。あがめ、敬われているってこと wav/SUZ_0427.wav|2010年にタイムリープの概念を史上初めて発見し、その後もSERNのタイムマシン開発に貢献した人物。それがあたしの聞かされた牧瀬紅莉栖っていう人間よ wav/SUZ_0428.wav|岡部倫太郎はテロリスト扱いされてる。けっこう有名 wav/SUZ_0429.wav|でも未来ではそうなってた wav/SUZ_0430.wav|会ったことは一度もないよ。それに、2036年にはもう死ん……亡くなってたし wav/SUZ_0431.wav|あたしの時代では、極端に長生きの人と、不審な亡くなり方をする若い人の2種類がいた wav/SUZ_0432.wav|SERNに逆らうような言動をする人はどんどん消されていった wav/SUZ_0433.wav|……もしかしたら、君もSERNに利用されたのかもしんないね。例えば両親を人質に取られて、無理矢理研究させられたとか wav/SUZ_0434.wav|名目上はSERNとは独立した、技術調査班って位置付けだけどさ。実態は汚れ役もこなす“なんでも屋” wav/SUZ_0435.wav|やっぱり、この時代にもすでに存在してるんだね。あたしはずっと、ラウンダーの連中と戦ってたんだ wav/SUZ_0436.wav|………… wav/SUZ_0437.wav|あたしの時代では、そういうこともしてた。今はまだ、そこまでしてないんじゃないかな wav/SUZ_0438.wav|そうだよ wav/SUZ_0439.wav|あれはフェイク情報。SERNに目を付けられないためのカムフラージュ wav/SUZ_0440.wav|本当の中にウソを1つ混ぜると、途端に全体がウソくさく見えるんだ wav/SUZ_0441.wav|してるよ。2036年ではさ、世界の構造は解明されてるんだ。多世界解釈じゃなかった wav/SUZ_0442.wav|そう。岡部倫太郎には、メールで直接教えたよね wav/SUZ_0443.wav|世界は、世界線と、&rs世界線収束範囲&rtアトラクタフィールド&reでできてる wav/SUZ_0444.wav|世界の構造は“より糸”みたいなものなの wav/SUZ_0445.wav|いくつもの可能性世界線が重ね合わせの状態になってて、常に無限個に枝分かれしてってるわけ wav/SUZ_0446.wav|全体を見ると1本に見えるけど、ミクロなレベルだとより細い糸が絡み合うように世界を構成してる wav/SUZ_0447.wav|そして、最終的にはそれらの細い糸は1つに収束する。経過は違うけど結果は同じになる wav/SUZ_0448.wav|近いかもね。でも、もうちょっとアバウト wav/SUZ_0449.wav|多世界解釈とコペンハーゲン解釈のいいとこ取り、って感じ wav/SUZ_0450.wav|そういうこと wav/SUZ_0451.wav|で、その収束範囲内にある世界線の束が、アトラクタフィールド wav/SUZ_0452.wav|アトラクタフィールドもたくさんある wav/SUZ_0453.wav|この“より糸”は、アトラクタフィールドα。範囲内にあるのはα世界線 wav/SUZ_0454.wav|青がアトラクタフィールドβで、黄色がγで、白がδとして wav/SUZ_0455.wav|それぞれβ世界線やγ世界線やδ世界線を、範囲内にたくさん内包してる。それこそ何億っていう数をね wav/SUZ_0456.wav|アトラクタフィールドも、こんな風にいくつも重ね合わせ状態になってる wav/SUZ_0457.wav|それぞれのアトラクタフィールドごとでは、起きる事象も収束する結果も違う wav/SUZ_0458.wav|干渉性は喪失してるわけ。それぞれが独立を保ってる wav/SUZ_0459.wav|元を辿れば1つだし、アトラクタフィールドもさらにマクロな視点で見れば収束するけど、そのスパンは何百年っていうレベルなんだ。より大きな分岐、と見ればいいかな wav/SUZ_0460.wav|えーと、あたしにはそのエロゲってのがよく分かんないんだけど…… wav/SUZ_0461.wav|……今あたしたちがいるアトラクタフィールドαの、範囲外に出るの wav/SUZ_0462.wav|つまり、アトラクタフィールドβにあるβ世界線に跳び移るってこと wav/SUZ_0463.wav|アトラクタフィールド同士が完全に分岐しちゃったらね。でも、まさに分岐しようとしている瞬間なら wav/SUZ_0464.wav|&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reが大きく変わる分岐点は、2010年にあるってあたしは教わった wav/SUZ_0465.wav|2000年や1991年並みの、ものすごい大分岐が起きて、アトラクタフィールドレベルで枝分かれするって wav/SUZ_0466.wav|どっちも世界規模の大きな事件があったじゃん wav/SUZ_0467.wav|2000年は、2000年問題の年だよ wav/SUZ_0468.wav|それは今あたしたちがいるこのα世界線が“2000年問題が起きなかった可能性世界”だから wav/SUZ_0469.wav|そして2010年 wav/SUZ_0470.wav|今年最大の事件は── wav/SUZ_0471.wav|人類史上初のタイムマシン開発成功以外になにがあるっての? wav/SUZ_0472.wav|違うよ。あくまで“可能性世界線が同時に存在している”だけ wav/SUZ_0473.wav|普通ならね。でも── wav/SUZ_0474.wav|そういうネーミングなの? 岡部倫太郎には、世界線を越えて観測ができるっていう特殊な力がある。そうよね? wav/SUZ_0475.wav|それが鍵になる wav/SUZ_0476.wav|君の特殊な力が、世界をSERNの支配っていう呪縛から解き放つ鍵 wav/SUZ_0477.wav|今の君は、神に匹敵する存在なんだよ wav/SUZ_0478.wav|アトラクタフィールドαの範囲外──β世界線へ到達すれば……収束する“結果”も変わる wav/SUZ_0479.wav|な、なに〜っ! 妄想なんか混じってないよ! wav/SUZ_0480.wav|……父さんの遺書に、そうあった wav/SUZ_0481.wav|あたしがタイムトラベルを決意したのは、父さんの遺書を読んだから wav/SUZ_0482.wav|父さんはあたしが所属してるレジスタンスの設立メンバーの1人で、SERNとは別にタイムマシンの研究をしてたの wav/SUZ_0483.wav|未来を変えるための研究をね wav/SUZ_0484.wav|でも……父さんも、SERNに殺されて…… wav/SUZ_0485.wav|だから、あたしは父さんの遺志を継いで、ここにいる wav/SUZ_0486.wav|………… wav/SUZ_0487.wav|2010年の秋葉原。ここでタイムマシンが作られたことで、SERNのタイムマシン開発が加速した wav/SUZ_0488.wav|それを阻止する方向に歴史を導くことが必要なんだよ wav/SUZ_0489.wav|原因は、君たちが一番最初にタイムマシンを使ったときの、メールデータだと思う。父さんはそう予測してた wav/SUZ_0490.wav|その時空を超えたメールも、きっと捉えられてる wav/SUZ_0491.wav|SERNは&cTIPSC;エシュロン&cMESC;のネットワークを利用して、世界規模でタイムマシンについての情報を収集してるの wav/SUZ_0492.wav|SERNはさ、自分たち以外のタイムトラベル研究について、エシュロンで常にアンテナを張って監視してるんだよ wav/SUZ_0493.wav|だから、捉えられた“最初のメールデータ”を、SERNのコンピュータから消去しなきゃ wav/SUZ_0494.wav|そうすれば、SERNは君たちには気付かない。タイムマシンが2034年に完成することもなくなる。それどころか、タイムマシンの研究そのものが&rs頓挫&rtとんざ&reするかも wav/SUZ_0495.wav|IBN5100 wav/SUZ_0496.wav|あの中に、きっとエシュロンから集めたデータが蓄積されてる wav/SUZ_0497.wav|あたしの役割はさ、君たちにIBN5100を託すことなんだよ wav/SUZ_0498.wav|1975年に行って、手に入れる wav/SUZ_0499.wav|……そうしたいのは山々なんだけど wav/SUZ_0500.wav|……無理。あたしは、父さんが作ったものに乗ってきただけだから wav/SUZ_0501.wav|仕組みそのものは、マニュアルを完璧に暗記してるけど…… wav/SUZ_0502.wav|……ううん。きっと、この前の深夜に降った雨だよ。マシンの中、水浸しになってたから。密閉されてるはずなのに…… wav/SUZ_0503.wav|あれは激突したんじゃないよ。座標計算にわずかな誤差があったせいで、あそこに“出現”しちゃっただけ wav/SUZ_0504.wav|あのマシンって、けっこう不安定なんだよね wav/SUZ_0505.wav|………… wav/SUZ_0506.wav|タイターってあたしのこと……? wav/SUZ_0507.wav|なんでいきなり呼び方変わんの? wav/SUZ_0508.wav|そうだけどさ…… wav/SUZ_0509.wav|そう言えばあたしも“バイト戦士”とかって妙な呼ばれ方しかされてなかった wav/SUZ_0510.wav|……ゴメン wav/SUZ_0511.wav|なんで北欧神話? wav/SUZ_0512.wav|そう言えば、あたしがいたレジスタンスでも、作戦名はほとんどゲルマン系のネーミングだったなあ。なんでって聞いたら“これは伝統だ”とかなんとか言われた wav/SUZ_0513.wav|……父さんのことは、どうでもいいでしょ wav/SUZ_0514.wav|椎名まゆり、君って、いい子だね…… wav/SUZ_0515.wav|……その通りだよ wav/SUZ_0516.wav|この街に来れば、会えると思ったの…… wav/SUZ_0517.wav|父さんはさ、2010年に秋葉原にいたことは分かってるんだ wav/SUZ_0518.wav|いるよ。しっつれいだなぁ。この時代なら、きっとまだ若くてカッコイイね wav/SUZ_0519.wav|うん、そう wav/SUZ_0520.wav|ううん。たぶん日本人。バレル・タイターは、レジスタンス時代のコードネーム。だから今の2010年の時点だと、まだそう名乗ってないと思う wav/SUZ_0521.wav|父さんの本名はさ、あたし……知らないんだ wav/SUZ_0522.wav|実の娘なのにね wav/SUZ_0523.wav|教えてくれなかったし、聞かせてもらう前に、死んじゃったから wav/SUZ_0524.wav|母さんの姓だよ wav/SUZ_0525.wav|手がかり……あ、そういえば wav/SUZ_0526.wav|これ、父さんの形見なんだよね wav/SUZ_0527.wav|父さんは秋葉原周辺にいたらしいからさ、海外のサイトは抜きにして考えていいと思う wav/SUZ_0528.wav|みんな……サンキュ wav/SUZ_0529.wav|でも、あたしはあくまで1975年へ行くことを優先したい。それが父さんの遺志だったからさ wav/SUZ_0530.wav|ってなわけで、タイムマシン修理のめどが立ったら、父さんを捜すのは諦めるってことで、どうかな? wav/SUZ_0531.wav|そんだけ捜して見つかんないならさ、つまり会える運命になかったってことだと思うし wav/SUZ_0532.wav|マニアなショップって? wav/SUZ_0533.wav|直りそう? wav/SUZ_0534.wav|2日後がさ、リング特異点を作るのに一番いい気象条件なんだよっ wav/SUZ_0535.wav|それを逃すと、あと1年は次のチャンスがないわけ wav/SUZ_0536.wav|なんか、悪いね。こんなことしてる場合じゃないのにさ…… wav/SUZ_0537.wav|……うん wav/SUZ_0538.wav|岡部倫太郎に、見てほしいものがあってさ。起こしてもらったの wav/SUZ_0539.wav|&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reメーター。今、あたしたちがいるこの世界線がどこなのかを、数値で表すことができるんだよ wav/SUZ_0540.wav|あたしが元々いた2036年の世界線を0%とした数値だから、あくまで相対的なものなんだけどさ wav/SUZ_0541.wav|ううん。2036年から持ってきた wav/SUZ_0542.wav|あたしも分かんない wav/SUZ_0543.wav|これ作ったの、誰か知ってる? wav/SUZ_0544.wav|君だよ、岡部倫太郎 wav/SUZ_0545.wav|君が作った。ええと、確か……今から11年後ぐらいに。君の持ってる特殊な力を応用させたらしいよ wav/SUZ_0546.wav|違う違う wav/SUZ_0547.wav|たぶん、ここに表示されてる数値が変化しても、それに気付けるのは岡部倫太郎だけ wav/SUZ_0548.wav|これの仕組みは、作った本人しか知らない。だから知りたかったら、11年待つしかないかな。そうすれば自分で答えを見つけられるはずだから wav/SUZ_0549.wav|……一度もないよ wav/SUZ_0550.wav|メーターの数値が1%を超えたとき、君はβ世界線にたどり着いたことになる wav/SUZ_0551.wav|そう。1%を突破さえできたら……椎名まゆりは、助けられるっていうこと wav/SUZ_0552.wav|これは君にあげる。どうせあたしが持ってても意味ないしね。有意義に使ってよ wav/SUZ_0553.wav|岡部倫太郎 wav/SUZ_0554.wav|うぃーっす。飲む? wav/SUZ_0555.wav|なし wav/SUZ_0556.wav|それよりさ、さっきの英語、なに? wav/SUZ_0557.wav|なんか、バカっぽかった。そぉくぅぅる、って wav/SUZ_0558.wav|この時代だと、ああいう英語が標準なの? wav/SUZ_0559.wav|そうなんだ。じゃあ岡部倫太郎オリジナルか。あたしの生まれた時代にはさ、海外旅行なんてなかったから、よく分かんないんだよね wav/SUZ_0560.wav|そう。旅行なんて娯楽はなかったなぁ。渡航許可は滅多に降りなかったし。だから外国人を見たのは、この時代に来てから wav/SUZ_0561.wav|……やっぱさ、父さんとは会えない運命なんだって。こんだけ捜してもないんだから、もうムリムリ。ぜんっぜん、ムリだね〜 wav/SUZ_0562.wav|な、なに怒ってんの? wav/SUZ_0563.wav|ど、怒鳴んないでよ! wav/SUZ_0564.wav|悪かったよ。でも君さ、言い方が上から目線すぎると思うよ!? wav/SUZ_0565.wav|………… wav/SUZ_0566.wav|そう。コードネーム wav/SUZ_0567.wav|ジョンは一番ありがちだからだよ wav/SUZ_0568.wav|そう言えばそうだね wav/SUZ_0569.wav|でもさ、誘拐事件ってのはさすがに言いすぎじゃ……? wav/SUZ_0570.wav|そっか。牧瀬紅莉栖が『栗悟飯とカメハメ波』だったんだね。ジョン・タイターであるあたしにいつもつっかかってきてたよね wav/SUZ_0571.wav|まあね。ちょっと鬱陶しかったけど wav/SUZ_0572.wav|あはは wav/SUZ_0574.wav|……ごめん wav/SUZ_0575.wav|テロリストとしてね wav/SUZ_0576.wav|SERNに反逆したの。君はさ、あたしが所属してたレジスタンスの設立メンバーの1人だったんだよ。あたしの父さんと同じくね wav/SUZ_0577.wav|下らない? wav/SUZ_0578.wav|世界に自由を取り戻そうとする、勇敢で立派な志だと思うけど wav/SUZ_0579.wav|……だから、あたしは会ったことないって言ったでしょ wav/SUZ_0580.wav|うん……。君はさ、SERNに、殺されたの。2025年に wav/SUZ_0581.wav|もっと早く、教えとくべきだったかも wav/SUZ_0582.wav|分かるでしょ? 未来を変えないとさ、君はあと15年で死んじゃうんだ wav/SUZ_0583.wav|椎名まゆりも助からない。君も助からない。牧瀬紅莉栖は無理矢理、SERNに協力させられてる。ラボメンは、みんな不幸になってるんだ wav/SUZ_0584.wav|ええと、彼の名前は聞いたことないなぁ。ウィザード級ハッカーの伝説、っていうのはチラッと聞いたことがあるけどね wav/SUZ_0585.wav|そもそもウィザード級ってどういう意味なのかすら、知らないけど wav/SUZ_0586.wav|とにかくさ、君たちだけを見れば、こんな未来ってないよね…… wav/SUZ_0587.wav|だからなおさら、あたしがIBN5100を手に入れてきて、未来を変えなきゃって思ってる wav/SUZ_0588.wav|この時代に来るまでは、君たちは遠い存在だったけど。今では……仲間、だしさ wav/SUZ_0589.wav|なんとか、したいんだ wav/SUZ_0590.wav|あはは。サンキュ wav/SUZ_0591.wav|橋田至って、すごいね。タイムマシンさ、突貫工事とはいえ、うまくすると明日には直せるかもって wav/SUZ_0592.wav|見た目は、不摂生そうで冴えない感じなのにね wav/SUZ_0593.wav|うん。考えを改める wav/SUZ_0594.wav|あの……さ wav/SUZ_0595.wav|今言わないと、機会を永遠に逃しちゃいそうだから、言うけど wav/SUZ_0596.wav|あたしさ、君たちには、ホントに感謝してるんだ wav/SUZ_0597.wav|初めてこの時代に来たとき、あたしの知ってる人は誰もいなくて……。戦ってばっかりだったあたしの時代とは、全然違ってて wav/SUZ_0598.wav|この時代の方が、すごく平和なのにさ、なんだかあたしにとっては、すごく怖かった wav/SUZ_0599.wav|でもさ、今こうして自分のすべてを晒せる友達……ううん、仲間ができた wav/SUZ_0600.wav|あたしが生まれる前に生きていた人たちと出会えて、あたしのためなんかにみんな頑張ってくれてる wav/SUZ_0601.wav|それって、とっても奇妙で……だけど、とっても嬉しいんだよね wav/SUZ_0602.wav|その気持ちは、ホントだから wav/SUZ_0603.wav|この時代に来ることができて、君たちと同じ時間を過ごせて、あたし、ホントに楽しかった wav/SUZ_0604.wav|っていうか、君たち、みんな揃いも揃って我が強くて、クセがあって、色々と濃すぎて……最初は“なんだこいつら”なんて思ってたけどさ wav/SUZ_0605.wav|いつの間にか、君たちといる時間が楽しくなってたよ wav/SUZ_0606.wav|2036年はさ、とっても平和で、ケンカすら起きないんだ。知ってた? wav/SUZ_0607.wav|ああ、そっか……。ごめん wav/SUZ_0608.wav|とにかくさ、ケンカすら起きない。およそ争いって名のつくものは、ミクロなものからマクロなものまで、ぜーんぶ消えちゃった wav/SUZ_0609.wav|その代わり、みんな死んだ魚みたいな目をしてた wav/SUZ_0610.wav|誰も、覇気がなくて、歩く足はずりずりって摺り足で wav/SUZ_0611.wav|笑いはするけど、怒ったり悲しんだりはしなくて wav/SUZ_0612.wav|個性なんて、誰も持ってなかった。みんな、ロボットみたいだった wav/SUZ_0613.wav|この前、君があたしにすごく怒ったでしょ? wav/SUZ_0614.wav|あのときさ、すごくビックリして、すごくショックだったんだけど、同時に、すごく……嬉しくなったんだよ wav/SUZ_0615.wav|あはは。確かに wav/SUZ_0616.wav|君のラボに出入りしてるみんなは、生き生きしてて……すごく眩しい wav/SUZ_0617.wav|椎名まゆりも橋田至も……牧瀬紅莉栖も。それに君も wav/SUZ_0618.wav|あたしも、みんなみたいになりたいって思ったよ wav/SUZ_0619.wav|そう言ってもらえると、嬉しいかも wav/SUZ_0620.wav|こうして頑張れてるのも、君たちと会えたおかげ wav/SUZ_0621.wav|ほんのちょっとでもラボメンの一員になれて……よかった wav/SUZ_0622.wav|ほんのちょっとの間でも、君たちと一緒にいられて……よかった wav/SUZ_0623.wav|岡部倫太郎。きっと、未来を変えてね。今みたいな、自由な世界に変えて wav/SUZ_0624.wav|……うん、サンキュ wav/SUZ_0626.wav|タイムリープマシン、かぁ wav/SUZ_0627.wav|未来の記憶を思い出させるっていうのは、面白いよね wav/SUZ_0628.wav|空想とか、“もしかして”っていう推測とか……あと、直感、デジャヴ wav/SUZ_0629.wav|そういうのってさ、実際には未来の記憶を思い出してるのかもしれないかもって、ちょっと思っちゃった wav/SUZ_0630.wav|2036年時点だと、記憶は世界線間の自分との“情報伝達手段”かもしれないって説も、SERNの研究者から出てるんだ wav/SUZ_0631.wav|それと似たようなものなのかも wav/SUZ_0632.wav|意識って、形として存在してるわけじゃないのが厄介だよね wav/SUZ_0633.wav|魂も同じ。結局は宗教観に行き着く wav/SUZ_0634.wav|2036年でもさ、魂の存在は証明されてないし、意識を形として証明した人はいないんだ wav/SUZ_0635.wav|違うよ wav/SUZ_0636.wav|未来は確定してる wav/SUZ_0637.wav|世界線が変動してたから wav/SUZ_0638.wav|岡部倫太郎が過去へ跳んで、本来とは別の行動を取ったことで、&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reがわずかだけど上下したはずだよ wav/SUZ_0639.wav|でもその変動は、&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reメーターで言うと0.000001%程度の誤差でしかないわけ wav/SUZ_0640.wav|ちょっとしたことの場合、まったく誤差が発生しない場合だってある wav/SUZ_0641.wav|原因が変化することでさ、結果が“すでに同時に存在している別の世界線”へと変わっただけなの wav/SUZ_0642.wav|しかもその2つの世界線は近似値だから、変化なんてほとんど感じられないはず wav/SUZ_0643.wav|変わる前の世界線は消滅したわけじゃなくてさ、可能性世界線として同時に存在し続けるんだよ wav/SUZ_0644.wav|いずれにしても、パラレルワールドじゃない wav/SUZ_0645.wav|そういうことになるのかな wav/SUZ_0646.wav|橋田至って、すごいね。タイムマシンさ、突貫工事とはいえ、うまくすると明日には直せるかもって wav/SUZ_0647.wav|見た目は、不摂生そうで冴えない感じなのにね wav/SUZ_0648.wav|あの……さ wav/SUZ_0649.wav|今言わないと、機会を永遠に逃しちゃいそうだから、言うけど wav/SUZ_0650.wav|聞いてる? wav/SUZ_0651.wav|あたしさ、君たちには、ホントに感謝してるんだ wav/SUZ_0652.wav|初めてこの時代に来たとき、あたしの知ってる人は誰もいなくて……。戦ってばっかりだったあたしの時代とは、全然違ってて wav/SUZ_0653.wav|この時代の方が、すごく平和なのにさ、なんだかあたしにとっては、すごく怖かった wav/SUZ_0654.wav|でもさ、今こうして自分のすべてを晒せる友達……ううん、仲間ができた wav/SUZ_0655.wav|あたしが生まれる前に生きていた人たちと出会えて、あたしのためなんかにみんな頑張ってくれてる wav/SUZ_0656.wav|それって、とっても奇妙で……だけど、とっても嬉しいんだよね wav/SUZ_0657.wav|その気持ちは、ホントだから wav/SUZ_0658.wav|この時代に来ることができて、君たちと同じ時間を過ごせて、あたし、ホントに楽しかった wav/SUZ_0659.wav|っていうか、君たち、みんな揃いも揃って我が強くて、クセがあって、色々と濃すぎて……最初は“なんだこいつら”なんて思ってたけどさ wav/SUZ_0660.wav|いつの間にか、君たちといる時間が楽しくなってたよ wav/SUZ_0661.wav|2036年はさ、とっても平和で、ケンカすら起きないんだ。知ってた? wav/SUZ_0662.wav|とにかくさ、ケンカすら起きない。およそ争いって名のつくものは、ミクロなものからマクロなものまで、ぜーんぶ消えちゃった wav/SUZ_0663.wav|その代わり、みんな死んだ魚みたいな目をしてた wav/SUZ_0664.wav|誰も、覇気がなくて、歩く足はずりずりって摺り足で wav/SUZ_0665.wav|笑いはするけど、怒ったり悲しんだりはしなくて wav/SUZ_0666.wav|個性なんて、誰も持ってなかった。みんな、ロボットみたいだった wav/SUZ_0667.wav|この前、君があたしにすごく怒ったでしょ? wav/SUZ_0668.wav|あのときさ、すごくビックリして、すごくショックだったんだけど、同時に、すごく……嬉しくなったんだよ wav/SUZ_0669.wav|君のラボに出入りしてるみんなは、生き生きしてて……すごく眩しい wav/SUZ_0670.wav|椎名まゆりも橋田至も……牧瀬紅莉栖も。それに君も wav/SUZ_0671.wav|あたしも、みんなみたいになりたいって思ったよ wav/SUZ_0672.wav|こうして頑張れてるのも、君たちと会えたおかげ wav/SUZ_0673.wav|ほんのちょっとでもラボメンの一員になれて……よかった wav/SUZ_0674.wav|ほんのちょっとの間でも、君たちと一緒にいられて……よかった wav/SUZ_0675.wav|岡部倫太郎。きっと、未来を変えてね。今みたいな、自由な世界に変えて wav/SUZ_0676.wav|ん? wav/SUZ_0677.wav|……どういうこと? wav/SUZ_0678.wav|……もしかして、橋田至から聞いた? wav/SUZ_0679.wav|ったく。誰にも言うなって念を押しといたのに wav/SUZ_0680.wav|……どうもこうもないよ wav/SUZ_0681.wav|あたしは、行かなきゃいけないんだ。それがあたしが選んだ道だし、父さんの遺志でもある wav/SUZ_0682.wav|無視する wav/SUZ_0683.wav|@ちゃんねるでも言われた。あたしだけの考えで、何億人にも影響を与えるような過去改変を行うとは何様だ、ってね wav/SUZ_0684.wav|でもさ……あんな未来には、なってほしくないから wav/SUZ_0685.wav|あたしは、君たちみたいに、自由で、笑いあって、ときにはケンカもして、争いがあって悲しいときもある、そんな人生を、あたしが生まれた時代の人たちに送ってもらいたいし wav/SUZ_0686.wav|未来を変えればきっと、父さんも、椎名まゆりも、君も、SERNに殺されること、なくなるだろうから wav/SUZ_0687.wav|エゴかもしれないけど、あたしは行く wav/SUZ_0688.wav|なに言ってんの〜? 70年代だって悪くないよ? そこでまた、君たちみたいな愉快な友達を作って、自由に生きていくよ。あはは wav/SUZ_0689.wav|みんな、ホントにサンキュね。なんてお礼を言っていいやら…… wav/SUZ_0690.wav|そうだ。これ wav/SUZ_0691.wav|岡部倫太郎。これあげるよ。あのラボの片隅にでもいいからさ、置いといて wav/SUZ_0692.wav|あはは、なんか、そういう使い方してもらえると、あたしとしては照れちゃうな wav/SUZ_0693.wav|うん……そうする wav/SUZ_0694.wav|え!? wav/SUZ_0695.wav|ど、どこ? wav/SUZ_0696.wav|んー、そもそもあたしの父さん、こんなに太ってなかったよ? wav/SUZ_0697.wav|え、ホントに? wav/SUZ_0698.wav|小さすぎて、よく分かんないけど…… wav/SUZ_0699.wav|そういうことかぁ…… wav/SUZ_0700.wav|父さんから、そのオフ会の話を聞いたことがあって。子供の頃のことだからうろ覚えだったけど、とにかく行けば会えるかなって思ったんだ wav/SUZ_0701.wav|うーん、どうかな。その時点では、橋田至を父さんだとは認識できなかったかも wav/SUZ_0702.wav|FG204 2nd EDITION ver.2.31 wav/SUZ_0703.wav|ダ、ダジャレ!? wav/SUZ_0704.wav|な、なんで? wav/SUZ_0705.wav|橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至 wav/SUZ_0706.wav|……父さん wav/SUZ_0707.wav|父さん…… wav/SUZ_0708.wav|あたし、来たよ……。父さんに会うために……父さんが作った、タイムマシンに乗って…… wav/SUZ_0709.wav|父さんのやろうとしていたこと、あたしが、絶対やり遂げるから…… wav/SUZ_0710.wav|だから、見ててほしい wav/SUZ_0711.wav|あはは。それはナイショにしとく wav/SUZ_0712.wav|さあてと。これでこの世界線への未練はきれいさっぱり断ち切れたから wav/SUZ_0713.wav|……そろそろ、行くよ wav/SUZ_0714.wav|あたしは大丈夫。きっとIBN5100を手に入れてみせるから wav/SUZ_0715.wav|未来を変えるのは、君たちにかかってる。あたしは、荷物をこの秋葉原に絶対持ってくるから。そして、君たちに責任を持って託すから wav/SUZ_0716.wav|……お願い。未来を、変えてほしい wav/SUZ_0717.wav|それじゃ、35年後に会おうね。あ、君たちにとっては数時間後か。あはは wav/SUZ_0718.wav|あ、そうそう。タイムマシンが時間跳躍するとき、紫外線光がすごいから、直視しない方がいいよ wav/SUZ_0719.wav|岡部りん太郎さま wav/SUZ_0720.wav|おひさしぶりです。あまねすずはです。はしだタイターの娘です wav/SUZ_0721.wav|あなたにとっては、つい数時間前以来のことかもしれない wav/SUZ_0722.wav|今は、西暦2000年の、6月13日です wav/SUZ_0723.wav|これをあなたが読んでいる、だいたい10年前ということになります wav/SUZ_0724.wav|結論だけ、書く wav/SUZ_0725.wav|失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した wav/SUZ_0726.wav|あたしは失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗したあたしは失敗した失敗 wav/SUZ_0727.wav|今は、西暦2000年の、6月14日です wav/SUZ_0728.wav|これをあなたが読んでいる、だいたい9年前、10年前になります wav/SUZ_0729.wav|失敗した wav/SUZ_0730.wav|あたしがあたしだということを思い出したのはほんの1年前だった wav/SUZ_0731.wav|恐怖の大王が落ちるとか言われてた日 wav/SUZ_0732.wav|バカだバカだなにが恐怖の大王だどうせなら落ちてくれればよかった wav/SUZ_0733.wav|あたしはこの24年間、記憶を失っていた wav/SUZ_0734.wav|覚えていたのは名前ぐらいだった wav/SUZ_0735.wav|思い出したのはほんの1年前だった wav/SUZ_0736.wav|恐怖の大王が落ちると言われて落ちなかった日 wav/SUZ_0737.wav|恐怖の大王なんてどこにもいないけどあたしは死にたい wav/SUZ_0738.wav|修理が完全じゃなかったタイムマシンは不具合があったあたしは1975年に跳んだときなにも覚えていなかった wav/SUZ_0739.wav|今は独り暮らしをしているけどそれは橋田鈴というまっさらな人間として普通に生活してきただけで阿万音鈴羽としての使命は完全に忘れていて去年思い出した wav/SUZ_0740.wav|失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗したあたしは失敗 wav/SUZ_0741.wav|まっすぐ1975年へ跳んでいればよかった2010年に寄り道するべきじゃなかったワガママを言ってる場合じゃなかったこれじゃ未来は変わらない wav/SUZ_0742.wav|IBN5100は手には入れられなかった wav/SUZ_0743.wav|ゴメン wav/SUZ_0744.wav|ゴメンね wav/SUZ_0745.wav|あたしは、なんのためにこの歳まで生きてきたんだろう wav/SUZ_0746.wav|使命を忘れて、ただのうのうと生きてきた wav/SUZ_0747.wav|こんな人生、なんの意味もない wav/SUZ_0748.wav|意味がない。意味がない。意味がない wav/SUZ_0749.wav|思い出さなければよかった wav/SUZ_0750.wav|思い出せてよかった wav/SUZ_0751.wav|君に謝ることができてよかった wav/SUZ_0752.wav|許して許して許して許して許して許して wav/SUZ_0753.wav|あたしの計画は狂ってしまった wav/SUZ_0754.wav|その原因を、この1年考え続けていた wav/SUZ_0755.wav|そして、分かった wav/SUZ_0756.wav|あたしが、1975年へ跳ぶのを1日でもためらわなければ、こんなことにはならなかった wav/SUZ_0757.wav|岡部りん太郎 wav/SUZ_0758.wav|君はあのタイムマシンオフ会の後、1975年へ跳ぼうとしたあたしを引き留めた wav/SUZ_0759.wav|それはとてもうれしかったけど、でもそこで引き留めたのは失敗だったんだ wav/SUZ_0760.wav|あたしはあの日、跳ばなければならなかったんだ。あの日を逃したらダメだったんだ wav/SUZ_0761.wav|引き留められたから、その夜に雷雨があってタイムマシンが壊れてしまったんだ wav/SUZ_0762.wav|もしも、時間を戻せるなら、あの日のあたしを、引き留めないようにしてほしい wav/SUZ_0763.wav|そうすればあたしは、君たちにIBN5100を届けられる wav/SUZ_0764.wav|使命を、果たせる wav/SUZ_0765.wav|あたしは、使命を果たしたい wav/SUZ_0766.wav|父さんと、約束したから wav/SUZ_0767.wav|父さんの、遺志だから wav/SUZ_0768.wav|あたしの未来を、変えたいから wav/SUZ_0769.wav|ゴメン wav/SUZ_0770.wav|ゴメン wav/SUZ_0771.wav|ゴメン wav/SUZ_0772.wav|こんな人生は、無意味だった wav/SUZ_0773.wav|ほんのちょっとの間でも、君たちと一緒にいられて……よかった wav/SUZ_0774.wav|父さんのやろうとしていたこと、あたしが、絶対やり遂げるから…… wav/SUZ_0775.wav|それじゃ、35年後に会いましょ。あ、君たちにとっては数時間後か。あはは wav/SUZ_0776.wav|……お願い。未来を、変えてほしい wav/SUZ_0777.wav|いい景色だなぁ wav/SUZ_0778.wav|出発するまではさ、ただの時間の無駄遣いと思ってたけど。たまにはこういう時間も必要な生き物なんだねぇ、人間って wav/SUZ_0779.wav|だらしないなー。そんなんじゃ生き残れないよ? wav/SUZ_0780.wav|………… wav/SUZ_0781.wav|ビッグサイト、生で見られて感動 wav/SUZ_0782.wav|2036年にはさ、ビッグサイトってなくなっちゃってるんだよね wav/SUZ_0783.wav|より大規模な埋め立て計画の一環で、もっと大きなイベント会場がゴロゴロしてる。ドームだってあの辺に移転してきてるし wav/SUZ_0784.wav|でもさ、さっき橋田至が言ってたけど、ここって聖地扱いされてるんだよね wav/SUZ_0785.wav|コミマっていうすごいイベントがあるんでしょ? あたしの母さんも、そのイベントに参加してて、そこで父さんと会ったんだって話してくれたよ wav/SUZ_0786.wav|だからさ、ずっと見たかったんだよね。ありがと、岡部倫太郎 wav/SUZ_0787.wav|ちょっとだけ、父さんに近づけた気がする wav/SUZ_0788.wav|ほら、呼んでる。行こうよ、あたしもお腹空いちゃった wav/SUZ_0789.wav|いい景色だなぁ wav/SUZ_0790.wav|出発するまではさ、ただの時間の無駄遣いと思ってたけど。たまにはこういう時間も必要な生き物なんだねぇ、人間って wav/SUZ_0791.wav|だらしないなー。そんなんじゃ生き残れないよ? wav/SUZ_0792.wav|ケガはない? wav/SUZ_0793.wav|……岡部倫太郎? wav/SUZ_0794.wav|……顔色、悪いよ? wav/SUZ_0795.wav|……岡部倫太郎? wav/SUZ_0796.wav|やっぱ具合悪いんじゃない? 休む? wav/SUZ_0797.wav|岡部倫太郎! どこ行くの!? wav/SUZ_0798.wav|いい景色だなぁ wav/SUZ_0799.wav|出発するまではさ、ただの時間の無駄遣いと思ってたけど。たまにはこういう時間も必要な生き物なんだねぇ、人間って wav/SUZ_0800.wav|だらしないなー。そんなんじゃ生き残れないよ? wav/SUZ_0801.wav|………… wav/SUZ_0802.wav|………… wav/SUZ_0803.wav|ケガはない? wav/SUZ_0804.wav|………… wav/SUZ_0805.wav|………… wav/SUZ_0806.wav|あのさ、あるテレビ記者が雪の街に取材に来て、そこで時間の連鎖に絡め取られちゃう、って映画、なかったっけ? wav/SUZ_0807.wav|『恋はデジャビュー』だったかな。あたしにとってはすごく古い映画なんだけど wav/SUZ_0808.wav|あたしがいた2036年ではさ、SERNの検閲があって、新しい映画はどれもこれもつまんないんだよね。だから古い映画ばっか見てた wav/SUZ_0809.wav|『恋はデジャビュー』もそのうちの1本 wav/SUZ_0810.wav|あの映画、あたしは納得いってないんだよね wav/SUZ_0811.wav|だって主人公が特になにかしたわけでもないのにさ、時間の無限ループはきれいさっぱりなくなっちゃうじゃん。で、主人公は善人になってハッピーエンド wav/SUZ_0812.wav|なんかいまいちな脚本だった wav/SUZ_0813.wav|今の君。ううん、今のあたしたち、映画と同じ状況に置かれてるんじゃない? wav/SUZ_0814.wav|なんとか言いなよ岡部倫太郎 wav/SUZ_0815.wav|君はこの世界を“&rs識&rtし&reってる”。そうでしょ? wav/SUZ_0816.wav|あたしはこのビッグサイトを今初めて見た。でも、あたしがビッグサイトを見たのはこれが初めてじゃない wav/SUZ_0817.wav|あたしたちは前にもここに来たんでしょ? wav/SUZ_0818.wav|君は、何度も今日という日を経験してるんでしょ? wav/SUZ_0819.wav|いったい、何度目なの? wav/SUZ_0820.wav|答えて! wav/SUZ_0821.wav|今の君さ、死んだような目をしてる wav/SUZ_0822.wav|分かるんだ。その目。あたしがいた2036年の人たちと、同じだから……! wav/SUZ_0823.wav|岡部倫太郎! あたしを見て! 心を殺さないで! wav/SUZ_0824.wav|牧瀬紅莉栖が完成させた……完成させる予定の、タイムリープマシン。それを使って君は、何度もこの時間をループしている。そうだよね!? wav/SUZ_0825.wav|なんでこんなこと……!? wav/SUZ_0826.wav|君はなにから逃げてるの? wav/SUZ_0827.wav|それはあたしが1975年へ跳べば、解決されることで── wav/SUZ_0828.wav|な……っ!? wav/SUZ_0829.wav|え? なにを…… wav/SUZ_0830.wav|それは君の主観だよっ! wav/SUZ_0831.wav|世界は君に関係なく、未来へと続いてくの。君がこの2日間を何千回、何万回ループさせたって、椎名まゆりが死ぬことに変わりはない wav/SUZ_0832.wav|根本的解決にはならない! wav/SUZ_0833.wav|いつまでもこのループを続けるつもり? wav/SUZ_0834.wav|なにが“受け入れた”なの!? 自分がおかしくなり始めてることに気付いてないの!? wav/SUZ_0835.wav|時間の止まった世界で、このまま生きていくことに耐えられるの? wav/SUZ_0836.wav|君はこの環を、永遠に終わらせることはできないんだよ? wav/SUZ_0837.wav|肉体的には死ぬことはない。でも、岡部倫太郎。君の心は死に始めてる wav/SUZ_0838.wav|………… wav/SUZ_0839.wav|あたしは、首を吊って死ぬって……ホント? wav/SUZ_0840.wav|……IBN5100を手に入れるのを失敗するのも? wav/SUZ_0841.wav|…………っ wav/SUZ_0842.wav|ねえ、岡部倫太郎 wav/SUZ_0843.wav|……だったら、一緒に行く? wav/SUZ_0844.wav|一緒に行くかって聞いたの。1975年へ wav/SUZ_0845.wav|あたしが失敗しないように、助けてもらう wav/SUZ_0846.wav|あるいは……未来を変えるための“別の方法”を探す wav/SUZ_0847.wav|世界線は、もしかするととんでもない方向へ分岐するかもしれない wav/SUZ_0848.wav|あるいは、君の知ってる世界じゃなくなるかもしれないし wav/SUZ_0849.wav|みんながラボメンとして君の仲間になるかどうかも、分からなくなるし wav/SUZ_0850.wav|そもそも椎名まゆりも、橋田至も、牧瀬紅莉栖も、生まれないかもしれない wav/SUZ_0851.wav|生まれたとしても、違う名前を付けられるかもしれない wav/SUZ_0852.wav|でも、1975年なら、2010年のアトラクタフィールド大分岐に到達するまで、35年もある wav/SUZ_0853.wav|どうやればいいのかは分からないけど、世界線を変えるための準備期間はたっぷりできるよ wav/SUZ_0854.wav|それでもいいなら、一緒に行かない? wav/SUZ_0855.wav|ううん、本音は……誰かに、一緒に来てほしいんだ wav/SUZ_0856.wav|あたしは、失敗すると分かっているのに跳ぶのはヤダよ。それこそ犬死にだもん wav/SUZ_0857.wav|だから、一緒に来て……あたしを、助けて wav/SUZ_0858.wav|それに、今の君を見てられない。君をこのループから助け出したい wav/SUZ_0859.wav|このループを続けて、心が擦り切れるのを待つ? それは来るはずのない終わりで、その終わりが来ればさ、また時間は動き出すんだよ? wav/SUZ_0860.wav|君の心が完全に死んだとき、椎名まゆりは予定通りに死ぬ。あたしは予定通りに失敗し、首を吊る wav/SUZ_0861.wav|君は、緩慢に自殺をしようとしてるだけ wav/SUZ_0862.wav|そんなことするぐらいなら、一緒に来て wav/SUZ_0863.wav|あたしを、助けて wav/SUZ_0864.wav|サンキュ wav/SUZ_0865.wav|……ゴメン。ずっと、気付いてあげられなくて wav/SUZ_0866.wav|何度も言うようだけどさ、タイムマシンは一方通行なんだ。行ったら戻ってくることはできないよ wav/SUZ_0867.wav|それでも、一緒に行ってくれる? wav/SUZ_0868.wav|あたしが記憶を取り戻したのは24年後、だったよね wav/SUZ_0869.wav|でも今回は君がいる。なにかが変わるかもしれない wav/SUZ_0870.wav|じゃあ、降りる? あたしは、降りない wav/SUZ_0871.wav|みんなには、なんて説明したの? wav/SUZ_0872.wav|なんかさ── wav/SUZ_0873.wav|駆け落ちするみたいだね wav/SUZ_0874.wav|……うん wav/SUZ_0875.wav|………… wav/SUZ_0876.wav|……行こう wav/SUZ_0877.wav|メーターの数値が1%を超えたとき、君はβ世界線にたどり着いたことになる wav/SUZ_0878.wav|世界の構造は、“より糸”みたいなものなの wav/SUZ_0879.wav|いくつもの可能性世界線が重ね合わせの状態になってて、常に無限個に枝分かれしてってるわけ wav/SUZ_0880.wav|メーターの数値が1%を超えたとき、君はβ世界線にたどり着いたことになる wav/SUZ_0881.wav|アトラクタフィールドαの範囲外──β世界線へ到達すれば……収束する“結果”も変わる wav/SUZ_0882.wav|そう。1%を突破さえできたら……椎名まゆりは、助けられるっていうこと wav/SUZ_0883.wav|未来を変えるのは、君たちにかかってる。あたしは、荷物をこの秋葉原に絶対持ってくるから。そして、君たちに責任を持って託すから wav/SUZ_0884.wav|……お願い。未来を、変えてほしい wav/SUZ_0888.wav|………… wav/SUZ_0889.wav|……岡部倫太郎? wav/SUZ_0890.wav|質問に答えて。君が岡部倫太郎? wav/SUZ_0891.wav|あたしは2036年から来たタイムトラベラー。オカリンおじさんに頼みがあるの wav/SUZ_0892.wav|この世界線の未来では、第3次世界大戦が起きちゃうんだ! wav/SUZ_0893.wav|それを回避するために、あたしに協力して過去を変えて! お願い! wav/SUZ_0894.wav|父さんは黙ってて wav/SUZ_0895.wav|そうだよ wav/SUZ_0896.wav|2036年から wav/SUZ_0897.wav|1975年、2000年を経由して wav/SUZ_0898.wav|そうじゃなきゃ、タイムマシンとは呼べないじゃん wav/SUZ_0899.wav|違う未来……? wav/SUZ_0900.wav|SERNって、なに……? ディストピア? wav/SUZ_0901.wav|そう。その戦争で人類の総人口は、10億人まで減ったの wav/SUZ_0902.wav|核兵器が使われてね wav/SUZ_0903.wav|かつての冷戦構造にそっくりだった。きっかけはタイムマシン wav/SUZ_0904.wav|EUとロシアによる開発競争が火種になって、それにアメリカまでが横槍を入れたから収拾がつかなくなった wav/SUZ_0905.wav|世界を統べる可能性を持つ夢の装置──それを手に入れることは、過去から未来までをすべて手中におさめるっていうことになるわけだから wav/SUZ_0906.wav|2036年には戦争は終結してるけど、地球はボロボロ。もうさ、人がまともに住める世界じゃないんだ wav/SUZ_0907.wav|今が未来への大きな分岐点で── wav/SUZ_0908.wav|だったら分かるでしょ!? このままじゃ57億人が死ぬんだよ!? 戦争が終わったって、なにも残ってない世界にあたしたち放り出されるんだよ!? wav/SUZ_0909.wav|あんなひどい世界を変えるために、あたしはここに来たの。そして過去を変えるためにはオカリンおじさんの協力が── wav/SUZ_0910.wav|──っ wav/SUZ_0911.wav|つまり……おじさんは別のアトラクタフィールドにいたってこと? wav/SUZ_0912.wav|すごい、それが例の“リーディング・シュタイナー”なんだね…… wav/SUZ_0913.wav|父さんから聞いてる。それにあたしも、オカリンおじさんとは会ったことがあるんだ。未来でね wav/SUZ_0914.wav|そっか。そしてそっちのアトラクタフィールドでも、あたしは同じように2010年に来たんだね…… wav/SUZ_0915.wav|……オカリンおじさん。今、おじさんは断るって言ったけど wav/SUZ_0916.wav|……さっきから言ってるその紅莉栖って、牧瀬紅莉栖のことだよね? wav/SUZ_0917.wav|聞いて、おじさん wav/SUZ_0918.wav|もしも。もしもだよ? この世界線の未来を変えるために必要なのが、2010年7月28日に亡くなった牧瀬紅莉栖を── wav/SUZ_0919.wav|助けること……って言ったら? wav/SUZ_0920.wav|あたしが望む世界線は、オカリンおじさんが通ってきたっていう、ええと、α世界線だっけ? そこじゃない wav/SUZ_0921.wav|目指すべきは── wav/SUZ_0922.wav|アトラクタフィールドの狭間 wav/SUZ_0923.wav|どのアトラクタフィールドからも一切干渉を受けない、たった1つの世界線── wav/SUZ_0924.wav|通称『シュタインズゲート』 wav/SUZ_0925.wav|『シュタインズゲート』はさ、まだ誰も見たことのない未知の世界線らしいんだ wav/SUZ_0926.wav|観測はされてないんだよね。だから“未知”なわけで wav/SUZ_0927.wav|でも、シュタインズゲートの&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reは、お父さんとオカリンおじさんとですでに割り出されてるよ wav/SUZ_0928.wav|相対値で、ここから、−0.081609% wav/SUZ_0929.wav|そこがシュタインズゲート wav/SUZ_0930.wav|そういうこと wav/SUZ_0931.wav|第3次世界大戦を回避する鍵なんだよ。彼女が生きていればさ、戦争は起きない。少なくとも57億人も死なないんだ wav/SUZ_0932.wav|え? wav/SUZ_0933.wav|……よく分かんない wav/SUZ_0934.wav|あたしは、父さんの立てた計画通りに動いているだけ wav/SUZ_0935.wav|その計画、元はオカリンおじさんが立案したらしいんだけど wav/SUZ_0936.wav|だからおじさんの計画が間違ってたら、あたしのやってることも意味がない wav/SUZ_0937.wav|オカリンおじさんは10年ぐらい前……今からだと、およそ15年後。2025年に、亡くなった wav/SUZ_0938.wav|だから真相は分からない。父さんはオカリンおじさんの意志を継いで、この計画を実行するためにたった1人でタイムマシンを作り上げた wav/SUZ_0939.wav|オカリンおじさん wav/SUZ_0940.wav|その世界線──『シュタインズゲート』は、未知って言うぐらいだから、どんな未来が待っているのか誰も知らない wav/SUZ_0941.wav|もしかしたら第3次世界大戦が終結した後で、ディストピアが構築されるかもしれない wav/SUZ_0942.wav|もしかしたら牧瀬紅莉栖は、オカリンおじさんが助けた2日後とかに死んじゃうかもしれない wav/SUZ_0943.wav|もしかしたらオカリンおじさんは2025年じゃなくて1週間後に死んじゃうかもしれない wav/SUZ_0944.wav|でも同時に、もしかしたら2036年になるまで、第3次世界大戦も起きないしディストピアも構築されないかもしれない wav/SUZ_0945.wav|牧瀬紅莉栖も他の誰も死なないかもしれない wav/SUZ_0946.wav|素晴らしい未来が待っているかもしれない wav/SUZ_0947.wav|少なくとも、あたしがいた2036年でもなく。α世界線のあたしがいた2036年でもなくなるのは確か wav/SUZ_0948.wav|先は見えない、完全な未知── wav/SUZ_0949.wav|……それでも行ってくれるなら。それでもあたしと一緒に、7月28日へ跳んでくれるなら wav/SUZ_0950.wav|この手を握って wav/SUZ_0951.wav|ありがと、オカリンおじさん wav/SUZ_0952.wav|じゃあ乗って! wav/SUZ_0953.wav|もちろん。あたしの父さんが作った最高傑作なんだからさ、当然だって! wav/SUZ_0954.wav|ケータイ出して wav/SUZ_0955.wav|持って行かない方がいい。混線するから wav/SUZ_0956.wav|ハッチ閉めて wav/SUZ_0957.wav|時間はこれぐらいでいいかな wav/SUZ_0958.wav|このタイムマシンって、場所移動ができないの wav/SUZ_0959.wav|例えばここ、つまりラジ館の屋上からタイムトラベルを開始した場合、どの時間へ跳んでも、ラジ館屋上の座標にしか到着しないんだ wav/SUZ_0960.wav|ま、ホントはもっと色々複雑な計算してんだけど、今は説明しない wav/SUZ_0961.wav|とにかくそういうことなんで、発表会の前日に跳ぶこともできるけどさ、そのせいで騒ぎになって発表会中止とかになっちゃまずいでしょ? だからむしろ時間ギリギリの方がいい wav/SUZ_0962.wav|おじさんって、タイムトラベルは初体験だっけ? wav/SUZ_0963.wav|ああ、それ書いたの、あたし wav/SUZ_0964.wav|そう。2000年に跳んだときに wav/SUZ_0965.wav|あんまビックリしないんだね wav/SUZ_0966.wav|改めてこのミッションについて説明するね。向こうについたら、のんびり話してる時間はないはずだからさ wav/SUZ_0967.wav|目的は、牧瀬紅莉栖の死の回避 wav/SUZ_0968.wav|言ったでしょ? その日は分岐点なの wav/SUZ_0969.wav|牧瀬紅莉栖の死の可能性はおおざっぱに計算して50%なんだよ wav/SUZ_0970.wav|起きるかもしれない。ううん、たぶん起きる。でもきっと、抜け道があるはず。その抜け道こそが『シュタインズゲート』の入り口なの wav/SUZ_0971.wav|それと1つ忠告を。ドクター中鉢には気を付けて wav/SUZ_0972.wav|あたしのいた2036年では、第3次世界大戦が起きたって言ったよね? wav/SUZ_0973.wav|その原因を辿っていくと『中鉢論文』に行き着く。ドクター中鉢が書いたっていう、タイムマシンに関する文書なんだけど wav/SUZ_0974.wav|一部にウソは混ぜておいたから、あたしが書き込んだときは、あんまり相手にされなかったんだけど…… wav/SUZ_0975.wav|まさか10年経って再評価されるとはね。あたしの書いた理論を基に、独自の考えを加えたみたい。その完成度はとても高いらしいんだ wav/SUZ_0976.wav|とにかく、ドクター中鉢は牧瀬紅莉栖の殺された会場にいたんだよね? だから彼には注意しといて。彼もまた世界線を大きく変えるキーマンのはず wav/SUZ_0977.wav|……じゃあ、行くよ? シートベルトしめて wav/SUZ_0978.wav|揺れはほとんどないよ wav/SUZ_0979.wav|たった3週間だから、ものの2、3分で行けるはず wav/SUZ_0980.wav|最初に1975年へ跳んだときなんかさ、6時間ぐらいかかって暇で暇でしょうがなかったよ wav/SUZ_0981.wav|2、3分だからあえて酸素マスクはしてないけど、タイムトラベルの間、この中は無酸素状態になる wav/SUZ_0982.wav|ここに── wav/SUZ_0983.wav|エアポケットができるの。そこに頭を突っ込んでおけばさ、10分くらいは呼吸できるわけ wav/SUZ_0984.wav|実はそんなに燃料はなかったりするんだよね。元々、入れておいた燃料はギリギリだから。2036年に帰る分の燃料もなかったり wav/SUZ_0985.wav|つまり世界線を変えられなかったら、あたしはこの時代に残るしかないんだ wav/SUZ_0986.wav|あ、でも心配しなくてもいいよ。8月20日から7月28日への往復はさ、まだ2回ぐらいなら可能だから wav/SUZ_0987.wav|帰る予定はないんだよね。『シュタインズゲート』へ行けたら、この時代にタイムトラベルしてくる理由はなくなるでしょ? wav/SUZ_0988.wav|因果が再構成されるんだ。ここにいるあたしは消滅して、きっと2036年で平和に暮らしてるはずだよ wav/SUZ_0989.wav|というわけで、オカリンおじさんの頑張り次第 wav/SUZ_0990.wav|ついたよ wav/SUZ_0991.wav|1975年で買ってきたんだ。でもまだ3年も使ってないよ wav/SUZ_0992.wav|出るよ? オカリンおじさんは牧瀬紅莉栖をマークして、殺されるのを阻止して wav/SUZ_0993.wav|サポートに回る wav/SUZ_0994.wav|それと、ケータイを取り上げた理由と関係するけど、ここには7月28日現在のオカリンおじさんもいる。今、世界に岡部倫太郎は2人いることになるの wav/SUZ_0995.wav|いい? 自分自身との接触は絶対避けて。深刻なタイムパラドックスが発生する可能性があるから wav/SUZ_0996.wav|あれは単なるフェイク情報 wav/SUZ_0997.wav|じゃあ状況開始。終わったらこのタイムマシン前に集合ね! wav/SUZ_0998.wav|おじさんは隠れて! あたしが囮になる wav/SUZ_1000.wav|それと1つ忠告を。ドクター中鉢には気を付けて wav/SUZ_1001.wav|EUとロシアによる開発競争が火種になって、それにアメリカまでが横槍を入れたから収拾がつかなくなった wav/SUZ_1002.wav|オカリンおじさん! wav/SUZ_1003.wav|……立って! おじさん! wav/SUZ_1004.wav|しっかりして、おじさん! wav/SUZ_1005.wav|今すぐここを離れないと、人が来ちゃう! wav/SUZ_1006.wav|っと! wav/SUZ_1007.wav|はあ……はあ……とにかく、戻らなきゃ…… wav/SUZ_1008.wav|おじさん、まだ諦めちゃダメ wav/SUZ_1009.wav|大丈夫だから。きっと大丈夫だからっ wav/SUZ_1010.wav|しっかりつかまってて! wav/SUZ_1011.wav|父さん、タオルと水、あと服も! 今すぐ手に入れてきて! wav/SUZ_1012.wav|いいから早く! wav/SUZ_1013.wav|大丈夫。ケガしてるわけじゃないよ wav/SUZ_1014.wav|無駄じゃないよ wav/SUZ_1015.wav|聞いた通りだ……! 本当に、届いた……! wav/SUZ_1016.wav|見ろって書いてあるじゃん。なにかを伝えたいんだよ! wav/SUZ_1017.wav|………… wav/SUZ_1018.wav|ごめん…… wav/SUZ_1019.wav|ちゃんと説明しなくて、ごめん wav/SUZ_1020.wav|でもさ、どうしてもオカリンおじさんには一度、牧瀬紅莉栖の命を救うのを“失敗”してもらわなくちゃいけなかったんだ wav/SUZ_1021.wav|騙したわけじゃない。段取りとして必要なことらしいの。そう指示された wav/SUZ_1022.wav|オカリンおじさんに辛い思いさせちゃったことは、謝る wav/SUZ_1023.wav|その必要はないよ wav/SUZ_1024.wav|聞けば分かる wav/SUZ_1025.wav|そのケータイに、“もうすでに”入ってるはずだよ wav/SUZ_1026.wav|2025年のオカリンおじさん自身からの伝言が wav/SUZ_1027.wav|ムービーメール wav/SUZ_1028.wav|そのケータイに、受信してるよね? wav/SUZ_1029.wav|今なら── wav/SUZ_1030.wav|“牧瀬紅莉栖の命を救うのに一度失敗した”今なら── wav/SUZ_1031.wav|見ることができるはずだよ wav/SUZ_1032.wav|“今”は関係ないよ。あの日、7月28日のオカリンおじさんがなにを観測したかが問題なの wav/SUZ_1033.wav|……それと、『中鉢論文』をこの世から葬り去らないといけない。できる? wav/SUZ_1034.wav|……バイト戦士? wav/SUZ_1035.wav|それはなに? wav/SUZ_1036.wav|じゃなくて、そっちの棒みたいなヤツ wav/SUZ_1037.wav|サイリウム・セーバー? wav/SUZ_1038.wav|わー、すごーい wav/SUZ_1039.wav|い、いったいなにを狙って作ったのか、さっぱり分かんないけど…… wav/SUZ_1040.wav|やろうとしてることは分かった。その血糊を、牧瀬紅莉栖の血に見せかけるんだね? wav/SUZ_1041.wav|……オカリンおじさん。もう一度、あの日へ跳ぼう wav/SUZ_1042.wav|7月28日へ wav/SUZ_1043.wav|タイムマシンの燃料は、あと1回往復する分しか残ってない wav/SUZ_1044.wav|残るチャンスはただ一度だっていうこと wav/SUZ_1045.wav|……行ける? wav/SUZ_1046.wav|このミッションには、未来の運命もかかってる wav/SUZ_1047.wav|頼むよ、おじさん wav/SUZ_1048.wav|オカリンおじさん! wav/SUZ_1049.wav|そ、その傷……! なにやってんの!? なにやってんのよ!? wav/SUZ_1050.wav|バカ、よりによってこんな……失敗するなんて……! wav/SUZ_1051.wav|おじさん……? wav/SUZ_1052.wav|床……? wav/SUZ_1053.wav|あ……! 血溜まりが……! wav/SUZ_1054.wav|でも、これじゃおじさんが死んじゃうよ……! wav/SUZ_1055.wav|おじさん…… wav/SUZ_1056.wav|あ、うん……! wav/SUZ_1057.wav|おじさん、無茶しすぎだよ……っ。バカにもほどがある! wav/SUZ_1058.wav|喋らないで。すぐに戻るから。8月21日に戻るから wav/SUZ_1059.wav|なんとかGに耐えてね。ああ、くそっ、せめて応急手当ができたらよかったんだけど、これにはそんなの載せてないんだよぉ…… wav/SUZ_1060.wav|ねえ、おじさん。この先にはさ、きっと『シュタインズゲート』が待ってる。あたしもおじさんも、誰も知らない世界が待ってる wav/SUZ_1061.wav|おじさんは生きていて、牧瀬紅莉栖も生きていて、椎名まゆりも生きていて wav/SUZ_1062.wav|あたしは2010年にタイムトラベルしてくることはなくて wav/SUZ_1063.wav|第3次世界大戦が起きるかどうかは分かんない世界線だけど…… wav/SUZ_1064.wav|SERNのディストピアが構築されるかどうか分かんない世界線だけど…… wav/SUZ_1065.wav|未来にはさ、希望が満ちてるって信じられるような世界が、待ってるよ…… wav/SUZ_1066.wav|そこに到達したら、きっとあたしは消える。一緒に『シュタインズゲート』にたどり着いたことをお祝いすることは、できないはずだから wav/SUZ_1067.wav|ここで、お礼を言っておくよ wav/SUZ_1068.wav|ありがと、おじさん。……死なないで。生きて wav/SUZ_1069.wav|でさ、きっと7年後に……会おうね wav/SUZ_1070.wav|そこに到達したら、きっとあたしは消える。一緒に『シュタインズゲート』にたどり着いたことをお祝いすることは、できないはずだから wav/SUZ_1071.wav|ここで、お礼を言っておくよ wav/SUZ_1072.wav|ありがと、おじさん。……死なないで。生きて wav/SUZ_1073.wav|でさ、きっと7年後に……会おうね wav/SUZ_0213_2.wav|だから運動した方がいいよ wav/SUZ_0738_2.wav|それを今になって思い出すあたしは真っ白でどうしたらいいか分からず施設に保護された wav/SUZ_0740_2.wav|なにが原因なのタイムトラベルはうまくいかなかった父さんの修理が完全じゃなかったんだでも父さんは悪くないあたしが悪いんだ wav/MAR_0000.wav|お父さんの名前は、ミスターブラウンじゃないよ wav/MAR_0001.wav|じゃあ、今度自転車に乗せて wav/MAR_0002.wav|バイトのおねえちゃん、せんのう、ってなに? wav/MAR_0003.wav|え……。いいです…… wav/MAR_0004.wav|世界を股にかけてるの? wav/MAR_0005.wav|へえ…… wav/MAR_0006.wav|え? wav/MAR_0007.wav|オカリンおじさんは、ウソついたの? wav/MAR_0008.wav|……っ wav/MAR_0009.wav|揺れて、怖かった wav/MAR_0010.wav|ううん wav/MAR_0011.wav|見てないです wav/MAR_0012.wav|バイトのおねえちゃん、あのおじさんは誰と電話で話してるの? wav/MAR_0013.wav|未来人……! wav/MAR_0014.wav|え、うう、気になりません…… wav/MAR_0015.wav|……っ wav/MAR_0016.wav|うん。だから今度、自転車に乗せてね wav/MAR_0017.wav|お父さん、おかえりなさい wav/MAR_0018.wav|バイトのおねえちゃんに、自転車に乗せてもらう約束したの。だから、サボってなかったって言わなきゃ…… wav/MAR_0019.wav|あ、うん! wav/MAR_0020.wav|おはようございます、オカリンおじさん wav/MAR_0021.wav|え……。お父さん、どうしよう? wav/MAR_0022.wav|うん…… wav/MAR_0023.wav|あ wav/MAR_0024.wav|まゆりおねえちゃーん wav/MAR_0025.wav|おはよう wav/MAR_0026.wav|わあ、ありがとう wav/MAR_0027.wav|オカリンおじさんは、暇なの? wav/MAR_0028.wav|わぁ、そうなんだー…… wav/MAR_0029.wav|ううん。朝ごはん、食べてきた wav/MAR_0030.wav|お父さん、不潔 wav/MAR_0031.wav|うん。分かってるよ。でも、不潔っぽいことはもう言わないでね wav/MAR_0032.wav|……っ wav/MAR_0033.wav|きゃっ…… wav/MAR_0034.wav|はぅ…… wav/MAR_0035.wav|……っ wav/MAR_0036.wav|………… wav/MAR_0037.wav|あの、さっき、思い切りゴッチンされてたけど、大丈夫……? wav/MAR_0038.wav|ごめんなさい、お父さんが、ひどいことして…… wav/MAR_0039.wav|鈴羽お姉ちゃん……? お父さんをいじめないでね? wav/MAR_0040.wav|……っ wav/MAR_0041.wav|まゆりおねえちゃーん♪ wav/MAR_0042.wav|わ……たし……? wav/MAR_0043.wav|まゆりおねえちゃん……見つけ……て…… wav/MAR_0044.wav|びっくり……させた……くて…… wav/MAR_0045.wav|わざとじゃ……わざ……と…… wav/MAR_0046.wav|あの……だ、誰ですか? ウチに、なんの用ですか? wav/MAR_0047.wav|誰……ですか? もう、出てってください……。でないと、警察を呼びます。それと、私のお父さんは、とっても強いです wav/MAR_0048.wav|……? wav/MAR_0049.wav|お、お父さん、助けて…… wav/MAR_0050.wav|ひどいことしたら、舌噛んで死にます…… wav/MAR_0051.wav|……こんにちは wav/MAR_0052.wav|……っ wav/MAR_0053.wav|あは…… wav/MAR_0054.wav|あはは…… wav/MAR_0055.wav|あははは…… wav/MAR_0056.wav|ウソじゃない wav/MAR_0057.wav|私は、許さない wav/MAR_0058.wav|父さんを死に追いやったお前たちを wav/MAR_0059.wav|絶対に、許さないから wav/MAR_0060.wav|私がこの手で殺してやるまで、許さないから wav/MAR_0061.wav|岡部倫太郎 wav/MAR_0062.wav|お前は、15年後に殺す。それまで、怯えて待ってなさい wav/MAR_0063.wav|あは、あはは wav/MAR_0064.wav|私がこの手で殺してやるまで、許さないから wav/MAR_0065.wav|……っ、はぁ……っ……は……ぁ wav/MAR_0066.wav|………… wav/MAR_0067.wav|そうよ wav/MAR_0068.wav|お前と桐生萌郁は、父さんを殺した wav/MAR_0069.wav|そんなの知ったことじゃない wav/MAR_0070.wav|父さんが死んだとき、桐生萌郁はその場にいた。でも父さんが死ぬのを止めなかった wav/MAR_0071.wav|だから許さない wav/MAR_0072.wav|お前もだ、岡部倫太郎 wav/MAR_0073.wav|あの場にはいなかったけど、お前に関わらなければ父さんは死ななくて済んだ wav/MAR_0074.wav|だがお前はすぐには殺さない。殺せないからな wav/MAR_0075.wav|お前を殺すのは15年後。それまでせいぜい怯え続けるんだ wav/MAR_0076.wav|そのままの意味だよ wav/MAR_0077.wav|お前は15年後に私が“殺した” wav/MAR_0078.wav|あは、分からないのか? wav/MAR_0079.wav|今、こう言った? “お前は誰なんだ”って wav/MAR_0080.wav|私は天王寺&rs綯&rtなえ&reだよ。間違いなくな wav/MAR_0081.wav|ただし私は、15年先の記憶まで“思い出している” wav/MAR_0082.wav|あはははは…… wav/MAR_0083.wav|お前を殺したときのこと、教えてあげよっか? wav/MAR_0084.wav|なんかレジスタンスの創始者とか言って、SERNに刃向かってたみたいだけど wav/MAR_0085.wav|私が拉致して監禁してやって、考えつく限りのありとあらゆる拷問をくわえてやったよ wav/MAR_0086.wav|お前は痛みに泣き、喚き、クソとションベンをまき散らしながら私に命乞いをした……! wav/MAR_0087.wav|実に醜かったよ、岡部倫太郎 wav/MAR_0088.wav|しょうがないから、最後に私自身の手で喉を掻き切ってやった後、気が済むまでめった刺しにしたのよ。いったい何回刺したか、私でも分からないぐらいにね……! wav/MAR_0089.wav|それが、15年後のお前が迎える最期だ。父さんを殺したお前を待っている運命だ……! wav/MAR_0090.wav|あは…… wav/MAR_0091.wav|SERNはお前の作ったタイムリープマシンを回収して、15年もの間、いっさい手をつけずに保管したままだったんだ。私はそれに目を付けたの wav/MAR_0092.wav|15年後、『ラウンダー』になった私はお前を殺してから、それを使ってここまで戻ってきた wav/MAR_0093.wav|一度にたった48時間しか遡れない欠陥品だから、ずいぶん苦労したけど wav/MAR_0094.wav|単純計算で2738回だ wav/MAR_0095.wav|他にも色々あったせいで、実際の回数はきっと倍以上だけどな。自分が何回タイムリープしたかなんて、とっくに忘れたよ……! wav/MAR_0096.wav|私はこの復讐のためだけに生きてきた。誰にも邪魔はさせない。絶対に桐生萌郁も殺してやる。“この手で”だ wav/MAR_0097.wav|自殺なんてさせるもんか。そんな生ぬるい死に方で逃がしたりはしない wav/MAR_0098.wav|たったそれだけだと? wav/MAR_0099.wav|お前たちにとってはたったそれだけかもしれないが、私にとってはお前と桐生萌郁を殺すことだけがすべてなんだよ……! wav/MAR_0100.wav|その後……? wav/MAR_0101.wav|フン、そんなものになんの価値がある…… wav/MAR_0102.wav|価値なんて……ないんだ…… wav/MAR_0103.wav|お前は今はなにもしなくていい wav/MAR_0104.wav|ただ怯え、後悔し続けろ、岡部倫太郎。15年後に、私が迎えに行くときまで wav/MAR_0105.wav|ただ怯え、後悔し続けろ、岡部倫太郎。15年後に、私が迎えに行くときまで wav/MAR_0106.wav|……っ wav/MAR_0107.wav|私が連れてきたんです wav/MAR_0108.wav|それでお父さんに、紹介したの wav/MAR_0109.wav|お、お父さん…… wav/OKA_0027.wav|……いや、こちらの話だ。問題ない、これより会場に潜入する wav/OKA_0028.wav|ああ、ドクター&rs中鉢&rtなかばち&reは抜け駆けをした。たっぷりとその考えについて聞かせてもらうつもりさ wav/OKA_0029.wav|……なに!? “&cTIPSC;機関&cMESC;”が動き出しているだと!? wav/OKA_0030.wav|そうか、それが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択か。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_0031.wav|聞くな。それがまゆりのためでもある wav/OKA_0032.wav|まゆりよ、いつも言っているだろう。俺のことをオカリンと呼ぶなと wav/OKA_0033.wav|それは昔の話だ。今の俺は“&rs鳳凰院&rtほうおういん&re&rs凶真&rtきょうま&re”。世界中の秘密組織から狙われる、狂気のマッドサイエンティストだ。フゥーハハハ! wav/OKA_0034.wav|お前は、それも知らずここまで俺についてきたというのか wav/OKA_0035.wav|これからここで始まるのは、ドクター中鉢の記者会見だ wav/OKA_0036.wav|あるいは、“機関”によるなんらかの妨害を受けたのかもしれないな wav/OKA_0037.wav|巻き込まれるのは、勘弁だがな wav/OKA_0038.wav|まゆり、気を付けろ。おそらくこの記者会見、なんらかの事件が起き── wav/OKA_0039.wav|爆発……だと!? wav/OKA_0040.wav|なんだ……これは? wav/OKA_0041.wav|これは匂う。陰謀の匂いだ。なにを隠したいんだ? さっきの爆発はなんだ? wav/OKA_0042.wav|俺だ。どうもイヤな予感がする。俺たちが知らないところでなにかが起こっているようだ wav/OKA_0043.wav|……ああ、分かってる。無茶はしないさ。俺も命は惜しいからな。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_0044.wav|まゆり、なにをしている? wav/OKA_0045.wav|やればいい。『うーぱ』が当たるかどうかは保証できないがな wav/OKA_0046.wav|甘ったれるなまゆり。金は貸さん。俺がお前に人生の厳しさを教えてやる wav/OKA_0047.wav|それはレアなのか? wav/OKA_0048.wav|フン、ではまゆりにくれてやろう wav/OKA_0049.wav|鳳凰院凶真だ wav/OKA_0050.wav|………… wav/OKA_0051.wav|どうやら始まるようだな wav/OKA_0052.wav|行くぞまゆり wav/OKA_0053.wav|ドぉぉぉクぅぅぅターぁぁぁっ! wav/OKA_0054.wav|バカにするにもほどがあるぞ! wav/OKA_0055.wav|俺が誰なのかはどうでもいい! それより、今貴方が語ったタイムマシンの理論はいったいなんだ!? wav/OKA_0056.wav|&cTIPSC;ジョン・タイター&cMESC;のパクリではないか! 貴方はそれでも発明家かっ! wav/OKA_0057.wav|出ていくのは貴方だ、ドクター! 恥を知れ! &rs金輪際&rtこんりんざい&re、貴方には発明家を名乗る資格はないぞっ! wav/OKA_0058.wav|は、な、せっ……んん? wav/OKA_0059.wav|あ…… wav/OKA_0060.wav|き、貴様、“機関”の人間か!? wav/OKA_0061.wav|くっ、まさかここまで手が回っているとは……。俺としたことが wav/OKA_0062.wav|………… wav/OKA_0063.wav|ここで俺になにかすれば人目に付くぞ。そうなれば貴様も色々まずいだろう wav/OKA_0064.wav|それに答える義理はない。“機関”のやり方は分かっている wav/OKA_0065.wav|俺だ。“機関”のエージェントに捕まった。……ああ、牧瀬紅莉栖だ、あの女には気を付けろ……いや問題ない、ここはなんとか切り抜け── wav/OKA_0066.wav|くっ、なにをする! wav/OKA_0067.wav|………… wav/OKA_0068.wav|き、貴様に答える義理はないが一応教えてやろう。それは俺以外が触ると自動的に電源がオフになる、特別製のケータイなのだっ。フゥーハハハ! wav/OKA_0069.wav|……っ wav/OKA_0070.wav|さっきとはいつのことだ? wav/OKA_0071.wav|俺はすべてお見通しなのだ wav/OKA_0072.wav|天才少女よ、次会うときは敵同士だな! wav/OKA_0073.wav|さらばだ、フゥーハハハ! wav/OKA_0074.wav|き、“機関”め、あれほどのエージェントを送り込んでくるとは、ついに本気になったようだな……! wav/OKA_0075.wav|だ、だが、俺はまだヤツらに捕まるわけにはいかんのだ…… wav/OKA_0076.wav|チィッ! まゆりを置いてきた……! wav/OKA_0077.wav|ん……? メールか? wav/OKA_0078.wav|……? wav/OKA_0079.wav|くっ、まゆり。なぜ出ない wav/OKA_0080.wav|ハッ、まさか牧瀬紅莉栖め、まゆりをさらったな……! wav/OKA_0081.wav|おのれぇぇ。それが“機関”のやり方か……! wav/OKA_0082.wav|戻るしかないか…… wav/OKA_0083.wav|くくく、あの女、俺に怖じ気づいたか wav/OKA_0084.wav|よかろう。今日のところは見逃してやるとしよう wav/OKA_0085.wav|まゆり、なぜ電話に出ない。そろそろ帰るぞ wav/OKA_0086.wav|いなくなった? 勝手に動き出したのか。それは実にファンタジーだな wav/OKA_0087.wav|見つからないなら諦めろ。また当てればいい wav/OKA_0088.wav|な……に……? wav/OKA_0089.wav|まゆりよ、いったいどこで落としたのだ!? wav/OKA_0090.wav|フハハ、その1万円、この俺の研究資金にしてやる wav/OKA_0091.wav|おのれ、金にしか興味のない下劣なヤツめ、恥を知れ……! wav/OKA_0092.wav|ああああああああああああ────! wav/OKA_0093.wav|!? wav/OKA_0094.wav|まゆり、ここにいろ wav/OKA_0095.wav|ひっ…… wav/OKA_0096.wav|え、な、なんで……? wav/OKA_0097.wav|で、出るぞっ wav/OKA_0098.wav|はあ、はあ…… wav/OKA_0099.wav|人が……死んでた wav/OKA_0100.wav|──っ wav/OKA_0101.wav|消えた…… wav/OKA_0102.wav|おい、そこの貴様。俺たちが見えているか? wav/OKA_0103.wav|……なぜなにも答えない。貴様に聞いているんだぞ? モニタのそっち側にいる、貴様にだ wav/OKA_0104.wav|ふん。間抜け面をしおって。つまらんヤツだ wav/OKA_0105.wav|貴様からだと、俺たちはテレビのモニタの中にいるように見えるだろうな。ククク、だがそれは大きな間違いだ wav/OKA_0106.wav|モニタの中にいるのは貴様なのだよ。貴様が現実だと思っているその世界は、実はすべて虚構。もちろん貴様自身もな wav/OKA_0107.wav|真の現実、それはこちら側にある wav/OKA_0108.wav|自分がなにを指摘されているのかすら分かっていないか。無理もない wav/OKA_0109.wav|まあいい。貴様には分かりやすく、俺たちのことについて説明してやろうではないか wav/OKA_0110.wav|まず、俺たちがいるのはどこかということだ。ここは東京、秋葉原にある、未来ガジェット研究所だ。俺たちは普段“ラボ”と呼んでいる。世界の支配構造を作り替えるという我が野望の拠点だな wav/OKA_0111.wav|まゆりは少し黙っていろ wav/OKA_0112.wav|駅から出たら中央通りを進み、末広町駅の交差点を蔵前橋通りへ左折。次の信号の一歩手前の路地を入ると、大檜山ビルという古くさい雑居ビルがある。その2階に我がラボは居を構えている wav/OKA_0113.wav|目印は、ビル1階にある『ブラウン管工房』というマニアックなテナントだな wav/OKA_0114.wav|今どき、旧式のブラウン管テレビだけを扱っているショップだ。いかに電気街である秋葉原と言えども需要があるとは思えない、寂れた店なのだ wav/OKA_0115.wav|だが『ブラウン管工房』店長である&rs天王寺&rtてんのうじ&reというおっさんは、このビルのオーナーでもある wav/OKA_0116.wav|故に、今や急ピッチで都市開発が進み、地価も高騰してるこの秋葉原であろうと、道楽丸出しの店を構えていられるというわけだ wav/OKA_0117.wav|幸いにもあの店長は、人を見る目はあるようでな。この俺のカリスマ性を見抜き、ビル2階をまるまるワンフロア、タダ同然で貸してくれたのだ。フゥーハハハ! wav/OKA_0118.wav|だが未来ガジェット研究所は深刻な人材不足のため、優秀な研究員を随時募集中だ。今のところ、所属研究員は── wav/OKA_0119.wav|……ラボメン、すなわちラボラトリーメンバーは、俺を含めて3人である wav/OKA_0120.wav|ラボメンナンバー001、ラボ創設者にして狂気のマッドサイエンティストであるこの俺、鳳凰院凶真 wav/OKA_0121.wav|そして&cTIPSC;コスプレ&cMESC;が趣味の紅一点、ラボメンナンバー002、椎名まゆり wav/OKA_0122.wav|最後に&cTIPSC;スーパーハカー&cMESC;、ラボメンナンバー003、&rs橋田&rtはしだ&re&rs至&rtいたる&reだ wav/OKA_0123.wav|そんな我々3人で構成される未来ガジェット研究所の活動内容は、そのものずばり“発明”である wav/OKA_0124.wav|詳細は我がラボのホームページを見てくれ wav/OKA_0125.wav|もちろん闇の支配権力と戦うための未来ガジェットが最優先事項だが、その研究から派生する副産物的な発明も多い。というか今のところはそっちばかりだ wav/OKA_0126.wav|すでに我々は8つの未来ガジェットを完成させた。だがこれはまだ序章でしかない。未来ガジェットのアイデアは、俺の中に108まであるのだ wav/OKA_0127.wav|人の煩悩の数と言え、この&cTIPSC;@ちゃんねる&cMESC;脳め wav/OKA_0128.wav|それと、俺が話しているのだから口出しをするなと言っているだろう wav/OKA_0129.wav|独り言ではない。見て分からないのか。俺は今、モニタの向こうにいるこいつに話しかけているのだ wav/OKA_0130.wav|おのれ貴様、なにを笑っているのか! モニタの中の存在のくせに! wav/OKA_0131.wav|俺たちに話しかけられていることにすら、気付いていないらしいな。自覚がないというのは、実に不幸なことだ wav/OKA_0132.wav|ダルの嫁の話はどうでもいい wav/OKA_0133.wav|ないな wav/OKA_0134.wav|故に、そのような議論は不毛。世界の支配構造を打ち砕く方法について考える方が、よほど有意義だ wav/OKA_0135.wav|黙れスーパーハカー。俺は厨二病ではない wav/OKA_0136.wav|鳳凰院……凶真だっ! wav/OKA_0137.wav|やれやれ。ダルの、人とのコミュニケーションの取れなさは、どれだけ経っても治らないな wav/OKA_0138.wav|いや、全然 wav/OKA_0139.wav|この無愛想アルパカめが wav/OKA_0140.wav|ん? wav/OKA_0141.wav|くっ。後で修理できるか聞きに行かなければ wav/OKA_0142.wav|消えた…… wav/OKA_0143.wav|今っ、ひ、人がっ、消えたよな!? wav/OKA_0144.wav|消えただろう!? 今、目の前で! wav/OKA_0145.wav|まゆりも見たか!? 見たよな!? wav/OKA_0146.wav|見て、ない……? wav/OKA_0147.wav|見ていない? 見ていないのか? だってついさっきまで、ここにはたくさんの人たちが歩いていたんだぞ!? wav/OKA_0148.wav|それに店員まで消えている! こんなことはいくらなんでも有り得ない! wav/OKA_0150.wav|……そもそも、あの人工衛星は、いったいなんだ? wav/OKA_0151.wav|まゆり、あの人工衛星だが…… wav/OKA_0152.wav|びっくりした、だと? なにがびっくりしたのだ? wav/OKA_0153.wav|あの人工衛星は、墜ちてきたのか? wav/OKA_0154.wav|………… wav/OKA_0155.wav|それより制服警官さん、仮に貴方を警官Aと名付けるが、1つ聞きたいことがあるんです……! wav/OKA_0156.wav|今ここで数千人の通行人が一瞬で消えたんです! 貴方も見ましたよね!? wav/OKA_0158.wav|そうか……そういうことか……! wav/OKA_0159.wav|これもすべて、“機関”の隠蔽工作ということだな! 警察にすら圧力をかけられるということは、この国の中枢ももはやヤツらの手の内にあるということ……くっ、なんということだ! wav/OKA_0160.wav|だが俺の目はごまかせんぞ。いつか必ずヤツらの所業を暴き、その支配構造に終止符を打ってやる……! wav/OKA_0161.wav|頭脳労働の後のドクターペッパーは相変わらず最高にうまいな! wav/OKA_0162.wav|この知的飲料の良さが分からないヤツは、人生の5分の1を損しているぞ! フゥーハハハ! wav/OKA_0163.wav|ダル。計画は順調に推移しているか wav/OKA_0164.wav|計画は計画だ。8号機の調整以外になにがあると言うのか wav/OKA_0165.wav|そろそろお前との付き合いも3年半ほどになる wav/OKA_0166.wav|細かいことはどうでもいい。それほどの付き合いの長さなのだから、いい加減俺の会話についてこられるようになってくれ wav/OKA_0167.wav|………… wav/OKA_0168.wav|それで、8号機の不調の原因究明は進んだか? wav/OKA_0169.wav|まゆり! まゆり! ここにバナナを持て! wav/OKA_0170.wav|ケチケチしていては“機関”との戦いに勝利することなどできんぞ wav/OKA_0171.wav|次からは1本ずつ使うことも検討しておこう wav/OKA_0172.wav|少し黙れ。まゆしぃガイダンスが聞こえなくなる wav/OKA_0173.wav|なに、逆回転!? wav/OKA_0174.wav|そこに重大な意味があるかもしれない! 量子の振る舞いにも影響してくる問題であり、『&cTIPSC;フントの規則&cMESC;』を導入して── wav/OKA_0175.wav|……ないか wav/OKA_0176.wav|……そうか wav/OKA_0177.wav|ダルよ。このバナナ……食べてみようとは思わないか? 思うはずだ。我らの理念達成の犠牲となり散ったダルに、敬礼……! wav/OKA_0178.wav|味は関係ない。食べることに意味があるのだっ! さあダルよ、遠慮することはない。骨は拾ってやるから思い切ってずずいっと行くがいい! wav/OKA_0179.wav|……ではまゆり。お前にその名誉を譲ろう wav/OKA_0180.wav|デロデロでぶにゅぶにゅか……。ダルよ、どう思う wav/OKA_0181.wav|言わせるな低脳がっ! wav/OKA_0182.wav|ゲル状になったということは半固形。すなわち分子同士の結びつきが弱くなっている可能性がある wav/OKA_0183.wav|そうか、分かったぞ! wav/OKA_0184.wav|俺たちは『冷凍機能』だと思い込んでいたが、実は違ったのだよ! wav/OKA_0185.wav|さあお前たち、“な、なんだってー!”と叫ぶがいい! ここは叫ぶところだ! wav/OKA_0186.wav|実に愚鈍な意見だな、まゆり! それでは普通の電子レンジと同じではないか! wav/OKA_0187.wav|………… wav/OKA_0188.wav|ダルはラジ館に見物に行かないのか? wav/OKA_0189.wav|電話レンジ(仮)の件だが、俺は答えを導き出したかもしれん wav/OKA_0190.wav|そんなことは今はどうでもいい wav/OKA_0191.wav|なにを言うか。俺はいつも、この世の森羅万象すら超越したあらゆる可能性について思考を巡らせているのだ。トンデモとか言うな wav/OKA_0192.wav|ダルよ、電話レンジ(仮)は&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reを開く鍵だという気がするのだが、どう思う? wav/OKA_0193.wav|あ……!? wav/OKA_0194.wav|あ……あ……! wav/OKA_0195.wav|き、さま…… wav/OKA_0196.wav|貴様は、死んだはずだ! なぜ、ここに……!? wav/OKA_0197.wav|しかも── wav/OKA_0198.wav|無傷……! wav/OKA_0199.wav|無事だったのか? ケガは平気なのか? いや、そんなはずはない、牧瀬紅莉栖は何者かに刺されて血まみれで── wav/OKA_0200.wav|またその話、とは、どういう意味だ? wav/OKA_0201.wav|メール? 俺が? wav/OKA_0202.wav|なにをバカな! 牧瀬紅莉栖が殺されているのを見たのは、ほんの3時間前だぞ! wav/OKA_0203.wav|ネットで妙な考察サイトでも見たのか、ダル。お前がトンデモ理論を言い出すとは珍しい wav/OKA_0204.wav|これは……3時間前にダルに送ったメールだ wav/OKA_0205.wav|ある……。実体が、ある。やはり幽霊だというのは考えすぎか…… wav/OKA_0206.wav|……俺は真実を知りたいだけだ wav/OKA_0207.wav|俺は確かに見たのだ! wav/OKA_0208.wav|この低脳めが! そうではない! wav/OKA_0210.wav|……中止!? wav/OKA_0211.wav|わ、我が名は鳳凰院凶真だ wav/OKA_0212.wav|行く、とはどういう意味だ? wav/OKA_0213.wav|講義をする方だったのか…… wav/OKA_0214.wav|ほう、タイムマシンか…… wav/OKA_0215.wav|異議あり! wav/OKA_0216.wav|タイムマシンが作れないと決めつけるのは早計だ wav/OKA_0217.wav|………… wav/OKA_0218.wav|では12番目の理論が発見されたとしたらどうかな? wav/OKA_0219.wav|……っ wav/OKA_0220.wav|空間に開いた、抜け道のようなもの……だろう? wav/OKA_0221.wav|タイムパラドックス……質量保存の法則? wav/OKA_0222.wav|………… wav/OKA_0223.wav|ルカ子よ、お前、俺が与えた刀はどうした wav/OKA_0224.wav|そうだ。あれはお前の力を制御するために買ってやったのだぞ wav/OKA_0225.wav|まゆり! それ以上言うと“ヤツら”に消されるぞ! この件については口を出すな! wav/OKA_0226.wav|それでルカ子よ。『妖刀・五月雨』はちゃんと使っているのか wav/OKA_0227.wav|あれを持ち&rs清心斬魔&rtせいしんざんま&re流を極めさえすれば、お前は己の内にある邪悪な炎に焼かれずに済む wav/OKA_0228.wav|俺は岡部ではない wav/OKA_0229.wav|分かればいいのだ。では合い言葉を wav/OKA_0230.wav|違う! コンガリゥではなく、コングルゥだ! wav/OKA_0231.wav|それで、なぜまゆりはここにいる? wav/OKA_0232.wav|そんな下らないことは後でやるんだな wav/OKA_0233.wav|俺にとっては下らないことなのだ! wav/OKA_0234.wav|それよりルカ子よ、俺がこの神社を訪ねたのは他でもない。お祓いを頼みたいのだが、やってもらえないだろうか wav/OKA_0235.wav|いや、そこまで大げさにしなくていい。気休めでいいのだ wav/OKA_0236.wav|というわけで、例のアレを持ってこい wav/OKA_0237.wav|違う! お祓いに妖刀は必要ないだろう! お祓いと言ったらアレに決まっている! wav/OKA_0238.wav|正式な名称は分からんが、棒に白い紙がフサフサと付いていて、神主がワサワサと振るやつだ! wav/OKA_0239.wav|そうか。頑張ってこい。バイトが終わったら直接帰るのか? wav/OKA_0240.wav|……まゆり。お前はあのときラジ館で、男の悲鳴を聞いたよな? wav/OKA_0241.wav|今日の昼だ wav/OKA_0242.wav|……そうか。分かった。だったらいい wav/OKA_0243.wav|まゆりはどうでもいいから、今すぐお祓いを始めるのだルカ子よ! wav/OKA_0244.wav|うっ、俺に……取り憑いた悪霊が……っ wav/OKA_0245.wav|くっ、鎮まれ、悪霊よ……っ。急げルカ子、このままでは、俺は、乗っ取られる……! wav/OKA_0246.wav|俺は岡部さんではない……! wav/OKA_0247.wav|お祓いを……急げ……! この前、教えた通りに……やればいい……! wav/OKA_0248.wav|る……か……っ、頼む……悪霊を……俺の中から追い出してくれ……っ wav/OKA_0249.wav|俺は……お、お前を、殺したくないっ……! wav/OKA_0250.wav|いいぞ、そのまま俺の腕に、フサフサを当てろ……! wav/OKA_0251.wav|……大丈夫だ。悪霊は去ったようだ。よくやったな、ルカ子 wav/OKA_0252.wav|どうしたもこうしたもないですよ。貴方からもらったテレビが壊れた wav/OKA_0253.wav|修理をお願いしたい。最優先だ wav/OKA_0254.wav|今日は遅くまでやっているんですね。普通だったら夜7時には店じまいでしょう? wav/OKA_0255.wav|客? 例の小動物ですか? wav/OKA_0256.wav|しかし娘以外でこの工房に客が来ることがあるんですか? wav/OKA_0257.wav|そうですか。ではよろしく wav/OKA_0258.wav|なっ!? 金を取るのか!? wav/OKA_0259.wav|このテレビは貴方からもらったものだぞ wav/OKA_0260.wav|おのれ、寿命間近のオンボロを押しつけておいてその言い草とは……! wav/OKA_0261.wav|横暴だぞ、人類史の未来を変えるやもしれぬ男からたかろうとは! wav/OKA_0262.wav|俺のことに決まっているでしょう wav/OKA_0263.wav|フッ、修理代は弾もう、ミスターブラウン wav/OKA_0264.wav|………… wav/OKA_0265.wav|バイトの面接だと!? こんな若い女性が!? wav/OKA_0266.wav|この辛気くさくてオシャレ感ゼロで繁盛もしておらず、むさいおっさんが店長のブラウン管工房に、バイト希望だと言うのか── wav/OKA_0267.wav|……俺は事実を言ったまでですよ。もっとも、部外者が口を出す問題ではないが wav/OKA_0268.wav|しかしブラウン管工房がバイトを募集していたとはな。この暇さではその必要性をまったく感じないのだが wav/OKA_0269.wav|ちょっ、それでいいのか? というかこれはコントか? もしかして仕込みか!? wav/OKA_0270.wav|俺の名……聞きたいと言うのか? いや、やめておけ。それを知ることで、お前にも災厄が降りかかるかもしれん wav/OKA_0271.wav|これまでも多くの人が、俺の名を知ったことで“機関”に狙われた。アメリカのサラ、イタリアのクラウディア、フランスのシモーヌ……これ以上、誰かを危険な目に遭わせるわけには── wav/OKA_0272.wav|岡部ではない。俺は鳳凰院── wav/OKA_0273.wav|……岡部倫太郎だ wav/OKA_0274.wav|……は? wav/OKA_0275.wav|ミスターブラウン、彼女は採用しない方がいいと思う wav/OKA_0276.wav|せいぜいそう思っているがいいさ wav/OKA_0277.wav|……暑い wav/OKA_0278.wav|俺だ。状況は? wav/OKA_0279.wav|ジョン・タイターについて把握しているのかと聞いている wav/OKA_0280.wav|そもそもお前、今どこにいるんだ? ラボには来るのか? wav/OKA_0281.wav|またか…… wav/OKA_0282.wav|内密に話がある wav/OKA_0283.wav|俺が行くまでそこから動くな wav/OKA_0284.wav|……!? wav/OKA_0285.wav|&rsWait&rtウェイ&re、&rswait&rtウェイ&re、&rswait&rtウェイ&re! wav/OKA_0286.wav|ちょっ、そこでケータイカメラを使っている貴女! 待て! 待ってください! wav/OKA_0287.wav|って、よせ、撮るんじゃない! まさか“機関”の差し金か!? wav/OKA_0288.wav|質問に、答えてもらいたいんですがね。貴女は“機関”の人間か? wav/OKA_0289.wav|ち、違うのか? wav/OKA_0290.wav|違うとしても、問題がありますよ。俺の写真を持っていると“機関”に知られれば、貴女にもヤツらの魔の手が伸びるかもしれない wav/OKA_0291.wav|とにかく今撮った俺の写真を即刻削除してほしい wav/OKA_0292.wav|謝るより先に、写真を削除してほしいわけだが wav/OKA_0293.wav|風景を撮っていた? 観光客? wav/OKA_0294.wav|変なヤツだな…… wav/OKA_0295.wav|ん? wav/OKA_0296.wav|それより写真を── wav/OKA_0297.wav|くっ……。俺は……この街に、長く居すぎたのかもしれん……! だが、そろそろ潮時か…… wav/OKA_0298.wav|レトロPC? wav/OKA_0299.wav|そ、そうか…… wav/OKA_0300.wav|幻のレトロPCと言うと、&cTIPSC;98&cMESC;あたりか? wav/OKA_0301.wav|ジョン・タイターが手に入れようとしたPCか wav/OKA_0302.wav|ない。名前を知ってるぐらいだ wav/OKA_0303.wav|これも&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択かもしれん…… wav/OKA_0304.wav|ダルならば、詳しく知っているかもな wav/OKA_0305.wav|そいつは俺の&rs頼れる右腕&rtマイ・フェイバリット・ライトアーム&reであるスーパーハカーでな、&cTIPSC;MI6&cMESC;の中枢にすらハッキングできる実力の持ち主なのだ wav/OKA_0306.wav|では俺は行く。女よ、&cTIPSC;メディア・スクラム&cMESC;もほどほどにな wav/OKA_0307.wav|なにをする!? wav/OKA_0308.wav|……なにが狙いだ? wav/OKA_0309.wav|断る! 今、ダルを失うわけにはいかん! wav/OKA_0310.wav|………… wav/OKA_0311.wav|俺の後ろを歩くな! wav/OKA_0312.wav|ゲェーッ! まだ削除していなかったのか? wav/OKA_0313.wav|この俺を脅すとは……貴様、何者だ? wav/OKA_0314.wav|なんだそれは? wav/OKA_0315.wav|ハッ! 貴様、俺の写真を無断で記事にするつもりだな!? wav/OKA_0316.wav|交換条件に乗ろう…… wav/OKA_0317.wav|そうか、この女……能力者か wav/OKA_0318.wav|鳳凰院凶真。マッドサイエンティストだ wav/OKA_0319.wav|フェニックスの鳳凰に、院、そして凶悪なる真実 wav/OKA_0320.wav|フェニックスの鳳凰に、院、そして凶悪なる真実、だ wav/OKA_0321.wav|なんだこれはふざけるな! 俺の真名をバカにするつもりか! wav/OKA_0322.wav|ならばケータイを貸せ! 俺が入力してやる! wav/OKA_0323.wav|………… wav/OKA_0324.wav|おおっ!? wav/OKA_0325.wav|俺だ。どうした? wav/OKA_0326.wav|空メール? お前に届いたのか? wav/OKA_0327.wav|それは間違いだ。10分後には自動的に消滅するから気にするな wav/OKA_0328.wav|なっ!? なぜその名を!? wav/OKA_0329.wav|それは世を忍ぶ仮の名だ。もう一度、鳳凰院の方の名前で送るから── wav/OKA_0330.wav|なにを言う! 俺は岡部倫太郎ではなく鳳凰院凶真であって── wav/OKA_0331.wav|画像は消したか? wav/OKA_0332.wav|消したのなら証拠を見せろ wav/OKA_0333.wav|なにをだ? wav/OKA_0334.wav|あ、ああ、そんなところだ wav/OKA_0335.wav|やめておけ。ネコ耳メイドが太刀打ちできるほど、“機関”は甘くない wav/OKA_0336.wav|なに!? “あの秘奥義”、ついに会得したのか!? wav/OKA_0337.wav|お前、“&rs聖域&rtサンクチュアリ&re”に行くと言うのか!? wav/OKA_0338.wav|ダメだ、いくら秘奥義を会得したとはいえ、あの場所はお前にはまだ早すぎる wav/OKA_0339.wav|来なくていい。この話はもう終わりだ wav/OKA_0340.wav|……フェリスとは誰だ? wav/OKA_0341.wav|なんだ、そういうことか wav/OKA_0342.wav|いいからさっさと案内してくれ。俺はいつまでここに立っていればいいんだ wav/OKA_0343.wav|……聞きたいのか? どうせダルには理解できない話だと思うが wav/OKA_0344.wav|フッ、ウソで塗り固めた女になど興味はない wav/OKA_0345.wav|黙れ浮気野郎めが! 2次元の嫁が泣いているぞ wav/OKA_0346.wav|オムライス。それとホットコーヒー。ブラックで wav/OKA_0347.wav|内密で緊急の話があるのだ wav/OKA_0348.wav|ジョン・タイターは知っているよな? wav/OKA_0349.wav|アメリカに10年ほど前に現れた、自称未来人だ。お前とは以前、こいつの話題をしたはずだぞ wav/OKA_0350.wav|設定とか言うな! 俺が話すことはすべて真実だ! wav/OKA_0351.wav|待て、なんでそんな、初耳のような言い方をする? wav/OKA_0352.wav|忘れたわけではなく? wav/OKA_0353.wav|日本でもそいつに関する本が出ている wav/OKA_0354.wav|本当になにも知らないのか? wav/OKA_0355.wav|………… wav/OKA_0356.wav|だったら、『IBN5100』については? wav/OKA_0357.wav|知っているんだな? wav/OKA_0358.wav|どんなPCなんだ? wav/OKA_0359.wav|それが現在のアキバにあるという都市伝説を聞いたことは? wav/OKA_0360.wav|じゃあ都市伝説はデマだったということか? wav/OKA_0361.wav|ふむ。なるほど wav/OKA_0362.wav|待たせたな、ダル wav/OKA_0363.wav|待たせたな、ダル wav/OKA_0364.wav|それで、1つだけ確認したいんだが── wav/OKA_0365.wav|IBN5100は世界滅亡の引き金になるアイテムなんだな? wav/OKA_0366.wav|フェイリス杯? なんだそれは? wav/OKA_0367.wav|いいんだ。俺は…… wav/OKA_0368.wav|『雷ネット・アクセスバトラーズ』か……。その名を聞くたび、チャンピオンだったアイツのことを思い出す……。あれから、もう2年になるのか…… wav/OKA_0369.wav|いや、なんでもない。今のは忘れてくれ wav/OKA_0370.wav|………… wav/OKA_0371.wav|はあ? wav/OKA_0372.wav|フェイリス、コーヒー持ってきて wav/OKA_0373.wav|ヒクソンかよ wav/OKA_0374.wav|なんで出ないんだ? wav/OKA_0375.wav|店に迷惑かけないと言っておきながら、『フェイリス杯』なるものを店で開くのか? wav/OKA_0376.wav|お前は結局、2次元派なのか3次元派なのか、どちらなのだ? wav/OKA_0377.wav|色々とフリーダムだな、ダルは wav/OKA_0378.wav|なあ、ダル。なぜ&cTIPSC;&rsX68000&rtペケロッパ&re&cMESC;なのだ? wav/OKA_0379.wav|主人公が日本人なのに&cTIPSC;オッドアイ&cMESC;である理由のようなものか wav/OKA_0380.wav|ロマンだ wav/OKA_0381.wav|お前の最新PCは? wav/OKA_0382.wav|ああ、今朝、大学に行ってきた wav/OKA_0383.wav|顕微鏡で調べてみたんだが、分子レベルでズタズタだった wav/OKA_0384.wav|&cTIPSC;相転移&cMESC;とかそういうレベルではなかった。バナナではないなにかになっていた…… wav/OKA_0385.wav|……&cTIPSC;フラクタル構造&cMESC;を思い出したよ wav/OKA_0386.wav|ああ。バナナに、フラクタル図形の穴をナノレベルで無限に開けていったような感じ wav/OKA_0387.wav|……俺には、1つ仮説がある wav/OKA_0388.wav|電子レンジの電磁波の影響、という仮説だ wav/OKA_0389.wav|俺の推測が正しければ、電話レンジ(仮)はとんでもない殺傷兵器になり得る。軍事に転用すれば、戦争の歴史が塗り変わるだろう。ククク wav/OKA_0390.wav|……俺だ。計画は第2段階を迎えた。……ああ、いずれヤツらは思い知ることになるだろう。&rs審判の日&rtグランド・ジャッジメント&reは近いのだとな wav/OKA_0391.wav|すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの意志であり、人類はそれに&rs抗&rtあらが&reうことはできん。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_0392.wav|バナナは用意してある wav/OKA_0393.wav|ヤツから提供された研究費だ wav/OKA_0394.wav|実験に金をケチるようでは、世界の支配構造を作り替えることなどできんぞ wav/OKA_0395.wav|まゆしぃガイダンスにスキップ機能を付けておくんだった。待たされるとイライラする wav/OKA_0396.wav|2分はけっこう長いんだよな…… wav/OKA_0397.wav|お前は電話レンジ(仮)の中に入ってチンされたことがあるのか? wav/OKA_0398.wav|あえて言うならば……マッドサイエンティストとしての勘だ wav/OKA_0399.wav|かつてエジソンはこう言った。1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄でしかない。だから発明家よ、ひらめけ! ……と wav/OKA_0400.wav|残念だったな。近年では、それは誤って広まったものだというのが常識になっているのだ。フゥーハハハ! wav/OKA_0401.wav|そう、ひらめけ、とだ wav/OKA_0402.wav|故に天才マッドサイエンティストである俺は常に、ひらめ── wav/OKA_0403.wav|しかしチンをしたところで、ゲル状になるだけで、新しい発見などなにもないよな wav/OKA_0404.wav|なにをしている? wav/OKA_0405.wav|消えたってなにが? wav/OKA_0406.wav|……ない wav/OKA_0407.wav|………… wav/OKA_0408.wav|……俺だ。厄介なことになった。俺たちはどうやら……とんでもないものを目覚めさせてしまったらしい wav/OKA_0409.wav|今すぐに緊急要請666号“&rs冷厳なる封印&rtクーリングオフ&re”を発動させろ wav/OKA_0410.wav|なに!? 政府の承認!? バカか、そんなことを言ってる場合ではない! このままではこの国が吹っ飛ぶぞ! wav/OKA_0411.wav|うるさいフェイリスのストーカー。それでバナナはどこに隠した? wav/OKA_0412.wav|バ・ナ・ナを、出せ。手品でも披露して得意になっているつもりか? wav/OKA_0413.wav|………… wav/OKA_0414.wav|なんで消えたんだよ!? wav/OKA_0415.wav|どこに行った、バナーナ! バナーナァァ! wav/OKA_0416.wav|そ、そうか、分かったぞ……。これは電磁波兵器などではなく、テレポートが可能な電子レンジだったのだ……! wav/OKA_0417.wav|でなければこの密室から、バナナが消えるはずがない! wav/OKA_0418.wav|あ、ああ。そうだな…… wav/OKA_0419.wav|な……に……!? wav/OKA_0420.wav|ダルよ、このラボに今、バナナはいくつある? wav/OKA_0421.wav|このゲルバナがくっついているところは、お前がさっき千切った場所か? wav/OKA_0422.wav|な、なあ、ダル……これってもしかして…… wav/OKA_0423.wav|テレポート……だったりするんじゃないか……!? wav/OKA_0424.wav|だ、誰だっ!? wav/OKA_0425.wav|バ、バカな……!? なぜ貴様がここに……!? wav/OKA_0426.wav|弱冠18歳にして『サイエンス』に論文が掲載された天才……衆人環視の中で男をいじめるドS女……そしてまたの名を“&rs蘇りし者&rtザ・ゾンビ&re”…… wav/OKA_0427.wav|牧瀬紅莉栖……! wav/OKA_0428.wav|いったいどういうことだ!? なにが目的でここへ…… wav/OKA_0429.wav|そうか……、やはり貴様、“機関”に所属するエージェント、しかも特殊能力者だな……! wav/OKA_0430.wav|それならば不死であることもうなずける……! wav/OKA_0431.wav|ダル、裏切ったのか!? wav/OKA_0432.wav|牧瀬紅莉栖に弱味を握られたか。それとも色香に惑わされたか? wav/OKA_0433.wav|許さんぞぉぉ、このヴィィィッチがぁぁぁっ! wav/OKA_0434.wav|俺と話をしにきた、と言ったな? wav/OKA_0435.wav|勝手に結論を出さないでもらおうか。お前は俺を誤解している wav/OKA_0436.wav|え、いいのか……? wav/OKA_0437.wav|欧米か! wav/OKA_0438.wav|欧米か…… wav/OKA_0439.wav|身にまとう殺気がハンパないからな。これが俗に言うマーシャルアーツか wav/OKA_0440.wav|ではNINJA── wav/OKA_0441.wav|アメリカ育ちならば、“HAHAHA! ナイストゥミーチュウ!”と満面の笑みを浮かべながら握手を求めるのが普通だろう wav/OKA_0442.wav|いや、むしろハグを求めるぐらいするべきだ wav/OKA_0443.wav|ない! wav/OKA_0444.wav|なにをする! 貴重な実験データを……! wav/OKA_0445.wav|食い意地が張っているとはまだまだお子様だな、蘇りし者よ。そんなに腹が減っているならばバナナ1本ぐらいめぐんでやろう! wav/OKA_0446.wav|遠慮することはない。俺がめぐんでやると言っているのだ! wav/OKA_0447.wav|フハハ、ダルよ、お前はどうしようもないクズだし最低のHENTAIだが、今回ばかりはよくやったと言っておこう! wav/OKA_0448.wav|それで牧瀬紅莉栖。お前は今、なにを想像したのだ? ぜひ教えてほしいものだな、フハハハ wav/OKA_0449.wav|さあ言え、天才少女! 天才がどんな妄想をしたのか、ご高説願おうではないか! wav/OKA_0450.wav|お前に言われたくはない wav/OKA_0451.wav|トップシークレットだ。あえて部外者のお前に1つだけ教えてやれるとするなら、こいつの名前は『電話レンジ(仮)』だということぐらいだ wav/OKA_0452.wav|そのままの意味だ。名前はまだ仮なのだ wav/OKA_0453.wav|だが名前以外は教えることはできないぞ wav/OKA_0454.wav|む、それは…… wav/OKA_0455.wav|クリスティーナと言ったか、貴様 wav/OKA_0456.wav|このレンジの秘密を教えてほしければ、俺と取引してもらおうか wav/OKA_0457.wav|まず1つ。貴様にはラボメンとなってもらう wav/OKA_0458.wav|ラボメンだ、馬鹿者! ラボラトリーメンバー! wav/OKA_0459.wav|他者に秘密を漏らさないという誓約書を書いてもらうさ。もし破ったら、貴様がムッツリスケベのHENTAIだと『サイエンス』誌に告発する wav/OKA_0460.wav|ラボメンとなった暁には、帰国するまでゲストとしてその頭脳を我がラボのために役立ててもらって結構だ wav/OKA_0461.wav|そんなものはない! ここはサークルであって会社ではないのだ wav/OKA_0462.wav|取って食ったりしないから安心しろ wav/OKA_0463.wav|しないっつーの! wav/OKA_0464.wav|2つめの条件は── wav/OKA_0465.wav|この俺が貴様に対して行ったセクハラ一歩手前の行為について、すべて不問にすることだ! wav/OKA_0466.wav|ダルに言われたくない。ちなみにダルのセクハラ行為はこの件に含まれない。そっちは2人で話し合え wav/OKA_0467.wav|こちらからの要求は以上だ! この2点を呑めないのなら、今すぐお引き取り願おう! wav/OKA_0468.wav|……ククク、さあ、どうする? 悪くない取引だと思うがな wav/OKA_0469.wav|貴様が&rs顎&rtがく&re関節症になろうと知ったことではない! 要求を呑むか呑まないか、さあ答えろクリスティーナ! wav/OKA_0470.wav|ククク、いい返事だ。今この瞬間、君はラボメンナンバー004となった wav/OKA_0471.wav|歓迎しよう、クリスティーナ。いや、&rs蘇りし者&rtザ・ゾンビ&reよ wav/OKA_0472.wav|………… wav/OKA_0473.wav|なにか言ったか、天才“HENTAI”少女 wav/OKA_0474.wav|分かればいいのだ。では本題に入ろう。ダルよ、クリスティーナに── wav/OKA_0475.wav|紅莉栖くんに、これまでに我々が行った実験について説明してやりたまえ wav/OKA_0476.wav|………… wav/OKA_0477.wav|貴様の見解を聞こう wav/OKA_0478.wav|俺に指図しないでもらおうか。俺はマッドサイエンティストの鳳凰── wav/OKA_0479.wav|………… wav/OKA_0480.wav|そっちはどうだった? wav/OKA_0481.wav|やはりテレポートなのだよ。人類史上初のな! wav/OKA_0482.wav|現実から目を背けるな。その目で見たものがすべてだ wav/OKA_0483.wav|ならば天才少女よ、今の現象はなんだと言うのだ? wav/OKA_0484.wav|……例えば、テレポートできる物の大きさに限度があるのかもしれん wav/OKA_0485.wav|実験にはいつも、同じからあげを使っていた。1パック12個入りだ wav/OKA_0486.wav|もちろん皿無しの状態でもやってみたが、変化なしだった wav/OKA_0487.wav|電話レンジではなく、電話レンジ(仮)だ wav/OKA_0488.wav|なに!? そんな話は初耳だぞ!? wav/OKA_0489.wav|それはいつのことだ? wav/OKA_0490.wav|だが待て。ダルよ、お前は言ったはずだぞ。ドクター中鉢の発表会は中止になったと── wav/OKA_0491.wav|そう言えばその時間、俺はダルにメールをした。着信しなかったのか? wav/OKA_0492.wav|ああ。だがダルのケータイにはなぜか1週間以上前に届いていて…… wav/OKA_0493.wav|俺はいつも真実しか言わん! というかそこまで言うなら、送信履歴を見せてやる wav/OKA_0494.wav|ない…… wav/OKA_0495.wav|なぜ、ないんだ……? 俺は確かに送ったぞ。昼の1時前には── wav/OKA_0496.wav|なるほどな……。そういうことだったのか wav/OKA_0497.wav|黙れ! 俺は気付いた! 気付いてしまったのだ! wav/OKA_0498.wav|俺が送ったメールの不可思議な現象と、放電が起きたことには、ずばり── wav/OKA_0499.wav|なにか関係がある! wav/OKA_0500.wav|………… wav/OKA_0501.wav|は? wav/OKA_0502.wav|それを調べるのがお前の仕事だクリスティーナ wav/OKA_0503.wav|そこ! 俺の言動を全否定するな! wav/OKA_0504.wav|ダル、放電現象が起きたときの電話レンジ(仮)の状態を教えろ wav/OKA_0505.wav|ダル、&rsX68000&rtペケロッパ&reでどんな操作を? wav/OKA_0506.wav|まゆり、ジューシーからあげナンバーワンを電話レンジ(仮)の中へ! wav/OKA_0507.wav|これで、放電現象が起きたときの条件は再現したはずだな? wav/OKA_0508.wav|そこに突っ立っている助手! wav/OKA_0509.wav|他に誰がいるのだ! wav/OKA_0510.wav|いいから俺のメルアドになにかメールを送れ! wav/OKA_0511.wav|使えない助手だな wav/OKA_0512.wav|ダル、お前のケータイからメールを! wav/OKA_0513.wav|適当でいい! wav/OKA_0514.wav|『クリスティーナはHENTAI』これで送れ! wav/OKA_0515.wav|この裏切り者め……! wav/OKA_0516.wav|なぜ俺なのだ! wav/OKA_0517.wav|そういうことだ wav/OKA_0518.wav|おい待て、開けるなまゆり! wav/OKA_0519.wav|ぜ、全員、ケガはないか? wav/OKA_0520.wav|大丈夫か? 火傷とかしてないか? wav/OKA_0521.wav|ク、ククク、フゥーハハハ! す、すべて計算通り! wav/OKA_0522.wav|ジューシーからあげナンバーワンは、偉大な実験の成功のため尊い犠牲となったのだ。冥福を祈ろうではないか wav/OKA_0523.wav|うるさい、黙れお前たち wav/OKA_0524.wav|フ、フハハ、フゥーハハハハ! wav/OKA_0525.wav|すべてが繋がった。一連の出来事が意味する、唯一無二の答え wav/OKA_0526.wav|この電話レンジ(仮)に隠された機能の真実、それが見えた……! wav/OKA_0527.wav|直感というより、そう、これは確信ッ wav/OKA_0528.wav|まず最初に言っておこう。大発明のほとんどは、なにかの研究中に起こる偶然の産物である、と。これをセレンディピティと言う wav/OKA_0529.wav|メールは“過去”へと送られた wav/OKA_0530.wav|溶けかけたからあげは冷凍状態に“戻った” wav/OKA_0531.wav|房から千切られたバナナは房へと“戻った” wav/OKA_0532.wav|その、まさかだ……! wav/OKA_0533.wav|この電話レンジ(仮)は── wav/OKA_0534.wav|タイムマシンだ……! wav/OKA_0535.wav|なあ、『サンボ』に牛丼でも食いにいかないか? wav/OKA_0536.wav|腹は減ってないのか? wav/OKA_0537.wav|フン……煮え切らない男め wav/OKA_0538.wav|き、貴様……! 今、なんと言った!? wav/OKA_0539.wav|寝ぼけているのか? wav/OKA_0540.wav|そのラージハドロンコライダーとはなんなんだ? wav/OKA_0541.wav|お前、人でないものにも性欲を…… wav/OKA_0542.wav|そう言えば少し前は、工場や高速道路の高架下がたまらないとか言っていたな wav/OKA_0543.wav|節操がなさすぎる wav/OKA_0544.wav|SERNか…… wav/OKA_0545.wav|ジョン・タイター! wav/OKA_0546.wav|それは偽者である可能性もある。俺が言っているジョン・タイターは、10年前に現れた方だ wav/OKA_0547.wav|とにかくジョン・タイターが、SERNのことについて触れていた wav/OKA_0548.wav|タイターはこんな“予言”を残した。すなわち、2034年までにSERNがタイムマシンを完成させると……! wav/OKA_0549.wav|10年前だろうが今だろうが、どちらでもいい。それより気にならないか、ダル wav/OKA_0550.wav|この奇妙な符合は、&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択である可能性が高い! wav/OKA_0551.wav|信頼できるかできないかはどうでもいいのだ! 俺たちとヤツは今、タイムマシンというキーワードで繋がっている wav/OKA_0552.wav|そのタイターが言及したSERNについて念のために調べたとしても、損にはならないはず! wav/OKA_0553.wav|ダル、SERNについて詳しく wav/OKA_0554.wav|World Wide Webだと? それって、インターネットの? wav/OKA_0555.wav|SERNはどんな研究を? wav/OKA_0556.wav|現実にそうなる可能性は? wav/OKA_0557.wav|だが、火のないところに煙は立たない wav/OKA_0558.wav|俺だ。ククク、聞いて驚くな。悪の陰謀の匂いを嗅ぎつけた wav/OKA_0559.wav|……ジョン・タイターと、SERN。その2つの言葉から俺が言いたいことは分かってもらえるはずだ。……ああ、そうだ。ヤツらは“機関”と繋がりがある可能性が高い wav/OKA_0560.wav|フッ、偶然だと? おいおい、あまり俺を失望させるなよ。……なに? 根拠だと? そうだな、あえて言えば……ささやくのだよ。俺のマッドサイエンティストとしての直感がな wav/OKA_0561.wav|ヤツらは世界を滅ぼそうとしている。……ああ、ミニブラックホールによってだ。だが、もしもその技術を俺たちが横取りすることができたら、どうかな? wav/OKA_0562.wav|……ククク、当然だ。俺を誰だと思っている。すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だよ。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_0563.wav|ダルよ、俺たちのやるべきことは1つだ wav/OKA_0564.wav|なんぞ、ではない! 聞き返すな! そこはすべてを汲んで、ニヤリと笑うのだ。でないとスーパーハカーらしくないだろうが wav/OKA_0565.wav|お前はスーパーハカーだ wav/OKA_0566.wav|後は分かるな? wav/OKA_0567.wav|SERNにハッキングしろ wav/OKA_0568.wav|ダル、お前ならできる。ヤツらの悪事を暴き、タイムマシンについてのヒントを手に入れろ wav/OKA_0569.wav|電話レンジ(仮)をタイムマシンとして使えるようにするか、このままただの駄作としてラボの倉庫で眠らせることになるか、今が分岐点だ wav/OKA_0570.wav|俺はいつでも&rs本気&rtマジ&reである! wav/OKA_0571.wav|交渉成立だ。すぐ取りかかってくれ wav/OKA_0572.wav|報酬のポテチ1週間分は、スイスの銀行に振り込んでおく wav/OKA_0573.wav|じゃあ、俺は寝る。後は任せた wav/OKA_0574.wav|今、我が相棒である天才が重要なミッションを遂行中なのだ。邪魔をしたくない wav/OKA_0575.wav|前も言ったはずだ。俺たちの秘密に踏み込めば、貴様も危険に巻き込まれる可能性があると wav/OKA_0576.wav|な、なぜ知っている? 俺は説明した覚えはないぞ。まさか貴様、“機関”のスパイ──!? wav/OKA_0577.wav|……そ、そうか wav/OKA_0578.wav|し、知られたからにはしょうがない。簡単に説明しておこう。ただしこれは他言無用だ wav/OKA_0579.wav|我ら未来ガジェット研究所は、世界を陰から操る闇の機関に対抗し、その支配構造を破壊するために活動しているのだ。フゥーハハハ wav/OKA_0580.wav|……!? wav/OKA_0581.wav|そ、そうだが…… wav/OKA_0582.wav|なぜ、俺たちが今まさにSERNにハッキング中だと知っている!? wav/OKA_0583.wav|いいからこちらの質問に答えろ。なぜ俺たちとSERNの関係を知っている!? wav/OKA_0584.wav|……と、とにかく、絶対に他言無用だぞ wav/OKA_0585.wav|店長はどこへ? wav/OKA_0586.wav|まさか1人で持って行けと? wav/OKA_0587.wav|フン、誰も貴様に手伝ってもらおうなどとは思っていない。というより、貴様のような女子に手伝ってもらうことなど、この俺のプライドが許さん wav/OKA_0588.wav|フッ、騙されるものか。貴様、ウソをついているな? wav/OKA_0589.wav|それはこの俺の能力の1つ……『&rs顔色窺いは大人のたしなみ&rtカラーリングジェントルマン&re』が反応したからだ wav/OKA_0590.wav|いるわけがなかろう。この俺がスペシャルなのだ! wav/OKA_0591.wav|貴様……さては“機関”の&rs暗殺者&rtヒットマン&reだな? “ミス・ゴルゴ”というコードネームで呼ばれているだろう? 誰に雇われた!? wav/OKA_0592.wav|あったとしても、俺を殺しに来た&rs暗殺者&rtヒットマン&reに教えるものか wav/OKA_0593.wav|己の能力を他人に教えるなど、自殺行為にもほどがある。力は、秘めたるもの。相手に悟られぬよう使ってこそ、初めて最大限の効果を得られるのだっ wav/OKA_0594.wav|なんとでも言え wav/OKA_0595.wav|………… wav/OKA_0596.wav|はあ? wav/OKA_0597.wav|……似たようなものだ wav/OKA_0598.wav|IBN5100というレトロPCにやたら執着している女がいてな wav/OKA_0599.wav|知っているのか? wav/OKA_0600.wav|そうか。IBN5100の都市伝説は有名だったのか wav/OKA_0601.wav|IBN5100を実際に探し回ってみたが、結局アキバにはなかったというオチは知っている wav/OKA_0602.wav|なにか知っている口振りだな wav/OKA_0603.wav|貴様……何者── wav/OKA_0604.wav|そもそも俺はIBN5100になど興味はない wav/OKA_0605.wav|貴様を信用できる要素が1つもない。その面白い情報が真実であるかどうかも分からない wav/OKA_0606.wav|確か、IBN5100には独自のプログラミング言語がどうたらこうたら wav/OKA_0607.wav|能力名『&rsカマかけ&rtサイズハング&re』……俺は貴様の心の内を読み取ることができるのだ wav/OKA_0608.wav|すべてはお見通しだ、阿万音鈴羽。観念するがいい wav/OKA_0609.wav|こんな朝早くからどうしたのだ? wav/OKA_0610.wav|そうか。それはご苦労 wav/OKA_0611.wav|最近、バナナやからあげは食べ飽きていたところだ。今後もこの差し入れで頼む wav/OKA_0612.wav|苦戦中だ。少しぐらい休んでもらった方がいいんだがな。なにもぶっ通しでなんとかしろとは一言も言ってないんだから wav/OKA_0613.wav|ダルの、スーパーハカー……じゃなくてハッカーとしての腕前、使わなければ宝の持ち腐れだ wav/OKA_0614.wav|それにこれはSERNの悪事を暴くため。世界を陰で支配する巨大な闇との戦いなのだよ! wav/OKA_0615.wav|まゆりよ、薩摩あげをやるから牛すじをくれないか? wav/OKA_0616.wav|ふざけるな。俺は牛すじの次にウズラ卵が好きなのだ wav/OKA_0617.wav|ちくわで手を打ってくれ wav/OKA_0618.wav|ダル、やったのか!? wav/OKA_0619.wav|本当か!? wav/OKA_0620.wav|よくやった。やはりお前は世界最高のスーパーハカー── wav/OKA_0621.wav|ハ、ハッカーだ。お前が敵でなくてよかった wav/OKA_0622.wav|それで、世界滅亡計画の証拠は見つかったか? wav/OKA_0623.wav|ならば、疲れているところ悪いがさっそく調べてくれ。きっとあるはずなのだ、陰謀の影が wav/OKA_0624.wav|右に同じく wav/OKA_0625.wav|エロい例えをするな。つまり見られる情報が限定されてしまうということだろう? wav/OKA_0626.wav|サーバー管理者じゃないのか…… wav/OKA_0627.wav|ダルよ、なんと書いてあるのだ? wav/OKA_0628.wav|&cTIPSC;エキサイト先生&cMESC;にご登場願え! wav/OKA_0629.wav|俺はとっくに悪の道に踏み込んだ身、なんの良心の呵責も感じないのだ、フゥーハハハ! wav/OKA_0630.wav|責任はすべてこの俺が取る。ダルやまゆりに罪を被せるつもりはない wav/OKA_0631.wav|それはお断りだ wav/OKA_0632.wav|というわけでダルよ、心置きなくのぞき見るのだ wav/OKA_0633.wav|LHCの実験レポートか。タイムマシンのヒントが得られるかもしれん。開いてみるべきだろう wav/OKA_0634.wav|くっ、さすがに簡単にはいかないか…… wav/OKA_0635.wav|そういう演技は無用だ wav/OKA_0636.wav|……9年? wav/OKA_0637.wav|今のメール、翻訳ミスということはないのか? wav/OKA_0638.wav|だとしたら妙なことになる wav/OKA_0639.wav|LHCが稼働を開始したのは、去年の春ぐらいだったはずだ。だがこのメールでは、9年前から稼働していたと読み取れる wav/OKA_0640.wav|ダル。もっと調べてくれ。タイムマシン研究の痕跡を探すんだ wav/OKA_0641.wav|その具体的な内容は? ブラックホールの生成実験か? wav/OKA_0642.wav|……国家最高機密? wav/OKA_0643.wav|構わん。詳細を調べろ wav/OKA_0644.wav|お前はハッキングで足が付くような無能なのか? wav/OKA_0645.wav|だったらなにも問題はない wav/OKA_0646.wav|ストップ! ストーップ! wav/OKA_0647.wav|やはりSERNは、LHCを使ったミニブラックホール生成に成功していたのだ……! wav/OKA_0648.wav|だが実際にはすでにミニブラックホールは生成されている wav/OKA_0649.wav|その先にはなんと書いてある? wav/OKA_0650.wav|ど、どういう意味だ? wav/OKA_0651.wav|なっ…… wav/OKA_0652.wav|ゼリーマンズレポート、というのはなんだ? wav/OKA_0653.wav|ではそれは後回しだ。タイムマシンについて探してくれ wav/OKA_0654.wav|ジャックさんのIDでは調べられないのか? wav/OKA_0655.wav|では、今日のところはこれまでか…… wav/OKA_0656.wav|妙、というと? wav/OKA_0657.wav|バグ? wav/OKA_0658.wav|暗号化されている可能性は? wav/OKA_0659.wav|気になるな wav/OKA_0660.wav|ご苦労だった。もう休め、ダル wav/OKA_0661.wav|……! wav/OKA_0662.wav|………… wav/OKA_0663.wav|ククク、そうか……今、点が線で繋がろうとしているぞ wav/OKA_0664.wav|ジョン・タイター、SERN、タイムマシン…… wav/OKA_0665.wav|ダルよ、もしかするとそのプログラムの正体、判明するかもしれんぞ wav/OKA_0666.wav|俺のひらめきが正しければ、ジョン・タイターが知っている……! wav/OKA_0667.wav|なんとでも言うがいい。答えはすぐに出る wav/OKA_0668.wav|来た! wav/OKA_0669.wav|ク、ククク……。やはりな wav/OKA_0670.wav|ダルよ、俺の予想は正しかった wav/OKA_0671.wav|判明したぞ、そのプログラムの正体が wav/OKA_0672.wav|ククク、否……断じて否だっ! 我らにとってこの発見はまさに必然。これこそが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だということだっ! wav/OKA_0673.wav|ならば聞くが、外部からの&cTIPSC;クラッキング&cMESC;に対する最高のセキュリティ方法はなんだ? wav/OKA_0674.wav|故にそこに眠るのは、SERNにとって最重要の機密だということだ! wav/OKA_0675.wav|俺の頭の中に眠る膨大な&rs禁書目録&rtインデックス&reに記述されている、とでも言っておこう wav/OKA_0677.wav|まゆり、大事な話があるから集まれ! wav/OKA_0678.wav|聞こえるとか聞こえないとかの問題ではないのだ! wav/OKA_0679.wav|これは我ら未来ガジェット研究所にとって、いや人類の未来にとって運命を左右する会議なのだよ! wav/OKA_0680.wav|だからもっとこう、秘密めいた感じというか、企んでいる感じを出したい wav/OKA_0681.wav|2人とも聞け! これより未来ガジェット研究所は、緊急極秘作戦を発動させる! wav/OKA_0682.wav|これは世界を陰から操る巨大な闇との戦いの第一歩となるだろう! 敵はSERN! 世界的な研究機関でありながら邪悪な研究に魅入られた連中である! wav/OKA_0683.wav|いいか、世界にマッドサイエンティストは2人いらん。ヤツらに先んじられる前に、我らが出し抜いてやるのだ……! wav/OKA_0684.wav|ヤツらはヤツらだ wav/OKA_0685.wav|つまり、このアキバのどこかにあるという、幻のレトロPC……IBN5100を手に入れるっ wav/OKA_0686.wav|そうだったな…… wav/OKA_0687.wav|まあ、それができるのはダルだけなのだから、そっちは任せる wav/OKA_0688.wav|ではIBN5100の捜索は、俺とまゆりで── wav/OKA_0689.wav|………… wav/OKA_0690.wav|いいだろう。この件は俺がなんとかする。そうと決まった以上、俺のやり方に口出しは無用だ。分かったな? wav/OKA_0691.wav|なかなかのテクだな wav/OKA_0692.wav|初めて!? 自転車に!? wav/OKA_0693.wav|今からバイトか wav/OKA_0694.wav|ちょうどよかった。お前に話がある wav/OKA_0695.wav|このオンボロブラウン管屋に、なにを準備することがある? wav/OKA_0696.wav|ならば話をさせてもらおう wav/OKA_0697.wav|あまり……俺を怒らせない方がいい wav/OKA_0698.wav|IBN5100はどこにある wav/OKA_0699.wav|ふめ……? なに? wav/OKA_0700.wav|昨日のお前の口振りは、知っているように見えた wav/OKA_0701.wav|ならば、その知り合いのところへ案内してもらおう。イヤだとは言わせん。拒否すればお前はこの世の地獄を見ることになる wav/OKA_0702.wav|どういう意味だ? まさか想像上の存在か── wav/OKA_0703.wav|………… wav/OKA_0704.wav|済まなかった wav/OKA_0705.wav|欲情しているのは貴方ではないのか、ミスターブラウン wav/OKA_0706.wav|いい目をしているな、バイト戦士。現代人にはない、野獣さながらのギラギラした輝きがある wav/OKA_0707.wav|その目を忘れるな、そうすればお前は必ずや、バイト戦士から真の戦士へとクラスチェンジできるだろう wav/OKA_0708.wav|SERNとの&cTIPSC;&rs最終聖戦&rtラグナロック&re&cMESC;の暁には、ともに戦おうではないか。それまで精進するがいい wav/OKA_0709.wav|SERNとの最終決戦だ wav/OKA_0710.wav|当たり前だ、今初めて明かしたのだからな。&rs最終聖戦&rtラグナロック&reは俺が起こす。世界を作り替えるためにだ! wav/OKA_0711.wav|やはり一緒に探す気になったか。いいラボメン精神だ wav/OKA_0712.wav|………… wav/OKA_0713.wav|で、どこで買うつもりだ? wav/OKA_0714.wav|だが『サンボ』はこの時間だとまだ開店していないぞ── wav/OKA_0715.wav|星なんて見えないだろう wav/OKA_0716.wav|哲学的なことを言うのは結構だが、道のど真ん中で立ち止まるのは危ないだろうが wav/OKA_0717.wav|助手か。ここでなにをしている wav/OKA_0718.wav|気にするな。イライラしているのはお前が原因ではない wav/OKA_0719.wav|お前だって以前、俺のことを何度もにらんだだろう wav/OKA_0720.wav|イヤというより、常識外れなのだ wav/OKA_0721.wav|それでクリスティーナ、ここでなにをしている? wav/OKA_0722.wav|なんだ? なにを拗ねている wav/OKA_0723.wav|なにをバカな。お前はすでにラボメンなのだぞ。ラボの利益のために働いてもらわないと困る wav/OKA_0724.wav|人工衛星を見に来たのか? wav/OKA_0725.wav|そもそもあれはどこの人工衛星だったのだ? wav/OKA_0726.wav|そうか、あれも“機関”の差し金だったのだ……! あのとき、ラジ館にいたこの俺を抹殺するためのな! wav/OKA_0727.wav|“機関”は“機関”だ。正式名称は別にあるが、その存在を知る者は全員、畏怖の感情をこめて“機関”とだけ呼ぶ wav/OKA_0728.wav|世界を陰から操る、国家を超越した秘密機関であり、政治、経済、宗教、すべてを掌握しているのだ wav/OKA_0729.wav|どうかしたか? wav/OKA_0730.wav|なにをそんなに興奮しているのだ。ちなみに電話レンジではなく、電話レンジ(仮)であって── wav/OKA_0731.wav|……進展はない。実験を繰り返してみたが、今のところあの放電現象、および過去へ遡るメールは一度も再現できていない wav/OKA_0732.wav|そう言うな。メール魔が改心したのだから、それについてきちんと評価してやらねばならない wav/OKA_0733.wav|その言葉、そっくりそのまま返してやるぞ、クリスティーナ wav/OKA_0734.wav|ほう、俺の真名を覚えていたか。いかにも、我が名は鳳凰院凶真だ wav/OKA_0735.wav|どこが皮肉なのだ? お前は俺の正しい名を呼んだ。なにも間違いはない。助手としていい心がけだ wav/OKA_0736.wav|俺は岡部ではない! wav/OKA_0737.wav|なんのことだ? wav/OKA_0738.wav|そうか、だからお前、初めて会ったとき俺から強引にケータイを奪ったのだな wav/OKA_0739.wav|しただろう。俺が定時報告をしているときに、お前は俺の手から── wav/OKA_0740.wav|いや。なんでもない wav/OKA_0741.wav|それで、電話レンジ(仮)の話だったな wav/OKA_0742.wav|お前はあの実験の後、“タイムマシンなどウソだ”などと悲痛な叫びを上げていた。過去のトラウマでも思い出したか wav/OKA_0743.wav|そう、あれはまだ5歳の頃。クリスティーナはアーカンソー州の草原で雷に── wav/OKA_0744.wav|のどかな風景を思い浮かべたとき、最初に浮かんだ州の名はアーカンソーであり、次に浮かんだのがオレゴンだった wav/OKA_0745.wav|では答えよ、クリスティーナ! なぜあのとき“ウソ”だと言った!? wav/OKA_0746.wav|トンデモ科学だと? なにをバカな wav/OKA_0747.wav|お前もはっきり見たはずだ、メールが過去へと跳んだあの現象を! バナナが瞬間移動したその瞬間を! wav/OKA_0748.wav|だが実際に起きた。お前は自分自身の目で見たことを否定するのか? 現実よりも理論こそが正しいと言うのか? ならば一生、詭弁を弄して言葉遊びをしているがいい wav/OKA_0749.wav|量子論など、俺からしてみれば言葉遊びにしか見えないということだ wav/OKA_0750.wav|現象に対して素直になれ。起きたことがすべてであり、起きていないこと、観測できていないことはすべて仮説でしかない wav/OKA_0751.wav|だが仮説が間違っている場合もある。かのアインシュタインでさえ、間違えたことがあるのだ wav/OKA_0752.wav|なるほど。いい反論だな wav/OKA_0753.wav|ところでクリスティーナよ、俺は常々感じていた。物理学者には矛盾がある wav/OKA_0754.wav|現実に起きていて、誰もが知っているが、いまだ解明されておらず、物理学者も手を付けようとしない現象というものは、確かに存在する。それについてはどう思う? wav/OKA_0755.wav|例えば幽霊 wav/OKA_0756.wav|オカルトだからと言って思考停止か? それはお前がたった今言ったことと矛盾するぞ wav/OKA_0757.wav|“そんなことじゃ、真実には絶対たどり着けない” wav/OKA_0758.wav|幽霊を見る人間は確かに存在する。映像としても証拠が存在している wav/OKA_0759.wav|にもかかわらず、なぜ他の仮説をこねくり回し続けていられるのだ? wav/OKA_0760.wav|解明されていない現象に専攻もクソもあるまい wav/OKA_0761.wav|というわけで、過去へメールを送る現象も、きちんと検証すべきだ。助手も力を貸すがいい wav/OKA_0762.wav|父……? wav/OKA_0763.wav|なぜそう言い切れる wav/OKA_0764.wav|フゥーハハハ! 気にすることはない! 今のはお前の資質を試すため、あえて怒らせたのだからな! wav/OKA_0765.wav|……助手の考えは分かった。そこまでタイムマシンを嫌っているとはな。お前の反応はアレルギーに近い wav/OKA_0766.wav|無理にラボメンに誘って迷惑をかけたな。もう二度と来なくていい wav/OKA_0767.wav|だが、これだけは伝えておく。クリスティーナよ wav/OKA_0768.wav|ラボメンナンバー004は、永久欠番としておく。この番号は……ずっと、お前のものだ wav/OKA_0769.wav|なにをする! 俺によるささやかな演出──後腐れのない別れのシーンを台無しにするとは、貴様それでも俺の助手か! wav/OKA_0770.wav|あれは俺が見た幻だ wav/OKA_0771.wav|そんなことは知らん。それと夢ではなく幻だ wav/OKA_0772.wav|あの日、ラジ館でドクター中鉢がタイムマシンの発表会をしていた wav/OKA_0773.wav|そういうことになっているようだな。だが俺が見た幻では無事開催された。俺はそれをまゆりと一緒に見に行って、お前に声をかけられたのだ wav/OKA_0774.wav|だから幻だったと言っているだろう。いや、あるいは……幻なのはこちらの世界なのかもな wav/OKA_0775.wav|だとしたら電話レンジ(仮)の謎も解決だ。幻ならば、物理法則を無視したことも起こり得る wav/OKA_0776.wav|仮説を提示したのだよ。物理学者お得意のな wav/OKA_0777.wav|俺が駆けつけたときには、すでにお前は血まみれで倒れていた。犯人は見なかった wav/OKA_0778.wav|まったくない。その時点では俺とお前は一度だけ話したことがある程度の、ただの通りすがりの他人だった wav/OKA_0779.wav|とにかく接点などほとんどなかった。故に俺はお前の死体を見た後、119番に通報することなくその場を後にしたのだ wav/OKA_0780.wav|なにを望んでいる? 過去に戻って、お前の死体を丁重に扱えと? そのためには電話レンジ(仮)を使えるようにしなければな wav/OKA_0781.wav|保証はできないな。それを実行するためには、24時間完璧に、俺の脳内を監視しなければなるまい wav/OKA_0782.wav|俺の話は終わっていない wav/OKA_0783.wav|別れのシーンを台無しにしたお返しだクリスティーナ! 己の軽率な行動を恨むのだな! wav/OKA_0784.wav|IBN5100の件だ wav/OKA_0785.wav|……いや、知らないのならばいい。さらばだ。もう二度と会うこともないだろう wav/OKA_0786.wav|IBN5100。1975年発売のレトロPCだ。今、探している wav/OKA_0787.wav|気になるか? wav/OKA_0788.wav|気になるのだな? wav/OKA_0789.wav|ならば答えよう。IBN5100はSERNの秘密に繋がっている wav/OKA_0790.wav|いかにも。そして我がラボが総力を挙げて調べたところによれば、SERNはタイムトラベルについて研究している痕跡がある wav/OKA_0791.wav|うう〜む…… wav/OKA_0792.wav|もしもし。俺だ wav/OKA_0793.wav|直通回線でかけるなと言ったはずだ。盗聴されている可能性があるのだぞ wav/OKA_0794.wav|&rs迂闊&rtうかつ&reな真似はするなと言っている。それで、そちらの状況は? wav/OKA_0795.wav|要するになんの用だと言っているのだ wav/OKA_0796.wav|作戦行動中だ wav/OKA_0797.wav|作戦行動中! IBN5100を探し回っているのだ! wav/OKA_0798.wav|有益な情報なら聞こう wav/OKA_0799.wav|おい、電話で話せ、おい、まゆり! wav/OKA_0800.wav|なぜわざわざメイクイーンに行かねばならんのだ…… wav/OKA_0801.wav|それはご苦労。で、すごい話とはいったいなんだ? wav/OKA_0802.wav|1個くれ wav/OKA_0803.wav|店先でよくそんな真似ができるな。メイドとしての自覚が足らんぞ wav/OKA_0804.wav|お前はここでは椎名まゆりではなく、マユシィ・ニャンニャンなのだ wav/OKA_0805.wav|なのに店先で俺に“はい、ア〜ン♪”などということをするのは、この店を訪れるすべてのご主人様たちに対する裏切り行為と見なされるだろう wav/OKA_0806.wav|それで、すごい話とはいったいなんだ? wav/OKA_0807.wav|まさか手がかりをつかんだのか!? そうか、メイクイーンにあったんだな!? これはなんという盲点だ! 俺としたことがっ wav/OKA_0808.wav|まゆり、さっさと要点を話せ。お前がいかに苦労したかはどうでもいい wav/OKA_0809.wav|な、なに!? それは本当か!? wav/OKA_0810.wav|フェイリスが…… wav/OKA_0811.wav|俺だ。IBN5100の手がかりをつかめそうだ。……ああ、聞いて驚くな。フェイリス・ニャンニャンだ wav/OKA_0812.wav|あの猫娘が、レトロPCに詳しいとはな。これはなにか裏があると見るべきだろう wav/OKA_0813.wav|……フッ、相変わらず人使いが荒いな。分かっている、今すぐ会いに行ってくる wav/OKA_0814.wav|もしも今日の20時までに連絡しなかったら、俺に構わずメイクイーンに襲撃をかけろ wav/OKA_0815.wav|すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だ……。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_0816.wav|まゆりよ、よくやった! お前からの情報は有意義に使わせてもらう! wav/OKA_0817.wav|ところでそこの看板にある『フェイリス杯』というのはなんだ? wav/OKA_0818.wav|やむを得ないな、情報が少ないのが不安なところだが、これより突入を開始する wav/OKA_0819.wav|まゆりはここで待っていろ。1時間以内に戻らなければ、すぐにここを離れて家に帰るのだ。分かったな? wav/OKA_0820.wav|………… wav/OKA_0821.wav|俺だ。調べてもらたいことがある。『フェイリス杯』について wav/OKA_0822.wav|……なに!? フェイリスを自由にできる権利を賭けた、殺戮のバトルロイヤルだと!? wav/OKA_0823.wav|……どうやら俺は、とんでもないところに来てしまったらしい。……いや、問題ない。なんとか生き延びて見せるさ。……いかなる手段を使ってもな。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_0824.wav|『フェイリス杯』とはバトルロイヤルなのだな? wav/OKA_0825.wav|………… wav/OKA_0826.wav|案ずるな。俺が止めるまでもなく、みんなおとなしく席に着いている wav/OKA_0827.wav|マジな話、『フェイリス杯』とはなんなのだ? wav/OKA_0828.wav|フェイリス、本気……なのか……! wav/OKA_0829.wav|断る! wav/OKA_0830.wav|俺は戦うつもりなどない。ただお前に話があって来ただけだ wav/OKA_0831.wav|メイドの分際でご主人様を帰らせる気か wav/OKA_0832.wav|話は2分で済む。IBN── wav/OKA_0833.wav|……足下を見おって wav/OKA_0834.wav|………… wav/OKA_0835.wav|やむを得んな。その勝負、受けて立とう。ただし── wav/OKA_0836.wav|勝負した暁には、お前が知る情報をすべて話してもらうぞ! wav/OKA_0837.wav|なっ、ダル!? wav/OKA_0838.wav|お前、ここでなにをしている! SERNの件はどうした! wav/OKA_0839.wav|くっ、今にもSERNによって世界が支配されようとしているのに、なにを呑気な…… wav/OKA_0840.wav|俺は別件で来て巻き込まれたのだ。雷ネットにもフェイリスの手料理にも興味はない wav/OKA_0841.wav|ダル、オペレーションΣだ wav/OKA_0842.wav|手を組もう、と言っている。俺たち2人がチームを組めば最強だろう wav/OKA_0843.wav|俺にとってお前は、まさに右腕。そんな心強い相棒がいてくれたのだ、もう怖いものはない wav/OKA_0844.wav|貴様それでも仲間か! wav/OKA_0845.wav|う、裏切ったな……。なんのためにお前をスパイとしてこの店に送り込んだと思っている…… wav/OKA_0846.wav|強くなったらどうなるのだ? wav/OKA_0847.wav|トレンド、だろ? wav/OKA_0848.wav|英雄か……。悪くない響きだ wav/OKA_0849.wav|待て。その論旨展開はおかしい。雷ネットが強くなることと、『うーぱ』がかわいいことは関係ないだろう wav/OKA_0851.wav|フン……ざまあないな、貴様ら wav/OKA_0852.wav|だが、真打ちというのは最後に出て来てこそだ wav/OKA_0853.wav|ダルよ、お前に教えてやる。真の&rs漢&rtおとこ&reの戦い方というものをな wav/OKA_0854.wav|フッ。そういうことだ。作戦名は“G−BACK”とだけ言っておこう wav/OKA_0855.wav|……これまでに散っていった20人の涙……無駄にはせん wav/OKA_0856.wav|フェイリスよ、約束は覚えているな? この勝負が終わったら、お前が知っている情報をすべて話してもらうぞ wav/OKA_0857.wav|5分だ。それまでに勝負は決するだろう wav/OKA_0858.wav|参りました wav/OKA_0859.wav|フゥーハハハ! そのまさかだっ! wav/OKA_0860.wav|作戦名“G−BACK”とはすなわち、自爆に等しい突撃を仕掛けること! wav/OKA_0861.wav|ククク、まだ気付かないのかフェイリス・ニャンニャン! 俺にとってこの戦い、勝ち負けなどどうでもよかったのだ wav/OKA_0862.wav|俺がお前に提示した条件を覚えているか? wav/OKA_0863.wav|違うな、間違っているぞフェイリス。俺はこう言ったのだ wav/OKA_0864.wav|“勝負した暁には、お前が知る情報をすべて話してもらう”と。“勝負した暁には”だ。分かるかフェイリス wav/OKA_0865.wav|俺は一言も“お前に勝ったら”とは言っていない! wav/OKA_0866.wav|この作戦は俺だからこそできたこと。この場にいる誰もが、フェイリスの手作り料理という目の前の餌に釣られ、勝つことにこだわりすぎていた wav/OKA_0867.wav|だが俺は違った。フェイリスの手料理などにはまったく興味はなかった。そのモチベーションの差こそが、この負け前提の作戦を成功に導いたのだ! wav/OKA_0868.wav|ククク、フハハハハ、フゥーハハハハ! wav/OKA_0869.wav|頭脳的作戦と言え! これぞオペレーション“G−BACK”だ! wav/OKA_0870.wav|さあフェイリス。答えてもらおう。IBN5100はどこにある! wav/OKA_0871.wav|しらばっくれても無駄だ。俺は確かな筋から情報を得ているのだ wav/OKA_0872.wav|お前がIBN5100について知っているのは間違いない wav/OKA_0873.wav|なっ、どういうことだ? お前はレトロPCに詳しいのだろう!? まゆりがそう言っていたぞ! wav/OKA_0874.wav|つまりそこにIBN5100が眠っているのだな! では今すぐ案内してもらおう! wav/OKA_0875.wav|なに!? なぜだ!? wav/OKA_0876.wav|そんなわけなかろうが! なにが犬耳だ! wav/OKA_0877.wav|くっ、卑怯だぞフェイリス……信者たちを味方に付けたか…… wav/OKA_0878.wav|ぐわああっ wav/OKA_0879.wav|くそっ、こ、こんなときに……目覚めるんじゃない……! wav/OKA_0880.wav|クソ、結局なにも収穫がなかったか…… wav/OKA_0881.wav|どうした。『フェイリス杯』はもうお開きになったのか? wav/OKA_0882.wav|いい働きだ、まゆり! どこぞの能無しスーパーハカーとは大違いだな! それで? wav/OKA_0883.wav|前置きが長い! 頼むから要点だけを話してくれ! wav/OKA_0884.wav|神社……だと? wav/OKA_0885.wav|どこの神社だ? wav/OKA_0886.wav|まあいい。悪くないヒントだ wav/OKA_0887.wav|よし、まゆりは引き続き、諜報活動に精を出せ wav/OKA_0888.wav|分からないなら理解しなくていい。じゃあな wav/OKA_0889.wav|&rs閃光の指圧師&rtシャイニングフィンガー&re! wav/OKA_0890.wav|指圧師! wav/OKA_0891.wav|聞こえていないのか? wav/OKA_0892.wav|鳳凰院凶真。マッドサイエンティストだ wav/OKA_0893.wav|貴様、人の顔も覚えられないのか wav/OKA_0894.wav|IBN5100を探すという協力関係にあるにもかかわらず、この有様とはな wav/OKA_0895.wav|俺は鳳凰院だ wav/OKA_0896.wav|メール? wav/OKA_0897.wav|……っ wav/OKA_0898.wav|まさに奇遇だな。お前もパーツショップを探して回っていたのか wav/OKA_0899.wav|貴様は喋ることもできないのか? wav/OKA_0900.wav|メールを打つ方がよほど面倒だろうが! wav/OKA_0901.wav|飲むか? wav/OKA_0902.wav|なぜ喋らない? wav/OKA_0903.wav|そうか、そういうことか……! wav/OKA_0904.wav|いや、普通だ wav/OKA_0905.wav|お前はなんら恥じることはない。この世には絶対不変の真理というものが存在する。どれだけあがこうと、努力だけでは変えられない壁だ wav/OKA_0906.wav|故に人は妥協し、諦め、その都度、別の道を目指す wav/OKA_0907.wav|だがこれだけは忘れるな。己の心の中に、自分だけの&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reを持て wav/OKA_0908.wav|人は必ず1つ、その扉を持つ。これさえあれば、どれだけ別の道を行こうと、迷うことはないだろう……。そう、この俺のようにな wav/OKA_0909.wav|それで、ここからが本題だ。IBN5100の情報はなにかあるか? wav/OKA_0910.wav|いったいいつから調べている? wav/OKA_0911.wav|どんな調べ方を? wav/OKA_0912.wav|PCショップで店員から話を聞いたりしているか? アキバで一番PCの事情に詳しいのは、彼らだぞ wav/OKA_0913.wav|お前の目的はどっちなのだ? IBN5100を手に入れることと、都市伝説を調べることと wav/OKA_0914.wav|なるほどな wav/OKA_0915.wav|この後はどこを調べるつもりだ? wav/OKA_0916.wav|ん? よく聞こえないんだが wav/OKA_0917.wav|案ずるな。俺はそれなりのネットワークを持っている。それを駆使すれば、レトロPCだろうと見つけるのは造作もないことだ wav/OKA_0918.wav|この俺を誰だと思っている。鳳凰院凶真だ! 望むものは支配構造の崩壊、そして混沌なり! フゥーハハハ! wav/OKA_0919.wav|岡部ではない、鳳凰院だ! wav/OKA_0920.wav|俺だ。状況は? wav/OKA_0921.wav|ああ。なにかあったのか? wav/OKA_0922.wav|はあ? なんだそれは? wav/OKA_0923.wav|待て! おい、まゆり! こら! wav/OKA_0924.wav|………… wav/OKA_0925.wav|俺だ。状況を教えろ wav/OKA_0926.wav|いや、なにも聞いていない wav/OKA_0927.wav|なに……!? フェイリス!? wav/OKA_0928.wav|これも&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だな! wav/OKA_0929.wav|それで、フェイリスはそこにいるのか? wav/OKA_0930.wav|神社……だと? wav/OKA_0931.wav|どこの神社だ? wav/OKA_0932.wav|まあいい。悪くないヒントだ wav/OKA_0933.wav|そうか。ダル、お前ならできる。絶対優勝しろ wav/OKA_0934.wav|誰だ? wav/OKA_0935.wav|“機関”だな? 警告のつもりか。これ以上、SERNに手を出すなと言いたいのか? wav/OKA_0936.wav|“機関”の人間では、ないのか? wav/OKA_0937.wav|マキセ…… wav/OKA_0938.wav|悪いが、思い出せない。どこで出会ったのか教えてくれ。パリか、ロンドンか── wav/OKA_0939.wav|おお、助手! wav/OKA_0940.wav|クリスティーナと言ってくれないと分からないではないか wav/OKA_0941.wav|お前は相変わらずキャンキャンとうるさいな wav/OKA_0942.wav|ちょっと待て、お前、なぜ俺の電話番号を知っている……? wav/OKA_0943.wav|なんだ、つまらんオチだな。それで、どうかしたのか助手 wav/OKA_0944.wav|柳林神社に向かっているところだが wav/OKA_0945.wav|………… wav/OKA_0946.wav|え? はあ!? なんだ今の!? 嫌がらせか!? 嫌がらせなのか!? wav/OKA_0947.wav|……『サイエンス』誌に論文が載ったからなんだというのだ wav/OKA_0948.wav|さっきの電話はなんだ? wav/OKA_0949.wav|誰も呼んでいないのだが wav/OKA_0950.wav|………… wav/OKA_0951.wav|なぜ俺に会いに来た wav/OKA_0952.wav|なんのことだ? wav/OKA_0953.wav|貴様、“機関”ではなくSERNのスパイだったか! この俺を殺しに来たのだな! そんなことだろうと思っていた! いかにも人を殺しそうな顔をしているからな! wav/OKA_0954.wav|落ち着く、か……。フッ、お前には分かるまい。常に身の危機に晒され、逃亡に次ぐ逃亡を重ねてきたこれまでの俺の人生は wav/OKA_0955.wav|俺にケンカを売りに来たのか? wav/OKA_0956.wav|そうではなく、お前が興味を持ったのはSERNでタイムマシン研究が行われていることだろう? 素直になれ wav/OKA_0957.wav|それを確かめに来た wav/OKA_0958.wav|そうだ wav/OKA_0959.wav|……ルカ子よ、お前、例のものはどうした? wav/OKA_0960.wav|常に携帯しろと言っておいたはずだ! wav/OKA_0961.wav|掃き掃除の最中に乗っ取られたら、どうするつもりだ。誰も助けてはくれんぞ wav/OKA_0962.wav|助手だ wav/OKA_0963.wav|俺は事実を述べたまでだ、クリスティーナ wav/OKA_0964.wav|それよりルカ子。お前の父上と話を── wav/OKA_0965.wav|紹介されたいのか? ちゃんと? wav/OKA_0966.wav|俺はお前をルカ子に紹介するためにここに来たのではない! wav/OKA_0967.wav|こいつは牧瀬紅莉栖。……助手だ wav/OKA_0968.wav|つまり老け顔ということだな wav/OKA_0969.wav|くだらん社交辞令は終わったか? wav/OKA_0970.wav|ならばルカ子よ、お前の父上とお話ししたい。呼んできてはくれまいか wav/OKA_0971.wav|これは人類の未来にかかわる、重大な用件なのだ wav/OKA_0972.wav|いえ。こちらこそ wav/OKA_0973.wav|助手! 話がややこしくなるから喋るな! wav/OKA_0974.wav|俺は鳳凰院です wav/OKA_0975.wav|いいから黙れ&rs蘇りし者&rtザ・ゾンビ&re! wav/OKA_0976.wav|え…… wav/OKA_0977.wav|それだ! それに間違いないです! wav/OKA_0978.wav|これが、IBN5100……! wav/OKA_0979.wav|フハハ、フゥーハハハハ! 我、ついにアキバの都市伝説を解明せり! wav/OKA_0980.wav|漆原氏。単刀直入にお聞きしたいのですが wav/OKA_0981.wav|このPCを貸してもらうことは、可能ですか? wav/OKA_0982.wav|そんなあっさりと!? wav/OKA_0983.wav|はい、ありがとうございます! wav/OKA_0984.wav|アメリカでは16歳から普通免許を取れると言うではないか。にもかかわらず持っていないのか wav/OKA_0985.wav|青春を無駄に過ごしているな wav/OKA_0986.wav|ルカ子、今日は助かった。改めて父上には礼を言っておいてくれ wav/OKA_0987.wav|そうか助手よ。お前はオヤジ好きだったか wav/OKA_0988.wav|……だが心の奥底では、ルカパパへの募る想いが wav/OKA_0989.wav|ルカ子、『五月雨』での素振りを忘れるなよ wav/OKA_0990.wav|コングルゥだ! いい加減覚えろ wav/OKA_0991.wav|ふんっ、……って、おもっ! wav/OKA_0992.wav|ならばお前が持ってみるがいい。俺の言葉が間違いではないと分かるはずだ wav/OKA_0993.wav|いや、台車は必要ない wav/OKA_0994.wav|1人では重すぎてきついかもしれないが、2人ならば別だ。俺とお前で持って行けばいい。そのための助手だろう wav/OKA_0995.wav|…………え? wav/OKA_0996.wav|だが断る、と言ったか? wav/OKA_0997.wav|そうか。では仕方ない。とりあえず俺は頑張って運ぶつもりだが…… wav/OKA_0998.wav|いや、ルカ子。お前に手伝わせるわけにはいかん。俺が1人でなんとかする wav/OKA_0999.wav|いや、俺が1人で wav/OKA_1000.wav|どうぞどうぞ wav/OKA_1001.wav|フゥーハハハ! 知らなかったのかクリスティーナ。これこそがジャパニーズギャグというものだ! wav/OKA_1002.wav|ルカ子よ、協力ご苦労! というわけでこのPCは俺と助手で運ぶから、お前は手伝わなくてもいいぞ。厚意だけ受け取っておく wav/OKA_1003.wav|さあ助手! 自分から立候補した以上、もう拒否することは許さんぞ。持て。今すぐ持て! wav/OKA_1004.wav|いいから行くぞ wav/OKA_1005.wav|なんだうるさいヤツだな wav/OKA_1006.wav|いいからキビキビ動け助手 wav/OKA_1007.wav|助手ならばできるはずだ wav/OKA_1008.wav|お前があーだこーだと文句を言わなければ、もっと早く着いていたのだ wav/OKA_1009.wav|………… wav/OKA_1010.wav|あれは、俺の身体の不調だ…… wav/OKA_1011.wav|ああ……たまに、右腕が疼くのだよ……。そうすると、俺の心はどす黒い破壊衝動に支配され── wav/OKA_1012.wav|そ、そうだな…… wav/OKA_1013.wav|フッ、聞きたいのか? では教えよう! wav/OKA_1014.wav|あ、ああ、いや、別に立ち話をする必要はないぞ wav/OKA_1015.wav|IBN5100……と言ったらどうする? wav/OKA_1016.wav|いったん下ろせ! wav/OKA_1017.wav|柳林神社だ wav/OKA_1018.wav|ああ wav/OKA_1019.wav|1階の、ブラウン管工房のバイトだ…… wav/OKA_1020.wav|し、知らん。お前が、なにか怒らせるようなマネをしたのではないのか? wav/OKA_1021.wav|みんな、ご苦労。これで俺たちは戦える wav/OKA_1022.wav|SERN、そして世界を牛耳る支配構造とだ wav/OKA_1023.wav|幸せ? そんなものは望んでいないさ。俺を誰だと思っている? 狂気のマッドサイエンティストだぞ wav/OKA_1024.wav|俺が手に入れたいのは、混沌。そのためのタイムマシンだ。フゥーハハハ! wav/OKA_1025.wav|え? wav/OKA_1026.wav|ああ、まゆりの言う通りだ。今回ばかりはよくやってくれた wav/OKA_1027.wav|それでダル。IBN5100はいつからSERNへのハッキングに使えそうだ? wav/OKA_1028.wav|構わん。ID探しを優先させてくれ wav/OKA_1029.wav|できれば今月中にIBN5100を使えるようにはしてもらいたいところだが wav/OKA_1030.wav|……? wav/OKA_1031.wav|その手に引っかかるものか……! wav/OKA_1032.wav|……ルカ子よ、お前、例のものはどうした? wav/OKA_1033.wav|常に携帯しろと言っておいたはずだ! wav/OKA_1034.wav|掃き掃除の最中に乗っ取られたら、どうするつもりだ。誰も助けてはくれんぞ wav/OKA_1035.wav|ところでルカ子よ。お前の父上にお話ししたいことがある。呼んできてくれないか wav/OKA_1036.wav|これは人類の未来にかかわる、重大な用件なのだ wav/OKA_1037.wav|いえ。こちらこそ wav/OKA_1038.wav|え…… wav/OKA_1039.wav|それだ! それに間違いないです! wav/OKA_1040.wav|これが、IBN5100……! wav/OKA_1041.wav|フハハ、フゥーハハハハ! 我、ついにアキバの都市伝説を解明せり! wav/OKA_1042.wav|漆原氏。単刀直入にお聞きしたいのですが wav/OKA_1043.wav|このPCを貸してもらうことは、可能ですか? wav/OKA_1044.wav|そんなあっさりと!? wav/OKA_1045.wav|はい、ありがとうございます! wav/OKA_1046.wav|となると、歩いて持って帰るしかないな wav/OKA_1047.wav|フッ、いくら重そうだと言っても、所詮はPCだ。なんとかなるだろう wav/OKA_1048.wav|ふんっ、……って、おもっ! wav/OKA_1049.wav|くっ、よりによって、こんなときに……っ wav/OKA_1050.wav|右手が……疼き出すとは……っ wav/OKA_1051.wav|待て……い、行くな……まだ、俺は大丈夫だ…… wav/OKA_1052.wav|大丈夫、すぐ……治まる……お前が、心配することはない…… wav/OKA_1053.wav|ただ、頼みがあるんだ……聞いてくれるか…… wav/OKA_1054.wav|あのダンボールを……運ぶのを、手伝ってくれ…… wav/OKA_1055.wav|2人なら……なんとかなる……。今は、お前だけが、頼りなんだ…… wav/OKA_1056.wav|できるさ。お前なら wav/OKA_1057.wav|よし、ルカ子は反対側を持ってくれ wav/OKA_1058.wav|いや、まだ油断はできない。今は一時的におさまっているだけかもしれん wav/OKA_1059.wav|本調子ではないが、今のうちに運べるところまで運んでしまいたい wav/OKA_1060.wav|案ずるな、俺がなんとかサポートする wav/OKA_1061.wav|踏ん張れ……! とにかく進むぞ。いいか、横向きに進むんだ。前や後ろには動くなよ! wav/OKA_1062.wav|右……いや、俺が右だから、ルカ子は左だ、左に進め……! wav/OKA_1063.wav|ルカ子、踏ん張れ、いいか、絶対に落とすなよ、壊れてしまったらまずい……! wav/OKA_1064.wav|ああ……よく、手伝って……くれた……助かった…… wav/OKA_1065.wav|ふう、本当に……はぁ、ありがとう…… wav/OKA_1066.wav|……出でよ我が&rs下僕&rtしもべ&reたち! 今こそ契約に従い、我に力を貸したまえ! wav/OKA_1067.wav|むっ、助手を召喚してしまったか。なぜそこにいる? wav/OKA_1068.wav|召喚されし&rs下僕&rtしもべ&reたちよ、集まれ! これより極秘ミッションを開始する! さあ、集まるのだ! wav/OKA_1069.wav|いかにも wav/OKA_1070.wav|柳林神社だ wav/OKA_1071.wav|ああ wav/OKA_1072.wav|IBN5100を手に入れたのだよ wav/OKA_1073.wav|知っている wav/OKA_1074.wav|知らんな。お前が、なにか怒らせるようなマネをしたのではないのか? wav/OKA_1075.wav|それより手伝ってくれ。このダンボールをラボに運び込むぞ wav/OKA_1076.wav|貴様、なぜ手伝わんのだー! wav/OKA_1077.wav|全員集合だと言ったではないか! wav/OKA_1078.wav|3人とも、よくやってくれた wav/OKA_1079.wav|それは手伝ってくれた礼だ。遠慮せずに食べてくれ wav/OKA_1080.wav|そう言えばまゆり。このIBN5100を手に入れられたのは、お前のおかげだ。お前の情報がなければ、見つけるのにもっと手こずっていただろう wav/OKA_1081.wav|気になるのか、クリスティーナ wav/OKA_1082.wav|これはSERNとの戦いに必要となるのだよ wav/OKA_1083.wav|表向きは、な wav/OKA_1084.wav|フッ、警察だと? マッドサイエンティストであるこの俺が、警察を恐れると思っているのか。それより遙かに容赦ない“機関”の連中に追われ続けてきた、この俺が? wav/OKA_1085.wav|それは後でゆっくり話す。それよりダルよ、IBN5100はいつからSERNへのハッキングに使えそうだ? wav/OKA_1086.wav|構わん。ID探しを優先させてくれ wav/OKA_1087.wav|できれば今月中にIBN5100を使えるようにはしてもらいたいところだが wav/OKA_1088.wav|おお、2人ともご苦労。助かったぞ wav/OKA_1089.wav|それで、とは? wav/OKA_1090.wav|あ……? wav/OKA_1091.wav|今、なんて言った? wav/OKA_1092.wav|岡部、だと? wav/OKA_1093.wav|今、岡部と言ったか? wav/OKA_1094.wav|違う! wav/OKA_1095.wav|俺は岡部ではない! 鳳凰院凶真だ! 何度言わせれば分かるのだクリスティーナ! wav/OKA_1096.wav|以後、俺のことは鳳凰院、あるいは凶真と呼ぶように wav/OKA_1097.wav|もしかして泣いたのか wav/OKA_1098.wav|ダルよ、助手はなぜ泣いている? wav/OKA_1099.wav|俺は名前の間違いを正しただけだ wav/OKA_1100.wav|それでも飲んで、少し待っていてくれ wav/OKA_1101.wav|さて…… wav/OKA_1102.wav|待たせたな、クリスティーナ wav/OKA_1103.wav|ほう、助手はドクターペッパーがイケる口か wav/OKA_1104.wav|なるほど。お前とはいい飲み友達になれそうだ wav/OKA_1105.wav|そうではない。ドクターペッパーを飲み交わす友達という意味だ wav/OKA_1106.wav|SERNのデータベースに、IBN5100が使われているのだ wav/OKA_1107.wav|では説明しよう。我が右腕であるスーパーハカー、ミスター・ダルが── wav/OKA_1108.wav|スーパーハッカーのミスター・ダルが、SERNにハッキングを仕掛けた wav/OKA_1109.wav|その結果、ヤツらがLHCでタイムトラベル理論を研究している痕跡を見つけたのだ wav/OKA_1110.wav|そしてミニブラックホールの生成にも成功している wav/OKA_1111.wav|そこだ。なぜかヤツらは、公表していない wav/OKA_1112.wav|LHCが9年前から稼働していたことも、ミニブラックホール生成に成功したことも、タイムトラベル理論を研究していることも、だ wav/OKA_1113.wav|……それはつまり後ろめたいことを── wav/OKA_1114.wav|それはつまり、SERNが後ろめたいことをしている証拠である。陰謀の匂いがプンプンとしないか? wav/OKA_1115.wav|済まない。ダルよ、説明を続けていてくれ wav/OKA_1116.wav|それで、どこまで話した? wav/OKA_1117.wav|つまりそれが意味するところは── wav/OKA_1118.wav|そのデータベースの情報を解読するには、同じくIBN5100を使う他ないということだ wav/OKA_1119.wav|とある筋からの情報だ wav/OKA_1120.wav|ダル。SERNのサーバ管理者のパスワードを見つけるのは、時間がかかるのか? wav/OKA_1121.wav|というわけだ wav/OKA_1122.wav|ククク、いい心がけだ。もはやSERNに隠された陰謀に魅了され、知りたくて知りたくてたまらないという様子だな wav/OKA_1123.wav|ではダル。任せたぞ wav/OKA_1124.wav|よかろう。実験してみるか? wav/OKA_1125.wav|ガラクタではない! wav/OKA_1126.wav|お前はまだ知らないようだから特別に教えてやろう。これは我ら未来ガジェット研究所が、その科学力の粋を結集させて発明した、栄えある未来ガジェットたちである! wav/OKA_1127.wav|ここに保管されているのは未来ガジェット1号から7号までであり、電話レンジ(仮)は未来ガジェット8号にナンバリングされるのだ wav/OKA_1128.wav|未来ガジェット4号機『モアッド・スネーク』は、クレイモア地雷に似せて作られた、瞬間加湿器だ wav/OKA_1129.wav|水を入れて電源を入れれば、わずか数秒で大量の蒸気が噴き出すのだ wav/OKA_1130.wav|おお── wav/OKA_1131.wav|助手よ、お前は“分かっている”じゃないか! wav/OKA_1132.wav|やはり研究開発においては、白衣こそがユニフォームだよな! wav/OKA_1133.wav|やはり俺の目に狂いはなかった。クリスティーナ、お前は、最高の──助手だ wav/OKA_1134.wav|その白衣はラボメン加入記念としてお前にプレゼントしよう。元々誰も使っていなかったのだ、気兼ねすることはない wav/OKA_1135.wav|フッ、あるいは、その白衣は元からお前に巡り会うべくして巡り会ったのかもしれん。ダルが着ようとしなかったのもまた必然。すべてはシュタインズ── wav/OKA_1136.wav|………… wav/OKA_1137.wav|常時ターミナルモードにしてある。どんな設定にもできるのだ。市販されている電子レンジよりも“無茶”をさせることも可能だ wav/OKA_1138.wav|特になにも。出荷時設定のままだった wav/OKA_1139.wav|それはまゆりのものだ wav/OKA_1140.wav|レンジが普通に動作した、ということか wav/OKA_1141.wav|どういうことだ…… wav/OKA_1142.wav|イレギュラーだろうがなんだろうが、原因を究明せねばなるまい wav/OKA_1143.wav|この前の実験では── wav/OKA_1144.wav|ちぎられたバナナは電話レンジ(仮)で120秒間を過ごした後、バナナの房へとゲル化して瞬間移動した。これは120秒前の状態に戻ったと考えるべきだ wav/OKA_1145.wav|からあげはゲル化せずに冷凍状態へと戻ったのだぞ wav/OKA_1146.wav|塩に関してはゲル化はしなかった wav/OKA_1147.wav|この前の放電現象が発生した後、徹夜で実験した結果、キャベツ、大根、米、こんにゃく、メロンパン、&cTIPSC;ガルガリ君&cMESC;、カップ麺、いずれも“なにも起きなかった” wav/OKA_1148.wav|液体に関しても同様だ。あの日は、放電現象の前後で実験の成功率が180度変わった wav/OKA_1149.wav|放電現象前はすべて成功。放電現象後はすべて失敗 wav/OKA_1150.wav|ここは、タイムトラベル理論を前提に考えてみるべきだ wav/OKA_1151.wav|すでにいくつも実験成功例があるのだぞ。それを否定するのか wav/OKA_1152.wav|誰が観測するか、だな wav/OKA_1153.wav|量子論だ。観測者は実験の重要な要素だ wav/OKA_1154.wav|だとしたら…… wav/OKA_1155.wav|腹が減ったのか wav/OKA_1156.wav|バナナを食うがいい。ただし食べていいのはさっき温めた2本だぞ。実験で使った食材はおいしくいただけ wav/OKA_1157.wav|あるいは買い置きのカップ麺があるが wav/OKA_1158.wav|いらないか? やはりアメリカ生活が長いとファーストフードの方が好きになるものなのか── wav/OKA_1159.wav|なに? wav/OKA_1160.wav|カップ麺をか!? wav/OKA_1161.wav|しょうゆ味と塩味がある wav/OKA_1162.wav|クリスティーナ、こんな時間までここにいていいのか? せめて家に連絡したらどうだ wav/OKA_1163.wav|なに? お前の親は放任主義なのか? wav/OKA_1164.wav|な……! wav/OKA_1165.wav|この、セレブめ……! アメリカ人ならホテルよりモーテルだろう! wav/OKA_1166.wav|どんなホテルだ? wav/OKA_1167.wav|御茶ノ水? ではここから歩いて帰れるではないか wav/OKA_1168.wav|では、父親の件について聞こう wav/OKA_1169.wav|7年会っていない、と言ったな wav/OKA_1170.wav|お前がこれ見よがしに父親のことを口にしたのではないか。それはつまり“父親の件について相談に乗ってくださいお願いします”というメッセージだろう? wav/OKA_1171.wav|よかろう、お前は俺の助手だ。助手の悩みには乗ってやらなければな。というわけで張り切って話すがいい! wav/OKA_1172.wav|どうした? wav/OKA_1173.wav|そうか分かったぞ! wav/OKA_1174.wav|お前の父親は元々は英雄だったが、やがてその身を悪に染め、いまや帝国の幹部として黒マスクと黒マントを身に着けコーホー言っているのだな! そして将来的に親子で戦う運命に── wav/OKA_1175.wav|……も、もしかしてすごく怒っているか? wav/OKA_1176.wav|………… wav/OKA_1177.wav|ダル、やったのか! wav/OKA_1178.wav|IBN5100が使われている方のデータベースは? wav/OKA_1179.wav|所長クラス以上の役職など存在するのか? wav/OKA_1180.wav|ふむ……。評議会とは、いかにもなネーミングだな wav/OKA_1181.wav|ラスボスとしてのネーミングに決まっているだろう wav/OKA_1182.wav|ダル、早速タイムトラベル理論についての情報があるか調べてくれ wav/OKA_1183.wav|それと“ゼリーマンズレポート”だ wav/OKA_1184.wav|とくと見ておくがいい。そしてその目に焼き付けろ。SERNがしている、世界への欺瞞という現実をな wav/OKA_1185.wav|責任者……ということは、かなり重要なポストだな wav/OKA_1186.wav|Zはゼリーの略で間違いないな! wav/OKA_1187.wav|ゴホンッ、つ、つまり、そんな単純なネーミングのはずがないのだ。これには重要な意味が隠されている。間違いなく&cTIPSC;ダブルミーニング&cMESC;ッ! wav/OKA_1188.wav|SERNができたのは? wav/OKA_1189.wav|IBN5100が発売されたのは? wav/OKA_1190.wav|でかした助手! お前がアメリカに留学したのも、すべて今日このときのためだったのだな! wav/OKA_1191.wav|Zプログラムの具体的な内容は書かれていないのか? wav/OKA_1192.wav|なんだ? wav/OKA_1193.wav|タイムトラベル実験……! wav/OKA_1194.wav|俺のにらんだ通りだな。SERNの裏には、巨大な陰が潜んでいる。おそらく“機関”、あるいはそれに準ずる組織だ wav/OKA_1195.wav|フッ、バカを言うな。俺の言葉は常に真実を指しているぞ wav/OKA_1196.wav|世界はあらゆる欺瞞で満ちている。お前たちが思っているほど、美しくはないのだよ wav/OKA_1197.wav|聞いている。300人委員会こそ、あらゆる秘密結社、各国政府、あらゆる財閥の最上位に位置する、巨大な闇だ wav/OKA_1198.wav|事実だ。ウソだと思うならネットでググるといい wav/OKA_1199.wav|これまで人類は、どれだけ繁栄しようとも時間という壁に突き当たってきた wav/OKA_1200.wav|その壁を突破することのできるタイムトラベル技術は、人類史を大きく塗り替えるだろう。文字通りの意味でな wav/OKA_1201.wav|かつての核兵器と同じく、神に等しき存在になれる禁断の果実だ。それを得たいという誘惑に&rs抗&rtあらが&reうことのできる者はいない wav/OKA_1202.wav|当然ながら権力を持つ者はあらゆる手段を用いて手に入れようとするだろう。人としての倫理など、神を目指す者たちにとっては唾棄すべき戯れ言だ wav/OKA_1203.wav|分かるか、クリスティーナ wav/OKA_1204.wav|この鳳凰院凶真が望むのは、そんな神候補どもの打倒、そして支配構造が崩壊した後の混沌だよ。フゥーハハハ! wav/OKA_1205.wav|お、俺は鳳凰院だ wav/OKA_1206.wav|ダル! そんなこととはどういう言い草だ wav/OKA_1207.wav|助手、続きを wav/OKA_1208.wav|………… wav/OKA_1209.wav|ダル……ゼリーマンズレポートを探してくれ wav/OKA_1210.wav|マジだ。ただし、クリスティーナ wav/OKA_1211.wav|お前はもう帰れ wav/OKA_1212.wav|ゼリーマンズレポート……イヤな予感がする。これを見たら、俺たちはもう普通の生活には戻れない wav/OKA_1213.wav|お前はその若さで『サイエンス』誌に論文が載るほどの天才だ。有望な将来を捨てる必要はない wav/OKA_1214.wav|当たり前だ。お前は俺の助手だからな wav/OKA_1215.wav|ダメだ! それは危険すぎる wav/OKA_1216.wav|俺たちは、この陰謀を前にしたらあまりに無力だ。ヘタな行動を起こせば即、消されるだろう wav/OKA_1217.wav|これは遊びではない。冗談で言っているのでもない wav/OKA_1218.wav|後悔しないな? wav/OKA_1219.wav|ダルはどうする? 覚悟はできているか? wav/OKA_1220.wav|よし……始めよう wav/OKA_1221.wav|なお、本作戦名は“&cTIPSC;&rs業火封殺&rtレーギャルン&reの箱&cMESC;”とする wav/OKA_1222.wav|ダル、作戦開始 wav/OKA_1223.wav|え……? wav/OKA_1224.wav|およそ90年前……か…… wav/OKA_1225.wav|SERN…… wav/OKA_1226.wav|ゼリーマンズレポートはこれだけか? wav/OKA_1227.wav|もしもゼリーマンという言葉が、ゲル化した人間を意味するなら……その数だけ人体実験の犠牲者がいる……ということか wav/OKA_1228.wav|他のも見せてくれ wav/OKA_1229.wav|2001年の1月31日、というのは読み取れる wav/OKA_1230.wav|もう充分だ wav/OKA_1231.wav|その場所へ送り込もうとしたのだろう? wav/OKA_1232.wav|そうか……ジョン・タイター! wav/OKA_1233.wav|タイターはこう言っていた。2034年にSERNによってタイムマシン開発は成功したと。そしてタイター自身は2036年からやって来たと wav/OKA_1234.wav|タイターの予言は現実であり、&cTIPSC;ミュウツベ&cMESC;に出ていたLHC実験における最悪の予想図もほぼ事実になりつつある、ということだ wav/OKA_1235.wav|だからこそゼリーマン化している、というべきだろう wav/OKA_1236.wav|ダルは俺の&rs頼れる右腕&rtマイ・フェイバリット・ライトアーム&reであり wav/OKA_1237.wav|それでクリスティーナ、なんと書いてある? wav/OKA_1238.wav|なにをブツブツ言っている。なにが書かれているのか教えてくれ wav/OKA_1239.wav|どういう意味だ? wav/OKA_1240.wav|アホは相手にするなクリスティーナ。続きを wav/OKA_1241.wav|陽子の圧縮の話だ wav/OKA_1242.wav|意味はほとんど同じだ。特異点はいわば、ブラックホールの中心だからな wav/OKA_1243.wav|助手よ、お前はさっきこう言ったな。カー・ブラックホールは実在したとしても証明しようがないと。それはどういう意味だ? wav/OKA_1244.wav|時間と空間の役割が入れ替わる? wav/OKA_1245.wav|もったいぶらずに教えてもらおうか wav/OKA_1246.wav|裸になることで、観測不可能だったものが観測可能になるわけか wav/OKA_1247.wav|そ、そんなもの、存在できるのか? wav/OKA_1248.wav|ダル、聞いたことは? wav/OKA_1249.wav|もしかしてこれじゃないか? イオンクラフト wav/OKA_1250.wav|反重力装置……だと…… wav/OKA_1251.wav|そのリフターに、SERNが目を付けた。そしてタイムトラベルに必要な装置として組み込んでいる wav/OKA_1252.wav|ミクロ特異点の質量や重力場を操作できるとなれば、やはりこれは反重力装置ということだろう! wav/OKA_1253.wav|そのせいで被験者がゼリーマンになっていると見るべきだな wav/OKA_1254.wav|リフターはまだ未完成、か wav/OKA_1255.wav|つまり、俺たちが先に電話レンジ(仮)を完成させれば、SERNを出し抜くことも可能というわけだ……! wav/OKA_1256.wav|可変重力ロックシステム、というようなものがあるとタイターは言っていた。それによって地球の重力を捉え、必ず地球がある場所に到着できるようになると wav/OKA_1257.wav|地球は常に動き続けているからだ wav/OKA_1258.wav|フッ、ならば仕方あるまい。タイターを探し出し、その可変重力システムを借りようではないか wav/OKA_1259.wav|………… wav/OKA_1260.wav|いい機会だ、ラボメンが全員集合したところだし、久々に円卓会議を開こうと思う wav/OKA_1261.wav|ラボメンによる報告会、ミーティングだ wav/OKA_1262.wav|実物はない。だが我らラボメンの心の中にはある。そうだろう? wav/OKA_1263.wav|ああ、あるさ wav/OKA_1264.wav|とにかく円卓会議だ! まゆりは昨日の夜はいなかったので、ひとまず今の俺たちの置かれた状況を教えておく wav/OKA_1265.wav|フン、悪いだと? 俺たちが? なにをバカな wav/OKA_1266.wav|それを言うならばSERNの方がよほど悪。世界だけでは飽きたらず時空までも手に入れようと企んでいる連中だ wav/OKA_1267.wav|いずれにせよこれで、我がラボとSERNとの&rs最終聖戦&rtラグナロック&reは避けられなくなった wav/OKA_1268.wav|クリスティーナ! お前にはSERN調査について命じていたな! なにか新たに分かったことは? wav/OKA_1269.wav|それで助手よ。SERNのタイムマシンから、電話レンジ(仮)のヒントになるようなものは見つかったか? wav/OKA_1270.wav|そうか! つまり電話レンジ(仮)はLHCの縮小版ということだな!? wav/OKA_1271.wav|少なくとも、ゼリーマンという現象が電話レンジ(仮)でも起きているのだから、まゆりのバナナはカー・ブラックホールのリング状特異点に到達していると考えるべきだ wav/OKA_1272.wav|まだ2度しか成功していないが、その放電現象が意味するのは電荷、すなわち電子注入の可能性が高い wav/OKA_1273.wav|それが発生したときだけ、特異点への道が開けるのだ wav/OKA_1274.wav|それはこれから調べる wav/OKA_1275.wav|いいや、やることは同じだ。デジタルデータが特異点を通り抜けないと、誰か保証したのか? 人間サイズの物体を通り抜けさせるよりよほど簡単だと思うが wav/OKA_1276.wav|むしろ光線だろう。光デジタルデータみたいな wav/OKA_1277.wav|ところで“過去へ送れるメール”は言いにくいな。名前を付けようではないか wav/OKA_1278.wav|また、とか言うな! この鳳凰院凶真をバカにしているのか! wav/OKA_1279.wav|フッ、ヘンテコとは失敬だな。ならば発表しよう。俺はこの“過去へ送れるメール”という現象について、こう名付けた。その名も── wav/OKA_1280.wav|&rs時を超えた郷愁への旅路&rtノスタルジアドライブ&re wav/OKA_1281.wav|貴様! 助手の分際で却下できる権限があると思っているのかー! wav/OKA_1282.wav|裏切ったな、ダル! まゆり! wav/OKA_1283.wav|ならばお前たちには、自分で考えたとっておきのネーミングがあるのだろうな!? まさか我が案を否定しておいて、ノープランとは言わせんぞ……! wav/OKA_1284.wav|今のまゆりの反応が答えだ、クリスティーナ。分かりやすい名前を付けるべきと言っておきながら、ちっとも分かりやすくないではないか! wav/OKA_1285.wav|もしかして今、まゆりがバカだからと言おうとしたか? wav/OKA_1286.wav|少し表現が硬いな。言いにくい wav/OKA_1287.wav|ロマンがあればいいのだ。ロマンが wav/OKA_1288.wav|いずれにせよ長い! wav/OKA_1289.wav|もうなんのメールかさっぱり分からないではないか wav/OKA_1290.wav|いや、しかしそれでは味気なさすぎると言うか…… wav/OKA_1291.wav|リング特異点への道が開いているからだ。何度も言っているだろう wav/OKA_1292.wav|なにを言う。お前は自分たちでタイムマシンを作りたいとは思わないのか? そのために、危険を冒してSERNにハッキングまでしたのだぞ wav/OKA_1293.wav|今語るべきは、電話レンジ(仮)をタイムマシンとして使えるようにするにはどうしたらいいか、だ wav/OKA_1294.wav|できるかどうかではない。やるのだ! wav/OKA_1295.wav|くっ、おのれ……。狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真に対してなんたる言い草だ…… wav/OKA_1296.wav|いかにも。俺はラボの象徴であって、トップではない wav/OKA_1297.wav|解法か……。そうだな、1つある wav/OKA_1298.wav|放電現象が起きるか起きないかはランダムだと思っているようだが、俺には仮説があるのだ wav/OKA_1299.wav|発生条件の再現だよ、クリスティーナ。昨日の夜、色々検討したはずだぞ。そして俺たちは、最も単純で最も決定的な“条件”を見落としていた wav/OKA_1300.wav|すなわち、発生時刻だ wav/OKA_1301.wav|過去2回の放電現象が起きた時間を調べてみたんだが wav/OKA_1302.wav|それによれば、俺がダルのケータイに送ったときに偶然発生した最初のDメールは、だいたい12時から13時の間 wav/OKA_1303.wav|そして2回目、俺たち4人全員が目撃したDメールは、18時頃に発生している wav/OKA_1304.wav|つまり、その2つの時間帯に実験をすれば、あるいは再現が可能かもしれないのだ wav/OKA_1305.wav|ドジっ&rs娘&rtこ&reアピールはよせ wav/OKA_1306.wav|床に穴が開いてしまうからムリだ wav/OKA_1307.wav|ク、ククク……フハハハ、フゥーハハハハ! やはり俺の予想通り、発生条件は“時間帯”だったな! wav/OKA_1308.wav|悔しいのか? それでも俺に賛辞の言葉を送る姿勢は、評価してやろう。フハハハハ! wav/OKA_1309.wav|くっ、この鳳凰院凶真の威厳が、クリスティーナのせいでどんどん落ちていく…… wav/OKA_1310.wav|待て。そこの助手、なにを打ち込んでいる! wav/OKA_1311.wav|フゥーハハハハ! 来た……! 来たぞっ! wav/OKA_1312.wav|クリスティーナ、お前はメールを2通送ったのか? wav/OKA_1313.wav|しかし2通受信しているぞ wav/OKA_1314.wav|ちなみにこの文章の意味は? wav/OKA_1315.wav|そうだったか? wav/OKA_1316.wav|確かに、こちらも2つに分割されているな wav/OKA_1317.wav|ゼリーマンと関係があるかもしれん wav/OKA_1318.wav|ああ。そうだった wav/OKA_1319.wav|よし、ラボメンよ、全員配置に付け! wav/OKA_1320.wav|これよりDメール実験を可能な限り連続で行う! wav/OKA_1321.wav|ダルは&rsX68000&rtペケロッパ&reにて電話レンジ(仮)の監視、調整、情報収集 wav/OKA_1322.wav|助手はメールを打ち続けろ。様々なパターンの文章を試せ。日本語、英語、全角半角、絵文字。内容は問わん wav/OKA_1323.wav|まゆりには買い出しを命じる。とりあえずバナナを買ってきてくれ。金はこの鳳凰院凶真が出す! wav/OKA_1324.wav|フッ、いいや、助手の判断は的確だ。おそらくDメール成否の鍵は、レンジのドアを開けるタイミングにかかっている! wav/OKA_1325.wav|フゥーハハハ! レンジのドアの開け閉め、この鳳凰院凶真に任せるがいい! 神の如き正確さと、修羅の如き大胆さ、そして女性を扱うかの如き繊細さを持って開け閉めしてやろう! wav/OKA_1326.wav|なお、本作戦はトップシークレットである。誰にも漏らしてはならない。いいな? wav/OKA_1327.wav|では、作戦名を発表する── wav/OKA_1328.wav|なん……だと……? wav/OKA_1329.wav|いかにも。聞いて驚くな。俺たちは人類史にその名を残すであろうタイムマシンを作っているのだ wav/OKA_1330.wav|お、お前、もっと驚いたらどうなのだ! wav/OKA_1331.wav|しまった……! そこのバイト戦士よ、今俺が話したことは内密に頼む wav/OKA_1332.wav|と言うと? wav/OKA_1333.wav|よし、ここは俺に任せろ。それとダルよ、助手にしばらく実験を止めるように伝えてくれ wav/OKA_1334.wav|ああ wav/OKA_1335.wav|知り合いなのか? wav/OKA_1336.wav|しょけん? wav/OKA_1337.wav|おお、なるほど wav/OKA_1338.wav|初めて会ったにしては、やたら敵意をむき出しにしていなかったか? wav/OKA_1339.wav|おお。個人的な恨みがあるということか。しかし……初めて会ったのに? wav/OKA_1340.wav|なにかあったのか? wav/OKA_1341.wav|間接的と言うとどういう繋がりだ? wav/OKA_1342.wav|なんなら俺がクリスティーナに話を付けてもいい wav/OKA_1343.wav|もしかして単なる逆恨みだったりするのか? wav/OKA_1344.wav|失礼する! wav/OKA_1345.wav|実は世紀の実験中でしてね。すなわち人類の科学史を塗り替えるタイム── wav/OKA_1346.wav|ククク、ミスターブラウンよ、まさかこのビル、耐震偽装物件ではなかろうな? wav/OKA_1347.wav|フッ、このビルの1つや2つ崩壊したからなんだと言うのです wav/OKA_1348.wav|我らが行っている実験は、何度も言うが人類の科学史、いいや人類の歴史そのものを塗り替えるような壮大な内容なのです wav/OKA_1349.wav|このビルをあと10年延命させるよりよほど意義のあるものだ! wav/OKA_1350.wav|任せるがいいミスターブラウン! 我が名誉に懸けて、今日はもう揺らさないと誓おう! wav/OKA_1351.wav|クリスティーナ! 今すぐ実験は中止だ! wav/OKA_1352.wav|……そ、そうか wav/OKA_1353.wav|ふざけるな! ミスターブラウンににらまれるのは俺なのだぞ! wav/OKA_1354.wav|ああ……。殺意の波動を感じた wav/OKA_1355.wav|とにかく今日は、これ以上の実験は中止だ wav/OKA_1356.wav|お世辞にもキレイなシャワー室とは言えん。このビル自体がボロいからな wav/OKA_1357.wav|気持ちは分かる。誰も使えとは言っていないしな。もっとも、徹夜明けで俺もダルもお前も、かなりくさいだろうがな。ククク wav/OKA_1358.wav|高級ホテルでセレブ気分のバスタイムか。俺も連れて行ってほしいものだ wav/OKA_1359.wav|特に疑問を持った覚えはないぞ wav/OKA_1360.wav|まゆりがおかしいんだろう。食事と炭酸飲料の組み合わせなど、普通だ wav/OKA_1361.wav|さて、&rs『過去を司る女神』作戦&rtオペレーション・ウルド&reの実験成果について、この場で検討してみようか wav/OKA_1362.wav|そう言えば昨日はどこぞの助手のせいで、作戦名を披露できなかったのだったな。昨日夜から今日にかけて行われた、Dメールの連続送信実験。それがオペレーション・ウルドであり── wav/OKA_1363.wav|Dメールでは最大で英文36文字か、日本語文18文字しか送れない、というのは不便だな。改善したいところだ wav/OKA_1364.wav|原理の究明か。確かにそれが分からなければ、真にタイムマシンを作ったことにはならない wav/OKA_1365.wav|6文字×3しか送れないのは、なにが原因だ? wav/OKA_1366.wav|言わせているんじゃないアホダル! wav/OKA_1367.wav|フッ、そうなのか助手 wav/OKA_1368.wav|確かにからあげやバナナをデジタルデータに換算したところで12バイト程度のサイズになるとは思えんな wav/OKA_1369.wav|塩はひとつひとつが小さいから12バイト以下と換算された可能性がある wav/OKA_1370.wav|質量ではないかもしれん。データには重さはない wav/OKA_1371.wav|ゼリーマンのできあがりだ wav/OKA_1372.wav|穴がきついのならば、注入する電子を増やせばいい wav/OKA_1373.wav|そ、そうか…… wav/OKA_1374.wav|『リフター』に代わる物がなんなのか、それは不明だが── wav/OKA_1375.wav|少なくともその代替物の効果により、リング特異点に36バイト+αまでは通り抜け可能な道が作られているのは確かだ wav/OKA_1376.wav|リング状特異点の入り口である、内側の&rs事象の地平線&rtイベント・ホライゾン&reを、魔王城の門に例えればいい wav/OKA_1377.wav|だが例外もある wav/OKA_1378.wav|図体が大きすぎてはダメだという例えだ wav/OKA_1379.wav|フッ。すべてまゆりのヒントのおかげだな wav/OKA_1380.wav|ああ、いいひらめきだったぞまゆり wav/OKA_1381.wav|右に同じ。いや、性的な意味でという部分は同意しないが wav/OKA_1382.wav|それともう1つ。なぜ時間帯によって放電現象やゼリーマン化が起きたり起きなかったりするのかだ wav/OKA_1383.wav|確かに今の俺たちでは、物理的なタイムマシンは無理かもしれんな。SERNに比べて金も施設も足りない wav/OKA_1384.wav|しかし俺たちはそれでもタイムトラベルを実現させた。データを、過去へと送ったのだ wav/OKA_1385.wav|気持ちは分かるが今日は無理だ。もしまたビルを揺らしたらミスターブラウンから最後通告を出されるだろう wav/OKA_1386.wav|詳細な検証は明日以降に行う。だがこれだけは宣言させてくれ wav/OKA_1387.wav|本日、えー、今日って何日? wav/OKA_1388.wav|2010年8月2日は、人類史にとって永遠に記憶に残る日となるであろう! wav/OKA_1389.wav|なぜなら、今日この日、我ら未来ガジェット研究所は、人類史上初の── wav/OKA_1390.wav|タイムマシン開発に成功したからであるっ! wav/OKA_1391.wav|フッ、助手はセレンディピティという言葉を知らないらしいな。&cTIPSC;ペニシリン&cMESC;に&cTIPSC;X線&cMESC;に&cTIPSC;ダイナマイト&cMESC;、その他多くの偉大な発明は偶然から生まれたのだぞ! wav/OKA_1392.wav|くっ、どいつもこいつも俺の堂々たる宣言に敬意すら払わんとは! wav/OKA_1393.wav|人類史上初の──いや、史上2番目かもしれないが──タイムマシン開発の栄誉、この俺が独り占めしても後で文句を言わないことだな! wav/OKA_1394.wav|今日の第66回円卓会議は以上だ。解散! wav/OKA_1395.wav|ん……う……? wav/OKA_1396.wav|寝ていたのだ…… wav/OKA_1397.wav|フッ、なに、少しばかり、宇宙を漂う粒子の気分を味わっていた wav/OKA_1398.wav|それで……本当にIBN5100を見に来たのか? wav/OKA_1399.wav|見せるのはいいが……こんな朝っぱらに来なくても…… wav/OKA_1400.wav|いや、待てよ……? 貴様、本当の狙いはこの俺の取材だな!? wav/OKA_1401.wav|見ないぞ wav/OKA_1402.wav|目の前にいるのに、わざわざメールでやり取りするバカがどこにいると言うのだ wav/OKA_1403.wav|口頭で頼む wav/OKA_1404.wav|分かるように頼む wav/OKA_1405.wav|……いいだろう。しかし見せるだけだ。そして見たら帰るのだ。それでいいか? wav/OKA_1406.wav|そのダンボールだ。中に入ってる wav/OKA_1407.wav|無断撮影は禁止だ。どんなカメラで撮るのか教えてもらおう wav/OKA_1408.wav|いや、いい。使おうとしているカメラを奥の棚に置くだけでいい。それを見せてもらう。いいか、それ以外の妙なマネはするな wav/OKA_1409.wav|……まさか、それか? そのケータイの内蔵カメラで撮ると? wav/OKA_1410.wav|口頭で頼む wav/OKA_1411.wav|お、おい、なにをしている! wav/OKA_1412.wav|いいか動くな! おとなしくしろ。ケータイをゆっくりと奥の棚に置くんだ。早くしろ! 妙な動きをしたらタダではおかんぞ! wav/OKA_1413.wav|なぜ写真を撮った? wav/OKA_1414.wav|許可を取ろうと思えばできたはずだ。なぜそうしない? wav/OKA_1415.wav|なんだ、そうだったのか。口頭で聞けよ…… wav/OKA_1416.wav|OKだ。自由に撮ってもらって構わん。ただし、この俺の顔以外だ。もしも撮ったら、俺はお前の口を封じるしかなく── wav/OKA_1417.wav|………… wav/OKA_1418.wav|ダメだと言っただろう wav/OKA_1419.wav|そもそも、それは凶悪な重さだからな。お前1人では運べない wav/OKA_1420.wav|いやいや。待てい wav/OKA_1421.wav|なぜ貸すのが前提になっているのだ! 貸さない、と言っているだろうが! wav/OKA_1422.wav|本当だ wav/OKA_1423.wav|どうしてもだ wav/OKA_1424.wav|………… wav/OKA_1425.wav|って、おいおい、待て待て! wav/OKA_1426.wav|なにをやっているのだ! wav/OKA_1427.wav|ふざけるな! 誰が持って帰っていいと言った! wav/OKA_1428.wav|なに……? wav/OKA_1429.wav|って、暴論だぞそれは! wav/OKA_1430.wav|とりあえず離れろ wav/OKA_1431.wav|いいかよく聞け wav/OKA_1432.wav|幻のレトロPC、IBN5100は、その主人としてこの俺、鳳凰院凶真を選び契約した wav/OKA_1433.wav|それが厳然たる事実。神ですら歪められぬ決定事項。&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だ! wav/OKA_1434.wav|そもそも契約において、俺は一時的に&rsIBN5100&rtコレ&reの力を借りているにすぎない。使い終われば、元の所有者に返すことになる wav/OKA_1435.wav|教えることはできんな。守秘義務もまた契約の中に含まれているし、IBN5100を狙う連中から元の所有者を守るためでもある wav/OKA_1436.wav|……俺もそこまで鬼ではない wav/OKA_1437.wav|俺は俺の目的のために、&rsIBN5100&rtコレ&reと契約した。その目的を果たした後ならば、次はお前が契約できるように元の所有者と交渉してやってもいい wav/OKA_1438.wav|そして&rs最終聖戦&rtラグナロック&reが勝利に終わろうと敗北に終わろうと、この鳳凰院凶真の人生は、その頃にはもう── wav/OKA_1439.wav|いや、今の言葉は忘れてくれ。そんな先のことなど、今は考えている場合ではないからな。そうさ、そんな、先のことは…… wav/OKA_1440.wav|IBN5100は、柳林神社にあった wav/OKA_1441.wav|ずいぶん早いな wav/OKA_1442.wav|ああ、紹介しよう。&rs閃光の指圧師&rtシャイニングフィンガー&re、桐生萌郁だ wav/OKA_1443.wav|うならない。だが能力者だ wav/OKA_1444.wav|見れば分かるはずだ。こいつは間違いなく能力者だよ wav/OKA_1445.wav|ええと、萌郁よ、この男こそ俺の&rs頼れる右腕&rtマイ・フェイバリット・ライトアーム&re、スーパーハカーのダルだ── wav/OKA_1446.wav|ヤバいこととはなんだ? 俺たちは撮影をしていただけだ wav/OKA_1447.wav|エロゲ脳を現実に持ち込むのはやめろ wav/OKA_1448.wav|改良? どこを? wav/OKA_1449.wav|ああ wav/OKA_1450.wav|転送とは、具体的には? wav/OKA_1451.wav|改良にはどれぐらいかかる? wav/OKA_1452.wav|分かった。手伝おう wav/OKA_1453.wav|………… wav/OKA_1454.wav|言いたいことがあるなら口頭で── wav/OKA_1455.wav|口頭で── wav/OKA_1456.wav|……! wav/OKA_1457.wav|聞き間違いだ wav/OKA_1458.wav|俺だ。まずいことになった。……いや、そうじゃない。8号機の情報が第三者に漏れた。……ああ、分かっている。なんとかするさ wav/OKA_1459.wav|……場合によっては、口封じをしてでも食い止める。……ああ、“機関”に知られるわけにはいかないからな wav/OKA_1460.wav|これが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だとしたら、やりきれないな。……フッ、案ずるな。地獄行きは、聖戦の後と決めている wav/OKA_1461.wav|エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_1462.wav|お前には関係ない wav/OKA_1463.wav|選べ。秘密を守ると誓うか、あるいは……死か wav/OKA_1464.wav|今すぐにだ。猶予はない。他に選択肢もない wav/OKA_1465.wav|我がラボの秘密を知った以上、貴様には覚悟を決めてもらうぞ桐生萌郁 wav/OKA_1466.wav|貴様が事実を公表しようとするならばな……。この狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真を、あまりナメない方が身のため── wav/OKA_1467.wav|バカ者が! お前の&rs迂闊&rtうかつ&reな発言のせいで、電話レンジ(仮)のタイムマシンとしての機能がバレてしまったのだぞ! wav/OKA_1468.wav|う…… wav/OKA_1469.wav|桐生萌郁。すべて話そう……。その上で、頼みがある wav/OKA_1470.wav|震えよ、我が右腕……。契約に基づき命じる、漆黒の獄炎をまといて、我が望み、すなわち破壊の衝動を満たせ。かくして&rs塵&rtちり&reは塵へ、灰は灰へと還る── wav/OKA_1471.wav|ふんっ! wav/OKA_1472.wav|まゆりよ、これはすでに電子レンジではない。タイムマシンなのだ wav/OKA_1473.wav|そんな金はないッ wav/OKA_1474.wav|撮影は禁止だと言っている wav/OKA_1475.wav|なんの記念だ。とにかく撮るな wav/OKA_1476.wav|くっ……俺もずいぶん甘くなったものだ……。昔ならば、容赦なく指圧師の命を絶っていたところだろう…… wav/OKA_1477.wav|なんだ? wav/OKA_1478.wav|本当だ。お前にも後で見せてやる。だから絶対に口外するな。いいな? wav/OKA_1479.wav|ククク、案ずることはない。俺は昨日、ミスターブラウンとこう約束したのだ。“今日はもう揺らさないと誓う”とな wav/OKA_1480.wav|つまり! 揺らさないと約束したのは昨日だけであって、昨日から見るところの明日である今日は、揺らしても問題ないのだ! wav/OKA_1481.wav|つまりこう言いたいのかクリスティーナ。“ミスターブラウンを&rs殺&rtや&reれ”と wav/OKA_1482.wav|クッ、それが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択か……しかし…… wav/OKA_1483.wav|ん……? wav/OKA_1484.wav|そこのバイト戦士! wav/OKA_1485.wav|そこでなにをしている? wav/OKA_1486.wav|今日はバイトじゃないのか? wav/OKA_1487.wav|おい、バイト戦士! ミスターブラウンはどうしている? wav/OKA_1488.wav|1階のジャンク屋の店長のことだ wav/OKA_1489.wav|な、なに!? それは本当か!? wav/OKA_1490.wav|聞いた通りだ。これこそが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択なのだろう wav/OKA_1491.wav|ミスターブラウンは今、不在。すなわちそれは、実験し放題であることを意味する! wav/OKA_1492.wav|&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だと言っている wav/OKA_1493.wav|そんな野暮ったい言い方はよせ。この改良型は『&rs天国へと届く回転木馬&rtヘヴンリィ・メリーゴーラウンド&re』だ wav/OKA_1494.wav|どう見ても知っているな。顔にそう書いてある wav/OKA_1495.wav|どうだ。これで電話レンジ(仮)が紛れもなくタイムマシンだと分かっただろう wav/OKA_1496.wav|さてラボメンの諸君 wav/OKA_1497.wav|第73回円卓会議を始めようと思う wav/OKA_1498.wav|細かいことを気にするとは、器の小さいヤツめ。だからクリスティーナは助手止まりなのだ! wav/OKA_1499.wav|&rs『過去を司る女神』作戦&rtオペレーション・ウルド&re第1段階では、Dメールが送れること、Dメールの性能について検証した wav/OKA_1500.wav|今日の実験では、作戦を第2段階へと進め、このDメールをより実践的に使ってみようと思う wav/OKA_1501.wav|そんなわけがあるか。そんなものはチラシの裏にでも書いておけ wav/OKA_1502.wav|俺が言っている実践的というのはすなわち── wav/OKA_1503.wav|過去を変えられるかどうか、だ wav/OKA_1504.wav|おや、助手よ。なにが危険だと言うのだ wav/OKA_1505.wav|そのときは俺もお前も死んでいるだろう wav/OKA_1506.wav|俺に対する評価など聞いてはいないが、クリスティーナの疑問には答えておこう wav/OKA_1507.wav|確かに俺の野望は、世界に混沌をもたらすことだ。しかし、それを実行に移すにはあまりにも準備が足りなさすぎる wav/OKA_1508.wav|ましてや18文字しか送れないメールでは、できることなどほとんどないだろう wav/OKA_1509.wav|故に今回は、俺の野望──&rs世界混沌化計画&rtプロジェクト・カオティック&reについてはひとまず置いておく wav/OKA_1510.wav|俺を分析するな、ダル! あとそこの助手! 正解したかのようなガッツポーズはよせ! 俺をバカにしているのか! wav/OKA_1511.wav|……まず、これはあくまで検証実験だということを忘れるな。過去を変えられるかどうかを確かめられればそれでいいのだから、変える事象は些細なことで問題ない wav/OKA_1512.wav|もちろんだ wav/OKA_1513.wav|北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起きる、だろう? wav/OKA_1514.wav|タイターはこう言っていた。世界は多世界解釈で成り立っていると wav/OKA_1515.wav|妄想だと証明できるのか? wav/OKA_1516.wav|クリスティーナよ、お前は以前、こう言っていたな wav/OKA_1517.wav|仮説を積み上げて、理論が“観測”されたとき、それは本物になる。そうやって現代物理学は宇宙のすべての真実を理解すると wav/OKA_1518.wav|矛盾しているぞ wav/OKA_1519.wav|実は試してみたくてウズウズしているのではないか? wav/OKA_1520.wav|そもそも助手よ、お前は電話レンジ(仮)はタイムマシンではないと思いたがっていたのではなかったかな? wav/OKA_1521.wav|タイムマシンでないなら、過去を変えることなどできない。それが証明できるかもしれないのに、なぜ否定する? wav/OKA_1522.wav|それに、タイムパラドックスのことを言うならば、SERNはどうだ? wav/OKA_1523.wav|ヤツらはすでに100人以上の人間を過去に送り込んでいる。タイムパラドックスの1つや2つ、起きていても不思議ではない wav/OKA_1524.wav|人体実験などしないしできないのだから、安心しろ wav/OKA_1525.wav|では答えよう。俺がこの作戦においてなにをしたいかと言うと…… wav/OKA_1526.wav|宝くじを当てるのだ! wav/OKA_1527.wav|フン、世界が平和にだと? なんだその偽善は wav/OKA_1528.wav|俺を誰だと思っている。狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰── wav/OKA_1529.wav|そもそも趣旨をはき違えるな wav/OKA_1530.wav|世界平和だとか志など知ったことではない。これは過去を変えられるかどうかを確かめる実験なのだ wav/OKA_1531.wav|最も分かりやすいのは、宝くじを当てられるか当てられないかだろう wav/OKA_1532.wav|金を手に入れればこんなオンボロビルからもおさらばだフゥーハハハ! 大ビルかUPXに事務所を構えてやる! wav/OKA_1533.wav|きれい事ではないのだよ。事務所を移れば階下のムキムキ店長の影に怯えず実験もやり放題。金があれば未来ガジェットに使える研究費も確保できる wav/OKA_1534.wav|それに、例えば100万円あれば、まゆりの大好きなバナナはトラックの荷台が山盛りになるほど買えるのだぞ wav/OKA_1535.wav|黙れセレブセブンティーン! wav/OKA_1536.wav|セレブ、セブンティーン wav/OKA_1537.wav|親の金でホテル住まいをしている分際で、人のことをごうつくばりなどと言うな wav/OKA_1538.wav|不満があるならば、代案を出すがいい。過去が変わったと分かりやすく認識できる“些細な事象”だ。なにかあるか? wav/OKA_1539.wav|俺たちにはまったく無関係な話だ。セレブセブンティーンは、品川だろうが鶯谷だろうがどこへでも好きに移ればいい wav/OKA_1540.wav|あそこにはラブホ街が── wav/OKA_1541.wav|まゆりは一生からあげをむさぼっていろ wav/OKA_1542.wav|結局、タイムマシンを前にしても思い付くことはそれほどない、ということだ。お前たちの想像力も実に大したことがないな wav/OKA_1543.wav|代案がなければ、俺の案を採用する wav/OKA_1544.wav|……俺だ。これより&rs『過去を司る女神』作戦&rtオペレーション・ウルド&reを第2段階に移行する wav/OKA_1545.wav|……ああ、問題ない。責任はすべてこの鳳凰院凶真が取る。……フッ、迷惑はかけんさ wav/OKA_1546.wav|……そうだ。これが俺の選択であり、同時に&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択でもある。聖戦は間近だ。……エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_1547.wav|では、作戦開始! wav/OKA_1548.wav|俺に指示されなければなにもできないのか wav/OKA_1549.wav|その通りだ、セレブセブンティーン。よく分かっているじゃないか wav/OKA_1550.wav|当選発表はされたのか? wav/OKA_1551.wav|それでは意味がないではないか! Dメールは過去にしか送れないのだぞ! wav/OKA_1552.wav|本末転倒だ。サマージャンボにこだわるな。一番近い時期に当選発表が行われた宝くじを探すのだ wav/OKA_1553.wav|萌郁は買ったことは? wav/OKA_1554.wav|……&cTIPSC;ロト6&cMESC;を1回だけやったことがある wav/OKA_1555.wav|そういうことだ。もちろんこれがロト6の当選番号だと補足して、だが wav/OKA_1556.wav|い、いや待て! 1等はまずい…… wav/OKA_1557.wav|いや、そうではなく、1等は……目立ちすぎる wav/OKA_1558.wav|分からないのか! 俺は“機関”に追われている身なのだぞ。もしロト6で1等を出して、マスコミから取材を受けることになってみろ、たちどころに存在が知られてしまうことになる wav/OKA_1559.wav|ダメだ。&rs『過去を司る女神』作戦&rtオペレーション・ウルド&re第2段階は、そこのセレセブが言ったようにリスクがあるのも事実 wav/OKA_1560.wav|責任は取るという意味で、俺が当選者とならなければ wav/OKA_1561.wav|というわけでここは目立ちすぎずに、2等を狙ってみようと思うのだが。ダルよ、2等の賞金は? wav/OKA_1562.wav|……さ、3等を狙ってみようと思うのだが wav/OKA_1563.wav|あ、ああ、それでいい。その辺が妥当だろう wav/OKA_1564.wav|ク、ククク……! さっきまでタイムパラドックスのリスクを心配していたとは思えない言い草だな、セレセブよ! wav/OKA_1565.wav|リスクを考えて、多すぎず少なすぎずの絶妙な金額を設定しようとしているのに。お前の方がよほどごうつくばりだぞ wav/OKA_1566.wav|萌郁よ。新たにラボメンとなったお前に、最初の任務を与える wav/OKA_1567.wav|Dメールとして送る文面を考えてもらおう。なにも知らない1週間前の俺に、ロト6を買おうと思わせるような文章を考えてくれ wav/OKA_1568.wav|メール魔なのだからそういうのは得意だろう wav/OKA_1569.wav|まあ、こんなものだろうな wav/OKA_1570.wav|これでいい。他にやりようがないだろう。確かにうさんくさいがな wav/OKA_1571.wav|さて……&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reを開くときだ wav/OKA_1572.wav|シュタインズゲートはシュタインズゲートだ。それ以上でも以下でもない wav/OKA_1573.wav|いちいち水を差すな。今考えるべきはそこではないだろう wav/OKA_1574.wav|エル・プサイ・コングルゥ……! wav/OKA_1575.wav|……っ wav/OKA_1576.wav|……! wav/OKA_1577.wav|まゆり、俺は何分ぐらいここに立っていた? wav/OKA_1578.wav|いいから。教えてくれ wav/OKA_1579.wav|30秒……? 本当か? wav/OKA_1580.wav|そ、そうだ、メールは…… wav/OKA_1581.wav|メールは1週間前に届いている wav/OKA_1582.wav|金は? ロト6は当たったのか……? wav/OKA_1583.wav|そこのセレセブよ、俺は3等を当てたか? wav/OKA_1584.wav|……なに? wav/OKA_1585.wav|今、なんと言った!? wav/OKA_1586.wav|今、なんと言ったんだ! wav/OKA_1587.wav|そうではなく! “3等ってなんのこと”と言っただろう! ロト6の3等だ wav/OKA_1588.wav|ダル、俺はたった今、ロト6の当たり番号を電話レンジ(仮)で送った。そうだな? wav/OKA_1589.wav|まゆり、バナナでトラックの荷台を満杯にするって、喜んでた……よな? wav/OKA_1590.wav|待て待て! たった今&rs『過去を司る女神』作戦&rtオペレーション・ウルド&reの第2段階を実行に移しただろう!? wav/OKA_1591.wav|そ、そうだ! そのことだ! wav/OKA_1592.wav|なに……? wav/OKA_1593.wav|……なんだ? wav/OKA_1594.wav|あ……! wav/OKA_1595.wav|ルカ子、お前これをどこで……!? wav/OKA_1596.wav|ルカ子、済まなかった。だが教えてくれ。そのロト6の券はどこで手に入れた? wav/OKA_1597.wav|教えた……? 俺が? wav/OKA_1598.wav|……ほ、本当か? それはいつ!? wav/OKA_1599.wav|なぜ問いかけなのだ。お前も見ていたはずだ wav/OKA_1600.wav|……送った。3等の当選番号を。ついさっきだ。お前たちも一緒にいた。全員で話し合って、その方法を選んだ wav/OKA_1601.wav|そして過去は変わった……。変わったんだ wav/OKA_1602.wav|……70万だな? 3等だ wav/OKA_1603.wav|……ん? なぜだ? ないぞ!? wav/OKA_1604.wav|洗脳? 俺が? wav/OKA_1605.wav|……ああ。そうだな wav/OKA_1606.wav|洗脳されたことだ wav/OKA_1607.wav|ぬおおっ!? な、な、なにをするっ!? wav/OKA_1608.wav|……なんだと? wav/OKA_1609.wav|そうか、お前も“機関”に捕らえられていた経験があるのだな wav/OKA_1610.wav|いや! みなまで言うな。お前の苦しみ、俺にはよく理解できる wav/OKA_1611.wav|“機関”がひた隠しにする巨大洗脳施設……通称『&rs咎人への啓示&rtアポカリプス・オブ・ガリアン&re』。あそこはまさに生きる地獄 wav/OKA_1612.wav|二度と思い出したくないのだな wav/OKA_1613.wav|やはりお前とは良き仲間になれそうだバイト戦士よ。聖戦の日は近いぞ! wav/OKA_1614.wav|ククク、それにはこの鳳凰院凶真が答えてやろう wav/OKA_1615.wav|………… wav/OKA_1616.wav|シスターブラウンよ、俺に畏怖を抱くのはいいが、同時に世界を股にかけるマッドサイエンティストへの敬意も払うべきだぞ wav/OKA_1617.wav|いかにも。俺の天才的な灰色の脳細胞は、世界各国の首脳がほしがるほどのものなのだ wav/OKA_1618.wav|なにを言う、そこのバイト戦士。俺は真実しか話していないのだから、これは洗脳などではない wav/OKA_1619.wav|誰がおじさんか! wav/OKA_1620.wav|もしかしてずっと聞いていたか? wav/OKA_1621.wav|タイムマシンのことも? wav/OKA_1622.wav|……口外したりしていないだろうな。もし誰かに喋ったりしてみろ、俺はお前の口を封じなければならなく── wav/OKA_1623.wav|だったらいい。それで1つ聞くが…… wav/OKA_1624.wav|たった今、2階で放電現象が起きたのを見たか? wav/OKA_1625.wav|たった今、ほんの1分前ぐらいにも、グラグラ揺らしたはずなんだが wav/OKA_1626.wav|2回目は見てないんだな? wav/OKA_1627.wav|……お前は、タイムトラベルについて詳しいか? wav/OKA_1628.wav|当たり前だ。俺たちは紛れもなくタイムマシンを開発した。そして過去を変えることができたのだ……! wav/OKA_1629.wav|我らの偉業を否定することは誰にもできない。そう、誰にもだッ! wav/OKA_1630.wav|……ジョン・タイター wav/OKA_1631.wav|なるほど……。確かにお前の言う通りかもしれん! いや、それで間違いない! wav/OKA_1632.wav|……俺だ。ジョン・タイターはこの俺を導くために未来からやって来たかもしれん wav/OKA_1633.wav|……ああ、そうだ。ヤツがこの2010年へとやって来たのは、まさしく&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だよ。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_1634.wav|……シスターブラウン、俺の電話の相手が気になるか? wav/OKA_1635.wav|気になったとしても、今後、絶対に聞くな。もし知れば、俺はお前の口を封じなくてはならなくなる。さすがにお前のような、いたいけな少女を手にかけたくはないのだ…… wav/OKA_1636.wav|バイト戦士、俺は早速タイターに連絡を取ってみるぞ。素晴らしい助言に感謝する! wav/OKA_1637.wav|ま、待ってくれ! 俺はなにもしていない! wav/OKA_1638.wav|2人きりじゃない! 今の今まで鈴羽もここにいました! あの女は仕事をさぼってそこのチャリを磨いていたんですよ! wav/OKA_1639.wav|というか、この俺を一瞬でも疑ったことについての謝罪はないんですか? wav/OKA_1640.wav|そ、そんな自殺行為はしませんよ wav/OKA_1641.wav|待て! 事情はすべて後で話す wav/OKA_1642.wav|そこの助手。お前は帰らないのか wav/OKA_1643.wav|目障りというわけではないが。なにか用事でもあるのか? wav/OKA_1644.wav|ホテルに戻って考えればいい wav/OKA_1645.wav|そうか、どうせ友達もいないしホテルに帰ってもひとりぼっちで寂しいから、この鳳凰院凶真にかまってほしいというわけだな、このお子様セレセブめ! wav/OKA_1646.wav|俺はメールをする用事があるのだ。どうしてもここにいたいのならば、邪魔をせず静かにしているのだな、&rs蘇りし者&rtザ・ゾンビ&re wav/OKA_1647.wav|コーヒーを飲むか? wav/OKA_1648.wav|クリスティーナ。お前に話しておきたいことがある wav/OKA_1649.wav|ダルからだ。どうせ下らない内容だろう wav/OKA_1650.wav|お前は覚えていないかもしれないが、俺はさっきDメールで過去を変えた wav/OKA_1651.wav|だが事実だ。そして俺以外のすべての人間が、そのことを“忘れた”。いや、正確に言うなら“その事実が消滅した” wav/OKA_1652.wav|なぜそう言い切る? wav/OKA_1653.wav|……すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択であり、この俺の持つ魔眼“リーディング・シュタイナー”の力によるものだ! フゥーハハハ! wav/OKA_1654.wav|………… wav/OKA_1655.wav|もしもし wav/OKA_1656.wav|ミス? wav/OKA_1657.wav|……な……に? wav/OKA_1658.wav|………… wav/OKA_1659.wav|貴様は神田川で水浴びでもしていろ! wav/OKA_1660.wav|ぐ、おのれしつこいヤツめ…… wav/OKA_1661.wav|もしもし。財布は届けないからな……! wav/OKA_1662.wav|……なんだまゆりか。ダルも一緒にいるのだろう? いいか、そのバカに金を貸す必要はないからな wav/OKA_1663.wav|していない。そもそも俺は、いつだろうと狂気と野心に満ちあふれたマッドサイエンティストである! wav/OKA_1664.wav|……お前にこの俺が分かると言うのか? wav/OKA_1665.wav|……フン。もう切るぞ。バイト頑張れよ wav/OKA_1666.wav|……ったく、あのバカめ wav/OKA_1667.wav|……っ! wav/OKA_1668.wav|な、なにを言うか、このセレセブが! wav/OKA_1669.wav|………… wav/OKA_1670.wav|そんなにかまってほしいのか? wav/OKA_1671.wav|これでも俺は、お前をリスペクトしているつもりだぞ wav/OKA_1672.wav|それについては済まないと思っている wav/OKA_1673.wav|謝るさ。だがどうしようもないのだ wav/OKA_1674.wav|俺の脳は、お前のことを“助手のクリスティーナ”という認識で固定してしまっていて直しようがないからな、フゥーハハハ! wav/OKA_1675.wav|ジョン・タイター wav/OKA_1676.wav|ヤツは、よほど悪意のある人間以外に対してはオープンだ。メルアドも公開している。こうしてやり取りするのは2度目だ wav/OKA_1677.wav|そういうわけではない。だがヤツの話にはうなずける点も多い wav/OKA_1678.wav|………… wav/OKA_1679.wav|フハハハハハ! wav/OKA_1680.wav|ククク、これが笑わずにいられるか! 実に傑作ではないか! この俺が持つ&rs能力&rtちから&reだと? wav/OKA_1681.wav|今さらそんなこと言われなくとも、俺はとっくに気付いていたぞ、ジョン・タイター! wav/OKA_1682.wav|この魔眼……“リーディング・シュタイナー”の真の力にな! wav/OKA_1683.wav|え? wav/OKA_1684.wav|………… wav/OKA_1685.wav|………… wav/OKA_1686.wav|……くっ wav/OKA_1687.wav|ジョン・タイターは実にバカだな! wav/OKA_1688.wav|この俺がメシアだと!? 勘弁してもらいたいものだ。人類を救済するなど、下らないにもほどがある! wav/OKA_1689.wav|俺は、メシアとは正反対の資質を持つ狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真であり、幾多の修羅場をかいくぐり、長年、“機関”から逃れ続けてきたのだ! wav/OKA_1690.wav|そんな俺が望むのは混沌。権力者を倒せば平和が訪れるとでも思っているのか? 答えは否! 断じて否だ! wav/OKA_1691.wav|そんな夢物語を信じている脳みそがお花畑なヤツには、そのまま死ねと忠告してやろう! 権力の破壊の後に始まるのは秩序なき混乱なのだ、フゥーハハハ! wav/OKA_1692.wav|聞け、そこのラボメン2人! これより&rs『過去を司る女神』作戦&rtオペレーション・ウルド&reを再開する! wav/OKA_1693.wav|案ずるな。どうせブラウン管工房はそろそろ閉店の時間だ wav/OKA_1694.wav|やってみる価値はある! 検証するのだ、何時まで電話レンジ(仮)の作動を確認できるかをな wav/OKA_1695.wav|と同時に、ダル、それにクリスティーナ、お前たちにはDメールによって、過去を変えてもらう wav/OKA_1696.wav|好きなように過去を変えろ。ただし、なるべく分かりやすい形でだ wav/OKA_1697.wav|待てぃ! wav/OKA_1698.wav|そのレポートは誰が書くのだ? wav/OKA_1699.wav|……過去改変には興味がないのか? あれほど実験に前向きだったではないか wav/OKA_1700.wav|だが実験が始まってからは乗り気だった。文句1つ言わず付き合った wav/OKA_1701.wav|客観的になれていないぞクリスティ……セレセブよ wav/OKA_1702.wav|実験はすでに一度、行われた。この俺が、過去を改変した wav/OKA_1703.wav|そうではない。過去を改変した結果、お前たちは“改変前”の一部の記憶を失ったのだ wav/OKA_1704.wav|そうだ wav/OKA_1705.wav|本気だ wav/OKA_1707.wav|なんだ? ダイエットしろと1年前の自分に送るのか? wav/OKA_1708.wav|その結果を覆そうと? wav/OKA_1709.wav|まあいい。ダルよ、Dメールを送る準備を! wav/OKA_1710.wav|しつこいぞ。ゾンビの異名は伊達ではないというわけか? wav/OKA_1711.wav|ゾンビは死してなお人に襲いかかってくる。実にしつこいのだ wav/OKA_1712.wav|俺は、Dメールの送信先が鍵だと考えている wav/OKA_1713.wav|すなわち未来からのメールを受け取った人間。その人間だけは過去改変の影響を受けない……かもしれない wav/OKA_1714.wav|ダルの実験が終わったら、次はお前にDメールを送ってもらう。内容について考えておいてくれ wav/OKA_1715.wav|怖いのか? wav/OKA_1716.wav|ならば、タイムパラドックスのことを気にしているのか wav/OKA_1717.wav|なるほど。今の自分は完璧であり不満はなく、だから変えたくないと wav/OKA_1718.wav|電話レンジ(仮)が完全に問題を解決して実用化されても、使う気はないと? wav/OKA_1719.wav|ジョン・タイターがタイムマシンを好きに使っていいと仮に言ってきても、どの時代に跳ぶ気もないと? wav/OKA_1720.wav|青い猫型ロボットが机の引き出しから出て来ても、それを使わないと? wav/OKA_1721.wav|だが実験は大好き。そうだな? wav/OKA_1722.wav|すなわち自分は高みの見物を決め、他人を実験台にしてほくそ笑む。うむ、実にマッドなサイエンティストだ! wav/OKA_1723.wav|そのことを、なんで、俺は、覚えている? wav/OKA_1724.wav|ちょっと待て。ダルも、覚えているんだな? wav/OKA_1725.wav|今、Dメールを送ったことをだ! wav/OKA_1726.wav|ダル、お前、フェイリス杯でフェイリスに勝てたのか? wav/OKA_1727.wav|勝てたらフェイリスの手料理とか言っていたはずだ。それは食べられたのか? 手料理とはなんだった? wav/OKA_1729.wav|たかがその程度では、&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reは揺らがないということかもな wav/OKA_1730.wav|むしろ、それほどまでにフェイリスの手料理を食べたいのだろう wav/OKA_1731.wav|………… wav/OKA_1732.wav|お……? wav/OKA_1733.wav|おそらくな wav/OKA_1734.wav|やむを得ない。実験は明日に持ち越しだ wav/OKA_1735.wav|LHCと似たことが起きているのだよ。お前は言ったはずだ、LHCは巨大な電子レンジだと wav/OKA_1736.wav|どれ、ではない、バカが! そんな下らないことをしている暇があったら、明日の実験でどう過去を改変するか考えておけ! wav/OKA_1737.wav|俺はおじさんではない。兄様、と呼べ wav/OKA_1738.wav|教育がなっていないのではないですかミスターブラウン。その子が俺のことをおじさん呼ばわりするのを、なんとかしてください wav/OKA_1739.wav|ラボメンが全員集まるのを待っているのだ wav/OKA_1740.wav|………… wav/OKA_1741.wav|ドアの部分を取っ払ったから、温めるのは無理だ wav/OKA_1742.wav|いいや wav/OKA_1743.wav|ああ。ラボメンとしての自覚が足りんな wav/OKA_1744.wav|……さあな wav/OKA_1745.wav|聞いたが、ヤツの言うことが正しいか分からなくなった wav/OKA_1746.wav|そうか、あのバイト戦士め、タイターオタか wav/OKA_1747.wav|下のバイトと、なにを話していたんだ? wav/OKA_1748.wav|向こうはなんと? wav/OKA_1749.wav|なんだと!? ラボメンナンバーは某国において数千万円というレートで違法に取引されるほどの、貴重な資格なのだぞ!? wav/OKA_1750.wav|まゆりよ、次はお前に過去を変えてもらおう wav/OKA_1751.wav|どうやって? wav/OKA_1752.wav|もっと簡単で、分かりやすいものはないのか? wav/OKA_1753.wav|……そのラーメン缶を使おう wav/OKA_1754.wav|1時間前のまゆりにDメールを送るのだ。“今日はおでん缶が食べたい”とな wav/OKA_1755.wav|つまり後押しがあれば、まゆりは必然的におでん缶を食べたくなるというわけだな! よし、それで行くぞ! wav/OKA_1756.wav|電話レンジ(仮)、起動! wav/OKA_1757.wav|ええい、まゆりよ、もっと他になにかないのか!? wav/OKA_1758.wav|お前は昨日食べたおにぎりの具の種類を覚えているのか? wav/OKA_1759.wav|なに……? wav/OKA_1760.wav|いや、しかし…… wav/OKA_1761.wav|俺だ。……ああ、少しばかり迷っている。……なに? 声で分かるだと? フッ、かなわないな wav/OKA_1762.wav|電話レンジ(仮)の実験に、&rs閃光の指圧師&rtシャイニングフィンガー&reを引き入れるかどうかについて wav/OKA_1763.wav|……なっ、バカなっ、あの女を生け贄に捧げろと言うのか? 確かに、世界に混沌をもたらすためなら犠牲はやむを得ない覚悟だが…… wav/OKA_1764.wav|……いや、問題ない。むしろ迷っていた俺が情けない。マッドサイエンティスト失格かもしれんな wav/OKA_1765.wav|……ああ、これは俺にとってむしろ天啓とも言える申し出。まさに&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択となるだろう。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_1766.wav|なにがだ? wav/OKA_1767.wav|別にワガママとは思っていない。むしろお前の申し出にこちらが感謝しているほどだ wav/OKA_1768.wav|俺からの要望としては、過去が変わったかどうか確かめることができるよう、シンプルで分かりやすい内容にしてもらいたい wav/OKA_1769.wav|内緒だと? どういうことだ? wav/OKA_1770.wav|いや、そういう問題ではなかろう wav/OKA_1771.wav|ほう……。珍しく意見が一致したな、助手よ wav/OKA_1772.wav|落ち着けダル! wav/OKA_1773.wav|メールの内容に、プライベートに深く関わることを書けと強制した覚えはない wav/OKA_1774.wav|うむ、俺が言いたいことはすべて助手が言ってくれた。そして、そうは言いつつも我らは実験を中止するつもりはない! wav/OKA_1775.wav|お前はすでにラボメンだ。俺たちを信用してもらわないと困る。プライベートな用件は後日にしてもらおう wav/OKA_1776.wav|もしできないと言うのならば……お前に、見せてやらねばならなくなる。この俺、鳳凰院凶真の中に眠る、禍々しき狂気の力をな……! wav/OKA_1777.wav|ふむ、ええと、着信履歴ならあるぞ wav/OKA_1778.wav|ない、と言うと語弊があるな。送信履歴は消えてしまうのだ wav/OKA_1779.wav|なにを言う。お前たちのレベルが低すぎるだけではないか wav/OKA_1780.wav|ほう? これは期待できそうだな。具体的に説明を頼む wav/OKA_1781.wav|&rs閃光の指圧師&rtシャイニングフィンガー&reは実に有能だな! まさにラボメンの鑑! wav/OKA_1782.wav|では指圧師よ wav/OKA_1783.wav|……それが桐生萌郁の&rs能力&rtちから&reに俺が付けた名だ。桐生萌郁、お前は今後、閃光の指圧師、すなわちシャイニングフィンガーを名乗るがいい wav/OKA_1784.wav|なに……? イヤだと言うのか? 能力名を付けてやったのに、なにが気に入らないと言うのだ……! wav/OKA_1785.wav|ネタではない、能力名だ wav/OKA_1786.wav|フゥーハハハ! ミスターブラウンごとき恐れるな! ヤツが怒鳴り込んできたら、この俺が蹴散らしてやる! wav/OKA_1787.wav|………… wav/OKA_1788.wav|電話レンジ(仮)、起動! wav/OKA_1789.wav|──っ!? wav/OKA_1790.wav|指圧師は? どこに行った? wav/OKA_1791.wav|桐生萌郁は? 今の今までここにいただろう!? wav/OKA_1792.wav|桐生萌郁だ! wav/OKA_1793.wav|……そんな wav/OKA_1794.wav|また、ってどういう意味だ? wav/OKA_1795.wav|あ、ああ、大丈夫だ…… wav/OKA_1796.wav|……助手よ、今の実験のこと、どの辺まで覚えている? wav/OKA_1797.wav|……ああ wav/OKA_1798.wav|ただし、昨日とは少し状況が違う。Dメールを送ったのは俺ではなく、桐生萌郁だ wav/OKA_1799.wav|クリスティーナ。もし仮にDメールによってタイムパラドックスが発生したら、どうなると思う? wav/OKA_1800.wav|以前、世界が消えるというようなことを言っていなかったか? wav/OKA_1801.wav|……! wav/OKA_1802.wav|…………は、はは wav/OKA_1803.wav|どういうことだ? wav/OKA_1804.wav|なに? wav/OKA_1805.wav|フッ、お前の個人的見解は必要ない wav/OKA_1806.wav|分かるな。お前のようなHENTAI紳士と一緒にされたくはない wav/OKA_1807.wav|ぐわあああ! wav/OKA_1808.wav|う、ぐぐ……左眼が、この魔眼“リーディング・シュタイナー”が疼く……っ! wav/OKA_1809.wav|ダメだ、まゆり、お、俺に近付くな……。今の俺は、お前を傷付けてしまうかも……しれん……! wav/OKA_1810.wav|だ、大丈夫だ……。この疼きは、いつものこと……すぐに、おさまる……! wav/OKA_1811.wav|くっ、この魔眼がある限り……俺は“機関”に狙われ続ける……! あらゆる世界と時間とを見通す力……しかしそれは同時に、諸刃の剣でもある…… wav/OKA_1812.wav|俺はこの……あらゆる世界と、あらゆる時間を見通す魔眼のせいで……、人間としての、因果律から外れてしまった…… wav/OKA_1813.wav|だが、それでも、このラボ……だけは、守ると誓ったのだ……だから、魔眼よ、鎮まってくれ…… wav/OKA_1814.wav|いや……。もう、大丈夫だ wav/OKA_1815.wav|クリスティーナ。お前は、間違っている wav/OKA_1816.wav|すでにこれまでの実験で、証明されているんだよ…… wav/OKA_1817.wav|俺は…… wav/OKA_1818.wav|俺の“リーディング・シュタイナー”は、本物だ! wav/OKA_1819.wav|………… wav/OKA_1820.wav|帰るのか? wav/OKA_1821.wav|まあな。マッドサイエンティストたるもの、研究所に寝泊まりして研究だけに没頭するぐらいでなければ務まらない wav/OKA_1822.wav|それは無理だ wav/OKA_1823.wav|ああ。流れ星だな。願い事はしたか? wav/OKA_1824.wav|なにを突然言い出すんだ? wav/OKA_1825.wav|ククク、この俺が死ぬはずがないだろう! なにしろ10年前の時点で、俺はトーマス・エジソンに匹敵するIQ170の頭脳を持つマッドサイエンティストだったのだからな! wav/OKA_1826.wav|いいや、違うな。あの状況で助かったのは、&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だ wav/OKA_1827.wav|そうなのだ wav/OKA_1828.wav|………… wav/OKA_1829.wav|案ずるな。なにも心配ない wav/OKA_1830.wav|そうか、この俺の魔眼は、まさにあのときにこの身に宿ったのだな……! フゥーハハハ! wav/OKA_1831.wav|ルカ子! 『&rs妖刀&rtようとう&re・&rs五月雨&rtさみだれ&re』を持ってこないとは何事だ! wav/OKA_1832.wav|今日、お前が来ると聞いて俺は伝家の宝刀『&cTIPSC;ミストルティン&cMESC;』の封印を解いたと言うのに……お前には失望したぞ wav/OKA_1833.wav|いや、もういいんだ。五月雨とミストルティンの邂逅、またもお預けか…… wav/OKA_1834.wav|ルカ子よ、お前は俺の弟子でありながら、まだいまいち真剣さが足りんな wav/OKA_1835.wav|こんな調子では、使い物になるまでにまだまだ時間がかかるだろう wav/OKA_1836.wav|どうだ、なんだったら我がラボに入ってみないか? wav/OKA_1837.wav|なんだ、まゆりと変わらないではないか wav/OKA_1838.wav|我が弟子よ、衣装というのは己を変革するためにも重要な要素の1つだ。それを着ることでお前も成長できるかもしれんぞ。さっそく袖を通してみるがいい! wav/OKA_1839.wav|そこで恥ずかしがるからダメだと言うのだ wav/OKA_1840.wav|それにまゆりは、お前に着てもらうために一生懸命そのコスを作っているのだぞ wav/OKA_1841.wav|眠る時間も、大好物のバナナを胃袋に入れる時間も、ジューシーからあげナンバーワンをチンする時間も削って、ひたすらちくちくちくちく針と糸を動かし、ミシンを走らせていたのだぞ wav/OKA_1842.wav|その努力には報いるべきだ wav/OKA_1843.wav|違うな。あれは百合ではない。なぜならルカ子は男だからだ wav/OKA_1844.wav|………… wav/OKA_1845.wav|あ、ああ、そうだな…… wav/OKA_1846.wav|俺だ、今、強烈な精神攻撃を受けている。……いや、“機関”の差し金ではなく、むしろこいつは、この街を守護する大いなる巫女の末裔で……くっ、まずい、心が、侵食されている……っ wav/OKA_1847.wav|まさか、アキバにはまだ、これほどの&rs防人&rtさきもり&reがいたとは。……ああ、こいつを覚醒させられることができれば、“機関”による汚染も最小限にできるはず wav/OKA_1848.wav|……分かっている、まだこの街を、ヤツらの手に渡すわけにはいかない。これが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択なのだな……。エル・プサイ・コングルゥ…… wav/OKA_1849.wav|ふ……ルカ子よ。我が不肖の弟子よ。以後、戦いのときにはそのコスと五月雨装備で臨むがいい wav/OKA_1850.wav|“機関”による魔の手は、このアキバにまで迫ろうとしている wav/OKA_1851.wav|お前はこの、混沌渦巻く&rs趣都&rtしゅと&reを守る&rs防人&rtさきもり&re。柳林神社に生まれし巫女よ、今こそその役目を果たすとき……! wav/OKA_1852.wav|分かるかルカ子よ。故に俺は、常にお前に厳しく接しているのだ。この街を守る使命が、お前にはある! wav/OKA_1853.wav|そうだとも! フゥーハハハ! wav/OKA_1854.wav|むっ!? やって来るなりこの俺に生意気な口を叩くお前は、助手ではないか! wav/OKA_1855.wav|クリスティーナよ、ルカ子の全身を下から上へとねめ回すようにして見つめるのはよせ wav/OKA_1856.wav|ククク…… wav/OKA_1857.wav|ルカ子よ、お前の望みを聞こう wav/OKA_1858.wav|聞けルカ子! 思考は具象化する。そしてこの日本は&rs言霊&rtことだま&reの国。いったん舌に乗せた言葉には力が宿る! wav/OKA_1859.wav|お前も晴れてオタク世界の住人となった今、はっきり望みを言葉に出しておくべきだ wav/OKA_1860.wav|そうすれば、この地の混沌が&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択に影響を及ぼし、お前を後押しするッ wav/OKA_1861.wav|恥ずべきことはなにもない。堂々と宣誓するのだ! wav/OKA_1862.wav|そこの助手! 人の望みを笑うとは品性が知れるぞ! wav/OKA_1863.wav|まゆりには聞いていない wav/OKA_1864.wav|ククク、我が助手よ、いやクリスティーナよ! wav/OKA_1865.wav|お前は決定的な間違いを犯している! wav/OKA_1866.wav|分からないかクリスティーナ? 分からないだろうな。それはお前の目が邪念で曇っているからに他ならない! wav/OKA_1867.wav|ならば教えよう。お前はここにいるルカ子のことを“いたいけで気弱そうな女の子”と言ったが wav/OKA_1868.wav|こいつは女の子ではない。男だ……! wav/OKA_1869.wav|冗談もなにも、&cTIPSC;アカシックレコード&cMESC;にも明記してある揺らぐことなき真実だ! フゥーハハハ! wav/OKA_1870.wav|え? wav/OKA_1871.wav|ルカ子よ。ありのままのお前でいればいいのだ。俺は、俺たちは、男だろうが女だろうが、お前を否定しない wav/OKA_1872.wav|同時に、お前の望みもまた、俺は、俺たちは、否定しないッ wav/OKA_1873.wav|あたふたしているな、クリスティーナ。自分よりずっと女の子らしい男がいたことが、それほどショックか wav/OKA_1874.wav|己の欠点を省みることができる人間は、いずれ強くなる。クリスティーナよ、お前もいずれ立派な女性になれるだろう。今はまだ若いだけだ wav/OKA_1875.wav|前言撤回だ! 己の欠点すら省みようとしないとは器の小さいヤツめ! wav/OKA_1876.wav|しかしルカ子よ、その望み、どこまで本気なのだ? wav/OKA_1877.wav|それなら狩猟で暮らしていた原始人たちはどうなるのだ? 彼らはおのずと男ばかり産むことになり、男女比のバランスが偏ってしまうではないか wav/OKA_1878.wav|そうなれば人類がここまで繁栄できていたかも怪しい wav/OKA_1879.wav|俺は噛みついてなどいない。クリスティーナよ、その説、検証してみる気はないか? wav/OKA_1880.wav|思い出せ。俺たちの手には電話レンジ(仮)があるではないかッ wav/OKA_1881.wav|いかにも。『野菜をもっとたくさん食べろ』という内容でな! wav/OKA_1882.wav|やってみる価値はあると思わないか? wav/OKA_1883.wav|今さら偽善で取り繕おうとするなよクリスティーナ。俺は知っているぞ、お前がマッドサイエンティストの素質を持つ、実験大好きっ&rs娘&rtこ&reだということを! wav/OKA_1884.wav|違うのか? wav/OKA_1885.wav|どうする、とは? wav/OKA_1886.wav|それがルカ子の望みだろう? wav/OKA_1887.wav|それは…… wav/OKA_1888.wav|まゆり、お前の意見は? wav/OKA_1889.wav|決まりだな。ならばルカ子よ、お前をラボメンナンバー006に命じる wav/OKA_1890.wav|電話レンジ(仮)は我がラボの最重要機密事項だ。それを使う以上、お前はラボメンとならなければならない wav/OKA_1891.wav|では、ルカ子は今このときよりラボメンとなる。異論のある者はいないな? wav/OKA_1892.wav|却下だ。他には? wav/OKA_1893.wav|では、ルカ子はラボメンナンバー006となる。以後、ラボに忠誠を誓い、ラボの発展のために全力を尽くせ wav/OKA_1894.wav|さて、ということで早速実験を── wav/OKA_1895.wav|しまった……! ルカ子は今、16歳だったな? wav/OKA_1896.wav|つまり1993年生まれ…… wav/OKA_1897.wav|ケータイが日本で普及し始めたのはいつだ!? wav/OKA_1898.wav|つまりルカ子の生まれた年の時点では、ケータイは一般化されてないということ wav/OKA_1899.wav|ルカ子の母親も持っていない可能性がある。もしそうなら、メールを受け取ってもらう手段が存在しないではないか! wav/OKA_1900.wav|しかもこの天才少女め、今、自ら相対性理論を否定したぞ wav/OKA_1901.wav|まったく、どいつもこいつも使えないな! wav/OKA_1902.wav|ふむ……。頭の片隅で、ひらめきつつあるぞ wav/OKA_1903.wav|思い付いた wav/OKA_1904.wav|ケータイがなければ&cTIPSC;ポケベル&cMESC;に送ればいいじゃない wav/OKA_1905.wav|自分の夢を叶えたいなら、自分自身で道を切り拓くがいい。俺たちがしてやれるのは、その露払い程度のことだけだ wav/OKA_1906.wav|そんなメッセージでは、いたずら扱いされるだけだ wav/OKA_1907.wav|一応聞いてやるが、どういう意味だ? wav/OKA_1908.wav|肉好きにさせてどうする!? wav/OKA_1909.wav|冒頭の『かあさん』は不要だろう。余計な疑念を抱かせるだけだ wav/OKA_1910.wav|ならば少し改変だ。『やさいくうとげんきなこをうめる』でどうだ? wav/OKA_1911.wav|ならば代案を出してもらおうか wav/OKA_1912.wav|よし、準備万端OKだ wav/OKA_1913.wav|いいか? 起動するぞ? wav/OKA_1914.wav|ん…… wav/OKA_1915.wav|………… wav/OKA_1916.wav|これは……失敗か…… wav/OKA_1917.wav|なにって、お前たち揃いも揃ってボケているのか? たった今、この電話レンジ(仮)で── wav/OKA_1918.wav|ゴホン。いや、なんでもない wav/OKA_1919.wav|クリスティーナよ。1つ聞きたいのだが……ルカ子は…… wav/OKA_1920.wav|むぅ…… wav/OKA_1921.wav|ダルよ。Dメールについてどう思う? wav/OKA_1922.wav|すごくないと思った理由は? wav/OKA_1923.wav|何度かの実験で分かったが、Dメールの精度はまだ信頼できるレベルには達していない wav/OKA_1924.wav|運の要素が絡んでくるのは、装置としては欠陥だ。もっと送り手側がコントロールできるようにならなければ、実用性が低いままのガラクタに終わる wav/OKA_1925.wav|保留中だ wav/OKA_1926.wav|この鳳凰院凶真ともあろう男が、こんなところでつまずいていられるものか。俺は諦めたりはしない。なぜなら俺は、俺が、マッドサイエンティストだからだ……! wav/OKA_1927.wav|あの電話レンジ(仮)で、ゆくゆくは人間を、それも過去ばかりでなく未来にも向けて送り出すことができるように改良する。改良してみせる。いや、改良しなくてはならないのだ! wav/OKA_1928.wav|それが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択なのだからな! フゥーハハハハ! wav/OKA_1929.wav|っ!? wav/OKA_1930.wav|くっ、おのれフェイリス、盗み聞きとは卑劣な……! wav/OKA_1931.wav|断る wav/OKA_1932.wav|なんだ、なにか用事か? wav/OKA_1933.wav|極秘事項だ。部外者には明かせん! wav/OKA_1934.wav|………… wav/OKA_1935.wav|ダル、安請け合いするな wav/OKA_1936.wav|なに……? wav/OKA_1937.wav|“現在”は、川の上に浮かぶ葉っぱだ。それは過去から未来へと、流れに沿って動いていく wav/OKA_1938.wav|そういうことだろう。その葉っぱのある地点より川の上流は過去、下流が未来と定義できる wav/OKA_1939.wav|と言うと……? wav/OKA_1940.wav|お、おう……? wav/OKA_1941.wav|つまり“現在”は、観測者の主観に委ねられる、と言いたいのか? wav/OKA_1942.wav|&cTIPSC;ジャネの法則&cMESC;だな…… wav/OKA_1943.wav|ク、ククク、フゥーハハハ! wav/OKA_1944.wav|案ずるな。俺たちが開発するタイムマシンは、そういう哲学的であったり物理学的考察など関係なく、時空跳躍を可能にしてしまうのだ! な、そうだよなダル! wav/OKA_1945.wav|ダル、勝手なことをほざくな! wav/OKA_1946.wav|お、おう!? wav/OKA_1947.wav|いや、どう見ても泣いてただろ wav/OKA_1948.wav|目が赤い wav/OKA_1949.wav|……論理性の欠片もないな、クリスティーナ wav/OKA_1950.wav|………… wav/OKA_1951.wav|クリスティーナ wav/OKA_1952.wav|いいか、話さなくていいから黙って聞け wav/OKA_1953.wav|お前が困っているならば、俺は全力で解決に協力する wav/OKA_1954.wav|俺だけじゃなく、まゆりもダルもおそらくそう言うだろう wav/OKA_1955.wav|だから気軽に相談するといい wav/OKA_1956.wav|1人で強がって抱え込んでいるより、弱音を吐きたいときには吐いてしまえ。俺たちはそれを拒絶したりしない wav/OKA_1957.wav|ちゃんと聞いてやる wav/OKA_1958.wav|お前はすでに、我がラボの大切な仲間だからだ wav/OKA_1959.wav|別に今話さなくてもいい。話したくなったらいつでも言え。俺が聞いてやる wav/OKA_1960.wav|フッ、まゆりよ、今のお前の姿はまるで、内職で夜なべしているようだぞ wav/OKA_1961.wav|将来は服飾デザイナーにでもなるのか? wav/OKA_1962.wav|だったら、将来の夢はなんだ? ちなみに俺は、世界の支配構造を打ち崩すことだ wav/OKA_1963.wav|なに……? 生涯ラボメン宣言か。その志の高さは買うが、このラボは採算度外視なのだ。メシは食っていけないぞ wav/OKA_1964.wav|否。断じて否だ。我がラボに集った者たちは全員、この俺の策略によりまんまとラボメンにさせられた連中にすぎないのだからな! フゥーハハハ! wav/OKA_1965.wav|そうだったな。お前は自分からこのラボに来たのだった wav/OKA_1966.wav|お前は人質のままでいたいのか? wav/OKA_1967.wav|なんというドMな娘だ! お前がそんなはしたない女だったとは思わなかったぞ! wav/OKA_1968.wav|そ、そうか…… wav/OKA_1969.wav|まゆり wav/OKA_1970.wav|帰りがけになにか食っていくか。おごるぞ wav/OKA_1971.wav|ククク、今日の俺は気分がいいのだ! wav/OKA_1972.wav|任せるがいい wav/OKA_1973.wav|土曜日なのにご苦労。研究熱心なラボメンばかりで、頼もしい限りだ wav/OKA_1974.wav|涙を拭け、友達が1人もいない実験大好きっ&rs娘&rtこ&reよ wav/OKA_1975.wav|いかにも俺だ。だが律儀にそれに従い、こうして時間通りにラボへ来たのは、お前の意志だ wav/OKA_1976.wav|洗濯済みだッ! wav/OKA_1977.wav|俺のパンツが気になってしょうがないのならばそう言え wav/OKA_1978.wav|俺の話の腰を折るな! wav/OKA_1979.wav|昨日、ダルには話したが、これまでの一連の実験の結果を受けて、気付いたことがある! wav/OKA_1980.wav|Dメールには、不確定要素が強すぎるということだ。結果に対する確実な保証がない wav/OKA_1981.wav|パンツはともかくとして、Dメールにまだ博打のような感覚があるのは確実ッ wav/OKA_1982.wav|そこで、今回諸君に集まってもらったのは他でもない。本日の円卓会議の議題は── wav/OKA_1983.wav|円卓の定義など今はどうでもいいのだ。それよりも議題は── wav/OKA_1984.wav|Dメールではなく、SERNと同じように物理的タイムトラベルを行う方法を模索したい、という件についてだ wav/OKA_1985.wav|諦めるには早すぎるのではないか? 我らはすでにDメールという、人類史上初の快挙を達成したではないか wav/OKA_1986.wav|人類史上初の時空を超えるメール。それを成し遂げた俺たちに不可能という文字はない! wav/OKA_1987.wav|それが解明できればいいのだろう? wav/OKA_1988.wav|いや、ちょっと待て wav/OKA_1989.wav|Dメールは局所場指定をしていないぞ。にもかかわらずきちんと指定先に届いている。これはどう説明する? wav/OKA_1990.wav|あるいはケータイ電話は、ブラックホールと&cTIPSC;ホワイトホール&cMESC;を兼ねているのかもしれん wav/OKA_1991.wav|ワームホールができている可能性は? wav/OKA_1992.wav|いずれにせよ厳然たる事実として、Dメールは過去に届いている。それがSERNに対して俺たちがリードしている点だ wav/OKA_1993.wav|タイムトラベルについても、Dメールを応用すれば実現の可能性はあるのではないか? wav/OKA_1994.wav|………… wav/OKA_1995.wav|世の真理を探究する科学者とは思えない、後ろ向きな発言だな wav/OKA_1996.wav|……もし公表すれば、“機関”のヤツらに俺の存在を気付かれる wav/OKA_1997.wav|それに俺たちは、SERNをハッキングした身だ wav/OKA_1998.wav|ヤツらは人体実験までしている非情な連中。その背後には国家の枠組みさえ超えた、強大な権力も見え隠れする wav/OKA_1999.wav|もし電話レンジ(仮)を公表すれば、俺たちは消されるかもしれん wav/OKA_2000.wav|300人委員会という名前が、実際にSERNの資料にあった wav/OKA_2001.wav|それに、これがなによりも問題なのだが── wav/OKA_2002.wav|公表してしまったら、もう好き勝手にDメールが送れなくなるではないか! wav/OKA_2003.wav|フハハハ! この夢の装置をそう簡単に手放すものか! wav/OKA_2004.wav|俺は鳳凰院凶真! 時空を支配する狂気のマッドサイエンティスト! 望むのは、そう、混沌……! wav/OKA_2005.wav|ん? wav/OKA_2006.wav|クリスティーナ、お前、@ちゃんね── wav/OKA_2007.wav|………… wav/OKA_2008.wav|そ、そう言えばダルよ。SERNへのハッキングはその後、さらに進んだか? wav/OKA_2009.wav|お前が味方でよかったと、つくづく思うよ wav/OKA_2010.wav|それでクリスティーナ。翻訳状況について報告を wav/OKA_2011.wav|お前、この俺と10年来の付き合いをしたいというのか。それはつまりこのラボに骨を埋めるという意味── wav/OKA_2012.wav|…………そ、そうか wav/OKA_2013.wav|ではさっさと報告しろ、クリスティーナ。でなければお前のことを“ねらー”と呼ぶ── wav/OKA_2014.wav|ダル、他に成果は? wav/OKA_2015.wav|おいクリスティーナ。お前、わざとだろう? wav/OKA_2016.wav|作戦は順調だな。第3段階にはいつ入れる? wav/OKA_2017.wav|SERNがひた隠しにしている、禁断の領域。そこに隠された闇を暴くことに決まっている wav/OKA_2018.wav|IBN5100で構築されたデータベースがあっただろう。そこへのハッキングにはもう着手したのかと聞いているのだ wav/OKA_2019.wav|IBN5100さえあればなんとかなるんだろう!? wav/OKA_2020.wav|んん……? wav/OKA_2021.wav|IBN5100は、俺が手に入れてきただろう。まだ触ってもいないのか? wav/OKA_2022.wav|………… wav/OKA_2023.wav|バカな……! wav/OKA_2024.wav|……ない wav/OKA_2025.wav|……IBN5100! ここに置いてあったのに、どこに消えた!? wav/OKA_2026.wav|なにを鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔をしている! 柳林神社に奉納されていた伝説のレトロPCだっ! お前たちもよく知っているだろう!? wav/OKA_2027.wav|………… wav/OKA_2028.wav|まさか、ジョン・タイターか!? wav/OKA_2029.wav|そうだ、タイターの目的はIBN5100を手に入れることだった! すでに俺は何度かコンタクトを取っている。しかしどうやって俺の個人情報を手に入れた!? wav/OKA_2030.wav|あ、ああ…… wav/OKA_2031.wav|おお! 俺の話を信じてくれるのだな! wav/OKA_2032.wav|だが俺の主観では、それ以外にも何通か送られている wav/OKA_2033.wav|だがお前たちにもその後で見せたはずだぞ。俺のケータイに残っていた着信履歴を wav/OKA_2034.wav|いや。まだある。萌郁とルカ子がDメールを送っている wav/OKA_2035.wav|だから言っているだろう。世界が改変される前と後で、記憶を連続して持っていられるのは俺だけなのだと wav/OKA_2036.wav|それは── wav/OKA_2037.wav|確か……8月3日だ。記憶では、8月3日までは確かにこのラボに存在していた wav/OKA_2038.wav|と……思いたいが wav/OKA_2040.wav|それより、IBN5100について聞きたい wav/OKA_2041.wav|IBN5100。柳林神社に、9年ほど前に預けられたレトロなパソコンのことだ。知っているな? wav/OKA_2042.wav|俺が少し前に、神社に行って探し当てたんだよな!? それで、お前のオヤジさんに頼んで、貸してもらった。間違いないよな!? wav/OKA_2043.wav|……違う、のか? wav/OKA_2044.wav|IBN5100がその神社にあったのは事実なんだな? 今もあるのか? wav/OKA_2045.wav|今、どこにいる? 近くにお前のオヤジさんはいるか? wav/OKA_2046.wav|……そうか。分かった。急に電話して悪かった wav/OKA_2047.wav|まゆりよ、フェイリスと連絡を取りたい wav/OKA_2048.wav|まったく呑気なヤツらだな! このラボで不可解なことが起きたと言うのに wav/OKA_2049.wav|まゆりはヤツのケータイ番号を知っているだろう? 連絡を取ってみてくれ wav/OKA_2050.wav|俺だ。鳳凰院凶真だ wav/OKA_2051.wav|どうしても聞きたいことがあったのだ wav/OKA_2052.wav|お前は昔、柳林神社にレトロPCを奉納した。それに間違いはないか? wav/OKA_2053.wav|なに? ニャン、とはどういう意味ニャ? wav/OKA_2054.wav|なに? 最近知ったとはどういう…… wav/OKA_2055.wav|あ、いや…… wav/OKA_2056.wav|IBN5100について、他に情報はないか? 超レアなPCなのだ wav/OKA_2057.wav|お前はカリスマメイドとして、このアキバに強いネットワークを持っているだろう? それを使って、今アキバにあるIBN5100を探してもらいたい wav/OKA_2058.wav|条件……? wav/OKA_2059.wav|……聞こう wav/OKA_2060.wav|家だと? お前の家はどこだ? wav/OKA_2061.wav|なんだ、お前アキバに住んでいるのか wav/OKA_2062.wav|……で? wav/OKA_2063.wav|なぜお前たちまで付いてくるんだ? wav/OKA_2064.wav|む……? wav/OKA_2065.wav|なんという幸運! wav/OKA_2066.wav|おい指圧師! wav/OKA_2067.wav|聞いているのか、&rs閃光の指圧師&rtシャイニングフィンガー&re! wav/OKA_2068.wav|桐生萌郁! wav/OKA_2069.wav|お前、ラボからIBN5100を持ち出したか? wav/OKA_2070.wav|俺はお前の仕業とは思いたくない。仲間だからな。しかしお前はあのPCに異常な執着を見せていた wav/OKA_2071.wav|どうだ? やったのかやってないのか wav/OKA_2072.wav|見つけたが、なくなった wav/OKA_2073.wav|案ずることはない。やっていたとしてもお前を警察に突き出すような真似はしない。アレを返してさえもらえるならな wav/OKA_2074.wav|知らない……のか? wav/OKA_2075.wav|済まない、指圧師よ wav/OKA_2076.wav|俺は、ラボメンであるお前を、仲間を、疑ってしまった……! wav/OKA_2077.wav|最低な男だな。殴ってくれても構わない wav/OKA_2078.wav|だが、これだけは分かってくれ。……俺は“機関”から命を狙われ続けた結果、誰も信じることができなくなってしまったんだ…… wav/OKA_2079.wav|俺は常に疑心暗鬼で……、どれだけ仲間に囲まれていても、いつも、孤独を感じている……。滑稽だよな…… wav/OKA_2080.wav|お、俺の語りは完全スルーか…… wav/OKA_2081.wav|………… wav/OKA_2082.wav|……な……に? wav/OKA_2083.wav|お前、萌郁のことを知っているのか? wav/OKA_2084.wav|なぜ知っている!? wav/OKA_2085.wav|俺が…… wav/OKA_2086.wav|ダルは? あの女のことを覚えているのか? wav/OKA_2087.wav|………… wav/OKA_2088.wav|ときに、まゆり。フェイリスの本名はなんていうんだ? wav/OKA_2089.wav|現実逃避はよせ、ダルよ。フェイリス・ニャンニャンは所詮、源氏名だ wav/OKA_2090.wav|で、まゆり、どうなんだ? 知らないのか? wav/OKA_2091.wav|特に口止めされているわけでもないんだろう? それに、これから自宅に行けばすぐに分かることだぞ wav/OKA_2092.wav|秋葉……か wav/OKA_2093.wav|超高級マンション……だと……? wav/OKA_2094.wav|住所、聞き間違えたか……? wav/OKA_2095.wav|まさかフェイリスは、“機関”の手に落ちたのか!? wav/OKA_2096.wav|怪しげな黒服連中に命じられるまま、俺を組織の網の中へと呼び寄せ、一網打尽にするつもりだな!? wav/OKA_2097.wav|お前こそ妄想乙だな wav/OKA_2098.wav|まゆりとダルは勝手についてきた。迷惑なようなら帰らせる wav/OKA_2099.wav|というか、自宅でもその語尾は変わらないのか? wav/OKA_2100.wav|あくまでとぼける気か、秋葉留未穂 wav/OKA_2101.wav|しかしこの家はいったいどういうことだ。アキバの一等地の超高級マンションとは wav/OKA_2102.wav|フェイリス……お前、いったい何者だ? wav/OKA_2103.wav|とぼけるな。ちゃんと説明しないならば、帰らせてもらう! wav/OKA_2104.wav|はあ? wav/OKA_2105.wav|秋葉という姓……。まさか秋葉原の代々の大地主の名だとでも言うのかー!? wav/OKA_2106.wav|なぜだ? wav/OKA_2107.wav|俺はフェイリスLOVEなどではない! wav/OKA_2108.wav|あまり調子に乗らないでもらおうか、フェイリス・ニャンニャン。でなければ、この高級マンション全体が血に染まることになるぞ wav/OKA_2109.wav|家にわざわざ呼びつけて自らのセレブっぷりを見せ付け、この俺との交渉において精神的優位に立とうとしたのだろうが、無駄なこと wav/OKA_2110.wav|なぜなら、俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だからだ! wav/OKA_2111.wav|分けるもなにも、お前はすでに“フェイリス・ニャンニャン”として確立しているではないか wav/OKA_2112.wav|意識しすぎているのはお前の方だと言うことだ、フェイリス wav/OKA_2113.wav|お前は自意識過剰なのだ。俺にとってお前はどこまで行っても、“勝てる気がしない”ネコ耳メイドでしかない! wav/OKA_2114.wav|それでフェイリスよ、IBN5100を探す代わりにお前が要求する交換条件とは、いったいなんだ? wav/OKA_2115.wav|……よく吟味して条件を出すことだな wav/OKA_2116.wav|俺の右手は……一度解き放たれるとあらゆるものを破壊し、後にはなにも残らない……とだけ言っておく wav/OKA_2117.wav|………… wav/OKA_2118.wav|いかにも。俺たちは人類史上初のタイムマシン実験に成功済みだ wav/OKA_2119.wav|だが勘違いするな wav/OKA_2120.wav|タイムマシンとはいっても、机の引き出しを搭乗口にしている青い猫専用の4畳半タイムマシンほど万能ではない wav/OKA_2121.wav|俺たちが成功したのは、過去の誰かのケータイに18文字までのメールを送れるというレベルだ wav/OKA_2122.wav|ただし、これだけでもノーベル物理学賞ものであり、人類の歴史を塗り替える超絶スーパーな発明だがな wav/OKA_2123.wav|タイムマシンは我がラボにおける最重要機密事項だ。どうしても使いたいと言うならば、ラボメンになってもらう必要があるが? wav/OKA_2124.wav|契約書などは存在しない。必要なのは……そう、契約者同士による血の盟約のみ wav/OKA_2125.wav|汝、フェイリス・ニャンニャンよ。&rs古&rtいにしえ&reより&rs超古代語&rtハイ・エンシェント・ワード&reにて語り継がれる法典に従い、ラボメンへと加わることを望むのならば── wav/OKA_2126.wav|その肉、その骨、その血を天の&rs杯&rtさかずき&reへと捧げることを誓い、盟約という名の洗礼を受けよ wav/OKA_2127.wav|さすれば古代の神はそれに応え、汝にラボメンナンバーを授けるだろう wav/OKA_2128.wav|──!? wav/OKA_2129.wav|ではフェイリス、お前をラボメンナンバー007に認定する wav/OKA_2130.wav|ああ。そういうことになる。ただし他言無用だ。裏切り者には死を。それが我がラボの掟だと覚えておけ wav/OKA_2131.wav|ククク……。まゆり、お前は実に無邪気だな wav/OKA_2132.wav|……俺だ。……ああ、フェイリスはまんまと俺の思惑にはまったよ。所詮、17歳の小娘ということだ wav/OKA_2133.wav|あの猫娘は、俺との交換条件によって、人類の夢、禁断の果実であるタイムマシンを使うという欲望を満たしたつもりでいるが── wav/OKA_2134.wav|この俺、鳳凰院凶真の手の平の上で踊らされていることに気付いていない wav/OKA_2135.wav|……フッ、俺が猫娘との条件を受けた理由だと? そんなもの、決まっているだろう? すなわち── wav/OKA_2136.wav|あの猫娘は実験台なのだ wav/OKA_2137.wav|……なに? 外道、とはひどい言い草だな。あながち間違ってはいないがね。ククク wav/OKA_2138.wav|……ああ。つまりフェイリスは、俺たちを利用したつもりでいて── wav/OKA_2139.wav|実は逆に、飛んで火に入る夏の虫状態だったというわけだ。フゥーハハハ! wav/OKA_2140.wav|……では、予定通りに次の実験に移行する。すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だ。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_2141.wav|むほっ!? wav/OKA_2142.wav|気付くのが遅かったな、フェイリス・ニャンニャン wav/OKA_2143.wav|すでに血の盟約は為された。契約を破れば、お前という人間には破滅が訪れるだろう wav/OKA_2144.wav|もう、逃げることは叶わんぞ wav/OKA_2145.wav|タイムマシン──正確には電話レンジ(仮)と呼ぶが、それは我がラボにある wav/OKA_2146.wav|いや、実際にその秒数を動かすわけではない wav/OKA_2147.wav|放電現象が起きた時点で送れば、過去へは届くのだ wav/OKA_2148.wav|故にバタフライ効果により、残りの秒数についてはキャンセルされるはず wav/OKA_2149.wav|俺だ。そちらの状況を伝えろ wav/OKA_2150.wav|あの女……! 切りやがった! wav/OKA_2151.wav|鳳凰院凶真だ。無言で切るな wav/OKA_2152.wav|こっちの番号は表示されているだろう!? wav/OKA_2153.wav|それはつまり、この俺、鳳凰院凶真の狂気ぶりに畏怖を覚えたというわけだな。それなら仕方な── wav/OKA_2154.wav|あいつ、また切った! また切ったぞ! wav/OKA_2155.wav|岡部倫太郎ですけど、電話レンジ(仮)の設定を少しいじってほしいんです wav/OKA_2156.wav|これは貴重な実験のためなのだ。分かるか助手よ。お前がミスターブラウンに怒られる。ただそれだけの犠牲により、タイムマシンという人類の夢は完成を見るのだ wav/OKA_2157.wav|よし、ご苦労。少し待て wav/OKA_2158.wav|送る文章は書き終わったか? wav/OKA_2159.wav|どんな内容だ? 過去を変えるものなのだろう? wav/OKA_2160.wav|秘密だと!? ふざけるな、これは実験だ! 内容を公開してもらわねば、データを検証できないではないか! wav/OKA_2161.wav|卑怯だぞ! wav/OKA_2162.wav|むむう…… wav/OKA_2163.wav|ま、待て……! 分かった、電話レンジ(仮)を……起動だ…… wav/OKA_2164.wav|………… wav/OKA_2165.wav|………… wav/OKA_2166.wav|………… wav/OKA_2167.wav|………… wav/OKA_2168.wav|ああ wav/OKA_2169.wav|いや。アキバを高みから見下ろし、悦に入っていただけだ wav/OKA_2170.wav|む……? まゆりはどこへ行った? wav/OKA_2171.wav|まゆり、どこへ行く!? wav/OKA_2172.wav|帰るなら帰るとなぜ言わんのだ wav/OKA_2173.wav|そもそも、中野になんの用があるのだ? wav/OKA_2174.wav|おいおい、お前たちなにを言っているんだ。同人誌ならば、『とらのあな』が目の前にあるではないか wav/OKA_2175.wav|いや、目の前は目の前だ。あそこに── wav/OKA_2176.wav|あ……れ……? wav/OKA_2177.wav|『とらのあな』も『アニメイト』も、いったいどこへいったのだ!? wav/OKA_2178.wav|は? wav/OKA_2179.wav|……ないって、どういうことだ!? 昨日までは普通にあったよな!? wav/OKA_2180.wav|アキバの方が、萌えの聖地としては世界規模で有名ではないか wav/OKA_2181.wav|『まんだらけ』は? wav/OKA_2182.wav|『あきばお~』は!? wav/OKA_2183.wav|同人誌を売ってる『あきばお~こく』のことだ! wav/OKA_2184.wav|『ゲーマーズ』は!? 『ラムタラ』は!? wav/OKA_2185.wav|『メロンブックス』は!? 『アソビットシティ』は!? wav/OKA_2186.wav|この街の混沌が……薄らいでいる…… wav/OKA_2187.wav|ない── wav/OKA_2188.wav|まゆり。お前、メイクイーンで働いていたよな? wav/OKA_2189.wav|『メイクイーン+ニャン²』だ! wav/OKA_2190.wav|ルモアンヌ? それはメイド喫茶か? wav/OKA_2191.wav|……アキバには、メイド喫茶は一軒もないのか? wav/OKA_2192.wav|………… wav/OKA_2193.wav|なんだ……これ……? wav/OKA_2194.wav|“機関”か……それとも、SERN……? wav/OKA_2195.wav|お盆休み期間の日曜日だと言うのに、ずいぶん暇そうだなラボメンガールズよ wav/OKA_2196.wav|なにをしているのだ? wav/OKA_2197.wav|確かに、ラボでのんびりと読書をしているほどだからな。よほど余裕がないと見える wav/OKA_2198.wav|フッ、素直になったらどうだクリスティーナ。“私は&rs臀部&rtでんぶ&reの&rs蒙古斑&rtもうこはん&reを男子に見られたくないので一緒には行けません”と── wav/OKA_2199.wav|そもそも女子メンバー限定ならば、そこのルカ子も無理ではないかッ wav/OKA_2200.wav|この前わざわざ教えてやっただろう、ルカ子は正真正銘の、男だとな! wav/OKA_2201.wav|クリスティーナ。お前が現実から目を背けたくなるのは分かる。ルカ子は男でありながら、とても可憐だからな── wav/OKA_2202.wav|え……? wav/OKA_2203.wav|いやいや。謝るもなにも、俺は真実しか言ってな── wav/OKA_2204.wav|いやいやいや! そういう風ではなく、ルカ子、お前は男だろ!? それともお前まで現実逃避に走ったか!? wav/OKA_2205.wav|というかまゆりよ、なぜお前は急にルカ子への呼び方を“るかくん”から“るかちゃん”に変えた? wav/OKA_2206.wav|待てルカ子! 俺を担ぐのはよせ! お前は正真正銘の男だ! なぜならここに── wav/OKA_2207.wav|お……? wav/OKA_2208.wav|おおお? え? あれ? なんで? wav/OKA_2209.wav|ルカ子、お前…… wav/OKA_2210.wav|お前は、女なのか!? wav/OKA_2211.wav|はい……すいません…… wav/OKA_2212.wav|ククク……それについては前にも言ったはずだ。Dメールによる過去改変だよ。ルカ子は男だったが、“女の子になりたい”という願いを元にDメールを送り、それは成功した wav/OKA_2213.wav|世界線が変わったその瞬間を、俺は確かに認識していた。すなわち魔眼“リーディング・シュタイナー”によってな wav/OKA_2214.wav|その点については反省せねばなるまい。俺はもっと、自分の持つ特殊な力を信じるべきだったと! wav/OKA_2215.wav|いや、本当なんだ。これについては信じてくれ……! wav/OKA_2216.wav|この現象を理論立てて説明するとだ。Dメールを送るたび、この世界が辿ってきた歴史が変わる。つまり過去が変わる。それを俺の脳は知覚できるのだよ! wav/OKA_2217.wav|世界中でこの俺だけが因果律の変化を認識できる! そう、例えるなら俺はこの世界の観測者ということだ! wav/OKA_2218.wav|分からないのか? 観測者──すなわち量子力学的に言うところの、&cTIPSC;シュレディンガーの猫&cMESC;の実験における“箱を開ける人”なのだぞ? wav/OKA_2219.wav|ぐ…… wav/OKA_2220.wav|とにかく俺は、そういう特殊な力を宿す魔眼を持っている。その名を“リーディング・シュタイナー”と呼ぶことについては、以前説明した通りだ wav/OKA_2221.wav|ククク……まだまだ&rs臀部&rtでんぶ&reの&rs蒙古斑&rtもうこはん&reが取れぬようだな、クリスティーナよ wav/OKA_2222.wav|ネーミングは語感がすべて。かの天才レオナルド・ダ・ヴィンチにも比肩する俺の創造力は、文法などというつまらない決まりごとに縛られたりはしないのだ! フゥーハハ── wav/OKA_2223.wav|すいません…… wav/OKA_2224.wav|こ、こういう体操があるのだ wav/OKA_2225.wav|ん? そうか? wav/OKA_2226.wav|チャリは1台しかないではないか wav/OKA_2227.wav|バイトを放り出していいのか? wav/OKA_2228.wav|はあ、はあ、くっ、俺はマッドサイエンティストであって、サイクリストではないのだぞ…… wav/OKA_2229.wav|はあ、はあ、なのになぜ、俺がお前を後ろに乗せて漕がなければならないのだ…… wav/OKA_2231.wav|夏休みを利用した観光……ではないよな wav/OKA_2232.wav|蒸発でもしたのか? wav/OKA_2233.wav|そうなのか……。しかし、ならばバイトなどしている場合ではないのでは? wav/OKA_2234.wav|警察に捜索願は出したのか? wav/OKA_2235.wav|だったら出すべきだろう。後は、金があるならば興信所に頼むとか wav/OKA_2236.wav|離れるとは、地元に帰るのか wav/OKA_2237.wav|不安なのだな? wav/OKA_2238.wav|分かるぞその気持ち。誰も知らないこの街でたった1人で父親を捜す。さぞや心細いことだろう wav/OKA_2239.wav|不安な気持ちを紛らわすため、誰かに相談したいわけだな。そして身近にいる人間で最も頼りになりそうな、この鳳凰院凶真にすがったわけか wav/OKA_2240.wav|だが残念だったな。俺のような狂気のマッドサイエンティストに頼ったのがお前の運の尽きだ、バイト戦士よ……! wav/OKA_2241.wav|ククク、そんなお前は、俺が実験台として使ってやろうではないか……! wav/OKA_2242.wav|決まっている。時間を遡ることができる人類科学の夢……Dメールだ wav/OKA_2243.wav|お前には、その実験台となってもらおう。ククク wav/OKA_2244.wav|なに、簡単なことだ……。俺は今、Dメール検証実験のデータを少しでも多く求めている wav/OKA_2245.wav|お前にも、過去を変えてもらうのだ。もっとも、その“変えた過去”を認識できるのは、この俺だけだがな……! wav/OKA_2246.wav|非道だと思うのならば勝手にするがいい。だがお前はもはや俺の毒牙にかかった子羊。逃がしはしない…… wav/OKA_2247.wav|そうだ、いいことを思い付いた。お前が過去へ送るメールの内容についてだ wav/OKA_2248.wav|ククク、いいかよく聞け。お前は、蒸発する前の父親へと、こうメールを送るのだ wav/OKA_2249.wav|“娘を置いていくな”となぁっ! フゥーハハハハ! wav/OKA_2250.wav|な……に……? wav/OKA_2251.wav|お前、俺を侮辱するつもりかッ。俺はいいヤツなどではない。実験のことしか考えていない、狂気のマッドサイエンティストであるッ wav/OKA_2252.wav|分かったならば、お前の父親のケータイアドレスを教えろ。教えなければ…… wav/OKA_2253.wav|俺の右腕が火を噴くぞ……。ちなみに封印が解かれた右腕を俺は制御できない。お前の命も保証できん……と言っておこう wav/OKA_2254.wav|あくまで逆らうのか── wav/OKA_2255.wav|…………あ、そう wav/OKA_2256.wav|心配などしていない。実験台にできなくてがっかりしているだけだ wav/OKA_2257.wav|フッ、すごいのは当然だろう。なぜなら俺は、鳳凰院凶真だからな wav/OKA_2258.wav|アップグレード? wav/OKA_2259.wav|検討中だ wav/OKA_2260.wav|そう言えばお前、あいつのことをやけに嫌っていたな wav/OKA_2261.wav|……明日は、父親と会えても会えなくてもラボに来い wav/OKA_2262.wav|お前の傷心を利用して、Dメールを使わしてやる。ククク…… wav/OKA_2263.wav|ちょ、待て! 俺も乗せていけ! おい! wav/OKA_2264.wav|これより、作戦名『&cTIPSC;エルドフリームニル&cMESC;』の概要について説明する wav/OKA_2265.wav|お前たちにはこれから、宴会用の買い出しに行ってもらう wav/OKA_2266.wav|俺か? 俺はこれからあのバイト戦士を尾行し、状況を逐一報告── wav/OKA_2267.wav|ククク、いちいち突っかかるなクリスティーナ。お前は人間の心理というものを理解していない wav/OKA_2268.wav|人というのは、そうやって一蹴されると意地でも自らの意思を通したくなってしまうのだ! wav/OKA_2269.wav|そもそもクリスティーナよ。お前とバイト戦士は対立していたはずだ。にもかかわらずそのような気遣いをするとは、大した偽善ぶりだな! wav/OKA_2270.wav|とにかく俺はこれから尾行を── wav/OKA_2271.wav|クッ、助手の分際で俺に指図をするな……! wav/OKA_2272.wav|ああ wav/OKA_2273.wav|この前? wav/OKA_2274.wav|案ずるな。結果的にルカ子を泣かせたのは事実だ wav/OKA_2275.wav|どういう確認だそれは! お前は本気で謝るつもりがあるのか!? wav/OKA_2276.wav|馬鹿にするな wav/OKA_2277.wav|俺にとって仲間は財産だ wav/OKA_2278.wav|俺はIQ170の頭脳を持つ狂気のマッドサイエンティストだが、1人でできることに限界があることは自覚している wav/OKA_2279.wav|電話レンジ(仮)にしても、ダルやお前の協力なくしてはここまでの成果を得られなかっただろう wav/OKA_2280.wav|俺はラボメンナンバー001、ラボの設立者の立場である wav/OKA_2281.wav|仲間に危機があれば助けに駆けつけることはあっても、仲間を傷付けようなどとはこれっぽっちも思っていない wav/OKA_2282.wav|なにがおかしい? wav/OKA_2283.wav|フン…… wav/OKA_2284.wav|……結局、俺は wav/OKA_2285.wav|友達がほしいだけなのかもな wav/OKA_2286.wav|なにしろ、俺は友達と呼べる人間が少ないから…… wav/OKA_2287.wav|なに……? wav/OKA_2288.wav|熱でもあるのか? wav/OKA_2289.wav|見つけたぞダル! wav/OKA_2290.wav|お前、俺の召集に応じないとはどういうつもりだ wav/OKA_2291.wav|用事とは? wav/OKA_2292.wav|話にならんな wav/OKA_2293.wav|オフ会と、ラボメンガールズの手作り料理が食べられるパーティー。お前はどちらを選ぶ? wav/OKA_2294.wav|無論だ。フェイリスもラボメンだからな。ククク wav/OKA_2295.wav|どうする? 決断のときだ。お前自身が選択しろ wav/OKA_2296.wav|オフ会を諦めればそこで試合終了だよ wav/OKA_2297.wav|次の機会があったら話をつけておいてやる wav/OKA_2298.wav|くっ、なぜ先にそれを言わないのだ。そんなオフ会があるならば俺も行っていたのに……! wav/OKA_2299.wav|……なにか異臭がしないか? wav/OKA_2300.wav|タコ足配線のしすぎで、どこかの電源がショートしていないか? wav/OKA_2301.wav|俺たちも手伝うべきか。むしろあのガールズどもをキッチンから排除すべきでは? wav/OKA_2302.wav|&rs目眩&rtめまい&reがしてきた。この現実を改変したい気分だ wav/OKA_2303.wav|本気で、済まない、と思っている……。だがダル。俺とともに死んでくれ…… wav/OKA_2304.wav|……俺だ。どうやら、邪神の封印を解いてしまったらしい。もし1時間以内に連絡がなかったら、両親に愛していると……伝えてくれ wav/OKA_2305.wav|これが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択なのか……。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_2306.wav|……遅いな wav/OKA_2307.wav|……! wav/OKA_2308.wav|そんなことは、この鳳凰院凶真が許さん……! あいつは実験台なのだから! wav/OKA_2309.wav|……! wav/OKA_2310.wav|そこのバイト戦士! wav/OKA_2311.wav|待て! wav/OKA_2312.wav|……っ!? wav/OKA_2313.wav|もう遅いから、みんな帰るんだ wav/OKA_2314.wav|鈴羽には逃げられた……。どうやら父親には会えなかったようだ wav/OKA_2315.wav|フッ、ククク…… wav/OKA_2316.wav|ククク、フゥーハハハ! wav/OKA_2317.wav|クク、いや、お前たちがしょんぼりしているのが傑作でな……! wav/OKA_2318.wav|どいつもこいつもなにをしょぼくれているッ wav/OKA_2319.wav|こんなときのために、俺たちには“アレ”があるではないか! wav/OKA_2320.wav|起きないのならば、明日送ればいい話だ wav/OKA_2321.wav|今日の昼間の俺自身へ。内容は── wav/OKA_2322.wav|“クリスティーナの脅迫に屈せず、意地でもバイト戦士を尾行せよ” wav/OKA_2323.wav|……おはよう、バイト戦士 wav/OKA_2324.wav|サボり中か? wav/OKA_2325.wav|夜中まで騒いでいた……? 誰が? wav/OKA_2326.wav|俺たちは昨日の夜、お前が父親に会えなかったので実験台となってもらうための“最後の晩餐”を開いた。そうだな? wav/OKA_2327.wav|……いまいちよく覚えてないんだが、俺はいったいどうやってお前を確保した? wav/OKA_2328.wav|いいから聞かせてくれ wav/OKA_2329.wav|ちょ、ちょっと待て。タイムマシンオフ会!? wav/OKA_2330.wav|それが、父親が現れるかもしれないという場所だったのか wav/OKA_2331.wav|それで、帰ろうとしたら? wav/OKA_2332.wav|………… wav/OKA_2333.wav|バイト戦士よ。約束通り、お前には実験台になってもらうぞ wav/OKA_2334.wav|ならば実験は、いずれ分かったときまで延期だ wav/OKA_2335.wav|ちなみに実験に用いる電話レンジ(仮)は我がラボの最高機密事項のため、外部に情報を漏らされないよう、お前にはラボメンになってもらう wav/OKA_2336.wav|ラボラトリーメンバーの略だ。このラボメンナンバーを与えられた人間は、すなわちラボの仲間となる wav/OKA_2337.wav|イヤでもなってもらうぞ。お前は今日から、ラボメンナンバー008だ! wav/OKA_2338.wav|……まだ、帰ったりしないよな? wav/OKA_2339.wav|お前は今日からラボメンなのだ。なにかあれば俺たちも手伝おう wav/OKA_2340.wav|ちなみに、父親についての手がかりのようなものはないのか? wav/OKA_2341.wav|ちょっ、タイターって、あのタイターか!? wav/OKA_2342.wav|見ろ! ジョン・タイターという人物が書き込みをしているだろう!? wav/OKA_2343.wav|これで謎は解けた! お前の父親は、@ちゃんねるにいる! wav/OKA_2344.wav|……って、おい。なんだその淡泊なリアクションは wav/OKA_2345.wav|なぜ分かる? お前が今、父親はタイターと名乗っていると言ったのだぞ!? wav/OKA_2346.wav|これは、夢だっ! wav/OKA_2347.wav|──っ wav/OKA_2348.wav|……夢 wav/OKA_2349.wav|………… wav/OKA_2350.wav|鳳凰院凶真だ wav/OKA_2351.wav|お前か秋葉留未穂 wav/OKA_2352.wav|はいはいそうですね真名はフェイリスだよな。これは失礼 wav/OKA_2353.wav|それで? wav/OKA_2354.wav|はあ……? wav/OKA_2355.wav|ククク、そうか。だが四天王如きで俺を止められると思うな。アキバは血の海になるぞ…… wav/OKA_2356.wav|そ、そんなにいるのか!? インフレしすぎだろう…… wav/OKA_2357.wav|いや、まだだ。アレさえ……アレさえ手に入れれば、形勢を逆転できる……! wav/OKA_2358.wav|IBN5100の情報は、いまだ手に入らないのか!? wav/OKA_2359.wav|急いでくれ。俺にはもう、時間がない…… wav/OKA_2360.wav|ああ、死ぬものか……。エル・プサイ・コ── wav/OKA_2361.wav|………… wav/OKA_2362.wav|フッ、伝言ご苦労、まゆりよ。フェイリスはなんと? wav/OKA_2363.wav|まさか伝言はそれだけか? wav/OKA_2364.wav|そこまでプレミアが付くとは…… wav/OKA_2365.wav|どうした? wav/OKA_2366.wav|どういうことか説明しろ wav/OKA_2367.wav|直通とは? 普通とはなにが違う? wav/OKA_2368.wav|普通の場合は違うのか? wav/OKA_2369.wav|経路はたったの1…… wav/OKA_2370.wav|なぜ直通なんだ? こんなこと、有り得るのか? wav/OKA_2371.wav|このビルには、以前からSERNとのホットラインがあるわけか…… wav/OKA_2372.wav|偶然とは思えないな。これは&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択である可能性が── wav/OKA_2373.wav|設置したのはSERN自身か wav/OKA_2374.wav|本当にやったのか!? wav/OKA_2375.wav|陽子を加速して衝突させる wav/OKA_2376.wav|極秘の内部資料によれば、初めから“ブラックホールを作るため”に建設された装置だった wav/OKA_2377.wav|どうした? wav/OKA_2378.wav|解明したのか!? wav/OKA_2379.wav|LHCは世界一大きな電子レンジである。そういう例えを挙げたのはお前だ、クリスティーナ wav/OKA_2380.wav|具体的に説明してもらおう wav/OKA_2381.wav|確かにダルの設計図によれば、電子レンジとケータイ、2つの機器に共通する電磁波を飛ばすためのリード線は── wav/OKA_2382.wav|&cTIPSC;マグネトロン&cMESC;の陰極と陽極に、それぞれ結線してある wav/OKA_2383.wav|加速器……! wav/OKA_2384.wav|じゃあ、LHCがミニブラックホールを生成するために作られたのなら── wav/OKA_2385.wav|やはりこの電話レンジ(仮)も、ミニブラックホールを生み出している!? wav/OKA_2386.wav|タイターの理論によれば、ミニブラックホールにカー・ブラックホール効果を生み出すためには、電子注入が必要だった wav/OKA_2387.wav|LHCとはなにか、復習してみる必要がありそうだな wav/OKA_2388.wav|そこでラボメン諸君に聞きたい。我が電話レンジ(仮)によって、SERNを出し抜き物理的タイムトラベルは可能かどうか wav/OKA_2389.wav|局所場指定については前も言った通りだ。Dメールはきちんと指定先に届いている wav/OKA_2390.wav|リフターの代わりを担っているものについては、すでに“ある”ことは分かっている。その“なにか”を見つければいいだけの話だ wav/OKA_2391.wav|ならば発想を逆転させてみよう wav/OKA_2392.wav|SERNは人間を物理的にタイムトラベルさせようとしたが、注入電子量の調整がうまくいかず、特異点を裸にできていない wav/OKA_2393.wav|それはこの電話レンジ(仮)も同じことだ。ゼリーマンにならず無事に送れるデータ量は、36バイト+αだけ wav/OKA_2394.wav|そこで、逆に考えるんだ wav/OKA_2395.wav|1人の人間を丸ごとデータ化し、それを36バイト+αまで圧縮してしまえばいいと考えるんだ wav/OKA_2396.wav|そうすればDメールと同じように、リング特異点を通過できるではないか! wav/OKA_2397.wav|む、むう、いいアイデアだと思ったんだが…… wav/OKA_2398.wav|本気で言っているのか? wav/OKA_2399.wav|人間のデータ化についてはどうするつもりだ? wav/OKA_2400.wav|なぜいきなり自慢を始めるのだ wav/OKA_2401.wav|……側頭葉? 神経パルス? wav/OKA_2402.wav|いや、待て。からかうのはよせ。このタイトルは、ええと、物理学と言うより&cTIPSC;脳科学&cMESC;の分野では…… wav/OKA_2403.wav|いや、それはまあいいとして、それとタイムトラベルとどんな関係が wav/OKA_2404.wav|人間の記憶の、データ化? wav/OKA_2405.wav|つまり、お前はこう言いたいのだな? Dメールと同じ要領で、被験者の記憶を含む脳内情報を光信号として取り出し── wav/OKA_2406.wav|それをLHCで発生させたミニブラックホールを利用して超圧縮、36バイト+αのサイズにまでして── wav/OKA_2407.wav|電話レンジ(仮)で生成したカー・ブラックホールのリング特異点を通過させ── wav/OKA_2408.wav|ケータイ電話を通して、過去の被験者自身の脳に、記憶だけをぶちこむ── wav/OKA_2409.wav|どういうことだ? SF小説でよくあるタイムリープとは、なにか違うのか? wav/OKA_2410.wav|記憶だけの場合、どんなデメリットが予想される? wav/OKA_2411.wav|いずれにせよ、過去の自分の身体に転送することが前提条件だという認識で正しいか? wav/OKA_2412.wav|ケータイがブラックホールとホワイトホールの代わり、ということだな wav/OKA_2413.wav|ククク、ククククク、フゥーハハハ! wav/OKA_2414.wav|俺だ。すべての点が1本の線で繋がった。……ああ、計画はこれより最終段階に入る。……無論、&cTIPSC;&rs『現在を司る女神』作戦&rtオペレーション・ベルダンディ&re&cMESC;のことだ wav/OKA_2415.wav|フッ、クリスティーナにはまんまと騙されたが……彼女のラボメン加入は、我らにとってまさに&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択通りだったというわけだ wav/OKA_2416.wav|案ずるな。うまくやってみせるさ。今の俺たちは無敵だ。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_2417.wav|今言った通りだ。クリスティーナよ、これより&rs『現在を司る女神』作戦&rtオペレーション・ベルダンディ&reを開始する! wav/OKA_2418.wav|お前の言うタイムリープ案を全面採用すると言っているのだ。ちなみにここまで俺をその気にさせておいて、脳内情報のデータ化はここではできませんなどとは言わせんぞ wav/OKA_2419.wav|決まりだ。これよりお前を作戦主任に任命する。俺やダルをこき使って構わん wav/OKA_2420.wav|人類史上初のタイムリープマシンを、完成させるぞ……! wav/OKA_2421.wav|いったいなにをやっているんだ? wav/OKA_2422.wav|そうか wav/OKA_2423.wav|あまり悩むなよ。今は完成させることを優先するんだ wav/OKA_2424.wav|関係ない相談ではなく、関係ある相談をしてくれ wav/OKA_2425.wav|いいだろう。話せ wav/OKA_2426.wav|この前の電話、相手は父親か? wav/OKA_2427.wav|お前自身の父親への態度はどうだったんだ? wav/OKA_2428.wav|それは嫌われる。間違いなく嫌われる wav/OKA_2429.wav|やっぱりどころの話ではない。確実にそれが原因だ wav/OKA_2430.wav|お前は優秀すぎたというわけだ wav/OKA_2431.wav|それで、今は父親のことをどう思っている? wav/OKA_2432.wav|父親は日本にいるのだろう? 一度でも会ったのか? wav/OKA_2433.wav|泣いているのか? wav/OKA_2434.wav|お前は今でも父親と和解したいと思っている。そうだな? wav/OKA_2435.wav|そう思っていないなら、父親のことを俺に相談したりはしないし、会いたくないと言われて泣いたりもしないだろう wav/OKA_2436.wav|素直な気持ちを言えばいい。お父さんが大好きですとな wav/OKA_2437.wav|父親相手になにをかわいこぶっているのか wav/OKA_2438.wav|いいや、ぶっている。そんなことでは和解などできんぞ wav/OKA_2439.wav|ありのままをストレートにぶつけるしか、解決策はない wav/OKA_2440.wav|相手に伝わらなければ意味がないのだ。無駄な装飾は無意味だ wav/OKA_2441.wav|もしそれでも分かってもらえないなら、それは和解の芽がないということになる。そのときは時間に解決してもらうしかないな wav/OKA_2442.wav|そんなものは俺に分かるわけがない。お前と1つしか歳は変わらないのだから wav/OKA_2443.wav|お前がアメリカに行ったのは何年前のことだ? wav/OKA_2444.wav|7年経っても変わらなかったのなら、その倍以上の時間が必要かもしれんな wav/OKA_2445.wav|それで、いつ会いに行くんだ? wav/OKA_2446.wav|夏休み中なのは確定として、行くときはあらかじめ早めに声をかけてくれ wav/OKA_2447.wav|俺にも予定がある。急に言われたら合わせられないかもしれないからな wav/OKA_2448.wav|いかにも。お前は俺の助手だ。助手の悩みは俺の悩みに等しい。お前が最高の精神状態で働いてくれるために、俺はいかなる努力もするつもりだ wav/OKA_2449.wav|俺はどこまでも本気だ wav/OKA_2450.wav|日本国内ならば、どこへでもついて行ってやる。国外だとパスポートを持っていないし金もないから難しいがな wav/OKA_2451.wav|父親と2人きりだとなにを話していいか分からないのだろう? wav/OKA_2452.wav|だから俺も一緒にいてやれば、問題ない。この鳳凰院凶真が、空気を読んだ見事な話題を提供してやる wav/OKA_2453.wav|なぜ笑う!? wav/OKA_2454.wav|あ…… wav/OKA_2455.wav|当たり前だ wav/OKA_2456.wav|任せるがいい。で、父親は今どこに? wav/OKA_2457.wav|青森ぃ!? wav/OKA_2458.wav|……の、望むところだ wav/OKA_2459.wav|まゆり? 帰らないのか? wav/OKA_2460.wav|いかにも。人類は新たなる段階に進むことになる。そしてそれは、このラボから始まるのだっ wav/OKA_2461.wav|眩しい? どういう意味だ? wav/OKA_2462.wav|それはこの俺、鳳凰院凶真が放つ狂気のオーラだろう。フゥーハハハ! wav/OKA_2463.wav|フン。認めなくてはならないな。確かにあいつの知識はすさまじいものがある wav/OKA_2464.wav|そしてそんな天才少女を仲間に引き入れたこの俺、鳳凰院凶真の功績もまた、素晴らしきものだと言わざるを得ない! wav/OKA_2465.wav|まゆり…… wav/OKA_2466.wav|まゆり、今日は星を見ないのか? wav/OKA_2467.wav|ああ、そうだな wav/OKA_2468.wav|下らないことを言うな wav/OKA_2469.wav|まゆりは、ここにいるだけでいいんだ wav/OKA_2470.wav|お前がいなかったら、このラボはもっと殺伐としていただろう wav/OKA_2471.wav|特に俺と助手は、水と油みたいなところがあるからな。互いに意見をぶつからせて、ケンカになってもおかしくない wav/OKA_2472.wav|だが、そんなときにまゆりが空気の読めない脳天気コメントを発することで、殺伐さが中和されるのだ wav/OKA_2473.wav|もちろん誉めている wav/OKA_2474.wav|なにも案ずるな。お前がここにいるのは、俺にとっては計算のうちなのだからな。フゥーハハハ! wav/OKA_2475.wav|ああ。もらう wav/OKA_2476.wav|頼むから俺についてこい。この迷宮ではぐれたら、おそらくお前は自力では外に出られないぞ wav/OKA_2477.wav|タイムトラベルは身体ごと時間を跳び越えること。タイムリープは記憶だけが時間を跳び越えること、と覚えればいい wav/OKA_2478.wav|Dメールは過去へ“指示”できるだけだった。過去は変わるかもしれないし変わらないかもしれない。それは受け取った人間次第であり、成功率は未知数だった wav/OKA_2479.wav|それに過去が変わった場合、変える前の記憶は失われる。世界線が再構成されるからだ wav/OKA_2480.wav|それに対してタイムリープだと、例えば1週間前のお前の頭の中に、今のお前の記憶が丸々流れ込んでくることになる……はずだ wav/OKA_2481.wav|タイムトラベルならば可能だろうが、タイムリープでは無理だ wav/OKA_2482.wav|2日前に受けたテストの答えを知っている状態で、テストの前へ戻ることはできる。だが、解答済みの答案用紙を持って2日前へは戻れない wav/OKA_2483.wav|そういうことだ wav/OKA_2484.wav|上書きされるのではないか? wav/OKA_2485.wav|消えたとしても、1週間前のお前の記憶と、今のお前の記憶は連続している。記憶が上書きされたとしても、1週間前までのお前の記憶にはなにも変化はない wav/OKA_2486.wav|未来の1週間分の記憶が追加される、という言い方をした方がよさそうだ wav/OKA_2487.wav|抜け殻になっている……。いや、待て、そうじゃない。そういうことじゃないはずだ wav/OKA_2488.wav|助手がやろうとしているのは、記憶をデータ化して保存する……つまりバックアップでしかない。記憶をすべて脳から抜き去ってそれをデータ化するわけではないのだ wav/OKA_2489.wav|だから、抜け殻になったり意識が飛んだりすることはないはず wav/OKA_2490.wav|というか、1週間前に戻ってまたその1週間を経験してきたまゆりが、ここにいることになるのではないか? wav/OKA_2491.wav|そうだ。消える。もう一度やり直すと言うべきだな。そっくりそのままトレースすることもできるし、まったく別の行動を取ることもできる wav/OKA_2492.wav|それと、消えた最初の1週間の記憶自体は、まゆりは持ち続けていることになる wav/OKA_2493.wav|過去が変わり、今も変わることになるだろう。こうしてここで俺とお前が話している事実は消滅するはずだ wav/OKA_2494.wav|ああ。そうだ wav/OKA_2495.wav|俺が? wav/OKA_2496.wav|跳べるかもしれないが、跳んだところで意味はない wav/OKA_2497.wav|俺たちがやろうとしているタイムリープは、過去に送ってこそ真価を発揮するのだ wav/OKA_2498.wav|それに、過去より未来の方が届かない可能性は高い wav/OKA_2499.wav|過去については思い出すことができるが、未来については予測がつかないからな wav/OKA_2500.wav|例えばまゆりは、未来永劫に渡って同じ電話番号のケータイを持ち続けていると思うか? wav/OKA_2501.wav|つまりそういうことだ wav/OKA_2502.wav|それに、かつてポケベルがケータイの出現で廃れてしまったように、ケータイに代わる新たなパーソナル端末が爆発的に流行してしまうかもしれない wav/OKA_2503.wav|お前は小学生の頃へ戻りたいのか? wav/OKA_2504.wav|ククク、気持ちは分かる。今の知識を持って小学生からやり直せば、学校の成績はおそらく学年トップになれるだろうし、人間関係もうまくこなせるだろう wav/OKA_2505.wav|……そうか。残念だったな wav/OKA_2506.wav|……フッ、あの当時からこの俺はマッドサイエンティストとして完成されており、周囲のガキンチョどもとは一線を画した人間だった wav/OKA_2507.wav|そんな畏怖のオーラを放つ天才小学生にして未来のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真に会いたいというお前の気持ち、よく分かるぞ wav/OKA_2508.wav|だがやめておけ。精神年齢において当時からまったく成長していないお前では、仮に今小学生に戻ったところでなにも変わらんからな wav/OKA_2509.wav|食べる量が増えたぐらいだろう wav/OKA_2510.wav|だから何度も言っているだろうが。この俺は当時の時点ですでに完成されていたのだとな、フゥーハハハ! wav/OKA_2511.wav|そう言えばまゆりよ。お前、最近バイトをしていないんじゃないか? wav/OKA_2512.wav|今年はいったい何着作っている? wav/OKA_2513.wav|なに? wav/OKA_2514.wav|そこの指圧師よ! ずいぶんと浮かない顔をしているではないか! wav/OKA_2515.wav|おーい、聞いているか? 悩みがあるならこの狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真が華麗に解決してやろう wav/OKA_2516.wav|もっとも、その場合はアキバが血の海となることも覚悟してもらうがな……ククク wav/OKA_2517.wav|なんだ? どうした? wav/OKA_2518.wav|どうなった、とはどういう意味だ? wav/OKA_2519.wav|まだ完全には解明できていない。今は改良中だ wav/OKA_2520.wav|記事にはするなよ。それをしたら、俺はお前をラボメンから破門しなければならない wav/OKA_2521.wav|SERNへのハッキングによって、電話レンジ(仮)の新たな可能性について発見したのだ wav/OKA_2522.wav|SERNの一部設備を間借りさせてもらうことによる、新たなるタイムトラベルシステムの構築だよ wav/OKA_2523.wav|これは人類の歴史を塗り替え、新たなる段階へ足を踏み入れたことを意味する。すなわち時間の壁の征服。かくして人は未来へ流されるのでなく、未来を選んでいくことができるようになるだろう wav/OKA_2524.wav|その人類史上初の偉業を、今、我ら未来ガジェット研究所が成し遂げようとしているのだ……! wav/OKA_2525.wav|………… wav/OKA_2526.wav|て、手を離してもらおうか…… wav/OKA_2527.wav|タイムリープ、すなわち記憶のみの時間跳躍だ wav/OKA_2528.wav|俺たちはそれを可能にする方法を見つけ出した。近いうちにタイムリープは実行され、我らは時間の征服者となる wav/OKA_2529.wav|こればかりはなんとも言えないな。いくつか問題を残している。それがうまく解決できれば、1週間以内にでも完成するだろう wav/OKA_2530.wav|だが解決できなければ、いつまで経っても完成はしない wav/OKA_2531.wav|すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reによる選択。必ずや解決の道は開けていると、俺は確信している wav/OKA_2532.wav|そして扉が開いたとき、訪れるのは俺が望む混沌。世界を陰から支配する“機関”への&rs最終聖戦&rtラグナロック&reの幕は、切って落とされるのだ……! wav/OKA_2533.wav|決して表舞台には現れない、支配者層に決まっているだろう wav/OKA_2534.wav|フハハ、フハハハハ、フゥーハハーハハーハハハハ! wav/OKA_2535.wav|ここはお前のプライベートな部屋ではない。それに、敵が待ち伏せしているかもしれないのに、ノックして存在を知らせるバカがどこにいる? wav/OKA_2536.wav|それでクリスティーナ。お前はやるべきことをサボってなにを見ていた? wav/OKA_2537.wav|………… wav/OKA_2538.wav|……フッ wav/OKA_2539.wav|案ずるな、クリスティーナ。いや、@ちゃんねらークリス! wav/OKA_2540.wav|ククク、俺はすでに気付いていた。そう、とっくに気付いていたのだよ、お前が生粋の@ちゃんねらーだということにな! wav/OKA_2541.wav|隠そうとしても俺には分かる。お前からは、@ちゃんねらーとしての匂いのようなものがプンプンと醸し出されていた……! wav/OKA_2542.wav|バカめ。そういう意味ではない。俺が言っているのは魂レベルの話だ wav/OKA_2543.wav|今後、バレないための参考にするのだな? wav/OKA_2544.wav|具体的もクソもない。お前はたまに@ちゃんねる用語をつぶやくときがある wav/OKA_2545.wav|今のも@ちゃんねる語だな wav/OKA_2546.wav|まさに魂レベルで染みついているということだろう。そしてこのラボにはもう1人、@ちゃんねる語をリアルで話す阿呆がいて、そいつのせいでお前の魂は励起させられた wav/OKA_2547.wav|だが隠そうとするとはいじらしいな、@ちゃんねらークリス wav/OKA_2548.wav|しかし解せないな。アメリカ育ちなのになぜ@ちゃんねるに詳しいのだ? wav/OKA_2549.wav|そういうことか。英語ばかりの環境にいると、日本語が恋しくなってしまうのだな。しかしよりによって@ちゃんを選ばずともよかったものを wav/OKA_2550.wav|頼み? wav/OKA_2551.wav|言いたいことははっきり言え wav/OKA_2552.wav|そんなにも知られたくないのか。ダルはお前の同類だし、まゆりもオタだから@ちゃんねるへの理解は深いぞ。俺もよく見に行くしな wav/OKA_2553.wav|恥ずべきことはなにもない! 履歴書やプロフィールの趣味の欄には、堂々と“@ちゃんねるを見ること”と書くがいい! wav/OKA_2554.wav|なに!? ということは“&cTIPSC;VIP&cMESC;で&cTIPSC;安価&cMESC;を出すこと”の方がいいのか!? wav/OKA_2555.wav|まあいい。タイムリープマシンの開発に集中してもらうためにも、この件は黙っておく。おそらくすぐにボロが出て、俺以外のラボメンにもバレるのも時間の問題だろうがな wav/OKA_2556.wav|……&cTIPSC;ぬるぽ&cMESC; wav/OKA_2557.wav|まゆり、あまり遅くならないうちに帰れ。親が心配するぞ wav/OKA_2558.wav|……え、本気か? wav/OKA_2559.wav|泊まって作業をしていくのか? wav/OKA_2560.wav|よく親が許可したな wav/OKA_2561.wav|やはりこの俺、鳳凰院凶真の人望だな……。いや待て、人望などという言葉には反吐が出る……。つまり、そうではなく…… wav/OKA_2562.wav|そうかっ! まゆりの親は、この俺への畏怖でやむを得ず娘を人質に── wav/OKA_2563.wav|裏切るというのなら、俺の右腕が火を噴くことになるぞクリスティーナ wav/OKA_2564.wav|環境というのは大事な要素だクリスティーナ。ここは研究に打ち込む以外にすることがないから、意外と集中できる。ソースはこの鳳凰院凶真だ wav/OKA_2565.wav|それに、聞いて驚くな。このラボには、脳内物質を活性化させるシステムが組み込まれている wav/OKA_2566.wav|つまりこの俺の天才的かつ大胆かつ繊細な発明に対する着想は、毎日ここに寝泊まりしているからこそ生まれるのだ! wav/OKA_2567.wav|工場排水のごとき言い方をするな、&rs蘇りし者&rtザ・ゾンビ&reよ wav/OKA_2568.wav|……半年ほど前だな。値段は500円とお得だった wav/OKA_2569.wav|出て行け、だと? 俺はここに住んでいるようなものなのだぞ! このラボこそ、&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択により示された、魂の居場所なのだっ! wav/OKA_2570.wav|だが断る wav/OKA_2571.wav|黙れ、&rs臀部&rtでんぶ&reに&rs蒙古斑&rtもうこはん&reが残る少女めが! wav/OKA_2572.wav|年下の女子2人だけをここに残していけるほど、俺は脳天気ではない。未成年には保護者が必要なのだ! wav/OKA_2573.wav|あと1年半もしないうちに成人だ。それはつまり&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択的に言えば成人だということであり wav/OKA_2574.wav|ふー…… wav/OKA_2575.wav|あまり俺を失望させるな、クリスティーナ wav/OKA_2576.wav|科学研究の世界に男も女もない。そうだろう? このラボは神聖なる研究の場なのだ。そのような下世話な話題をしたいのならば、お前こそ今すぐ出て行くがいい、蒙古斑! wav/OKA_2577.wav|そうか。やはりクリスティーナの臀部には蒙古斑が── wav/OKA_2578.wav|おい! 大丈夫か! wav/OKA_2579.wav|ふーびっくりした。殺されたわけではなかったのだな wav/OKA_2580.wav|冷や冷やさせないでくれ。というか、よくその狭いシャワールームを2人で一緒に使う気になったな wav/OKA_2581.wav|うおおっ!? wav/OKA_2582.wav|……俺だ。……少しまずい状況になりつつある。この最凶マッドサイエンティストである鳳凰院凶真が、蒙古斑少女と脳天気少女の姉妹から精神攻撃を受けている wav/OKA_2583.wav|……ああ、これは今まで味わった中でも最大級の攻撃力だ。無防備こそ最強の攻撃だと思い知らされたよ。……ヤツらめ、いよいよ本気を出してきたと見える。実にけしからん wav/OKA_2584.wav|少女たちを倒せ……だと? そんなことができるものか。なぜなら、ヤツらに操られているあの少女たちは……俺の仲間であり、幼なじみなのだから……っ wav/OKA_2585.wav|……どうしてもか? どうしても、俺は彼女たちを倒さなければならないのか? くっ、だとしたら、俺は今回ばかりは&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択を恨むぞ……! wav/OKA_2586.wav|エル……プサイ……コングルゥ……! wav/OKA_2587.wav|つまり、敵地に乗り込み死ね、と言うのだな? wav/OKA_2588.wav|ならばなおさら、たまにはお前たちが── wav/OKA_2589.wav|……いいだろう。だが忘れるな。俺は絶対に死なん! 不死鳥のごとく、何度でも蘇るぞ! wav/OKA_2590.wav|この店は相変わらず繁盛していないようですね wav/OKA_2591.wav|いりません。俺は&cTIPSC;懐古&rs厨&rtちゅう&re&cMESC;ではないのでね。買うなら液晶テレビを買いますよ wav/OKA_2592.wav|ばっかと言っても、いつもメンツは変わりませんよ wav/OKA_2593.wav|若くはないな wav/OKA_2594.wav|事実だろう? wav/OKA_2595.wav|ああ wav/OKA_2596.wav|ああ。2人とも上にいる wav/OKA_2597.wav|お前の方はどうだ? wav/OKA_2598.wav|少しは元気が出たのか wav/OKA_2599.wav|無論だ。鈴羽はすでにラボメンとなっているのだからな。俺……と、その他メンバーに任せておけ wav/OKA_2600.wav|ククク、当たり前だ。俺は鳳凰院凶真なのだからな! wav/OKA_2601.wav|す、すみません…… wav/OKA_2602.wav|りゅうい? wav/OKA_2603.wav|またか。ただの逆恨みだろう? wav/OKA_2604.wav|……!? wav/OKA_2605.wav|つまり、スパイだと言いたいのか? wav/OKA_2606.wav|くっ、予想より早い……! wav/OKA_2607.wav|待ってくださいミスターブラウン、これは我がラボの仕業ではなく、地震だ! 俺の魔眼“リーディング・シュタイナー”がそう予知を── wav/OKA_2608.wav|………… wav/OKA_2609.wav|……ク、ククク wav/OKA_2610.wav|フハハ、フハハハハ! フゥーハハハ! wav/OKA_2611.wav|見つけた……! ついに見つけたぞ! これに間違いない! そうだ、これこそがリフターに代わるもの……! wav/OKA_2612.wav|これほど分かりやすいのに、なぜ気付かなかったのだ俺は……! wav/OKA_2613.wav|いや、今この瞬間に気付いたことこそが、&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だということか……! wav/OKA_2614.wav|少し静かにしていただきましょうか、ミスターブラウン。今まさに、俺は時空の支配者となることが確定したのですからね! フハハハハハ! wav/OKA_2615.wav|ご……ふ…… wav/OKA_2616.wav|こ、こ、こ、この俺に暴力を振るうとは…… wav/OKA_2617.wav|フッ、フフ、ミスターブラウン、ブラウン管の弁償についてはひとまずツケで頼みます! wav/OKA_2618.wav|結果オーライだな! フゥーハハハ! wav/OKA_2619.wav|ククク、クリスティーナ。俺は今ここで予言しよう。3分後、お前はこの俺の偉大さに気付き尊敬の念を抱くとな! wav/OKA_2620.wav|なぜ俺は責められているのか wav/OKA_2621.wav|整理すると── wav/OKA_2622.wav|さっき2階で電話レンジ(仮)を稼働させビルが揺れ出したときは、42型のブラウン管テレビはついていた wav/OKA_2623.wav|だがテレビを消すと、それに同期するようにして揺れもおさまったのだ wav/OKA_2624.wav|だが、ブラウン管がそんなに強力な電子を放出しているとは思えん wav/OKA_2625.wav|いいや、違うなクリスティーナ! wav/OKA_2626.wav|すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だ! wav/OKA_2627.wav|なんだ? wav/OKA_2628.wav|フハハ、クリスティーナよ。それは実に面白い冗談だな。それに対する俺の答えは── wav/OKA_2629.wav|ミッション・インポッシボーだ! wav/OKA_2630.wav|助手よ、お前……この俺を偉大なマッドサインティストだと認めているか? wav/OKA_2631.wav|あ…… wav/OKA_2632.wav|遅いわ! wav/OKA_2633.wav|この俺の夢は、時空を意のままに操り、これまでの支配構造をぶち壊すこと。そしてそこに新たな混沌を── wav/OKA_2634.wav|………… wav/OKA_2635.wav|上等だ。すべて俺に任せるがいい wav/OKA_2636.wav|……この俺の、世界遺産級の価値がある頭脳をよりによって殴るとはな。あの一撃によりいったい何億個のニューロンが死に絶え、人類の未来に多大な損失を被ったことか wav/OKA_2637.wav|この小動物め……なんと人間的によくできた娘なのだ……! wav/OKA_2638.wav|案ずるな。俺も店長には迷惑をかけたし、おあいこだ wav/OKA_2639.wav|ときにバイト戦士よ。お前に協力を頼みたい wav/OKA_2640.wav|ミスターブラウンの目を、5秒でいいから引きつけておいてもらいたいのだ wav/OKA_2641.wav|誰も色仕掛けをしろとは言っていない。お前がやりたいと言うなら構わんが wav/OKA_2642.wav|なるほど。ならば戦士よ、任せるぞ wav/OKA_2643.wav|いかにも wav/OKA_2644.wav|先ほどは失礼しました。こちらも気が動転していたのでね wav/OKA_2645.wav|そこで謝罪の意も込めて、我がラボを代表しここにいる阿万音鈴羽からミスターブラウン、貴方にプレゼントを贈らせてもらう wav/OKA_2646.wav|よ、よくやった戦士よ! お前の英雄的行動に感謝する! wav/OKA_2647.wav|助かったぞバイト戦士! できればあと10秒ほどそのまま拘束していてくれ! wav/OKA_2648.wav|完成か? wav/OKA_2649.wav|とりあえず、正式名称を決めようではないか wav/OKA_2650.wav|&rs天国への弾丸列車&rtヘヴンリィ・エクスプレス&re wav/OKA_2651.wav|クリスティーナは棄権か? wav/OKA_2652.wav|助手はネーミングセンスゼロのようだ wav/OKA_2653.wav|まゆり。最終決定権者として、どれか1つ選んでくれ wav/OKA_2654.wav|くっ、ではタイムリープマシンで決定とする wav/OKA_2655.wav|助手! 全員に分かるように、このタイムリープマシンの仕組みについてレクチャーしてくれ wav/OKA_2656.wav|3.24テラのデータを転送するのにかかる時間は? wav/OKA_2657.wav|圧縮にも時間がかかるのか? wav/OKA_2658.wav|クリスティーナ、続けろ wav/OKA_2659.wav|受信者が電話の呼び出しに出るのが前提だな wav/OKA_2660.wav|メールではなく、電話をかけることにした理由は? wav/OKA_2661.wav|現在のダルの記憶を、小学生の頃のダルへと転送したとする wav/OKA_2662.wav|今のダルは2次元にも3次元にも無機物にも萌えられる変態だが、小学生時代はまだまだ無邪気なハナタレ小僧だったはず wav/OKA_2663.wav|つまり記憶は今の19歳の変態ダルのものだが、意識、人格はその真面目なクソガキのままとなる wav/OKA_2664.wav|“見た目は子供、頭脳は大人”な名探偵は成立しないということだ wav/OKA_2665.wav|それで wav/OKA_2666.wav|どうする? wav/OKA_2667.wav|タイムリープマシンの扱いについてだ wav/OKA_2668.wav|実験してみたい気持ちはある wav/OKA_2669.wav|だが、実際にタイムリープを行うには、問題が多すぎる wav/OKA_2670.wav|……誰が、タイムリープするんだ? wav/OKA_2671.wav|………… wav/OKA_2672.wav|過去へ転送したデータが、なんらかのミスでフラクタル構造化してしまう可能性はある wav/OKA_2673.wav|もし仮に、俺が1時間前へタイムリープしたとして── wav/OKA_2674.wav|フラクタル構造化によりスカスカになった記憶データが、1時間前の俺の脳にぶち込まれるかもしれない wav/OKA_2675.wav|それは一種の記憶喪失と同じ状態になりかねないのでは? wav/OKA_2676.wav|もしそうなった場合、その1時間後には“現在”に到達することになる。そのとき“1時間遡った、記憶喪失の俺”と“現在の俺”が、俺の脳で競合するわけだが wav/OKA_2677.wav|どちらのデータが生き残る? wav/OKA_2678.wav|それはつまり、コピー&ペーストではないということにならないか? wav/OKA_2679.wav|Dメールでは、世界は“改変後”に沿って再構成された wav/OKA_2680.wav|お前はタイターの言うことは信じていないのではなかったのか? wav/OKA_2681.wav|観測者は誰か、というのも問題だ wav/OKA_2682.wav|そうとは限らない。観測者は“俺”かもしれないし、それ以外の誰かかもしれないし、神かもしれない wav/OKA_2683.wav|結局は“意識はどこにある”という問題に行き着く wav/OKA_2684.wav|Dメールの場合はそれで納得できた。あれは過去にメールで“干渉”する行為だというのが明確だったからな wav/OKA_2685.wav|しかしタイムリープは、自分の記憶を過去へ送りこむ行為であり、“干渉”するかしないかは明確にしていない wav/OKA_2686.wav|未来の記憶を思い出した1時間前の俺が、因果に“干渉”するのかしないのかは、その状況になってみなければ分からないはず wav/OKA_2687.wav|そうなのか? 本当に? wav/OKA_2688.wav|……実験は、しないでおく wav/OKA_2689.wav|タイムリープマシンは、しかるべき研究機関に託そう。そして、世間に公表する wav/OKA_2690.wav|不満か? wav/OKA_2691.wav|実験をしなかったことについて wav/OKA_2692.wav|熱があるせいで、助手らしいことを言い出したのかと思ってな wav/OKA_2693.wav|勘違いなどするものか。俺は当然のことをしたまでだからな wav/OKA_2694.wav|ラボメンナンバー001でありラボの設立者であるこの俺、鳳凰院凶真が最も優先するのは、ラボメンを危険から守ること wav/OKA_2695.wav|だからお前は感謝する必要はない wav/OKA_2696.wav|ラボメンは俺の味方であり、世界は俺の敵である wav/OKA_2697.wav|言葉なら出ているではないか wav/OKA_2698.wav|タイムリープマシンを公表すれば、世間は大騒ぎになる。SERN告発もしなければならない。帰ることはできなくなるぞ wav/OKA_2699.wav|ダル、お前なぜこの前とまったく同じ種類のピザを注文したのだ!? wav/OKA_2700.wav|そうか。なにか用事でもあったのか? wav/OKA_2701.wav|コスプレの件か? もしかしてまだ説得できていないのか wav/OKA_2702.wav|ククク、この場を丸く収められるのは、この鳳凰院凶真しかいないようだな wav/OKA_2703.wav|2人ともここは引け! この勝負、鳳凰院凶真が預かる! wav/OKA_2704.wav|助手よ、俺はお前をそのように育てた覚えはないぞ wav/OKA_2705.wav|マッドサイエンティストを目指す上で、最も必要なことを教えてやろう。すなわち“表面は熱く、奥底では冷たく── wav/OKA_2706.wav|………… wav/OKA_2707.wav|戦士よ、お前が&rs最終聖戦&rtラグナロック&reにおいて戦うべきはSERNのはずだ wav/OKA_2708.wav|ちょっ wav/OKA_2709.wav|フゥーハハハ! wav/OKA_2710.wav|お前たち、どちらも引くつもりはないようだな。ならば好きなだけやり合うがいい。戦って、戦って、戦い抜いて、その後、河原で握手して友情を芽生えさせるがいい! wav/OKA_2711.wav|だがな、将来、社会に出るときのためにこれだけは自覚しておけ…… wav/OKA_2712.wav|お前たちは2人とも、空気が読めない! wav/OKA_2713.wav|ぐわあっ……よ、よりによってこんなときに……! 鎮まれ俺の右手……! wav/OKA_2714.wav|まゆり、済まない、このままだと俺は2人を傷付けてしまう、だから……後は任せた…… wav/OKA_2715.wav|ん? wav/OKA_2716.wav|ああ、確かに wav/OKA_2717.wav|イスを買うと貯金が底をつく wav/OKA_2718.wav|ああ、それは済まん wav/OKA_2719.wav|だがまゆり。タイムリープマシンを譲渡して謝礼をもらえば、問題はすべて解決する wav/OKA_2720.wav|もらえるさ。もっともらえる wav/OKA_2721.wav|なぜそんなに嬉しそうなんだ? wav/OKA_2722.wav|それは、どういう── wav/OKA_2723.wav|………… wav/OKA_2724.wav|は? ああ…… wav/OKA_2725.wav|桐生……萌郁…… wav/OKA_2726.wav|どういう、ことだ……? wav/OKA_2727.wav|冗談……だろう? wav/OKA_2728.wav|ど、どこへだ? wav/OKA_2729.wav|り、理由と、行き先を教えてもらわない限り、ついていくことはできない wav/OKA_2730.wav|だが、目的を、言ってもらわないと…… wav/OKA_2731.wav|いったい、誰の差し金だ……。お前たち、何者なんだ……!? wav/OKA_2732.wav|よせっ! wav/OKA_2733.wav|がっ── wav/OKA_2734.wav|……まゆり? wav/OKA_2735.wav|あ、あああああああああぁぁぁぁぁ! wav/OKA_2736.wav|離せっ、離せぇっ! wav/OKA_2737.wav|俺も殺すのかよ! wav/OKA_2738.wav|俺が跳ぶ……! wav/OKA_2739.wav|俺が、まゆりを助ける wav/OKA_2740.wav|紅莉栖!? wav/OKA_2741.wav|やれ、紅莉栖! マシンを動かせっ! wav/OKA_2742.wav|っ! wav/OKA_2743.wav|跳べよぉぉぉぉっ! wav/OKA_2744.wav|まゆり…… wav/OKA_2745.wav|……まゆり? wav/OKA_2746.wav|まゆり? wav/OKA_2747.wav|まゆり……? wav/OKA_2748.wav|どこにも、行かせないぞ…… wav/OKA_2749.wav|連れてなんて、いかせない…… wav/OKA_2750.wav|ま、まゆりは、俺の人質だ。人体実験の生け贄なんだ! wav/OKA_2751.wav|ど、どこにも、逃がさないからな。ハハッ、フハハハ! wav/OKA_2752.wav|あ、うぅぅあぁぁぁ── wav/OKA_2753.wav|ああぅ、うああああっ! wav/OKA_2754.wav|────っ!? wav/OKA_2755.wav|………… wav/OKA_2756.wav|あああ── wav/OKA_2757.wav|………… wav/OKA_2758.wav|……っかはぁっ、はあっ、はあっ、はあっ…… wav/OKA_2759.wav|………… wav/OKA_2760.wav|……いや、問題ない wav/OKA_2761.wav|……買い出し? wav/OKA_2762.wav|あ、あ…… wav/OKA_2763.wav|ここは、どこだ……? wav/OKA_2764.wav|今は、何時だ!? 何月何日の、何時何分だ!? wav/OKA_2765.wav|落ち着いていられるか! 買い出し? 買い出しって言ったか? wav/OKA_2766.wav|ダル! 今日は何日だ!? 今は何時なんだ!? wav/OKA_2767.wav|……成功、したのか……? wav/OKA_2768.wav|……まゆりは? wav/OKA_2769.wav|まゆりはどこに!? wav/OKA_2770.wav|ふぅー…… wav/OKA_2771.wav|あれは、夢だったんだ…… wav/OKA_2772.wav|あんなの、現実に起きるはずがない…… wav/OKA_2773.wav|そうか。なにか用事でもあったのか? wav/OKA_2774.wav|コスプレの件か? もしかしてまだ説得できていないのか wav/OKA_2775.wav|………… wav/OKA_2776.wav|………… wav/OKA_2777.wav|………… wav/OKA_2778.wav|あ、いや…… wav/OKA_2779.wav|そんな恥ずかしいことを── wav/OKA_2780.wav|ウソ……だろ……? wav/OKA_2781.wav|………… wav/OKA_2782.wav|………… wav/OKA_2783.wav|離せっ! wav/OKA_2784.wav|俺も殺すのかよ! wav/OKA_2785.wav|くっ……! wav/OKA_2786.wav|俺が跳ぶ……! wav/OKA_2787.wav|設定を頼む! wav/OKA_2788.wav|やれ、紅莉栖! マシンを動かせっ! wav/OKA_2789.wav|頼む、もう一度跳んでくれっ! wav/OKA_2790.wav|────っ!? wav/OKA_2791.wav|……くっ wav/OKA_2792.wav|……また跳べた wav/OKA_2793.wav|ダル……! 今は13日の5時前か!? wav/OKA_2794.wav|お前は……天才だ…… wav/OKA_2795.wav|まゆり! 今どこに── wav/OKA_2796.wav|まゆり! 今すぐ俺に連絡をくれ! 分かったな! 今すぐだ! wav/OKA_2797.wav|2人とも、今すぐここから離れろ wav/OKA_2798.wav|ルカ子! wav/OKA_2799.wav|ま、まゆりは!? まゆりはどこだ!? wav/OKA_2800.wav|帰った……!? wav/OKA_2801.wav|まゆりは、帰ったんだな? wav/OKA_2802.wav|本当に帰ったのか? どこかへ寄るとは言っていなかったか? wav/OKA_2803.wav|もしまゆりがここに戻ってきたら、すぐに俺に電話するように伝えるんだ! wav/OKA_2804.wav|まゆりは!? 帰ってきてるか!? wav/OKA_2805.wav|くっ、あいつどこへ…… wav/OKA_2806.wav|まゆりの居場所を知らないか!? wav/OKA_2807.wav|いなかった。帰った後だった wav/OKA_2808.wav|そのレイヤー仲間の連絡先を教えろ wav/OKA_2809.wav|なにか知っているのか!? wav/OKA_2810.wav|……ダル、なぜここに残っている。今すぐラボを離れろと言ったはずだ wav/OKA_2811.wav|……まゆりが殺される wav/OKA_2812.wav|SERNが本気を出してきたんだ。あと2時間でヤツらは襲撃をかけてくる。だからお前は逃げろ wav/OKA_2813.wav|紅莉栖と連絡を取れるか? あいつにもそう伝えるんだ wav/OKA_2814.wav|いや…… wav/OKA_2815.wav|それを誰から聞いた? wav/OKA_2816.wav|ダメだ! wav/OKA_2817.wav|……いや wav/OKA_2818.wav|そうじゃなくてだな! wav/OKA_2819.wav|今日の宴会は中止だ。だからバイト戦士よ、悪いが今日は帰ってくれ wav/OKA_2820.wav|ああ。済まない wav/OKA_2821.wav|……え? wav/OKA_2822.wav|……まゆりと、ケンカをしましてね。ちょっと参ってるんです。それだけですよ wav/OKA_2823.wav|走れ! 駅に行く! wav/OKA_2824.wav|構うな! とにかく走るのだ! wav/OKA_2825.wav|いいから走ってくれ! wav/OKA_2826.wav|はあ、はあ、そうだな、はあ、とりあえず、筑波か、横浜あたりに…… wav/OKA_2827.wav|いや、電車に、乗るまでは、走り続けろ…… wav/OKA_2828.wav|誰だ……? wav/OKA_2829.wav|SERNか……! wav/OKA_2830.wav|これだけ大勢の人がいる中で、殺せるのか? wav/OKA_2831.wav|………… wav/OKA_2832.wav|まゆり、逃げるぞ! wav/OKA_2833.wav|はぁっ、はぁっ、いいかっ、まゆりっ、お前の、方がっ、はぁっ、はぁっ、足がっ、速いからっ wav/OKA_2834.wav|お前っ、だけでもっ、逃げろっ……! はぐれたらっ、ブクロのっ、鬼子母神っ、に、行けっ、そこで── wav/OKA_2835.wav|……!? wav/OKA_2836.wav|が……は…… wav/OKA_2837.wav|ま、ゆり…… wav/OKA_2838.wav|まゆり…… wav/OKA_2839.wav|なんで、殺すんだ……なんで…… wav/OKA_2840.wav|くそ、くそぉっ! wav/OKA_2841.wav|当たり前だ…… wav/OKA_2842.wav|……まゆりが死んだんだぞ wav/OKA_2843.wav|っ── wav/OKA_2844.wav|まゆりは!? wav/OKA_2845.wav|まゆりはどこだ!? wav/OKA_2846.wav|まゆり! 今どこに── wav/OKA_2847.wav|ルカ子! 俺だ! 岡部だ! wav/OKA_2848.wav|そこにまゆりはいるか? いたら代わってくれ! wav/OKA_2849.wav|お前、今どこだ? 柳林神社か!? wav/OKA_2850.wav|今からそっちに行く。いいか、絶対にそこから動くなよ!? wav/OKA_2851.wav|ダル、それに助手よ。2人とも今すぐここを出て、できるだけアキバから遠くに逃げろ。ただし電車は絶対に使うなよ wav/OKA_2852.wav|できれば普段行かないような場所に隠れて、一晩すごすんだ。分かったな? wav/OKA_2853.wav|いいから言う通りにしてくれ。事情は後で話す。いいか、絶対に戻ってくるなよ! wav/OKA_2854.wav|まゆり! wav/OKA_2855.wav|援護? wav/OKA_2856.wav|済まない、2人とも。コスプレの話は後だ wav/OKA_2857.wav|まゆり、荷物を置け。ルカ子に預けるんだ wav/OKA_2858.wav|これから遠出する wav/OKA_2859.wav|そうだ wav/OKA_2860.wav|俺たちはSERNに命を狙われている wav/OKA_2861.wav|詳しい説明は後だ。とにかくアキバを離れるんだ wav/OKA_2862.wav|隠れろっ wav/OKA_2863.wav|まゆり、しばらくここでじっとしていてくれ wav/OKA_2864.wav|駅までの道に敵がいないか見てくる wav/OKA_2865.wav|すぐ戻る。30分しても戻らなかったら、誰かに連絡を取ってアキバから離れろ。……ええと、紅莉栖か鈴羽あたりがいいだろう wav/OKA_2866.wav|分かった、絶対戻る wav/OKA_2867.wav|まゆり! wav/OKA_2868.wav|あいつ、動くなって言ったのに……! wav/OKA_2869.wav|ゼリーマン…… wav/OKA_2870.wav|……! wav/OKA_2871.wav|ああ&s(2880);ああ&s(2440);ああ&s(1770);ああ&s(1220);ああ&s(1000);────っ! wav/OKA_2872.wav|っ── wav/OKA_2873.wav|ああ、約束する wav/OKA_2874.wav|お前、ルカ子に会った後はどこに行っていた? wav/OKA_2875.wav|フブキちゃんというのはどこに住んでいる? wav/OKA_2876.wav|──え? wav/OKA_2877.wav|逃げろ、まゆり── wav/OKA_2878.wav|なにを── wav/OKA_2879.wav|あ、あ…… wav/OKA_2880.wav|ドアを開けろ! wav/OKA_2881.wav|無理なものか! 絶対に助けてやる! wav/OKA_2882.wav|動くな wav/OKA_2883.wav|両手を挙げろ wav/OKA_2884.wav|残念だったな。最初の銃はオモチャだ wav/OKA_2885.wav|話を聞きたい。お前がSERNの刺客であることは分かっている wav/OKA_2886.wav|知りたいのか? 知りたいのかよ……! wav/OKA_2887.wav|俺はタイムマシンで未来から来た……! wav/OKA_2888.wav|冗談だと思っているのか? だが俺はすでに4、5回は同じ時間を繰り返してきた wav/OKA_2889.wav|だから、これからお前たちがなにをするかも知っている wav/OKA_2890.wav|7時過ぎに、電車が止まる。爆破予告のせいでな wav/OKA_2891.wav|お前と仲間たちが今日、ラボを襲撃することも知っている wav/OKA_2892.wav|そこで、お前がまゆりを殺すこともだ……! wav/OKA_2893.wav|理解したか? 俺がタイムリーパーだと wav/OKA_2894.wav|お前たちはSERNのなんなんだ? wav/OKA_2895.wav|ラウンダー? いったいどういう組織なんだ。SERNとの関係性は? wav/OKA_2896.wav|ダメだ。口頭で説明しろ wav/OKA_2897.wav|秘密の傭兵部隊、か? wav/OKA_2898.wav|ラウンダーの規模は? wav/OKA_2899.wav|答えろ! wav/OKA_2900.wav|俺が手に入れたIBN5100を盗んだのも、やはりお前だな? wav/OKA_2901.wav|なぜIBN5100の情報を? ハッキング対策か? wav/OKA_2902.wav|いったいなにが隠されている? wav/OKA_2903.wav|タイムトラベルの人体実験や、その実験で何百人と殺しているという情報は、普通のPCでもハッキングで見ることができた wav/OKA_2904.wav|IBN5100で構築されたデータベースには、それ以上の極秘情報があると言うのか!? wav/OKA_2905.wav|末端だから、か? wav/OKA_2906.wav|なぜラボを襲った? いや、お前にとっては“これから襲う”か wav/OKA_2907.wav|……SERNへのハッキングをしたから、か? wav/OKA_2908.wav|拘束? まゆりを殺したではないか! wav/OKA_2909.wav|俺たちを拘束して、どうするつもりだった? wav/OKA_2910.wav|そうやって、これまでにもSERN以外のタイムマシン研究を潰してきたんじゃないか? wav/OKA_2911.wav|お前のことを一瞬でも仲間にした俺が間違いだった wav/OKA_2912.wav|……なに? wav/OKA_2913.wav|なにをバカな wav/OKA_2914.wav|それより、死にたくなかったら今すぐにお前の仲間と、それとFBとやらに連絡しろ。ラボ襲撃は中止だと wav/OKA_2915.wav|知ったことか。権限がなかろうがなんとかするんだ。でないと…… wav/OKA_2916.wav|殺す wav/OKA_2917.wav|なんで……殺したんだ…… wav/OKA_2918.wav|お前も、あんなことしたくなかったんだろ? なのになんで…… wav/OKA_2919.wav|だったら、そのFBとかいうヤツをここに連れてこい! wav/OKA_2920.wav|だから、そっちの事情なんて知ったことじゃないと── wav/OKA_2921.wav|汚いぞ、桐生萌郁……! wav/OKA_2922.wav|2人だけで会うと、約束しただろう……! wav/OKA_2923.wav|タイムマシンは渡す。だから誰も殺すな wav/OKA_2924.wav|頼む…… wav/OKA_2925.wav|ハッキングのことは謝るから……誰も殺さないでくれ…… wav/OKA_2926.wav|あああああああああ────っ! wav/OKA_2927.wav|………… wav/OKA_2928.wav|………… wav/OKA_2929.wav|……っ wav/OKA_2930.wav|……なあ、クリスティーナ wav/OKA_2931.wav|今、何時だ? wav/OKA_2932.wav|………… wav/OKA_2933.wav|紅莉栖 wav/OKA_2934.wav|……助けてくれ wav/OKA_2935.wav|助けてくれ…… wav/OKA_2936.wav|なに……? wav/OKA_2937.wav|……3時間後から来た wav/OKA_2938.wav|…………まゆりが、殺された wav/OKA_2939.wav|……すべて、俺の責任だ wav/OKA_2940.wav|SERNにハッキングしろなんて、ダルに頼まなければよかった wav/OKA_2941.wav|タイムマシンを作ろうなんて、言い出さなければよかった wav/OKA_2942.wav|萌郁をラボメンになんかするんじゃなかった wav/OKA_2943.wav|まゆりが死ぬのは、すべて、俺の責任なんだ…… wav/OKA_2944.wav|……分からなくなったからだ wav/OKA_2945.wav|まゆりを助ける方法が wav/OKA_2946.wav|なにをしても、どうやっても、まゆりが死んでしまうんだ…… wav/OKA_2947.wav|因果律から外れる、とは? wav/OKA_2948.wav|“人間は根源的に時間的存在者である” wav/OKA_2949.wav|お前から教わった言葉だ wav/OKA_2950.wav|俺は、もう何度もタイムリープしている wav/OKA_2951.wav|……俺は wav/OKA_2952.wav|だから、お前に助けを求めたんだ…… wav/OKA_2953.wav|もがくために。まゆりを助けるために。俺1人じゃダメだったが、紅莉栖の協力があれば、なんとかできるかもしれない。できると信じたい wav/OKA_2954.wav|力を貸してくれ…… wav/OKA_2955.wav|済まない…… wav/OKA_2956.wav|………… wav/OKA_2957.wav|そうだな…… wav/OKA_2958.wav|ああ、当たり前だ wav/OKA_2959.wav|それはつまりSERNの人体実験を肯定するということか? wav/OKA_2960.wav|どこが? wav/OKA_2961.wav|そうだな…… wav/OKA_2962.wav|つまり? wav/OKA_2963.wav|必要になったら話す wav/OKA_2964.wav|どうせ過去に戻れば今のはなかったことになる wav/OKA_2965.wav|……そのデータもすぐに取れる wav/OKA_2966.wav|どうした? wav/OKA_2967.wav|Dメールのような状態になるかもしれない wav/OKA_2968.wav|データを観測できないからか? wav/OKA_2969.wav|了解だ wav/OKA_2970.wav|なんで分かる? wav/OKA_2971.wav|な……に……? wav/OKA_2972.wav|マイフォークがほしいのか? wav/OKA_2974.wav|実験はしない wav/OKA_2975.wav|タイムリープには問題が山積みだ。その点についてじっくり検証したい wav/OKA_2976.wav|詳しくは後日説明する。今日はみんな疲れているだろうから、解散にしよう wav/OKA_2977.wav|それも後日だ wav/OKA_2978.wav|不満か? wav/OKA_2979.wav|俺は5時間後から来た wav/OKA_2980.wav|に、にらむな……。お前、言っていることが全然違うではないか! なにが“未来から来たと言われればたぶん信じる”だ……! wav/OKA_2981.wav|5時間後のお前が言ったんだぞ!? wav/OKA_2982.wav|タイムリープが成功したことを聞かされたお前は、“なんの疑問もなく、自分の理論は間違ってなかったって思えた。成功してよかったって思えた”とも言った wav/OKA_2983.wav|“そもそも、電話レンジを改良して、タイムリープマシンを作ったのは私なのだぜ” wav/OKA_2984.wav|お前が今一番ほしい物はマイフォークである wav/OKA_2985.wav|マイスプーンはすでに持っているそうだな wav/OKA_2986.wav|やはり世界の意志だ wav/OKA_2987.wav|宇宙そのものが検閲をするかのように、俺が歪ませた事象の修正を行っているとしか思えない wav/OKA_2988.wav|……そんなのは認めない wav/OKA_2989.wav|多世界解釈ならどうだ? まゆりが死なない可能性を観測できれば解決だ wav/OKA_2990.wav|それはこの俺の特殊能力であるリーディング・シュタイナーが── wav/OKA_2991.wav|……他に説明のしようがない wav/OKA_2992.wav|ふざけているつもりはないぞ wav/OKA_2993.wav|待て。これでは話が進まないではないか。解釈の話はいいから、俺たちにできることを考えるべきだ wav/OKA_2994.wav|じゃあどうするんだ! wav/OKA_2995.wav|落ち着いていられるか! 俺がいったい何度、まゆりの死を目の当たりにしたと思っているんだ! wav/OKA_2996.wav|あいつが、無残に血を流して、息絶えていくのを、俺は、目の前で、何度も、見ていたんだ……何度も…… wav/OKA_2997.wav|見ていることしか……できなかったんだ……! wav/OKA_2998.wav|当事者じゃないからそんなに冷静でいられるんだろう!? wav/OKA_2999.wav|……悪かった wav/OKA_3000.wav|そもそも原因が違うのに必ず同じ結果に至る、というのが解せない wav/OKA_3001.wav|因果が歪んでいるとしか思えない wav/OKA_3002.wav|&rs綯&rtなえ&reに背中を押されて電車に轢かれるのも、それで説明できるのか? wav/OKA_3003.wav|その“原因”さえ分かるなら、なんとかなるかも── wav/OKA_3004.wav|どういうことだ? wav/OKA_3005.wav|タイムリープマシンがあるから、ケータイ電話を持っている時代の範囲内ならどこへでも戻れるはずだろう!? wav/OKA_3006.wav|なぜ今さらそんなことを…… wav/OKA_3007.wav|5時間後のお前も言わなかった wav/OKA_3008.wav|で、48時間しか跳べない理由は? wav/OKA_3009.wav|だったらなにも問題は── wav/OKA_3010.wav|……あ wav/OKA_3011.wav|つまり、過去方向へは── wav/OKA_3012.wav|8月11日の14時までしか行けないと!? wav/OKA_3013.wav|改良できないのか!? wav/OKA_3014.wav|結局、なにもできないということではないかッ! wav/OKA_3015.wav|タイムリープマシンがあっても、5時間後にまゆりがSERNに殺される運命は、結局避けられないのかよ! wav/OKA_3016.wav|……あいつ? wav/OKA_3017.wav|おい! wav/OKA_3018.wav|鈴羽か! 聞きたいことがある! wav/OKA_3019.wav|……なに? wav/OKA_3020.wav|おい! 鈴羽! おい! wav/OKA_3021.wav|な……! wav/OKA_3022.wav|阿万音鈴羽……? それとも、桐生萌郁か!? wav/OKA_3023.wav|やはり、あいつか……! wav/OKA_3024.wav|鈴羽ぁっ! wav/OKA_3025.wav|なにをしている!? wav/OKA_3026.wav|動かし方を知っているのか? wav/OKA_3027.wav|……答えろ、阿万音鈴羽 wav/OKA_3028.wav|これは……タイムマシンだな? wav/OKA_3029.wav|お前は、タイムトラベラーなのか? wav/OKA_3030.wav|お前がジョン・タイターとはどういうことだ wav/OKA_3031.wav|……男だと思っていた wav/OKA_3032.wav|なにから隠れようとしていた? wav/OKA_3033.wav|ジョン・タイターとして書き込んだことは、もしかして…… wav/OKA_3034.wav|お前は、2036年から来た、と言うのか……。あの人工衛星……いや、タイムマシンに乗って wav/OKA_3035.wav|だがタイターのタイムマシンは、シボルエに積まれていたはず wav/OKA_3036.wav|2000年に現れたタイターが自分でそう言った wav/OKA_3037.wav|お前はなにを知っている? wav/OKA_3038.wav|さっき、俺と紅莉栖の話を聞いていたな? なぜあんなに慌ててタイムマシンに向かった? お前はなにをしようとしたんだ? wav/OKA_3039.wav|なに? wav/OKA_3040.wav|事実だ。俺は5時間後からタイムリープしてきた wav/OKA_3041.wav|それより答えろ。お前のせいとは、どういうことなんだ!? wav/OKA_3042.wav|まゆりには絶対事情を知られないようにするんだ wav/OKA_3043.wav|何度も言うが、完成祝いはしない! wav/OKA_3044.wav|そういう問題ではなく wav/OKA_3045.wav|これから俺とクリスティーナと鈴羽で、重要な話をする予定でな。だからお前たちには帰ってもらったのだ wav/OKA_3046.wav|………… wav/OKA_3047.wav|ダル。遊びではないんだぞ wav/OKA_3048.wav|それで鈴羽。詳しく話してもらおうか wav/OKA_3049.wav|……あ、まさかお前、『栗悟飯とカメハメ波』か!? wav/OKA_3050.wav|ならば、俺もそれに倣おう。俺は鳳凰院凶真という真名で── wav/OKA_3051.wav|300人委員会……実在したのか wav/OKA_3052.wav|ならば俺が“タイムマシンの父”だな wav/OKA_3053.wav|ぇ…… wav/OKA_3054.wav|ラウンダー wav/OKA_3055.wav|SERNの傭兵部隊、というところか wav/OKA_3056.wav|『アトラクタフィールド』…… wav/OKA_3057.wav|分岐はするが結末は同じ、ということは、世界は結局1つなのか? wav/OKA_3058.wav|いや、エロゲに例えるのは間違っていない。ヒロイン個別ルートがアトラクタフィールドで、その中に出てくる細かい選択肢がそれぞれの世界線だ wav/OKA_3059.wav|しかし最後には必ず、トゥルールートに入ってグランドエンディングを迎える wav/OKA_3060.wav|勝手にしろ wav/OKA_3061.wav|範囲外……? wav/OKA_3062.wav|1991年はソ連崩壊だな? だが2000年は……? 2001年なら同時多発テロがあったが…… wav/OKA_3063.wav|“リーディング・シュタイナー”か! wav/OKA_3064.wav|ああ wav/OKA_3065.wav|……俺の力が wav/OKA_3066.wav|……助けられるのか? wav/OKA_3067.wav|SERNは俺たちの存在に気付いている wav/OKA_3068.wav|メールデータ……? ハッキングがバレたのではなく? wav/OKA_3069.wav|あのときから、もうバレていたと? wav/OKA_3070.wav|しかし、いったいどうやって捕捉を……。メールなんて、世界中で1日に何億という数が送られているんだぞ wav/OKA_3071.wav|エシュロンだと……!? 本当に、実在していたのか……! wav/OKA_3072.wav|そうか! IBN5100で構築されていた、あのデータベースか! wav/OKA_3073.wav|くっ、ダルよ、なぜもっと早くIBN5100を使わなかったのだ! wav/OKA_3074.wav|なにを言っている! 俺が手に入れてきたではないか! wav/OKA_3075.wav|………… wav/OKA_3076.wav|持っているのか!? wav/OKA_3077.wav|よし……! ならば善は急げだ。鈴羽には今すぐにでも1975年に跳んでもらおう wav/OKA_3078.wav|タイムマシンは、壊れているんだったな…… wav/OKA_3079.wav|場合によっては使う。それで鈴羽よ。いつ壊れたか分かるか? wav/OKA_3080.wav|それで、雨が降ったのは何日だった? wav/OKA_3081.wav|ダメだ、タイムリープマシンじゃ届かない……! wav/OKA_3082.wav|みんな、小腹がすいただろう? すいたはずだ wav/OKA_3083.wav|まゆり、ダル。買い出しに行ってきてくれ。それを食べながら、改めて対策を練ろうではないか wav/OKA_3084.wav|これで買ってこい、と言っているのだ。釣りはいらん。というより全部使い切ってこい wav/OKA_3085.wav|クリスティーナ、それにタイターよ wav/OKA_3086.wav|他に誰がいる wav/OKA_3087.wav|タイターの中の人だからだ wav/OKA_3088.wav|2人とも聞け。俺は11日の14時にタイムリープする wav/OKA_3089.wav|そこで、タイターから改めて今の説明をしてもらう。その上で、今のこの時間……13日17時までにタイムマシンを修理する wav/OKA_3090.wav|今から2時間をもがくよりはマシ、という程度だ。直せなければ何度でも2日間を繰り返せばいい wav/OKA_3091.wav|タイターよ。お前には必ずIBN5100を手に入れてもらわなければならない wav/OKA_3092.wav|これはお前のためでも、未来のためでもない。あくまで、まゆりを助けるためのミッションであることを忘れるな wav/OKA_3093.wav|独善的だと言いたければ言えばいい。だが俺は── wav/OKA_3094.wav|誰の指図も受ける気はない wav/OKA_3095.wav|よし。作戦開始だ wav/OKA_3096.wav|下らない会話をしているな! wav/OKA_3097.wav|いや、しかし…… wav/OKA_3098.wav|そう、だったな…… wav/OKA_3099.wav|な、本当にいるのか!? wav/OKA_3100.wav|では阿万音という名はどこから? wav/OKA_3101.wav|ダル、ググってみろ! wav/OKA_3102.wav|……反対はしない wav/OKA_3103.wav|ピンバッジしかヒントはないのだ。これを元にするしかないだろう。餅は餅屋とも言うし、マニアなショップを当たってみるか…… wav/OKA_3104.wav|アキバには、マニア御用達のアンダーグラウンドなショップが数多くあるだろう? wav/OKA_3105.wav|どうだ? wav/OKA_3106.wav|じゃあ、直せる可能性もあるんだな!? wav/OKA_3107.wav|ダルよ。スーパーハカーよ。すべてはお前の腕にかかっていると言っていい wav/OKA_3108.wav|世界を救ったスーパーハカー。お前は2036年において、“タイムマシンの母”牧瀬紅莉栖に代わり、人々からあがめ奉られることになるだろう wav/OKA_3109.wav|とにかく、2日でなんとかしてくれ、ダル wav/OKA_3110.wav|お前だけが頼りなんだ wav/OKA_3111.wav|それは…… wav/OKA_3112.wav|そ、そうだ、そういうことだ! wav/OKA_3113.wav|ならばそんなお前に、フェイリスと1日デートできる権利をやる wav/OKA_3114.wav|やってくれるな? wav/OKA_3115.wav|ダルは? wav/OKA_3116.wav|お前のためではない。すべてはまゆりを助けるためだ wav/OKA_3117.wav|──SERNの襲撃!? wav/OKA_3118.wav|……起こしてくれたのか。助かる wav/OKA_3119.wav|……これは? wav/OKA_3120.wav|作ったのか? wav/OKA_3121.wav|ふむ、これはニキシー管だな? いいセンスだ。未来ガジェット9号に認定したいぐらいだ wav/OKA_3122.wav|分からない!? wav/OKA_3123.wav|は? wav/OKA_3124.wav|そうなのか…… wav/OKA_3125.wav|未来で俺と会ったのか? wav/OKA_3126.wav|そうか…… wav/OKA_3127.wav|で、このメーターを今ここで俺に見せた意味は? wav/OKA_3128.wav|1%…… wav/OKA_3129.wav|ヘイ、マスター。アイアムマッドサイエンティスト。ソークゥゥル。サノヴァヴィッチ! wav/OKA_3130.wav|ええと、ちょ、ちょっと聞きたいことがある wav/OKA_3131.wav|これに見覚えが? wav/OKA_3132.wav|これの出所が知りたい。調べることはできないか? wav/OKA_3133.wav|それを知りたい。報酬は出す wav/OKA_3134.wav|成果は? wav/OKA_3135.wav|そんなわけあるか wav/OKA_3136.wav|海外旅行がない? 行ったことがない、ではなく? wav/OKA_3137.wav|……もしかして、近年中に作られるピンバッジなんだろうか。まだできていない、とか wav/OKA_3138.wav|諦めるのか? まだあと1日残っているぞ! wav/OKA_3139.wav|みんな、お前のためを思って頑張っているのだと、分かっているのか!? wav/OKA_3140.wav|俺だって、まゆりを助けることをなにより優先したいんだ! wav/OKA_3141.wav|それでも、お前はラボメンであり、仲間だ! その仲間が困っているから助けたい。そんなまゆりの気持ちを汲んで、こうして捜しているのに! wav/OKA_3142.wav|お前が真っ先に諦めてどうする! wav/OKA_3143.wav|あまり俺を萎えさせるな……! wav/OKA_3144.wav|……言いすぎたのなら、謝る wav/OKA_3145.wav|……さて、これからどうするか wav/OKA_3146.wav|今どこだ? wav/OKA_3147.wav|合流しよう。そこで動くなよ wav/OKA_3148.wav|あいつ、なにを……? wav/OKA_3149.wav|それが名前なんだから、意味などないだろう? wav/OKA_3150.wav|なんだ、この誘拐事件というのは? wav/OKA_3151.wav|!? wav/OKA_3152.wav|それならすでに調べはついている。1階にある42型ブラウン管テレビだ wav/OKA_3153.wav|俺は何度もタイムリープしてここにいる。後は分かるな? wav/OKA_3154.wav|助手か。俺だ wav/OKA_3155.wav|なにを言っている。俺だ、鳳凰院凶真だ wav/OKA_3156.wav|ならばこう呼ぼう。栗悟飯とカメハメ波 wav/OKA_3157.wav|俺がタイムリープする前、お前は涙ながらに告白したのだ。“私はねらーで&cTIPSC;ニコ厨&cMESC;で、安価で自分のおっぱいうpしたりする女ですが、それでも助手でいさせてくれますか?”とな wav/OKA_3158.wav|無論、俺はこう答えた wav/OKA_3159.wav|……進捗状況はどうか wav/OKA_3160.wav|ならば一度ラボに戻る wav/OKA_3161.wav|あれは単なる冗談だ。ネタをいつまでも引っ張るな wav/OKA_3162.wav|ちなみに俺も実は鳳凰院凶真という名で── wav/OKA_3163.wav|それで、話というのは? タイムリープマシンのことか? wav/OKA_3164.wav|それならすでに調べはついている。1階にある42型ブラウン管テレビだ wav/OKA_3165.wav|俺は何度もタイムリープしてここにいる。後は分かるな? wav/OKA_3166.wav|……済まないな。すべて任せっきりで wav/OKA_3167.wav|元々、お前はタイムマシンには否定的だった。そのお前がタイムリープマシンを作っている wav/OKA_3168.wav|もしかしたらイヤイヤやっているのではないかと思うこともある wav/OKA_3169.wav|一度目? wav/OKA_3170.wav|ああ。俺とダルがサポートしていた wav/OKA_3171.wav|俺だ、状況は? wav/OKA_3172.wav|そんなことは聞いていない。タイムマシンの状況はどうなのだ wav/OKA_3173.wav|………… wav/OKA_3174.wav|本当か!? wav/OKA_3175.wav|援軍に行った方がいいか? wav/OKA_3176.wav|干からびて死ね wav/OKA_3177.wav|……いや、苦戦中だ wav/OKA_3178.wav|ああ…… wav/OKA_3179.wav|こっちももう少し粘ってみるつもりだ。夕方にはそっちに行く wav/OKA_3180.wav|そう言えば…… wav/OKA_3181.wav|2036年では、俺は本当に有名なのか? wav/OKA_3182.wav|そうか wav/OKA_3183.wav|それで、俺はいったいどんなテロ行為を? wav/OKA_3184.wav|下らない…… wav/OKA_3185.wav|まゆりを助けることもできず、のうのうと生き続けた挙げ句に、そんな……厨二病みたいな真似をしているなんてな…… wav/OKA_3186.wav|俺はどんな男だった? wav/OKA_3187.wav|そうだったか? wav/OKA_3188.wav|………… wav/OKA_3189.wav|ダルは? wav/OKA_3190.wav|……助かる wav/OKA_3191.wav|お前はこれからも、永遠にラボメンだ wav/OKA_3192.wav|ああ、そうだな wav/OKA_3193.wav|お前が一緒に行ってどうするのだ? wav/OKA_3194.wav|名前か…… wav/OKA_3195.wav|気になるなら、タイターに直接聞けばいい wav/OKA_3196.wav|どんな名前だったんだ? wav/OKA_3197.wav|はあ? wav/OKA_3198.wav|お似合い、か……? ダルはそもそもフェイリス萌えなのだぞ wav/OKA_3199.wav|そう言えばまゆり。コス作りはどうした? wav/OKA_3200.wav|3着目はルカ子に着てもらうためのものだったか wav/OKA_3201.wav|ダルたちの邪魔はするなよ wav/OKA_3202.wav|ダルの実力は折り紙付きだ wav/OKA_3203.wav|見た目で判断するな wav/OKA_3204.wav|なんだ、大げさだな wav/OKA_3205.wav|知るわけがない。俺は2036年まで生きていないからな wav/OKA_3206.wav|変なヤツだな wav/OKA_3207.wav|……なにをバカな wav/OKA_3208.wav|俺からすれば、お前こそすごいと思うぞ wav/OKA_3209.wav|……鈴羽? wav/OKA_3210.wav|おい、どうしたんだ? なぜそんなに感傷的なのだ? wav/OKA_3211.wav|タイムマシンが直ったら、また盛大に宴会を開こう wav/OKA_3212.wav|俺だ wav/OKA_3213.wav|SERNかっ!? wav/OKA_3214.wav|名乗ってもらおう wav/OKA_3215.wav|お前はなにを言っているんだ wav/OKA_3216.wav|特定した。ナイストゥミーチュー wav/OKA_3217.wav|今すぐそっちに行く! wav/OKA_3218.wav|そのゲストとやらはどこへ行った!? wav/OKA_3219.wav|そいつの連絡先は? 住所氏名は!? wav/OKA_3220.wav|………… wav/OKA_3221.wav|なんだ? 柔道? プロレスラー? それがどうしたんだ? wav/OKA_3222.wav|バルーン? 柔道? プロレス? wav/OKA_3223.wav|1つ、確かなことがある。“意識は記憶とともに過去へ跳んだ” wav/OKA_3224.wav|意識が過去へ跳んだことで、Dメールに比べてより具体的に過去改変ができるようになったが、同時に収束する結果も存在した wav/OKA_3225.wav|ならば、過程が変化したのはなぜだ? wav/OKA_3226.wav|未来は再構成されていると? wav/OKA_3227.wav|む……あれは!? wav/OKA_3228.wav|ダル! wav/OKA_3229.wav|お前っ! ここでなにをしている!? wav/OKA_3230.wav|それで、ダルよ。あの露店になにを頼もうとしていた? まさかタイターのピンバッジと同じものを偽造しようとしていたわけじゃないよな? wav/OKA_3231.wav|………… wav/OKA_3232.wav|紛らわしいヤツめ! wav/OKA_3233.wav|しかし、なぜ偽造などしようと? wav/OKA_3234.wav|似たようなものだろうが wav/OKA_3235.wav|ぬか喜びさせる、ということか wav/OKA_3236.wav|それはなんのエロゲーから得た知識だ? wav/OKA_3237.wav|そんなことをして、鈴羽が喜ぶとでも思っているのか wav/OKA_3238.wav|…………なに? wav/OKA_3239.wav|バカな。俺が知っているタイターのタイムマシンは、未来方向にも跳べた wav/OKA_3240.wav|見たわけじゃないが…… wav/OKA_3241.wav|………… wav/OKA_3242.wav|じゃあ、本当に……? wav/OKA_3243.wav|それは、例えば1975年に跳んだらどうなる? 今の、2010年には戻って来られないのか? wav/OKA_3244.wav|ということは、鈴羽はタイムマシンに乗って2036年に戻ることもできない? wav/OKA_3245.wav|それはタイムマシンとしては欠陥品だろ! wav/OKA_3246.wav|……それは、確かな話なんだな? wav/OKA_3247.wav|………… wav/OKA_3248.wav|だが、やはり偽造はよくない。ウソはウソだ wav/OKA_3249.wav|ああ、そうだな wav/OKA_3250.wav|お前が一緒に行ってどうするのだ? wav/OKA_3251.wav|………… wav/OKA_3252.wav|気になるなら、タイターに直接聞けばいい wav/OKA_3253.wav|ダルはそもそもフェイリス萌えだ wav/OKA_3254.wav|………… wav/OKA_3255.wav|………… wav/OKA_3256.wav|………… wav/OKA_3257.wav|………… wav/OKA_3258.wav|………… wav/OKA_3259.wav|………… wav/OKA_3260.wav|……想い出を wav/OKA_3261.wav|想い出を作ったことを、後悔しているか? wav/OKA_3262.wav|……どうせ1975年へ行くのならば、この2010年において俺たちと仲良くならなければよかった、と思ったことはないか? wav/OKA_3263.wav|そうすれば、お前が捨てるべき“生きてきた痕跡”は、1つで済んだ wav/OKA_3264.wav|お前は事実上、2回、自分の存在を殺すことになる── wav/OKA_3265.wav|あいつもお前のことを心配している wav/OKA_3266.wav|どうなんだ? お前は、1975年へ行くことについて、どう思っている? wav/OKA_3267.wav|もし、俺やダルが止めたら? wav/OKA_3268.wav|そのためなら、お前自身はどうなってもいいと? wav/OKA_3269.wav|お前…… wav/OKA_3270.wav|………… wav/OKA_3271.wav|は? wav/OKA_3272.wav|いや、クリスティーナの言い草に全面的に同意する。ダルは30歳を超えて魔法使いにクラスチェンジするのが確定だ wav/OKA_3273.wav|だったら、最初のアルファベットはなにを意味するんだ? wav/OKA_3274.wav|“リーディング・シュタイナー” wav/OKA_3275.wav|うっ、そ、そのネーミングセンスは、間違いなくダル! wav/OKA_3276.wav|樽……タル……ダル!? wav/OKA_3277.wav|………… wav/OKA_3278.wav|お手柄だな。名探偵椎名まゆりだ wav/OKA_3279.wav|ま、待て……! もう、行くのか? 父親と、積もる話があったりしないのか? wav/OKA_3280.wav|鈴羽…… wav/OKA_3281.wav|なんだ、貴方か…… wav/OKA_3282.wav|彼女は、実家に帰ると言っていましたよ。もう、ここには来ないでしょう wav/OKA_3283.wav|……俺に? wav/OKA_3284.wav|これは? wav/OKA_3285.wav|え……? 誰……だ? wav/OKA_3286.wav|この女性は今どこに!? wav/OKA_3287.wav|亡くなった……!? wav/OKA_3288.wav|……いくつぐらいの人だった? wav/OKA_3289.wav|渡してくれて感謝します、ミスターブラウン! wav/OKA_3290.wav|ダル、タイムマシンは……直したんじゃなかったのか……? wav/OKA_3291.wav|見落としだと!? そのせいでお前の娘は24年間も記憶を失ったのだぞ!? wav/OKA_3292.wav|お前はなんでそんなに冷静なんだっ wav/OKA_3293.wav|くっ………… wav/OKA_3294.wav|ミスターブラウン! wav/OKA_3295.wav|そんなことより……聞かせてください…… wav/OKA_3296.wav|橋田鈴さんの……亡くなった状況について wav/OKA_3297.wav|俺は……今まで、彼女の死について、なにも知らなかった wav/OKA_3298.wav|彼女の最期を、知っておかなければならない。そんな気がするんです。そうしなくちゃいけないんだ。それがどんな最期だったにしろ、この胸に……刻みつけておかないと…… wav/OKA_3299.wav|……古い、知り合いです wav/OKA_3300.wav|とても古い知り合いで、でも、彼女と過ごしたわずかな時間は、今もはっきり思い出すことができるんです…… wav/OKA_3301.wav|聞かせて……ください…… wav/OKA_3302.wav|なんとかしなければならない。このままでいいはずはないんだ……! wav/OKA_3303.wav|紅莉栖。お前は日付を正確に覚えている特技があったな? wav/OKA_3304.wav|鈴羽の励まし会をやったのはいつだ? wav/OKA_3305.wav|……っ wav/OKA_3306.wav|………… wav/OKA_3307.wav|ああ……分かってる wav/OKA_3308.wav|残念ながら、この橋を含めてあと2つ橋を渡らないと、コンビニはない。そこまで辛抱しろ wav/OKA_3309.wav|……ああ。何度もな wav/OKA_3310.wav|ここまで来れば、ビッグサイトはすぐだ。あと10分もしないうちに着くだろう wav/OKA_3311.wav|そのままの格好でいると危ないぞ。身体を起こせ wav/OKA_3312.wav|危ないんだと言っているだろう wav/OKA_3313.wav|鈴羽、どうした? wav/OKA_3314.wav|なるほど、お前の母親は腐女子だった可能性があるな wav/OKA_3315.wav|残念ながら、この橋を含めてあと2つ橋を渡らないと、コンビニはない。そこまで辛抱しろ wav/OKA_3316.wav|……ああ。何度もな wav/OKA_3317.wav|ここまで来れば、ビッグサイトはすぐだ。あと10分もしないうちに着くだろう wav/OKA_3318.wav|そのままの格好で── wav/OKA_3319.wav|………… wav/OKA_3320.wav|っ!? wav/OKA_3321.wav|あ、ああ…… wav/OKA_3322.wav|なにしろスーパーハカーに死なれては、我がラボは大打撃だからな! wav/OKA_3323.wav|休憩は終わりだ! 行くぞ! wav/OKA_3324.wav|くっ………… wav/OKA_3325.wav|……“まだ”ってなんだよ wav/OKA_3326.wav|……やればいい wav/OKA_3327.wav|やってみろよ。人殺し wav/OKA_3328.wav|ああ、マジだ。どうしてやらないんだ? やりたいならやればいいじゃないか wav/OKA_3329.wav|別に wav/OKA_3330.wav|コンビニが橋を2つ渡った先にある。そこまで文句言わずに耐えろ wav/OKA_3331.wav|通報しろよ wav/OKA_3332.wav|教えたぞ。ほら通報しろ wav/OKA_3333.wav|お前が通報したいというから、通報する機会を与えてやっただけだろう wav/OKA_3334.wav|仕切るな、委員長キャラ wav/OKA_3335.wav|通報しないのか? wav/OKA_3336.wav|………… wav/OKA_3337.wav|………… wav/OKA_3338.wav|知らないな wav/OKA_3339.wav|………… wav/OKA_3340.wav|なにが……言いたい? wav/OKA_3341.wav|言葉遊びか? wav/OKA_3342.wav|………… wav/OKA_3343.wav|だから? wav/OKA_3344.wav|……さあな。もう、その理由もどうでもよくなってきている wav/OKA_3345.wav|……そう、確かに逃げている。逃げ込んだ wav/OKA_3346.wav|まゆりを殺させないために── wav/OKA_3347.wav|いいや。お前は失敗する wav/OKA_3348.wav|そして孤独な25年を過ごした挙げ句、首を吊って死んでいくんだよ wav/OKA_3349.wav|だから俺は、このループに逃げ込んだ。まゆりも、お前も死なせないために wav/OKA_3350.wav|この2日間を繰り返してさえいれば、なにも変わらず、誰も死なない wav/OKA_3351.wav|俺はその繰り返しを受け入れた wav/OKA_3352.wav|俺は別に…… wav/OKA_3353.wav|根本的解決をしようなんて思わない wav/OKA_3354.wav|そうだ。それを受け入れた wav/OKA_3355.wav|おかしくなったとしても、世界は続く。2日間のループは、続く。俺がおかしくなっても、ループは止めない wav/OKA_3356.wav|だって、しょうがないだろ…… wav/OKA_3357.wav|俺には、誰かを無慈悲に犠牲にする覚悟なんて、ないんだ…… wav/OKA_3358.wav|まゆりも、鈴羽も、仲間だ。どちらも失うわけにはいかない…… wav/OKA_3359.wav|まだなにか、あるのか? wav/OKA_3360.wav|ああ wav/OKA_3361.wav|ああ wav/OKA_3362.wav|……なに? wav/OKA_3363.wav|俺が行って、どうなる? wav/OKA_3364.wav|できるのか……? wav/OKA_3365.wav|…………俺は wav/OKA_3366.wav|お……れ……は…… wav/OKA_3367.wav|……行くよ wav/OKA_3368.wav|お前と一緒に、行く。連れて行ってくれ wav/OKA_3369.wav|お前こそ、大丈夫か? wav/OKA_3370.wav|おそらくかなり高い確率で、タイムトラベル後の俺たちは記憶を失う wav/OKA_3371.wav|希望的観測だ wav/OKA_3372.wav|……もう、覚悟はできている wav/OKA_3373.wav|別れは──告げてきた wav/OKA_3374.wav|後ろめたいことはなにもない wav/OKA_3375.wav|むしろ俺は鈴羽に感謝している。お前が誘ってくれなかったら、俺は今もあの環の中で死んだまま生き続けただろう wav/OKA_3376.wav|ありがとう。鈴羽、これから一緒に、未来を変えるために戦うぞ wav/OKA_3377.wav|………… wav/OKA_3378.wav|ああ wav/OKA_3379.wav|──っ wav/OKA_3380.wav|………… wav/OKA_3381.wav|消えた…… wav/OKA_3382.wav|ダル、山手線は止まっているか? wav/OKA_3383.wav|ネットで調べてくれ wav/OKA_3384.wav|頼む wav/OKA_3385.wav|ありがとう wav/OKA_3386.wav|まゆり、それに紅莉栖 wav/OKA_3387.wav|2人とも、食事が終わったら帰るんだ。もう遅いから、送っていく wav/OKA_3388.wav|いいから。ダルも支度しておけ wav/OKA_3389.wav|なんだ? wav/OKA_3390.wav|ゲームオーバーにでもなったのか? wav/OKA_3391.wav|それは悪かった wav/OKA_3392.wav|そ、そうか? wav/OKA_3393.wav|ククク、俺はなにも変わってはいない。今もお前の顔を見ていたのではなく、いかに世界に混沌をもたらすかを考えていたのだ。フゥーハハハ wav/OKA_3394.wav|この狂気のマッドサイエンティストに、無理なことなど1つもない。常にIQ170を誇る灰色の脳細胞が、完璧な計算を叩き出しているのだからな wav/OKA_3395.wav|………… wav/OKA_3396.wav|……鈴羽は、いつ頃辞めたんでしたっけ? wav/OKA_3397.wav|おのれ、紛らわしい言い方を…… wav/OKA_3398.wav|………… wav/OKA_3399.wav|橋田鈴、という人を知っていますか? wav/OKA_3400.wav|え……? wav/OKA_3401.wav|その人は、今は……? wav/OKA_3402.wav|穏やか……? 自殺じゃ、ないのか……? wav/OKA_3403.wav|……昔、俺も世話になったんです。もう一度、会いたいって思っていたのに wav/OKA_3404.wav|例の人工衛星、いつ消えたんでしたっけ? wav/OKA_3405.wav|はあ? それはギャグですか? wav/OKA_3406.wav|……結婚を? wav/OKA_3407.wav|鈴さん、と wav/OKA_3408.wav|え……!? wav/OKA_3409.wav|………… wav/OKA_3410.wav|あ……! wav/OKA_3411.wav|え……? wav/OKA_3412.wav|……っ wav/OKA_3413.wav|“人質”に逃げられては困るからな wav/OKA_3414.wav|……ミスターブラウンから、譲ってもらったんだ。世界線の数値を計ることのできる、オーパーツなんだぞ wav/OKA_3415.wav|まゆりは本当に、バカだな wav/OKA_3416.wav|まゆり、例えばの話だが、コミマが終わるまでアキバに来るのはやめた方がいいのではないか? wav/OKA_3417.wav|って、いない!? wav/OKA_3418.wav|なにがだ? wav/OKA_3419.wav|どう、とは? wav/OKA_3420.wav|そう見えるのか? wav/OKA_3421.wav|食べながら話すな。はしたない wav/OKA_3422.wav|フッ、クリスティーナよ。お前には失望したぞ! wav/OKA_3423.wav|俺は気付いた。気付いてしまったのだよ。お前の本質にな wav/OKA_3424.wav|恋の話になると途端に食い付き方が変わる、そんなお前はスイーツ(笑)に他ならない……! wav/OKA_3425.wav|恋の話をコイバナと読んでしまうお年頃だな!? 笑止! そんなお花畑脳の持ち主を、この鳳凰院凶真と我がラボは求めていないぞ! wav/OKA_3426.wav|………… wav/OKA_3427.wav|もしものときのためだ wav/OKA_3428.wav|………… wav/OKA_3429.wav|っ! wav/OKA_3430.wav|まゆ── wav/OKA_3431.wav|まゆり! おい、しっかりしろ! wav/OKA_3432.wav|ぐっ……! wav/OKA_3433.wav|あ、あああ……っ wav/OKA_3434.wav|──っ wav/OKA_3435.wav|まゆ── wav/OKA_3436.wav|紅莉栖、ちょっと来てくれ wav/OKA_3437.wav|……助けてくれ wav/OKA_3438.wav|茶化すな。俺は本気で相談している wav/OKA_3439.wav|お前はどこまで知っている? wav/OKA_3440.wav|鈴羽がジョン・タイターだったことは? wav/OKA_3441.wav|………… wav/OKA_3442.wav|タイムリープマシンは完成したか? wav/OKA_3443.wav|今日の夜8時頃だ wav/OKA_3444.wav|問題は、IBN5100が今はどこにあるか、だ wav/OKA_3445.wav|なるほど、そうか…… wav/OKA_3446.wav|IBN5100は、あるときを境にラボから忽然と姿を消した wav/OKA_3447.wav|アメリカかぶれめ。なにがオーゴッドだ。紅莉栖ちゃんはクリスチャンとでも言いたいのか wav/OKA_3448.wav|……俺も口に出してから後悔した wav/OKA_3449.wav|それで、クリスティーナ……。お前は、こう言いたいんだな? wav/OKA_3450.wav|俺たちが生じさせてしまった世界の歪み、すなわち、これまでに世界線を変動させたすべてのDメールを打ち消していけば── wav/OKA_3451.wav|“IBN5100を俺が柳林神社で見つけた世界線”へと戻ることができる、と wav/OKA_3452.wav|………… wav/OKA_3453.wav|分からないのは、まゆりの死ぬタイミングがちょうど24時間、ずれたことだ wav/OKA_3454.wav|………… wav/OKA_3455.wav|……もしかして、心配してくれているのか? wav/OKA_3456.wav|落ち着け wav/OKA_3457.wav|クリスティーナ。お前の案を試してみる wav/OKA_3458.wav|お前には、何度も助けられているな。いつも、済まない wav/OKA_3459.wav|お前は実に性格が悪いな wav/OKA_3460.wav|くっ……! wav/OKA_3461.wav|ええと、岡部と言います wav/OKA_3462.wav|フェイリ……じゃなくて、留未穂さんにお会いしたいんですが…… wav/OKA_3463.wav|じゃあ、今どこに? wav/OKA_3464.wav|前に一度、ここには遊びに来てますよ!? wav/OKA_3465.wav|ま、待ってください! フェイリスと大至急連絡を取りたいんですけど、電話してもメールしても繋がらないんですよ! wav/OKA_3466.wav|っ……! wav/OKA_3467.wav|ダルよ、フェイリスが今どこにいるか、心当たりはないか? wav/OKA_3468.wav|1秒でも早く連絡を取りたいのだ! wav/OKA_3469.wav|場所さえ教えてくれればいい! フェイリスの行きそうな場所ぐらい、お前なら完璧に把握しているだろう!? wav/OKA_3470.wav|どこだ!? どこにいる!? wav/OKA_3471.wav|会場とは、なんだ……? wav/OKA_3472.wav|『雷ネットABグラチャン』? wav/OKA_3473.wav|決勝……戦? wav/OKA_3474.wav|今から行く。何階だ!? wav/OKA_3475.wav|持っていないが、なんとかなるだろう!? wav/OKA_3476.wav|それなら外に出てきてくれ。俺もUPXの前にいる。お前のチケットを貸してほしい wav/OKA_3477.wav|お、おい、ダル! ダル! wav/OKA_3478.wav|くっ……! wav/OKA_3479.wav|ちょっとすいません…… wav/OKA_3480.wav|雷ネットチャンピオンのフェイリスさんは、今どこにいるか知ってますか? wav/OKA_3481.wav|知っているなら、教えてほしいんですが wav/OKA_3482.wav|!? wav/OKA_3483.wav|それは火傷ではなく凍傷だ wav/OKA_3484.wav|岡部と言います。フェイリ……留未穂さんは帰ってますか? wav/OKA_3485.wav|フェイリス、やっと会えた。お前に聞きたいことがある wav/OKA_3486.wav|いったいどうしたんだ? 元気がないようだが…… wav/OKA_3487.wav|フェイリス、聞いてくれ! wav/OKA_3488.wav|お前は以前、俺たちが発明したタイムマシンでDメールを送った。そのことを覚えているか? wav/OKA_3489.wav|例えば、考えてみてくれ。このアキバには元々、アニメやゲームなどの萌え系グッズを売るショップがたくさんあった wav/OKA_3490.wav|もし仮にお前が、タイムマシンを使って、そんなアキバを今のような電気街にするとしたら、どういう方法を取る? wav/OKA_3491.wav|え、ちょっ……!? なにを……!? wav/OKA_3492.wav|……ああ。事実だ wav/OKA_3493.wav|へ……? wav/OKA_3494.wav|な……!? 本当か!? wav/OKA_3495.wav|なに? お前が使ったのは、過去へ送ることのできるDメールなんだが…… wav/OKA_3496.wav|これは……どういうことだ…… wav/OKA_3497.wav|しっかりしろ! wav/OKA_3498.wav|俺にできることは、なんだ……? wav/OKA_3499.wav|なに? 勝つって、なにに……? wav/OKA_3500.wav|………… wav/OKA_3501.wav|お前、ちなみにこれは演技じゃないよな? wav/OKA_3502.wav|あ、いや、済まない…… wav/OKA_3503.wav|……! ま、待て! 分かった、分かったから! wav/OKA_3504.wav|わ、分かった、フェイリス。お前の言う通りにする wav/OKA_3505.wav|ああ。どうしても記憶を取り戻してもらいたいからな wav/OKA_3506.wav|いや……。お前が馴れ馴れしすぎるのだ wav/OKA_3507.wav|これから俺は、今日の朝へと跳んでお前に助言を与える。これでお前は決勝に勝てるはずだ。それでいいな? wav/OKA_3508.wav|すでに我がラボでは、意識を過去へとタイムリープさせることが可能な装置を開発済みだ wav/OKA_3509.wav|ええと、そういうことだ wav/OKA_3510.wav|ダメだっ wav/OKA_3511.wav|タイムリープマシンは、俺以外の誰にも使わせる気はない wav/OKA_3512.wav|……あれは、おいそれと使っていいものじゃない。危険なものなんだ wav/OKA_3513.wav|過去は俺が責任を持って改変する wav/OKA_3514.wav|俺を信じろ、フェイリス wav/OKA_3515.wav|……くっ wav/OKA_3516.wav|お前に会いたくて待っていたのだ wav/OKA_3517.wav|な、なんでだよ、勘違いするなっ、そんなわけがあるか wav/OKA_3518.wav|いいから聞いてくれフェイリス! これはお前が決勝で勝つための重要なことなんだ wav/OKA_3519.wav|いや、ルールとかそういう問題じゃなくてだな wav/OKA_3520.wav|これを受け取ってくれ wav/OKA_3521.wav|そうじゃない。これは妨害対策なんだよっ wav/OKA_3522.wav|いいか、よく聞け。俺は……未来から来た wav/OKA_3523.wav|なに……!? wav/OKA_3524.wav|………… wav/OKA_3525.wav|冗談を言っているわけじゃない! 俺は確かに今日の夕方6時から跳んできたんだよ! wav/OKA_3526.wav|今日の雷ネットグラチャン決勝の結果を、俺は知っている wav/OKA_3527.wav|いいや wav/OKA_3528.wav|お前は、負けた wav/OKA_3529.wav|だがそれは、敵チームの妨害にあったせいだ。だからその妨害からフェイリスを守るために、こうしてサングラスと耳栓を持ってきたわけで── wav/OKA_3530.wav|聞いているのか!? wav/OKA_3531.wav|フェイリス……? wav/OKA_3532.wav|い、いや、だから実力で負けたわけではなく── wav/OKA_3533.wav|ひぎっ……! wav/OKA_3534.wav|ま、待て! 待てってば! wav/OKA_3535.wav|どうしてもお前に勝ってもらわなければ困るのだ! wav/OKA_3536.wav|話を最後まで聞いてくれ! wav/OKA_3537.wav|フェイリス、頼む。これには、まゆりの命がかかっているんだ……! wav/OKA_3538.wav|フェイリス、待てと言っているだろ! wav/OKA_3539.wav|頼む、俺の話を聞いてくれ── wav/OKA_3540.wav|いや、お前に用はないからこっち見るな wav/OKA_3541.wav|雷ネット界の黒い孔雀じゃないのか? さっきと言っていることが違うぞ wav/OKA_3542.wav|なんだ、“黒”と言いたいだけか wav/OKA_3543.wav|それは火傷ではなく凍傷だ wav/OKA_3544.wav|フェイリスにちょっかいをかけてくるなと言っている! wav/OKA_3545.wav|ポエムならばチラシの裏にでも書いていろ! wav/OKA_3546.wav|違うな。笑われているのは貴様だ、10円ハゲの黒い孔雀 wav/OKA_3547.wav|案ずるな&rs4℃&rtよんどしー&re。俺は狂気のマッドサイエンティストにして、タイムリーパー。すべてを見据える男、鳳凰院凶真なのだ wav/OKA_3548.wav|言っただろう。俺は未来から来たのだと wav/OKA_3549.wav|それより、頼むフェイリス。これを受け取ってほしい。とにかく持っているだけでいいんだ wav/OKA_3550.wav|実力ではお前が上だ。だが今話して分かっただろう。ヤツらは明らかにDQNどもだ wav/OKA_3551.wav|雷ネッターにふさわしくない行動も、勝つためなら平気でやってくるぞ wav/OKA_3552.wav|ああ、決勝戦で絶対に必要になるから、手放すなよ wav/OKA_3553.wav|ああ…… wav/OKA_3554.wav|なあ、どうしてフェイリスは1人なのに、『ヴァイラルアタッカーズ』は2人なんだ? wav/OKA_3555.wav|『ヴァイラルアタッカーズ』というのは、どういうチームなんだ? wav/OKA_3556.wav|そんなヤツらがなぜ野放しになってる? wav/OKA_3557.wav|2人タッグの場合、どういう戦い方をするんだ? wav/OKA_3558.wav|フェイリスはどんな作戦で行く気なんだろうか…… wav/OKA_3559.wav|どうした!? wav/OKA_3560.wav|それにしてもあいつはよく喋るな…… wav/OKA_3561.wav|……意外と殺伐としたゲームなのか? wav/OKA_3562.wav|あっ、レーザー光線だ! wav/OKA_3563.wav|フェイリスの目のあたりを見ろ! 赤い光線が……! wav/OKA_3564.wav|レフェリーはなぜやめさせないんだ! wav/OKA_3565.wav|ヴァイラルの手下どもを探す。妨害行為をやめさせるんだ……! wav/OKA_3566.wav|そこまでだ。フェイリスの妨害はさせない……! wav/OKA_3567.wav|動くな……! 動けば撃つ wav/OKA_3568.wav|なに……!? wav/OKA_3569.wav|フェイリスっ……! wav/OKA_3570.wav|優勝おめでとう、フェイ── wav/OKA_3571.wav|い、いや……こんな形でお礼をしてもらうのは、ちょっと困る wav/OKA_3572.wav|俺の渡した耳栓は、役に立ったようでなによりだ……。だから離れろ、暑苦しい wav/OKA_3573.wav|フェイリス。これで俺の言うことに耳を傾けてくれるな? wav/OKA_3574.wav|お前に渡したサングラスと耳栓は、なにも俺が考えたわけじゃない wav/OKA_3575.wav|お前自身だ wav/OKA_3576.wav|正確に言うと、2時間後のお前だ。最初、お前は『ヴァイラルアタッカーズ』に卑怯な手を使われて負けたんだ wav/OKA_3577.wav|そこでお前は俺に、タイムマシンを使って相手の妨害を阻止してくれと頼んできた wav/OKA_3578.wav|これはいわば契約だ。お前は本来忘れているはずの“Dメールを使って過去を改変した”ことについて、思い出しそうになっていた wav/OKA_3579.wav|雷ネットの大会に勝てさえすれば、それを思い出せると、そう言った wav/OKA_3580.wav|どうだ? 思い出したか? 思い出したと言ってくれ。これは俺にとって重要なことなのだ wav/OKA_3581.wav|はあ? wav/OKA_3582.wav|なんて……ことだ…… wav/OKA_3583.wav|なに? wav/OKA_3584.wav|ええと、い、今は、頭の中で&cTIPSC;フェルマーの最終定理&cMESC;を計算中だ…… wav/OKA_3585.wav|ま、魔法……だと……? それってまさか…… wav/OKA_3586.wav|……俺にだけ特別って、さっきヴァイラルにバラされていたではないか wav/OKA_3587.wav|……もしかしてお前、その能力を雷ネットの試合にも使っていたのか? wav/OKA_3588.wav|最初はちっとも相手をしてくれなかったではないか wav/OKA_3589.wav|………… wav/OKA_3590.wav|そう……か…… wav/OKA_3591.wav|…………? wav/OKA_3592.wav|イカサマなどのはずがない! 貴様らこそ、姑息な真似をしていたではないか! wav/OKA_3593.wav|証拠がないのに適当なことを wav/OKA_3594.wav|行くぞ、フェイリス wav/OKA_3595.wav|もしもしっ!? wav/OKA_3596.wav|なんだ!? いま! 取り込み中! だから! wav/OKA_3597.wav|いない! wav/OKA_3598.wav|炎上!? なにが!? wav/OKA_3599.wav|切るぞ! wav/OKA_3600.wav|ちいっ……! wav/OKA_3601.wav|はぁっ、はぁっ、ふうっ……! wav/OKA_3602.wav|えっ? wav/OKA_3603.wav|とにかく離れよう! wav/OKA_3604.wav|っ……! wav/OKA_3605.wav|ふうう、ふうっ、はぁはぁはぁっ…… wav/OKA_3606.wav|とにかくここで、奴らが諦めるのを待とう wav/OKA_3607.wav|──ふうっ wav/OKA_3608.wav|はぁ、はぁ……。ここにメイクイーンがあれば、冷房も効いていて、飲み物も出してもらえるのにな…… wav/OKA_3609.wav|あ、いや…… wav/OKA_3610.wav|えっ……? wav/OKA_3611.wav|……開く予定だったのか? wav/OKA_3612.wav|………… wav/OKA_3613.wav|フェイリス、いや、秋葉留未穂 wav/OKA_3614.wav|お前は秋葉の跡継ぎ娘で、秋葉原の都市開発計画の会議なんかにも出ているんだよな? wav/OKA_3615.wav|出てない? だって前にそう言って…… wav/OKA_3616.wav|逆に、なんでお前は会議に出ていたんだ……? wav/OKA_3617.wav|フェイリスのパパさんは、レトロPCの愛好家なんだよな? wav/OKA_3618.wav|ちなみに、パパさんがレトロPCを手放すようなことって、あるのか? wav/OKA_3619.wav|フェイリスはレトロPCは持っていないのか? wav/OKA_3620.wav|………… wav/OKA_3621.wav|もし仮に、お前が都市開発計画に子供の頃からずっと参加していたとして wav/OKA_3622.wav|それはいいとして、都市開発計画にずっと参加していたお前が、もし“もう参加したくない”と思ったとして wav/OKA_3623.wav|それを過去の自分にどうやってやめさせると思う? wav/OKA_3624.wav|単なる例え話だ wav/OKA_3625.wav|なに……? wav/OKA_3626.wav|フェイリス? wav/OKA_3627.wav|なにを? wav/OKA_3628.wav|……本当に? 本当に思い出したのか? wav/OKA_3629.wav|Dメールは? Dメールの内容は思い出したのか? wav/OKA_3630.wav|そうだ。フェイリスのDメールによって“改変された過去”を、元に戻してやらないと── wav/OKA_3631.wav|聞いてくれ、フェイリス! これにはまゆりの命がかかってるんだ! wav/OKA_3632.wav|世界線のズレを元に戻して、俺がIBN5100を手に入れないと、まゆりが死ぬ…… wav/OKA_3633.wav|バカみたいに聞こえるかもしれないけど、それが、事実なんだ…… wav/OKA_3634.wav|だから、頼む……。以前送ったDメールを取り消すために、もう一度Dメールを── wav/OKA_3635.wav|──!? wav/OKA_3636.wav|!? wav/OKA_3637.wav|……! wav/OKA_3638.wav|もしもし── wav/OKA_3639.wav|追っ手にバレた……。目の前にいる……! wav/OKA_3640.wav|了解した。オーバー wav/OKA_3641.wav|ナイスフェイントだ、フェイリス……! wav/OKA_3642.wav|よせ。この俺に手を出すな wav/OKA_3643.wav|くっ、このままだと、俺の右腕が……暴走を……! wav/OKA_3644.wav|くっ、ぐうあああ、鎮まれ、俺の右腕……! ダメだ、封印が……解かれてしまう、お前たち、早く逃げろ……! でないと、本当に命を落とすぞ……! wav/OKA_3645.wav|ダメだ……右手が……右手がぁぁぁ……。やめてくれ、俺はもう、殺したくないんだぁ── wav/OKA_3646.wav|いや、お前らが言うな wav/OKA_3647.wav|そこまで言うなら……覚悟しろ、俺は、右腕の封印を── wav/OKA_3648.wav|ぐえ……っ wav/OKA_3649.wav|だから、それは火傷ではなく凍傷だ、バカが── wav/OKA_3650.wav|ま、守るだなんて、そんな…… wav/OKA_3651.wav|なにもできませんでしたよ、俺は。まったく情けないです…… wav/OKA_3652.wav|そうです。あなたは熱心なレトロPC収集家とかねてより聞いていました。なにかご存じではありませんか? wav/OKA_3653.wav|手放した……? wav/OKA_3654.wav|柳林神社に奉納したのですか? wav/OKA_3655.wav|橋田って、橋田鈴ですか? wav/OKA_3656.wav|……その、売った相手、というのは? wav/OKA_3657.wav|………… wav/OKA_3658.wav|フェイリスか。まだ寝てなかったのか? wav/OKA_3659.wav|黒にやたらこだわる連中だったからな wav/OKA_3660.wav|いや、大丈夫だ wav/OKA_3661.wav|言い直すな。いつも通りの呼び方でいい wav/OKA_3662.wav|お、俺は王子様ではない。狂気のマッドサイエンティストで── wav/OKA_3663.wav|……!? wav/OKA_3664.wav|フェ、フェイリス……? wav/OKA_3665.wav|いや、フェイリスは、フェイリスだろ…… wav/OKA_3666.wav|………… wav/OKA_3667.wav|だが…… wav/OKA_3668.wav|………… wav/OKA_3669.wav|フェイリス……留未穂。今日はもう、話さなくていい…… wav/OKA_3670.wav|だが…… wav/OKA_3671.wav|……済まない wav/OKA_3672.wav|本当に……それで、いいんだな? wav/OKA_3673.wav|だが……! もしかすれば、お前もパパさんを失わず、まゆりも死なない、そういう世界があるかもしれないんだ! それを探す努力をもっと── wav/OKA_3674.wav|……ありがとう wav/OKA_3675.wav|フェイリス…… wav/OKA_3676.wav|………… wav/OKA_3677.wav|だが…… wav/OKA_3678.wav|……分かった wav/OKA_3679.wav|……そんなことはあるものか。きっと、覚えてるさ wav/OKA_3680.wav|なぜならお前は今、過去を変える前と変えた後、両方の記憶を持っているだろう? wav/OKA_3681.wav|……それは、その。解釈は自由だ wav/OKA_3682.wav|……ありがとう wav/OKA_3683.wav|俺はまだ、夢を終わらせたくはない── wav/OKA_3684.wav|別の方法を……試してみよう wav/OKA_3685.wav|お前のパパさんを……殺せないよ…… wav/OKA_3686.wav|いや、いいんだ。俺が、決めたことだ wav/OKA_3687.wav|これは賭けになるが…… wav/OKA_3688.wav|フェイリスパパに送るDメールの内容を変更する wav/OKA_3689.wav|そういうことになる wav/OKA_3690.wav|IBN5100が俺の手許に戻ってくれば勝ちなんだ。フェイリスパパが死ぬ必要なんてない── wav/OKA_3691.wav|ゲ、ゲームの話です…… wav/OKA_3692.wav|だから、例えばDメールの内容をこうすれば、話は早いと思う wav/OKA_3693.wav|“IBN5100を岡部倫太郎に渡すまで絶対に手放すな” wav/OKA_3694.wav|それは書き方次第だろう。最初のDメールに関連させてしまえば、フェイリスパパも別の方法を取るはずだ wav/OKA_3695.wav|レトロPC収集家なら、他にも売れるPCはたくさん持っていたんだろう? wav/OKA_3696.wav|そこはお前にうまくやってもらうしかない wav/OKA_3697.wav|改めて言うが、これは賭けだ wav/OKA_3698.wav|改変によって世界線がどの程度動くのか、その結果改変された世界線がどんな世界なのか。それは俺にも分からない wav/OKA_3699.wav|もしかするとまゆりもフェイリスパパも助からない世界になるかもしれないが、逆にどちらも助かる可能性もある wav/OKA_3700.wav|確信なんて俺にもないんだ。だが、このままじゃいけない。このまままゆりを死なせることも、フェイリスパパを死なせることも、俺にはできない wav/OKA_3701.wav|……本当に? wav/OKA_3702.wav|か、からかうな wav/OKA_3703.wav|………… wav/OKA_3704.wav|さ、さすが『メイクイーン+ニャン²』の人気ナンバーワンメイドだな。客への媚び方をよく心得ている…… wav/OKA_3705.wav|フェイリス……。賭けに乗ってくれ wav/OKA_3706.wav|いい結果になると、信じて wav/OKA_3707.wav|もう、戻れないぞ wav/OKA_3708.wav|フェイリスが忘れてしまっても、俺は覚えている wav/OKA_3709.wav|いいぞ、フェイリス wav/OKA_3710.wav|え……!? wav/OKA_3711.wav|これは…… wav/OKA_3712.wav|萌え系ショップが……復活している…… wav/OKA_3713.wav|いきなり押しかけて、悪かったな。だが用は済んだ wav/OKA_3714.wav|ちなみに、この家の場所はお前のオヤジさんに教えてもらったのだ wav/OKA_3715.wav|……? wav/OKA_3716.wav|誰ですか、ってひどいな。たまに会うだろ wav/OKA_3717.wav|お前のオヤジさんの店の2階を借りてるだろ。忘れたのか? wav/OKA_3718.wav|いやいやいや……ちょっと待て wav/OKA_3719.wav|いや、しないから。というより、本当に俺のことを覚えていないのか? wav/OKA_3720.wav|会ったこともない、と? wav/OKA_3721.wav|……それは、悪かった。俺はお前のオヤジさんと知り合いでな wav/OKA_3722.wav|用は済んだから、もう帰るよ wav/OKA_3723.wav|メイクイーンは……あるのか wav/OKA_3724.wav|フェイリス、まゆり…… wav/OKA_3725.wav|よかった…… wav/OKA_3726.wav|……? wav/OKA_3727.wav|カレシ……? wav/OKA_3728.wav|お前はなにを言っているんだ? wav/OKA_3729.wav|それよりまゆり、ダルと紅莉栖を知らないか? wav/OKA_3730.wav|ラボはどこにある? wav/OKA_3731.wav|いて、いてて、なにをする! wav/OKA_3732.wav|ラブホじゃない、ラボだ! 勘違いするな馬鹿者! wav/OKA_3733.wav|ラボは、つまり、未来ガジェット研究所と言って…… wav/OKA_3734.wav|なあ、まゆり、知ってるだろう? 未来ガジェット研究所だ! wav/OKA_3735.wav|………… wav/OKA_3736.wav|あ、ああ、済まない…… wav/OKA_3737.wav|ダル、ここにいたのか wav/OKA_3738.wav|なに? wav/OKA_3739.wav|おいダル。いったいなにを…… wav/OKA_3740.wav|俺とお前は、初対面か? wav/OKA_3741.wav|いや、けっこう来る方だと思うが── wav/OKA_3742.wav|舐めてもいないくせになぜ分かる wav/OKA_3743.wav|俺は…… wav/OKA_3744.wav|ほ、鳳凰院凶真…… wav/OKA_3745.wav|え……お、おい、ダル……? wav/OKA_3746.wav|あ、いや…… wav/OKA_3747.wav|そう……か…… wav/OKA_3748.wav|決勝戦……? wav/OKA_3749.wav|なあ、お前は……牧瀬紅莉栖って、知っているか? wav/OKA_3750.wav|会ったことは? wav/OKA_3751.wav|いや、別に…… wav/OKA_3752.wav|お前のパパは、生きているんだな? wav/OKA_3753.wav|いや…… wav/OKA_3754.wav|で、俺とお前は、恋人同士、というのは間違いないのか? wav/OKA_3755.wav|………… wav/OKA_3756.wav|どこにも、行かせないぞ…… wav/OKA_3757.wav|連れてなんて、いかせない…… wav/OKA_3758.wav|ははは…… wav/OKA_3759.wav|なあ、フェイリス……。今の俺は、記憶喪失みたいなものだ…… wav/OKA_3760.wav|………… wav/OKA_3761.wav|………… wav/OKA_3762.wav|ああ…… wav/OKA_3763.wav|世界線を移動してきたせい、と言っても分からないだろうな wav/OKA_3764.wav|俺は言わば、時空の漂流者なんだ wav/OKA_3765.wav|俺は一言もウソは言っていない wav/OKA_3766.wav|お前なら、分かるだろう? wav/OKA_3767.wav|なあ、詳しく聞かせてくれ。俺とお前の関係については、特に詳しく wav/OKA_3768.wav|なに!? wav/OKA_3769.wav|フェイリス。頼みがある wav/OKA_3770.wav|いや、記憶のこととは違うんだが……、まゆりのことだ wav/OKA_3771.wav|あいつは、もしかすると今日の夜……午後8時ぐらいに、なんらかの形で死ぬかもしれない wav/OKA_3772.wav|だから、あいつを見ていてくれないか? wav/OKA_3773.wav|ウソはついていない wav/OKA_3774.wav|死ぬか死なないか。可能性は五分だ wav/OKA_3775.wav|お前はなにもしなくていい。見ているだけでいい。結果を俺に報告してほしい wav/OKA_3776.wav|頼めるか? wav/OKA_3777.wav|ありがとう wav/OKA_3778.wav|あ、いえ。友人と、遊びに行っているとか wav/OKA_3779.wav|分かりました wav/OKA_3780.wav|ありがとうございます wav/OKA_3781.wav|お気を付けて wav/OKA_3782.wav|フェイリス、どうして連絡をくれなかったんだ。まゆりはどうなった? wav/OKA_3783.wav|そうか…… wav/OKA_3784.wav|ああ、少し……休ませてくれ。少しだけ…… wav/OKA_3785.wav|くっ、ちょっと早いが、ターミナルカードを使って形勢逆転すべきか……。いや、だがそれこそが罠のような気も…… wav/OKA_3786.wav|待て。ちょっと待て! この程度の危機、俺の灰色の脳細胞にかかれば…… wav/OKA_3787.wav|よし。せっかくだから俺はこのウィルスチェッカーを選ぶぜ wav/OKA_3788.wav|なん……だと? wav/OKA_3789.wav|くっ。また負けた……。これで19戦19敗とは、マッドサイエンティストの名折れだ…… wav/OKA_3790.wav|まあ、ほとんどと言えばほとんどだな。少なくとも恋人になった記憶は、まったくない wav/OKA_3791.wav|………… wav/OKA_3792.wav|……っ!? wav/OKA_3793.wav|お、お前、まさか俺を襲う気か!? wav/OKA_3794.wav|落ち着け! 初めてならば、身体は思い出しようがないだろうが! wav/OKA_3795.wav|お前が言うな猫娘! wav/OKA_3796.wav|フェイリス……? wav/OKA_3797.wav|………… wav/OKA_3798.wav|だが、それは── wav/OKA_3799.wav|俺自身が、選んだことだから wav/OKA_3800.wav|ああ wav/OKA_3801.wav|それに、正直なことを言えば、俺はフェイリスがいてくれて、よかったと思ってる wav/OKA_3802.wav|俺はお前の恋人になった想い出はないが── wav/OKA_3803.wav|お前が恋人でいてくれて、よかったと思う wav/OKA_3804.wav|この世界線で、変わらず俺を知ってくれているのは、フェイリスだけだった wav/OKA_3805.wav|フェイリスが一緒にいてくれたから、なんとか冷静でいられた wav/OKA_3806.wav|これからも、一緒にいてくれると、嬉しい wav/OKA_3807.wav|記憶はきっと、取り戻せないが── wav/OKA_3808.wav|これから、もう一度、フェイリスのことを好きになっていきたい wav/OKA_3809.wav|留未穂 wav/OKA_3810.wav|ああ wav/OKA_3811.wav|俺は、ここで生きていくと決めた wav/OKA_3812.wav|それに、『ヴァイラルアタッカーズ』は、勝っても負けても面倒な相手だ wav/OKA_3813.wav|ヤツらからお前を守らないとな wav/OKA_3814.wav|ああ。一緒だ wav/OKA_3815.wav|ケータイなら、ここに wav/OKA_3816.wav|………… wav/OKA_3817.wav|………… wav/OKA_3818.wav|……済まない wav/OKA_3819.wav|済まない wav/OKA_3820.wav|済まない…… wav/OKA_3821.wav|復活している…… wav/OKA_3822.wav|ルカ子、お前の父上に聞いてくれ。IBN5100という古いパソコンが、ここに奉納されているはずなんだ wav/OKA_3823.wav|この神社に、10年ほど前に古いパソコンが奉納されたはずなんですが、ご存じですか? wav/OKA_3824.wav|本当ですか!? wav/OKA_3825.wav|ぜひ見せてもらいたいのですが! wav/OKA_3826.wav|………… wav/OKA_3827.wav|俺が怖いか、ルカ子 wav/OKA_3828.wav|気持ちは分かる。なにしろ俺は、その……お前の、ええと、大事なところを触ってしまったというかなんというか…… wav/OKA_3829.wav|悪かった wav/OKA_3830.wav|ところで、お前もIBN5100のことは知っているのか? wav/OKA_3831.wav|だが、以前電話したとき、知っているような素振りをみせなかったか? wav/OKA_3832.wav|まゆりの作ったコスは……結局、着ないのか? wav/OKA_3833.wav|恥ずかしいから? wav/OKA_3834.wav|見つかりましたか? wav/OKA_3835.wav|見つからない、とは? wav/OKA_3836.wav|……確認させてください。ここへPCを奉納していったのは、秋葉留未穂さんで間違いありませんか? wav/OKA_3837.wav|……ええ。友達です wav/OKA_3838.wav|ルカ子、どうなんだ? wav/OKA_3839.wav|最後の“ン”は、なんの真似だ? wav/OKA_3840.wav|おいしくはないだろ wav/OKA_3841.wav|ダルは? wav/OKA_3842.wav|メイクイーン…… wav/OKA_3843.wav|フェイリスの言っていたバイトってメイクイーンのことか…… wav/OKA_3844.wav|まゆりは? まゆりもそこでバイトしているよな? wav/OKA_3845.wav|ふうっ…… wav/OKA_3846.wav|もしもし? ダルか? wav/OKA_3847.wav|おい、どうした! ダル!? wav/OKA_3848.wav|お前たちには……まゆりは、殺させない……! wav/OKA_3849.wav|ふうっ…… wav/OKA_3850.wav|実は今、難問に直面している。かなりデリケートな問題だ wav/OKA_3851.wav|というわけで助手のことを見込んで、相談したい。女子だけに wav/OKA_3852.wav|だが事実だ。事実だった wav/OKA_3853.wav|………… wav/OKA_3855.wav|待て待て。突っ走るな。俺は一言もルカ子の見た目がいかにも男だったとは言っていない wav/OKA_3856.wav|むしろ見た目はあのままだったのだ。男だったときから中性的というか、女性ホルモン分泌過多としか思えなかった wav/OKA_3857.wav|そうでなければまゆりは助からない wav/OKA_3858.wav|無論だ。ルカ子には男に戻ってもらう wav/OKA_3859.wav|そこでなるべく傷付けないようにするにはどうしようと、こうして相談している wav/OKA_3860.wav|……自分のこれまでの&rs迂闊&rtうかつ&reな行動を呪いたい気分だ wav/OKA_3861.wav|Dメールをいろんな人間に使わせるべきではなかった wav/OKA_3862.wav|どういうことだ? wav/OKA_3863.wav|ルカ子を装って18年前のルカ子の母親へとメールを送れ、ということか wav/OKA_3864.wav|だが、問題が1つある wav/OKA_3865.wav|俺は、ルカ子の母親のポケベル番号を知らない wav/OKA_3866.wav|そのときは、こんなことになるとは思わなかったのだ! wav/OKA_3867.wav|警戒される気がする…… wav/OKA_3868.wav|だが、単刀直入にありのままを話すべきなのかもしれん。下手に小細工を弄するより、真実を告げる方がまだ誠意がある……ように見える wav/OKA_3869.wav|俺は、ルカ子の“痛み”も背負う。そうしなければならないのだ wav/OKA_3870.wav|最終的にDメールを取り消したとき、ルカ子が女だったことは“なかったこと”になる wav/OKA_3871.wav|故に、俺が背負わなければならない wav/OKA_3872.wav|そう、だな…… wav/OKA_3873.wav|いや、そのことはいい wav/OKA_3874.wav|そ、その…… wav/OKA_3875.wav|ルカ子よ! wav/OKA_3876.wav|落ち着いて聞いてくれ。実は、お前は、本当は…… wav/OKA_3877.wav|男だったのだ wav/OKA_3878.wav|聞くんだ! お前が男に戻ってくれなければ……まゆりの命が、ないんだ wav/OKA_3879.wav|いきなりこんなことを言われて困惑するのもわかる。だが、すべて真実だ。俺は、何度もあいつの死の場面を見てきた wav/OKA_3880.wav|お前には、こんな勝手なお願いをして済まないと思っている。だが頼む……。まゆりを助けるために……男に、戻ってほしい…… wav/OKA_3881.wav|恥じることなどあるものか。むしろ俺にとっては、お前が女である方が違和感がある wav/OKA_3882.wav|なに? なんて言った? wav/OKA_3883.wav|ルカ子! 待てッ! wav/OKA_3884.wav|………… wav/OKA_3885.wav|お前はなにを言っているんだ wav/OKA_3886.wav|フラグとは死亡フラグのことか? wav/OKA_3887.wav|な……! wav/OKA_3888.wav|ち、ちなみに、ルカ子はいつから恋愛フラグびんびんだったと思う? wav/OKA_3889.wav|だって、よく考えてみろ。あいつは1週間ほど前まで、男だったんだぞ? その時点から、好きだったのだとしたら…… wav/OKA_3890.wav|前の世界線とは変化があった wav/OKA_3891.wav|ルカ子の父親の話では、IBN5100は少なくとも以前は柳林神社に存在していた、ということだ wav/OKA_3892.wav|鈴羽がフェイリスの父親に託し、彼の死後にフェイリスが柳林神社に奉納した…… wav/OKA_3893.wav|その流れは、俺がIBN5100を手に入れた世界線と同じなのだ wav/OKA_3894.wav|なぜそう思う? wav/OKA_3895.wav|鈴羽が言っていたが、タイムリープによって本来と異なる行動を取った場合、&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reは変わるとしても0.000001%だと言っていた wav/OKA_3896.wav|だがフェイリスのDメールを否定したときは、0.05%の変動があった wav/OKA_3897.wav|2010年はアトラクタフィールドが大きく分岐する年であり、その鍵は俺とIBN5100が握っていると wav/OKA_3898.wav|Dメールの中には、俺の“リーディング・シュタイナー”が発動しないものもあった wav/OKA_3900.wav|桐生……萌郁か wav/OKA_3901.wav|で、ルカ子の件はどうすればいい? wav/OKA_3902.wav|………… wav/OKA_3903.wav|別にいない wav/OKA_3904.wav|なぜ聞く? wav/OKA_3905.wav|なぜ怒る。あと顔が赤くなってないか? wav/OKA_3906.wav|……マジで? wav/OKA_3907.wav|まゆりが死ぬのは2日後だ。のんびり恋愛ごっこをしている暇はない wav/OKA_3908.wav|……マジで? wav/OKA_3909.wav|まゆりが死ぬのは2日後だ。のんびり解きほぐしている暇はない wav/OKA_3910.wav|………… wav/OKA_3911.wav|いや。あらゆる手段を講じるのは必要なことだ wav/OKA_3912.wav|だがそれは、できればやりたくない wav/OKA_3913.wav|早いな。まだ8時だぞ。今日はなにかあるのか? wav/OKA_3914.wav|なんの話だ? wav/OKA_3915.wav|な、なぜそれを…… wav/OKA_3916.wav|むう…… wav/OKA_3917.wav|ま、まゆりには関係ないことだ。これは対“機関”にかかわる、重大な機密事項であり── wav/OKA_3918.wav|………… wav/OKA_3919.wav|………… wav/OKA_3920.wav|………… wav/OKA_3921.wav|ククク……ククククク、フゥーハハハハ! wav/OKA_3922.wav|やれやれだな、まゆりよ。この俺が悩みだと? バカも休み休み言え wav/OKA_3923.wav|この俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だぞ? この俺に悩みなどない! wav/OKA_3924.wav|あるのはただ……混沌への渇望と野心のみだ! フゥーハハハハ! wav/OKA_3925.wav|よし…… wav/OKA_3926.wav|これからルカ子のところに行ってくる wav/OKA_3927.wav|いや、お前についてこられると、色々面倒になる wav/OKA_3928.wav|だから留守番を頼む wav/OKA_3929.wav|……ごほん wav/OKA_3930.wav|まゆりに、なにを話した? wav/OKA_3931.wav|どこまで話したのか、という意味だ wav/OKA_3932.wav|まだ冗談だと思っているのか? wav/OKA_3933.wav|ええと、大事な話、というのは、ニャンだしょうかニャ? wav/OKA_3934.wav|う、うん? wav/OKA_3935.wav|うむ…… wav/OKA_3936.wav|うん wav/OKA_3937.wav|そ、そうか! wav/OKA_3938.wav|……ん? よく聞こえなかったんだが、もう一度頼む wav/OKA_3939.wav|はっきりと言ってほしい。俺にできることなら、なんでもするから wav/OKA_3940.wav|なんだって? wav/OKA_3941.wav|な、なぜだ……? wav/OKA_3942.wav|………… wav/OKA_3943.wav|………… wav/OKA_3944.wav|か、考えさせてくれ! 2分、いや、5分だけ時間をくれぃ! wav/OKA_3945.wav|そ、そうだな。ジューシーからあげナンバーワンをレンジでチンしてDメールはつまりABCと…… wav/OKA_3946.wav|すなわち電子レンジは&cTIPSC;薔薇十字団&cMESC;の思想を受け継ぐ“騎士たち”の&cTIPSC;錬金術&cMESC;が生み出したものでありチンと鳴る音こそが洗脳装置で実はチンとなる意味などまったくなく…… wav/OKA_3947.wav|す、少しばかり、戦略的撤退を計る wav/OKA_3948.wav|お前を天才脳科学者と見込んで、話がある wav/OKA_3949.wav|柳林神社まで一緒に来てほしい wav/OKA_3950.wav|こ、この俺がデートなどという軟弱なものをするわけがないだろうっ。ましてやその相手が助手とか、冗談もほどほどにしてくれ wav/OKA_3951.wav|つ、つまり、男の脳と女の脳の違いについてだ wav/OKA_3952.wav|お前はどこの変態オヤジか! wav/OKA_3953.wav|なによ、ではない! なんのためにここに来たのだ! ルカ子を怯えさせてどうする! wav/OKA_3954.wav|帰れ、この実験大好きっ&rs娘&rtこ&reが! wav/OKA_3955.wav|つ、つまりだな、ええと…… wav/OKA_3956.wav|お、お前は、本当は男なんだ wav/OKA_3957.wav|……これから会いに行ってくるから、案ずるな wav/OKA_3958.wav|クリスティーナ! クリスティーナ! wav/OKA_3959.wav|クリスティーナ! 起きて来てくれ! wav/OKA_3960.wav|これから柳林神社に行く。お前もついてきてくれ wav/OKA_3961.wav|“オペレーション・クリスティーナ II”だ wav/OKA_3962.wav|………… wav/OKA_3963.wav|………… wav/OKA_3964.wav|………… wav/OKA_3965.wav|………… wav/OKA_3966.wav|す、済まん。ちょ、ちょっとだけ待ってくれ wav/OKA_3967.wav|お前、人の気も知らずに。なにがリア充だ wav/OKA_3968.wav|今のルカ子の話、聞いていたか? wav/OKA_3969.wav|聞いてなかったのか! wav/OKA_3970.wav|告白。15日まで。そしたら男に戻る wav/OKA_3971.wav|だ、だけど、相手はルカ子だぞ! wav/OKA_3972.wav|しかしおと── wav/OKA_3973.wav|ぐっ…… wav/OKA_3974.wav|あっ、待っ── wav/OKA_3975.wav|む、むうう……あいつ、なんのために連れてきたと…… wav/OKA_3976.wav|ん? あ、ああ…… wav/OKA_3977.wav|ど、どこがだ…… wav/OKA_3978.wav|……いいだろう wav/OKA_3979.wav|お前と、付き合おう。15日の夕方までだが wav/OKA_3980.wav|な、なぜ泣く!? wav/OKA_3981.wav|……っ wav/OKA_3982.wav|な、なんだ!? wav/OKA_3983.wav|なん……だと……? wav/OKA_3984.wav|行くのは問題ないが、どこへ行く? wav/OKA_3985.wav|……じゃあ、プランは明日までに考えておく wav/OKA_3986.wav|お前、見ていたのか!? wav/OKA_3987.wav|……明日、デートだそうだ wav/OKA_3988.wav|くっ…… wav/OKA_3989.wav|なにをする!? wav/OKA_3990.wav|……助手よ、お前に一言、言っておく wav/OKA_3991.wav|アイザック・ニュートンと同じくIQ170に生まれついたこの俺、鳳凰院凶真は、狂気のマッドサイエンティストである wav/OKA_3992.wav|当然、マッドサイエンティストである以上、興味があるのは女よりも研究であり、世界を影で操る支配構造の破壊、混沌の創造であり── wav/OKA_3993.wav|………… wav/OKA_3994.wav|おのれ……この助手風情がぁ……! よくもずけずけと真実を突いてくれたな……! 許さない、絶対にだ! wav/OKA_3995.wav|だいたい、そういうお前はどうなのだ!? 俺に講義を垂れるほどにデート経験は豊富なのか? wav/OKA_3996.wav|それ見ろ! お前だって勉強や研究に明け暮れて、そういった経験はゼロなのだろう!? 遠いアメリカの地で寂しい青春時代を送ってきたのだろう!? ええ!? wav/OKA_3997.wav|………… wav/OKA_3998.wav|アキバの中心でヴァージンと叫ぶ18歳天才少女……か wav/OKA_3999.wav|ええい! デートマニュアル本を音読しているだけの分際で、上から目線はやめろこのメリケン処女めが! wav/OKA_4000.wav|お前以外に誰がいる wav/OKA_4001.wav|それは格言じゃないだろ。というか低レベルな争いにおいて勝ち誇るな wav/OKA_4002.wav|俺は世話係ではない wav/OKA_4003.wav|ファミレスがボーダーライン…… wav/OKA_4004.wav|15分前到着…… wav/OKA_4005.wav|なるほど、意外と地味なんだな wav/OKA_4006.wav|俺はてっきり、初デートと言うぐらいだから夕焼けのキレイなリゾート風海岸へ行き、そこでファーストキスを交わさなければならないのかと── wav/OKA_4007.wav|お前もな wav/OKA_4008.wav|……それはない wav/OKA_4009.wav|お前のレクチャーではなく、マニュアル本のレクチャーだろ wav/OKA_4010.wav|なぜそこでまゆりが出てくるのだ wav/OKA_4011.wav|いや、こいつは助手だ wav/OKA_4012.wav|なにをバカな wav/OKA_4013.wav|街をブラブラするぞ──しよう wav/OKA_4014.wav|なんだ? wav/OKA_4016.wav|──ああ wav/OKA_4017.wav|そこのカメラ小僧ども! wav/OKA_4018.wav|フッ、この俺を知らないだと? 俺の名は鳳凰院凶真。神が地上に具現せし灰色の脳細胞の持ち主にして、世界に混沌をもたらす狂気のマッドサイエンティストだ。フゥーハハハ! wav/OKA_4019.wav|それぐらいでやめておけ。その巫女が嫌がっているだろう wav/OKA_4020.wav|DQNはお前たちだろう。か弱い女子に男2人でまとわりつき、あまつさえ変態写真を撮りたいと懇願するとは、オタクのプライドすら捨てたか wav/OKA_4021.wav|聖なる巫女を怯えさせるカメラ小僧は、カメラ小僧などではない! それは単なる変質者だ! お前たちに聖地アキバを歩く資格はないと知れ! wav/OKA_4022.wav|ん? あ、いや wav/OKA_4023.wav|……お前、名前は? wav/OKA_4024.wav|なぜ、俺に謝った? wav/OKA_4025.wav|そんなことはどうでもいい wav/OKA_4026.wav|お前が男だろうが女だろうが関係ない。だがその&rs僻&rtひが&reんだ根性、気に入らないな wav/OKA_4027.wav|ついてこい! お前に、いいものをやる! そのアイテムさえあれば、お前は勇気を得るだろう。お前の中に眠る真の力の存在にも、気付くはずだ wav/OKA_4028.wav|どうした? 力が……欲しくないのか? wav/OKA_4029.wav|そうだ……。俺は、お前に力を与えることができる。さあ、求めろ。欲しろ。力を。カメラ小僧にも負けない、お前だけの力を求めるのだ……! wav/OKA_4030.wav|あ、いや…… wav/OKA_4031.wav|………… wav/OKA_4032.wav|そ、そうか……? wav/OKA_4033.wav|な、なんだ? wav/OKA_4034.wav|あ……えっ? wav/OKA_4035.wav|ど、どうも…… wav/OKA_4036.wav|ダメなんてことはない。うん。本当に wav/OKA_4037.wav|まあ、なんとか……ステージクリアした、かも wav/OKA_4038.wav|断る wav/OKA_4039.wav|正直なところ、デートの面白さがさっぱり理解できない wav/OKA_4040.wav|だって、考えてみろ。相手にひたすら気を遣い、気まずい中で2人で歩き回って、食事をして、帰る wav/OKA_4041.wav|どうだ? 面白い要素があるか? wav/OKA_4042.wav|お前は実にバカだな wav/OKA_4043.wav|エロゲーのやりすぎだ wav/OKA_4044.wav|いつからって、それは…… wav/OKA_4045.wav|………… wav/OKA_4046.wav|……そうだ、そうだよ。変だ wav/OKA_4047.wav|ああ、うん wav/OKA_4048.wav|それより、ルカ子 wav/OKA_4049.wav|お前には、男だった頃の記憶が残っていないか? wav/OKA_4050.wav|本当に? wav/OKA_4051.wav|………… wav/OKA_4052.wav|ダルは? wav/OKA_4053.wav|……ルカ子、見たいものはあるか? wav/OKA_4054.wav|俺は別に、それほど興味があるわけじゃない wav/OKA_4055.wav|………… wav/OKA_4056.wav|却下だな wav/OKA_4057.wav|………… wav/OKA_4058.wav|………… wav/OKA_4059.wav|ルカ子…… wav/OKA_4060.wav|え……? wav/OKA_4061.wav|………… wav/OKA_4062.wav|………… wav/OKA_4063.wav|ついてこい! wav/OKA_4064.wav|コミマに行くのは中止だ wav/OKA_4065.wav|俺は……好きにやらせてもらう! wav/OKA_4066.wav|………… wav/OKA_4067.wav|フン。なにを勘違いしている wav/OKA_4068.wav|俺たちの恋人関係は、まだ終了してないぜ wav/OKA_4069.wav|さっき言っただろう。俺の好きにさせてもらう、と wav/OKA_4070.wav|さあ、我が弟子よ! wav/OKA_4071.wav|今すぐ妖刀・&rs五月雨&rtさみだれ&reを持ってくるのだ! wav/OKA_4072.wav|なんです、だと? 決まっているだろう。&rs清心斬魔&rtせいしんざんま&re流の修行だ! wav/OKA_4073.wav|この2ヶ月近く、俺たち2人でやって来た修行、忘れたのか? wav/OKA_4074.wav|凶真だ wav/OKA_4075.wav|我が名を忘れたのか、ルカ子 wav/OKA_4076.wav|俺は、狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だっ! wav/OKA_4077.wav|男だとか女だとか、そういうところで俺は混乱して、ルカ子との距離をうまくつかめずにいた wav/OKA_4078.wav|だがな、俺とルカ子の関係は、初めから決まっていたんだ。そのことに、ようやく気付いたのだ wav/OKA_4079.wav|俺は男で。お前は女で。俺たちは今日までのかりそめの恋人── wav/OKA_4080.wav|そんなことはどうでもいい wav/OKA_4081.wav|俺は俺であり。ルカ子はルカ子であり── wav/OKA_4082.wav|ルカ子は、俺の弟子だ wav/OKA_4083.wav|よく言った! さあルカ子よ、五月雨を持ってくるのだ wav/OKA_4084.wav|どこにも行かないさ。だから早く行くんだ wav/OKA_4085.wav|よし、今日はここまで wav/OKA_4086.wav|謙遜しなくていい。今日、お前は&rs清心斬魔&rtせいしんざんま&re流奥義のひとつ、『&rs参拾弐&rtさんじゅうに&re式・&rs桜暴&rtさくらんぼ&re』を会得した wav/OKA_4087.wav|だが、過信はするな。お前はまだまだ弱いんだからな wav/OKA_4088.wav|ここ何日か、俺の意識はマニュアルという恐ろしき封印術式により不安定な状態だったのだ wav/OKA_4089.wav|だがもう完全復活した。心配かけたな wav/OKA_4090.wav|ん? ああ…… wav/OKA_4091.wav|………… wav/OKA_4092.wav|儚い…… wav/OKA_4093.wav|とにかく、覚えているんだな? wav/OKA_4094.wav|フゥーハハハ! 気にするな。この俺、鳳凰院凶真を欺いたのだから大したものだ wav/OKA_4095.wav|……!? wav/OKA_4096.wav|IBN5100のことか!? wav/OKA_4097.wav|それが事実なら、ルカ子、お前は……男に戻らなくても済むかもしれない…… wav/OKA_4098.wav|え……なんで…… wav/OKA_4099.wav|ここに……IBN5100が? wav/OKA_4100.wav|こ、壊した……? wav/OKA_4101.wav|よくここまで持ってこられたな。あれは、尋常じゃない重さだぞ wav/OKA_4102.wav|バカだな。そんなことでお前を嫌うわけがないだろう。なにしろお前は、俺の弟子なのだからな wav/OKA_4103.wav|1年半放置か……。だとしたら絶望的だな wav/OKA_4104.wav|確定だな wav/OKA_4105.wav|お前が責任を感じなくてもいい wav/OKA_4106.wav|俺が、安易に世界を歪ませたのが一番の元凶なんだからな wav/OKA_4107.wav|奇妙、とは? wav/OKA_4108.wav|ああ wav/OKA_4109.wav|俺は、お前に……恋人らしいことはなにもしてやれなかったな wav/OKA_4110.wav|ああ。そうだった wav/OKA_4111.wav|ルカ子…… wav/OKA_4112.wav|コングルゥだ wav/OKA_4113.wav|クリスティーナ……今から言う番号を、電話レンジ(仮)に入力してくれ wav/OKA_4114.wav|いいから、頼む……。これから、Dメールを送る wav/OKA_4115.wav|番号は…… wav/OKA_4116.wav|ルカ子…… wav/OKA_4117.wav|お前が男に戻っても……。俺にとって、ルカ子はルカ子だ。それは変わらない wav/OKA_4118.wav|………… wav/OKA_4119.wav|だが…… wav/OKA_4120.wav|……ああ wav/OKA_4121.wav|……ああ wav/OKA_4122.wav|……ああ wav/OKA_4123.wav|ダメだっ、できない── wav/OKA_4124.wav|もう、イヤなんだ……。誰かの想い出を、犠牲にするのは…… wav/OKA_4125.wav|俺には、そんな権利……ないんだ…… wav/OKA_4126.wav|ルカ子…… wav/OKA_4127.wav|いや。寝ていたわけじゃない wav/OKA_4128.wav|まゆりは、ずいぶん早いな…… wav/OKA_4129.wav|これから……コミマに行くのか? wav/OKA_4130.wav|そうか…… wav/OKA_4131.wav|………… wav/OKA_4132.wav|ルカ子に、メールしたのか? wav/OKA_4133.wav|………… wav/OKA_4134.wav|……悲しい? wav/OKA_4135.wav|お前は今日、ずっとコミマ会場にいるのか? wav/OKA_4136.wav|ルカ子を、連れていってもいいか? wav/OKA_4137.wav|ルカ子にコスプレをしてもらう件は、どうなった? wav/OKA_4138.wav|どうだろうな wav/OKA_4139.wav|ああ wav/OKA_4140.wav|そういうことになる wav/OKA_4142.wav|……問題ない。世界を支配する“機関”といかに対決するかについて、少し想いを馳せていただけだ wav/OKA_4143.wav|昼間、有明で会おう wav/OKA_4144.wav|まゆり…… wav/OKA_4145.wav|済まない wav/OKA_4146.wav|来ていない wav/OKA_4147.wav|いや…… wav/OKA_4148.wav|ク、ククク、フゥーハハハ! 案ずるなまゆり! 俺とルカ子はいたって順調! wav/OKA_4149.wav|あの秋葉原の&rs防人&rtさきもり&reたる巫女とは、強い&rs縁&rtえにし&reで結ばれているのだ。そう、俺とルカ子は、離れたくも離れられない運命なのだよ! wav/OKA_4150.wav|そして今日、この俺のIQ170を誇る灰色の脳細胞をもって、ルカ子に笑顔を蘇らせた wav/OKA_4151.wav|あいつは言った。俺と一緒に修行ができて楽しかった、とな! wav/OKA_4152.wav|あ、ああ。別れない wav/OKA_4153.wav|まゆりは、明日も参加するのか? wav/OKA_4154.wav|………… wav/OKA_4155.wav|別に置いていってもいいんだがな wav/OKA_4156.wav|………… wav/OKA_4157.wav|別に、まゆりの好きにしたらいい。ルカ子は俺のものじゃないんだから wav/OKA_4158.wav|………… wav/OKA_4159.wav|星は、見えるか? wav/OKA_4160.wav|なあ、まゆり── wav/OKA_4161.wav|いや wav/OKA_4162.wav|………… wav/OKA_4163.wav|……死んだんだ wav/OKA_4164.wav|ダル wav/OKA_4165.wav|まゆりは、死んだ wav/OKA_4166.wav|救急車を呼ぼう wav/OKA_4167.wav|……分かってる wav/OKA_4168.wav|俺は……見殺しにした wav/OKA_4169.wav|俺は、まゆりを助けられなかった wav/OKA_4170.wav|いや違う。救わなかった wav/OKA_4171.wav|見捨てたんだ。俺は。まゆりを wav/OKA_4172.wav|………… wav/OKA_4173.wav|………… wav/OKA_4174.wav|………… wav/OKA_4175.wav|……IBN5100は、取り戻さなかった wav/OKA_4176.wav|……ルカ子を男に戻すことは、俺にはできなかった wav/OKA_4177.wav|だから、運命を受け入れた…… wav/OKA_4178.wav|まゆりを、見殺しにした…… wav/OKA_4179.wav|責めろよ。まゆりを殺した俺に、怒れよ…… wav/OKA_4180.wav|……なんでそんなに、物分かりがいいんだ wav/OKA_4181.wav|共犯者…… wav/OKA_4182.wav|ありがとう、紅莉栖 wav/OKA_4183.wav|お前と話せて、よかった wav/OKA_4184.wav|ルカ子…… wav/OKA_4185.wav|………… wav/OKA_4186.wav|そんなことはない wav/OKA_4187.wav|……無理だ wav/OKA_4188.wav|無理なんだ wav/OKA_4189.wav|方法は、ない wav/OKA_4190.wav|残酷なことかもしれないが、俺たちはまゆりの死を受け入れて、それでも生きていくしかないんだよ wav/OKA_4191.wav|……とにかく、方法はないんだ wav/OKA_4192.wav|ルカ子! wav/OKA_4193.wav|俺が……そう簡単に諦めたと思うか? wav/OKA_4194.wav|あいつは俺にとっても大事な幼なじみだったんだ……。諦められるわけがないだろう…… wav/OKA_4195.wav|考えたさ。死ぬほど考えて、もがいて、もがいて、どんな手を使ってでも助けようとしたさ……! 時間だって、いったい何度遡ったと思ってるんだ……! wav/OKA_4196.wav|だが無理だった……。世界はあいつの死を望んだ。俺がどれだけそれを回避しようとしても、そんな俺をあざ笑うかのように世界はまゆりを奪っていった…… wav/OKA_4197.wav|まゆりを助けるために、他の人間の想いだって犠牲にした。傷付けてでも、まゆりを助けるために俺はやってきた wav/OKA_4198.wav|だが、それも限界だ…… wav/OKA_4199.wav|もう、無理なんだ…… wav/OKA_4200.wav|………… wav/OKA_4201.wav|それはダメだ wav/OKA_4202.wav|俺は、お前を男には戻さない wav/OKA_4203.wav|俺が、それを選んだんだ。もうこれ以上、俺のエゴのために誰かを傷付けることはできない wav/OKA_4204.wav|それに、元の世界線に戻ったところで、まゆりの死を回避できるかどうかは絶対じゃないんだ wav/OKA_4205.wav|俺は……その低い確率のために、誰かの想いを……お前の想いを、犠牲にはできない wav/OKA_4206.wav|だから、もういいんだ wav/OKA_4207.wav|お前は、なにも負い目に感じることはない。すべては、俺の選択だ wav/OKA_4208.wav|まゆりを殺したのは、俺なんだ。だから、罪は俺がすべてかぶる wav/OKA_4209.wav|それに、お前にも幸せになってほしいって、思っている wav/OKA_4210.wav|お前のせいじゃない。何度も言わせないでくれ。今は悲しいかもしれないが…… wav/OKA_4211.wav|お前には、まゆりの分まで、前を見て生きていってほしいんだ wav/OKA_4212.wav|一緒に……背負う? なにを馬鹿な wav/OKA_4213.wav|俺は、因果の輪から外れた人間だし、まゆりを見殺しにする選択をした人間で── wav/OKA_4214.wav|ああ、分かったよ…… wav/OKA_4215.wav|一緒に、背負ってくれ…… wav/OKA_4216.wav|一緒に、この想いを忘れずに……生きていこう…… wav/OKA_4217.wav|もちろんだ wav/OKA_4218.wav|やり残したこと? wav/OKA_4219.wav|戻るって、お前が……!? wav/OKA_4220.wav|本気なのか? wav/OKA_4221.wav|危険すぎる。あれは、俺以外には使わせられない…… wav/OKA_4222.wav|だがお前は、ああいう場所に来るオタクのことが苦手だったはずだ wav/OKA_4223.wav|跳び先は、いつに? wav/OKA_4224.wav|無事に跳んだら、俺に連絡を取るんだ。そうしたらきっと俺は、お前をまゆりのところに連れていってやる wav/OKA_4225.wav|心配するな。脳が、少し痛むぐらいだがすぐおさまる wav/OKA_4226.wav|向こうに着いても、決して取り乱すなよ。落ち着いて状況を理解するんだ wav/OKA_4227.wav|大丈夫。俺がついている wav/OKA_4228.wav|ああ。待っているぞ wav/OKA_4229.wav|……ここは wav/OKA_4230.wav|写真? wav/OKA_4231.wav|お前が過去へ跳んで、その直後に俺はここに立っている wav/OKA_4232.wav|コミマには、行ってきたのか? wav/OKA_4233.wav|俺もお前も、はしゃぎすぎだよな…… wav/OKA_4234.wav|なあ、ルカ子 wav/OKA_4235.wav|お前は── wav/OKA_4236.wav|男、だよな? wav/OKA_4237.wav|お前は、俺のこと……好きか? wav/OKA_4238.wav|……好きか? wav/OKA_4239.wav|ありがとう。お前には、これからもずっと、俺の弟子でいてほしい……。それでいいか? wav/OKA_4240.wav|ルカ子、お前は去年、この神社の倉庫で古いパソコンを壊した覚えがあるか? wav/OKA_4241.wav|父上に会わせてくれ wav/OKA_4242.wav|持ち去った……? wav/OKA_4243.wav|倉庫にないと、意味がないんだ…… wav/OKA_4244.wav|その言葉、使い方が間違っているぞ wav/OKA_4245.wav|俺はパスだが、助手が行きたいそうだ wav/OKA_4246.wav|さっきまで、興味津々な様子でまゆりのコスプレ話を聞いていたではないか wav/OKA_4247.wav|俺にはこのアキバで、やらなければならないことがある wav/OKA_4248.wav|………… wav/OKA_4249.wav|クリスティーナ。話がある wav/OKA_4250.wav|む? また、とはどういう意味だ? wav/OKA_4251.wav|タイムリープマシンについての協議をしているだけだ。おそらくまゆりが参加しても、ちんぷんかんぷんだと思うぞ wav/OKA_4252.wav|そしてこれからクリスティーナに話そうとしているのは、いかにしてこいつをコミマへ行かせるかという内容だ。まゆりよ、期待して待っていろ! フゥーハハハ! wav/OKA_4253.wav|というわけで、クリスティーナ wav/OKA_4254.wav|お前、さっき“また”と言ったな。ここでこうして1対1での相談を何度もしている、ということで間違いないか? wav/OKA_4255.wav|真面目に答えろ wav/OKA_4256.wav|頼む。答えてくれ wav/OKA_4257.wav|俺がタイムリープしていることについては? wav/OKA_4258.wav|かれこれ10回以上だ wav/OKA_4259.wav|助手に励まされるとは、屈辱だな wav/OKA_4260.wav|同情などいらない。すべては、俺の軽率な行動が起こしたことだ。自業自得なんだ wav/OKA_4261.wav|って、助手にこの話をするのはかれこれ4回目か5回目くらいだが、毎回こうやって自虐的になるな…… wav/OKA_4262.wav|俺の心配より、まゆりの心配をしてくれ wav/OKA_4263.wav|おそらくまゆりは明日、死ぬ。どんな死に方かは分からない wav/OKA_4264.wav|……お前には悪いと思うが、明日、まゆりの死を見届けてほしい wav/OKA_4265.wav|死は回避できない。抵抗は無駄だ。お前は見届けて、俺に連絡するだけでいい wav/OKA_4266.wav|お前からの連絡が来たら、タイムリープする wav/OKA_4267.wav|大丈夫じゃない。まゆりを助けるためにはまだ── wav/OKA_4268.wav|俺がどうしたって? wav/OKA_4269.wav|言っただろう、俺の心配よりまゆりの心配をしろと wav/OKA_4270.wav|俺は明日、桐生萌郁を捜す wav/OKA_4271.wav|できれば、まゆりに痛い思いをさせたくないがな…… wav/OKA_4272.wav|……この世界線において、いつがデッドラインなのか。それを見極めておかないと計画をうまく立てられないだろう wav/OKA_4273.wav|気持ちは分かるが、頼めるのはお前しかいない wav/OKA_4274.wav|……なにしろお前は、俺の助手だからな wav/OKA_4275.wav|いない……? wav/OKA_4276.wav|すいません、あそこの部屋の人は、引っ越したんですか? wav/OKA_4277.wav|じゃあ……? wav/OKA_4278.wav|……知り合いです wav/OKA_4279.wav|なにが起きたんですか? wav/OKA_4280.wav|え……? wav/OKA_4281.wav|それは、いつ!? wav/OKA_4282.wav|……そんな wav/OKA_4283.wav|………… wav/OKA_4284.wav|タイムリープだ…… wav/OKA_4285.wav|放電現象……!? wav/OKA_4286.wav|………… wav/OKA_4287.wav|結局、なにも分からないということか…… wav/OKA_4288.wav|──っ! wav/OKA_4289.wav|もしもし! wav/OKA_4290.wav|……済まなかった。辛い役目を、押しつけて wav/OKA_4291.wav|出かけてくる wav/OKA_4292.wav|……桐生萌郁 wav/OKA_4293.wav|起きているか? wav/OKA_4294.wav|FB……? wav/OKA_4295.wav|おい、聞こえるか? おい! wav/OKA_4296.wav|桐生萌郁! おい! 俺だ! 岡部だ! wav/OKA_4297.wav|お前…… wav/OKA_4302.wav|……FB、とか言うヤツからか? wav/OKA_4305.wav|……くっ。うるさいな wav/OKA_4306.wav|もしもし wav/OKA_4307.wav|もしもし wav/OKA_4308.wav|……悪いが取り込み中だ wav/OKA_4309.wav|お前の発想は実にスイーツ(笑)だな wav/OKA_4310.wav|ダルに頼んでくれ。今日はそれどころじゃない wav/OKA_4311.wav|桐生萌郁のアパートにいる wav/OKA_4312.wav|過激だな。ハリウッド映画の見すぎか? wav/OKA_4313.wav|今、お前の人格を疑った wav/OKA_4314.wav|だが、偽善ぶらないところは好きだぞ、クリスティーナ wav/OKA_4315.wav|事実を言ったまでだ。俺なんかよりもよっぽど潔い wav/OKA_4316.wav|で、意図を聞かせてくれ。殺すこともやむなしと考える理由が、お前の中にある。そうだろう? だからそういう結論に達したはずだ wav/OKA_4317.wav|死が決まっているから殺しても構わない、か。まるで殺人犯ばりの論旨展開だな wav/OKA_4318.wav|……だが法律はどうする? 世界がそれを許しても、社会は許さない wav/OKA_4319.wav|把握した wav/OKA_4320.wav|問題ない。実にマッドサイエンティスト的な意見だった wav/OKA_4321.wav|お前は司令官かよ wav/OKA_4322.wav|ごふっ……! wav/OKA_4323.wav|やっと、俺を見たな……! wav/OKA_4324.wav|ケータイを、よこせ……! wav/OKA_4325.wav|でないと、殺す……! wav/OKA_4326.wav|渡さないと、殺すぞ……! wav/OKA_4329.wav|少しばかり修羅場中でな wav/OKA_4330.wav|まゆりは? wav/OKA_4331.wav|話してないだろうな? wav/OKA_4332.wav|だったらいい。まだ切るなよ wav/OKA_4333.wav|………… wav/OKA_4334.wav|…………………… wav/OKA_4335.wav|……? wav/OKA_4336.wav|な……んで? なんでだよ? wav/OKA_4337.wav|どうだ!? wav/OKA_4338.wav|送った。ちゃんと動作したのか!? wav/OKA_4339.wav|正常に動作したんだな? wav/OKA_4340.wav|世界線が変わらない wav/OKA_4341.wav|メールの文面では、機種変をやめようとする萌郁を説得できなかったか…… wav/OKA_4343.wav|7月31日。それは間違いない wav/OKA_4344.wav|くっ、めんどくさいな……! wav/OKA_4345.wav|助かる。そっちの様子は? ミスターブラウンが乗り込んできてないか? wav/OKA_4346.wav|聞こえるか wav/OKA_4348.wav|………… wav/OKA_4349.wav|なにも……変わっていない……だと? wav/OKA_4350.wav|あの女……まさか…… wav/OKA_4351.wav|ふざけた真似を……! wav/OKA_4352.wav|異常だろ…… wav/OKA_4353.wav|……クリスティーナ wav/OKA_4354.wav|どうやら萌郁の送ったDメールは、機種変更に関することじゃなかったらしい wav/OKA_4355.wav|おそらくあの女は、送る直前で内容を差し替えたんだ。俺がなにをやっても世界線が変わらないのはそのせいだ wav/OKA_4356.wav|着信履歴…… wav/OKA_4357.wav|うっかりしていた、調べてみる! wav/OKA_4358.wav|……クリスティーナ、少し手こずりそうだ。もし俺が失敗したら、後は頼む wav/OKA_4359.wav|──っ wav/OKA_4360.wav|このっ wav/OKA_4361.wav|はあっ、かはあっ、はあっ…… wav/OKA_4362.wav|痛えだろうが…… wav/OKA_4363.wav|今日は、はあ、よく、ふう、目が合うな…… wav/OKA_4364.wav|返さねえよ…… wav/OKA_4365.wav|お前をケータイへ“逃がす”つもりはない。そんな権利を、お前には与えない…… wav/OKA_4366.wav|力尽くで奪い返してみろ wav/OKA_4367.wav|このまま、何時間でも付き合ってやる…… wav/OKA_4368.wav|どっちが先に体力が尽きると思う? wav/OKA_4369.wav|わめいてろ…… wav/OKA_4370.wav|お前がケータイ依存だろうが、FBから見捨てられようが、知ったことじゃない wav/OKA_4371.wav|この世界線ではお前が直接手をかけるわけじゃないし、これまでお前がまゆりに対してやったことはすでに“なかったこと”になっている wav/OKA_4372.wav|だがそんなの、俺からしてみれば知ったことじゃないんだ……! “なかったこと”を、俺は全部覚えている……! wav/OKA_4373.wav|だから、お前への憎しみは消えてないんだ……! お前が、まゆりを殺した事実は、俺の中に刻まれてるんだよ……! wav/OKA_4374.wav|今日は、お前を逃がさないからな。きっちり、向き合ってやる…… wav/OKA_4375.wav|腹を割って話そうじゃないか wav/OKA_4376.wav|ケータイなどなくても、ちゃんと話せるではないか。え? wav/OKA_4377.wav|切り刻むのはマッドサイエンティストの&rs十八番&rtおはこ&reだ wav/OKA_4378.wav|ぷはっ── wav/OKA_4379.wav|……初々しい女……ぶっているんじゃ……ない。俺より年上の……くせに wav/OKA_4380.wav|……お前はDメールを送ったことを覚えているか? wav/OKA_4381.wav|Dメール。過去へ送ることのできるメール wav/OKA_4382.wav|お前は、それを送った。お前自身のケータイへな wav/OKA_4383.wav|機種変更に関する内容だと思っていたが、それはウソだった。お前は俺たちの目をごまかしてこっそりメールの内容を入れ替えたんだ wav/OKA_4384.wav|その結果、世界線が変わった wav/OKA_4385.wav|お前は、覚えていないか? wav/OKA_4386.wav|知らないんじゃない。思い出していないだけなんだ wav/OKA_4387.wav|思い出せ。お前は、思い出さなければならない wav/OKA_4388.wav|だったら質問を変える wav/OKA_4389.wav|2週間ほど前、お前は奇妙なメールを受け取ったはずだ wav/OKA_4390.wav|差し出し人は、お前自身のケータイ。しかもそのメールは、数日後の未来から送信されていた wav/OKA_4391.wav|覚えがあるな? それがお前が送ったDメールだ wav/OKA_4392.wav|内容を教えろ wav/OKA_4393.wav|ケータイは返す wav/OKA_4394.wav|なぜだ!? wav/OKA_4395.wav|IBN5100 wav/OKA_4396.wav|それに関することだな? wav/OKA_4397.wav|質問をするのは俺だけだ。いいから答えろ wav/OKA_4398.wav|ケータイよりもFBを選ぶのか。大した忠誠心だな wav/OKA_4399.wav|ケータイがないとそんなに苦痛か? なぜそこまで依存する? wav/OKA_4400.wav|今はしているではないか wav/OKA_4401.wav|世界だと? 孤独な女を気取っているつもりか? お前が恐れているのはラウンダーから見捨てられることだろう? wav/OKA_4402.wav|だったら“世界”などと言うな。なんの罪もない女の子を容赦なく殺した分際で……、まゆりを世界から断絶させた分際で……! wav/OKA_4403.wav|そう、この世界線ではな。だが別の世界線においては、お前はラウンダーとして、俺たちのタイムマシンを奪おうとした。そのときに、殺した。まゆりを……! wav/OKA_4404.wav|FBとは何者だ? いったいどこにいる? wav/OKA_4405.wav|ならばいいことを教えてやる wav/OKA_4406.wav|いいか、お前は今、俺に捕まっている状況だが、助けを期待しているのなら無駄だ wav/OKA_4407.wav|どうせ誰も助けに来ない。お前は絶望に打ちひしがれたまま、4日後に自殺する wav/OKA_4408.wav|俺は5日後から来た。SERNがほしがるタイムマシンを使ってな。だから知っている wav/OKA_4409.wav|お前は、この部屋で1人、孤独に自分を殺すんだ wav/OKA_4410.wav|お前の大好きなFBはお前を助けない。ラウンダーも、SERNも、300人委員会もだ wav/OKA_4411.wav|どれだけメールしても、上司からの連絡はないんだろ? それはなぜだ? wav/OKA_4412.wav|もう、見捨てられているんだよ wav/OKA_4413.wav|FBをかばう必要はない。だからすべて話せ wav/OKA_4414.wav|だったらなぜお前は4日後に自殺すると思う? wav/OKA_4415.wav|俺はそんなヘマはしない。俺なら、お前を殺した後でタイムリープする。お前の死は“なかったこと”にできる wav/OKA_4416.wav|FBから返事が来ないと言って、この部屋で死んだような顔をしていたのはどこのどいつだ? wav/OKA_4417.wav|もう何日来ていない? FBからの連絡は、普段はどのぐらいの頻度で来ていて、いつから来なくなった? wav/OKA_4418.wav|10日も連絡が来ていない。そうだな? wav/OKA_4419.wav|お前は裏切られたんだよ wav/OKA_4420.wav|お前は、切り捨てられた wav/OKA_4421.wav|利用されるだけされてな。もう用済みということだ wav/OKA_4422.wav|だったらどんな人なんだ? wav/OKA_4423.wav|会ったことは? wav/OKA_4424.wav|会ったことがない? お母さんみたいで、友達みたいで、お前にとって心地良い居場所だったのに? wav/OKA_4425.wav|連絡は取り合っていたのに、一度も会ったことはない。確かに会うのはルール違反かもな。だがお前はFBが好きで、会ってみたかった。違うか? wav/OKA_4426.wav|会いたいと言われたことは? wav/OKA_4427.wav|その様子だと電話もしたことがないな? wav/OKA_4428.wav|避けられているとは思わなかったのか? wav/OKA_4429.wav|そこまで親身になってくれた優しい女上司が、お前に会おうとしない理由は、本当にルールだけか? wav/OKA_4430.wav|そしてなぜ連絡をよこさない? 理由を考えてみろ wav/OKA_4431.wav|振り込み詐欺と同じだ。お前は騙されていたんだ wav/OKA_4432.wav|連絡が途絶える前、最後のメールはどんな内容だった? wav/OKA_4433.wav|その場所はどこだ? wav/OKA_4434.wav|ケータイを使わせてもらうぞ wav/OKA_4435.wav|今ラボにいるか? wav/OKA_4436.wav|心配してくれていたのか wav/OKA_4437.wav|今どこにいる? wav/OKA_4438.wav|もう一度Dメールを送る。準備を頼む wav/OKA_4439.wav|……31日の11時頃に着くように設定を wav/OKA_4440.wav|よし、起動してくれ wav/OKA_4441.wav|………… wav/OKA_4442.wav|……ダメだ。なぜ変わらない!? wav/OKA_4443.wav|いいや、そんなはずはない……! 萌郁のDメールの内容も確認済みだ。それを否定するメールを送った wav/OKA_4444.wav|柳林神社にIBN5100があると知らせるものだ。今のメールで、それは罠だと否定したんだが…… wav/OKA_4445.wav|もう一度、別の文面で再送を── wav/OKA_4446.wav|否定するメールを信じなかったか、あるいはくそ真面目に、否定されても念のために調べてみたか、ということか wav/OKA_4447.wav|より強制力の強い文面にするしかない。神社に行くのを禁止させるぐらいの wav/OKA_4448.wav|例えば7月30日の俺へとDメールを送り、先にIBN5100を回収させるという方法は? wav/OKA_4449.wav|………… wav/OKA_4450.wav|……FBだ wav/OKA_4451.wav|萌郁の上司。依存の対象。FBからのメールなら、無条件で信じるはず…… wav/OKA_4452.wav|いいや。会ったことさえない。どこにいるかも分からない wav/OKA_4453.wav|……少し時間をくれ wav/OKA_4454.wav|FBを捜すことになった wav/OKA_4455.wav|お前は、どういう経緯でラウンダーに? wav/OKA_4456.wav|原因は? wav/OKA_4457.wav|家族は? wav/OKA_4458.wav|ずっとこのアキバに? wav/OKA_4459.wav|これまでにIBN5100をいくつ見つけた? wav/OKA_4460.wav|……お前はこの後、どうするつもりだ? ただ絶望に打ちひしがれて、予定通り自殺するか? wav/OKA_4461.wav|&rs抗&rtあらが&reおうとは思わないのか? wav/OKA_4462.wav|FBは、お前を利用し、見捨てた。それを認めろ。その上で、FBに対してどうしたいと考えているんだ? wav/OKA_4463.wav|お前は、救いようのないバカだ wav/OKA_4464.wav|だったら、依存したまま死んでいけ。お前の死は“確定”している wav/OKA_4465.wav|だが俺は“世界”の思い通りになっていいとは思わない。だから、徹底的に&rs抗&rtあらが&reう wav/OKA_4466.wav|使用中……! wav/OKA_4467.wav|……自重しよう wav/OKA_4468.wav|……!? wav/OKA_4469.wav|IBN5100を入れたのは、右下のコインロッカーで合っているか? wav/OKA_4470.wav|IBN5100が入る大きさのロッカーは、あそこには3つしかなかった。そのうち、一番下のみが使用中 wav/OKA_4471.wav|もしお前が一番下に入れたというなら、FBはまだIBN5100を回収していないことになる wav/OKA_4472.wav|この意味が分かるか? wav/OKA_4473.wav|あそこに張っていれば、FBが回収しに来たときに会える、ということだ wav/OKA_4474.wav|その発想はなかったか? ラウンダーのくせに冷静さが欠けているぞ、お前 wav/OKA_4475.wav|俺は張り込んでみようと思う。お前は? wav/OKA_4476.wav|FBにケータイを借りる wav/OKA_4477.wav|お前はとっくに幻滅されているか、最初から期待すらされていなかった wav/OKA_4478.wav|お前……なんでここに? wav/OKA_4479.wav|……なぜ心変わりした? wav/OKA_4480.wav|お前はFBとの“メールだけの関係”に居心地の良さを感じていた。その適度な距離感に依存していたはず wav/OKA_4481.wav|なのになぜ、今さら一歩を踏み出そうと思った? wav/OKA_4482.wav|断絶される、か wav/OKA_4483.wav|孤独に耐えられないくらい弱いのに、FBの命令さえあれば容赦なく人も殺せるとはな wav/OKA_4484.wav|典型的な狂信者だよ、お前は wav/OKA_4485.wav|なんだこれは? wav/OKA_4486.wav|おお! パックの牛乳とあんパン! wav/OKA_4487.wav|もしかして差し入れか? wav/OKA_4488.wav|よし、許可する。お前も張り込みを手伝え wav/OKA_4489.wav|あいつがFBか……? wav/OKA_4490.wav|となると……雇われて回収しに来た人間かもしれない wav/OKA_4491.wav|追うぞ! wav/OKA_4492.wav|妙だな wav/OKA_4493.wav|な……!? wav/OKA_4494.wav|尾行対策……か wav/OKA_4495.wav|新宿駅で仕掛けてくるぞ wav/OKA_4496.wav|あの男、降りたと見せかけて、荷物を別の人間に受け渡す wav/OKA_4497.wav|さっきはまんまと引っかかった wav/OKA_4498.wav|俺は1時間後からタイムリープしてきたんだ wav/OKA_4499.wav|やはり……! wav/OKA_4500.wav|え……? wav/OKA_4501.wav|緊張しているのか? wav/OKA_4502.wav|肩に力が入りすぎているぞ。運転歴はどれぐらいだ? wav/OKA_4503.wav|ペーパーって、ペーパードライバーということか? 勘弁してくれ……事故るなよ wav/OKA_4504.wav|来るぞ! wav/OKA_4505.wav|あの家に運び込んだことがなにを意味するか、だ。一時的な保管場所ということなのか、それとも── wav/OKA_4506.wav|今度はここで張り込みだな…… wav/OKA_4507.wav|あれは……! wav/OKA_4508.wav|天王寺の妻が、FBの可能性がある wav/OKA_4509.wav|ずっと立て込んでいたのだ wav/OKA_4510.wav|もしかして心配していたのか? wav/OKA_4511.wav|………… wav/OKA_4512.wav|すべてはまゆりを救うため wav/OKA_4513.wav|敵の正体がもうすぐ分かりそうなんだよ wav/OKA_4514.wav|敵だが、真実を求めるため協調体制を取っている wav/OKA_4515.wav|……そうだ wav/OKA_4516.wav|正気か、助手よ wav/OKA_4517.wav|危険かもしれないぞ wav/OKA_4518.wav|いいや。お前は、死なない wav/OKA_4519.wav|ずいぶん早起きなんですね、ミスターブラウン wav/OKA_4520.wav|お嬢さんは、まだ寝ているんですか? wav/OKA_4521.wav|しませんよ wav/OKA_4522.wav|数時間前、この家の前に6人の男が集まり、とある物を持ってフランスに渡った。そのことについて、当然ご存じですね? wav/OKA_4523.wav|……IBN5100。貴方は知っているはずだ wav/OKA_4524.wav|貴方は何者だ? 運び屋か、それとも── wav/OKA_4525.wav|ラウンダーか? wav/OKA_4526.wav|…………あ! wav/OKA_4527.wav|う…… wav/OKA_4528.wav|1つ、聞かせてください…… wav/OKA_4529.wav|貴方の奥さんは…… wav/OKA_4530.wav|貴方が、ラウンダーの一員だったとはな。SERNの犬だったとはな wav/OKA_4531.wav|撃てば、銃声で娘が目を覚ます wav/OKA_4532.wav|娘に、そんな汚れ仕事をしている姿を見られたいのか? wav/OKA_4533.wav|よりによって、貴方がラウンダーとは…… wav/OKA_4534.wav|橋田鈴は、貴方にそんなことをさせるために、世話をしてやったんじゃない……! wav/OKA_4535.wav|……分かるさ wav/OKA_4536.wav|俺の主観時間では、彼女はほんの数週間前までこの時代にいた wav/OKA_4537.wav|貴方のすぐ近くにいたんだよ、彼女は……! wav/OKA_4538.wav|橋田鈴……いや、阿万音鈴羽は、SERNと戦うためにこの時代にやって来た、タイムトラベラーだ……! wav/OKA_4539.wav|気付かなかったのか、FB。貴方の恩人は、2036年からやって来たんだよ。我がラボの一員、ダルの娘だ wav/OKA_4540.wav|鈴羽はSERNを恨んでいた。なのにその鈴羽に世話になった貴方は、SERNの犬か wav/OKA_4541.wav|これでは、鈴羽が浮かばれないぞ……! wav/OKA_4542.wav|……どうして、こんなことになった? wav/OKA_4543.wav|……もうやめろ wav/OKA_4544.wav|おい、よせ── wav/OKA_4545.wav|な……んで…… wav/OKA_4546.wav|………… wav/OKA_4547.wav|バカだ……貴方は…… wav/OKA_4548.wav|娘を残して、なに勝手に死んでるんだよ……! wav/OKA_4549.wav|しかも、なんで……笑いながら、死ねるんだよ……! wav/OKA_4550.wav|……いない? wav/OKA_4551.wav|ケータイを……探そう…… wav/OKA_4552.wav|なあ、萌郁…… wav/OKA_4553.wav|もしかしたら……FBは、お前を生かそうとしたのかもしれない wav/OKA_4554.wav|あの人は、お前を見捨てたんじゃなくて── wav/OKA_4555.wav|突き放して、生かそうとしたのかも wav/OKA_4556.wav|……ああ。そうだな wav/OKA_4557.wav|ダルはもうラボに来ていると思うか? wav/OKA_4558.wav|あの……子……? wav/OKA_4560.wav|よせ、開けるな── wav/OKA_4561.wav|………… wav/OKA_4562.wav|い、今のは……なんだ? 悪魔か? なにかが……取り憑いていたのか? wav/OKA_4563.wav|いや、そ、それよりも、萌郁が…… wav/OKA_4564.wav|萌郁……! wav/OKA_4565.wav|しっかりしろ、おい! wav/OKA_4566.wav|聞こえるか! 萌郁! wav/OKA_4567.wav|&rs赦&rtゆる&reすよ wav/OKA_4568.wav|&rs赦&rtゆる&reす wav/OKA_4569.wav|お前を、赦す wav/OKA_4570.wav|ああ…… wav/OKA_4571.wav|なあ、クリスティーナ wav/OKA_4572.wav|Dメールを送って&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reが変わったら、萌郁はそこで、生きていると思うか? それとも、死んだままだと思うか? wav/OKA_4573.wav|いや、いいんだ wav/OKA_4574.wav|……生きてる wav/OKA_4575.wav|必要ない、とは? wav/OKA_4576.wav|上司? FBか? wav/OKA_4577.wav|………… wav/OKA_4578.wav|さっきのあの子、様子が変じゃなかったか……? wav/OKA_4579.wav|15年後に殺すって、どういう意味なんだ wav/OKA_4580.wav|………… wav/OKA_4581.wav|見なかったことには、できない wav/OKA_4582.wav|タイムリープする。ラボに戻ろう wav/OKA_4583.wav|……今は朝の7時前だな? wav/OKA_4584.wav|待てっ wav/OKA_4585.wav|止まれ! wav/OKA_4586.wav|お前は、本当に天王寺&rs綯&rtなえ&reか? wav/OKA_4587.wav|お前はこれから桐生萌郁を殺すつもりなんだろう? wav/OKA_4588.wav|父親の復讐か wav/OKA_4589.wav|店長は自殺したんだ。自分で頭を撃ち抜いた wav/OKA_4590.wav|それに俺たちが行かなくても、あの男は自殺していただろう wav/OKA_4591.wav|逆恨みだ wav/OKA_4592.wav|お前は……誰なんだ? wav/OKA_4593.wav|15年後に殺すって、どういう意味なんだ wav/OKA_4594.wav|タイム……リープを…… wav/OKA_4595.wav|っ! wav/OKA_4596.wav|ぐっ、ああ……っ wav/OKA_4597.wav|く、そ…… wav/OKA_4598.wav|うぐぁぁああっ! wav/OKA_4599.wav|たった、それだけのために……15年もの歳月を遡ってきたのかよ……? wav/OKA_4600.wav|が、ぐぁぁぁ……! wav/OKA_4601.wav|それで、萌郁を殺して、その後はどうする……つもりだ? wav/OKA_4602.wav|遡ってきた15年を、もう一度、やり直すのか……? wav/OKA_4603.wav|は、ははは…… wav/OKA_4604.wav|ケータイは……? wav/OKA_4605.wav|落ち着け…… wav/OKA_4606.wav|今から、Dメールを送る wav/OKA_4607.wav|なあ、どうして店長は……萌郁を殺さなかったんだろうな…… wav/OKA_4608.wav|……俺は、思うんだ。やっぱり店長は、萌郁を助けたかったんだよ wav/OKA_4609.wav|β世界線では、そうなるといいな wav/OKA_4610.wav|悪いな、&rs綯&rtなえ&re…… wav/OKA_4611.wav|お前の復讐は、果たされない…… wav/OKA_4612.wav|少し時間を潰させてもらうぞ! wav/OKA_4613.wav|必要ない、とは? wav/OKA_4614.wav|FBからストップが…… wav/OKA_4615.wav|………… wav/OKA_4616.wav|桐生萌郁のアパートに行ったか? wav/OKA_4617.wav|そうか wav/OKA_4618.wav|いや、行っていないならいいんだ wav/OKA_4619.wav|あった…… wav/OKA_4620.wav|ダル! スーパーハカー! スーパーハカーカモン! wav/OKA_4621.wav|ダル! クリスティーナ! wav/OKA_4622.wav|これより&rs『現在を司る女神』作戦&rtオペレーション・ベルダンディ&re最終フェイズを開始する! wav/OKA_4623.wav|ダル、IBN5100だ! wav/OKA_4624.wav|だから、ではない! IBN5100があるのだよ! wav/OKA_4625.wav|そうだ、俺が持ってきた。柳林神社からな! wav/OKA_4626.wav|ダル、1つ聞くが、IBN5100の使い方について勉強はしたか? wav/OKA_4627.wav|ならば今日からお前のことをサー・スーパーハカーと呼ぼう wav/OKA_4628.wav|全ラボメンに告げる! wav/OKA_4629.wav|長き戦いにいよいよ決着をつけるときが来た! すなわち&rs最終聖戦&rtラグナロック&reが開始されるのだ! wav/OKA_4630.wav|本作戦の概要はすなわち、SERN本部の最深部に隠された極秘データを、IBN5100によるクラッキングで破壊することである! wav/OKA_4631.wav|エシュロンなる卑劣な電子機器により、ヤツらは我らの極秘情報をかすめ取った。あまつさえそれを元に我らを特定し、我らが開発した人類の夢、タイムマシンの強奪をも目論んだ! wav/OKA_4632.wav|研究機関でありながらその裏で時空の支配者の座を望み、非道なるゼリーマン実験を行うヤツらに、今こそ正義の鉄槌を下そうではないか! wav/OKA_4633.wav|そして真の時空の支配者がどちらなのか、ヤツらの目にしかと刻み付けてやれ! wav/OKA_4634.wav|戦いが終わったとき、世界を陰で牛耳る支配構造はついに崩壊し、再構成されるだろう! そう、我らが望んだ混沌がついに訪れるのだ! wav/OKA_4635.wav|お前たち! ゴチャゴチャ言っていないで準備しろ! wav/OKA_4636.wav|だから、今言っただろう! SERNへのクラッキングだ! wav/OKA_4637.wav|な、なんという優等生的発言……! お前は委員長か! wav/OKA_4638.wav|そういう問題ではない……! wav/OKA_4639.wav|俺はこの&rs分岐点&rtターニングポイント&reへ到達するために、これまで戦ってきた……! wav/OKA_4640.wav|今こそ、α世界線を離脱し、まゆりを救う。邪魔をすると言うなら誰だろうと許さん。絶対にだ……! wav/OKA_4641.wav|頼む……! wav/OKA_4642.wav|俺の願いを、聞いてくれ…… wav/OKA_4643.wav|つまりすべての元凶は、俺が最初にダルに宛てて送ったメールにある wav/OKA_4644.wav|それがSERNのエシュロンに捉えられてしまったせいで、ラウンダーに目を付けられた wav/OKA_4645.wav|結果、まゆりは殺され、俺たち3人はSERNに拉致され、タイムリープマシンは強奪される wav/OKA_4646.wav|どれだけ回避しようとしてもダメだった。世界はアトラクタフィールド理論により、同じ結末へと収束してしまう wav/OKA_4647.wav|事実だ。すべてな wav/OKA_4648.wav|まゆりの死を避けるためには── wav/OKA_4649.wav|α世界線から脱出するしかない。これまでに歪ませた事象を、すべて“取り消す”ことで、それは可能になると俺は考えている wav/OKA_4650.wav|つまり目指すべきは、俺がダルに最初のDメールを送る前の、β世界線 wav/OKA_4651.wav|そこへ到達するため、エシュロンに捉えられた最初のメールデータを、SERNのデータベースから削除しなくてはならないのだ wav/OKA_4652.wav|安心しろ。お前が改良を施したタイムリープマシンの出来はガチだった wav/OKA_4653.wav|考えるよりやってみろ、ということだ wav/OKA_4654.wav|よし wav/OKA_4655.wav|そうだ。ラジ館でお前が殺されているのを目撃した俺は、ダルにそれを伝えるメールを送った。ダルはたまたま電話レンジ(仮)の実験中で、放電現象が起……き……て── wav/OKA_4656.wav|……っ wav/OKA_4657.wav|………… wav/OKA_4658.wav|どちらか選べ、だと……? wav/OKA_4659.wav|こんなの、選べるわけ……ないだろ…… wav/OKA_4660.wav|結局、どっちも選べない……選べるわけがない…… wav/OKA_4661.wav|こんな結末……なのかよ…… wav/OKA_4662.wav|鈴羽や、フェイリスや、ルカ子や、萌郁……みんなの想いを犠牲にしてまでたどり着いたのが、こんな結末なのかよ……! wav/OKA_4663.wav|ダメだ…… wav/OKA_4664.wav|俺は……助けられない…… wav/OKA_4665.wav|………… wav/OKA_4666.wav|まゆりはこれからどうするんだ? まっすぐ家に帰るか? wav/OKA_4667.wav|なにか用事が? wav/OKA_4668.wav|じゃあ、帰るか wav/OKA_4669.wav|ロボットアニメには興味はある wav/OKA_4670.wav|それは…… wav/OKA_4671.wav|……気まぐれだ wav/OKA_4672.wav|………… wav/OKA_4673.wav|ルカ子が wav/OKA_4674.wav|コスプレして恥ずかしがっているところを見て、笑ってやろうと思ったのだが。来ていなくて残念だった wav/OKA_4675.wav|本当にそうなりそうだから困る…… wav/OKA_4676.wav|なんだ、突然…… wav/OKA_4677.wav|……ああ、考えておく wav/OKA_4678.wav|まゆり自身もコスプレして参加するならな wav/OKA_4679.wav|それだけじゃなく、ルカ子と……それとクリスティーナも呼ぼう。2人にコスプレさせるよう説得しろ wav/OKA_4680.wav|そこまでできたなら、真打ちとしてこの俺が狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真としてコミマに降臨しようではないか wav/OKA_4681.wav|まゆり、ここでちょっと待ってろ wav/OKA_4682.wav|……? wav/OKA_4683.wav|え…… wav/OKA_4684.wav|っ!? wav/OKA_4685.wav|まゆり! wav/OKA_4686.wav|まゆり……ゴメン……俺のせいで…… wav/OKA_4687.wav|な……にを…… wav/OKA_4688.wav|なあ、まゆり…… wav/OKA_4689.wav|ここからじゃ、あんまり、星が見えないな…… wav/OKA_4690.wav|こんなの……あんまりだろ…… wav/OKA_4691.wav|“やっと役に立てた”って、いったいどういう意味なんだよ……。なあ、まゆり…… wav/OKA_4692.wav|……いや wav/OKA_4693.wav|よくここが分かったな wav/OKA_4694.wav|だったら1人にさせてくれ……。わざわざ、捜さなくていい。俺は迷子の子供じゃない wav/OKA_4695.wav|………… wav/OKA_4696.wav|なにも…… wav/OKA_4697.wav|お前だって、クラッキングはよくないと言っていただろう…… wav/OKA_4698.wav|せめて&rs遵法&rtじゅんぽう&re精神に目覚めたと言ってくれ wav/OKA_4699.wav|独善的でなんかいられるか! wav/OKA_4700.wav|今回ばかりは、独善的じゃいられないんだ…… wav/OKA_4701.wav|仲間のどちらを見殺しにするかって決断を前にして、独善的でいられたら……むしろ、どれだけ楽だっただろうな…… wav/OKA_4702.wav|なあ、クリスティーナ。俺はしょせん、ただの学生なんだよ wav/OKA_4703.wav|狂気のマッドサイエンティスト? 鳳凰院凶真? そんなの全部、妄想だ。設定だ。気付かなかっただろ? wav/OKA_4704.wav|初対面……か wav/OKA_4705.wav|……どうしても、言わないとダメか? wav/OKA_4706.wav|……だったら、覚悟してくれ wav/OKA_4707.wav|これから話すのは、相談じゃない。事実だ wav/OKA_4708.wav|お前にとっては……死亡宣告になる wav/OKA_4709.wav|俺は説明したよな。SERNにクラッキングをすることで、まゆりが死ぬことのない、β世界線へたどり着けると wav/OKA_4710.wav|バラ色なものかよ…… wav/OKA_4711.wav|元凶となった最初のDメール。その内容はお前にも見せたはずだ wav/OKA_4712.wav|β世界線では、そのメールの内容が“実際に起きた” wav/OKA_4713.wav|β世界線では、お前は── wav/OKA_4714.wav|7月28日に、死んでいるんだ、紅莉栖 wav/OKA_4715.wav|そしてそれは、アトラクタフィールド理論による収束のせいで、どうしても回避できない wav/OKA_4716.wav|まゆりを救おうとするなら、俺は、お前を見殺しにしないといけないんだ……! wav/OKA_4717.wav|信憑性? wav/OKA_4718.wav|理論が間違っている、と言いたいのか? だが確かに、収束は存在する。俺はそれを、身をもって体験した wav/OKA_4719.wav|俺が世界線を移動すると、世界は再構成される。過去から未来までだ wav/OKA_4720.wav|別物って、世界が分裂するということか? wav/OKA_4721.wav|電車……? wav/OKA_4722.wav|お前……&cTIPSC;鉄オタ&cMESC;だったのか wav/OKA_4723.wav|それを世界に当てはめると? &rs並行世界&rtパラレルワールド&reを主張するのか? wav/OKA_4724.wav|鈴羽の言葉と、俺の“リーディング・シュタイナー”が…… wav/OKA_4725.wav|鈴羽は正体不明では…… wav/OKA_4726.wav|なにが言いたいんだ wav/OKA_4727.wav|科学者とは思えないほどの、ファンタジーな理論だ wav/OKA_4728.wav|………… wav/OKA_4729.wav|仮説は仮説だ wav/OKA_4730.wav|そんな言い方…… wav/OKA_4731.wav|……もしもし wav/OKA_4732.wav|まゆりか wav/OKA_4733.wav|どうした……? wav/OKA_4734.wav|………… wav/OKA_4735.wav|なにも、ないよ wav/OKA_4736.wav|……玄武と朱雀と青龍と白虎だ wav/OKA_4737.wav|なっ、そんなこと……! wav/OKA_4738.wav|あ、ああ。まゆりからだ wav/OKA_4739.wav|………… wav/OKA_4740.wav|お前は、俺に殺されてもいいって言うのか? wav/OKA_4741.wav|聞いていたが── wav/OKA_4742.wav|あいつ、なにが“重荷”だよ……! 勝手に自分を責めやがって、ふざけるなよクソッ wav/OKA_4743.wav|いつもは空気を読めないくせに、なんでこういうときだけ……! wav/OKA_4744.wav|俺は一度だって、まゆりを重荷に感じたことはない…… wav/OKA_4745.wav|なにかいいことでもあったのか? wav/OKA_4746.wav|そうか、幻想を見たのだな。それはもしかすると“機関”の幹部の1人、通称&rs幻想案内&rtイリュージョンコンダクター&reからの攻撃である可能性がある wav/OKA_4747.wav|子だくさんではない。コンダクターだ wav/OKA_4748.wav|………… wav/OKA_4749.wav|このままでいい wav/OKA_4750.wav|人質がどこにいるのか、俺は常に把握しているのだ wav/OKA_4751.wav|だからお前は俺の手からは逃れられん。絶対にだ wav/OKA_4752.wav|……お前に心配されるほど、この鳳凰院凶真はヤワではないのだ wav/OKA_4753.wav|まゆり、話せるときが来たら、すべて話す wav/OKA_4754.wav|だから、それまでお前はなにも変わらずにいてくれ wav/OKA_4755.wav|帰る前に、団子を食べるんだろう? wav/OKA_4756.wav|……! wav/OKA_4757.wav|生きてたか…… wav/OKA_4758.wav|なにをしていたんだ? wav/OKA_4759.wav|そうか…… wav/OKA_4760.wav|………… wav/OKA_4761.wav|邪魔になっているようだから、俺はもう行く wav/OKA_4762.wav|おい、雨が降ってきてるぞ wav/OKA_4763.wav|って、うおお!? wav/OKA_4764.wav|夕立を甘く見たな wav/OKA_4765.wav|右に同じく。この暗さに助けられたな助手よ wav/OKA_4766.wav|もしラジ館が営業していたら、今頃お前のあられもない姿が多くの人間の前に露わにされていただろう wav/OKA_4767.wav|自分から下着までびしょ濡れだと申告しておいて、よく言う wav/OKA_4768.wav|妄想などしてない wav/OKA_4769.wav|冷えるか? wav/OKA_4770.wav|誰もそんなこと言ってないだろ! 少し落ち着け! wav/OKA_4771.wav|ま、例え服を脱いだとしてもこの暗さだから案ずることはない。お前の貧相なヌード姿は誰にも見られることは── wav/OKA_4772.wav|す、済まん wav/OKA_4773.wav|………… wav/OKA_4774.wav|喋るなと言ったのはお前だクリスティーナ wav/OKA_4775.wav|バカな!? この暗さでは俺がどこを見ているかなど分からないはず!? wav/OKA_4776.wav|むう……。屋上から避難したときにどこかに引っかけたか…… wav/OKA_4777.wav|いや、上着の肩口が破れかけていた wav/OKA_4778.wav|俺はマッドサイエンティスト属性であって、ドジっ子属性など持っていない wav/OKA_4779.wav|なに……? wav/OKA_4780.wav|ソーイングセットだと? お前が? wav/OKA_4781.wav|実験大好きっ&rs娘&rtこ&reのくせに、そんな家庭的なものを? wav/OKA_4782.wav|家庭的な女の子なのか? wav/OKA_4783.wav|……本当に偶然持っていたのか? wav/OKA_4784.wav|悪いとは言っていないが、まるで狙ったかのようだったからな wav/OKA_4785.wav|出たな、ツンデレセリフ wav/OKA_4786.wav|偶然、ね…… wav/OKA_4787.wav|まさかお前……タイムリープしている、ということはないよな? wav/OKA_4788.wav|確かに。わざわざタイムリープして対策を練るならば、ソーイングセットではなくタオルを用意しておくのが先だからな wav/OKA_4789.wav|ありがとう wav/OKA_4790.wav|色もランダムなのか…… wav/OKA_4791.wav|せめてピンクが出ないように祈ろう wav/OKA_4792.wav|寒いか? wav/OKA_4793.wav|俺の上着を羽織るか? wav/OKA_4794.wav|まあ、そうだが wav/OKA_4795.wav|………… wav/OKA_4796.wav|………… wav/OKA_4797.wav|なに……? wav/OKA_4798.wav|………… wav/OKA_4799.wav|………… wav/OKA_4800.wav|……怖くないのか? wav/OKA_4802.wav|………… wav/OKA_4803.wav|……俺は wav/OKA_4804.wav|お前も救う。まゆりだけじゃなくて、お前も── wav/OKA_4805.wav|紅莉栖…… wav/OKA_4806.wav|だが…… wav/OKA_4807.wav|そう簡単に、諦めろって言うのか!? お前を、見捨てろって言うのか!? wav/OKA_4808.wav|そんなの、できるはずがないだろ! wav/OKA_4809.wav|ダメだ! お前は、俺たちの大切な仲間だ! 俺はお前も見捨てない! wav/OKA_4810.wav|くぅ…… wav/OKA_4811.wav|お前は、ここに、いるのに……! wav/OKA_4812.wav|こんなの……こんなのあんまりだ……! wav/OKA_4813.wav|……済まない wav/OKA_4814.wav|俺は、まゆりだけはどうしても救いたいから wav/OKA_4815.wav|……お前を、助けられない wav/OKA_4816.wav|帰るって、どこへ…… wav/OKA_4817.wav|……分かった wav/OKA_4818.wav|フ……フフ…… wav/OKA_4819.wav|どうした? wav/OKA_4820.wav|や、やめんかっ wav/OKA_4821.wav|ん? なぜだ……? wav/OKA_4822.wav|そうか……。悪かったな。心配かけて wav/OKA_4823.wav|まゆり。もし俺が、お前に隠し事をしてるって言ったら、どう思う? wav/OKA_4824.wav|なぜそうなる…… wav/OKA_4825.wav|……そんな話をしているんじゃないんだ wav/OKA_4826.wav|そんな話をしているんじゃないんだ……! wav/OKA_4827.wav|……一生、言わないかもしれないぞ? wav/OKA_4828.wav|その隠していることが、お前に関係していることでも? wav/OKA_4829.wav|俺はお前を傷付けたくなくて、話さないでいるんだ wav/OKA_4830.wav|………… wav/OKA_4831.wav|それでお前は傷付いてもいいって言うのか? wav/OKA_4832.wav|……分かった wav/OKA_4833.wav|ここに座るんだ wav/OKA_4834.wav|お前は空気が読めないな wav/OKA_4835.wav|……これから話すことは、全部事実だ。お前が見た“夢”とも関係している wav/OKA_4836.wav|そして俺はこの後、お前のために、仲間を犠牲にするつもりだ wav/OKA_4837.wav|ククク、クックック、せいぜい後悔するがいい。この俺、狂気のマッドサイエンティストである鳳凰院凶真が行ってきた、恐るべき所業の数々を聞いてな! フゥーハハハ! wav/OKA_4838.wav|すなわち、牧瀬紅莉栖を生け贄として俺は新たなる世界へと旅立つのだ! wav/OKA_4839.wav|以上が、この俺、鳳凰院凶真が考えた壮大なる計画、その名も“&rs世界混沌化&rtメイド・イン・ヘヴン&re”である! フゥーハハハ! wav/OKA_4840.wav|……なぜそんな顔をしている wav/OKA_4841.wav|お、お前が責任を感じる必要はないのだ。すべてはこの俺による計画なのだからな wav/OKA_4842.wav|……幻滅したかまゆり。だが俺は仲間を平気で犠牲にできる男。故にお前がβ世界線に行きたくないと言っても、それを聞き入れるつもりはない wav/OKA_4843.wav|お前には俺の人質として、絶対に最後まで付き合ってもらうぞ。ククク! wav/OKA_4844.wav|世界に訪れる混沌! これこそが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択なのだ! wav/OKA_4845.wav|お、おい、どこへ行く!? wav/OKA_4846.wav|………… wav/OKA_4847.wav|そのスーツケース……まさか…… wav/OKA_4848.wav|帰るのか? アメリカに wav/OKA_4849.wav|………… wav/OKA_4850.wav|ほら、まゆり wav/OKA_4851.wav|まゆり、お前…… wav/OKA_4852.wav|それは許されない。俺はまゆりを選んだのだ。まゆりには“救われる”義務があるのだ wav/OKA_4853.wav|紅莉栖はお前のために命を投げ出すという契約を、この俺と交わした。それを&rs反故&rtほご&reにすれば、災厄がこの地を襲うだろう……! wav/OKA_4854.wav|紅莉栖の想いを無駄にするな、まゆり! wav/OKA_4855.wav|な、なな、なにを言い出すのだ……! wav/OKA_4856.wav|……分かってる wav/OKA_4857.wav|お前が謝る必要はない。すべては、この俺の決断だ wav/OKA_4858.wav|紅莉栖には、消えてもらう。俺は、紅莉栖を助けない wav/OKA_4859.wav|そして……世界には、俺が望む混沌が訪れるのだ…… wav/OKA_4860.wav|俺が許せないか、まゆり。ならば恨めばいい wav/OKA_4861.wav|だがそれでも、お前には最後まで、付き合ってもらう wav/OKA_4862.wav|俺は…… wav/OKA_4863.wav|俺は、お前を救うために、紅莉栖を、見殺しにする wav/OKA_4864.wav|だから、お前がどれだけ俺を恨もうと、俺の意見に反対しようと…… wav/OKA_4865.wav|もう、後戻りするつもりは……ない…… wav/OKA_4866.wav|俺の……野望は、誰にも止められない…… wav/OKA_4867.wav|なってねえよ……なってるわけないだろ……! wav/OKA_4868.wav|これは、俺のエゴだ。俺がお前を助けたいだけだ……。お前を、失いたくないだけだ……っ wav/OKA_4869.wav|……当たり前だ wav/OKA_4870.wav|そんなの、当たり前だろ…… wav/OKA_4871.wav|一緒にいてくれないと、俺がイヤだ…… wav/OKA_4872.wav|ああ wav/OKA_4873.wav|ああ wav/OKA_4874.wav|ああ wav/OKA_4875.wav|ああ wav/OKA_4876.wav|……それではこれより、&rs『現在を司る女神』作戦&rtオペレーション・ベルダンディ&re最終フェイズを開始する wav/OKA_4877.wav|ダル、始めてくれ wav/OKA_4878.wav|……ああ wav/OKA_4879.wav|あったのか? 俺が送ったDメールが! wav/OKA_4880.wav|大丈夫だ wav/OKA_4881.wav|勝利のときは来た! wav/OKA_4882.wav|この俺はあらゆる陰謀にも屈せず、己の信念を貫き、ついに&rs最終聖戦&rtラグナロック&reを戦い抜いたのだ! wav/OKA_4883.wav|この勝利のため、我が手足となって戦ってくれた仲間たちに感謝を! wav/OKA_4884.wav|訪れるのは、俺が望んだ世界なり! wav/OKA_4885.wav|すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択である! wav/OKA_4886.wav|エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_4887.wav|世界は、再構成される──! wav/OKA_4888.wav|なあ、まゆり wav/OKA_4889.wav|……ラボメンナンバー004は、誰だっけ? wav/OKA_4890.wav|……っ wav/OKA_4891.wav|ああ……そうだな……。このラボに……4人目のラボメンなんて……いない……いなかったよ…… wav/OKA_4892.wav|まゆりは、どこにも行かないでくれ……。ずっと、そばにいてくれ……頼むよ…… wav/OKA_4893.wav|な、なぜ泣く……!? wav/OKA_4894.wav|そんなことでいちいち喜ぶな wav/OKA_4895.wav|……いかにも wav/OKA_4896.wav|いいから、さっさとラボに行くぞ。こんなクソ暑いところに立っていたら、日射病で死ぬ wav/OKA_4897.wav|扇風機があるだけマシだ。それに喉が渇いた。ドクターペッパーで一服したい wav/OKA_4898.wav|まゆり……? wav/OKA_4899.wav|まゆり! wav/OKA_4900.wav|まゆり! wav/OKA_4901.wav|驚かせるなよ…… wav/OKA_4902.wav|つかまっていろ wav/OKA_4903.wav|かき氷は、ラボまでお預けだ。路上で食べたら迷惑だろう wav/OKA_4904.wav|しょうがないだろう wav/OKA_4905.wav|は、離さないぞ。俺は絶対に離さないからなっ wav/OKA_4906.wav|夢……? それは白昼夢というヤツか? wav/OKA_4907.wav|なに……? wav/OKA_4908.wav|声……って? wav/OKA_4909.wav|あ…… wav/OKA_4910.wav|……きっと、神様だ wav/OKA_4911.wav|俺は……諦めない。絶対にだ……! wav/OKA_4912.wav|おま……っ wav/OKA_4913.wav|俺は── wav/OKA_4914.wav|相対的判断などクソ食らえだ! wav/OKA_4915.wav|俺は“神”じゃない。気が付いたらそれに等しい立場にいたけど、全然違う wav/OKA_4916.wav|誰を助けて、誰を見殺しにするかなんて、俺は……もう、決められない……っ wav/OKA_4917.wav|だから……俺は、今度こそ…… wav/OKA_4918.wav|それでも、俺はもがいてやる wav/OKA_4919.wav|………… wav/OKA_4920.wav|なんで…… wav/OKA_4921.wav|………… wav/OKA_4922.wav|これまでも……まゆりを助けるためっていう大義名分で……たくさんの人を、俺は傷付けてきたんだ wav/OKA_4923.wav|しかもそのことで感じる罪の意識も、だんだん鈍っていくんだ…… wav/OKA_4924.wav|人としての、まともな感覚が失われていくんだ…… wav/OKA_4925.wav|……タイムリープマシンっていう保険がきかないから、かもな wav/OKA_4926.wav|俺は、このマシンを使いこなしてなんていなくて……振り回されているだけなのかも…… wav/OKA_4927.wav|俺は…… wav/OKA_4928.wav|お前を……助けられない wav/OKA_4929.wav|済まない…… wav/OKA_4930.wav|……なんでよりによって紅莉栖なんだって思う……くそっ wav/OKA_4931.wav|………… wav/OKA_4932.wav|お前のことは……絶対に忘れない wav/OKA_4933.wav|誰よりも大切な女のことを……忘れたりしない……! wav/OKA_4934.wav|事実だ wav/OKA_4935.wav|紅莉栖── wav/OKA_4936.wav|俺は、お前が好きだ wav/OKA_4937.wav|お前は……? wav/OKA_4938.wav|お前は、俺のこと、その、どう思ってる? wav/OKA_4939.wav|………… wav/OKA_4940.wav|なぜ、目を……? wav/OKA_4941.wav|な、な…… wav/OKA_4942.wav|……ざ、残念だったな wav/OKA_4943.wav|俺は、これがファーストキスではない wav/OKA_4944.wav|うるさい処女 wav/OKA_4945.wav|そうだ。だから今のは印象としては弱い。長期記憶にはならないかもしれない wav/OKA_4946.wav|だから、もう一度だ wav/OKA_4947.wav|絶対に、忘れたくないから……念には念を入れる wav/OKA_4948.wav|まゆりとダルは、本当に呼ばなくていいのか? wav/OKA_4949.wav|………… wav/OKA_4950.wav|手土産だ。持って行け wav/OKA_4951.wav|いいから。そんなにかさばるわけじゃないし wav/OKA_4952.wav|青森、一緒に行けなかったな…… wav/OKA_4953.wav|……元気で wav/OKA_4954.wav|俺は…… wav/OKA_4955.wav|牧瀬紅莉栖のことを。牧瀬紅莉栖の温もりを wav/OKA_4956.wav|絶対に、忘れない……! wav/OKA_4957.wav|……それではこれより、&rs『現在を司る女神』作戦&rtオペレーション・ベルダンディ&re最終フェイズを開始する wav/OKA_4958.wav|ダル、始めてくれ wav/OKA_4959.wav|……ああ wav/OKA_4960.wav|あったのか? 俺が送ったDメールが! wav/OKA_4961.wav|大丈夫だ wav/OKA_4962.wav|勝利のときは来た! wav/OKA_4963.wav|この俺はあらゆる陰謀に屈せず、己の信念を貫き、ついに&rs最終聖戦&rtラグナロック&reを戦い抜いたのだ! wav/OKA_4964.wav|この勝利のため、我が手足となって戦ってくれた仲間たちに感謝を! wav/OKA_4965.wav|訪れるのは、俺が望んだ世界なり! wav/OKA_4966.wav|すべては&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択である! wav/OKA_4967.wav|世界は、再構成される──! wav/OKA_4968.wav|……なあ、ラボメンナンバー004は、誰だっけ? wav/OKA_4969.wav|……いや wav/OKA_4970.wav|フ、フフ、フゥーハハハ! wav/OKA_4971.wav|今ここに、&rs最終聖戦&rtラグナロック&reの勝敗は決した! wav/OKA_4972.wav|この俺、狂気のマッドサイエンティストである鳳凰院凶真は、そのアインシュタインにも匹敵するIQ170の怜悧なる頭脳により、“機関”及びSERNのあらゆる攻撃に対し── wav/OKA_4973.wav|時空を操ることで、完全に勝利したのだ! まさに俺は神に等しき存在となった! wav/OKA_4974.wav|そしてたどり着いたこの大いなる地平、我が野望が叶う世界! 世界の支配構造はリセットされ、混沌の未来が待つであろう! wav/OKA_4975.wav|これこそがシュタインズ── wav/OKA_4976.wav|な……なにを言ってるんだ? 俺は今、華麗なる勝利宣言を── wav/OKA_4977.wav|……! wav/OKA_4978.wav|お……れは…… wav/OKA_4979.wav|…………っ wav/OKA_4980.wav|俺は……っ。俺は……っ wav/OKA_4981.wav|ふう。これで最後だな wav/OKA_4982.wav|電子レンジぐらい、拾ってくればいいだろ wav/OKA_4987.wav|ウソ……だろ…… wav/OKA_4988.wav|あ……! wav/OKA_4989.wav|鈴羽……! wav/OKA_4990.wav|なんでだ!? なんでお前がここにいる!? wav/OKA_4991.wav|あ、ああ…… wav/OKA_4992.wav|いや待て。ちょっと待て…… wav/OKA_4993.wav|な……なんだよそれ…… wav/OKA_4994.wav|なんなんだよそれはーっ! wav/OKA_4995.wav|待て! 待て待て待て! 待ってくれ! wav/OKA_4996.wav|そこにある人工衛星のようなものはタイムマシンか? wav/OKA_4997.wav|お前の父親が作ったのか? wav/OKA_4998.wav|お前は、いったいどこから来た? wav/OKA_4999.wav|経由だって……? wav/OKA_5000.wav|あのタイムマシンは、未来方向にも跳躍できると言いたいのか!? wav/OKA_5001.wav|お前は……“違う未来”から来た……? wav/OKA_5002.wav|2036年はどんな状況なんだ? SERNによるディストピアは? wav/OKA_5003.wav|さっき、第3次世界大戦が起きると言ったよな? wav/OKA_5004.wav|………… wav/OKA_5005.wav|そんなの、ありかよ…… wav/OKA_5006.wav|なんでこんなことになってるんだ……! wav/OKA_5007.wav|お前が言ったんだぞ! β世界線なら、平和な未来が待っているって……! wav/OKA_5008.wav|そんなのは知ってる! wav/OKA_5009.wav|断る! wav/OKA_5010.wav|俺は……α世界線からここに来た。俺の大事な女の子の命を犠牲にしてまで、ここにたどり着いたんだ! wav/OKA_5011.wav|57億人が死のうと、知ったことかよ! あいつの……紅莉栖の犠牲を無駄になんかさせないからな……! wav/OKA_5012.wav|……なぜその名を? wav/OKA_5013.wav|俺と……? wav/OKA_5014.wav|そうだ。紅莉栖の死は無駄にしない。まゆりを殺させはしない wav/OKA_5015.wav|な……!? wav/OKA_5016.wav|あ……! wav/OKA_5017.wav|タイムマシン……これがあれば……! wav/OKA_5018.wav|な……! wav/OKA_5019.wav|その世界線に到達するために必要な条件が、紅莉栖の救出……? wav/OKA_5020.wav|なぜだ……? wav/OKA_5021.wav|なぜ、紅莉栖なんだ? 確かに紅莉栖は天才少女だが……あいつが57億人を救う英雄だって言うのか? wav/OKA_5022.wav|分からないって……無責任すぎるだろう! wav/OKA_5023.wav|どうして又聞きなんだ? 直接俺に指示されたわけじゃないのか? wav/OKA_5024.wav|………… wav/OKA_5025.wav|………… wav/OKA_5026.wav|……やるよ wav/OKA_5027.wav|……結局、俺がお前の手を握るように運命は収束するんだろ wav/OKA_5028.wav|……一緒に、行くよ wav/OKA_5029.wav|ちなみにそのタイムマシン、2人乗りOKなのか? wav/OKA_5030.wav|ダルは娘に愛されてるな wav/OKA_5031.wav|別に違う世界に行くわけじゃない。過去にちょっと戻ってくるだけだ wav/OKA_5032.wav|お、おい!? wav/OKA_5033.wav|ギリギリすぎないか? wav/OKA_5034.wav|と言うと? wav/OKA_5035.wav|なるほど…… wav/OKA_5036.wav|あのな、おじさんと呼ぶのはやめてくれ wav/OKA_5037.wav|タイムリープは腐るほどやったが、タイムトラベルは初めてだ wav/OKA_5038.wav|ジョン・タイター曰く、かなりのGが発生して、引っ張られるような感覚があるらしい wav/OKA_5039.wav|ジョン・タイターのことか? wav/OKA_5040.wav|そうか…… wav/OKA_5041.wav|……アトラクタフィールドによる収束は? wav/OKA_5042.wav|収束は、起きないんだな? wav/OKA_5043.wav|どういう意味だ? wav/OKA_5044.wav|しかしヤツのタイムトラベル理論は、ジョン・タイターのパクリ…… wav/OKA_5045.wav|あ、つまり……タイターがネットに書き込んだことは、正しいということか? wav/OKA_5046.wav|けっこう揺れるのか? wav/OKA_5047.wav|が、我慢しろと!? wav/OKA_5048.wav|なあ、もし仮に紅莉栖を救うのを失敗したら……どうなる? wav/OKA_5049.wav|燃料がないなら、どうやって2036年に帰るつもりだ? wav/OKA_5050.wav|ぐ……う……! wav/OKA_5051.wav|………… wav/OKA_5052.wav|お前は? wav/OKA_5053.wav|タイターが言っていたことと違うが── wav/OKA_5054.wav|……了解だ wav/OKA_5055.wav|っ!? wav/OKA_5056.wav|紅莉栖……! wav/OKA_5057.wav|いや…… wav/OKA_5058.wav|………… wav/OKA_5059.wav|………… wav/OKA_5060.wav|俺は、お前を── wav/OKA_5061.wav|………… wav/OKA_5062.wav|俺が誰なのかはどうでもいい! それより、今貴方が語ったタイムマシンの理論はいったいなんだ!? wav/OKA_5063.wav|……はあ wav/OKA_5064.wav|……!? wav/OKA_5065.wav|よせ! wav/OKA_5066.wav|紅莉栖は殺させない……! wav/OKA_5067.wav|っ…… wav/OKA_5068.wav|くっ── wav/OKA_5069.wav|紅莉栖、逃げろ! wav/OKA_5070.wav|中鉢ぃっ! wav/OKA_5071.wav|なん……で…… wav/OKA_5072.wav|なんで…… wav/OKA_5073.wav|どうして…… wav/OKA_5074.wav|あ、あ…… wav/OKA_5075.wav|ああああああああああああ────! wav/OKA_5076.wav|紅莉栖……目を……開けてくれよ……起きろよ…… wav/OKA_5077.wav|ごめん……殺すつもり……なかった……。俺は……助けようと…… wav/OKA_5078.wav|なんで……こんな…… wav/OKA_5079.wav|無駄だったんだ……なにをやっても、無駄だ…… wav/OKA_5080.wav|は、はは……。全部、決まってしまっていることなんだよ…… wav/OKA_5081.wav|同じだ……まゆりのときと、同じなんだ…… wav/OKA_5082.wav|どれだけ、もがいたって……結果は、同じになる…… wav/OKA_5083.wav|無駄だよ……無駄なんだ……なにもかも無駄なんだよ…… wav/OKA_5084.wav|俺は、やっぱり、紅莉栖を助けられないんだ……。は、はは、ははは…… wav/OKA_5085.wav|分かってた……。分かってたんだ……。こうなるって、予想してたんだ…… wav/OKA_5086.wav|もう、疲れた……。ずっと、休んでないんだ……。だから、もういいよ…… wav/OKA_5087.wav|はは、は…… wav/OKA_5088.wav|なに……を……? wav/OKA_5089.wav|でも……俺が、殺してしまったんだ…… wav/OKA_5090.wav|俺が……っ、殺した……っ wav/OKA_5091.wav|無駄なんだ…… wav/OKA_5092.wav|2025年……? wav/OKA_5093.wav|Dメール……!? wav/OKA_5094.wav|ドクター……中鉢……! wav/OKA_5095.wav|………… wav/OKA_5096.wav|バタフライ&rs効果&rtエフェクト&re…… wav/OKA_5097.wav|鈴羽、お前はこれを……知っていたのか? wav/OKA_5098.wav|さっきの、2025年からのDメールは、誰が送ってきたんだ? wav/OKA_5099.wav|俺を、騙したのか……? wav/OKA_5100.wav|どういうことか説明しろ…… wav/OKA_5101.wav|聞くって……なにを? wav/OKA_5102.wav|……え? wav/OKA_5103.wav|あ……! wav/OKA_5104.wav|だが、なにも映っていなかった。ノイズしか入っていなかった…… wav/OKA_5105.wav|……!? wav/OKA_5106.wav|メールは受け取ったか? テレビニュースを見るんだ。すでに見たならば、このまま聞いてくれ wav/OKA_5107.wav|初めまして、だな。15年前の俺 wav/OKA_5108.wav|……っ wav/OKA_5109.wav|俺は2025年から、こうしてムービーメールを送っている。原理についてはDメールと同じだ wav/OKA_5110.wav|お前はこのβ世界線到達とともに電話レンジ(仮)を破棄した。そうだな? しかし俺は……お前は、1年もしないうちに再びタイムトラベル理論と向き合うことになる wav/OKA_5111.wav|向き合って、もう14年。それが俺というわけだ wav/OKA_5112.wav|その過程で、36バイト以上の容量を送信可能なDメール送信装置も作ることに成功した wav/OKA_5113.wav|このムービーメールを聞いているということは、お前は紅莉栖を救うことに失敗したということだな wav/OKA_5114.wav|さぞ辛かっただろう。お前の気持ちはよく分かる。なぜなら俺は15年後のお前なんだからな wav/OKA_5115.wav|そうだ。俺も失敗した wav/OKA_5116.wav|失敗したまま、15年が過ぎたよ wav/OKA_5117.wav|なぜ、お前にあえて“失敗させたか”分かるか? wav/OKA_5118.wav|必要なことだった。その失敗後の15年間、俺に“執念”を与えてもらうためにな wav/OKA_5119.wav|お前は紅莉栖を助けようとして、失敗した。お前自身が、紅莉栖を殺した wav/OKA_5120.wav|その悔しさ、その罪悪感が、2025年にこの計画を完成させた俺へと繋がったのだ wav/OKA_5121.wav|その“執念”があったからこそ、俺はこのムービーメールをお前へと届けることができたのだ wav/OKA_5122.wav|知っての通り、世界はアトラクタフィールドにより収束を起こす wav/OKA_5123.wav|普通にタイムトラベルするだけでは、紅莉栖を助けることはできない wav/OKA_5124.wav|だからあえて一度失敗することで、こうして因果を作った。下ごしらえのようなものだ wav/OKA_5125.wav|お前が失敗してくれたおかげで、この15年、俺はひたすら研究に明け暮れた wav/OKA_5126.wav|ドクター中鉢が世界にタイムトラベルの論争をもたらし、世界中が戦争への道にひた走る中で、俺は地下に潜って独自にタイムトラベルの研究を続けた wav/OKA_5127.wav|鈴羽が使っているタイムマシンは、俺とダルの研究のたまものだが、その基礎理論はSERNが構築し── wav/OKA_5128.wav|お前が“なかったこと”にしてきた世界線において、牧瀬紅莉栖が発展させたものだ wav/OKA_5129.wav|型式は『C204型』。Cとは“Cristina”の頭文字だ。それが意味するところは理解してもらえると思う wav/OKA_5130.wav|とにかく因果は成立した。計画の最終段階について話そう wav/OKA_5131.wav|&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reを変え、未知の世界線──『シュタインズゲート』へ到達する計画だ wav/OKA_5132.wav|ちなみに『シュタインズゲート』と命名したのは俺だ。なぜ『シュタインズゲート』なのかは、お前なら分かるはず wav/OKA_5133.wav|“特に意味はない”。そうだろう? wav/OKA_5134.wav|その『シュタインズゲート』へ到達するのに必要な条件は、二点ある wav/OKA_5135.wav|1つ、牧瀬紅莉栖の命を救うこと wav/OKA_5136.wav|1つ、ドクター中鉢がロシアに持ち込んだ『中鉢論文』をこの世から葬り去ること wav/OKA_5137.wav|だがその過去を変えようとしても無駄だった。お前は今、そう思ったはずだ。世界は“収束”してしまう。その力が過去改変を許してくれなかった。そうだな? wav/OKA_5138.wav|だが方法が間違っているだけだ wav/OKA_5139.wav|お前は、紅莉栖を助けることができる wav/OKA_5140.wav|いいか、よく聞くんだ wav/OKA_5141.wav|あの日、7月28日。“最初のお前”は、なにも知らずにドクター中鉢の発表会に来ていたはずだ wav/OKA_5142.wav|その“最初のお前”自身が見たことを“なかったこと”にしてはならない wav/OKA_5143.wav|それは“確定した過去”であり、世界線が“収束した結果”だからだ wav/OKA_5144.wav|だが── wav/OKA_5145.wav|“騙す”ことはできる wav/OKA_5146.wav|どういうことだ、と言いたいのだろう? そう焦るな。これから説明する wav/OKA_5147.wav|“騙す”相手は、お前自身だ wav/OKA_5148.wav|“最初のお前”は、血まみれで倒れている牧瀬紅莉栖を目撃している wav/OKA_5149.wav|それを見ていなければ、これまでのお前、さらにはこれまでの俺のあらゆる行動がタイムパラドックスとなることは分かるか? wav/OKA_5150.wav|紅莉栖の死を目撃したお前がDメールを送ったことで、それはエシュロンに捉えられて、SERNの知るところとなった wav/OKA_5151.wav|α世界線で経験したことを思い出せ wav/OKA_5152.wav|そこで起きたのは、まゆりの死だけではないはずだ wav/OKA_5153.wav|お前は生きている紅莉栖と再会した。彼女を無理矢理ラボメンに迎え、ともにタイムリープマシンを作った wav/OKA_5154.wav|わずか3週間だったが、お前は“牧瀬紅莉栖という1人の人間とともに過ごした”んだ wav/OKA_5155.wav|今、そこにいるお前は。今、ここにいる俺は。7月28日に紅莉栖が死んだ、このβ世界線だけで生きてきた岡部倫太郎ではない wav/OKA_5156.wav|お前の記憶には── wav/OKA_5157.wav|α世界線へ行き── wav/OKA_5158.wav|紅莉栖とともに生き── wav/OKA_5159.wav|まゆりを救うために多くの想いを犠牲にして── wav/OKA_5160.wav|それでももがき続けた3週間の経験が、存在しているはずだ wav/OKA_5161.wav|血まみれでラジ館の暗い通路に倒れている紅莉栖の姿を見なければ── wav/OKA_5162.wav|お前はダルにDメールを送ることもなかったし、それがエシュロンに捉えられることもなかった wav/OKA_5163.wav|その後、紅莉栖に再会したときお前が妙なことを口走ることもなく── wav/OKA_5164.wav|紅莉栖がお前に興味を抱くこともなかった wav/OKA_5165.wav|そして── wav/OKA_5166.wav|今、そこに立つお前が、“タイムトラベルしてでも紅莉栖を助けたい”と思うこともなかったんだ wav/OKA_5167.wav|2025年の俺が『シュタインズゲート』に到達するための計画を立てることもなく wav/OKA_5168.wav|2025年の俺がこうしてお前にムービーメールを送ることもなく wav/OKA_5169.wav|ダルとともに2036年までにタイムマシンを完成させることもなく wav/OKA_5170.wav|鈴羽がタイムマシンでお前の元へ現れることもなかった wav/OKA_5171.wav|お前が経験したわずか3週間の“世界線漂流”を、否定してはいけない wav/OKA_5172.wav|“なかったこと”にしてはいけない wav/OKA_5173.wav|いくつもの世界線を旅してきたからこそ、“紅莉栖を助けたい”と強く願うお前が、そこにいる wav/OKA_5174.wav|紅莉栖を助けたいと願い、その後の人生すべてをタイムマシン開発に捧げた2025年の俺がいる wav/OKA_5175.wav|お前が立っているその場所は、俺たちが“紅莉栖を助けたい”と願ったからこそ到達できた瞬間なんだ……! wav/OKA_5176.wav|“世界線をどれか1つでも移動しなかった俺”では、その瞬間へは到達できなかったんだ wav/OKA_5177.wav|すべて、意味があったことなんだよ wav/OKA_5178.wav|俺の計画の下準備は完了した。後はお前次第だ wav/OKA_5179.wav|……最終ミッション&cTIPSC;&rs『未来を司る女神』作戦&rtオペレーション・スクルド&re&cMESC;の概要を説明する wav/OKA_5180.wav|“確定した過去を変えずに、結果を変えろ” wav/OKA_5181.wav|“血まみれで倒れている牧瀬紅莉栖と、それを目撃した岡部倫太郎”。その過去は確定している wav/OKA_5182.wav|だが逆に言えば、確定しているのは“それだけ”だ wav/OKA_5183.wav|“最初のお前”を騙せ wav/OKA_5184.wav|世界を、騙せ wav/OKA_5185.wav|それが、『シュタインズゲート』に到達するための選択だ wav/OKA_5186.wav|健闘を祈るぞ、狂気のマッドサイエンティストよ wav/OKA_5187.wav|エル── wav/OKA_5188.wav|プサイ── wav/OKA_5189.wav|コングルゥ wav/OKA_5190.wav|フ……フフフ wav/OKA_5191.wav|ククク、クックック…… wav/OKA_5192.wav|33歳にもなって、なにをバカなことを言っているんだ、俺は…… wav/OKA_5193.wav|最初の俺を騙せとか。世界を騙せとか wav/OKA_5194.wav|厨二病もいいところじゃないか……! wav/OKA_5195.wav|いいだろう、やってやる……! それが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択だと言うのならばな! wav/OKA_5196.wav|俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真! 世界を騙すなど、造作もない! wav/OKA_5197.wav|やはりこの俺が、世界を変えてやらねばならないようだな! wav/OKA_5198.wav|フゥーハハハ! wav/OKA_5199.wav|ククク、お前たち、そんなことも分からないのか wav/OKA_5200.wav|確定した過去は“血まみれで倒れている牧瀬紅莉栖と、それを目撃した俺”だけ。それ以上でもそれ以下でもない wav/OKA_5201.wav|紅莉栖が“血まみれで倒れていた”のを見ただけ。その紅莉栖が生きていたのか、死んでいたのかについて── wav/OKA_5202.wav|俺は“観測”していない wav/OKA_5203.wav|つまりあのときの場面について、こういう可能性だって考えられるわけだ wav/OKA_5204.wav|“紅莉栖は、ぶちまけられた赤いペンキの上にうつぶせに倒れて寝ていた” wav/OKA_5205.wav|だから俺がやれることは、あの日俺が見た“光景だけを再現する”こと。紅莉栖を死なせないようにしてな wav/OKA_5206.wav|誰にものを言っているのだ、バイト戦士よ wav/OKA_5207.wav|あえてもう一度言おう。この俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真である! wav/OKA_5208.wav|すでに&rs『未来を司る女神』作戦&rtオペレーション・スクルド&reは俺の中で見えている wav/OKA_5209.wav|だが準備が必要だ。30分くれ wav/OKA_5210.wav|……よし wav/OKA_5211.wav|いい働きだぞ、まゆり wav/OKA_5212.wav|これは棒ではなく、剣だ wav/OKA_5213.wav|我がラボの発明品、未来ガジェット6号『サイリウム・セーバー』 wav/OKA_5214.wav|だがただのサイリウムではない。セーバーというネーミングの通り、剣の形になっているため、スパークウォーズごっこも可能なのだッ wav/OKA_5215.wav|しかも同時に、血糊を生成することができるぞ。先端部分のキャップを取り外せば、ドロリとした血が溢れ出す wav/OKA_5216.wav|すべては必然だった、ということだ wav/OKA_5217.wav|いかにも wav/OKA_5218.wav|任せろ wav/OKA_5219.wav|俺が、世界を変えてやる wav/OKA_5220.wav|当たり前だ wav/OKA_5221.wav|………… wav/OKA_5222.wav|お前が経験したわずか3週間の“世界線漂流”を、否定してはいけない wav/OKA_5223.wav|“なかったこと”にしてはいけない wav/OKA_5224.wav|俺は、お前を── wav/OKA_5225.wav|……俺は、お前を助ける wav/OKA_5226.wav|それはレアなのか? wav/OKA_5232.wav|なにを恐れる、鳳凰院凶真 wav/OKA_5233.wav|すべては俺の思惑通りに行くに決まっているさ wav/OKA_5234.wav|&rs『未来を司る女神』作戦&rtオペレーション・スクルド&reに不備はない。なにせ、この俺が15年の時をかけて練り上げた計画なのだから wav/OKA_5235.wav|俺は、俺を信じる。この鳳凰院凶真を、信じる wav/OKA_5236.wav|……!? wav/OKA_5237.wav|よせ! wav/OKA_5238.wav|やってみるがいい wav/OKA_5239.wav|我が名は── wav/OKA_5240.wav|鳳凰院凶真 wav/OKA_5241.wav|知らないなら覚えておけ。フェニックスの鳳凰に、院、そして凶悪なる真実で、鳳凰院凶真だ……! wav/OKA_5242.wav|俺は混沌を望む者。世界の支配構造を破壊する者 wav/OKA_5243.wav|そしてお前の野望を打ち砕く者! wav/OKA_5244.wav|断る! wav/OKA_5245.wav|どうした、ドクター中鉢。お前の威勢は口だけか? この俺を殺すのではなかったのか? wav/OKA_5246.wav|もっとも、神に等しい力を持つこの俺を殺すことなど、お前如きには無理だろうがな! フゥーハハハ! wav/OKA_5247.wav|貴様には俺を殺すことはできない! 絶対にな! wav/OKA_5248.wav|が……はっ……! wav/OKA_5249.wav|あ、があ、ああああ! wav/OKA_5250.wav|はあっ、はあっ、がはっ…… wav/OKA_5251.wav|よ……くも…… wav/OKA_5252.wav|がふっ…… wav/OKA_5253.wav|よくも……やってくれたな……! wav/OKA_5254.wav|殺して……やるよ……ジジイ…… wav/OKA_5255.wav|貴様も、そっちの娘も……全員、皆殺しだ……! wav/OKA_5256.wav|お前は……俺が、助ける wav/OKA_5257.wav|娘は……後でたっぷりいたぶって……殺してやる…… wav/OKA_5258.wav|中鉢……まずは……貴様だ……! wav/OKA_5259.wav|フ、フ、フハハハハ…… wav/OKA_5260.wav|はあ……はあ……はあ…… wav/OKA_5261.wav|うぐっ…… wav/OKA_5262.wav|まだ、足りない…… wav/OKA_5263.wav|っ── wav/OKA_5264.wav|ああああああああああああ────! wav/OKA_5265.wav|がはっ、はあっ、はあっ、ぐっ、かはっ…… wav/OKA_5266.wav|フ、フフ…… wav/OKA_5267.wav|なにを勘違いしている、鈴羽…… wav/OKA_5268.wav|この床を見て……気付かないのか……? wav/OKA_5269.wav|フ、フ……じゅうぶんな、出血量だ……そう、思うだろう? wav/OKA_5270.wav|クク、死ぬわけ、ないだろうが…… wav/OKA_5271.wav|俺を、誰だと思っている wav/OKA_5272.wav|狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だぞ…… wav/OKA_5273.wav|鈴羽……、紅莉栖の身体を…… wav/OKA_5274.wav|痛かったか……? 済まなかった。だが、お前を……救うためだったんだ wav/OKA_5275.wav|例え……あの3週間の……日々は、戻らなくても…… wav/OKA_5276.wav|お前に、生きていてほしかったから…… wav/OKA_5277.wav|……さよなら wav/OKA_5278.wav|作戦完了……。これより帰還する…… wav/OKA_5279.wav|……バカとは、失礼だな。すべて、計画通りだろ……クク……ク…… wav/OKA_5280.wav|ああ。そうだ wav/OKA_5281.wav|知らなくて当然だ。教えていないからな wav/OKA_5282.wav|それを天然でやっているんだから、そりゃあ鮮烈なコスプレデビューも飾るわけだ。ファンクラブまでできてるらしいじゃないか wav/OKA_5283.wav|だが、お前のコスプレ姿、俺も生で見てみたかったぞ wav/OKA_5284.wav|だが、楽しかったのだろう? まゆりがそう言っていた wav/OKA_5285.wav|成長したな。ルカ子 wav/OKA_5286.wav|だがまだまだ油断するな。次なる目標は、&rs清心斬魔&rtせいしんざんま&re流の極意継承。それさえ会得すれば、お前は己の中に封印されている邪悪な炎に焼かれることもないだろう wav/OKA_5287.wav|そのときこそ、&rs趣都&rtしゅと&re・秋葉原を守る巫女、漆原るかの物語は始まるのだ! wav/OKA_5288.wav|それは、しかるべきときが来たら教える wav/OKA_5289.wav|ラボメンナンバー006、漆原るか。お前にこれを授けよう wav/OKA_5290.wav|その記憶ははるか彼方、あるいは前世まで遡るかもしれない wav/OKA_5291.wav|お前は生まれたときからすでにラボメンだったのだ。故に、誇るがいい wav/OKA_5292.wav|イヤか? wav/OKA_5293.wav|それは世界にたったの8個しかない、貴重なものだ。お前を災厄から守ってくれるマジックアイテムでもある wav/OKA_5294.wav|だからなくすなよ wav/OKA_5295.wav|あ、ああ。地獄の底から蘇ってきた wav/OKA_5296.wav|知っている wav/OKA_5297.wav|そうなのか? どうせ、再開発計画の責任者の権限を最大限に利用しているんだろう? wav/OKA_5298.wav|なに? ヤツらが……? 俺が入院している間に、目覚めたというのか wav/OKA_5299.wav|やむを得ないな。そういうことならば俺も“契約の履行”をせねばなるまい wav/OKA_5300.wav|そうだ、これを渡しておこう wav/OKA_5301.wav|入院している間に wav/OKA_5302.wav|ラボメンナンバー007のピンバッジだ wav/OKA_5303.wav|どうしても俺の助けがほしいときは、そのピンバッジを握りしめて“ラ・ヨーダ・スタセッラ”と唱えるがいい wav/OKA_5304.wav|ああ。もちろんだ。ダルも喜ぶだろう wav/OKA_5305.wav|ええ、まあ…… wav/OKA_5306.wav|よろしくもなにも、指圧師とは顔見知りですよ wav/OKA_5307.wav|&rs閃光の指圧師&rtシャイニングフィンガー&re。彼女の能力名です wav/OKA_5308.wav|萌郁はなぜブラウン管工房でバイトを? wav/OKA_5309.wav|なるほど……お見合いか wav/OKA_5310.wav|萌郁にそんな親切をする性質があったとは…… wav/OKA_5311.wav|前にも雇っていたじゃないですか wav/OKA_5312.wav|ま、そういうことならよろしく頼むぞ、萌郁 wav/OKA_5313.wav|ラボメンナンバー005の証であるピンバッジだ。いつでも2階にある我がラボを訪れるがいい wav/OKA_5314.wav|ただし、IBN5100を探すのにはもう二度と付き合わないからな wav/OKA_5315.wav|断る。この俺は忙しいのだ wav/OKA_5316.wav|……ああ wav/OKA_5317.wav|もしかして、“おかえり”と“オカリン”を合体させたのか? wav/OKA_5319.wav|その電子レンジはどこで手に入れた? wav/OKA_5320.wav|買ったのか? wav/OKA_5321.wav|さすがスーパーハカー。その調子で次の未来ガジェット作りも頼むぞ wav/OKA_5322.wav|まゆり、お前は俺の保護者になったつもりか? ずいぶん出世したな。だが勘違いするな、お前はあくまで俺の“被保護者”だ wav/OKA_5323.wav|う…… wav/OKA_5324.wav|今度、ジューシーからあげナンバーワンを買ってやる wav/OKA_5325.wav|ほら、これ wav/OKA_5326.wav|なんだ? wav/OKA_5327.wav|………… wav/OKA_5328.wav|……え? wav/OKA_5329.wav|俺だ。なぜ彼女がここにいる? 俺の“リーディング・シュタイナー”は反応しなかったというのに── wav/OKA_5330.wav|なに!? 俺が守れだと!? やれやれ、勝手なことを言ってくれる wav/OKA_5331.wav|それが&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択か。エル・プサイ・コングルゥ wav/OKA_5332.wav|また会えたな、クリスティーナ── wav/OKA_5333.wav|……!? wav/OKA_5334.wav|ようこそ、我が助手、牧瀬紅莉栖……いや、クリスティーナ wav/OKA_5335.wav|これが『シュタインズゲート』の選択だよ wav/OKA_1114_2.wav|SERNのデータベースに、IBN── wav/OKA_3099_2.wav|名前は……バレル・タイターだったか? wav/OKA_3158_2.wav|“お前がねらーでニコ厨で、安価で自分のおっぱいうpしたりする女だろうと、ラボメンであることに変わりはない wav/OKA_3158_3.wav|これからも俺の助手でいてくれて構わない。だから涙拭けよ”と── wav/OKA_3220_2.wav|そいつはどういうヤツだった? 男か? 女か? wav/OKA_3220_3.wav|特徴は? wav/OKA_4328_2.wav|Dメールの設定を頼む……! wav/OKA_4347_2.wav|2回送り直したが効果無しだ wav/TEN_0000.wav|おう、どうした岡部 wav/TEN_0001.wav|おめえ、俺のブラウン管を乱暴に扱いやがったな wav/TEN_0002.wav|愛が足りねえんだよ、愛が wav/TEN_0003.wav|相変わらず変な話し方だな、おめえって wav/TEN_0004.wav|今日はこれから客が来るんでな wav/TEN_0005.wav|おめえな、俺の愛しい娘を小動物呼ばわりするんじゃねえ wav/TEN_0006.wav|&rs綯&rtなえ&reに手出したらぶっ殺すからな wav/TEN_0007.wav|客っつーか、なんつーか wav/TEN_0008.wav|ふむ、こりゃたぶん、基板の半田浮きだな。直せるぜ wav/TEN_0009.wav|待ってろ。見積書作ってやる wav/TEN_0010.wav|当たり前だろ。払わねぇつもりだったのか!? wav/TEN_0011.wav|だからなんだよ。アフターサービスまでタダでやってやるとは言ってねえぜ wav/TEN_0012.wav|うるせーな。だったら引き取ってやってもいいんだぞ。家電リサイクル法で回収費ももらうけどな wav/TEN_0013.wav|はあ? そりゃ誰のことだ wav/TEN_0014.wav|歯磨いて寝ろよガキ。そもそも2階をタダ同然で貸してやってるこの俺にそういうこと言うとは、いい度胸だなあ wav/TEN_0015.wav|………… wav/TEN_0016.wav|ああ、バイトの面接したいって子な。俺が店長の天王寺だ wav/TEN_0017.wav|おめえ、来月から2階の家賃1000円増しな wav/TEN_0018.wav|今どき珍しい若者がいたもんだよな。ま、そこのイスに座んな、お嬢ちゃん wav/TEN_0019.wav|で、名前はなんだって? wav/TEN_0020.wav|歳は? wav/TEN_0021.wav|学生? wav/TEN_0022.wav|なんでウチで働きたいんだ? wav/TEN_0023.wav|採用! 明日から来い! wav/TEN_0024.wav|おい、アホな妄想してんじゃねえよ wav/TEN_0025.wav|このバカ男は、2階に間借りしてる岡部倫太郎ってんだ wav/TEN_0026.wav|うるせー。家賃さらに1000円上乗せするぞ wav/TEN_0027.wav|……? wav/TEN_0028.wav|ああ、物騒だな。騒ぎ起こしたらクビにするからな。そもそもその機関なんたらは岡部の創作だから、本気にすんな wav/TEN_0029.wav|おーい、バイト。まだ3日目なのに遅刻してんじゃねえ! wav/TEN_0030.wav|真面目にやらねぇならいつでもクビにするからな wav/TEN_0031.wav|岡部もウチのバイトに手ぇ付けようとしてんじゃねぇぞ wav/TEN_0032.wav|おめえ、もし&rs綯&rtなえ&reがいる前でそういうこと言ってみろ。マジで殺すからな。父親としての沽券に関わる wav/TEN_0033.wav|そもそも、そんなしょんべんくせえガキに欲情なんかするかよ wav/TEN_0034.wav|なんだよ、怒ったのか? wav/TEN_0035.wav|はあ? お前、なに言ってんだ? wav/TEN_0036.wav|なんでうちの店のまわりには、変なヤツばっか集まってくんだよ、ったく wav/TEN_0037.wav|おらバイト。いいからさっさと店に入れ wav/TEN_0038.wav|おう、岡部。おめえ、いったい上でなにやってんだ? wav/TEN_0039.wav|おめえらのお遊びのことはどうでもいいんだよ。このビルのオーナーは俺。分かってんのか? wav/TEN_0040.wav|けっこうボロいビルだからよ。おめえらがガタガタ揺らすと、壁にヒビでもできるんじゃねぇかと、俺は気が気じゃねぇわけ wav/TEN_0041.wav|だったらどうなんだよ? wav/TEN_0042.wav|ちゃんと補強工事はした。だがな、いくらなんでもおめえらは揺らしすぎだ wav/TEN_0043.wav|ああ? wav/TEN_0044.wav|コラ、岡部…… wav/TEN_0045.wav|なんか落ちてきたぞ。ラーメンに入ったろうが、どうしてくれるんだ! とにかくこれ以上揺らすんじゃねえ! wav/TEN_0046.wav|でないと家賃を1万上げる! wav/TEN_0047.wav|&rs綯&rtなえ&re、そこのうさんくせえ野郎になにをされた!? wav/TEN_0048.wav|てめえ、よくも俺の大事な娘をたぶらかしてくれたな……! 殺すぞ wav/TEN_0049.wav|だったらなんでおめえと&rs綯&rtなえ&reが2人きりで話してんだ、ああ!? wav/TEN_0050.wav|……&rs綯&rtなえ&re、そうなのか? wav/TEN_0051.wav|サボる方法だけはうまいんだよな、あのバイト wav/TEN_0052.wav|ねえよ、んなもん wav/TEN_0053.wav|いいか、今後もうちの娘をたぶらかそうとしたらタダじゃおかねえからな wav/TEN_0054.wav|&rs綯&rtなえ&re、シュークリーム買ってきたから一緒に食おう wav/TEN_0055.wav|おいコラ、バイト! サボってたことは分かってんだぞコラ! wav/TEN_0056.wav|あと、なんで42型が付けっぱなしになってんだ! 消しとけって言っただろうが! wav/TEN_0057.wav|お、ずいぶん暇そうだな岡部 wav/TEN_0058.wav|岡部、おめえうちの娘になにふざけたこと吹き込んでやがる wav/TEN_0059.wav|いいだろ別に。器の小せえ野郎だな wav/TEN_0060.wav|&rs綯&rtなえ&re、こんな野郎の言うこと、聞かなくていいからな wav/TEN_0061.wav|おう、岡部か。ブラウン管買ってけ wav/TEN_0062.wav|てめえ、最近女ばっか連れ込んでるらしいじゃねえか wav/TEN_0063.wav|たまには俺も呼べ。若い娘と話してみてえ wav/TEN_0064.wav|ち、違うぞ&rs綯&rtなえ&re! これは社会勉強であり……それと顧客獲得のための営業活動なんだよ! wav/TEN_0065.wav|&rs綯&rtなえ&re、お父さんはお前さえいれば幸せなんだからな。な? wav/TEN_0066.wav|もちろん約束するさ! wav/TEN_0067.wav|あん? おいバイト、なんの話だよ? wav/TEN_0068.wav|ああ、その話か。岡部、捜してやれ wav/TEN_0069.wav|岡部、もし次、大声出して&rs綯&rtなえ&reを怯えさせたら殺す wav/TEN_0070.wav|おいコラ岡部! wav/TEN_0071.wav|揺らすなって何度言ったら分かんだ? 若い娘だろうが俺は容赦しねえぞ。家賃1万円アップだ! wav/TEN_0072.wav|地震だぁ!? そんなごまかしが通用すると思ってんのか! wav/TEN_0073.wav|ぐおわ!? ブ、ブラウン管ちゃんがぁっ!? wav/TEN_0074.wav|てめえ、岡部……! wav/TEN_0075.wav|………… wav/TEN_0076.wav|みたいだな wav/TEN_0077.wav|おい岡部。なに笑ってやがる。うちの娘を怖がらせるな! それとブラウン管の弁償と家賃値上げだからな、おい! wav/TEN_0078.wav|ああん? wav/TEN_0079.wav|筋を通しに来たのなら聞いてやる。ただし賃下げ要求には応じねぇからな wav/TEN_0080.wav|むお!? wav/TEN_0081.wav|おふぃ、ふえふぇっほ! ふえふぇんふぁろ! ふぉふぁふぇれふぇえふぉれいひょーふふぁひららふぁんふぁんうふぁふぉへら! wav/TEN_0082.wav|うっせえ。これは没収だ wav/TEN_0083.wav|ヘンタイはおめえだろうが。いきなり脱ぎ出したと思ったら、服を俺の顔面に押しつけてくるとは……大したプレイだったぜ。岡部に感謝しねえとな wav/TEN_0084.wav|とにかく今日は1日、その格好で仕事しやがれ。ヘソ出し結構結構。なんなら店の前で客引きしてくれてもいいんだぜ wav/TEN_0085.wav|はっはー、あの子はおめえより俺の言葉を信じるだろうよ。なにしろ俺の娘だからな wav/TEN_0086.wav|んーだよ岡部 wav/TEN_0087.wav|ウチのバイトも仲間に入れてやれ。おめえはこいつに借りがあるんだろ? こいつのヘソのおかげで、おめえらがビル揺らすのも一応許してやったんだからな wav/TEN_0088.wav|このバイト、なかなかいいヘソだったぜ。腹回りがしっかり鍛えてあって、キュッと引き締まってたな wav/TEN_0089.wav|岡部。なにをしてんのかはともかく、いざとなったら無茶だけはすんなよ wav/TEN_0090.wav|おう、岡部 wav/TEN_0091.wav|なあ、うちのバイト来てないか? wav/TEN_0092.wav|なんか知ってんのか? あいつどこ行ったんだよ wav/TEN_0093.wav|ここ数日、ずっと休みっぱなしで、次にいつバイト出るか分かんねえんだよな。ケータイに電話しても繋がらねえし wav/TEN_0094.wav|なにぃ? そうなのか? wav/TEN_0095.wav|あのガキ……雇い主である俺には一言もなしか…… wav/TEN_0096.wav|ま、いいわ。こうして訪ねてきたのは、岡部、おめえに用があるからだ wav/TEN_0097.wav|前に俺が世話になった人からの手紙だ。今日、お前に渡してくれって頼まれてた wav/TEN_0098.wav|お前こそ、&rs鈴&rtすず&reさんとはどういう関係なんだ? wav/TEN_0099.wav|あん? いや、10年前に亡くなったが wav/TEN_0100.wav|50は超えてなかったな wav/TEN_0101.wav|おう、岡部。例のラジ館の人工衛星、消えたってよ。大騒ぎらしいぜ wav/TEN_0102.wav|ん? なんだ? wav/TEN_0103.wav|……知ってどうする? wav/TEN_0104.wav|……単なる好奇心、ってわけじゃなさそうだな wav/TEN_0105.wav|で、もう一度聞くが、鈴さんとはどういう関係だ? wav/TEN_0106.wav|あまり言いたくはないんだがな……。これから俺が言うことは、心して聞けよ。いいか? wav/TEN_0107.wav|自殺だ wav/TEN_0108.wav|自宅で、首を吊ってな。俺が、第1発見者だ wav/TEN_0109.wav|そんなことになる1年ぐらい前から、精神的にずいぶん不安定になってな。それまでは、明るくて優しい人だったんだが wav/TEN_0110.wav|俺は、あの人の家に下宿させてもらってたんだ…… wav/TEN_0111.wav|鈴さんは天涯孤独だったし、葬式にはほとんど人は来なかった。寂しいもんだったぜ…… wav/TEN_0112.wav|さっきの手紙は、鈴さんが死ぬ1週間前に渡された。2010年の今日になったら岡部倫太郎という青年に渡してくれ、ってな wav/TEN_0113.wav|鈴さんは予知能力でも持ってたのかと思ったぜ。おめえが上に越してきたときはな wav/TEN_0114.wav|おう岡部。おめえずいぶん暇そうだな。うちでバイトしねえか? 今なら特別に、月給ブラウン管1台で雇ってやる wav/TEN_0115.wav|鈴羽ぁ? 誰だそいつは wav/TEN_0116.wav|たった10日ばかりで辞めてくようなゆとりバイトの名前なんざ、とっくに忘れちまったぜ wav/TEN_0117.wav|せっかく俺が楽できると思ったのによ。だからイヤなんだ、最近の若いのは。根性なしもいいところだぜ wav/TEN_0118.wav|どうせ、面接のときに言ってた“ブラウン管が好き”ってのもウソだったんだろうよ。まんまと騙されちまった wav/TEN_0119.wav|懐かしい名前だな。おめえ、知り合いだったのか? wav/TEN_0120.wav|もうかれこれ10年になるか wav/TEN_0121.wav|あの人には、ずいぶん世話になった wav/TEN_0122.wav|天涯孤独だったらしくてな、せめて俺が看取ってやりたかったんだが wav/TEN_0123.wav|でもま、こう言っちゃなんだが、死に顔は穏やかだったよ wav/TEN_0124.wav|自殺? おめえ、それ誰から吹き込まれたんだよ。鈴さんは病気で亡くなったんだ。根も葉もねえ話を信じてんじゃねえ wav/TEN_0125.wav|で、おめえと鈴さんとはどういう知り合いだったんだ? wav/TEN_0126.wav|そうか wav/TEN_0127.wav|あの人が住んでた家は、今は俺が使ってんだ。位牌もそこにある。なんなら手を合わせに来るか? wav/TEN_0128.wav|あ〜……5日前ぐらいじゃなかったか? 世の中、奇妙なことが起きるもんだな wav/TEN_0129.wav|その自転車は、鈴さんがすっげえ大事にしてたんだよ wav/TEN_0130.wav|晩年は、自分で乗ることはなかったけどな。それでも週に一度はフレームを磨いてた wav/TEN_0131.wav|処分することもできなくて、結局10年もそこに置いたままだ。俺もできるだけ整備はしてるんだが、さすがに錆が目立ってきてるな wav/TEN_0132.wav|俺と鈴さんは最初、いわゆるお隣さんだったんだよ wav/TEN_0133.wav|俺はヨーロッパ生まれのヨーロッパ育ちでな wav/TEN_0134.wav|んだよてめえ。俺は英語もフランス語もペラペラだぞコラ wav/TEN_0135.wav|両親が死んで、15年ぐらい前に日本に帰ってきたんだよ。つっても俺にとっては生まれて初めての日本だった wav/TEN_0136.wav|この国についてなんにも知らねえ俺の面倒を見てくれたのが、隣に1人で住んでた鈴さんだったってわけだな wav/TEN_0137.wav|はあ? 結婚? wav/TEN_0138.wav|アホか wav/TEN_0139.wav|あの人は、ずいぶんストイックに生きてたよ。人付き合いもあまりなかったみてえだ wav/TEN_0140.wav|けどな、俺にはよくしてくれた wav/TEN_0141.wav|ここに越してきて1年ぐらい経ったとき、俺の家が火事で全焼してな。ま、俺の煙草の不始末が原因だから自業自得なんだが wav/TEN_0142.wav|そんときに、全財産無くした俺を、この家で下宿させてくれたんだ wav/TEN_0143.wav|それだけじゃねえ。工房のあるあの大檜山ビルな。ありゃ元々、鈴さんの持ち物だったんだぞ wav/TEN_0144.wav|それを格安で譲ってもらったんだ。おかげで俺は、ブラウン管工房を構えることができたってわけだ wav/TEN_0145.wav|あの人は俺の恩人だよ wav/TEN_0146.wav|あるとき、なんだって縁もゆかりもねえのにこんなによくしてくれるんですかって、聞いたことがあんだが wav/TEN_0147.wav|そしたらあの人は、笑ってこう答えたよ wav/TEN_0148.wav|“巡り巡って人は誰かに親身にしてもらうことになってる、だから君もいずれ誰かに親身にしてあげなさい”ってな wav/TEN_0149.wav|なんだか不思議な人だったぜ。予言者みたいに、これから起きる出来事をぴたりぴたりと言い当てたりしてな wav/TEN_0150.wav|しかし世間ってのは狭いな。あの人のこと知ってる人間が、こんな近いところにいたとは wav/TEN_0151.wav|そうだ、ちょっと待ってろ wav/TEN_0152.wav|それ、なんの数字を表してるか分かるか? wav/TEN_0153.wav|俺にはさっぱり分からなくてな。この10年、その数字からピクリとも変わりゃしねえ wav/TEN_0154.wav|……ただ wav/TEN_0155.wav|鈴さんは、病床からいつも、このメーターを眺めてた wav/TEN_0156.wav|うわごとのようにつぶやいてたよ wav/TEN_0157.wav|この数字は、変わる前なのかな、変わった後なのかな、あたしは変えられたのかな── wav/TEN_0158.wav|そんな風に、1日に何回もな。見てて、痛々しいほどだった wav/TEN_0159.wav|よく来てくれたな wav/TEN_0160.wav|まあな。&rs綯&rtなえ&reの学校の時間に合わせてるから、基本的に早起きなんだよ wav/TEN_0161.wav|今は夏休み中だが、もう習慣になっちまってる wav/TEN_0162.wav|うるせえ。&rs綯&rtなえ&reのこと聞き出してどうするつもりだ? 寝込みを襲おうとしたらマジで殺す wav/TEN_0163.wav|それが? wav/TEN_0164.wav|幻のレトロPCだろ wav/TEN_0165.wav|………… wav/TEN_0166.wav|おめえは、裏切ったのか? &rsM4&rtエムフォー&re wav/TEN_0167.wav|フェルディナント・ブラウンって知ってるか? wav/TEN_0168.wav|おいおい、ブラウン管を発明した、ノーベル物理学賞の偉人だぞ wav/TEN_0169.wav|フェルディナント・ブラウン。頭文字は? wav/TEN_0170.wav|そういうことだ wav/TEN_0171.wav|&rs綯&rtなえ&reを産んだときに死んだ。それが? wav/TEN_0172.wav|俺への依存の次は、現実逃避か? wav/TEN_0173.wav|犬、か。間違っちゃいねえな wav/TEN_0174.wav|だからなんだ? wav/TEN_0175.wav|俺の娘は、見た目で判断するような器の小さい女じゃねえんだよ wav/TEN_0176.wav|………… wav/TEN_0177.wav|なんだよおめえ、鈴さんのこと知ってんのか。だったらもっと早く言ってくれよ wav/TEN_0178.wav|だがな、ずいぶん分かったようなこと言うじゃねえか。鈴さんは10年も前に死んだんだ。その当時、岡部は8歳かそこらだろ wav/TEN_0179.wav|なのに鈴さんのことが分かるってのか? wav/TEN_0180.wav|………… wav/TEN_0181.wav|な……にを…… wav/TEN_0182.wav|デタラメ言ってんじゃねえよ wav/TEN_0183.wav|うるせえな。色々あるんだよ wav/TEN_0184.wav|ああ、そうだ wav/TEN_0185.wav|全部、俺が書いた。なぜ女言葉かって? カムフラージュだよ。正体を隠すためのな wav/TEN_0186.wav|ネットでもネカマなんて腐るほどいるだろ wav/TEN_0187.wav|マジな話、大変だったんだぜ&rsM4&rtエムフォー&re。メール送りすぎだタコ wav/TEN_0188.wav|おめえのくだらねえ相談に全レスしてやったんだ、感謝しろ wav/TEN_0189.wav|そう仕向けたんだよ。おめえみてえなメンヘルは、簡単に依存してくれるから操りやすい wav/TEN_0190.wav|連絡? ああ、IBN5100を手に入れた時点で、おめえはもう用済みだからだ wav/TEN_0192.wav|ダイレクトメールでメンバーを募集すんのは、機密性の保持の観点からするとザルだけどな、それがラウンダーのやり方だ wav/TEN_0193.wav|そして、IBN5100を見つけたメンバーは、任務達成となり口封じされる。例外なく、全員だ wav/TEN_0194.wav|そうすることでSERNと“委員会”は、機密を保持しつつ安い金で、俺たちみてえなはみ出し者を利用してるわけだ wav/TEN_0195.wav|あいつらにしてみれば、ラウンダーは全員、駒さ。悲しいことにな wav/TEN_0196.wav|任務達成はすなわち“処分”確定。扱いとしては、犬っつーより家畜だな wav/TEN_0197.wav|逆らえば、家族が危険に晒されるんだ。大事な娘に、手出しさせられねえだろ? wav/TEN_0198.wav|鈴さんには、悪いと思ってるよ── wav/TEN_0199.wav|ホント、なんでこんなことになったんだろうなあ wav/TEN_0200.wav|任務達成はすなわち“処分”確定。扱いとしては、犬っつーより家畜だな wav/TEN_0201.wav|任務達成はすなわち“処分”確定。扱いとしては、犬っつーより家畜だな wav/TEN_0202.wav|よお、岡部。おめえ、退院したのか wav/TEN_0203.wav|そうそう、紹介しとくぜ wav/TEN_0204.wav|今日からウチでバイトすることになった子だ wav/TEN_0205.wav|見ての通り無愛想なヤツだが、よろしくやってくれ wav/TEN_0206.wav|しあつし? 誰だそりゃ? wav/TEN_0207.wav|ああ、例の幻のPCってヤツか? 見つかったのかよ? wav/TEN_0208.wav|ま、都市伝説みてえなもんだからな wav/TEN_0209.wav|バカかてめえ。俺が愛してんのは&rs綯&rtなえ&reとブラウン管だけなんだよ wav/TEN_0210.wav|それに、&rs綯&rtなえ&reが連れてきたんじゃねえ。正確には、転んでケガしてた&rs綯&rtなえ&reを介抱して、わざわざここまでついてきてくれたってわけだ wav/TEN_0211.wav|で、無職だっつーから、そんなら娘が世話になったことだし、ウチで働けって話になったわけだ wav/TEN_0212.wav|まさか、ウチの店でバイトを雇うことになるとはな wav/TEN_0213.wav|はあ? なに寝ぼけたこと言ってんだ。ウチはこれまでバイトを使ったことなんてねえよ wav/TEN_0214.wav|いきなりナンパか。ウチのバイトに手出してんじゃねえよ wav/TEN_0215.wav|つれねえヤツだな。手伝ってやれよ wav/MAY_0000.wav|ねぇねぇ。なにブツブツ言ってるのー? wav/MAY_0001.wav|オカリン? ねぇってばー wav/MAY_0002.wav|誰かと電話中? wav/MAY_0003.wav|さっき、ケータイで誰と話してたのー? wav/MAY_0004.wav|そうなんだー。オカリン、ありがとー wav/MAY_0005.wav|それよりオカリンオカリン wav/MAY_0006.wav|えー? でも昔からそう呼んでたよ? wav/MAY_0007.wav|だって、難しくて覚えられないし wav/MAY_0008.wav|それに、&rs岡部&rtおかべ&re&rs倫太郎&rtりんたろう&reと1文字も合ってないよー? おかしいね、えっへへー wav/MAY_0009.wav|でね、オカリン。えっと、教えてほしいんだけど wav/MAY_0010.wav|これからここで、なにが始まるのー? wav/MAY_0011.wav|うん wav/MAY_0012.wav|記者会見? でもー、記者さんなんて見当たらない気がするよ? wav/MAY_0013.wav|巻き巻きトカゲ? あ、それを言うならエリ巻きトカゲだねー。えっへへー wav/MAY_0014.wav|地震かなぁ? 震度2? マグニチュード2? 震度とマグニチュードってどう違うんだっけー…… wav/MAY_0015.wav|んー? wav/MAY_0016.wav|あのね、『うーぱ』がほしいなあって wav/MAY_0017.wav|でもね、まゆしぃは今、100円玉を切らしちゃっているのです wav/MAY_0018.wav|だから、オカリンオカリン、100円貸してー? wav/MAY_0019.wav|あ、ああー…… wav/MAY_0020.wav|あっ、『うーぱ』だよ。しかもメタル。『メタルうーぱ』 wav/MAY_0021.wav|すごく! wav/MAY_0022.wav|ホントー? いいの? オカリン wav/MAY_0023.wav|えっへへー、ありがとーオカリン♪ wav/MAY_0024.wav|んー、待って待って。名前書かなくちゃ wav/MAY_0025.wav|タイムマシン? あの人が作ったのー? wav/MAY_0026.wav|あ、オカリン。『メタルうーぱ』がいなくなっちゃった wav/MAY_0027.wav|落としたみたい…… wav/MAY_0028.wav|当たりっこないよ。だってね、『メタルうーぱ』はネットオークションで、1万円近いプレミアが付いてるんだよ? wav/MAY_0029.wav|分かんないから探してるんだよぅ……。あと、見つけても、売らないからねー? wav/MAY_0030.wav|だから、売らないってばー。まゆしぃの名前書いちゃったし wav/MAY_0031.wav|トゥットゥルー♪ うーぱさんうーぱさん、出ておいでー wav/MAY_0032.wav|オカリンもねー wav/MAY_0033.wav|悲鳴……かな? wav/MAY_0034.wav|オカリン、どうしたの……? wav/MAY_0035.wav|ねぇねぇ、なにがあったのー? 顔色、すごく悪いけど…… wav/MAY_0036.wav|え…… wav/MAY_0037.wav|そうなんだー。悪いことしちゃダメなんだよ、オカリン wav/MAY_0038.wav|オカリンオカリン、そこは“ラボメン”って言わなきゃー。所属研究員じゃなくて wav/MAY_0039.wav|オカリンって呼び方の方がかわいいのにー wav/MAY_0040.wav|トゥットゥルー♪ まゆしぃでーす。着るんじゃなくて作るのが趣味だよ wav/MAY_0041.wav|あ、今その人、ニヤリって笑ったー wav/MAY_0042.wav|通じないんじゃないかなー? wav/MAY_0043.wav|その人にしてみたら、まゆしぃたちがゲームみたいに見えてるのかなー? wav/MAY_0044.wav|んじゃ、ダルくんの大好きな&cTIPSC;2次元の女の子&cMESC;たちもそうなのー? wav/MAY_0045.wav|あう……。針、指に刺さった…… wav/MAY_0046.wav|まゆしぃはオカリンの人質だから、ここにいようと思いまーす wav/MAY_0047.wav|きっとね、アルパカさんが、怒っちゃったんだよー wav/MAY_0048.wav|どうかしたー? wav/MAY_0049.wav|??? wav/MAY_0050.wav|ん〜あ〜? wav/MAY_0051.wav|見〜て〜ない〜 wav/MAY_0052.wav|……歩いてたかなあ? wav/MAY_0053.wav|んー。それは仕方ないと思うよー wav/MAY_0054.wav|とにかくね、最初からこの辺には、誰もいなかったよー。あ、そっかー、オカリンは幻を見てたんだね wav/MAY_0055.wav|きっと、この暑さのせいだよー♪ トゥットゥルー♪ wav/MAY_0056.wav|うん、びっくりしたね〜 wav/MAY_0057.wav|ドカーンってすごい音がしたもん wav/MAY_0058.wav|きたのかなー? 宇宙人さん乗ってるのかなー? wav/MAY_0059.wav|ごめんなさい〜 wav/MAY_0060.wav|オカリンは本当にドクターペッパーさんが大好きだよねー wav/MAY_0061.wav|……またゲルバナ作るのー? wav/MAY_0062.wav|だってね、ゲルバナはゲルバナだもん wav/MAY_0063.wav|なんでいつもいつも、一房丸ごと入れるのー? もったいないよー wav/MAY_0064.wav|勝たなくてもいいよ。あのね、バナナはまゆしぃが買ってきてるんだからねー? おかげでまゆしぃはちっともバナナが食べられません wav/MAY_0065.wav|R・E・N・G。こちらは、電話レンジ(仮)です wav/MAY_0066.wav|まゆしぃの声、聞こえてきたー? wav/MAY_0067.wav|こちらから、タイマー操作ができます wav/MAY_0068.wav|#ボタンを押した後、温めたい秒数をプッシュしてください wav/MAY_0069.wav|例えば、1分なら『#60』 wav/MAY_0070.wav|2分なら『#120』……です wav/MAY_0071.wav|ゲルバナのできあがり〜 wav/MAY_0072.wav|なんかね、ゲルバナは、中身がデロデロでぶにゅぶにゅだったよ wav/MAY_0073.wav|味もしないし、全然おいしくなかったー wav/MAY_0074.wav|ダルくんダルくん、鼻血出てるー wav/MAY_0075.wav|あなたのバナナ、ぶにゅぶ── wav/MAY_0076.wav|冷凍の逆なら、解凍じゃないのかなー? wav/MAY_0077.wav|じゃあ、どういうことー? wav/MAY_0078.wav|あれれ? オカリンだー。トゥットゥルー♪ wav/MAY_0079.wav|あー、アキバの『&cTIPSC;武器屋本舗&cMESC;』で買ったやつでしょー? 980円だっけ── wav/MAY_0080.wav|え、消されちゃうのー? オカリン、心配してくれてありがとうー。でもでも、“ヤツら”って誰かな? wav/MAY_0081.wav|オカリンだよー wav/MAY_0082.wav|美しい師弟関係だねー。えっへへー。まゆしぃは&cTIPSC;腐女子&cMESC;じゃないけど、ちょっとドキドキしてきちゃうよー wav/MAY_0083.wav|るかくんに会いに来たんだよー wav/MAY_0084.wav|来月の&cTIPSC;コミマ&cMESC;で、『雷ネット』の&cTIPSC;キラリちゃん&cMESC;コスをしてほしいってずっと頼んでるのに、ちっともOKしてくれないんだよー wav/MAY_0085.wav|でもでもー、るかくんは絶対似合うと思うんだー wav/MAY_0086.wav|“&cTIPSC;こんなかわいい子が女の子のはずがない&cMESC;”って大人気になるよ? ね? しようよー、コスプレデビュー wav/MAY_0087.wav|えー? まゆしぃにとっては大事なことだもん wav/MAY_0088.wav|あはは、今のオカリンの説明、ゆとりっぽいねー♪ wav/MAY_0089.wav|んじゃ、まゆしぃはこれからバイトだから、もう行くねー wav/MAY_0090.wav|うん wav/MAY_0091.wav|というわけで、また明日ねー wav/MAY_0092.wav|悲鳴……? wav/MAY_0093.wav|それって、いつのことー? wav/MAY_0094.wav|聞いてないかなー wav/MAY_0095.wav|変なオカリーン wav/MAY_0096.wav|じゃぁね、トゥットゥルー♪ wav/MAY_0098.wav|あ、オカリンだー wav/MAY_0099.wav|オカリン。お帰りニャさいませ wav/MAY_0100.wav|ねぇねぇオカリン、まゆしぃは今気付いたんだけどね wav/MAY_0101.wav|“オカリン”と“おかえり”って、似てるねー♪ wav/MAY_0102.wav|えっとね、なんか分からないけど、まゆしぃもサンクチュアリっていうところに行きたいなー? wav/MAY_0103.wav|ええー wav/MAY_0104.wav|そうだよー、まゆしぃもフェリスちゃんもダメなんてね、オカリンは冷たいと思うのです wav/MAY_0105.wav|フェリスちゃんはフェリスちゃんだよー。ねー? wav/MAY_0106.wav|あのね、まゆしぃは言いにくいから、フェリスちゃんって短くしてるんだー♪ wav/MAY_0107.wav|任せてニャンニャン♪ wav/MAY_0108.wav|ダルくん、オカリンが来たニャン wav/MAY_0109.wav|フェリスちゃんもオカリンのこと気に入ってるみたいだニャー wav/MAY_0110.wav|お店の子、お店に来るご主人様たち、みーんな含めて、フェリスちゃんのお話についていけるのはね、オカリンだけだもんニャ wav/MAY_0111.wav|んで、ご主人様、ご注文はお決まりですかニャー? wav/MAY_0112.wav|かしこまりましニャンニャン♪ wav/MAY_0113.wav|R・E・N・G。こちらは、電話レンジ(仮)です wav/MAY_0114.wav|こちらから、タイマー操作ができます wav/MAY_0115.wav|#ボタンを押した後、温めたい秒数をプッシュしてください wav/MAY_0116.wav|例えば、1分なら『#60』 wav/MAY_0117.wav|2分なら『#120』……です wav/MAY_0118.wav|ただいまー。はふー、お腹すいたー wav/MAY_0119.wav|からあげ食べようっとー。ジューシーからあげナンバーワーン♪ wav/MAY_0120.wav|オカリン、バナナ買っといてくれたー? ねぇ、オカリーン? wav/MAY_0121.wav|あれれ? お客さん〜? wav/MAY_0122.wav|まゆしぃです。よろしくねー wav/MAY_0123.wav|えー? 本当? すごい。女の子のラボメンだー wav/MAY_0124.wav|みんなもからあげ食べる? 1個ずつならあげてもいいよー wav/MAY_0125.wav|あー、まゆしぃのバナナが wav/MAY_0126.wav|ゲルバナになってるよー wav/MAY_0127.wav|これ、まゆしぃのなのに…… wav/MAY_0128.wav|もー。どうしていっつもまゆしぃの食べ物で実験するのー? wav/MAY_0129.wav|あ、もしかしてこのからあげも、実験してるのかな? wav/MAY_0130.wav|ほよ? wav/MAY_0131.wav|わわーっ! wav/MAY_0132.wav|オ、オカリン? えーと、なにが起きたのかなー? wav/MAY_0133.wav|んー……。どこも痛くないから、平気だと思うけどー wav/MAY_0134.wav|えっ? wav/MAY_0135.wav|ああ、く、黒焦げだー、まゆしぃのからあげ…… wav/MAY_0136.wav|どうでもいいなんてあんまりだよ、ええと、クリスティーナちゃん…… wav/MAY_0137.wav|トゥットゥルー♪ おはよー wav/MAY_0138.wav|うん、2人が2日連続徹夜って聞いたからね、差し入れ買ってきたよー wav/MAY_0139.wav|じゃーん。&cTIPSC;おでん缶&cMESC;! wav/MAY_0140.wav|まゆしぃからのプレゼントだよー。1個270円もするんだから、大事に食べてねー wav/MAY_0141.wav|さすがにしょっちゅうおごれるほど、まゆしぃのポケットマネーは多くないのです wav/MAY_0142.wav|あと、バナナやからあげはまゆしぃが大好きだから今後も続けます wav/MAY_0143.wav|あとね、他にもあるよ。はい、じゃ〜ん♪ wav/MAY_0144.wav|雷ネットソーセージ。あのね、おまけで『うーぱ』のボトルキャップが付いてくるんだー。すごくほしかったから買っちゃった wav/MAY_0145.wav|んで、ダルくんはどう〜? wav/MAY_0146.wav|ダルくんのスーパーハカー魂が、メラメラバーニングしちゃったんだねー wav/MAY_0147.wav|ピリピリしてるー…… wav/MAY_0148.wav|でもー、ハッキングって悪いことなんだよねー? まゆしぃはね、2人にそういうことしてほしくないなー wav/MAY_0149.wav|悪いことは悪いことだよー wav/MAY_0150.wav|ええー? それならウズラ卵がいいなー wav/MAY_0151.wav|まゆしぃもウズラ卵、好きだもん wav/MAY_0152.wav|んー、分かったよー。薩摩あげよりはちくわだもんねー wav/MAY_0153.wav|わー、すごいねー。よく分かんないけど wav/MAY_0154.wav|どういうことー? wav/MAY_0155.wav|日本語でOKだよー wav/MAY_0156.wav|ダルくん、エッチだねー wav/MAY_0157.wav|何人? wav/MAY_0158.wav|うわわー。まゆしぃは頭が痛くなってきました…… wav/MAY_0159.wav|あのね、他人のメールを勝手に見るのって、すごくごめんなさいって気持ちになる…… wav/MAY_0160.wav|オカリンって悪いんだー。まゆしぃは悲しいです wav/MAY_0161.wav|もうやめた方がいいよー wav/MAY_0162.wav|えー? なんの話? wav/MAY_0163.wav|んー? ここからでも聞こえるよ? wav/MAY_0164.wav|まゆしぃは、悪だくみには参加しませーん wav/MAY_0165.wav|あのね、まゆしぃは全然分かんないよー wav/MAY_0166.wav|無理だよー wav/MAY_0167.wav|コス作りもあるし、バイトもあるもん wav/MAY_0168.wav|またなにか悪いことしようとしてるー? wav/MAY_0169.wav|オカリン、待って待ってー wav/MAY_0170.wav|あ、ううん、違うよー。お昼ご飯を買ってこようかと思って wav/MAY_0171.wav|んーっと、どうしようかなー wav/MAY_0172.wav|『サンボ』の牛丼もいいなー wav/MAY_0173.wav|星に、届かないかなーって思って wav/MAY_0174.wav|あのね、お昼でも、お星様はそこにあるんだよー wav/MAY_0175.wav|えっへへー。そうだねー wav/MAY_0176.wav|そうそう、今、空を見てて思ったんだけどね、まゆしぃは今日のお昼はラーメンにします wav/MAY_0177.wav|トゥットゥルー♪ まゆしぃです wav/MAY_0178.wav|ほへ? wav/MAY_0179.wav|オカリンオカリン、あのね、まゆしぃはオカリンがなに言ってるかまったくついていけないよー wav/MAY_0180.wav|分かりにくいー wav/MAY_0181.wav|ねぇねぇ、今どこにいるのー? wav/MAY_0182.wav|たくさん子供チュー? wav/MAY_0183.wav|えっへへー。そっかー、そうなんだー。でもでもー、まゆしぃはすごい話を聞いちゃったのです wav/MAY_0184.wav|聞きたい? wav/MAY_0185.wav|んじゃ、メイクイーンに来てー。待ってるからねー wav/MAY_0186.wav|あ、オカリン wav/MAY_0187.wav|まゆしぃはね、お昼休憩でコンビニに行ってたのです wav/MAY_0188.wav|休憩って言ってもね、あと5分くらいしかないんだよー wav/MAY_0189.wav|その前にごはんごはん wav/MAY_0190.wav|いいよー wav/MAY_0191.wav|はい、どうぞー♪ wav/MAY_0192.wav|じかく? wav/MAY_0193.wav|そっかー。あのね、まゆしぃはあんまり深く考えてなかったよー wav/MAY_0194.wav|あ、そぅそぅ。あのね、IBN5100の話なの wav/MAY_0195.wav|違うよー。あるわけないよ wav/MAY_0196.wav|あのね、まゆしぃはさっき、バイト中にIBN5100のこと思い出して、店のみんなに聞いてみたんだー wav/MAY_0197.wav|最初はマッキーちゃんに聞いたんだけど、マッキーちゃんはPCには詳しくないんだって wav/MAY_0198.wav|それにね、リサリサちゃんはPCはPCでも最近のしか知らなくて、しかもマカーだしー wav/MAY_0199.wav|んー? えっと、つまりー、フェリスちゃんが知ってるっぽいよー wav/MAY_0200.wav|うん。あのね、レトロPCマニアなんだってー wav/MAY_0201.wav|ああー! からあげ2個目はあげるって言ってないよー wav/MAY_0202.wav|からあげ…… wav/MAY_0203.wav|からあげ〜…… wav/MAY_0204.wav|まゆしぃはこの後もバイトだから、そんなの無理だよー wav/MAY_0205.wav|フェリスちゃん、すごく強いねー wav/MAY_0206.wav|まゆしぃは雷ネットの腕前、からきしだからね、すごくうらやましいよー wav/MAY_0207.wav|ええー、オカリン、今はね、雷ネット・アクセスバトラーズはアキバどころか、世界規模のブレンドなんだよー? wav/MAY_0208.wav|うん、それ。だからね、強くなったらきっとチビッコたちの英雄になれるよー♪ wav/MAY_0209.wav|それにね、『うーぱ』がとってもかわいいのー♪ wav/MAY_0210.wav|フェリスちゃんは、とっても忙しいから公式大会に出る暇もないんだけど、きっと世界でもトップレベルの腕前だと思うんだー wav/MAY_0211.wav|オカリン、がんばれー♪ wav/MAY_0212.wav|まゆしぃはガッカリなのです…… wav/MAY_0213.wav|わー。オカリンすごいねー wav/MAY_0214.wav|はーい。まゆしぃが確かな筋でーす wav/MAY_0215.wav|オカリーン! wav/MAY_0216.wav|ううん。えっとね、ちょっぴり抜けてきたの。この後はね、フェリスちゃんとご歓談タイムだよ wav/MAY_0217.wav|それよりね、さっきのIBN5100の話だけど、フェリスちゃんにもう一度写真を見せて、聞いてみたんだー wav/MAY_0218.wav|フェリスちゃんが言うにはね、それは小学生になるかならないかの頃だったらしいんだけどね wav/MAY_0219.wav|秋なのにとっても寒い日で、フェリスちゃんはブルブル震えながら、執事の黒木さんに手を繋がれて── wav/MAY_0220.wav|えっと、つまりね、お父さんのレトロPCコレクションの1つを、神社に奉納したことがあるんだってー。そのPCに似てるって言ってたよー wav/MAY_0221.wav|さあ? どこだろうねー? wav/MAY_0222.wav|ちょうほう? wav/MAY_0223.wav|うん。オカリンバイバーイ♪ wav/MAY_0224.wav|トゥットゥルー。まゆしぃです wav/MAY_0225.wav|あー、オカリンだ wav/MAY_0226.wav|さっき電話したんだよー wav/MAY_0227.wav|あのね、ダルくんに電話してみてー wav/MAY_0228.wav|ダルくんは、今日は『メイクイーン』に行ってるよー。だから、電話してほしいの。そしたらね、分かるから wav/MAY_0229.wav|んじゃーねー wav/MAY_0230.wav|オカリンオカリン、悪いことはダメーって、いつも言ってるのにー wav/MAY_0231.wav|見つけられたのはね、まゆしぃのお手柄なんだよー wav/MAY_0232.wav|“まゆしぃ情報”がなかったらー、オカリンは今もアキバの街をフラフラさまよってたんだもん wav/MAY_0233.wav|えっへへー。ということでー、まゆしぃはそろそろ帰るねー wav/MAY_0234.wav|クリスちゃんはどうするー? 途中まで一緒に帰ろ? wav/MAY_0235.wav|そっかー。あんまり遅くならないうちに帰った方がいいよー? wav/MAY_0236.wav|んじゃ、また明日ねー。トゥットゥルー♪ wav/MAY_0237.wav|オカリーン、おかえりー。あれれ? るかくんも一緒だー wav/MAY_0238.wav|なにこれー? wav/MAY_0239.wav|そっかー。だからるかくんが一緒なんだね wav/MAY_0240.wav|あー、そうそぅ。あのね、ブラウン管工房に、バイトさんが入ったんだってー。スズさんって言うの wav/MAY_0241.wav|えー、そうなのー? wav/MAY_0242.wav|疲れたねー…… wav/MAY_0243.wav|でもー、このバナナ、まゆしぃのだよー…… wav/MAY_0244.wav|え? えっへへー、そうかなー。オカリンの役に立てたなら、よかったー wav/MAY_0245.wav|んじゃ、まゆしぃたちは先に帰るねー wav/MAY_0246.wav|クリスちゃんは帰らないのー? よかったら駅まで一緒に行こうよー wav/MAY_0247.wav|そっかー。んじゃ、またねー。トゥットゥルー♪ wav/MAY_0248.wav|トゥットゥルー♪ おはよー。あれ、こんにちはー、かな? wav/MAY_0249.wav|うわー、なんかね、ずずーんっていうおっもーい空気が漂ってるよ? wav/MAY_0250.wav|空気入れ替えるねー wav/MAY_0251.wav|えんたくかいぎ? wav/MAY_0252.wav|まゆしぃにもあるかな? wav/MAY_0253.wav|そっかー。よかった。でもえんたくってなぁに? wav/MAY_0254.wav|悪いことはよくないよーって、言ったのに wav/MAY_0255.wav|そうだけどー…… wav/MAY_0256.wav|らぐなろっくー……? wav/MAY_0257.wav|なんで確認できないのー? wav/MAY_0258.wav|まゆしぃのからあげを温めるためのものだよねー wav/MAY_0259.wav|ブラックホールができてるの? ここに? wav/MAY_0260.wav|吸い込まれないかなー wav/MAY_0261.wav|あのね、メールって言うから混乱するんだと思うなー wav/MAY_0262.wav|本物の紙ヒコーキにした手紙が、ぴゅーんって飛んでいくイメージなんだよ、きっと wav/MAY_0263.wav|クリスちゃんの言う通りだと思うなー。まゆしぃは、そんな長い名前は覚えられません wav/MAY_0264.wav|そこう、ってどういう意味ー? wav/MAY_0265.wav|え、クリスちゃん、まゆしぃのこと、バカだと思ってるのかな……? wav/MAY_0266.wav|あ、トゥットゥルー! まゆしぃも思い付いたよー wav/MAY_0267.wav|あのね、“バックトゥザメール”! 映画のタイトルとね、メールを、くっつけてみましたー wav/MAY_0268.wav|意味とかじゃなくてー。映画のタイトルと、メールを、くっつけて…… wav/MAY_0269.wav|じゃあ、Dメールに決定しまーす wav/MAY_0270.wav|まゆしぃのバナナ、ずいぶん減ったねー。また買ってこなくちゃ wav/MAY_0271.wav|本当? 嬉しいなー♪ wav/MAY_0272.wav|オカリンやダルくんはね、バナナ勝手に食べても、ちっとも買ってきてくれないのです…… wav/MAY_0273.wav|クリスちゃんクリスちゃん、痛いの痛いの飛んでけー♪ wav/MAY_0274.wav|ゲルバナになったねー wav/MAY_0275.wav|ねぇねぇクリスちゃん、なんて送るのー? wav/MAY_0276.wav|んー? どれどれ、オカベワズアンエアーへ……? wav/MAY_0277.wav|まゆしぃも見たよー。あのね、本当に1通だった wav/MAY_0278.wav|でもでもぉ、まゆしぃはね、どうして5日前に届いたかの方が気になります wav/MAY_0279.wav|じゃあさ、じゃあさ、もっとじゃんじゃん送ってみようよー wav/MAY_0280.wav|まゆしぃは? wav/MAY_0281.wav|わー、オカリン太っ腹だねー♪ wav/MAY_0282.wav|わー、オカリン、えっちー wav/MAY_0283.wav|ごめんね、オカリン。今、まゆしぃがからあげを温めようとしたんだけどね wav/MAY_0284.wav|ついいつものクセで、逆回転させちゃって、ついでだから放電させてみたのー wav/MAY_0285.wav|シャワーなら、ここにもあるよー。バスタブはないんだけどね、シャワー室、って言うのかな? オカリンはいっつもそこを使ってるよねー wav/MAY_0286.wav|まゆしぃも行ってみたいなー wav/MAY_0287.wav|本当? ありがとうー♪ wav/MAY_0288.wav|ねぇねぇオカリン、前から不思議だったんだけどね、ご飯食べながらどうして炭酸ジュース飲めるの? その組み合わせって、おいしいのかなー? wav/MAY_0289.wav|ええー wav/MAY_0290.wav|そんなー。みんながおかしいんだよー wav/MAY_0291.wav|ねぇねぇ wav/MAY_0292.wav|あのね、からあげやバナナは“ゲルあげ”とか“ゲルバナ”になっちゃって、でも、お塩は“ゲルしお”にはならなかったんだよねー? wav/MAY_0293.wav|んで、Dメールは、18文字まではちゃんと送れて、19文字以上は消えちゃうんだよねー? wav/MAY_0294.wav|きっとね、おっきなものとか、たくさんは、送れないんじゃないかなー wav/MAY_0295.wav|あ、もしかしてもしかして、そのカーブブラックホールが── wav/MAY_0296.wav|カーブブラックホールが── wav/MAY_0297.wav|……ブラックホールの穴が、きっついんだよー wav/MAY_0298.wav|穴が、きっついのー wav/MAY_0299.wav|よく分かんないよー wav/MAY_0300.wav|スライムになって帰ってきた騎士さんたちが、ゼリーマンなんだねー wav/MAY_0301.wav|なるほどー。すごく分かりやすかったよー wav/MAY_0302.wav|まゆしぃは、役に立ったかな? wav/MAY_0303.wav|えっへへー。よかったー wav/MAY_0304.wav|過去にメールを送れるって、すごいことだよねー wav/MAY_0305.wav|靴脱がなきゃ、汚れちゃうよー wav/MAY_0306.wav|でもー、クリスちゃんってタイムマシンなんてないやーいってこの前は言ってたよー? 今はあるって認めてるんだね♪ wav/MAY_0307.wav|まゆしぃはもうすぐバイトなのです wav/MAY_0308.wav|トゥットゥルー♪ おはよー wav/MAY_0309.wav|あ、オカリン、タイムマシン実験する前に、まゆしぃにからあげ温めさせてほしいなー wav/MAY_0310.wav|ああ〜、これじゃもう、からあげ温められないよー wav/MAY_0311.wav|&rs横暴&rtおーぼー&reだよー。じゃあオカリン、新しく電子レンジ買ってきてよー wav/MAY_0312.wav|でもー、また店長さんに怒られないかなー? wav/MAY_0313.wav|ムキムキだもんねー wav/MAY_0314.wav|せかんどえどえどしょんばーぜろしょん? wav/MAY_0315.wav|実践的かぁ。朝に届くようにして、おはようオカリン♪ ってちゃんと見てもらえるようにするんだね wav/MAY_0316.wav|えー? チラシの裏じゃ、オカリンに届かないよー wav/MAY_0317.wav|大丈夫だよー。オカリンはね、本当はとってもいい人なんだからー wav/MAY_0318.wav|ねぇねぇ、それじゃ実践的な使い方って、どんな使い方なのかなー? wav/MAY_0319.wav|ねぇねぇ wav/MAY_0320.wav|オカリンオカリン。あのね、まゆしぃはよく分かんないんだけどー、過去を変えるって、なにをどう変えるのー? wav/MAY_0321.wav|現金だなー、オカリン……。まゆしぃは悲しいです wav/MAY_0322.wav|もっとね、世界が平和になる方法とかを考えるべきじゃないかなー wav/MAY_0323.wav|例えばね、世界中のすべての人が、『うーぱ』クッションを持っているようにするとか── wav/MAY_0324.wav|えっ、ト、トラックの荷台山盛り…… wav/MAY_0325.wav|んー? wav/MAY_0326.wav|んじゃ、いつも買ってるジューシーからあげナンバーワンを、若鶏ひとくちからあげに変えてみるとかかなー? wav/MAY_0327.wav|えー…… wav/MAY_0328.wav|まずはー、宝くじを買ってこなくちゃ wav/MAY_0329.wav|あ、それね、こないだテレビのCMで見たよー wav/MAY_0330.wav|あのね、まゆしぃはそもそも、宝くじの買い方知らないなー wav/MAY_0331.wav|オカリンは買ったことあるのー? wav/MAY_0332.wav|この当たり番号を、Dメールで送るのー? wav/MAY_0333.wav|じゃあ、まゆしぃが当選したことにすればいいんじゃないかなー? wav/MAY_0334.wav|えっとね、70万円だと、バナナはトラックの荷台山盛りになるかなー? wav/MAY_0335.wav|えっとー、1、7、0、#と…… wav/MAY_0336.wav|なんだかとってもうさんくさいねー。えっへへー wav/MAY_0337.wav|大丈夫だよー。むしろね、オカリンはうさんくさいものが大好きだから、ぴったりだと思うなー♪ wav/MAY_0338.wav|オカリンの口癖なんだよねー♪ wav/MAY_0339.wav|オカリン? どうかしたー? wav/MAY_0340.wav|大丈夫ー? wav/MAY_0341.wav|え? どういうことー? wav/MAY_0342.wav|んー、30秒ぐらいじゃないかなー? wav/MAY_0343.wav|うん。急に電話レンジちゃんのところに歩いていったかと思ったらー、ケータイを取り出してね、すごくハァハァ言い始めてー wav/MAY_0344.wav|えー? すごくハァハァ言い始めてー? wav/MAY_0345.wav|ハァハァ wav/MAY_0346.wav|えー? なんのこと? wav/MAY_0347.wav|トラックの荷台? 誰が満杯にするのー? wav/MAY_0348.wav|どんな内容を送れば、過去が変わったか分かるだろうねーって wav/MAY_0349.wav|でもー、そんなの現金だってまゆしぃは思うなー wav/MAY_0350.wav|あ、現金は現金でもね、諭吉さんいっぱーいっていう意味じゃなくてー wav/MAY_0351.wav|本当? よかったー。でね、現金だから、もっと“世界が平和になりますように”みたいなのにしようよー wav/MAY_0352.wav|例えばね、世界中のすべての人が、『うーぱ』クッションを持っているようにすると、とっても幸せだと思うよー♪ wav/MAY_0353.wav|あ、るかくんだー。いらっしゃーい♪ wav/MAY_0354.wav|るかくん、まゆしぃのコス、着てくれる気になったのー? だったら嬉しいなー♪ wav/MAY_0355.wav|オカリン、るかくんをいじめちゃダメだよー wav/MAY_0356.wav|わー、んじゃ、オカリンは超能力者だねー wav/MAY_0357.wav|ねぇねぇ、それよりオカリン、大丈夫かなー? wav/MAY_0358.wav|オカリン、あのね、明日バナナ買ってきてあげるねー wav/MAY_0359.wav|だからね、今はその子をムギューッと抱きしめて、元気出してね wav/MAY_0360.wav|トゥットゥルー♪ オカリンオカリン wav/MAY_0361.wav|あー、うん、分かったー♪ wav/MAY_0362.wav|でね、オカリンもう元気になったかなーって思って。ちゃんと『うーぱ』をムギューッてした? wav/MAY_0363.wav|そっかー。あのね、なにか悩みがあったらまゆしぃに相談するんだよー? まゆしぃはね、難しい話はよく分かんないけど、オカリンのことはよーく分かってるもん♪ wav/MAY_0364.wav|分かるよー。子供の頃から一緒だもん。えっへへー wav/MAY_0365.wav|うん、ありがとー。じゃあねー wav/MAY_0366.wav|オカリン、おはよー wav/MAY_0367.wav|&rs綯&rtなえ&reちゃん、おはよー wav/MAY_0368.wav|&rs綯&rtなえ&reちゃんに、これあげる。はい、どうぞー♪ wav/MAY_0369.wav|はい、オカリンにもー wav/MAY_0370.wav|そこに座って、なにしてるのー? wav/MAY_0371.wav|違うよ綯ちゃん。あのね、オカリンはきっと、なんか難しいことを考えてるんだよー wav/MAY_0372.wav|オカリンオカリン、この時間だと、電話レンジちゃんはビリビリしないんだよねー? wav/MAY_0373.wav|じゃあね、やきそばパンをチンしてもいいかなー? wav/MAY_0374.wav|あ、そうだったー。がっかりだよー…… wav/MAY_0375.wav|ちなみにね、オカリンは朝ごはん、食べた? wav/MAY_0376.wav|だったら一緒に食べる? やきそばパンは冷たいまま食べるとして、&cTIPSC;ラーメン缶&cMESC;なら&rs湯煎&rtゆせん&reで温められるしー wav/MAY_0377.wav|&rs綯&rtなえ&reちゃんも食べるー? wav/MAY_0378.wav|そっかー wav/MAY_0379.wav|ダルくんとクリスちゃん、まだ来ないのかなー? wav/MAY_0380.wav|トゥットゥルー♪ スズさん wav/MAY_0381.wav|あ、クリスちゃんだー wav/MAY_0382.wav|クリスちゃん、トゥットゥルー♪ wav/MAY_0383.wav|みんな仲良くいられる方がね、まゆしぃはいいな〜 wav/MAY_0384.wav|諦めたらそこで試合終了だよー? wav/MAY_0385.wav|えー? まゆしぃ? 変えてもいいの? wav/MAY_0386.wav|でもね、過去を変えるって、なにを変えればいいのかなー? wav/MAY_0387.wav|あ、それじゃあね、こういうのはどうかなー? るかくんに、まゆしぃのコスを着てもらえるように過去を変えるの wav/MAY_0388.wav|るかくんに、メールを送るとかだよー♪ えっへへー wav/MAY_0389.wav|う〜ん〜? wav/MAY_0390.wav|あ、それね、すごくいいかもー☆ wav/MAY_0391.wav|今日もね、自動販売機の前で、10分くらい迷っちゃったんだよー。おでん缶にしようかなー、ラーメン缶にしようかなー、って wav/MAY_0392.wav|うん、分かったー。んじゃあ、過去を変える前にラーメン全部食べとかないとー wav/MAY_0393.wav|もったいないもん♪ wav/MAY_0394.wav|ああー、メールまだ送れてないよー…… wav/MAY_0395.wav|え、うーんと、んじゃ、昨日買ったおにぎりの具を、違うものにするとかー…… wav/MAY_0396.wav|おかか wav/MAY_0397.wav|だからね、おかかをー、んーと、明太子にしようよー♪ wav/MAY_0398.wav|いいと思いまーす♪ 萌郁さんもラボメンだもんねー♪ wav/MAY_0399.wav|でもでもぉ。女の子にはね、秘密がいっぱいあるのです wav/MAY_0400.wav|誰にも言えない秘密をね、自分だけに教えろゲヘヘーって言ってるのと、同じだよー? wav/MAY_0401.wav|ええー? そうなのー? まゆしぃはね、さっきそんな覚悟せずに送ろうとしてたよー wav/MAY_0402.wav|ごめんねー、クリスちゃん…… wav/MAY_0403.wav|萌郁さん、無理しないでねー wav/MAY_0404.wav|じーじーぜろいち? wav/MAY_0405.wav|ねぇねぇ、どうして萌郁さんのこと“しあつし”って呼ぶのー? wav/MAY_0406.wav|萌郁さんはねー、萌郁さんだからだよー。それにね、指圧師さんじゃなくて、編集プロダクションで働いてて…… wav/MAY_0407.wav|ん〜〜あ〜〜? wav/MAY_0408.wav|だぁ〜れ〜? wav/MAY_0409.wav|オカリン、大丈夫? 顔、真っ青だよー? wav/MAY_0410.wav|あのね、まゆしぃはよく分かんないけどー wav/MAY_0411.wav|今もまゆしぃやオカリンたちがちゃんとこうしてお喋りできてるっていうことはね、きっとそのパラドックスは起きてないんだよー wav/MAY_0412.wav|萌郁さんっていう人もね、まゆしぃは知らないけど、きっと大丈夫♪ wav/MAY_0413.wav|ええー? まゆしぃはアホの子じゃないよぅ wav/MAY_0414.wav|オ、オカリン、大丈夫……? wav/MAY_0415.wav|でもオカリン、すごく苦しそうだよ……? wav/MAY_0416.wav|オカリン? 苦しいの? wav/MAY_0417.wav|ん? wav/MAY_0418.wav|うん wav/MAY_0419.wav|でもね、この場所ってとっても便利だよねー。まゆしぃも、お父さんお母さんが許してくれるなら、ここに泊まりたいよー wav/MAY_0420.wav|そしたら、バイトに行くのもすぐだもん♪ ねぇねぇクリスちゃん、今度みんなで、お泊まり会しよう? wav/MAY_0421.wav|あ、そう言えばそんな約束してたもんねー。えっへへー、じゃあ今度、お邪魔するね♪ wav/MAY_0422.wav|……ねぇ、オカリン wav/MAY_0423.wav|オカリンって、小学生の頃、すごい熱を出して1ヶ月ぐらい寝込んでたことがあったよねー? wav/MAY_0424.wav|あのときね、まゆしぃはオカリンが死んじゃうんじゃないかって思って、すごく怖かったんだよー wav/MAY_0425.wav|だからね、おばあちゃんと一緒に、お空に祈ってたの。“オカリン死なないで”って wav/MAY_0426.wav|へえ、そうだったんだー。オカリンってすごいんだねー wav/MAY_0427.wav|でもね、まだちっちゃかったまゆしぃはそのことが分からなかったから、お空に祈ってて── wav/MAY_0428.wav|でね、大晦日、もうすぐ年が明けるっていうときにね、流れ星がピューッて流れたの。今みたいに wav/MAY_0429.wav|流れ星はね、消える前に3回願い事を唱えることができたら、願いが叶うんだよー? 知ってたかな? wav/MAY_0430.wav|もちろんまゆしぃは一生懸命、3回唱えたの wav/MAY_0431.wav|次の日、年が明けた頃にね、オカリンは熱が下がって、目を覚ましたのです wav/MAY_0432.wav|つまりまゆしぃは、オカリンの命の恩人なんだよー。えっへへー wav/MAY_0433.wav|ええー? そうなのー? wav/MAY_0434.wav|そっかー wav/MAY_0435.wav|ねぇねぇ。熱が下がったときね、オカリンはこんなことを言ってたんだけど、覚えてる? wav/MAY_0436.wav|急に見ているものがグニャグニャしてきて、立っていられなくてフラフラして、んで、身体がビクってなった、って wav/MAY_0437.wav|さっきのオカリンもね、そんな感じだったよー? wav/MAY_0438.wav|大丈夫……? また、熱出して倒れたりしない? wav/MAY_0439.wav|るかくんならね、大歓迎だよー wav/MAY_0440.wav|でもね、るかくんをラボメンにするなら、まゆしぃはオカリンにひとつ条件があるのです。るかくんをいじめないこと、っていう条件 wav/MAY_0441.wav|それと、るかくんはね、今日はまゆしぃのお客様なんだよー。衣装合わせに来たんだから、邪魔しちゃダメなのです wav/MAY_0442.wav|うん。サイズが合ってるかどうかの確認だけだよー wav/MAY_0443.wav|じゃーん♪ wav/MAY_0444.wav|えっとね、『雷ネット』のキラリちゃんだよー wav/MAY_0445.wav|とりあえず完成度は70%ってところなんだけどね、今この場で、るかくんに試着してほしいんだー♪ wav/MAY_0446.wav|お願いー…… wav/MAY_0447.wav|そうだよー。きっとね、とってもかわいくなるよー♪ wav/MAY_0448.wav|さあさあさあー、るかくん、変身しよう、へーんしーん♪ wav/MAY_0449.wav|ほらー♪ 恥ずかしがってないで、服を脱ぎ脱ぎして wav/MAY_0450.wav|でもね、これって着るのにコツがいるんだー。だからまゆしぃが1から10までちゃんと教えてあげるー♪ wav/MAY_0451.wav|るかくぅん。ほら、恥ずかしがらずに出てきてよー wav/MAY_0452.wav|るかくんー? wav/MAY_0453.wav|わああっ、まゆしぃは感動だよぉ。やっとるかくんに着てもらえたー wav/MAY_0454.wav|あのね、“かわいいは正義”なんだよー♪ wav/MAY_0455.wav|オカリンの感想はどうかなー? wav/MAY_0456.wav|ええー? キラリちゃんは、刀は持たないよー。むしろね、『うーぱ』を持つと、ぴったりだよ♪ wav/MAY_0457.wav|クリスちゃん、トゥットゥルー♪ wav/MAY_0458.wav|クリスちゃん、どうかなー、このコス。るかくんにすごく似合ってるって思うでしょー? wav/MAY_0459.wav|まゆしぃの願い事はねー、おいしいものをお腹いっぱい食べることと、『うーぱ』グッズでラボを埋め尽くすことと、るかくんにコスを着てもらうこと── wav/MAY_0460.wav|ええー。まゆしぃのお願いも“&cTIPSC;ショタ&cMESC;・イン・ザ・ゲート”に後押ししてほしいよー wav/MAY_0461.wav|クリスちゃんもかわいいよー♪ wav/MAY_0462.wav|はぅー、るかくん、かわいいねー♪ wav/MAY_0463.wav|へえ〜、知らなかったー。じゃあまゆしぃのママもクリスちゃんのママも、たくさんお野菜食べたんだねー wav/MAY_0464.wav|まゆしぃはジューシーからあげナンバーワンばっかり食べてるから、将来子供を産むときは、男の子なのかなー? wav/MAY_0465.wav|ねぇねぇ、バナナはお野菜に含まれると思うー? wav/MAY_0466.wav|電話レンジちゃん? チーンってしたら、男の子か女の子か分かるのー? wav/MAY_0467.wav|ん〜と、るかくんが女の子になっちゃったらね、今度からはるかちゃんって呼ばないとダメだねー wav/MAY_0468.wav|るかちゃんは、まゆしぃのコス、着てくれる? wav/MAY_0469.wav|そうだったのー? 言ってくれればよかったのにー wav/MAY_0470.wav|そんなこと気にしなくていいんだよー。だってね、まゆしぃもさっぱりだもん wav/MAY_0471.wav|そうだよー。まゆしぃと同い年なのです。それがどうしたのー? wav/MAY_0472.wav|あー、そっかあ wav/MAY_0473.wav|だったらだったらぁ、手紙をタイムカプセルに入れて埋めるっていうのはー? wav/MAY_0474.wav|そっかー…… wav/MAY_0475.wav|じゃあ、クリスちゃんのナイスアイデアにまゆしぃは期待です wav/MAY_0476.wav|わー。よかったねー、るかくんー wav/MAY_0477.wav|どうして831なのー? wav/MAY_0478.wav|だったらだったらー、『29292929』っていうのは? wav/MAY_0479.wav|にくにくにくにくー wav/MAY_0480.wav|違うよー。それだけ“肉にくーっ”て連呼されたらね、逆にお肉見るのもイヤになって、野菜を食べようって気になるかもしれないよー? wav/MAY_0481.wav|じゃあ、さっそく打ってみようよー wav/MAY_0482.wav|しっぱいって、なにがー? wav/MAY_0484.wav|ええー? 夜なべってなーに? 夜にお鍋を食べるのー? wav/MAY_0485.wav|ちなみにね、まゆしぃはコスでお金は取らない主義なのです wav/MAY_0486.wav|趣味は趣味のままがいいもん。それにね、自分の作ったコスを誰かに着てもらうだけで、幸せなんだー♪ wav/MAY_0487.wav|それは無理だよー wav/MAY_0488.wav|んー、まゆしぃは、とりあえずね、このラボでのんびりやっていきたいなー wav/MAY_0489.wav|ねぇねぇオカリン、ラボメン6人になったねー♪ こんなに増えるなんてね、まゆしぃは思ってもなかったよー wav/MAY_0490.wav|まゆしぃが人質になった甲斐があったかもー wav/MAY_0491.wav|そういう言い方はよくないと思うなー。それにね、まゆしぃはまんまとさせられてないよ wav/MAY_0492.wav|ねぇ、オカリン wav/MAY_0493.wav|オカリンは、これからもまゆしぃのこと、“人質”にしておいてくれる? wav/MAY_0494.wav|うーん…… wav/MAY_0495.wav|いたいかもー wav/MAY_0496.wav|??? wav/MAY_0497.wav|だって、人質でいればね、まゆしぃは寂しくないし、オカリンも寂しくないから。えっへへー wav/MAY_0498.wav|あ、そろそろまゆしぃは帰るねー wav/MAY_0499.wav|んー? wav/MAY_0500.wav|ホント? どうしたのー? wav/MAY_0501.wav|じゃあね、えっとー、『キッチン・ジロー』がいいなー wav/MAY_0502.wav|あそこのメンチカツはね、神なのです wav/MAY_0503.wav|わーい。オカリン大好きー♪ まゆしぃはとっても幸せだよー wav/MAY_0504.wav|クリスちゃんはね、本当はとっても素直で真面目な女の子なんだって、まゆしぃは思うなぁ♪ wav/MAY_0505.wav|そんなクリスちゃんがね、まゆしぃはとっても愛おしいのです wav/MAY_0506.wav|はい、クリスちゃんにナゲット1個あげるね wav/MAY_0507.wav|2人ともー。パンツパンツ言うの禁止ー。まゆしぃは食事中なんだよー? wav/MAY_0508.wav|違うよクリスちゃん。あのね、この前オカリンが言ってたけど、円卓はみんなの心の中にあるんだってー wav/MAY_0509.wav|そうなのー? wav/MAY_0510.wav|ゲルオカリンになっちゃうねー。えっへへー wav/MAY_0511.wav|電波が届かないところにいます、ってなるんじゃないかなーって、まゆしぃは思いまーす wav/MAY_0512.wav|なんだか、まゆしぃは怖いよー…… wav/MAY_0513.wav|ほえ? wav/MAY_0514.wav|イラッ☆ wav/MAY_0515.wav|クリスちゃん、あのね、オカリンの幼なじみとして教えてあげるとー、オカリンの喋り方はね、そのうち慣れちゃうよ♪ wav/MAY_0516.wav|それってすごいのー? wav/MAY_0517.wav|そんなの知らないよー? wav/MAY_0518.wav|ええと、最初に電話レンジちゃんがタイムマシンだって気付くきっかけになったメールだよねー? wav/MAY_0519.wav|ロト6の当たり番号を書いて送ったんだっけー? るかちゃんがその番号を買ったけど、結局当たらなかったヤツ wav/MAY_0520.wav|それぐらいじゃないかなー? wav/MAY_0521.wav|うーん、まゆしぃは、なんだか頭がこんがらがってきちゃったのです…… wav/MAY_0522.wav|ふえ〜? wav/MAY_0523.wav|オカリンも食べるー? おいしいよ♪ wav/MAY_0524.wav|フェリスちゃんに用事があるのー? 今日、お店に出てるかなー? wav/MAY_0525.wav|うん。いいよー wav/MAY_0526.wav|あ、フェリスちゃん? こんにちニャンニャン〜♪ まゆしぃニャン wav/MAY_0527.wav|休みなのにゴメンねー。あのね、オカリンがフェリスちゃんとお話したいことがあるんだってー。代わってもいいかな? wav/MAY_0528.wav|えー? オカリンはオカリンだよー wav/MAY_0529.wav|……んー? きょうま? きょうまって誰ー? wav/MAY_0530.wav|とにかく代わるねー wav/MAY_0531.wav|はい、オカリン wav/MAY_0532.wav|だってね、まゆしぃはフェリスちゃんのお家、遊びに行ったことないんだもん wav/MAY_0533.wav|一度ね、行きたいなぁーって思ってたんだー。えっへへー♪ wav/MAY_0534.wav|どうしたのー? wav/MAY_0535.wav|前から思ってたんだけど── wav/MAY_0536.wav|萌郁さんって、キレイな人だよねー。スタイルも抜群だし、背も高いしー wav/MAY_0537.wav|コスプレさせたら、映えそうだなー。えっへへー wav/MAY_0538.wav|知ってるよー? wav/MAY_0539.wav|ん〜〜あ〜〜? wav/MAY_0540.wav|オ〜カ〜リ〜ン〜が〜、連〜れ〜て〜き〜た〜よ〜? wav/MAY_0541.wav|ねぇねぇオカリン。それよりそろそろフェリスちゃんのお家に行かないとね、きっと待ちくたびれてるよー? wav/MAY_0542.wav|えっとね、まゆしぃが教えちゃってもいいのかなぁ? wav/MAY_0543.wav|あ、そっかー。そうだよねー wav/MAY_0544.wav|その代わりね、他の人にはナイショだよー? 例えばメイクイーンに来るご主人様たちとか wav/MAY_0545.wav|あのね、フェリスちゃんの本名は、&rs秋葉&rtあきは&re&rs留未穂&rtるみほ&reちゃんって言うんだー wav/MAY_0546.wav|わああ……すごおおおいっ…… wav/MAY_0547.wav|とりあえず、入ってみようよー wav/MAY_0548.wav|リ、リアル執事さんだー…… wav/MAY_0549.wav|フェリスちゃん、こんにちニャンニャンー♪ wav/MAY_0550.wav|そっかー。だから、秋葉さんなんだねー wav/MAY_0551.wav|わー、すごーい wav/MAY_0552.wav|まゆしぃもね、フェリスちゃんのファンだよー。フェリスちゃんのメイドさん魂は、とってもすごいんだもん。憧れちゃうよー wav/MAY_0553.wav|あのね、まゆしぃたちのサークルの仲間になるっていうことだよー♪ まゆしぃ的にはね、フェリスちゃんがラボメンになってくれるのは、とっても嬉しいなー wav/MAY_0554.wav|あわわー。どうしよう、まゆしぃは血の名薬も良薬も飲んでないよー。ということはまゆしぃはラボメンじゃないのかな…… wav/MAY_0555.wav|そっかー。いつものクセなら仕方ないね♪ でもよかったー wav/MAY_0556.wav|いやぁ! wav/MAY_0557.wav|そうだったんだー wav/MAY_0558.wav|オカリンオカリン。フェリスちゃんが喜んでくれて、よかったね♪ wav/MAY_0559.wav|ふぇ? wav/MAY_0560.wav|……? wav/MAY_0561.wav|えっと、ということはね、8万6千秒も動かし続けないとダメなのー? wav/MAY_0562.wav|電話レンジちゃん、疲れちゃうんじゃないかなー? wav/MAY_0563.wav|オカリン、あのね、きっとプライベートな内容だから、詮索するのはよくないと思うんだー wav/MAY_0564.wav|あわわー、またウィルスカード? wav/MAY_0565.wav|はうー……。リンクカードは3枚取られたでしょ? ウィルスカードは3枚取っちゃったでしょ? wav/MAY_0566.wav|まゆしぃはね、絶体絶命なのです…… wav/MAY_0567.wav|あう〜 wav/MAY_0568.wav|ね、ねえ、一手……その、できれば二手三手くらい待ってほしいニャー。ダメかニャー? wav/MAY_0569.wav|そんなあ wav/MAY_0570.wav|はふ〜、やっぱりフェリスちゃんは強いねー wav/MAY_0571.wav|パパ? wav/MAY_0572.wav|あのね、決勝戦はラボのみんなで、応援に行くねー wav/MAY_0573.wav|フェリスちゃんのパパさんって、社長さんなんだよねー? すごいなー wav/MAY_0574.wav|それじゃー、まゆしぃたちはこれでバイバイさせてもらうねー wav/MAY_0575.wav|ダルくん、フェリスちゃんを困らせたらダメなんだよー wav/MAY_0576.wav|ほら、オカリンも帰ろうー? wav/MAY_0577.wav|あ、オカリンー。あのね、まゆしぃはこれからお家に帰るんだけど、中野に寄って行こうと思って wav/MAY_0578.wav|えっへへー。ごめんね。でもね、中野に行かなきゃって考えてたらね、そのことで頭がいっぱいになっちゃったのです wav/MAY_0579.wav|あのね、昨日、『&rs哀&rtあい&reソード』の同人誌が出たんだー wav/MAY_0580.wav|ううん。でもね、&rs絵師&rtえし&reさんは“甲賀ゆい”さんなんだよ。まゆしぃは、久々に本気出さなきゃって思ってー wav/MAY_0581.wav|うん。そうだよー wav/MAY_0582.wav|分かったー♪ wav/MAY_0583.wav|目の前って、どこー? wav/MAY_0584.wav|アキバには『とらのあな』も『アニメイト』もないよー? だからまゆしぃは、中野まで同人誌を買いに行くのです wav/MAY_0585.wav|ないよー wav/MAY_0586.wav|あきばお~で同人誌が売ってるのー? wav/MAY_0587.wav|メイクイーン? って、なにかなー? ジャガイモ? wav/MAY_0588.wav|まゆしぃがバイトしてるのは、『ルモアンヌ』だよー? wav/MAY_0589.wav|ううん。普通の喫茶店 wav/MAY_0590.wav|オカリン、おはよー♪ wav/MAY_0591.wav|昨日ね、中野に同人誌を買いに行くって言ったでしょー? そのときにね、とってもかわいいレイヤーさんの、同人写真集を見つけたんだー wav/MAY_0592.wav|だからね、つい衝動買いしちゃったの♪ wav/MAY_0593.wav|ほら見て、るかちゃん。これ、&cTIPSC;ブラチュー&cMESC;のセドナコスだよ。作り込みすごいなー。すごくかわいいよねー wav/MAY_0594.wav|ねぇねぇ、クリスちゃんも見てみてよー。感動しちゃうんだからー wav/MAY_0595.wav|わ、次のページからは水着だー。すごーい。露出度高いなぁ。スタイルもすごくいいし、グラビアアイドルみたい wav/MAY_0596.wav|憧れてるのー? 水着に? wav/MAY_0597.wav|でもねでもね、るかちゃんはきっと大きなお友達からはハァハァ言われちゃうよ wav/MAY_0598.wav|あのね、ひんにゅうは正義なの。だからね、胸なんてなくても、自信持っていいんだよー wav/MAY_0599.wav|そうだ、コミマが終わったら、一緒に海に遊びに行こうよー。せっかく夏なんだしね、まゆしぃもずっとコス作りしてて夏休みはちっとも遊べてないもん wav/MAY_0600.wav|ねぇねぇ、オカリン、クリスちゃん、どうかなー? ラボメンのみんなで海 wav/MAY_0601.wav|そうだよぅ。オカリン、そういうこと言うのはね、まゆしぃ好きじゃないな…… wav/MAY_0602.wav|そうだよー。るかちゃんは女の子なのに、オカリンひどいよ wav/MAY_0603.wav|あわわ…… wav/MAY_0604.wav|しゅれでぃんがー? wav/MAY_0605.wav|そうだよー。邪魔するのはね、よくないと思うなー wav/MAY_0606.wav|それよりも、どんな結果になってもあったか〜く迎えてあげようよー。そのためにもね、まゆしぃは買い出しを張り切っちゃうつもりです wav/MAY_0607.wav|スズさんはね、とってもいい人だから、るかちゃんもすぐに仲良くなれるよー wav/MAY_0608.wav|あれれ、ダルくんがいるよー? wav/MAY_0609.wav|フェリスちゃんは、来られないって言ってたけどー wav/MAY_0610.wav|と、と、とととん、とん、と、と、とんっ…… wav/MAY_0611.wav|………… wav/MAY_0612.wav|オカリン、スズさんには会えたー? wav/MAY_0613.wav|そっかー…… wav/MAY_0614.wav|誰に、なんて送るのー? wav/MAY_0616.wav|ここはね、7000万年前の地球だよ wav/MAY_0617.wav|オカリンは、陰謀に巻き込まれて、タイムマシンでここに送られちゃったんだー wav/MAY_0618.wav|まゆしぃはね、オカリンを追いかけて、たくさん、たっくさん、たーっくさんの世界線の、すべてのオカリンを、探し続けてきたのです wav/MAY_0619.wav|ここにいるオカリンも、たくさんいるオカリンのうちの1人って言えるし、オリジナルでもあるって言えるの wav/MAY_0620.wav|ここにいるまゆしぃも、たくさんいるまゆしぃのうちの1人って言えるし、オリジナルでもあるって言えるの wav/MAY_0621.wav|でね、オカリンもまゆしぃも、ここで死んじゃうと思う wav/MAY_0622.wav|でも── wav/MAY_0623.wav|きっと、7000万年後の秋葉原にいる、オカリンとまゆしぃまで、意志は、連続していくんだって思うな wav/MAY_0624.wav|だから、大丈夫だよ♪ wav/MAY_0625.wav|はぁー、まゆしぃも『うーぱ』とお友達になりたいなー wav/MAY_0626.wav|トゥットゥルー、まゆしぃでーす wav/MAY_0627.wav|あ、フェリスちゃん。おはよーニャン♪ wav/MAY_0628.wav|きょうま? ああー、オカリンのことでしょー? うん、いるけど、代わるー? wav/MAY_0629.wav|あれれ、なんかねー、出られないみたいだよ wav/MAY_0630.wav|……うん。……うん wav/MAY_0631.wav|分かったー。伝えとくねー。バイバーイ♪ wav/MAY_0632.wav|あのね、四天王がアキバに集結したから気を付けろって wav/MAY_0633.wav|ううん。あとね、IBN5100はまだ見つかってないんだって。もし見つかったらまた連絡するニャンって言ってたよー wav/MAY_0634.wav|わー、すごいよダルくんー wav/MAY_0635.wav|LHCって、あの20キロ以上あるおっきなトンネルでしょー? 結局、なにをするトンネルなんだっけー? wav/MAY_0636.wav|あ、そうそう。ミニブラックホールを作れるんだよねー? wav/MAY_0637.wav|ええー? wav/MAY_0638.wav|はどろん? wav/MAY_0639.wav|どういうことー? wav/MAY_0640.wav|あのね、さっきのオカリンやクリスちゃんの話を、思い出してたの wav/MAY_0641.wav|思い出してね、なんとか頑張って理解しようと思ったんだけど、ダメだったよ。えっへへー wav/MAY_0642.wav|ただね、なんとなく分かるのは、すごいことになってるみたいっていうことかなー wav/MAY_0643.wav|眩しいなー wav/MAY_0644.wav|オカリンもクリスちゃんも、キラキラ輝いてて wav/MAY_0645.wav|あのね、クリスちゃんが入ってきてから、そろそろ10日ぐらいでしょ? その間、まゆしぃが感じたこと、言っていい? wav/MAY_0646.wav|クリスちゃんがラボメンになってね、なんだかラボの空気がビシッと引き締まった感じがするんだー wav/MAY_0647.wav|だからね、眩しいの wav/MAY_0648.wav|クリスちゃんは、ラボとオカリンにとって、すっごく役に立ってるでしょー? wav/MAY_0649.wav|でもね、まゆしぃはあんまりオカリンの役に立ててないのです…… wav/MAY_0650.wav|まゆしぃももっと頭がよかったらなー。そしたら、オカリンの役に立てたのにね wav/MAY_0651.wav|このラボを作ったばっかりの頃……ダルくんもいない頃にね、よくこうして2人で、静かに過ごしてたよねー wav/MAY_0652.wav|まゆしぃは、これからもここにいてもいいのかなー? wav/MAY_0653.wav|いるだけ……? wav/MAY_0654.wav|うーんと? 誉められてるのかなー? wav/MAY_0655.wav|そっかー。ありがとーオカリン♪ wav/MAY_0656.wav|お腹すいちゃったー。おでん缶温めようっと。オカリンも食べるー? wav/MAY_0657.wav|じゃあ、ちょっと待っててねー wav/MAY_0658.wav|うん、分かったー。気を付けるね wav/MAY_0659.wav|でね、オカリン。タイムリープとタイムトラベルって、どう違うのー? wav/MAY_0660.wav|ふーん、そっかぁ wav/MAY_0661.wav|あのね、じゃあ、Dメールとタイムリープだと、できることってどう違うのかなー? wav/MAY_0662.wav|えっとー、例えば作りかけのコスを持って1週間前へ行けるー? コミマまでの時間を1週間分稼げてまゆしぃ大勝利、みたいなこと wav/MAY_0663.wav|んじゃ、まゆしぃの意識は、1週間前のまゆしぃの中に入っちゃうってこと? wav/MAY_0664.wav|物は持っていけないけど、記憶は持って行けるんだねー。そっかー wav/MAY_0665.wav|でもでもぉ、そしたら、1週間前のまゆしぃの中にあったまゆしぃの記憶は、どこに行っちゃうのかな? wav/MAY_0666.wav|消えちゃうってことー? wav/MAY_0667.wav|じゃあね、じゃあね、1週間前のまゆしぃに記憶を跳ばしたら、今のまゆしぃの身体はどうなっちゃうんだろう? wav/MAY_0668.wav|まゆしぃが1週間前に記憶をびゅーんって跳ばしても、オカリンはここにいるんだよね? オカリンから見ると、意識が跳んでったまゆしぃはどうなっちゃってるのかなー? wav/MAY_0669.wav|じゃあ、タイムリープする前の、最初の1週間を過ごしたまゆしぃは、タイムリープしてその1週間を繰り返したまゆしぃに、消されちゃうのー? wav/MAY_0670.wav|じゃあね、じゃあね wav/MAY_0671.wav|もしも1週間前に戻ったまゆしぃが、1週間後の今日、ラボには来なくて学校のお友達と池袋で遊ぶことにしたら、どうなるのかな? wav/MAY_0672.wav|今は、まゆしぃはこうしてオカリンとお話してるけど wav/MAY_0673.wav|ふーん。それをオカリンは気付かないんだよねー? wav/MAY_0674.wav|だとしたらね、なんだか寂しいね wav/MAY_0675.wav|ううん。まゆしぃが wav/MAY_0676.wav|だからクリスちゃんは、過去を変えたくないって言ってたのかも〜 wav/MAY_0677.wav|あ、ねえねえねえ。タイムリープは、未来には跳べないのかなー? wav/MAY_0678.wav|……分かんないよー。えっへへー wav/MAY_0679.wav|そっかー。じゃあ、まゆしぃが小学生の頃へも、跳べないんだねー。その頃は、ケータイ持ってないもん wav/MAY_0680.wav|うん、それにね、おばあちゃんにも会えるかもって思ったんだー wav/MAY_0681.wav|んー、残念は残念だけどね、どうしても会いたかったわけじゃないよー? wav/MAY_0682.wav|おばあちゃんの言葉とかね、笑顔とか、まゆしぃの頭を撫でてくれたシワシワの手とかね、まゆしぃは今でもちゃーんと覚えてるもん wav/MAY_0683.wav|だからね、わざわざ会わなくても平気なのー wav/MAY_0684.wav|それよりもね、その頃のオカリンにもう一度会ってみたいなーって思って。えっへへー wav/MAY_0685.wav|会いたいのは、“鳳凰院なんとか”じゃなくて、オカリンだよー wav/MAY_0686.wav|えー? そんなことないよぅ。まゆしぃもちゃんと成長してるもん wav/MAY_0687.wav|そんなことないのです。まゆしぃはちゃんと大人の階段を上ろうとしているのです wav/MAY_0688.wav|それよりもねー、オカリンの方が当時から止まったままだと思うなー wav/MAY_0689.wav|バイト? 『ルモアンヌ』のことー? wav/MAY_0690.wav|あのね、コミマ前だから、お休みもらってるんだよー wav/MAY_0691.wav|頑張って、コスを作らなくちゃー wav/MAY_0692.wav|3着。えっとね、カエデちゃんと、フブキちゃんの分。でもって、るかちゃんの分 wav/MAY_0693.wav|あ……、萌郁さんだ wav/MAY_0694.wav|トゥットゥルー、萌郁さん。ここでなにしてるのー? wav/MAY_0695.wav|すごいんだよー。あのね、今度はね、タイムリープができるようになるかもしれないんだって wav/MAY_0696.wav|オカリンオカリン、その説明はね、すごく回りくどくて、まゆしぃにはさっぱりなのです wav/MAY_0697.wav|あのね、オカリンが思い付いてー、クリスちゃんができるって言ってー、ダルくんはお手伝い中で、まゆしぃはオカリンと買い出しなんだよー♪ wav/MAY_0698.wav|萌郁さん? 大丈夫? 調子悪いのー? wav/MAY_0699.wav|オカリンは、誰と戦ってるのー? wav/MAY_0700.wav|へえ、すごいね~。でもね、危ないことはしちゃダメだからねー? wav/MAY_0701.wav|萌郁さん、どうしたのかなー? wav/MAY_0702.wav|わああ? オカリンまでおかしくなっちゃったー wav/MAY_0703.wav|まゆしぃは心配です…… wav/MAY_0704.wav|はふぅ…… wav/MAY_0705.wav|んー、大丈夫だよー。あのね、まゆしぃは今日はここにお泊まりするのです wav/MAY_0706.wav|うん。お父さんとお母さんにもね、そう言ってあるよー wav/MAY_0707.wav|そうでもしないと、コミマに間に合わないんだー。えっへへー wav/MAY_0708.wav|あのね、クリスちゃんも一緒だからって説明したら、お父さんもお母さんも、それなら安心って言ってくれたんだよー wav/MAY_0709.wav|うん♪ だってね、電話レンジちゃんの改良で、大変なんでしょー? wav/MAY_0710.wav|あ、まゆしぃ知ってるよ。きっとあれじゃないかな、ほらー wav/MAY_0711.wav|頭の良くなる芳香剤なんだってー。『あきばお〜』で買ってきたって、オカリンが言ってた。あれって、いつの頃だったっけー? wav/MAY_0712.wav|本当? よかったー wav/MAY_0713.wav|オカリンはね、まゆしぃと同じで、池袋だよ wav/MAY_0714.wav|オカリンも未成年なのにね、えっへへー wav/MAY_0715.wav|クリスちゃんクリスちゃん。オカリンはね、まゆしぃたちのこと襲うような、悪い人じゃないと思うよー wav/MAY_0716.wav|だってね、まゆしぃはもう10年以上の付き合いだけど、一度も襲われたことないもん wav/MAY_0717.wav|うん♪ っていうかね、今も“人質”だよー wav/MAY_0718.wav|ひゃあ、オカリン、のぞきはよくないよー wav/MAY_0719.wav|そういうことされるとね、まゆしぃは悲しいし恥ずかしいです wav/MAY_0720.wav|オカリン、死んじゃヤダよー? wav/MAY_0721.wav|オカリーン、今揺れたけど、下は大丈夫だったー? wav/MAY_0722.wav|それはね、いいことだと思うなー。食べ物を粗末にしちゃダメだよー wav/MAY_0723.wav|えっとー? wav/MAY_0724.wav|つまりね、スーパー電話レンジちゃんを完成させるためには、どうすればいいのー? wav/MAY_0725.wav|オカリンオカリン。ちょっと来てー wav/MAY_0726.wav|これをね、持っててくれないかなー? こうして、びろーんって広げて wav/MAY_0727.wav|びろーん wav/MAY_0728.wav|んー…… wav/MAY_0729.wav|うん、ありがとー wav/MAY_0730.wav|できたー♪ wav/MAY_0731.wav|うん。クリスちゃんより先にできたよー。競争してたんだー wav/MAY_0732.wav|引き分けだねー wav/MAY_0733.wav|帽子付き電話レンジちゃん wav/MAY_0734.wav|んーと wav/MAY_0735.wav|タイムリープマシンがいいと思います wav/MAY_0736.wav|帽子付き電話レンジちゃんとね、すごく迷ったけど wav/MAY_0737.wav|えっへへー wav/MAY_0738.wav|まゆしぃもわかないよー wav/MAY_0739.wav|あ、そうだったね。えっへへー wav/MAY_0740.wav|……? wav/MAY_0741.wav|??? wav/MAY_0742.wav|……? wav/MAY_0743.wav|結局、どっちー? wav/MAY_0744.wav|ねぇねぇ wav/MAY_0745.wav|まゆしぃはね、難しいことはよく分かんないけどー wav/MAY_0746.wav|例えばね、まゆしぃの買ってきたバナナをタイムリープさせるのはどうかなー? wav/MAY_0747.wav|あ、そっかー。それじゃダメだねー wav/MAY_0748.wav|トゥットゥルー♪ ただいまー wav/MAY_0749.wav|オカリンオカリン wav/MAY_0750.wav|フェリスちゃんや、るかちゃんにもね、声をかけたんだけど、今日は無理って言われちゃったー wav/MAY_0751.wav|フェリスちゃんは今日は雷ネットの大会 wav/MAY_0752.wav|あとね、るかちゃんは、なんだか恥ずかしそうにしてたよー wav/MAY_0753.wav|恥ずかしいんだって。“かわいいは正義”なのにー wav/MAY_0754.wav|クリスちゃんもね、かわいいよねー wav/MAY_0755.wav|ねぇねぇ、今度のコミマに、出てみないー? wav/MAY_0756.wav|新作は無理だけどね、去年作った、ブラチューの&rs星来&rtせいら&re覚醒後バージョンコスがあるんだー。多分ね、サイズはクリスちゃんにちょうど合うと思うし wav/MAY_0757.wav|着るだけでいいよー。でもね、そのうちみんなに見てもらいたくなるよー。コスプレにはそうさせる魔物さんが住んでるんだー wav/MAY_0758.wav|そう言えば、クリスちゃんっていつもかわいい制服着てるよねー。でもこんな制服、都内にあったっけー? wav/MAY_0759.wav|ああー、菖蒲院なんだー。あそこの制服、元々かわいいもんねー。でもクリスちゃんの改造センスはね、すごくいいかも〜♪ wav/MAY_0760.wav|明日、コス持ってくるね。そしたら試着してくれるー? wav/MAY_0761.wav|大丈夫だよー♪ wav/MAY_0762.wav|クリスちゃんは知らないかもだけどね、去年ぐらいにこんな言葉が流行ったんだよ wav/MAY_0763.wav|“パンツじゃないから恥ずかしくないもん”って wav/MAY_0764.wav|絶対着てね? 絶対だよー? wav/MAY_0765.wav|オカリン wav/MAY_0766.wav|2人を止めてー wav/MAY_0767.wav|もうー wav/MAY_0768.wav|2人とも聞いてー。まゆしぃはね、ケンカは嫌いなのです。仲良くしようよー wav/MAY_0769.wav|ねぇねぇ、オカリン wav/MAY_0770.wav|なんだかね、ここ何週間かで、すごくにぎやかになったねー wav/MAY_0771.wav|楽しいね♪ wav/MAY_0772.wav|あのね、ラボメンが8人に増えたでしょ? ちょっと狭くなってきたなーって、まゆしぃは思うんだー wav/MAY_0773.wav|まずね、イスが足りないのです wav/MAY_0774.wav|買ってこなくちゃだよー。オカリンはお金ある? wav/MAY_0775.wav|んじゃ、まゆしぃのバイト代もちょっと出していいよ wav/MAY_0776.wav|あとはね、電子レンジ。新しいの買わないと、ジューシーからあげナンバーワンが温められないよー wav/MAY_0777.wav|イスと電子レンジの代金と、ちょっぴり上がっちゃったお家賃を払えるぐらいは、もらえるかなー? wav/MAY_0778.wav|そうなんだー。よかったね、オカリン♪ wav/MAY_0779.wav|だって、お友達たっくさんできたもん wav/MAY_0780.wav|ダルくんでしょ、クリスちゃんでしょ、るかちゃんでしょ、スズさん、萌郁さん、フェリスちゃん、店長さん、&rs綯&rtなえ&reちゃん、他にも他にも wav/MAY_0781.wav|春の頃は、オカリンはとっても寂しそうだったけど wav/MAY_0782.wav|もう、大丈夫だね wav/MAY_0783.wav|まゆしぃが、人質じゃなくても wav/MAY_0784.wav|本当だー。家に電話しなくちゃー wav/MAY_0785.wav|萌郁さん? これって……? wav/MAY_0786.wav|ね、ねえ、萌郁さんは、ラボメン仲間……だよね? wav/MAY_0787.wav|…………っ wav/MAY_0788.wav|オカリンっ wav/MAY_0789.wav|オ……カリ…… wav/MAY_0790.wav|………… wav/MAY_0793.wav|………… wav/MAY_0794.wav|そっかぁ……ぐすっ wav/MAY_0795.wav|まゆしぃは、人質なんだね…… wav/MAY_0796.wav|じゃあ、しょうがないね。えへへ…… wav/MAY_0797.wav|もう、大丈夫だね wav/MAY_0798.wav|トゥットゥルー♪ ただいまー wav/MAY_0799.wav|オカリンオカリン wav/MAY_0800.wav|フェリスちゃんや、るかちゃんにもね、声をかけたんだけど、今日は無理って言われちゃったー wav/MAY_0801.wav|フェリスちゃんは今日は雷ネットの大会 wav/MAY_0802.wav|あとね、るかちゃんは、なんだか恥ずかしそうにしてたよー wav/MAY_0803.wav|恥ずかしいんだって。“かわいいは正義”なのにー wav/MAY_0804.wav|クリスちゃんもね、かわいいよねー wav/MAY_0805.wav|ねぇねぇ、今度のコミマに、出てみないー? wav/MAY_0806.wav|新作は無理だけどね、去年作った、ブラチューの&rs星来&rtせいら&re覚醒後バージョンコスがあるんだー。多分ね、サイズはクリスちゃんにちょうど合うと思うし wav/MAY_0807.wav|着るだけでいいよー。でもね、そのうちみんなに見てもらいたくなるよー。コスプレにはそうさせる魔物さんが住んでるんだー wav/MAY_0808.wav|そう言えば、クリスちゃんっていつもかわいい制服着てるよねー。でもこんな制服、都内にあったっけー? wav/MAY_0809.wav|ああー、菖蒲院なんだー。あそこの制服、元々かわいいもんねー。でもクリスちゃんの改造センスはね、すごくいいかも〜♪ wav/MAY_0810.wav|明日、コス持ってくるね。そしたら試着してくれるー? wav/MAY_0811.wav|大丈夫だよー♪ wav/MAY_0812.wav|クリスちゃんは知らないかもだけどね、去年ぐらいにこんな言葉が流行ったんだよ wav/MAY_0813.wav|“パンツじゃないから恥ずかしくないもん”って wav/MAY_0814.wav|絶対着てね? 絶対だよー? wav/MAY_0815.wav|オカリン wav/MAY_0816.wav|2人を止めてー wav/MAY_0817.wav|もうー wav/MAY_0818.wav|2人とも聞いてー。まゆしぃはね、ケンカは嫌いなのです。仲良くしようよー wav/MAY_0819.wav|ねぇねぇ、オカリン wav/MAY_0820.wav|なんだかね、ここ何週間かで、すごくにぎやかになったねー wav/MAY_0821.wav|楽しいね♪ wav/MAY_0822.wav|あのね、ラボメンが8人に増えたでしょ? ちょっと狭くなってきたなーって、まゆしぃは思うんだー wav/MAY_0823.wav|まずね、イスが足りないのです wav/MAY_0824.wav|買ってこなくちゃだよー。オカリンはお金ある? wav/MAY_0825.wav|んじゃ、まゆしぃのバイト代もちょっと出していいよ wav/MAY_0826.wav|あとはね、電子レンジ。新しいの買わないと、ジューシーからあげナンバーワンが温められないよー wav/MAY_0827.wav|オカリン? 大丈夫? 元気ないよー? wav/MAY_0828.wav|体調よくないのかな? だったらね、休まなきゃー。横になる? 膝枕、してあげるよー? wav/MAY_0829.wav|本当だー。家に電話しなくちゃー wav/MAY_0830.wav|萌郁さん? これって……? wav/MAY_0831.wav|ね、ねえ、萌郁さんは、ラボメン仲間……だよね? wav/MAY_0832.wav|…………っ wav/MAY_0833.wav|オ……カリ…… wav/MAY_0834.wav|………… wav/MAY_0835.wav|トゥットゥルー、まゆしぃです wav/MAY_0836.wav|ただいま、電話に出ることができません wav/MAY_0837.wav|ピーって鳴ったら、伝言をどうぞー♪ wav/MAY_0838.wav|オカリン、そんなに急いでどこ行くのー? wav/MAY_0839.wav|わわわ…… wav/MAY_0840.wav|ま、ま、待って〜、荷物が…… wav/MAY_0841.wav|えー? なんでー? wav/MAY_0842.wav|ねぇ、どこ行くのー? wav/MAY_0843.wav|少しね、休んだ方がいいんじゃないかなー? wav/MAY_0844.wav|でもね、オカリンすごい汗だよー? 運動苦手なのにね、無理すると── wav/MAY_0845.wav|どうしたんだろうねー? wav/MAY_0846.wav|オカリン、この人たち、知り合い……? wav/MAY_0847.wav|オカリン、どこに行くの── wav/MAY_0848.wav|なに……? いったい、どうなって…… wav/MAY_0849.wav|トゥットゥルー、まゆしぃです wav/MAY_0850.wav|ただいま、電話に出ることができません wav/MAY_0851.wav|ピーって鳴ったら、伝言をどうぞー♪ wav/MAY_0852.wav|トゥットゥルー。まゆしぃでーす。オカリン、どうしたのー? wav/MAY_0853.wav|うん。そうだよー wav/MAY_0854.wav|ええ? なんで? wav/MAY_0855.wav|あ、オカリーン♪ wav/MAY_0856.wav|もしかして、オカリンも援護に来てくれたのー? wav/MAY_0857.wav|るかちゃんにコスを着てもらうためのね、説得だよー wav/MAY_0858.wav|ね、オカリン。るかちゃんを説得するいい方法、なにかないかなー? wav/MAY_0859.wav|まゆしぃには、るかちゃん攻略法がもう思い付きません wav/MAY_0860.wav|えー? どういうこと? wav/MAY_0861.wav|遠出……? 旅行かなー? wav/MAY_0862.wav|オカリン、遠出って、どこ行くのー? どうして急にー? wav/MAY_0863.wav|え? どういうことー? wav/MAY_0864.wav|う、うん…… wav/MAY_0865.wav|オカリン……まゆしぃは、なんだか怖いよ…… wav/MAY_0866.wav|どこ行くのー? wav/MAY_0867.wav|まゆしぃは、置いていかれたくないな…… wav/MAY_0868.wav|そんなこと、言っちゃヤダよぅ。絶対戻ってきてね? でないと、まゆしぃはなにがなんだか…… wav/MAY_0869.wav|……? wav/MAY_0870.wav|あのね、オカリン。まゆしぃは聞きたいこといっぱいあるけど、今は我慢しとくね wav/MAY_0871.wav|その代わり、終わったらね、全部聞かせてほしいです wav/MAY_0872.wav|フブキちゃんからメールがあってね、まゆしぃのコスにちょっと問題発生しちゃってたのです。糸がほつれてるところがあったんだー wav/MAY_0873.wav|それを直しに wav/MAY_0874.wav|住んでるっていうかね、今ちょうど、UPXのスタベまで来てたのです wav/MAY_0875.wav|今日のパーティー wav/MAY_0876.wav|中止になったけど、絶対にいつか── wav/MAY_0877.wav|ジューシーからあげナンバーワーン♪ wav/MAY_0878.wav|え……っ wav/MAY_0879.wav|……ぅっ wav/MAY_0880.wav|なんのことー? wav/MAY_0881.wav|オカリン! wav/MAY_0882.wav|ぁっ──! wav/MAY_0883.wav|オカリンオカリン。ちょっと来てー wav/MAY_0884.wav|これをね、持っててくれないかなー? こうして、びろーんって広げて wav/MAY_0885.wav|びろーん wav/MAY_0886.wav|んー…… wav/MAY_0887.wav|うん、ありがとー wav/MAY_0888.wav|できたー♪ wav/MAY_0889.wav|クリスちゃんより先にできたよー。競争してたんだー wav/MAY_0890.wav|なにが問題なのかなー? 完成したんじゃないのー? wav/MAY_0891.wav|あ、オカリンおかえりー。スズさんも一緒だったんだねー♪ wav/MAY_0892.wav|やっぱりね、スーパー電話レンジちゃんの完成祝いはするべきだよー wav/MAY_0893.wav|ということで、ダルくんと2人で買い出ししてね、帰ってきたのー♪ wav/MAY_0894.wav|ええー。オカリン、付き合い悪いよー wav/MAY_0895.wav|スズさん、元気ないけどどうかしたのー? wav/MAY_0896.wav|まゆしぃも聞きたいよーぅ wav/MAY_0897.wav|でも……スズさん、落ち込んでるみたいだし。なんだかね、まゆしぃは心配なのです…… wav/MAY_0898.wav|スズさんは何年生まれなのー? wav/MAY_0899.wav|7年後なんだー。まだ生まれてないのに、ここにいるんだねー。うーん、ええーっとー??? wav/MAY_0900.wav|でぃすとぴあ? wav/MAY_0901.wav|それは困るよー。まゆしぃはバナナ大好きなのに…… wav/MAY_0902.wav|じゃあ、お父さんを捜してる、っていうのはー? あれはウソだったのかな……? wav/MAY_0903.wav|あ、ハモったー♪ wav/MAY_0904.wav|えっと、なんで2000年と1991年なのー? wav/MAY_0905.wav|事件ー? wav/MAY_0906.wav|今年って、なにか大きな事件起きたかなー? wav/MAY_0907.wav|あ、そっかー。そうだよね。すごーい wav/MAY_0908.wav|遺書って、どういうことー? wav/MAY_0909.wav|あれじゃないかなー? クリスちゃんが死んじゃったー、っていうオカリンのメール wav/MAY_0910.wav|まゆしぃはね、平泳ぎが得意だよー wav/MAY_0911.wav|そうだよー。タイムマシンならね、時間はあんまり関係ないもん wav/MAY_0912.wav|まゆしぃは腹ペコですー wav/MAY_0913.wav|わわぁ。オカリン、こんな大金どうするのー? wav/MAY_0914.wav|ちょっと待って待ってー wav/MAY_0915.wav|ねぇねぇ。みんな、もう1つ忘れてるよー wav/MAY_0916.wav|スズさんのお父さんは、今はどこにいるのー? wav/MAY_0917.wav|どうでもよくないよー。それにタイムマシンを直すのに時間かかるんでしょー? だったらその間、まゆしぃはスズさんのお父さんを捜そうかなと思って wav/MAY_0918.wav|どうー? wav/MAY_0919.wav|あー、オカリンってば、ダメなんだよー。約束はね、ちゃんと守らなきゃ wav/MAY_0920.wav|この前、約束したでしょー? スズさんのお父さんはみんなで捜そうって wav/MAY_0921.wav|あのね、スズさんがここに来たのはね、使命とかもあるけど、やっぱりお父さんに会いたかったからかなーって思って wav/MAY_0922.wav|もしそうなら、まゆしぃは、会わせてあげたいです wav/MAY_0923.wav|わあ、外国人さんー? wav/MAY_0924.wav|ピンバッジ? wav/MAY_0925.wav|なんか書いてあるよー? wav/MAY_0926.wav|でもでもー、これはきっとヒントになるよー wav/MAY_0927.wav|というわけでー、スズさんのお父さん捜しに賛成の人ー? wav/MAY_0928.wav|オカリンありがとうー♪ えっへへー wav/MAY_0929.wav|それでいいのー? wav/MAY_0930.wav|トゥットゥルー♪ まゆしぃです wav/MAY_0931.wav|えっとね、駅の前だよー wav/MAY_0932.wav|うん。分かったー wav/MAY_0933.wav|お願いしまーす、お願いしますぅ。ご協力よろしくお願いしまーす wav/MAY_0934.wav|先日、誘拐事件が起きましたー。このピンバッジをつけた犯人を捜してまーす。ご協力よろしくお願いいたしまーす wav/MAY_0935.wav|オカリン、スズさん、あのね、ちょうど聞きたいことがあったんだー wav/MAY_0936.wav|バレル・タイターさんのバレルって、どういう意味なのかなー? wav/MAY_0937.wav|でもでも、本名じゃないんだよねー? wav/MAY_0938.wav|どうしてバレル・タイターさんなのかなー? スズさんは、なんでジョンさんって名前にしたの? wav/MAY_0939.wav|バレルさんはありがちじゃないよー? wav/MAY_0940.wav|そのチラシ、どうかなー? けっこうな力作だと思うんだー wav/MAY_0941.wav|まゆしぃのアイデアなのです。この方がね、みんな、おっ! って思ってくれるかなーと思って wav/MAY_0942.wav|いい作戦だと思わないかなー? えっとね、作戦名は“まゆしぃチラシで大勝利”で wav/MAY_0943.wav|ええー? wav/MAY_0944.wav|オカリン、スズさん、ごめんね……まゆしぃが足を引っ張っちゃって…… wav/MAY_0945.wav|ねぇねぇオカリン。あの人工衛星がタイムマシンだったなんて、ビックリしたねー wav/MAY_0946.wav|ビルに突き刺さっちゃってるけど、スズさんが無事でよかったねー wav/MAY_0947.wav|あれって操作がとっても難しいんだってー wav/MAY_0948.wav|重力うんたらかんたら装置の座標がちょっとでもずれるとね、タイムマシンごとゼリーマンになっちゃって、ぷるんぷるん化なんだそうです wav/MAY_0949.wav|しかもね、あのタイムマシンってSERN製じゃないから、あんまり安定してないって wav/MAY_0950.wav|1975年に行くときが、心配だなー…… wav/MAY_0951.wav|2人乗りだったらね、一緒に行ってあげられたのにね wav/MAY_0952.wav|決まってるよー。スズさんの手をギューッて握ってね、大丈夫、まゆしぃが一緒だから大丈夫だよぅって、応援してあげるのー wav/MAY_0953.wav|ねぇねぇオカリン、あのタイムマシンって、名前は付いてるのかなー? wav/MAY_0954.wav|あ、そうだねー。まゆしぃ、うっかりしてたよ。えっへへー wav/MAY_0955.wav|うん。名前あったー wav/MAY_0956.wav|FG204なんとかなんとか、だって wav/MAY_0957.wav|っていうかね、ダルくんとスズさんって、けっこうお似合いだと思わないー? wav/MAY_0958.wav|あ、そっかー。そうなのかな? wav/MAY_0959.wav|んー? あのね、もう2着はできてるよー。カエデちゃんと、フブキちゃんの分 wav/MAY_0960.wav|うん、そうなんだけどね、るかちゃんが説得できなかったから、今回は諦めたのー wav/MAY_0961.wav|ねぇねぇ、まゆしぃもタイムマシン、もっとよく見てきていいかな? wav/MAY_0962.wav|はーい♪ wav/MAY_0963.wav|ねぇねぇオカリン。あの人工衛星がタイムマシンだったなんて、ビックリしたねー wav/MAY_0964.wav|ビルに突き刺さっちゃってるけど、スズさんが無事でよかったねー wav/MAY_0965.wav|あれって操作がとっても難しいんだってー wav/MAY_0966.wav|重力うんたらかんたら装置の座標がちょっとでもずれるとね、タイムマシンごとゼリーマンになっちゃって、ぷるんぷるん化なんだそうです wav/MAY_0967.wav|しかもね、あのタイムマシンってSERN製じゃないから、あんまり安定してないって wav/MAY_0968.wav|1975年に行くときが、心配だなー…… wav/MAY_0969.wav|2人乗りだったらね、一緒に行ってあげられたのにね wav/MAY_0970.wav|決まってるよー。スズさんの手をギューッて握ってね、大丈夫、まゆしぃが一緒だから大丈夫だよぅって、応援してあげるのー wav/MAY_0971.wav|ねぇねぇオカリン、あのタイムマシンって、名前は付いてるのかなー? wav/MAY_0972.wav|あ、そうだねー。まゆしぃ、うっかりしてたよ。えっへへー wav/MAY_0973.wav|うん。名前あったー wav/MAY_0974.wav|FG204なんとかなんとか、だって wav/MAY_0975.wav|っていうかね、ダルくんとスズさんって、けっこうお似合いだと思わないー? wav/MAY_0976.wav|あ、そっかー。そうなのかな? wav/MAY_0977.wav|ねぇねぇ、まゆしぃもタイムマシン、もっとよく見てきていいかな? wav/MAY_0978.wav|まゆしぃたちのこと、忘れちゃいやだよー wav/MAY_0979.wav|わー。それすっごくいいかもだよー wav/MAY_0980.wav|はいはーい! ぱんぱかぱーん。ここでまゆしぃから重大な発表がありまーす wav/MAY_0981.wav|まゆしぃはですねー、スズさんのお父さん、見つけました! wav/MAY_0982.wav|会いたいー? 会いたいよねー? というわけで、今日はお父さんに来ていただいていまーす wav/MAY_0983.wav|それではー、発表します。スズさんのお父さんは── wav/MAY_0984.wav|どぅるるるるるる wav/MAY_0985.wav|じゃかじゃん! スズさんのお父さんは── wav/MAY_0986.wav|ダルくんでーす! wav/MAY_0987.wav|もー。みんなダルくんに冷たいよぅ wav/MAY_0988.wav|ううん wav/MAY_0989.wav|あのね、まゆしぃの推理だと、ダルくんはぜーったいにスズさんのお父さんなのー wav/MAY_0990.wav|ピンバッジに書いてある文字のことをね、ずっと考えてたんだー wav/MAY_0991.wav|でね、じーって見てたら、『7010』の7の部分がちょっと変だなーって気付いて wav/MAY_0992.wav|これはね、7じゃなくて、2なんだよ。下の横棒がかすれて消えちゃってるだけ wav/MAY_0993.wav|デジカメで撮った画像を拡大するとね、気付くよー wav/MAY_0994.wav|簡単だよー wav/MAY_0995.wav|岡部、椎名、橋田、牧瀬。でもって阿万音 wav/MAY_0996.wav|2010年って言ったらなにかなーって考えたらね、ラボメンの年だって思って wav/MAY_0997.wav|未来ガジェット研究所ができたのは、今年だもん wav/MAY_0998.wav|でね、スズさんから聞いた未来の話には、オカリンとクリスちゃんの話は出てくるけど、ダルくんの話はちっとも出てこなかったでしょ? wav/MAY_0999.wav|まゆしぃはラボメンだけど、タイムマシンは作れないし、争い事も好きじゃないから wav/MAY_1000.wav|でもね、ダルくんはスーパーハカーだし、オカリンの右腕だし、電話レンジちゃんだってオカリンとダルくんの2人で作ったんだから、名前が出てこなくちゃおかしいと思うの wav/MAY_1001.wav|スズさんがいたレジスタンスを作った人の中には、オカリンとバレル・タイターさんもいたんでしょ? wav/MAY_1002.wav|で、2010年のアキバにいた人で wav/MAY_1003.wav|タイムマシンを独自に研究できる人で wav/MAY_1004.wav|オカリンの“リーディング・シュークリーム”を── wav/MAY_1005.wav|それについて知ってる人 wav/MAY_1006.wav|ね、ダルくんならぴったりでしょー? wav/MAY_1007.wav|それにね、スズさんがお父さんと会おうとしていた日のこと、覚えてる? wav/MAY_1008.wav|タイムマシンオフ会に行けば、お父さんに会えると思ったんだよねー? wav/MAY_1009.wav|ちなみにダルくんも、そのオフ会に行こうとしてたでしょー? wav/MAY_1010.wav|あとね、タイムマシンの名前。FG204なんとかかんとか、って言うんだけど、えーと、なんだっけ? wav/MAY_1011.wav|それにFGはね、きっとFuture Gadgetの略だと思うんだー wav/MAY_1012.wav|最後に、名前。バレル・タイターさんはね、ダルくんしか考えられないよー wav/MAY_1013.wav|バレルはね、&rs樽&rtたる&reって意味なんだよねー、クリスちゃん? wav/MAY_1014.wav|でねでね、スズさん。“橋田至”って、10回言ってみてー wav/MAY_1015.wav|言えば分かるよー。えっへへー wav/MAY_1016.wav|今、ダイター、って聞こえなかったー? wav/MAY_1017.wav|はしだいたる。はし−だいた−る。はし−ダイタ−る。はし−タイター−る wav/MAY_1018.wav|マジでーす♪ wav/MAY_1019.wav|とってもお似合いの親子だと思うなー♪ wav/MAY_1020.wav|え? 名探偵? えっへへー、そんなこと言われたの初めてだよー wav/MAY_1021.wav|ひいおじいちゃんらしく、どーんって構えてればいいと思うよー wav/MAY_1022.wav|スズさんならね、35年前へ── wav/MAY_1023.wav|え? え? これ、もしかしてスズさん? wav/MAY_1024.wav|オカリン、大丈夫ー? wav/MAY_1025.wav|オカリン、無茶はダメだよ…… wav/MAY_1026.wav|オカリン、Dメールを送るのー? でもそうしたら、全部消えちゃうんだよ? wav/MAY_1027.wav|いいの!? wav/MAY_1028.wav|スズさんとの想い出、消えちゃうんだよー? 本当にそれでいいのー? wav/MAY_1029.wav|気持ちいいねー wav/MAY_1030.wav|ダルくんはね、メタボだからもっと運動しておくべきだと思うよー wav/MAY_1031.wav|2人ともグダグダだねー。えっへへー wav/MAY_1032.wav|オカリン、詳しいんだねー。このへん来たことあるのー? wav/MAY_1033.wav|なんかね、今のオカリン、未来が見えてたみたいだったねー wav/MAY_1034.wav|人がいないときに来るのって、初めてだよー wav/MAY_1035.wav|ねぇねぇ、まゆしぃはお腹空いちゃったー wav/MAY_1036.wav|オカリーン! スズさーん! 早く早くー! wav/MAY_1037.wav|気持ちいいねー wav/MAY_1038.wav|ダルくんはね、メタボだからもっと運動しておくべきだと思うよー wav/MAY_1039.wav|2人ともグダグダだねー。えっへへー wav/MAY_1040.wav|オカリン、詳しいんだねー。このへん来たことあるのー? wav/MAY_1041.wav|わわー、今のトラック、ひどいよー wav/MAY_1042.wav|人がいないときに来るのって、初めてだよー wav/MAY_1043.wav|ねぇねぇ、まゆしぃはお腹空いちゃったー wav/MAY_1044.wav|気持ちいいねー wav/MAY_1045.wav|ダルくんはね、メタボだからもっと運動しておくべきだと思うよー wav/MAY_1046.wav|2人ともグダグダだねー。えっへへー wav/MAY_1047.wav|オカリン、そういうこと言っちゃダメなんだよー? wav/MAY_1048.wav|わわー、今のトラック、ひどいよー wav/MAY_1049.wav|ケンカはよくないよー。ダルくんは無事だったんだし、めでたしめでたしだよ。ね? wav/MAY_1050.wav|うん、そうするー wav/MAY_1051.wav|……ねぇねぇ、オカリン wav/MAY_1052.wav|なんだ、じゃないよー。そんなにじーって見つめられたらね、気になってまゆしぃはそわそわしちゃうのです wav/MAY_1053.wav|うん wav/MAY_1054.wav|今日のオカリン、なんだかいつもと違うような気がするよ? wav/MAY_1055.wav|うん。どうかしたのー? wav/MAY_1056.wav|本当にー? 無理してない? wav/MAY_1057.wav|そっかー。でもね、たまにはボケーッて休むことも必要なんだよ。そのことをね、忘れないでねオカリン wav/MAY_1058.wav|オカリーン♪ wav/MAY_1059.wav|トゥットゥルー♪ まさかね、本当に駅まで迎えに来てくれるなんて思わなかったー。まゆしぃはびっくりなのです wav/MAY_1060.wav|うん、困るよね。それでね、まゆしぃはとってもうれしいよ。えっへへー♪ wav/MAY_1061.wav|ねぇ、その抱えてる荷物ってなぁに? wav/MAY_1062.wav|へえ、なんだかすごそうだねー。でも、世界線の数値ってー? wav/MAY_1063.wav|あのね、まゆしぃはオカリンに愛されちゃってるね。えっへへー wav/MAY_1064.wav|あのね、オカリンとまゆしぃは、小さい頃からずっとお友達なんだよー♪ wav/MAY_1065.wav|あおふぇ、いふぁはふぁゆひぃはひふぉひひ wav/MAY_1066.wav|萌郁さん? これって……? wav/MAY_1067.wav|ぁぅっ──! wav/MAY_1068.wav|オ……カリ…… wav/MAY_1069.wav|い……たいよぅ…… wav/MAY_1070.wav|どうしたのー? オカリンもバナナ食べる? wav/MAY_1072.wav|ご主人様、違うよー。あのね、マユシィ・ニャンニャンだよ♪ wav/MAY_1073.wav|あなたは、フェリスちゃんのデュエルパートナーだよねー? wav/MAY_1074.wav|もしかしてフェリスちゃん、この人にマユシィの本名、教えちゃったのー? wav/MAY_1075.wav|あ、そっかー。えっへへー wav/MAY_1076.wav|もー、フェリスちゃん、お店でイチャイチャしちゃダメだよー wav/MAY_1077.wav|……? wav/MAY_1078.wav|ダル? クリス? 誰かなー? wav/MAY_1079.wav|ラボ? wav/MAY_1080.wav|んーと、マユシィは分からないのです。ごめんねー wav/MAY_1081.wav|トゥットゥルー♪ おかえりン wav/MAY_1082.wav|えっとね、おかえりとオカリンって似てるでしょー? だからくっつけたら、一粒で二度おいしいんだよ wav/MAY_1083.wav|対オカリン専用挨拶ってことで、いいんじゃないかなー? えっへへー wav/MAY_1084.wav|んー、たぶんメイクイーンじゃないかなー? wav/MAY_1085.wav|もちろんだよー。どうして今さらそんな当たり前のこと聞くの? 変なオカリンだねー wav/MAY_1086.wav|あのね、まゆしぃは明日からのコミマに備えて、お休みをもらっているのです wav/MAY_1087.wav|オカリンー? あっ、いたー wav/MAY_1088.wav|オカリンに怒りに来たんだよー wav/MAY_1089.wav|あのね、まゆしぃはオカリンに、ガッカリなのです wav/MAY_1090.wav|しらばっくれてもダメだもん。オカリンってば、るかちゃんを泣かせたでしょー? wav/MAY_1091.wav|るかちゃんに相談されたんだよ。男だったって言われたって wav/MAY_1092.wav|オカリン、なんでそんなひどいこと言ったの? wav/MAY_1093.wav|関係なくないよー。るかちゃんはまゆしぃのお友達だもんっ wav/MAY_1094.wav|話してくれないならね、まゆしぃはオカリンと絶交だよー? もう、ラボメンもやめちゃうんだからね wav/MAY_1095.wav|ねぇねぇ、どうしてあんなひどいこと言ったのー? wav/MAY_1096.wav|……なにか、悩みがあるんだよね? wav/MAY_1097.wav|分かるよー。だってね、まゆしぃは毎日、オカリンのこと、見てるもん…… wav/MAY_1098.wav|それにね、昨日も外でクリスちゃんとずーっと話し込んでたでしょ? wav/MAY_1099.wav|悩みがあるなら、まゆしぃも聞くよー? wav/MAY_1100.wav|まゆしぃにも、話してほしいな……。ね? それでね、るかちゃんに、謝りに行こう? 仲直りしにいこう? まゆしぃも一緒に行くから…… wav/MAY_1101.wav|オ、オカリン? wav/MAY_1102.wav|オカリン…… wav/MAY_1103.wav|どこ行くのー? まゆしぃの話はね、まだ終わってないよ…… wav/MAY_1104.wav|本当? 謝りに行くの? だったらまゆしぃも── wav/MAY_1105.wav|あ、オカリン。どうだったー? wav/MAY_1106.wav|ちゃんとるかちゃんに謝ってきたかな? wav/MAY_1107.wav|ほよ? wav/MAY_1108.wav|わぁぁ、オカリンが壊れちゃったー…… wav/MAY_1109.wav|なにしてるのー? wav/MAY_1110.wav|せんりゃ……? wav/MAY_1112.wav|あのね、まゆしぃはオカリンに、ガッカリなのです wav/MAY_1113.wav|オカリンってば、るかちゃんを泣かせたでしょー? wav/MAY_1114.wav|るかちゃんに相談されたんだよ。男だったって言われたって wav/MAY_1115.wav|オカリン、なんでそんなひどいこと言ったの? wav/MAY_1116.wav|え? そうなのー? よかったー。オカリンが謝らないって言い出したらね、まゆしぃはオカリンと絶交するつもりだったんだー wav/MAY_1117.wav|クリスちゃん、寝てるのー? 徹夜なんだから、起こさない方がいいよー wav/MAY_1118.wav|クリスちゃん、トゥットゥルー♪ wav/MAY_1119.wav|あ、トゥットゥルー。おかえりン wav/MAY_1120.wav|るかちゃんとのデートはどうだったー? wav/MAY_1121.wav|ねぇねぇ、明後日のコミマ、るかちゃんとオカリンで、コスプレカップルとして出てみようって思ったりしないかなー? wav/MAY_1122.wav|オカリンからもね、カレシとして、るかちゃんを説得してほしいなー wav/MAY_1123.wav|まゆしぃがどれだけお願いしてもね、ちっともOKしてくれないんだよー。コスプレ wav/MAY_1124.wav|でもラブラブなオカリンからお願いされたらね、きっとコロッてOKすると思うんだー wav/MAY_1125.wav|えー? なんでー? wav/MAY_1126.wav|……オカリン。そんなこと言うとね、るかちゃんが悲しむよー wav/MAY_1127.wav|好きな人と一緒にいるだけでね、女の子は……幸せなんだよ? 満足なんだよ? wav/MAY_1128.wav|男の子は、そうじゃないのかな……? wav/MAY_1129.wav|だとしたら……まゆしぃは、寂しいです wav/MAY_1130.wav|ねぇねぇ。るかちゃんは、いつからオカリンのことを好きだったのかなー? wav/MAY_1131.wav|トゥットゥルー♪ オカリーン。るかちゃーん wav/MAY_1132.wav|コミマにようこそー、るかちゃん wav/MAY_1133.wav|ゆっくりしていってね! wav/MAY_1134.wav|あのね、ダルくんはグッズを手に入れるために並んでる最中だから、抜け出せないんだってー wav/MAY_1135.wav|ひとしきり戦利品をゲットしたら、合流するかもって言ってたよー wav/MAY_1136.wav|今日はまゆしぃが、会場を案内してあげるよー。って言ってもね、人が多いから、邪魔にならないようにしなくちゃ wav/MAY_1137.wav|まずはコスプレ会場に行ってー、それから中に入ろうかなー wav/MAY_1138.wav|ねぇねぇ、2人ともなにが見たいー? wav/MAY_1139.wav|ねぇねぇ、るかちゃん。コスプレ会場に行ったらね、絶対にコスプレに対する考え方が変わるよー wav/MAY_1140.wav|恥ずかしいとか、そういうのはちっともなくてね、みんなとっても楽しそうなんだからー wav/MAY_1141.wav|まゆしぃのコスを着てくれてるレイヤーさん、カエデちゃんとフブキちゃんって言うんだけど、2人のことも紹介するねー wav/MAY_1142.wav|でね、できれば明日も来てほしいなー。そしたらね、オカリンとるかちゃんの分のコスも用意しておくから wav/MAY_1143.wav|オカリンにはね、『&cTIPSC;コードジアース&cMESC;』の&cTIPSC;ゼロサム&cMESC;様コスが似合うと思うんだー wav/MAY_1144.wav|オカリンが一緒ならね、るかちゃんも安心してコスプレできるでしょー? wav/MAY_1145.wav|どうかなー? いいアイデアだって、まゆしぃ的には思うんだー wav/MAY_1146.wav|あ、オカリンごめんねー。起こしちゃったかな? wav/MAY_1147.wav|あのね、まゆしぃはコスを取りに来たのです wav/MAY_1148.wav|それと、ついでに朝ごはん wav/MAY_1149.wav|うん♪ ダルくんはね、始発でもう行っちゃったみたいだよー wav/MAY_1150.wav|ねぇねぇオカリン。昨日、るかちゃんとどこ行ってきたのー? wav/MAY_1151.wav|楽しいデートはできたかな? あのね、昨日からるかちゃん、メールに返事してくれないんだー wav/MAY_1152.wav|うん。まゆしぃはちょっと心配なのです wav/MAY_1153.wav|もしかして、またるかちゃんのこと泣かせちゃったのー? そうだとしたらね、まゆしぃは悲しいよ…… wav/MAY_1154.wav|悲しい。だってね、るかちゃんはまゆしぃのお友達だもん wav/MAY_1155.wav|え? いるけど、どうしてー? wav/MAY_1156.wav|本当? もちろんいいよー wav/MAY_1157.wav|うーん。結局ね、説得はできなかったよー wav/MAY_1158.wav|嫌がってるのに無理矢理着せたりしてね、トラウマになっちゃったらよくないもん wav/MAY_1159.wav|でもね、るかちゃんにコミマに来てもらうっていうのは、いいアイデアかもー wav/MAY_1160.wav|そこで雰囲気を見てもらったら、るかちゃんも“やってみようかな”って思うようになるかな? wav/MAY_1161.wav|そしたら、次の冬のコミマでいいから、コスプレしてくれないかな? wav/MAY_1162.wav|そうなってくれるといいなー wav/MAY_1163.wav|ねぇねぇ、本当に今日、るかちゃんを連れてきてくれる? wav/MAY_1164.wav|オカリンも、まゆしぃの作ったコス、見に来てくれる? wav/MAY_1165.wav|そっかー♪ 本当に2人に来てもらえるならね、とっても嬉しいよ wav/MAY_1166.wav|んじゃ、もう行かなきゃ wav/MAY_1168.wav|絶対来てね。ずっと待ってるからねー。今日だけじゃなくて、明日も来たいって思うように、頑張って案内するから wav/MAY_1169.wav|オカリン? どうかしたー? wav/MAY_1170.wav|うん。待ってるね wav/MAY_1171.wav|まゆしぃだったら、いつでもなんでも相談に乗るからね? wav/MAY_1172.wav|えっへへー。じゃあ、行ってきまーす wav/MAY_1173.wav|オカリン…… wav/MAY_1174.wav|来てくれたんだぁ。でも……ちょっと遅いよー wav/MAY_1175.wav|まゆしぃは、ずっと待ってたのに…… wav/MAY_1176.wav|すごく、寂しかったのです…… wav/MAY_1177.wav|るかちゃんはー……? wav/MAY_1178.wav|また泣かせちゃったのー? wav/MAY_1179.wav|オカリン……? wav/MAY_1180.wav|本当? よかったー wav/MAY_1181.wav|じゃあ、オカリンとるかちゃんは、別れたりすることもないんだねー wav/MAY_1182.wav|そっかー。これでまゆしぃは、安心してコミマに集中できるよー wav/MAY_1183.wav|そうだよ。3日連続なのー wav/MAY_1184.wav|ダルくん遅いねー wav/MAY_1185.wav|あのね、さっき電話したら、まだ近くにいるって言ってたよ wav/MAY_1186.wav|もうちょっと、待ってみようよー wav/MAY_1187.wav|ねぇねぇ、なんとかしてるかちゃんにコスプレしてもらえないかなー? wav/MAY_1188.wav|どうやって説得すればいいんだろうね? wav/MAY_1189.wav|るかちゃんが、キラリちゃんのコスプレしたらね、絶対似合うと思うんだー wav/MAY_1190.wav|るかちゃんってね、まゆしぃがドキドキしちゃうぐらいかわいいもん wav/MAY_1191.wav|世界中の人たちにね、るかちゃんのかわいさを知ってもらいたいって、オカリンも思うよねー? wav/MAY_1192.wav|あ、それともるかちゃんは自分だけのものーって思ってるのかな? でもね、独り占めはダメだよ。まゆしぃだってるかちゃんにキュンキュンしたいよー wav/MAY_1193.wav|えっへへー。そっかぁ、よかった♪ wav/MAY_1194.wav|それにね、るかちゃんにコスプレしてもらいたい理由は、もうひとつあるんだよ wav/MAY_1195.wav|るかちゃんって普段、おとなしいでしょー? あんまり自分の意見も言おうとしないし wav/MAY_1196.wav|コスプレするとね、普段の自分とは別の自分になれるんだよ wav/MAY_1197.wav|だからね、最初は恥ずかしいかもしれないけど、るかちゃんも一度やれば、きっと新しいるかちゃんを見つけられると思うんだー wav/MAY_1198.wav|そしたらね、今より積極的な性格になってね、もしかするとオカリンをお尻に敷いちゃうかもしれないよー。えっへへー wav/MAY_1199.wav|………… wav/MAY_1200.wav|うん wav/MAY_1201.wav|あ、ダルくーん。遅いよー wav/MAY_1202.wav|んじゃ、帰ろっか wav/MAY_1203.wav|風が気持ちよかったよー wav/MAY_1204.wav|オカリン? どうかし── wav/MAY_1205.wav|あ、か、あ…… wav/MAY_1206.wav|るかちゃんが、キラリちゃんのコスプレしたらね、絶対似合うと思うんだー wav/MAY_1207.wav|るかちゃんってね、まゆしぃがドキドキしちゃうぐらいかわいいもん wav/MAY_1208.wav|るかちゃんって普段、おとなしいでしょー? あんまり自分の意見も言おうとしないし wav/MAY_1209.wav|コスプレするとね、普段の自分とは別の自分になれるんだよ wav/MAY_1210.wav|だからね、最初は恥ずかしいかもしれないけど、るかちゃんも一度やれば、きっと新しいるかちゃんを見つけられると思うんだー wav/MAY_1211.wav|そしたらね、今より積極的な性格になってね、もしかするとオカリンをお尻に敷いちゃうかもしれないよー。えっへへー wav/MAY_1212.wav|はぁ。お腹いっぱーい。まゆしぃは今日はほとんどなにも食べてなかったから、ずっとペコペコだったんだよー wav/MAY_1213.wav|うん、明日だけじゃなくて明後日もあるのー wav/MAY_1214.wav|さてさてー、まゆしぃは明日早いから、もう帰るねー wav/MAY_1215.wav|ねぇねぇ、クリスちゃんやオカリンは、コミマ行かないのー? wav/MAY_1216.wav|行こうよ〜、クリスちゃん wav/MAY_1217.wav|今日と比べるとね、2日目はそんなに多くないよー。午後から来れば、快適そのものなんだから。人気のある同人誌なんかは売り切れちゃうけどね wav/MAY_1218.wav|違うよー。まゆしぃはね、オカリンの人質 wav/MAY_1219.wav|なになに? 話ってなぁに? wav/MAY_1220.wav|あのね、最近オカリンとクリスちゃん、仲良しさんだよね? いつも2人で話し込んでるもん wav/MAY_1221.wav|まゆしぃも秘密の会議に参加したい気持ちでいっぱいです wav/MAY_1222.wav|あ、うん、分かったー♪ ありがとね、オカリン wav/MAY_1223.wav|はあ、やっと帰ってこられたー♪ wav/MAY_1224.wav|ううん。あのね、ラボに行こうと思ってたんだよ wav/MAY_1225.wav|特にないけどね、オカリンと一緒に、久々にのんびりしたいなーって wav/MAY_1226.wav|ちょっとお腹が空いたからね、途中でジューシーからあげナンバーワンを買うの wav/MAY_1227.wav|ねぇねぇオカリン。今日はね、どうしてまゆしぃについてきてくれたのー? wav/MAY_1228.wav|これまでは、一度もコミマに一緒に行ったことないよねー? オカリンは萌えには興味ないもんね wav/MAY_1229.wav|んで、どうして今日は付き合ってくれたのー? wav/MAY_1230.wav|それはー? wav/MAY_1231.wav|そっかぁ…… wav/MAY_1232.wav|………… wav/MAY_1233.wav|あ、うん……。るかくん、絶対大人気になっちゃうのにねー wav/MAY_1234.wav|いろんなブログに画像アップされまくってね、新聞社のニュースサイトにも載って、海外にも紹介されちゃったりするよー wav/MAY_1235.wav|そしたらるかくんはワールドワイドなスーパースターなの。で、まゆしぃはそれを見て“遠いところに行っちゃったなー”って想いを馳せるのです wav/MAY_1236.wav|……ねぇ、オカリン wav/MAY_1237.wav|今日はね、ありがとう wav/MAY_1238.wav|えっへへー。だってね、さっきも言ったけど、オカリンと一緒にコミマ来たの、初めてだもん wav/MAY_1239.wav|まゆしぃは、けっこう嬉しかったよ♪ wav/MAY_1240.wav|あ、でもねー、次はオカリンもコスプレしてくれると、もっと嬉しいかもー wav/MAY_1241.wav|え? いいのー? 本当にー? wav/MAY_1242.wav|そっかー。道は険しいねー wav/MAY_1243.wav|でもね、今ちょっと想像してみたら、とっても楽しそうー wav/MAY_1244.wav|それにクリスちゃんは、コスプレに興味津々みたいだったし。脈あるかもー♪ wav/MAY_1245.wav|まゆしぃ、がんばってみるね wav/MAY_1246.wav|オカリンっ! wav/MAY_1247.wav|オ……カリ…… wav/MAY_1248.wav|やっと、まゆ……しぃ、は……オカリンの…… wav/MAY_1249.wav|役に……立て……たよ…… wav/MAY_1250.wav|あ…… wav/MAY_1251.wav|うん…… wav/MAY_1252.wav|あのね、ダルくんから聞いたんだー……。オカリンがなんだか変だったって wav/MAY_1253.wav|まゆしぃはコミマに夢中になってて、オカリンのこと、よく見ててあげられなかったね…… wav/MAY_1254.wav|いつもなら、オカリンが元気なかったらすぐに気付くのに…… wav/MAY_1255.wav|ごめんね wav/MAY_1256.wav|でね、なにかあったのー? wav/MAY_1257.wav|オカリン……? wav/MAY_1258.wav|………… wav/MAY_1259.wav|そっかー…… wav/MAY_1260.wav|あのね、前はよく、まゆしぃにいろんな話してくれたよね wav/MAY_1261.wav|例えば、えーと、“機関”には幹部が4人いて、それぞれゲップとすだちと声優とじゃこ、だっけ? wav/MAY_1262.wav|そうそう、それー wav/MAY_1263.wav|そういうね、オカリンのお話、とっても面白かったなー wav/MAY_1264.wav|でも…… wav/MAY_1265.wav|ねえ、オカリン。あのね、まゆしぃのこと……重荷に感じてたら、言ってね wav/MAY_1266.wav|えっへへー。じゃあ、とりあえず切るね。もしまゆしぃに色々お話したいなぁって思ったら、いつでも電話してくれていいからね wav/MAY_1267.wav|じゃあ、トゥットゥルー♪ wav/MAY_1268.wav|ねぇ、おばあちゃん wav/MAY_1269.wav|最近ね、怖い夢をよく見るんだー wav/MAY_1270.wav|その夢の中ではね、いっつもまゆしぃはひどい目にあうの wav/MAY_1271.wav|ピストルでバーンって撃たれたり、車の事故に巻き込まれたり、電車に轢かれたり wav/MAY_1272.wav|まるで本当のことみたいで、すごく痛くて、すごく悲しくて、誰か助けてって一生懸命声を出そうとするけど、出せなくて wav/MAY_1273.wav|どうしてそんな夢、見るのかなぁ? wav/MAY_1274.wav|でね、その夢の最後は、いつも決まってるの wav/MAY_1275.wav|まゆしぃが泣いてるとね、オカリンが助けに来てくれるんだー wav/MAY_1276.wav|まゆしぃはオカリンに、ありがとう、ありがとうって言うんだけど、その声もオカリンには聞こえてなくて wav/MAY_1277.wav|オカリンはまゆしぃを抱きしめて、とっても悲しそうな顔をしてた。泣いちゃいそうだけど、絶対に泣かなくてね、でも一生懸命我慢してるのが分かるの wav/MAY_1278.wav|だからまゆしぃも、悲しくなって、ごめんね、ごめんね、って言うけど、やっぱり声は届かなくて wav/MAY_1279.wav|そこで、いつも目が覚めるんだー wav/MAY_1280.wav|どうして、こんな夢見るのかな……? wav/MAY_1281.wav|あ、そうそう、あのね、最近ラボメンがすごく増えたんだよー wav/MAY_1282.wav|クリスちゃんでしょ、萌郁さん、るかくん、フェリスちゃん。それと、もう引っ越しちゃっていないけど、スズさん wav/MAY_1283.wav|8人だよ。すごいねー wav/MAY_1284.wav|最初は、オカリンとまゆしぃの2人だけだったのにね wav/MAY_1285.wav|ラボができたばっかりの頃はね、オカリンはあんまり面白そうじゃなかったけど wav/MAY_1286.wav|最近はね、とっても楽しそうなんだよ wav/MAY_1287.wav|そんなオカリンを見てるとね、まゆしぃも嬉しくなって、ニコニコできるの wav/MAY_1288.wav|それにね、にぎやかだと、ウキウキしてくるし wav/MAY_1289.wav|特にクリスちゃんはね、アメリカの有名な本に、論文が載ったりして、とっても頭がいいんだよ wav/MAY_1290.wav|まゆしぃは憧れちゃうのです wav/MAY_1291.wav|タイムマシンだって作っちゃうぐらいなんだからー。あ、これはオカリンとダルくんも一緒に作ってたけどね wav/MAY_1292.wav|でもね、たまに思うんだー wav/MAY_1293.wav|最初、まゆしぃが押しかけて wav/MAY_1294.wav|ラボに2人きりだったときのこと wav/MAY_1295.wav|学校が終わってラボに行くとね、オカリンはいないの。でね、お部屋の片付けしたり、かわいい小物を飾り付けたりしてるうちに、オカリンが少し遅れてやって来て wav/MAY_1296.wav|まゆしぃがおかえりーって言うと、オカリンはただいまーとは言わなくて、“ご苦労”って偉そうに答えてた wav/MAY_1297.wav|その後は、毎日2時間くらい、2人でぼんやり過ごして、一緒に電車でお家に帰るの wav/MAY_1298.wav|その2時間はね、会話なんてほとんどなくて、でもイヤな沈黙とかじゃなくて wav/MAY_1299.wav|ただそこにいるっていう感じで wav/MAY_1300.wav|2人で並んでソファに座って、オカリンはラボの作戦計画書みたいなのを書いてて、まゆしぃはマンガ読んだりゲームしたりして wav/MAY_1301.wav|たまに思い出したようにね、一緒にお菓子を食べてた wav/MAY_1302.wav|とてもゆっくり、優しく時間が流れてて wav/MAY_1303.wav|それでもいいかなーなんて思ったり wav/MAY_1304.wav|まるでまゆしぃは本当に人質になっちゃったみたいだなーとかふと思って、1人でえっへへーって笑ったり wav/MAY_1305.wav|オカリンはニコニコしてるまゆしぃを見てね、こう言うの wav/MAY_1306.wav|うん。あのね、いいことはなかったけど、あったよ wav/MAY_1307.wav|そっかー。じゃあ、気を付けなきゃ。でもね、きっとそのイリュージョン・子だくさんっていう人は── wav/MAY_1308.wav|その人は、きっと悪い人じゃないと思うなー wav/MAY_1309.wav|それはまゆしぃにはすごく心地良くて wav/MAY_1310.wav|なんだか泣きそうなくらい嬉しくて wav/MAY_1311.wav|このまま、ずっと続いてほしいなあって思ってた wav/MAY_1312.wav|あ、今のにぎやかさがイヤってわけじゃないんだよー? wav/MAY_1313.wav|最近ね、オカリンと話す時間、ちょっと減っちゃった wav/MAY_1314.wav|だからね、まゆしぃは、寂しくなっちゃったのかもしれないね wav/MAY_1315.wav|でもね、オカリンの重荷にはなりたくないんだー wav/MAY_1316.wav|まゆしぃは、いつもいつも、オカリンに迷惑かけてばっかりだから wav/MAY_1317.wav|ねぇ、おばあちゃん wav/MAY_1318.wav|……いつまでも、このままじゃいられないよね wav/MAY_1319.wav|んんー? wav/MAY_1320.wav|オカリンだー♪ wav/MAY_1321.wav|すごいね、どうしてここにいるって分かったのー? wav/MAY_1322.wav|人質…… wav/MAY_1323.wav|そっかー wav/MAY_1324.wav|でもね、あんまり無理したら、ダメだよ? wav/MAY_1325.wav|まゆしぃはね、ちょっぴり心配なのです wav/MAY_1326.wav|……ほえ? wav/MAY_1327.wav|……うん wav/MAY_1328.wav|オカリン。帰ろう? wav/MAY_1329.wav|えっへへー。もちろんだよ〜♪ wav/MAY_1330.wav|……誰かいますかー? wav/MAY_1331.wav|オカリンだ wav/MAY_1332.wav|ううん。なんとなく来てみたの。えっへへー♪ wav/MAY_1333.wav|最近ね、オカリンと話す時間、ちょっと減っちゃった wav/MAY_1334.wav|でもね、オカリンの重荷にはなりたくないんだー wav/MAY_1335.wav|もしかしてシャワー浴びてたのー? wav/MAY_1336.wav|オカリン、シャンプーのいい匂いがするねー wav/MAY_1337.wav|今日ね……コミマ、行かなかったよ…… wav/MAY_1338.wav|オカリンのこと、気になっちゃったのです wav/MAY_1339.wav|オカリンの辛そうな顔思い出したらね、コミマを楽しんでなんかいられないなーって wav/MAY_1340.wav|だから、有明まで行ったけど、参加せずに帰ってきたのー wav/MAY_1341.wav|………… wav/MAY_1342.wav|最近ね、オカリンと話す時間、ちょっと減っちゃった wav/MAY_1343.wav|だからね、まゆしぃは、寂しくなっちゃったのかもしれないね wav/MAY_1344.wav|……実は、オカリンとクリスちゃんは付き合っています、っていうビックリなことー? wav/MAY_1345.wav|でもね、オカリンとクリスちゃんはとっても仲がいいでしょ? 2人はお似合いだと思うなー wav/MAY_1346.wav|あ、うん…… wav/MAY_1347.wav|全部、話してほしいなんて、思ってないよー wav/MAY_1348.wav|人質だからね、どっちかって言うと、なんにも教えてもらえないのが普通だもん wav/MAY_1349.wav|………… wav/MAY_1350.wav|……まゆしぃは、オカリンの重荷にはなりたくないよ wav/MAY_1351.wav|だから、オカリンが言ってくれるまで、待つの wav/MAY_1352.wav|昨日も、そう言ったよー? wav/MAY_1353.wav|それはね、とっても気になっちゃうけど、でもしょうがないかな…… wav/MAY_1354.wav|まゆしぃに……? wav/MAY_1355.wav|……そのせいで、オカリンは辛い顔してるのかな? wav/MAY_1356.wav|だったらね、話してほしいな wav/MAY_1357.wav|オカリンが辛そうなの、見たくないもん wav/MAY_1358.wav|うん wav/MAY_1359.wav|昨日もさっきも言ったよー。まゆしぃは、オカリンの重荷になりたくないって wav/MAY_1360.wav|あのね、まゆしぃがおばあちゃんのことで苦しかったとき、オカリンはまゆしぃを人質にしてくれたでしょー? wav/MAY_1361.wav|だからね、もしオカリンが苦しいときは、まゆしぃが力になってあげたいって、ずっと思ってたんだよ? wav/MAY_1362.wav|まゆしぃなんかじゃ、ちっとも役に立たないかもしれないけど wav/MAY_1363.wav|やっと、まゆ……しぃ、は……オカリンの…… wav/MAY_1364.wav|役に……立て……たよ…… wav/MAY_1365.wav|だからね、これ以上、辛い顔しないでほしいなー wav/MAY_1366.wav|ええと、おやつ持ってきていい? wav/MAY_1367.wav|そうだね…… wav/MAY_1368.wav|じゃあ、どうぞー wav/MAY_1369.wav|え……オカリン……? wav/MAY_1370.wav|………… wav/MAY_1371.wav|……っ wav/MAY_1372.wav|オカリンも、クリスちゃんも、苦しんでたんだね…… wav/MAY_1373.wav|なのにまゆしぃは、呑気に、コスを作ってた…… wav/MAY_1374.wav|こんなの、バカみたいだよ……! wav/MAY_1375.wav|まゆしぃは、なんにも知らなかった……! wav/MAY_1376.wav|クリスちゃんに……会いに行かなきゃ…… wav/MAY_1377.wav|ねぇ、オカリン。クリスちゃんに会いたいよぅ…… wav/MAY_1378.wav|………… wav/MAY_1379.wav|……っ wav/MAY_1380.wav|クリスちゃん……! wav/MAY_1381.wav|まゆしぃはね、クリスちゃんがいなくなるの、ヤダよ…… wav/MAY_1382.wav|まゆしぃのためなんかに、消えたりしないで? ね? wav/MAY_1383.wav|まゆしぃだって、クリスちゃんを犠牲にしてまで、生きていたくないよぅ! wav/MAY_1384.wav|でも……でもぉ…… wav/MAY_1385.wav|ほえ……? wav/MAY_1386.wav|でも……クリスちゃんがいなくなったら、まゆしぃは悲しいよぅ…… wav/MAY_1387.wav|そういう問題じゃないもん! クリスちゃんが消えちゃうのがイヤなんだもん……! wav/MAY_1388.wav|ねえ、やめよう? クリスちゃんが消えること、ないよ…… wav/MAY_1389.wav|クリスちゃん……行かないで……行かないでよぅ……! wav/MAY_1390.wav|…………っ wav/MAY_1391.wav|ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい…… wav/MAY_1392.wav|ぐすっ……オカリン…… wav/MAY_1393.wav|オカリンの、本当の気持ち、聞きたいよ…… wav/MAY_1394.wav|オカリンが、心の中で思ってること、素直な言葉で、聞きたいよ…… wav/MAY_1395.wav|まゆしぃはね、もう……重荷になりたくないから…… wav/MAY_1396.wav|うん……ありがとう、オカリン……ありがと…… wav/MAY_1397.wav|いつも見てた、怖い夢も…… wav/MAY_1398.wav|そこに出てくる、かっこいいオカリンも…… wav/MAY_1399.wav|きっと、夢なんかじゃなかったんだね…… wav/MAY_1400.wav|ずっと、まゆしぃを助けようとしてくれてたんだね…… wav/MAY_1401.wav|ねえ、オカリン。まゆしぃはね、オカリンのこと…… wav/MAY_1402.wav|大好きだよ…… wav/MAY_1403.wav|オカリンがいてくれるから、まゆしぃは毎日、笑っていられるんだよ…… wav/MAY_1404.wav|これからも、ずっと一緒にいていい……? wav/MAY_1405.wav|うん…… wav/MAY_1406.wav|あのね……まゆしぃは、幸せになるよ…… wav/MAY_1407.wav|クリスちゃんと、約束したから wav/MAY_1408.wav|幸せに、してください…… wav/MAY_1409.wav|離さないで、ください…… wav/MAY_1410.wav|ずっと大好きで、いさせてください…… wav/MAY_1411.wav|オカリン…… wav/MAY_1412.wav|オカリン、どうしたのー? wav/MAY_1413.wav|ん? なになにー? wav/MAY_1414.wav|004……? オカリンオカリン、ラボメンはね、オカリンとまゆしぃとダルくんの、3人しかいないよー? wav/MAY_1415.wav|オカリン……? なにか悲しいことがあったんだねー…… wav/MAY_1416.wav|まゆしぃはね、オカリンの力になってあげたいよ…… wav/MAY_1417.wav|オカリン……泣かないで…… wav/MAY_1418.wav|まゆしぃは、ずっと一緒だよ…… wav/MAY_1419.wav|これまでみたいに、ずっと…… wav/MAY_1420.wav|オカリーン♪ wav/MAY_1421.wav|あ……うう…… wav/MAY_1422.wav|……っ wav/MAY_1423.wav|オカリン、迎えに来てくれたんだね…… wav/MAY_1424.wav|まゆしぃのこと、わざわざ待っててくれるなんて……はぅ、嬉しいよう…… wav/MAY_1425.wav|えっへへー♪ wav/MAY_1426.wav|あのね、まゆしぃはオカリンの人質から、恋人にクラスチェンジしたんだよね? wav/MAY_1427.wav|よかった……。夢じゃないんだー wav/MAY_1428.wav|えー? でもね、ラボだってすっごく暑いよー? wav/MAY_1429.wav|ここにいるよ wav/MAY_1430.wav|えっへへー♪ オカリン、暑いって言ってたでしょ? だからね、一緒に食べようと思って wav/MAY_1431.wav|うんっ wav/MAY_1432.wav|ええー? でもね、溶けちゃうんじゃないかなー? wav/MAY_1433.wav|そっかー。うん、しょうがないよね。手を繋いでたら、食べられないもんね wav/MAY_1434.wav|まゆしぃだってね、離さないよー♪ wav/MAY_1435.wav|ねぇねぇオカリン wav/MAY_1436.wav|あのね、起きているのに、夢を見たことってある? wav/MAY_1437.wav|そういう風に呼ぶの? オカリン物知りだねー wav/MAY_1438.wav|あのね、それが誰だかは分からないんだけど、まゆしぃにはとても大切なお友達がいた気がするのー wav/MAY_1439.wav|その大切なお友達のことを考えるとね、すごく切なくなって、胸のあたりがキューってなるんだー wav/MAY_1440.wav|たまにね、声も聞こえるんだよ wav/MAY_1441.wav|『幸せになりなさい』って wav/MAY_1442.wav|その人がそう言ってくれたからね、まゆしぃは今こうして、オカリンと一緒にいられるのかもしれないねー wav/MAY_1443.wav|もし会えたら、ありがとうって言いたいなー wav/MAY_1444.wav|その人、誰だったのかなー? wav/MAY_1445.wav|そっかー。神様、ありがとう wav/MAY_1446.wav|まゆしぃは、とっても幸せです wav/MAY_1447.wav|オカリン…… wav/MAY_1448.wav|オカリン、ラボメンには004の人はいないよー? wav/MAY_1449.wav|オカリン wav/MAY_1450.wav|もう、いいんだよ wav/MAY_1451.wav|だって……今のオカリン、泣き出しそうな顔してるんだもん…… wav/MAY_1452.wav|ねえ、無理しないで? 前にも言ったよね? まゆしぃはオカリンの重荷にはなりたくないって wav/MAY_1453.wav|もう、その口調……続けなくてもいいんだよ? wav/MAY_1454.wav|辛いなら、普通に戻って、オカリンの心をね、さらけ出してもいいんだよ? wav/MAY_1455.wav|もう、まゆしぃのことは気にしなくていいから wav/MAY_1456.wav|まゆしぃは大丈夫だから wav/MAY_1457.wav|オカリンはね、オカリンのために、泣いてもいいんだからね? wav/MAY_1458.wav|なにがあったのかは、分からないけど…… wav/MAY_1459.wav|泣いても、いいんだよ? wav/MAY_1460.wav|それよりね、ラボから電子レンジがなくなっちゃったよー wav/MAY_1461.wav|まゆしぃはもう、ジューシーからあげナンバーワンを食べられないのです…… wav/MAY_1462.wav|わあ、あれなにー? wav/MAY_1463.wav|おじさんなのー? wav/MAY_1464.wav|第3次世界大戦って……大変だ。大変だよー wav/MAY_1465.wav|オカリン、大丈夫……? wav/MAY_1466.wav|んんー……? まゆしぃは死んじゃうのー? wav/MAY_1467.wav|あのね、まゆしぃは今の話、ちんぷんかんぷんなのです…… wav/MAY_1468.wav|でもね、その牧瀬さんっていう人は、オカリンにとっては大事な人だったんでしょ? wav/MAY_1469.wav|だったら、頑張るべきだよ、オカリン wav/MAY_1470.wav|オカリン、絶対帰ってきてね? 行ったまま、戻って来なかったらイヤだよ? wav/MAY_1471.wav|……オカリン? wav/MAY_1472.wav|オカリン! wav/MAY_1473.wav|オカリン、大丈夫……? しっかりして……死なないで…… wav/MAY_1474.wav|オカリン! wav/MAY_1475.wav|…………っ wav/MAY_1476.wav|オカリンは……途中で諦める人じゃないよ…… wav/MAY_1477.wav|まゆしぃは、知ってるもん。いつもね、絶対に最後まで諦めたりしない wav/MAY_1478.wav|覚えてる? まゆしぃがおばあちゃんのお墓の前で、毎日“助けて”って心の中でつぶやいていたとき── wav/MAY_1479.wav|オカリンも、毎日まゆしぃに会いに来てくれたよね…… wav/MAY_1480.wav|雨の日も雪の日も、諦めずにまゆしぃの横に来て、まゆしぃの名前、ずっと呼び続けてくれたよね…… wav/MAY_1481.wav|まゆしぃはね、オカリンが最後までそばにいてくれたから……おばあちゃんと、しっかりお別れすることができたんだよ wav/MAY_1482.wav|ね? だからオカリン、まゆしぃはよく分からないけど、諦めちゃ、ダメだよ…… wav/MAY_1483.wav|元気……出してほしいよ…… wav/MAY_1484.wav|オカリン…… wav/MAY_1485.wav|オカリン、メールが…… wav/MAY_1486.wav|テレビって、どういうことなのかなー? wav/MAY_1488.wav|あー! wav/MAY_1489.wav|あのときなくした『メタルうーぱ』だー! ほらほら見て、まゆしぃのサインが入ってるー wav/MAY_1490.wav|あの発表会の会場でね、落としちゃったのー。探したけど見つからなくて、諦めてたんだけど……このおじさんが持ってたんだー wav/MAY_1491.wav|ロシアじゃ、返してもらいにいけないよー wav/MAY_1492.wav|きっとそうだよー。あのね、なんとなくオカリンに似てる気がするもん wav/MAY_1493.wav|わあー、15年後のオカリン、声が渋くなってるよー wav/MAY_1494.wav|でもね、でもね、まゆしぃはこっちのオカリンの方が好きだよー♪ wav/MAY_1495.wav|鳳凰院凶真はね、昔、まゆしぃのことも助けてくれたんだよ wav/MAY_1496.wav|だから今度もね、きっと牧瀬紅莉栖さんを助けられるよー wav/MAY_1497.wav|それはね、えっとね、まゆしぃもさっぱりなのです…… wav/MAY_1498.wav|??? wav/MAY_1499.wav|へえー。そうだったんだー? wav/MAY_1500.wav|オカリーン! 取ってきたよー wav/MAY_1501.wav|はいっ。これでよかったかなー? wav/MAY_1502.wav|えっへへー。オカリンの役に立ててね、まゆしぃも嬉しいよ♪ wav/MAY_1503.wav|あ、それとね。ついでにこれも wav/MAY_1504.wav|バナナだよぅ wav/MAY_1505.wav|オカリン wav/MAY_1506.wav|きっと帰ってきてね wav/MAY_1507.wav|わー。『雷ネット』だー wav/MAY_1508.wav|あっ、『うーぱ』だよ wav/MAY_1509.wav|レアじゃないけどね、すごくかわいいでしょー? まゆしぃは『うーぱ』のことが大好きなのです wav/MAY_1510.wav|あ、オカリン wav/MAY_1511.wav|トゥットゥルー、おかえりン♪ wav/MAY_1512.wav|うん。前も言ったよー? wav/MAY_1513.wav|ちょっと古いけどね、まだじゅうぶん使えるよ wav/MAY_1514.wav|それよりオカリンオカリン、ひどいよー wav/MAY_1515.wav|今日、どうしてまゆしぃに一言も言わずに退院しちゃったの? wav/MAY_1516.wav|まゆしぃとダルくんで病院に行ったら、もう退院しましたって看護師さんに言われちゃったんだからー wav/MAY_1517.wav|おしめのお世話もしてあげたのにー wav/MAY_1518.wav|本当? ありがとーオカリン! 頑張ってお世話してあげた甲斐があったよー。えっへへー♪ wav/MAY_1519.wav|わー♪ かわいいねー wav/MAY_1520.wav|これから毎日付けておかなきゃ。そうしないとラボに入れてもらえないもんねー wav/MAY_1521.wav|でもオカリン。あのね、まゆしぃはこのピンバッジのデザインを見せてもらったときから、1つだけ分からないことがあるのです wav/MAY_1522.wav|文字が書いてあるでしょー? 『OSHMKUFA 2010』って wav/MAY_1523.wav|岡部、椎名、橋田、それと漆原、フェイリス。ここまでは分かるんだけどね? その他のMとKとAって、誰のことなのー? wav/MAY_1145_2.wav|ええー。そんなぁ…… wav/MAY_1512_2.wav|オカリンも食べるー? 退院祝いに1個あげる♪ wav/MOE_0000.wav|………… wav/MOE_0001.wav|………… wav/MOE_0002.wav|……? wav/MOE_0003.wav|………… wav/MOE_0004.wav|………… wav/MOE_0005.wav|………… wav/MOE_0006.wav|………… wav/MOE_0007.wav|……謝る wav/MOE_0008.wav|不快に、させたなら wav/MOE_0009.wav|風景、撮ってた wav/MOE_0010.wav|……証明。自分が今日、どこを歩いたか wav/MOE_0011.wav|&rs桐生&rtきりゅう&re、&rs萌郁&rtもえか&re wav/MOE_0012.wav|名前 wav/MOE_0013.wav|聞きたいことが、ある。……いい? wav/MOE_0014.wav|都市伝説。秋葉原の wav/MOE_0015.wav|……知らない? wav/MOE_0016.wav|幻の、レトロPC wav/MOE_0017.wav|秋葉原のどこかに、あるらしくて。それが wav/MOE_0018.wav|……いいえ。これ wav/MOE_0019.wav|『IBN5100』 wav/MOE_0020.wav|見たことは……? wav/MOE_0021.wav|詳しい人……知らない……? wav/MOE_0022.wav|メルアド……教えて wav/MOE_0023.wav|スーパーハカー……の wav/MOE_0024.wav|………… wav/MOE_0025.wav|教えてくれたら……削除する wav/MOE_0026.wav|私は…… wav/MOE_0027.wav|『アーク・リライト』の、バイト…… wav/MOE_0028.wav|&cTIPSC;編プロ&cMESC;……。秋葉原に、ある wav/MOE_0029.wav|名前は……? wav/MOE_0030.wav|どう……書くの? wav/MOE_0031.wav|…………は? wav/MOE_0032.wav|………… wav/MOE_0033.wav|こう? wav/MOE_0034.wav|………… wav/MOE_0035.wav|……っ wav/MOE_0036.wav|………… wav/MOE_0037.wav|………… wav/MOE_0038.wav|…… wav/MOE_0039.wav|………… wav/MOE_0040.wav|……岡部……倫太郎? wav/MOE_0041.wav|今の空メールに…… wav/MOE_0042.wav|いいわ。……これで wav/MOE_0043.wav|………… wav/MOE_0044.wav|……メール、するから wav/MOE_0045.wav|聞いといて……ね? wav/MOE_0046.wav|……都市伝説 wav/MOE_0047.wav|……誰? wav/MOE_0048.wav|……誰、だっけ? wav/MOE_0049.wav|岡部くん…… wav/MOE_0050.wav|………… wav/MOE_0051.wav|メール……送った wav/MOE_0052.wav|………… wav/MOE_0053.wav|……めんどい wav/MOE_0054.wav|………… wav/MOE_0055.wav|あ、岡部くん…… wav/MOE_0056.wav|メールの方が、気楽……だから wav/MOE_0057.wav|私……変、よね…… wav/MOE_0058.wav|そう……? wav/MOE_0059.wav|&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&re…… wav/MOE_0060.wav|………… wav/MOE_0061.wav|……2、ヶ月ぐらい wav/MOE_0062.wav|………… wav/MOE_0063.wav|両方 wav/MOE_0064.wav|それは…… wav/MOE_0065.wav|途方に…… wav/MOE_0066.wav|………… wav/MOE_0067.wav|それが……岡部くんの&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&re…… wav/MOE_0068.wav|あ…… wav/MOE_0069.wav|………… wav/MOE_0070.wav|……汗びっしょり wav/MOE_0071.wav|………… wav/MOE_0072.wav|………… wav/MOE_0073.wav|……いい? wav/MOE_0074.wav|IBN5100……見せてほしい wav/MOE_0075.wav|……っ wav/MOE_0076.wav|………… wav/MOE_0077.wav|………… wav/MOE_0078.wav|………… wav/MOE_0079.wav|……メールを wav/MOE_0080.wav|……撮りたくて wav/MOE_0081.wav|メールで、聞いたわ…… wav/MOE_0082.wav|撮るつもり、ないから。岡部くんの顔は…… wav/MOE_0083.wav|……本当に? wav/MOE_0084.wav|……どうしても? wav/MOE_0085.wav|……っ wav/MOE_0086.wav|……持って帰ろうと wav/MOE_0087.wav|メールの、返事が、なかったから wav/MOE_0088.wav|………… wav/MOE_0089.wav|………… wav/MOE_0090.wav|……? それより、場所を wav/MOE_0091.wav|………… wav/MOE_0092.wav|………… wav/MOE_0093.wav|………… wav/MOE_0094.wav|………… wav/MOE_0095.wav|……メールを見て wav/MOE_0096.wav|“メールを過去へ送る” wav/MOE_0097.wav|今、そう言っていた wav/MOE_0098.wav|……教えて wav/MOE_0099.wav|いいえ wav/MOE_0100.wav|はっきり聞こえた wav/MOE_0101.wav|……誰と電話を? wav/MOE_0102.wav|………… wav/MOE_0103.wav|………… wav/MOE_0104.wav|……殺す? wav/MOE_0105.wav|………… wav/MOE_0106.wav|……! タイムマシン…… wav/MOE_0107.wav|………… wav/MOE_0108.wav|……記念に wav/MOE_0109.wav|……本当に、タイムマシン? wav/MOE_0110.wav|……楽しそう、だったから wav/MOE_0111.wav|……早く実験を wav/MOE_0112.wav|これは…… wav/MOE_0113.wav|………… wav/MOE_0114.wav|&rs世界混沌化計画&rtプロジェクト・カオティック&re……? wav/MOE_0115.wav|………… wav/MOE_0116.wav|え……? wav/MOE_0117.wav|私が……? wav/MOE_0118.wav|………… wav/MOE_0119.wav|……作り直す wav/MOE_0120.wav|……っ wav/MOE_0121.wav|…………ありがとう wav/MOE_0122.wav|………… wav/MOE_0123.wav|………… wav/MOE_0124.wav|………… wav/MOE_0125.wav|………… wav/MOE_0126.wav|……私的な内容はNG? wav/MOE_0127.wav|………… wav/MOE_0128.wav|………… wav/MOE_0129.wav|……送信履歴は? wav/MOE_0130.wav|………… wav/MOE_0131.wav|案は、ある wav/MOE_0132.wav|………… wav/MOE_0133.wav|………… wav/MOE_0134.wav|あいびーえぬ……あいびーえぬ……あいびーえぬ…… wav/MOE_0135.wav|ないないない……どうしてないの……どうしてどこにも……この街に、本当にあるの……もしかしてもう……? wav/MOE_0136.wav|……どこかに……どこかに、あるはず……じゃないと、おかしい……FBは、あるって…… wav/MOE_0137.wav|……岡部くん? wav/MOE_0138.wav|IBN5100、見つけたの……? wav/MOE_0139.wav|なくなった……? wav/MOE_0140.wav|……? wav/MOE_0141.wav|………… wav/MOE_0142.wav|…………っ wav/MOE_0143.wav|………… wav/MOE_0144.wav|………… wav/MOE_0145.wav|………… wav/MOE_0146.wav|………… wav/MOE_0147.wav|フ……フ…… wav/MOE_0148.wav|フフフ…… wav/MOE_0149.wav|………… wav/MOE_0150.wav|タイムマシンを、回収させてもらう wav/MOE_0151.wav|牧瀬紅莉栖、岡部倫太郎、橋田至。3名については、我々と一緒に来てもらう wav/MOE_0152.wav|答えられない wav/MOE_0153.wav|あなたたちに答える必要はない、という意味 wav/MOE_0154.wav|抵抗は許されない wav/MOE_0155.wav|とにかく、来て wav/MOE_0156.wav|………… wav/MOE_0157.wav|拒否することは認めない wav/MOE_0158.wav|あなたたちに逃げ場はないわ wav/MOE_0159.wav|私たちの仲間は、すでに秋葉原じゅうに散らばっている wav/MOE_0160.wav|手荒な真似は、したくない wav/MOE_0161.wav|3人とも、一緒に来て wav/MOE_0162.wav|なにを聞かれても、答えるつもりはない wav/MOE_0163.wav|あなたたちはただ、ついてくればいい wav/MOE_0164.wav|一緒に来てもらうのは── wav/MOE_0165.wav|あなたたちの口を封じるため wav/MOE_0166.wav|それは、拒否しても変わらない wav/MOE_0167.wav|私たちは── wav/MOE_0168.wav|SERNの wav/MOE_0169.wav|………… wav/MOE_0170.wav|3人とも、一緒に来て wav/MOE_0171.wav|これ以上拒否するなら、イヤでも、行きたくなるようにするから wav/MOE_0172.wav|椎名まゆりは、必要ない wav/MOE_0173.wav|……SERNのために……FBのために……SERNのために……FBの wav/MOE_0174.wav|もう一度言う。3人とも、一緒に来て wav/MOE_0175.wav|これ以上の警告はしない wav/MOE_0176.wav|抵抗するなら、あなたたちも殺す wav/MOE_0177.wav|抵抗するなら wav/MOE_0178.wav|っ……!? wav/MOE_0179.wav|そこまでよ wav/MOE_0180.wav|……何者? wav/MOE_0181.wav|なにを…… wav/MOE_0182.wav|動くなっ! wav/MOE_0183.wav|……っ wav/MOE_0184.wav|殺せっ、使わせるな wav/MOE_0185.wav|殺せっ wav/MOE_0186.wav|………… wav/MOE_0187.wav|タイムマシンを、回収させてもらう wav/MOE_0188.wav|牧瀬紅莉栖、岡部倫太郎、橋田至。3名については、我々と一緒に来てもらう wav/MOE_0189.wav|抵抗は許されない wav/MOE_0190.wav|とにかく、来て wav/MOE_0191.wav|………… wav/MOE_0192.wav|拒否することは認めない wav/MOE_0193.wav|あなたたちに逃げ場はないわ wav/MOE_0194.wav|私たちの仲間は、すでに秋葉原じゅうに散らばっている wav/MOE_0195.wav|手荒な真似は、したくない wav/MOE_0196.wav|3人とも、一緒に来て wav/MOE_0197.wav|なにを聞かれても、答えるつもりはない wav/MOE_0198.wav|あなたたちはただ、ついてくればいい wav/MOE_0199.wav|一緒に来てもらうのは── wav/MOE_0200.wav|あなたたちの口を封じるため wav/MOE_0201.wav|それは、拒否しても変わらない wav/MOE_0202.wav|3人とも、一緒に来て wav/MOE_0203.wav|これ以上拒否するなら、イヤでも、行きたくなるようにするから wav/MOE_0204.wav|椎名まゆりは、必要ない wav/MOE_0205.wav|……SERNのために……FBのために……SERNのために……FBの……っ wav/MOE_0206.wav|もう一度言う。3人とも、一緒に来て wav/MOE_0207.wav|これ以上の警告はしない wav/MOE_0208.wav|抵抗するなら、あなたたちも殺す wav/MOE_0209.wav|抵抗するなら wav/MOE_0210.wav|っ……!? wav/MOE_0211.wav|そこまでよ wav/MOE_0212.wav|……何者? wav/MOE_0213.wav|動くなっ! wav/MOE_0214.wav|殺せっ、使わせるな wav/MOE_0215.wav|あなたたちに逃げ場はないわ wav/MOE_0216.wav|私たちの仲間は、すでに秋葉原じゅうに散らばっている wav/MOE_0217.wav|……動きは止めたわ wav/MOE_0218.wav|……岡部くん、いえ、岡部倫太郎は確保 wav/MOE_0219.wav|警察に連絡して。椎名まゆりが死んだ wav/MOE_0220.wav|あなたが逃げるからよ wav/MOE_0221.wav|っ!? wav/MOE_0222.wav|………… wav/MOE_0223.wav|………… wav/MOE_0224.wav|……なぜ wav/MOE_0225.wav|………… wav/MOE_0226.wav|……っ wav/MOE_0227.wav|私が…… wav/MOE_0228.wav|……『ラウンダー』 wav/MOE_0229.wav|……メールで wav/MOE_0230.wav|……ラウンダーは wav/MOE_0231.wav|SERNとは別組織 wav/MOE_0232.wav|公には、出てこない wav/MOE_0233.wav|そういう、扱い wav/MOE_0234.wav|……違う wav/MOE_0235.wav|IBN5100 wav/MOE_0236.wav|その、情報収集と回収のため wav/MOE_0237.wav|世界中に、散らばって wav/MOE_0238.wav|それを、集める wav/MOE_0239.wav|………… wav/MOE_0240.wav|知らない…… wav/MOE_0241.wav|末端、だから wav/MOE_0242.wav|機密保持 wav/MOE_0243.wav|最も、優先すべき事項だから…… wav/MOE_0244.wav|SERNの wav/MOE_0245.wav|知らない…… wav/MOE_0246.wav|……分かっているはず wav/MOE_0247.wav|理由は3つ wav/MOE_0248.wav|1つは、知ったから。君たちが wav/MOE_0249.wav|知ってはいけないこと wav/MOE_0250.wav|それと、タイムマシン wav/MOE_0251.wav|君たちが、作った wav/MOE_0252.wav|決定的だったのは wav/MOE_0253.wav|君たちが、そのタイムマシンを世間に公表しようとしたこと wav/MOE_0254.wav|だから、全員を、拘束…… wav/MOE_0255.wav|あの子は、必要ない wav/MOE_0256.wav|タイムマシンを作ったのは、君と、牧瀬と、橋田だから wav/MOE_0257.wav|あの子は、殺しても構わない wav/MOE_0258.wav|そう、言われた wav/MOE_0259.wav|SERNの施設に監禁して、タイムマシン実用化の研究を…… wav/MOE_0260.wav|……私は、回収しろと、言われただけ wav/MOE_0261.wav|……SERNのため。すべて wav/MOE_0262.wav|……FBの命令。すべて wav/MOE_0263.wav|……なんでもやる。FBの、指示なら wav/MOE_0264.wav|岡部くん wav/MOE_0265.wav|……君なの? wav/MOE_0266.wav|……ジョン・タイターは wav/MOE_0267.wav|考えられない。君しか…… wav/MOE_0268.wav|そんな権限、ない wav/MOE_0269.wav|私は wav/MOE_0270.wav|……従うだけ wav/MOE_0271.wav|FBに wav/MOE_0272.wav|……無理なの wav/MOE_0273.wav|FBに、会ったことは── wav/MOE_0274.wav|………… wav/MOE_0275.wav|だとしても── wav/MOE_0276.wav|監禁して…… wav/MOE_0277.wav|二度と出されない wav/MOE_0278.wav|………… wav/MOE_0279.wav|タイムマシンを、回収させてもらう wav/MOE_0280.wav|牧瀬紅莉栖、岡部倫太郎、橋田至。3名については、我々と一緒に来てもらう wav/MOE_0281.wav|抵抗は許されない wav/MOE_0282.wav|とにかく、来て wav/MOE_0283.wav|あなたたちに逃げ場はないわ wav/MOE_0284.wav|私たちの仲間は、すでに秋葉原じゅうに散らばっている wav/MOE_0285.wav|撃てっ wav/MOE_0286.wav|……誰? wav/MOE_0287.wav|……FB? FBなの……? wav/MOE_0288.wav|なんで……連絡……くれないの……? 私、言われた通りに……やったのに……ねえ、FB…… wav/MOE_0289.wav|ねえ、私のなにがいけなかった? 直すよ、直すから、見捨てないで。FBのためなら、なんでもする wav/MOE_0290.wav|返事をしてよ、答えてよ、私に指示を出して。私はそれに従う。命令して、命令……命令を…… wav/MOE_0291.wav|う、うう…… wav/MOE_0292.wav|うう、FB……連絡……連絡をちょうだいよ…… wav/MOE_0293.wav|……っ wav/MOE_0294.wav|………… wav/MOE_0296.wav|……メールが wav/MOE_0297.wav|メールが、来ないの…… wav/MOE_0298.wav|……メールが、来ない wav/MOE_0299.wav|…………う、うう wav/MOE_0300.wav|どうして……私、期待に……応え……だって、FBが……誘ってくれたのに…… wav/MOE_0301.wav|……い、や……っ! wav/MOE_0302.wav|が……はっ…… wav/MOE_0303.wav|ふーっ、ふーっ、ぐっ、はあ、ふーっ…… wav/MOE_0304.wav|はあっ、かはっ、はぁっ、かふっ、はあっ…… wav/MOE_0305.wav|ぐっ、ふぐっ、がっ、はっ、げほっ……! wav/MOE_0306.wav|──っ wav/MOE_0307.wav|あ……がぁっ……! wav/MOE_0308.wav|げほっ、げぇっふげふげほげほっ── wav/MOE_0309.wav|げほげほげほ、かはっ、が……べ……じ…… wav/MOE_0310.wav|げほげほっ、び……な…… wav/MOE_0311.wav|岡部ぇぇぇぇ…… wav/MOE_0312.wav|返せ…… wav/MOE_0313.wav|あっう……! wav/MOE_0314.wav|返せぇぇっ……! wav/MOE_0315.wav|……っ wav/MOE_0316.wav|はぁっ、かはぁっ、はぁっ…… wav/MOE_0317.wav|あ……ぁっ、くっ……ぎっ……! wav/MOE_0318.wav|──っ!? wav/MOE_0319.wav|う……くふーっ……ふぅっ……ぐ……う…… wav/MOE_0320.wav|……っ wav/MOE_0321.wav|返してよ……! wav/MOE_0322.wav|な……んで、奪うの……! wav/MOE_0323.wav|返せよ……返せぇっ! wav/MOE_0324.wav|返せ……っ、返してよぉっ……! wav/MOE_0325.wav|なん……なの!? 殺すぞ……! ぶち殺して……やる……! wav/MOE_0326.wav|今すぐ……手を、離して……! wav/MOE_0327.wav|お前……の、目玉をくりぬいて……っ、踏み潰して……やりたい……! wav/MOE_0328.wav|くた……ばれ……クズが……! お前の全身を、ズタズタになるまで、包丁で切り刻んで……やる……! wav/MOE_0329.wav|死ね……! 死んでよ……! 犯される! 助けて! wav/MOE_0330.wav|殺される! wav/MOE_0331.wav|いやあ! やめてぇーっ! 殺さないでー! wav/MOE_0332.wav|警察をよ──んんぅ!? wav/MOE_0333.wav|んんん……っぐ……んんっ…… wav/MOE_0334.wav|はあっ……はあっ……くっ…… wav/MOE_0335.wav|……おか……岡部……くん wav/MOE_0336.wav|どうしたら……返して……くれる……? wav/MOE_0337.wav|D……なに? wav/MOE_0338.wav|……知ら……ない wav/MOE_0339.wav|…………っ wav/MOE_0340.wav|本当に、知らないの…… wav/MOE_0341.wav|思い出せるなら、そうするけど…… wav/MOE_0342.wav|分から……ないわ……。いったい、なんのことなのか…… wav/MOE_0343.wav|……? wav/MOE_0344.wav|…………! wav/MOE_0345.wav|教えたら……? wav/MOE_0346.wav|……ク……ソ、が……っ wav/MOE_0347.wav|……内容は……言えない wav/MOE_0348.wav|……ラウンダーに……関係……する wav/MOE_0349.wav|っ! wav/MOE_0350.wav|どこまで……知って、いる……? メールの、内容…… wav/MOE_0351.wav|……言え……ない wav/MOE_0352.wav|FBを……裏切る……ことに…… wav/MOE_0353.wav|会話……まともに……できなくて…… wav/MOE_0354.wav|メールまで……できなくなったら……私は…… wav/MOE_0355.wav|世界から、断絶してしまう…… wav/MOE_0356.wav|……違う。ラウンダーじゃなくて……FBから、見捨てられる……こと wav/MOE_0357.wav|……殺して、ない wav/MOE_0358.wav|……FBの、指示なら……殺した……と思う。絶対に wav/MOE_0359.wav|言え……ない…… wav/MOE_0360.wav|………… wav/MOE_0361.wav|……っ wav/MOE_0362.wav|……FBは裏切らない……私を見捨てない! wav/MOE_0363.wav|お前が私を殺すのよ……。自殺に、見せかけて…… wav/MOE_0364.wav|私は……っ wav/MOE_0365.wav|だって…… wav/MOE_0366.wav|普段……毎日、連絡を…… wav/MOE_0367.wav|でももう……10日近く…… wav/MOE_0368.wav|わた……し……裏切れないよ…… wav/MOE_0369.wav|FBを、信じてる…… wav/MOE_0370.wav|FBは……そんな……人じゃ…… wav/MOE_0371.wav|お母さん……みたいに……私に優しくて…… wav/MOE_0372.wav|私は……やっと心地良い……居場所を……! wav/MOE_0373.wav|悩みを相談したり……いつも、すぐに返事くれた…… wav/MOE_0374.wav|友達みたいで、でも包み込む優しさが……あって…… wav/MOE_0375.wav|ラウンダーは、互いの正体……隠すのが、ルールで…… wav/MOE_0376.wav|違う、違うよ……! wav/MOE_0377.wav|会ったら……幻滅される……だから、会いたいなんて……思わない wav/MOE_0378.wav|一度もないし、言ったことも……ない…… wav/MOE_0379.wav|…………っ wav/MOE_0380.wav|FBを悪く言わないで……! そんな人じゃ……ない……! wav/MOE_0381.wav|……IBN5100を、指定場所に置いておけ、って wav/MOE_0382.wav|コインロッカー……大ビル……前の…… wav/MOE_0383.wav|うっ……うう…… wav/MOE_0384.wav|………… wav/MOE_0385.wav|………… wav/MOE_0386.wav|………… wav/MOE_0387.wav|……4年前。死のうと、してた wav/MOE_0388.wav|なんの希望も……持てなくて。なにもかもが、イヤになって wav/MOE_0389.wav|……特にこれっていうのは…… wav/MOE_0390.wav|でも、小さなことが……たくさん、積み重なって wav/MOE_0391.wav|元々……こんな、性格だし wav/MOE_0392.wav|自分の部屋で……睡眠薬、大量に飲んで wav/MOE_0393.wav|でも死ぬのを失敗して…… wav/MOE_0394.wav|……そこに、メールが wav/MOE_0395.wav|“ラウンダー募集”って。個人宛てじゃなくて……一斉送信の wav/MOE_0396.wav|私は、どうでもよくなってた……。だから……気付いたら、返信してた wav/MOE_0397.wav|そしたら、連絡が……来たの。FBから wav/MOE_0398.wav|それからずっと……FBの指示に……従ってた wav/MOE_0399.wav|3ヶ月前まで……名古屋……。その前は……横浜。その前は…… wav/MOE_0400.wav|1台も…… wav/MOE_0401.wav|………… wav/MOE_0402.wav|&rs抗&rtあらが&reう……? wav/MOE_0403.wav|………… wav/MOE_0404.wav|利用……されていたとしても wav/MOE_0405.wav|私の居場所……そこしか、なかったから wav/MOE_0406.wav|初めてだった。生きてきた中で、自分が、必要とされたこと…… wav/MOE_0407.wav|FBが、居場所を与えてくれたの……私に wav/MOE_0408.wav|その居場所を守るためなら……生き甲斐を与えてくれたFBを、守るためなら…… wav/MOE_0409.wav|なんだってする……って…… wav/MOE_0410.wav|…………なぜ? wav/MOE_0411.wav|……あ wav/MOE_0412.wav|………… wav/MOE_0413.wav|………… wav/MOE_0414.wav|会って……どうするの? wav/MOE_0415.wav|……会えない。会う勇気、ない……。幻滅、される…… wav/MOE_0416.wav|………… wav/MOE_0417.wav|……私も、張り込みを wav/MOE_0418.wav|ダメかな……? wav/MOE_0419.wav|………… wav/MOE_0420.wav|……このままじゃ wav/MOE_0421.wav|……FBからの連絡がなくなったら、私……世界との繋がりが…… wav/MOE_0422.wav|………… wav/MOE_0423.wav|FBは、女性……よ wav/MOE_0424.wav|降りる……! wav/MOE_0425.wav|……? wav/MOE_0426.wav|さっき……? wav/MOE_0427.wav|……タイム……リープ wav/MOE_0428.wav|………… wav/MOE_0429.wav|………… wav/MOE_0430.wav|……ペーパー wav/MOE_0431.wav|どういう……こと? wav/MOE_0432.wav|FBは、どこ……? wav/MOE_0433.wav|&rsM4&rtエムフォー&reというのが、私のコードネーム…… wav/MOE_0434.wav|それも……FBがつけてくれた wav/MOE_0435.wav|………… wav/MOE_0436.wav|今度は、どこへ…… wav/MOE_0437.wav|……!? wav/MOE_0438.wav|もしかして……F……B……? wav/MOE_0439.wav|FB……! wav/MOE_0440.wav|そんな……イヤよ…… wav/MOE_0441.wav|本当に……FB……? wav/MOE_0442.wav|メールは…… wav/MOE_0443.wav|そん……な…… wav/MOE_0444.wav|FBは……私の……お母さん……みたいな存在で…… wav/MOE_0445.wav|私は、FBのためなら……なんだって…… wav/MOE_0446.wav|なぜ……連絡……くれなかったの……? wav/MOE_0447.wav|……用済み…… wav/MOE_0448.wav|FB…… wav/MOE_0449.wav|……え? wav/MOE_0450.wav|あ……あ…… wav/MOE_0451.wav|こん……こんなの……うっ、うおおええ…… wav/MOE_0452.wav|………… wav/MOE_0453.wav|………… wav/MOE_0454.wav|う……っ wav/MOE_0455.wav|……し……あ……た…… wav/MOE_0456.wav|……私は……あなたの…… wav/MOE_0457.wav|大切……な……人を…… wav/MOE_0458.wav|殺した……から…… wav/MOE_0459.wav|罰……よ…… wav/MOE_0460.wav|ごめん……なさい…… wav/MOE_0461.wav|ごめんなさ……い…… wav/MOE_0462.wav|私にとって……は……FBしか……いなくて…… wav/MOE_0463.wav|私にとって……の……居場所……そこだけで…… wav/MOE_0464.wav|守るためなら……殺す…… wav/MOE_0465.wav|恨まれて……当然…… wav/MOE_0466.wav|ごめ……ん……なさ…… wav/MOE_0467.wav|………… wav/MOE_0468.wav|…………? wav/MOE_0469.wav|……! wav/MOE_0470.wav|岡部くん…… wav/MOE_0471.wav|ここ、どうやって調べ…… wav/MOE_0472.wav|……! wav/MOE_0473.wav|………… wav/MOE_0474.wav|………… wav/MOE_0475.wav|……前に、編プロの仕事で……IBN5100を、一緒に探してくれた wav/MOE_0476.wav|……これは? wav/MOE_0477.wav|………… wav/MOE_0478.wav|岡部くん wav/MOE_0479.wav|これ……ありがとう wav/KAN_0000.wav|えー、現在山手線、京浜東北線、総武線、すべて運転を見合わせております wav/KAN_0001.wav|お急ぎの、お客様には、大変ご迷惑をおかけしておりますが、なにとぞ、ご理解のほど── wav/KAN_0002.wav|新宿〜、新宿〜 wav/CRS_0000.wav|………… wav/CRS_0001.wav|ちょっと来てくれませんか wav/CRS_0002.wav|はあ? wav/CRS_0003.wav|ふざけてないで、ちょっと来てください wav/CRS_0004.wav|なにかってなんですか、人聞きの悪い wav/CRS_0005.wav|私は、あなたに聞きたいことがあるだけです wav/CRS_0006.wav|だから“機関”って? wav/CRS_0007.wav|…………っ wav/CRS_0008.wav|あれ? このケータイ、電源切れてる wav/CRS_0009.wav|……誰と話していたんですか? wav/CRS_0010.wav|……そう。独り言だったのね wav/CRS_0011.wav|さっき、私になにを言おうとしたんですか? wav/CRS_0012.wav|ほんの15分くらい前。会見が始まる前に wav/CRS_0013.wav|私に、なにか言おうとしましたよね? すごく悲しそうな顔をして wav/CRS_0014.wav|まるで、今にも泣き出しそうで、それにすごく辛そうでした wav/CRS_0015.wav|……どうして? 私、前にあなたと会ったことありますか? wav/CRS_0016.wav|そう言えばなんで私の名前、知ってるんです? wav/CRS_0017.wav|はあ……? wav/CRS_0018.wav|きゃっ wav/CRS_0019.wav|すいません wav/CRS_0020.wav|あの、なにか? wav/CRS_0021.wav|い、た……! wav/CRS_0022.wav|ちょっ、痛いっ……! 離して……! wav/CRS_0023.wav|……なんなの? wav/CRS_0024.wav|ちょっと。勝手に殺さないでくれますか? 私、ピンピンしてますんで wav/CRS_0025.wav|未来から来た? wav/CRS_0026.wav|興味深いわね…… wav/CRS_0027.wav|………… wav/CRS_0028.wav|…………おい wav/CRS_0029.wav|おのれは、警察に突き出されたいのか? wav/CRS_0030.wav|なにが真実よ、このHENTAI! バカなの? 死ぬの!? wav/CRS_0031.wav|まさかあんた、今、私の下着を……!? wav/CRS_0032.wav|………… wav/CRS_0033.wav|え、ドクター……中鉢……? wav/CRS_0034.wav|ねえ、ちょっとあなた wav/CRS_0035.wav|鳳凰院さん。今の話、詳しく教えてほしいんですが wav/CRS_0036.wav|え? あ、はい……っ wav/CRS_0037.wav|ええと、今日は私のような若輩者の話を聴きに来てくださって、ありがとう wav/CRS_0038.wav|こういうのは初めてなので緊張してますが、ガチガチなのは大目に見てください。どうぞよろしく wav/CRS_0039.wav|今回、『タイムマシン』をテーマに話してほしいと言われまして。正直、専門外なのですが、頑張って話してみようと思います wav/CRS_0040.wav|最初に結論を言ってしまうと、タイムマシンなんていうのはバカらしい代物だということです wav/CRS_0041.wav|ふぇっ……!? wav/CRS_0042.wav|ええと、まあ、はい、いいですよ。ディスカッション形式の方が、話も弾むでしょうし wav/CRS_0043.wav|でもその前に、私の考えを話させてください wav/CRS_0044.wav|これまで、世界中の科学者たちがタイムトラベルについての理論を提唱してきました。主な理論だけでも、11に及びます wav/CRS_0045.wav|中性子星理論。ブラックホール理論。光速理論 wav/CRS_0046.wav|タキオン理論。ワームホール理論。エキゾチック物質理論 wav/CRS_0047.wav|宇宙ひも理論。量子重力理論。セシウムレーザー光理論 wav/CRS_0048.wav|素粒子リング・レーザー理論。ディラック反粒子理論 wav/CRS_0049.wav|でもそれらの理論はいずれも、仮説の域を出ません wav/CRS_0050.wav|場合によっては、11個の中の別の理論によって否定されているものさえある wav/CRS_0051.wav|ん? あぁ、えー、そう、ですね……それは、ええと wav/CRS_0052.wav|13番目の理論によって否定されるかもしれませんね wav/CRS_0053.wav|ちなみに未来へのタイムトラベルなら、今すぐにでも可能ですよ。アインシュタインの&cTIPSC;相対性理論&cMESC;によればね wav/CRS_0054.wav|例えば今すぐ羽田空港に行って、そこから沖縄行きあたりの飛行機に乗ればいい。目的地に降り立ったとき、その人は10億分の1秒くらい、私より未来に進んでいる wav/CRS_0055.wav|移動する速さが光速に近付けば近付くほど、時間は遅く流れる。それが相対性理論ですから wav/CRS_0056.wav|極論を言えば、光と同じほどの速さで走ることができたら、流れる時間はその人だけ半分になるわけで wav/CRS_0057.wav|24時間その速度で走り続ければ、周囲では48時間が経ったことになるから、丸1日分、未来へ跳んだことになるんですよ、鳳凰院凶真さん wav/CRS_0058.wav|そうですね wav/CRS_0059.wav|過去にだって今すぐ行けますよ。夜になったら望遠鏡で空をのぞいてみてください。何万年も前の光を見ることができるでしょう wav/CRS_0060.wav|まあ、今までのは前置き wav/CRS_0061.wav|例えば実際に、みなさんが身体ごと過去や未来へ行くことができるようなタイムマシンを作るには、まずなにが必要か、考えてみましょう wav/CRS_0062.wav|代表的なところだと、宇宙ひも理論かワームホール理論かな wav/CRS_0063.wav|宇宙ひもというのは、超巨大な質量を持つ、ひもみたいな形の“ひび割れ”です wav/CRS_0064.wav|ひびの幅は&cTIPSC;素粒子&cMESC;と同じぐらいで、長さは最低でも銀河系と同じくらいと思っていただければいいです wav/CRS_0065.wav|これは巨大な質量であるが故に、時空を歪める性質を持っているんです。その歪んだ時空を、ひもを中心にあなたがぐるっと一周すると、360度以内で回りきることができる wav/CRS_0066.wav|要するにワープみたいなことができるということ。これ、時空の角度欠損って言います wav/CRS_0067.wav|角度欠損しているところを通過すると、そこは欠損しちゃってますので、通過時間はゼロになる wav/CRS_0068.wav|これを応用して、宇宙ひもが光速に近い速さで運動しているとき── wav/CRS_0069.wav|相対性理論により、宇宙ひもの時間は周囲より遅くなるから、歪んでいる角度欠損の領域を通過すると、本来ゼロだった通過時間が、マイナスになる wav/CRS_0070.wav|つまり通過後の方が“過去”になっているわけ wav/CRS_0071.wav|で、2本の宇宙ひもを使って空間欠損ジャンプを行い、元の地点まで周回するように戻ってくると、ちょうど周回を開始したのと同じ時間に戻ってくることができる wav/CRS_0072.wav|ざっくり言っちゃうと、それが宇宙ひも理論によるタイムトラベルです wav/CRS_0073.wav|ちなみに誤解しないでほしいのは、宇宙ひも理論は&cTIPSC;超ひも理論&cMESC;とは別物ということです wav/CRS_0074.wav|というわけで、宇宙ひも理論で過去へ行くために用意するものは3つ wav/CRS_0075.wav|その1。宇宙ひも。これは2つ必要です。あ、ちなみに宇宙ひもって生まれたばかりの宇宙にしかないという仮定なので、探すのはかなり骨が折れるかも wav/CRS_0076.wav|その2。仮に宇宙ひもを見つけてきたら、それを光に近い速さで運動させるためのエネルギーが必要です wav/CRS_0077.wav|銀河と同じ長さのひび割れを、光並みに加速させるには、どのぐらいのエネルギーがいるんでしょうね。少なくとも&cTIPSC;1.21ジゴワット&cMESC;以上なのは確かです wav/CRS_0078.wav|その3。宇宙ひもがあるところまで行って戻ってくるための宇宙船。タイムトラベルする人は、これに乗らないといけません wav/CRS_0079.wav|……どうです、鳳凰院さん。宇宙ひも理論でのタイムトラベル、挑戦できると思いますか? wav/CRS_0080.wav|ん? 鳳凰院さんは宇宙ひも理論には挑戦したくないようですね wav/CRS_0081.wav|だったら、もう1つ例に挙げたワームホール理論はどうです? こちらは、宇宙ひも理論よりはもうちょっと現実的かもしれません wav/CRS_0082.wav|ところで鳳凰院さん。ワームホールってどんなものか知ってますか? wav/CRS_0083.wav|ええ、そうです wav/CRS_0084.wav|2つの穴があって、それはトンネルで繋がっている。トンネルは、通過時間ゼロで通り抜けられる。2つの穴がどれだけ離れていてもね wav/CRS_0085.wav|だけど、ここで残念なお知らせ。ワームホールのトンネルは超重力がかかっていて、開通すると同時に潰れちゃいます wav/CRS_0086.wav|だから、かかる重力を無効化するために、なんらかの細工をしなくちゃダメなの wav/CRS_0087.wav|いわゆるエキゾチック物質。これはマイナスの重さを持つ物質で、重力に反発するんです wav/CRS_0088.wav|こうやって、ムギューッとグーを作っている状態が、ワームホールのトンネルです wav/CRS_0089.wav|ここを通るためには、手の中に、私が“握ろうとする力”に反発するなにかを作って、ムギューッとできなくしないとダメということですね wav/CRS_0090.wav|エキゾチック物質を注入してワームホールを安定させれば、瞬間移動は可能になります。でもタイムトラベルをするには、そこからもう一手間必要 wav/CRS_0091.wav|ここでは仮に、ワームホールの入り口側の穴がこの秋葉原に、出口側にある穴が&cTIPSC;LA&cMESC;にあるとしましょう wav/CRS_0092.wav|まずLAにある穴を、光に近い速さで宇宙の果てまで飛ばしちゃってください。そして果てまで行ったら、すぐにLAに引っ張り戻す wav/CRS_0093.wav|相対性理論により、光の速さで動くと時間は遅く流れる。LAに戻ってきた穴は、秋葉原にある穴よりも過去にあるということになります wav/CRS_0094.wav|というわけで、その状態で鳳凰院さんがワームホールに飛び込んだら、数年前のLAに行けるでしょう wav/CRS_0095.wav|でもこの時点ではまだタイムトラベルをしたことにはなりません。擬似的なタイムトラベルです。いわゆる&cTIPSC;ウラシマ効果&cMESC;ね wav/CRS_0096.wav|重要なのはこの後、LAから秋葉原に、もう一度ワームホールを通って戻ること。そうすると、その通過時間はゼロなので── wav/CRS_0097.wav|鳳凰院さんは数年前の秋葉原に戻ってくるわけです。これでタイムトラベルは完了 wav/CRS_0098.wav|ワームホール理論に必要なものは、宇宙ひもより楽ですよ wav/CRS_0099.wav|その1。ワームホールそのもの。この宇宙のどこかに、もしかしたらあるかもしれません。見つけた人は、まだ誰もいませんが wav/CRS_0100.wav|その2。ワームホールの穴を、光並みの速さで宇宙の果てまで往復させることのできるエネルギー wav/CRS_0101.wav|その3。エキゾチック物質。ちなみにこれ、実在は確認されてません wav/CRS_0102.wav|バカらしい、と最初に言った理由は分かってもらえましたか? wav/CRS_0103.wav|タイムトラベルの理論はどれも思考実験です。それらの理論からでは、実際にタイムマシンを作ることはできないということ。それが私からの解答です wav/CRS_0104.wav|ないですね wav/CRS_0105.wav|結局、現代の物理学じゃそこが限界。10年後にはどうなってるか分かりませんが wav/CRS_0106.wav|それに、仮にもっと簡単に過去へ行ける方法が発見されたとしても、実際に行けるとは限らない wav/CRS_0107.wav|&cTIPSC;因果律&cMESC;に関する根本的な問題が解決されていませんから wav/CRS_0108.wav|質量保存の法則を、宇宙のようなマクロレベル、あるいは原子や素粒子などのミクロレベルの仕組みに当てはめるのは誤りです wav/CRS_0109.wav|ふふ wav/CRS_0110.wav|あれは化学反応に対する法則でしかないから。現代物理学においてはまったく成立しない wav/CRS_0111.wav|無から、有は生み出せますから wav/CRS_0112.wav|タイムパラドックスはタイムパラドックスでも、“親殺しのパラドックス”の方です wav/CRS_0113.wav|そのパラドックスの解が導き出されない限り、タイムトラベルは実現できない。絶対に wav/CRS_0114.wav|そんな単純な問題じゃありません。SF映画と同じように考えるのはとても危険です。あなたが消えるだけじゃ済まされない wav/CRS_0115.wav|矛盾が生じることは因果律の崩壊、相対性理論の崩壊、さらにはこの世のすべての物理法則の崩壊を意味するのよ wav/CRS_0116.wav|パラドックスは、理論上の思考実験にすぎない。現実に起きることはないし、起きてはいけないことなんです wav/CRS_0117.wav|だから、例え0.000001%でも起きる可能性のあるどんな行動も、絶対に実行には移せない。そう考える方が自然じゃないですか? wav/CRS_0118.wav|多世界解釈や自己無矛盾の原理っていう抜け道もありますが、個人的にはファンタジーすぎると思うので、認めたくないですね wav/CRS_0119.wav|ふーん wav/CRS_0120.wav|興味深い実験してますね wav/CRS_0121.wav|誰がゾンビだ、誰が wav/CRS_0122.wav|あなたに会いに来たの、岡部倫太郎さん。じゃなくて、鳳凰院凶真さん、だった? wav/CRS_0123.wav|だから死んでないって。勝手に殺さないでくださいよ wav/CRS_0124.wav|橋田さん、この人なんとかしてもらえませんか? wav/CRS_0125.wav|落ち着け wav/CRS_0126.wav|この場所のことは、昨日講義が終わった後で橋田さんから聞いたの。あなたの名前もね wav/CRS_0127.wav|そうです。私が死んだのを見たっていうのが、事実なのか単なるセクハラの言い訳なのか。それについての解答がほしくて wav/CRS_0128.wav|でも、今のあなたの振る舞いで理解した。どうやら単なるセクハラだったみたい。つまり私の予測が証明されたということ wav/CRS_0129.wav|ま、そのことは今はいいんです wav/CRS_0130.wav|そう言えばまともに自己紹介してませんでしたね。牧瀬紅莉栖です。改めましてよろしく wav/CRS_0131.wav|握手もできないの? 日本の男の人って常識が足りないんじゃない? wav/CRS_0132.wav|アメリカで7年暮らしてますがなにか wav/CRS_0133.wav|ビビりすぎ wav/CRS_0134.wav|俗に言わないわよ wav/CRS_0135.wav|言わないっつってんだろ wav/CRS_0136.wav|どんな偏見よ、それ wav/CRS_0137.wav|……これ、本当に興味深いですね wav/CRS_0138.wav|ピンセットあります? wav/CRS_0139.wav|そう wav/CRS_0140.wav|ぐずぐずね wav/CRS_0141.wav|……味は無しか。まっず wav/CRS_0142.wav|いりません wav/CRS_0143.wav|HENTAIのバナナなんて誰が食べるもんですか wav/CRS_0144.wav|はい……? wav/CRS_0145.wav|……ん? ……ん〜? wav/CRS_0146.wav|……っ! wav/CRS_0147.wav|…………っ wav/CRS_0148.wav|この、バカ……! wav/CRS_0149.wav|あんたたち、2人ともHENTAIだったのね wav/CRS_0150.wav|オーケイ。生意気な振る舞いについては謝ります wav/CRS_0151.wav|その原因があなた方のセクハラ行為にあったとしても、今は不問にする wav/CRS_0152.wav|詳しく教えてください。このバナナのことと、それとそっちの── wav/CRS_0153.wav|電子レンジのこと wav/CRS_0154.wav|かっこ、かり? なにそれ? wav/CRS_0155.wav|名前なんてどうでもいい wav/CRS_0156.wav|ニヤニヤしちゃって……またなにかHENTAIチックなこと考えてる? wav/CRS_0157.wav|誰がクリスティーナだ! 一言も言っとらんわ! wav/CRS_0158.wav|……なによ? wav/CRS_0159.wav|ラーメン……? wav/CRS_0160.wav|研究所のメンバーに迎えてくれるっていうこと? でも私、8月中にアメリカに帰る予定なんですけど wav/CRS_0161.wav|くっ…… wav/CRS_0162.wav|……偉そうに。詳しく契約書を見せて wav/CRS_0163.wav|……知識を提供するだけなら、オーケイです。ただし他にHENTAI的なオプション契約があるなら、答えはノーよ wav/CRS_0164.wav|セクハラはする気? wav/CRS_0165.wav|さっきあなた、“まず1つ”って言いましたよね? 2つめがあるんでしょう? それがHENTAI的要求の可能性が── wav/CRS_0166.wav|………… wav/CRS_0167.wav|あんたにとってでしょ wav/CRS_0168.wav|まったく……。&cTIPSC;ノルアドレナリン&cMESC;が過剰分泌されてる気分よ。開いた口が塞がらないわ wav/CRS_0169.wav|だからティーナって付けるな! 私は紅莉栖! wav/CRS_0170.wav|……オーケイ。取引する wav/CRS_0171.wav|どっちも間違ってるから。ちゃんと呼べ、鳳凰院 wav/CRS_0172.wav|………… wav/CRS_0173.wav|子供ですね wav/CRS_0174.wav|あーもう! 以後、HENTAI禁止! 私もあんたのことHENTAI扱いしないから! もう許して! wav/CRS_0175.wav|ティーナも禁止 wav/CRS_0176.wav|──やっぱり興味深いわ wav/CRS_0177.wav|少なくとも電磁波兵器やテレポートだっていう、く・だ・ら・な・い仮説は捨てるべきですね wav/CRS_0178.wav|もう一度実験してみてもいい? 私もこの目で見てみたいの wav/CRS_0179.wav|岡部さんと橋田さんは、バナナの方を見てて wav/CRS_0180.wav|いいから、バナナから目を離さないでください! wav/CRS_0181.wav|60秒経過。なにか変化は? wav/CRS_0182.wav|100秒 wav/CRS_0183.wav|………… wav/CRS_0184.wav|え? あ、ええと…… wav/CRS_0185.wav|ひ、104秒。経過したときに、消え、消えちゃった。いきなり。うん wav/CRS_0186.wav|………… wav/CRS_0187.wav|瞬間移動なんて……そんなの、有り得るの……? wav/CRS_0188.wav|でも実際に移動したし……。信じられないけど…… wav/CRS_0189.wav|&cTIPSC;量子テレポート&cMESC;かな……いやいや、あれは量子レベルでの話だし…… wav/CRS_0190.wav|……本当にテレポートなの? 結論ありきで考えるのは危険よ wav/CRS_0191.wav|………… wav/CRS_0192.wav|整理しよう wav/CRS_0193.wav|バナナの房や、冷凍からあげのときはテレポートしなかった。そうよね? wav/CRS_0194.wav|からあげってバナナより小さいじゃない wav/CRS_0195.wav|塩は? 塩でも実験してみたんでしょ? wav/CRS_0196.wav|お皿が邪魔だったか wav/CRS_0197.wav|だったら、食塩については一粒一粒を基準とした場合、小さすぎるからダメ……とか? wav/CRS_0198.wav|う〜ん……取っかかりがほしい…… wav/CRS_0199.wav|他には? 電話レンジに関連することで気付いたこと、ある? wav/CRS_0200.wav|どっちでもいいわよ、そんなの wav/CRS_0201.wav|どうなの? 気付いたこと、あるの? ないの? wav/CRS_0202.wav|放電って、どの程度? wav/CRS_0203.wav|どういう状況で起きたの? wav/CRS_0204.wav|ドクター中鉢…… wav/CRS_0205.wav|昨日、ATFで見せてくれたメール? wav/CRS_0206.wav|それって確か、私がその発表会で男に刺されて死んだっていう内容だったわよね? wav/CRS_0207.wav|え、なに? wav/CRS_0208.wav|………… wav/CRS_0209.wav|……で? wav/CRS_0210.wav|なにか関係があるのは分かった。で、なにかってなに? wav/CRS_0211.wav|橋田さん、この人と話すの、疲れる wav/CRS_0212.wav|牧瀬です。ラボメンになったみたいです wav/CRS_0213.wav|は? 私? wav/CRS_0214.wav|いつから私はあんたの助手になった! wav/CRS_0215.wav|私、あんたのアドレス知らないわよ wav/CRS_0216.wav|勝手に助手にすんなと言っとろーが! wav/CRS_0217.wav|HENTAI禁止って言っただろ! wav/CRS_0218.wav|橋田さん、グッジョブ wav/CRS_0219.wav|実験に使わせてもらったの wav/CRS_0220.wav|まゆしぃさん、お金は後で払うよ。そこの鳳凰院さんが wav/CRS_0221.wav|放電してる! wav/CRS_0222.wav|ねえ、2秒どころかもっと長い時間、放電してなかった? wav/CRS_0223.wav|ちょ、ちょっと、これ見て! wav/CRS_0224.wav|放電現象だけじゃこうはならない。それ以外の現象が……? wav/CRS_0225.wav|からあげのことはどうでもいい。今は電話レンジになにが起きたのか解析するのが先── wav/CRS_0226.wav|ちょっとそこの鳳凰院凶真、どうしてくれんのよ!? まゆしぃさんが私の名前、間違えて覚えてる! wav/CRS_0227.wav|……教えて。なんだって言うの? wav/CRS_0228.wav|能書きはいい wav/CRS_0229.wav|……まさか wav/CRS_0230.wav|タイムマシンなんて……タイムマシンなんてっ……ウソだッ! wav/CRS_0231.wav|あ wav/CRS_0232.wav|あのな。私がいつ助手になった wav/CRS_0233.wav|……なんで私、あんたににらまれてるわけ? wav/CRS_0234.wav|八つ当たりか。にらまないでよ wav/CRS_0235.wav|それはあんたがHENTAI行為を── wav/CRS_0236.wav|あ、いや、なにも言うまい wav/CRS_0237.wav|そんなにイヤなメールが来たの? wav/CRS_0238.wav|せめて呼び名ぐらい統一してほしいわけだが wav/CRS_0239.wav|……私がなにしてたって、別にいいでしょ wav/CRS_0240.wav|拗ねてない。ただ、できればあんたとはもう関わり合いになりたくなかっただけ wav/CRS_0241.wav|……好奇心に負けたあのときの自分を恨むわ wav/CRS_0242.wav|……まあね wav/CRS_0243.wav|信じられないと思わない? 人工衛星って普通、大気圏で燃え尽きるように軌道を計算して落とされるのに。あそこまで完全な形で残ってるなんて wav/CRS_0244.wav|まだ分かってないって。旧ソ連のものかもって噂だけど、ロシアは否定してる。おかげで撤去しようにもできないらしい wav/CRS_0245.wav|“機関”? なにそれ? wav/CRS_0246.wav|どう見ても陰謀論です。本当にあり── wav/CRS_0247.wav|…………っ wav/CRS_0248.wav|ど、どうもしてないっ。ホント、なんでもないからっ。それ以上追及したら叩くわよっ wav/CRS_0249.wav|そ、それよりっ、例の電話レンジはどうなった!? wav/CRS_0250.wav|いいから答えなさいっ。どうなったの? wav/CRS_0251.wav|そう…… wav/CRS_0252.wav|はろー? 人と話してるときに、メールしないでくれる? wav/CRS_0253.wav|なんでそんなに偉そうなんだ…… wav/CRS_0254.wav|………… wav/CRS_0255.wav|メール交換は済んだ? 鳳凰院さん wav/CRS_0256.wav|皮肉で言ったのよ wav/CRS_0257.wav|岡部さんって頭おかしいでしょ? wav/CRS_0258.wav|あんたと話すのって疲れる…… wav/CRS_0259.wav|偉そうだけど、最低限のマナーは知ってるみたいね wav/CRS_0260.wav|人と話してるときにケータイをいじり出す人って、私嫌いだから wav/CRS_0261.wav|初めて会ったとき? そんなことしてない wav/CRS_0262.wav|なに? 定時報告ってなんのこと? wav/CRS_0263.wav|おいこら、勝手に私にトラウマ設定を付けるな wav/CRS_0264.wav|打たれとらんわ! 5歳の頃はまだバリバリ日本在住よ。っていうかなんでアーカンソーなのよ wav/CRS_0265.wav|そこはユタじゃない? 相対的に見て、ユタの方が“っぽく”ない? wav/CRS_0266.wav|……別に確信があって言ったわけじゃない。単に信じたくなかっただけってロジックよ。トンデモ科学は小説や映画の中だけでじゅうぶんだわ wav/CRS_0267.wav|……見たけど、なにかの間違いのはず。あるいは、私たちが都合のいい解釈をしてるだけ wav/CRS_0268.wav|ATFで言わなかった? タイムマシンは今の技術では夢物語よ wav/CRS_0269.wav|ましてやあんたたちみたいなお遊びサークルが、電話と電子レンジをくっつけただけのガラクタで、タイムトラベルを起こせるわけがない wav/CRS_0270.wav|言葉遊びってどういうこと? wav/CRS_0271.wav|……ちょっとあんたね、現代物理学を否定する気? 何様? wav/CRS_0272.wav|仮説を積み上げて、理論が証明されたとき、それは本物になる wav/CRS_0273.wav|そうやって現代物理学は宇宙すべての真実を理解するの wav/CRS_0274.wav|間違いかもしれないから、やらないの? だったらあんたは一生、あの小汚いビルに引きこもって王様を気取っていなさい wav/CRS_0275.wav|そんなことじゃ、真実には絶対たどり着けない。失敗は成功の元よ wav/CRS_0276.wav|……あくまで上から目線なのな wav/CRS_0277.wav|……矛盾? wav/CRS_0278.wav|例を挙げてもらわないと分からない wav/CRS_0279.wav|オカルトかよ…… wav/CRS_0280.wav|っ…… wav/CRS_0281.wav|……専攻が違うわ wav/CRS_0282.wav|……そうだけど wav/CRS_0283.wav|イヤよ wav/CRS_0284.wav|私はトンデモ科学には手は出さない。父と同じ失敗は犯さない wav/CRS_0285.wav|あんたの考えは、口だけは立派だけど、学会じゃ通用しない wav/CRS_0286.wav|タイムトラベル理論を研究してるなんて言った日には、干されるのがオチよ wav/CRS_0287.wav|私の父がそうだった wav/CRS_0288.wav|物理学者の父は、タイムマシンが大好きだった。ウェルズの『タイム・マシン』に魅了されて、本気で研究していたわ wav/CRS_0289.wav|でも、それにこだわりすぎたせいで、学会からは追放に近い扱いを受けた wav/CRS_0290.wav|そんな父を見てきたから、私は、タイムトラベル研究には関わりたくないの……! wav/CRS_0291.wav|……ごめん。感情的になって wav/CRS_0292.wav|………… wav/CRS_0293.wav|……とにかく電話レンジは、タイムマシンなんかじゃない wav/CRS_0294.wav|メールの送受信は、人の手で作られたシステムなんだから、そのシステムの範囲内で現象を説明できるはず wav/CRS_0295.wav|………… wav/CRS_0296.wav|……言われなくても、来ない wav/CRS_0297.wav|クリスティーナって言うな wav/CRS_0298.wav|なにカッコつけてんのよ wav/CRS_0299.wav|だから助手じゃないと言っとろうが! それにこっちにはまだ話があんのよ! wav/CRS_0300.wav|この前は聞けなかったけど、私が刺されたってあんた言ってたわよね? それについての説明を要請する wav/CRS_0301.wav|なんであんたの夢に私が出てくるの? wav/CRS_0302.wav|ドクター中鉢がどうとか言ってたけど、それは? wav/CRS_0303.wav|発表会は中止になった。人工衛星が墜ちたから wav/CRS_0304.wav|私はナンパなんてしない。ましてやあんたみたいなバカに声はかけない wav/CRS_0305.wav|現実逃避? 意外とチキンね wav/CRS_0306.wav|それで私は誰に刺されたの? もしかしてあんた? wav/CRS_0307.wav|分からないな。なんで私が幻でとは言え殺されなくちゃいけないのよ。……恨みでもあるの? wav/CRS_0308.wav|薄情者 wav/CRS_0309.wav|……もういいわ。今後、そんな幻見ないで。他人の夢の中とはいえ、自分が殺されてると思ったらいい気分はしない wav/CRS_0310.wav|本当にあんたって、ああ言えばこう言うわね wav/CRS_0311.wav|きゃっ、な、なによ──!? wav/CRS_0312.wav|ケンカ売ってるだろ wav/CRS_0313.wav|はいはい分かりました。で、なによ? wav/CRS_0314.wav|件だ、とか言われても知らないわよ。なんなの? wav/CRS_0315.wav|言いかけたままやめないで。気持ち悪いでしょ wav/CRS_0316.wav|IBNごせん……なに? wav/CRS_0317.wav|ふーん。なにに使うつもり? wav/CRS_0318.wav|………… wav/CRS_0319.wav|……少しだけよ wav/CRS_0320.wav|SERNって……あの、SERN? wav/CRS_0321.wav|……バカみたい。聞いて損した wav/CRS_0322.wav|………… wav/CRS_0323.wav|はあ? wav/CRS_0324.wav|……違うわよ。マキセです wav/CRS_0325.wav|秋葉原よ。つい昨日も会ったろうが wav/CRS_0326.wav|助手じゃない! 牧瀬紅莉栖! wav/CRS_0327.wav|クリスティーナでもねーよ。何度言わせんのよ wav/CRS_0328.wav|誰のせいだ、誰の wav/CRS_0329.wav|橋田さんに教えてもらったの wav/CRS_0330.wav|助手じゃないって言っとろうが…… wav/CRS_0331.wav|はあ、反論するのもバカらしくなってきた。あんた今、どこ? wav/CRS_0332.wav|あっそう。じゃあね wav/CRS_0333.wav|………… wav/CRS_0334.wav|いきなりなによ wav/CRS_0335.wav|あんたの居場所を聞いただけ。それでここに向かってるって言うから、来た wav/CRS_0336.wav|私も呼ばれた覚えはない wav/CRS_0337.wav|………… wav/CRS_0338.wav|会いたくて会いに来たんじゃないから。勘違いしないで wav/CRS_0339.wav|……昨日、別れ際に言われたことが気になって wav/CRS_0340.wav|IBN5100。それに、SERN wav/CRS_0341.wav|どんな顔よ、失礼だな! wav/CRS_0342.wav|あんた、少しは落ち着いたら? いつもいつもふざけたことばかり言って。とても私より年上には見えない wav/CRS_0343.wav|ええ、そんな与太話はまったく分からない wav/CRS_0344.wav|IBN5100とSERNって組み合わせに興味が湧いただけよ wav/CRS_0345.wav|う、うるさいな。タイムマシンになんか興味ないわよ wav/CRS_0346.wav|それより、IBN5100は見つかったの? wav/CRS_0347.wav|神社に? wav/CRS_0348.wav|ねえ。さっきから2人でなんの話をしてるのよ? wav/CRS_0349.wav|違うわよ! っていうかなによその適当な紹介の仕方は! wav/CRS_0350.wav|日本の方です wav/CRS_0351.wav|待てい! 紹介しなさいよ! ちゃんと! wav/CRS_0352.wav|この状況で紹介されない方が不自然だろうが wav/CRS_0353.wav|紹介するぐらい10秒もかからないのに、あくまで拒否するんかあんたは wav/CRS_0354.wav|うん、もういい。もう助手でいい……はあ wav/CRS_0355.wav|よろしく。おいくつなの? wav/CRS_0356.wav|私の1コ下か wav/CRS_0357.wav|………… wav/CRS_0358.wav|サンクス。あなたはとてもかわいらしいと思うわ wav/CRS_0359.wav|いちいち言い方がムカつくわね wav/CRS_0360.wav|未来ぃ? wav/CRS_0361.wav|くしゅっ wav/CRS_0362.wav|やだ、風邪引いたかな…… wav/CRS_0363.wav|……彼の名前は鳳凰院じゃなくて、岡部ですよ wav/CRS_0364.wav|事実を言っただけじゃない wav/CRS_0365.wav|岡部倫太郎って、親がつけてくれた名前でしょ? それを否定するの? wav/CRS_0366.wav|誰がゾンビだ! wav/CRS_0367.wav|え、私は…… wav/CRS_0368.wav|………… wav/CRS_0369.wav|……っ wav/CRS_0370.wav|なによ、悪い? 向こうじゃ研究漬けだったのよ wav/CRS_0371.wav|あんたを見てると、そうとも思えないけど。むしろ私の方がよっぽど有意義な過ごし方してると思う wav/CRS_0372.wav|あなたのお父さん、素敵な人ね wav/CRS_0373.wav|はい……? wav/CRS_0374.wav|ちょっ、待った! 2人とも勘違いするな。そういう意味じゃない! wav/CRS_0375.wav|な、泣かないでよ…… wav/CRS_0376.wav|私が言ったのは、親子で仲がよくて、うらやましいなってこと。それ以上の意味はないから wav/CRS_0377.wav|だから泣かないでよ。誤解が解けたなら、もうそれでいい wav/CRS_0378.wav|ねーよ wav/CRS_0379.wav|ちょっとあんた、女の子をいじめるなんて最低じゃない? wav/CRS_0380.wav|軟弱ね。CRTのモニタぐらいの大きさなのに wav/CRS_0381.wav|ふぅっく……っ! wav/CRS_0382.wav|……す、すごく、重いです wav/CRS_0383.wav|30キロぐらいあるんじゃない、これ? wav/CRS_0384.wav|台車かなにか借りた方がいいかもね。漆原さん、この神社に台車ない? wav/CRS_0385.wav|そう。他に借りられそうなところは── wav/CRS_0386.wav|だったらどうやって持って帰るの? ここからあんたのボロラボまで、歩くと10分くらいかかるわよ wav/CRS_0387.wav|このためなのか…… wav/CRS_0388.wav|まあ、2人で運ぶならなんとかなるかもね wav/CRS_0389.wav|だが断る wav/CRS_0390.wav|こ、断るって言ったのよっ wav/CRS_0391.wav|う、うるさいな。そうよ。断ったのよ wav/CRS_0392.wav|私は元々、知識を貸すってことでラボメンにさせられたのよ。よってこの場合、次の解を導ける。“力仕事は無理” wav/CRS_0393.wav|え? 漆原さんが? 大丈夫なの? wav/CRS_0394.wav|じゃ、じゃあ、えっと……私も…… wav/CRS_0395.wav|えっ? なっ!? wav/CRS_0396.wav|ずっる…… wav/CRS_0397.wav|……はいはい wav/CRS_0398.wav|なんで私たち、お見合い状態なわけ? wav/CRS_0399.wav|ちょっ、待った待った! 待てぃ! wav/CRS_0400.wav|あんたね、前に進まないでよ。私が後ろ歩きしなくちゃいけないでしょ。横に動きなさいっ wav/CRS_0401.wav|ちょっ、聞いて、頼むから聞いて! 後ろ歩きはさすがに無理! wav/CRS_0402.wav|期待してくれてどうも。でも無理! 横歩きに変更求む! つーか、しろ! 変更しろ! 転んじゃうから! wav/CRS_0403.wav|はぁ、やっと着いた……疲れたー…… wav/CRS_0404.wav|その言葉、そっくり返してやる。あんただって5回は途中で休憩しようって言った wav/CRS_0405.wav|どこか悪いの? wav/CRS_0406.wav|うっさい黙れ、あんたの右腕の末梢神経も含めて根こそぎ引き抜くぞ wav/CRS_0407.wav|助っ人呼んだ方がいいんじゃない? wav/CRS_0408.wav|待った、立ち話するならひとまずダンボール下ろさない? wav/CRS_0409.wav|うぅ、重いんだけど…… wav/CRS_0410.wav|はあ…… wav/CRS_0411.wav|な、なんですか? wav/CRS_0412.wav|そうだけど…… wav/CRS_0413.wav|なんなの? 私、あなたになにかしました? wav/CRS_0414.wav|今の、誰? wav/CRS_0415.wav|なんで私、にらまれたわけ? wav/CRS_0416.wav|彼女とは今初めて会ったのに。失礼な人ね wav/CRS_0417.wav|戦うって誰と wav/CRS_0418.wav|あんたって本当に幸せそうね wav/CRS_0419.wav|ゴメン、言い直す。あんたって本当に、&cTIPSC;βエンドルフィン&cMESC;過剰分泌によるジャンキーね wav/CRS_0420.wav|憧れないけどね wav/CRS_0421.wav|え……? wav/CRS_0422.wav|ありがとう。でももうしばらくここにいるわ wav/CRS_0423.wav|うるさいわね、何事!? wav/CRS_0424.wav|誰が助手よ。あんたが電話に出ないから、もう1時間近くここで待ってたのよ wav/CRS_0425.wav|なんなの? なんの話? wav/CRS_0426.wav|ああ、昨日言ってたアレね wav/CRS_0427.wav|な、なにか? wav/CRS_0428.wav|そうだけど…… wav/CRS_0429.wav|なんなの? 私、あなたになにかしました? wav/CRS_0430.wav|今の、誰? wav/CRS_0431.wav|そのバイトが、なんで私にあんな敵意むき出しなわけ? wav/CRS_0432.wav|彼女とは今初めて会ったのに。失礼な人ね wav/CRS_0433.wav|はぁ、はぁ……なんで、私が……こんな…… wav/CRS_0434.wav|IBN5100を使って、なにをするの? 昨日、SERNがどうとか言ってたけど wav/CRS_0435.wav|私はクリスティーナじゃないし、気になるってほどでもない。教える気がないなら別にどうでもいいわ wav/CRS_0436.wav|戦いって……SERNは研究機関よ wav/CRS_0437.wav|……なにをしようとしてるの? 場合によっては、警察に突き出すわよ? wav/CRS_0438.wav|開き直ったって無駄。なにをしようとしているのか言いなさい wav/CRS_0439.wav|あんたってつくづく偉そうだな wav/CRS_0440.wav|ありがとう。でも私はもうしばらくここにいる wav/CRS_0441.wav|それで? wav/CRS_0442.wav|説明を要請してるんだけど。IBN5100とSERNのこと wav/CRS_0443.wav|ちょっと岡部 wav/CRS_0444.wav|お、岡部って言ったのよ wav/CRS_0445.wav|……言ったわよ。悪い? wav/CRS_0446.wav|確かに私はあんたより年下だけど、人のことクリスティーナだとかゾンビだとか呼ぶ相手がいるとき、そいつには敬意を表さないとするのが、私の考えなんだから── wav/CRS_0447.wav|っ! wav/CRS_0448.wav|………… wav/CRS_0449.wav|……自分のこと棚に上げすぎだろ、あんた wav/CRS_0450.wav|お断りします wav/CRS_0451.wav|泣いてないわよバカ。男の人に怖い顔で迫られて恐怖を感じちゃったりなんかしてないし、その後のあんたのバカゼリフにホッとして涙が出ちゃったわけでもないからな! wav/CRS_0452.wav|ねえ、話を聞かせてくれないの? wav/CRS_0453.wav|キャッ wav/CRS_0454.wav|…………お気遣いありがとう wav/CRS_0455.wav|本場で7年過ごしてきたからな wav/CRS_0456.wav|私は未成年よ wav/CRS_0457.wav|それ限定なのか…… wav/CRS_0458.wav|確かにSERNは妙だけど……それとIBN5100と、どういう関係が? wav/CRS_0459.wav|だから? wav/CRS_0460.wav|大丈夫なの? 捕まるんじゃ? wav/CRS_0461.wav|いやそういう意味じゃなくて wav/CRS_0462.wav|LHC、ね…… wav/CRS_0463.wav|え、そうなの!? wav/CRS_0464.wav|ウ……ソ……。だったらどうして公表してないのよ!? wav/CRS_0465.wav|陰謀論を信じる気はない。でも── wav/CRS_0466.wav|あんたの言うことが本当だと証明されるのなら、驚きかも。あのSERNがタイムトラベル理論を…… wav/CRS_0467.wav|あ、でもIBN5100は? なんの関係が? wav/CRS_0468.wav|なんでそう分かるのよ? wav/CRS_0469.wav|IBN5100云々はともかく…… wav/CRS_0470.wav|SERNが本当にそんな研究をしているのか、確証がほしい wav/CRS_0471.wav|……それまで待つわ wav/CRS_0472.wav|いいえ。待たせてもらう。……1マイクロ秒でも早く知りたいから wav/CRS_0473.wav|あんたたちの言うことがもし事実だとするなら……こんなふざけたことってない wav/CRS_0474.wav|SERNは世界最高の研究機関なのよ? そこが、実験結果を公表せずに極秘で実験してるなんて…… wav/CRS_0475.wav|世界中の研究者をバカにしてる wav/CRS_0476.wav|もし事実なら、だけど wav/CRS_0477.wav|電話レンジ、見せてもらっていい? wav/CRS_0478.wav|あれ以来、一度も再現はできてないのよね、過去へメールを送る現象 wav/CRS_0479.wav|理由は把握してる? wav/CRS_0480.wav|ちょっと試してみましょう wav/CRS_0481.wav|しっかし。ガラクタだらけね wav/CRS_0482.wav|未来ガジェットねえ…… wav/CRS_0483.wav|ちょっと。これって……兵器じゃないの? wav/CRS_0484.wav|紛らわしいな wav/CRS_0485.wav|やっぱりガラクタだな wav/CRS_0486.wav|これ、借りるわよ wav/CRS_0487.wav|やっぱり落ち着くなー、白衣 wav/CRS_0488.wav|ちょっ──!? wav/CRS_0489.wav|な、なにがよ、離してよ……っ wav/CRS_0490.wav|誉めてくれてるのかもしれんが、私にしてみれば侮辱されてるとしか思えんぞ、おい wav/CRS_0491.wav|下らないこと言ってないで、実験してみましょう wav/CRS_0492.wav|……これって、電子レンジの方はなにもいじってないんでしょ? wav/CRS_0493.wav|放電現象が起きたときはどんな設定にしてた? wav/CRS_0494.wav|ふむん wav/CRS_0495.wav|バナナもらうわよ wav/CRS_0496.wav|だったらあんたに許可取らなくていいわね。明日新しいバナナ買ってくることにして、と wav/CRS_0497.wav|……なにも起きてない wav/CRS_0498.wav|熱っ wav/CRS_0499.wav|温められてるわ wav/CRS_0500.wav|やっぱりこの前起きたことは、イレギュラーだったっていうことか wav/CRS_0501.wav|それには同意 wav/CRS_0502.wav|違う。120秒前の状態に戻るなら、ゲル化はしない wav/CRS_0503.wav|その“ゲル化せずに冷凍状態へ戻った”っていうロジックも怪しい。冷凍されていただけで、ゲル化そのものは起きていた可能性については検証した? wav/CRS_0504.wav|なにも変化しなかった、って定義すべき wav/CRS_0505.wav|レンジが電気を溜め込んでるとか……? wav/CRS_0506.wav|ゲル化したものは、フラクタル構造のようだって言ってたわよね? wav/CRS_0507.wav|塩は元々、単純構造だから影響を受けないのかな。電気とどんな関係が…… wav/CRS_0508.wav|ダメ。結論ありきで考えるのはよくない wav/CRS_0509.wav|私は別にこれがタイムマシンじゃなくても、ちっとも困らないから wav/CRS_0510.wav|そもそもこの小さな電子レンジの中で、ビッグバンに匹敵するエネルギーが発生していると定義するのは無理がある wav/CRS_0511.wav|放電現象の再現、それにフラクタル構造化の再現。どちらもできなくなってしまった理由があるはず wav/CRS_0512.wav|やり方はなにも変えていない。設定もまったく変えていない。実験対象も変更なし。それ以外で変動する条件と言うと── wav/CRS_0513.wav|なによそれ wav/CRS_0514.wav|放電現象が起きたときはここには4人いた。でもその前に橋田さんが1人のときにも発生してる wav/CRS_0515.wav|フラクタル構造化した実験時は、2人のときや3人のときがあった wav/CRS_0516.wav|私たちは2人とも、どちらの現象も見ている wav/CRS_0517.wav|つまり条件は変わっていないはず wav/CRS_0518.wav|うーん…… wav/CRS_0519.wav|………… wav/CRS_0520.wav|う、うるさいな。お昼からなにも食べてないのよ wav/CRS_0521.wav|もう8時か wav/CRS_0522.wav|………… wav/CRS_0523.wav|カップ麺 wav/CRS_0524.wav|カップ麺、もらうわ wav/CRS_0525.wav|ちなみに、味は? wav/CRS_0526.wav|塩味 wav/CRS_0527.wav|それと、フォーク、ある? wav/CRS_0528.wav|連絡なんて必要ないから wav/CRS_0529.wav|父親とはかれこれ7年は会ってない。母親はアメリカ。私は今はホテル暮らし。分かった? wav/CRS_0530.wav|私はアメリカ人じゃないし東京のど真ん中にモーテルはないだろ wav/CRS_0531.wav|どんなって、御茶ノ水にある普通のホテルよ wav/CRS_0532.wav|まあね wav/CRS_0533.wav|はあ? wav/CRS_0534.wav|なんであんたが私の父親に興味持つのよ? wav/CRS_0535.wav|そんなわけあるか wav/CRS_0536.wav|………… wav/CRS_0537.wav|あんたに話すことなんてなにもない── wav/CRS_0538.wav|………… wav/CRS_0539.wav|人の家族の問題を── wav/CRS_0540.wav|そうやって茶化さないで。あんた今、私の心に土足で踏み込んだのよ wav/CRS_0541.wav|………… wav/CRS_0542.wav|ゼリーはJよ。JELLY wav/CRS_0543.wav|1954年 wav/CRS_0544.wav|ふむん、テキストはフランス語じゃないんだ…… wav/CRS_0545.wav|……『時空の支配とそれに基づく歴史の破壊、言い換えれば過去から未来までを含む“委員会”による完全なる理想郷を実現することは、21世紀に向けてのSERNの存在意義となるだろう』 wav/CRS_0546.wav|そんなわけあるか。勝手に運命感じないで wav/CRS_0547.wav|『本実験計画は機密保持のため、また臨機応変な計画名の変更を可能にするため、Zプログラムと命名された』 wav/CRS_0548.wav|『Zはすなわち&rsΩ&rtオメガ&reであり&rsЯ&rtヤー&reである』 wav/CRS_0549.wav|『その名に意味、あるいはなんらかの情熱的な精神を込めることを禁止する。プログラム従事者に不利益を与えることが推測されるためである』 wav/CRS_0550.wav|『Zプログラムは国家間の枠組みを超えた極秘共同プロジェクトであり、電磁波研究と同じく“300人委員会”から承認を受けた最優先研究事項である』 wav/CRS_0551.wav|『以後、SERNにおいて行われる他の研究のすべてはこのZプログラムの隠れ蓑として機能させることが決定された』 wav/CRS_0552.wav|ん……っと……あった wav/CRS_0553.wav|……これ……は……! wav/CRS_0554.wav|……『Zプログラムでは、高エネルギーの陽子・陽子衝突を用いた、時空間転移実験を行う』 wav/CRS_0555.wav|まさか……本当だったなんて……! wav/CRS_0556.wav|しかも40年近く前から、世界中の科学者を欺いてきたって言うの? wav/CRS_0557.wav|なにが“機関”だ、この厨二病。たまには真面目に話しなさい wav/CRS_0558.wav|&cTIPSC;300人委員会&cMESC;か。SERN評議会とはまた別のものを指してると思うけど、なにを指してるのかしら wav/CRS_0559.wav|また適当言って…… wav/CRS_0560.wav|……ご高説をどうも wav/CRS_0561.wav|そこまですらすらと喋れるっていうことは、あんたも神を目指してるの? wav/CRS_0562.wav|鳳凰院に聞いてるんじゃない。私は岡部に聞いている wav/CRS_0563.wav|つまり自分を持ってないってことね wav/CRS_0564.wav|頼み事するときぐらい、誠意を見せろよ…… wav/CRS_0565.wav|えっと…… wav/CRS_0566.wav|『プログラム第1段階。大型ハドロン&cTIPSC;衝突型加速器&cMESC;の建設、および実用化』 wav/CRS_0567.wav|『加速器については1959年に完成した陽子シンクロトロンからの半世紀にわたるノウハウ蓄積により一定成果を得ている』 wav/CRS_0568.wav|『プログラム第2段階。リフターの実用化、及び調整』 wav/CRS_0569.wav|『これにより、2つ以上の人工的な局所場特異点の生成、およびカー・ブラックホールの生成を可能とする』 wav/CRS_0570.wav|『なおブラックホール生成についての情報を意図的に曲解させてリークし、プログラム本来の目的について悟られぬようにすることが必要である』 wav/CRS_0571.wav|『プログラム第3段階。動物実験』 wav/CRS_0572.wav|『プログラム第4段階── wav/CRS_0573.wav|……人体実験 wav/CRS_0574.wav|え? wav/CRS_0575.wav|なんで今さら── wav/CRS_0576.wav|もしかして、心配してくれてる? wav/CRS_0577.wav|……助手じゃないって言ってんだろ wav/CRS_0578.wav|気遣ってくれてどうも。でも帰らないわよ。この事実を世界に告発しないと── wav/CRS_0579.wav|ビビってるのか wav/CRS_0580.wav|でもだからって── wav/CRS_0581.wav|………… wav/CRS_0582.wav|……分かった。告発はやめる wav/CRS_0583.wav|でも帰らないから。気になって眠れない wav/CRS_0584.wav|しない wav/CRS_0585.wav|なんで北欧神話? wav/CRS_0586.wav|そもそも作戦名とか言っちゃう男の人って…… wav/CRS_0587.wav|『ゼリーマンズレポート10』 wav/CRS_0588.wav|『被験者、ジェームス・マッカーシー、31歳、出身、アメリカ』 wav/CRS_0589.wav|『Zプログラム4、実験日、2005年1月28日13時05分』 wav/CRS_0590.wav|『実験結果、エラー。ヒューマンイズデッド。ミスマッチ』…… wav/CRS_0591.wav|『超重力による無限圧縮、及びカー・ブラックホール内の特異点通過に耐えられなかったと思われる』 wav/CRS_0592.wav|『1921年4月3日、ニューヨーク14丁目にて、ビルの壁面に右半身が埋もれるようにして死んでいる男が発見された』…… wav/CRS_0593.wav|『身元不明の男の死体は── wav/CRS_0594.wav|全身がブヨブヨのゼリー状になっていた』…… wav/CRS_0595.wav|人体実験……か wav/CRS_0596.wav|しかも、完全ではないけど、タイムトラベルを成功させてるってことになるわね、これ wav/CRS_0597.wav|この新聞記事、1921年のニューヨークタイムスよ wav/CRS_0598.wav|見て wav/CRS_0599.wav|生きたまま、というのは失敗したみたいだけどね wav/CRS_0600.wav|『ゼリーマンズレポート9』 wav/CRS_0601.wav|『被験者、ダン・ストレイスキー、26歳、出身、カナダ』 wav/CRS_0602.wav|『Zプログラム4、実験日、2004年9月6日14時10分』 wav/CRS_0603.wav|『実験結果、エラー。ヒューマンイズデッド。ミスマッチ』 wav/CRS_0604.wav|新聞記事の切り抜きの方は……これフランス語ね。私も読めない wav/CRS_0605.wav|場所は……フランスの、ポー、かな wav/CRS_0606.wav|『ゼリーマンズレポート8』 wav/CRS_0607.wav|『被験者、リンダ・ヒル、25歳、出身、イギリス』 wav/CRS_0608.wav|『Zプログラム4、実験日、2004年2月15日13時45分』 wav/CRS_0609.wav|『実験結果、エラー。ヒューマンイズデッド。ミスマッチ』 wav/CRS_0610.wav|『1972年10月2日、インド、タミル・ナードゥ州のダルマプリの路上で、ゼリー状になった女性の遺体発見』 wav/CRS_0611.wav|『遺体は放置された後で車に轢かれた跡があり下半身は損壊していた』 wav/CRS_0612.wav|『ゼリーマンズレポート7』 wav/CRS_0613.wav|『被験者、ミハエル・ラング、33歳、出身、ドイツ』 wav/CRS_0614.wav|『Zプログラム4、実験日、2002年10月8日13時28分』 wav/CRS_0615.wav|『実験結果、エラー。ヒューマンイズデッド。ミスマッチ』 wav/CRS_0616.wav|『ゼリーマンズレポート6』 wav/CRS_0617.wav|『被験者、マーク・ヒューズ、30歳、出身、アメリカ』 wav/CRS_0618.wav|『Zプログラム4、実験日、2002年8月23日12時52分』 wav/CRS_0619.wav|『実験結果、エラー。ヒューマンイズデッド。ミスマッチ』 wav/CRS_0620.wav|『1985年7月1日、フェロー諸島ストレイモイ島の海岸に奇妙な物体が流れ着いた』 wav/CRS_0621.wav|『それは成人男性のようにも見えるが、クラゲのようなブヨブヨの物体であり、生きてはいない。島の住人たちの間では半魚人の死骸ではないかという噂も』 wav/CRS_0622.wav|『肩と見られる場所にはSERNという刻印があったが、SERNは関与を否定している』…… wav/CRS_0623.wav|発見場所が世界中に散らばっている……。この結果から、どんな解が導き出せるのかしら wav/CRS_0624.wav|そうは思えない。無計画すぎる wav/CRS_0625.wav|『超重力による無限圧縮、及びカー・ブラックホール内の特異点通過に耐えられなかったと思われる』 wav/CRS_0626.wav|そう書いてあった wav/CRS_0627.wav|理論上、存在を予言されているブラックホールよ。中心の特異点が回転しているという特徴がある。実在することはまだ証明されていないし、証明しようもないけど wav/CRS_0628.wav|………… wav/CRS_0629.wav|カー・ブラックホールを作るなんて、そんなの無茶苦茶よ……。ヘタしたら地球ごと呑み込まれかねないような行為よ……。そもそもカー・ブラックホールは仮説であって…… wav/CRS_0630.wav|ブラックホール内部は、尋常じゃない重力なの。そこを通れば確かに時間移動は可能かもしれないけど、生身の人間が通り抜けられるわけがない wav/CRS_0631.wav|ゼリーマンどころか、素粒子レベルまで分解される。それがブラックホール wav/CRS_0632.wav|ずいぶんあっさり見つかるわね。SERNにしてはワキが甘すぎる wav/CRS_0633.wav|スーパーハカーだっけ wav/CRS_0634.wav|ええっと……ちょっと読む時間をくれない? wav/CRS_0635.wav|ウソ……これ……ホントに……? wav/CRS_0636.wav|タイターって……何者なのよ……? wav/CRS_0637.wav|……あ、うん wav/CRS_0638.wav|なんか、はめられたような気がしてならない wav/CRS_0639.wav|ほぼ一緒なのよ。……ジョン・タイターが語った理論の内容と wav/CRS_0640.wav|ざっと説明すると── wav/CRS_0641.wav|LHCによって、陽子を光速の99.9999991%まで加速して正面衝突させるの wav/CRS_0642.wav|そうすると、10^-24kgの質量を、10^-19mっていう、とても狭い範囲に圧縮して押し込むことができる wav/CRS_0643.wav|すごく狭い場所 wav/CRS_0644.wav|すごく小さい質量 wav/CRS_0645.wav|無理矢理ねじ込む wav/CRS_0646.wav|はあ? どこがどうエロいのよ── wav/CRS_0647.wav|………… wav/CRS_0648.wav|……っ wav/CRS_0649.wav|は、橋田のHENTAIっ! wav/CRS_0650.wav|い、一緒にすんな! wav/CRS_0651.wav|……うぅ wav/CRS_0652.wav|ええと、なんの話だったっけ wav/CRS_0653.wav|その圧縮が成功すると、ミクロ特異点ができるんだけど── wav/CRS_0654.wav|このミクロ特異点が2つあるブラックホールを作るのよ wav/CRS_0655.wav|はいはい、ミクちゃんとクロちゃんでいいか? wav/CRS_0656.wav|ミクちゃんとクロちゃんは、電子を与えると、自由に操れるようになるのよ wav/CRS_0657.wav|………… wav/CRS_0658.wav|操作できるようになった2人を、超高速回転させるの wav/CRS_0659.wav|すると理論的に、ミクちゃんとクロちゃんは、2人とも魔法少女“リング状特異点”に変身する wav/CRS_0660.wav|これで、カー・ブラックホール効果が生まれることになる wav/CRS_0661.wav|そのままの意味 wav/CRS_0662.wav|その回転してるように見える部分は、ブラックホールに吸い込まれつつある、周囲の物質でしかない wav/CRS_0663.wav|普通のブラックホールは、超質量により重力崩壊を起こした中心点があるだけ。そこに向かってあらゆるものが落ちていってるの wav/CRS_0664.wav|それは点って言うぐらいだから、回転はしてない wav/CRS_0665.wav|一方のカー・ブラックホールは、さっき言った通り、中心が点じゃなくてリング状なのよ wav/CRS_0666.wav|ミクちゃんとクロちゃんは、普通の人間ではありえないことに、魔法少女化すると心臓が体内でグルグルとリング状に回転してるって考えて wav/CRS_0667.wav|ブラックホールには&cTIPSC;&rs事象の地平線&rtイベント・ホライゾン&re&cMESC;というものがある wav/CRS_0668.wav|この内側に入ると、時間と空間の役割が入れ替わってしまうわけで wav/CRS_0669.wav|私たちは今、空間を自由に移動できるけど、時間を1分過去に戻すことはできない。それが入れ替わるのよ wav/CRS_0670.wav|&rs事象の地平線&rtイベント・ホライゾン&reの向こう側だと、空間の移動は不可能になり、逆に時間を移動可能になる wav/CRS_0671.wav|空間の移動が不可能だから、ブラックホールからの再脱出はできないと言える wav/CRS_0672.wav|例えば岡部がブラックホールに突入した場合に体験するのは、“永遠に引き延ばされた時間”なの wav/CRS_0673.wav|光が再脱出不可能ということは、人の目にはどうやったって&rs事象の地平線&rtイベント・ホライゾン&reの向こう側は見ることができない wav/CRS_0674.wav|観測も証明も不可能 wav/CRS_0675.wav|ただし例外もある。タイムトラベルにカー・ブラックホールを使う場合、この例外こそが重要なのよ wav/CRS_0676.wav|カー・ブラックホールは、特異点──中心が回転しているわけだから角運動量が存在する wav/CRS_0677.wav|中心点が回転してるってさっき説明したでしょ。その回転運動量って思えばいい wav/CRS_0678.wav|ミクちゃんとクロちゃんに電子を与え続けると、自由に操ることができるわけだけど── wav/CRS_0679.wav|カー・ブラックホールの特徴は、角運動量が質量を上回ると、&rs事象の地平線&rtイベント ・ ホライゾン&reがなくなって&cTIPSC;特異点が裸の状態&cMESC;になること wav/CRS_0680.wav|&rs事象の地平線&rtイベント・ホライゾン&reがなくなることで、時間と空間の役割が入れ替わる必要はなくなった。裸の特異点に向けて、その入れ替わりを回避して突入できるようになる wav/CRS_0681.wav|そして裸の特異点の存在は、一般相対性理論と因果律を破綻させるわ wav/CRS_0682.wav|宇宙の 法則が 乱れるのよ wav/CRS_0683.wav|これまでも、存在する可能性は高い、と予測されていた。矛盾するようだけど、証明はされてる wav/CRS_0684.wav|因果律が破綻してるわけだから、その裸の特異点に突入すれば過去へ遡ることができる wav/CRS_0685.wav|分からないのは、特異点に電子を注入する部分ね wav/CRS_0686.wav|見て。このLHCの写真だけど、陽子衝突地点に妙な機器が設置されてる wav/CRS_0687.wav|『リフター』っていう名前で呼ばれてるみたいだけど……いったいなんのことだか wav/CRS_0688.wav|こんなに? 機密でもなんでもないのかな…… wav/CRS_0689.wav|イオン、つまり電荷を持った原子や分子のことね。意味としては一致する wav/CRS_0690.wav|そんなのあるわけない。あったら世紀の大発見よ wav/CRS_0691.wav|イオンクラフト……って言うぐらいだから、この場合、帯電した空気と電極が関係してるんだと思う…… wav/CRS_0692.wav|まあ、そういう限定的条件に当てはめるなら、間違いじゃないかもしれないけど wav/CRS_0693.wav|でも、SERNはこのリフターの調整に苦労してるみたいね wav/CRS_0694.wav|ミクロ特異点の重力調整がうまくできていない。だから、完全な裸の特異点を作れていない wav/CRS_0695.wav|裸の特異点が作れていないなら、つまり被験者はブラックホールに放り込まれるのと同じだから、突入するだけですさまじい質量によって押し潰されるに決まってる wav/CRS_0696.wav|その結果、あらゆる物質がフラクタル構造になってしまった……。という仮説を提示してみる。実際はどうなってるのかさっぱり。調べるだけで何ヶ月もかかりそう wav/CRS_0697.wav|規模が全然違う。それに、SERNでさえ完成させていないのに、あんたにできるわけないでしょ wav/CRS_0698.wav|これは簡単に解決できる問題じゃない wav/CRS_0699.wav|そもそも時間移動調整や、時間跳躍後の場所指定の問題も、SERNは解決できてないし wav/CRS_0700.wav|ゼリーマンの発見時期や発見場所がバラバラなのも納得だわ wav/CRS_0701.wav|例えば、地の底とか宇宙空間とかに放り出されたゼリーマンもいるかもしれない。見つかっているゼリーマン以外にもね。というかその可能性は限りなく100%に近い wav/CRS_0702.wav|地球から何万kmも離れた宇宙空間に放り出されたら、タイムトラベルしても無意味。まったく実用的じゃないわ wav/CRS_0703.wav|タイターの説明はその点については曖昧だわ wav/CRS_0704.wav|そういう機械がある、というだけじゃ説明にはならない wav/CRS_0705.wav|出るわけないでしょ wav/CRS_0706.wav|そう。自転と公転 wav/CRS_0707.wav|地球の自転速度は時速にしてだいたい1650キロ wav/CRS_0708.wav|公転速度は時速で考えるとおよそ114000キロ wav/CRS_0709.wav|1時間前にいた座標から、私たちはそれだけ離れることになる wav/CRS_0710.wav|それだけじゃない wav/CRS_0711.wav|地球を含む太陽系は&rs銀河系&rtミルキーウェイ&reに属してる。&rs銀河系&rtミルキーウェイ&reは渦を巻いているところから分かる通り、回転してるのよ wav/CRS_0712.wav|諸説あるけど、だいたい1日に5000万kmぐらい地球が移動する速さでね wav/CRS_0713.wav|ついでに言うと&rs銀河系&rtミルキーウェイ&reを含む複数の銀河で銀河群が形成されているし、さらに上のグループとして超銀河団っていうのもある wav/CRS_0714.wav|それらの銀河群も超銀河団も、動いているかもしれないわけ。そうなるとさらに飛躍的に私たちの移動距離は伸びる wav/CRS_0715.wav|いずれにせよ、ほんの1秒前に跳ぼうとするだけでも、膨大な局所場指定の計算が必要になるのよ wav/CRS_0716.wav|手動じゃ無理だし、同じ場所に移動しようと思ったらスパコンで計算したって解が出るまでに何年かかるか wav/CRS_0717.wav|それは名案ね。せいぜい頑張って wav/CRS_0718.wav|この問題についてSERNはどうしようとしてるのかな…… wav/CRS_0719.wav|岡部 wav/CRS_0720.wav|ありがとう wav/CRS_0721.wav|そもそも円卓なんてどこにあるのよ? wav/CRS_0722.wav|“そうだろう”じゃなかろうが。勝手に人の心の中に変な物持たせないで wav/CRS_0723.wav|そもそも私はラボメンと言っても期間限定だし wav/CRS_0724.wav|同意するわ wav/CRS_0725.wav|SERNのやってることは、社会的にも人間的にも、そして研究者としても、許されることじゃない wav/CRS_0726.wav|また北欧神話か wav/CRS_0727.wav|命じられた覚えはないけどね wav/CRS_0728.wav|SERNがタイムトラベルにおいて抱えている問題点は、2つ wav/CRS_0729.wav|1つは、電子注入装置『リフター』の調整 wav/CRS_0730.wav|これがうまく機能しないと、カー・ブラックホールの特異点を裸にできない wav/CRS_0731.wav|それと、タイムトラベル先の局所場指定ができないことが2点目。特異点を抜けてどこへ出るかの指定ができない wav/CRS_0732.wav|だから各地で見つかっている14人のゼリーマンは、むしろ運がいい方だったと言うべき wav/CRS_0733.wav|人体実験は2001年から100回以上行われていた。つまり残りの80人以上は“どこへ跳ばされたのかすら確認できていない”ということ wav/CRS_0734.wav|SERNはその2点について解を模索してるみたいだけど、うまくいってないみたい wav/CRS_0735.wav|ヒントねえ…… wav/CRS_0736.wav|そもそもLHCは“世界一巨大な電子レンジ”なんて異名もあるぐらいだけど wav/CRS_0737.wav|あながち間違ってないかもね wav/CRS_0738.wav|もっとも、電話レンジは分からないことが多すぎる。なんでSERNのタイムマシンと同じような現象を、あの小さな電子レンジで起こせるのか wav/CRS_0739.wav|LHCと違って、これはタイムトラベルのために作られたものじゃないのよ wav/CRS_0740.wav|ま、まあ、そうね wav/CRS_0741.wav|でも、放電現象の仕組みや発生条件が解明できてない wav/CRS_0742.wav|放電現象の原因は分からないじゃない wav/CRS_0743.wav|そもそも過去へ送れるメールはデジタルデータであって、物体じゃないわ。そこがSERNのタイムマシンと決定的に違っている wav/CRS_0744.wav|まあ……確かに…… wav/CRS_0745.wav|またカッコつけ? wav/CRS_0746.wav|どうせヘンテコな名前を付けたいんでしょ? wav/CRS_0747.wav|分かりにくい。却下 wav/CRS_0748.wav|じゃあ多数決する? ノスタルジアドライブに賛成の人 wav/CRS_0749.wav|やっぱり分かりやすさ重視にすべきだと思う。時間を遡っているメールなんだから、“&rs遡行&rtそこう&reメール”でいいんじゃない? wav/CRS_0750.wav|そ、それはまゆりさんが……っ wav/CRS_0751.wav|あ、ううん、なんでもない…… wav/CRS_0752.wav|ち、違うわよっ wav/CRS_0753.wav|思ってない。まったくこれっぽっちも思ってないから、誤解しないで。ね? wav/CRS_0754.wav|それに、意味が微妙に違ってきてると思う…… wav/CRS_0755.wav|ねえ。こんな下らないことに時間取ってる場合じゃないでしょ。もういっそのこと、略して“Dメール”にしなさいよ wav/CRS_0756.wav|味気なかろうが味気があろうがどうでもいい wav/CRS_0757.wav|ブラックホールが発生しているのかどうかは確認できていない。単にSERNのタイムマシンと偶然似てるだけで、実はまったく違う現象かもしれない wav/CRS_0758.wav|焦って結論を出すのは危険よ wav/CRS_0759.wav|なによその精神論至上主義。あんたって無能なトップの典型ね wav/CRS_0760.wav|象徴だかなんだか知らないけど、どうやって電話レンジをタイムマシンとして使えるようにするか、その具体的な解法を教えてよ wav/CRS_0761.wav|どういうこと? wav/CRS_0762.wav|……あ wav/CRS_0763.wav|さっそくやってみましょう……! wav/CRS_0764.wav|ごめんね、まゆりさん。後で新しいバナナ、買ってくるから wav/CRS_0765.wav|まずはゼリーマンになるか試してみる wav/CRS_0766.wav|あいてっ……! wav/CRS_0767.wav|しとらんわ! wav/CRS_0768.wav|このレンジの配置、なんとかしろ。危ないし、めんどくさい wav/CRS_0769.wav|サンクス、まゆりさん…… wav/CRS_0770.wav|あっ……! wav/CRS_0771.wav|や、やるわね岡部。あまりに単純すぎて、気づけなかった wav/CRS_0772.wav|それよりDメールが再現できるかについても確認しないと wav/CRS_0773.wav|いいからそこの男子2人、手伝って。岡部、あんたのケータイにメール送るから wav/CRS_0774.wav|別に、意味のある文章である必要はない。送れるかどうかを確認できさえすればいいんだから wav/CRS_0775.wav|さあね。準備いい? 送るわよ wav/CRS_0776.wav|キャッ wav/CRS_0777.wav|……メール、届いた? wav/CRS_0778.wav|プッ…… wav/CRS_0779.wav|え? ううん。送ったのは1通だけ wav/CRS_0780.wav|そうね……。1つの文章だったのに、分割されてる wav/CRS_0781.wav|自分で調べれば? wav/CRS_0782.wav|なにが原因なのかしら wav/CRS_0783.wav|確かに。前に送ったときも5日前に届いてたわよね? wav/CRS_0784.wav|また始まった…… wav/CRS_0785.wav|じゃあ岡部はレンジのドアの開け閉めね wav/CRS_0786.wav|いや、冗談で言ったんだけど…… wav/CRS_0787.wav|作戦名とかいらないから。始めましょう wav/CRS_0788.wav|どうぞ休んでて。私はもうちょっとやってみるから wav/CRS_0789.wav|あんたにメール届いてるはずだけど。見てないの? wav/CRS_0790.wav|5日も前に忠告したのに wav/CRS_0791.wav|ま、実験のデータはじゅうぶん取れたわ wav/CRS_0792.wav|さすがに眠くて辛くなってきたし、髪もパサパサだし。シャワーを浴びてゆっくり眠りたい wav/CRS_0793.wav|なんか汚そう…… wav/CRS_0794.wav|そもそも岡部と同じシャワー室を使うなんてお断り wav/CRS_0795.wav|だから食べ終わったら帰るわよ wav/CRS_0796.wav|お断りします wav/CRS_0797.wav|まゆりさんなら歓迎する wav/CRS_0798.wav|そうね。私も不思議には思わない wav/CRS_0799.wav|異論はない wav/CRS_0800.wav|実験の成果はあった wav/CRS_0801.wav|Dメールについて、少なくともなにができるのかは分かったから wav/CRS_0802.wav|とまあ、こんな感じ。補足や反論は? wav/CRS_0803.wav|発見しただけで満足してたら無意味。原理を突き止めないと。ここに書いたのは、現象として確認できたものでしかない wav/CRS_0804.wav|ええと、カー・ブラックホールね wav/CRS_0805.wav|だからカー・ブラックホール wav/CRS_0806.wav|穴が、きつい……か。あながち間違ってないかも wav/CRS_0807.wav|おそらくSERNのタイムマシンと同じ原因ね。リフターの調整がうまくできてないから、完全には特異点を裸にできず、そのせいで送れる容量が限定される wav/CRS_0808.wav|バイト? キロバイトじゃなくて? wav/CRS_0809.wav|う、うるさいな。バイトなんて単位は最近見ないから確認しただけよ…… wav/CRS_0810.wav|質量が大きいと、超重力に押し潰されるっていうこと? wav/CRS_0811.wav|いずれにせよ、特異点を裸にできていない時点で&rs事象の地平線&rtイベント・ホライゾン&reを通過せざるを得なくなる wav/CRS_0812.wav|その&rs事象の地平線&rtイベント・ホライゾン&re内では空間と時間の入れ替わりの影響で、リング状特異点に到達した被験者は超高速に達しているから…… wav/CRS_0813.wav|超重力により押し潰されて破壊されたデータが、ブラックホールから吐き出されてしまう…… wav/CRS_0814.wav|でも、質量が小さければ通り抜けられるとも思えない。どっちにしろ超重力の中を抜けないといけないのよ? wav/CRS_0815.wav|そんな簡単な問題とは思えない。SERNだってその方法は試したはず。なのに実験開始から9年経っても解決できていない wav/CRS_0816.wav|単純に電子の量を増やせばいいってわけでもないのよ wav/CRS_0817.wav|そもそもSERNでは『リフター』があるけど、電話レンジの場合、その『リフター』に代替する物がなんなのかすら分かってない。これじゃ調整以前の問題 wav/CRS_0818.wav|ま、魔王城……? wav/CRS_0819.wav|そう……? wav/CRS_0820.wav|でもまだ仮説よ。それが証明されたわけじゃない wav/CRS_0821.wav|岡部と橋田さんが被験者として志願してくれるなら、喜んで実験してあげるけど wav/CRS_0822.wav|バカども wav/CRS_0823.wav|何度も言うけど、問題はあの電話レンジのどこに、『リフター』に代替する機能があるのかっていうこと wav/CRS_0824.wav|それをやろうとしてSERNほどの研究機関が失敗し続けている。タイターの予言によると、完成まであと24年かかるんだっけ? wav/CRS_0825.wav|この電話レンジはもっとちゃんと検証するべきね。なにが起きてるのか把握しないと wav/CRS_0826.wav|そもそも開発したとは言えない。偶然使えるようになっただけ wav/CRS_0827.wav|それは、そうだけど…… wav/CRS_0828.wav|……今のところは、認めざるを得ないってだけ。原理を究明していけば、もしかしたらタイムマシンとは似ても似つかないまがい物かもしれない wav/CRS_0829.wav|円卓だろうがなんだろうがどうでもいいわ wav/CRS_0830.wav|帰ってシャワー浴びて、寝る wav/CRS_0856.wav|それじゃ、実験再開ね wav/CRS_0857.wav|なんの解決にもなってないだろ。どうしてそこまで自信満々でいられるのか不思議 wav/CRS_0858.wav|言っとらんわ! wav/CRS_0859.wav|それに岡部みたいなヒョロ男が向かっていっても、あの店長にはかなわないでしょ wav/CRS_0860.wav|彼女、まだ自転車いじってたの? wav/CRS_0861.wav|さっき私が来たときも階段の前にいて、思い切りにらまれた wav/CRS_0862.wav|ジャンク屋じゃなくてブラウン管専門ショップでしょ wav/CRS_0863.wav|結局、根本的解決はまた先送りするのか wav/CRS_0864.wav|名前なんてどうでもいいだろ。いいから実験を── wav/CRS_0865.wav|そんなわけない。少なくとも私は、このサークルのノリにうんざりしてただけよ wav/CRS_0866.wav|誰がツンデレだ! wav/CRS_0867.wav|……し、知らないわよ wav/CRS_0868.wav|むぅ…… wav/CRS_0869.wav|昨日は第66回だったぞ。間の6回はどこに消えた? wav/CRS_0870.wav|だから私は助手でもクリスティーナでもないとあれほど wav/CRS_0871.wav|ちょっと待って。そんなの危険すぎる! あんた、神にでもなったつもり!? wav/CRS_0872.wav|タイムパラドックスよ。もしも仮に、パラドックスが発生した瞬間に世界が吹き飛んだら、あんたどうするつもり? wav/CRS_0873.wav|そんな無責任な考えで過去を変えようなんて、ふざけてるの? wav/CRS_0874.wav|まさかあんた、本気で世界に混沌をどうたらとかを実行に移そうとしてるんじゃないでしょうね? wav/CRS_0875.wav|え、そ、そう? wav/CRS_0876.wav|思いつき? wav/CRS_0877.wav|YESっ wav/CRS_0878.wav|岡部、あんたバタフライ効果って知ってる? wav/CRS_0879.wav|え? いや、それは同じ意味のようだけど違うような…… wav/CRS_0880.wav|そうそう、それ。&cTIPSC;カオス理論&cMESC;の1つ wav/CRS_0881.wav|つまりあんたの言う“些細なこと”でも、意図的に変えれば未来に重大な影響を及ぼすかもしれない wav/CRS_0882.wav|その責任をどう取るつもり? wav/CRS_0883.wav|だから過去を変えてもいいって? あんなうさんくさい自称タイムトラベラーの妄想を信じるの? wav/CRS_0884.wav|妄想を拠り所にして行動した結果、取り返しの付かないことになったらどうするのか、って言ってる wav/CRS_0885.wav|いいえ。してない wav/CRS_0886.wav|この電話レンジの原理には、まだ仮説すら構築されていない wav/CRS_0887.wav|今の私たちは手探り状態と言える。こんな状態で過去を変えてみようなんて、リスクが大きすぎる wav/CRS_0888.wav|せめてもうちょっと調べてからにすべき wav/CRS_0889.wav|そ、そんなこと…… wav/CRS_0890.wav|うるさいな…… wav/CRS_0891.wav|あんな非人道的な実験をしてる連中と同じレベルまで落ちるつもり? wav/CRS_0892.wav|岡部、志が低すぎ wav/CRS_0893.wav|でも最大の目的はお金だろ? wav/CRS_0894.wav|ほらやっぱり wav/CRS_0895.wav|まゆりさん、このごうつくばりに惑わされないで! wav/CRS_0896.wav|セ、セレ……? セレンディピティ? wav/CRS_0897.wav|なによそれ……! wav/CRS_0898.wav|………… wav/CRS_0899.wav|萌郁さん、あなたはどう思いますか? wav/CRS_0900.wav|あの……? wav/CRS_0901.wav|ええと…… wav/CRS_0902.wav|私が今泊まっているホテルを変えてみる wav/CRS_0903.wav|……そんな言い方しなくてもいいだろ wav/CRS_0904.wav|そういう下らないこと言ってると、&cTIPSC;ロボトミー&cMESC;手術してあんたの前頭葉を掻き出すぞ wav/CRS_0905.wav|………… wav/CRS_0906.wav|いえ、過去の当選番号を手に入れればいいのよ wav/CRS_0907.wav|……セレブセブンティーン言うな wav/CRS_0908.wav|例えば未来から当選番号が送られてきたとして、私は信じるかしら…… wav/CRS_0909.wav|そうよね。10代の女の子は宝くじは買わないと思う wav/CRS_0910.wav|2億は……さすがにビビっちゃうわよね、ははは…… wav/CRS_0911.wav|はあ? wav/CRS_0912.wav|ならんわ wav/CRS_0913.wav|セレセブて……略すなよ wav/CRS_0914.wav|まさかあんた、金を自分のものにしたいだけじゃなかろうな? wav/CRS_0915.wav|岡部ってけっこうチキンね wav/CRS_0916.wav|お願いだからその呼び方やめて……。せめて助手にして wav/CRS_0917.wav|それに、私はあんたの考え方に納得はしてない wav/CRS_0918.wav|……どうだか wav/CRS_0919.wav|先週の木曜日っていうことは、5日前か。Dメールはそこに送るの? wav/CRS_0920.wav|だったら1週間前ね。7日は168時間だから、ちょっと調整して170#でセットしましょう wav/CRS_0921.wav|前から気になってたんだけど、そのシュタインズゲートってなんなの? wav/CRS_0922.wav|説明になってない wav/CRS_0923.wav|やめなさいHENTAI wav/CRS_0924.wav|だからセレセブって言うな! で、3等ってなんのことよ wav/CRS_0925.wav|は、な、なによ…… wav/CRS_0926.wav|文句あるの? 私がなにを言おうと勝手── wav/CRS_0927.wav|はあ? wav/CRS_0928.wav|第2段階って、過去を変えられるかどうか確かめる実験のことでしょ? wav/CRS_0929.wav|そこは、説明しなくても分かると思う wav/CRS_0930.wav|岡部、あんたどうしたの? さっきからなんか変よ? wav/CRS_0931.wav|……岡部、あんたまさか……電話レンジで当たり番号を送ったの? wav/CRS_0932.wav|見ていた……? なにを? wav/CRS_0933.wav|あんたって岡部よりよっぽどHENTAIね! もう“さん付け”で呼んでやらないからな! wav/CRS_0934.wav|はあ!? wav/CRS_0935.wav|目障りなら帰るけど? wav/CRS_0936.wav|いいえ。でもちょっと考えたいことがあって wav/CRS_0937.wav|なに? 追い出したいの? wav/CRS_0938.wav|寂しいのはあんたの方だろ? さっきからあんまり元気ないし wav/CRS_0939.wav|なんなら相談に乗るぞ? 私はある意味で部外者だから、話しやすいんじゃない? wav/CRS_0940.wav|年下の女に相談する男の人って……ごにょごにょだけど、それでもいいんなら聞いてやってもいい wav/CRS_0941.wav|その呼び方が一番カチンと来るわね…… wav/CRS_0942.wav|もらうわ wav/CRS_0943.wav|なにモゾモゾやってんの? wav/CRS_0944.wav|ずいぶん深いため息ついてるわね wav/CRS_0945.wav|その前に、電話出なくていいわけ? wav/CRS_0946.wav|あんたって、本当に独善的だな wav/CRS_0947.wav|………… wav/CRS_0948.wav|……私は、あんたの言葉が冗談なのか本気なのか見極められるほど、付き合いが長くない wav/CRS_0949.wav|過去を変えたから現在も変わったって? バタフライ効果ね。でもあんたの言ってることはデタラメ wav/CRS_0950.wav|なんで岡部は、過去を変えたことを覚えてるの? wav/CRS_0951.wav|タイムマシンで物理的に過去へ行って歴史を変えてきた、というのならまだギリギリ説明が付く wav/CRS_0952.wav|でもDメールの場合だと、あんたは“現在”から一歩も動いていないことになるのよ? wav/CRS_0953.wav|だから“現在”が変わって私たちが変化したなら、あんたも変化していないと矛盾が生まれる wav/CRS_0954.wav|それとも、自分は観測者だから変化しないとでも言うつもり? その場合、あんたはこう主張していることになる。“自分は人間という存在ではない”って wav/CRS_0955.wav|ま〜た始まった wav/CRS_0956.wav|あんたのお遊びには付き合ってられないわ。どうせそのリーディングなんたらって、たった今、命名したんでしょ? wav/CRS_0957.wav|岡部。顔がニヤけてる wav/CRS_0958.wav|セレセブ言うな! wav/CRS_0959.wav|恋する乙女が、好きな相手からのメールを待ってるみたい wav/CRS_0960.wav|ささやかな復讐よ。あんたからのひどい扱いにいつもぐっと耐えてるんだから、それぐらい許せ wav/CRS_0961.wav|名前すらまともに呼んだこともないくせに、よく言う…… wav/CRS_0962.wav|へえ、意外……。あんたって謝るんだ wav/CRS_0963.wav|開頭して&cTIPSC;海馬&cMESC;に電極ぶっ刺してやりたい wav/CRS_0964.wav|メールの相手って、誰? wav/CRS_0965.wav|え……ウソ wav/CRS_0966.wav|どうりであんたがタイターの書き込みを引用したがるわけだ。信者ってわけね wav/CRS_0967.wav|そう? フィクションにしか思えないけど wav/CRS_0968.wav|い、いきなり笑い出すなよ、気色悪い wav/CRS_0969.wav|……話の流れはさっぱり見えんが、岡部自重しろとだけ言っておく wav/CRS_0970.wav|え……? wav/CRS_0971.wav|…………っ wav/CRS_0972.wav|さあ。数時間前までジョン・タイターと熱心にメールしてたと思ったら、急に静かになって wav/CRS_0973.wav|で、30分くらい前からこんな状態 wav/CRS_0974.wav|同意するわ wav/CRS_0975.wav|夜は電話レンジが作動しないはずでしょ wav/CRS_0976.wav|………… wav/CRS_0977.wav|私は帰る。今日の実験結果は、明日レポートで見せて wav/CRS_0978.wav|ちょっ、なにすんのよ!? wav/CRS_0979.wav|岡部に決まってるでしょ。作戦立案者なんだから wav/CRS_0980.wav|被験者自身も、実験中の所感なんかを書いておいてくれると、なおいいけど wav/CRS_0981.wav|あんたね、昼間のことをもうキレイさっぱり忘れたわけ? 私は反対した wav/CRS_0982.wav|妄想を垂れ流さないで wav/CRS_0983.wav|いちいち言い直すなよ…… wav/CRS_0986.wav|あんた自身はどう考えてるの? 記憶が継続してることについて wav/CRS_0987.wav|意味が分からない wav/CRS_0988.wav|冗談はやめて。こっちは本気で話してるんだけど wav/CRS_0989.wav|ふむん…… wav/CRS_0990.wav|イヤよ wav/CRS_0991.wav|私は、送らない wav/CRS_0992.wav|そういう問題じゃない wav/CRS_0993.wav|それもあるけど、どっちかって言うと個人的なポリシー wav/CRS_0994.wav|過去を変えるなんて、卑怯な感じがするから wav/CRS_0995.wav|私がこれまでに蓄積してきた人生はたかだか18年だけど、それでも、その記憶を改変なんてしたくない wav/CRS_0996.wav|なんでそうなる…… wav/CRS_0997.wav|これまでの自分を否定したくないの。例え失敗ばかりだったとしても、それを含めて今の自分があるんだから wav/CRS_0998.wav|使わないわ wav/CRS_0999.wav|す、好きで悪いか wav/CRS_1000.wav|あんたね── wav/CRS_1001.wav|さっぱり意味が分からない wav/CRS_1002.wav|覚えてるに決まってるでしょ。なにバカなこと言って…… wav/CRS_1003.wav|あ、そうか。岡部がさっき言ってたことが正しいなら、私とあんたは過去が変えられた記憶はないはず wav/CRS_1004.wav|……もしかして、過去は変わってないんじゃないの? wav/CRS_1005.wav|その様子だと、過去は変えられなかったみたいね wav/CRS_1006.wav|橋田が送った“勝つための方法”って、必勝法じゃないせいじゃない? 有利になるってだけで wav/CRS_1007.wav|最終的にフェイリスさんが橋田に勝ったから、過去は変わらなかった wav/CRS_1008.wav|岡部が言うように、もっと分かりやすく過去が変わったって確かめられる改変にしないと。実験の意味がない wav/CRS_1009.wav|あ、いや、別にこの実験に賛成ってわけじゃないけど wav/CRS_1010.wav|そんなにも勝ちたいのか wav/CRS_1011.wav|………… wav/CRS_1012.wav|……時間切れ? wav/CRS_1013.wav|昨日、ホテルに帰ってからずっと考えてた。この電話レンジは、どういう原理で時間移動を可能にさせているのか wav/CRS_1014.wav|電子レンジがLHCと同等の機能を持ってたら、日本は“一家に一台ブラックホール”になるわね wav/CRS_1015.wav|SERNがあまりに簡単にカー・ブラックホールを作ってるように見えるから、感覚が麻痺してるけど── wav/CRS_1016.wav|そもそもブラックホールなんて、人工的に作れるものじゃないし、とんでもないリスクのある代物だし wav/CRS_1017.wav|家庭の電子レンジがブラックホールを作れると思う方がどうかしてる wav/CRS_1018.wav|1つ言えるのは、電子レンジ単体じゃブラックホールは作れないということ wav/CRS_1019.wav|この電子レンジに、なにかが干渉して電子を注入してきているのは間違いない wav/CRS_1020.wav|さて、私は帰るから。これ以上、むさ苦しい男どもの巣にはいられないんで wav/CRS_1021.wav|また明日。レポートまとめといてね wav/CRS_1022.wav|グッモーニン wav/CRS_1023.wav|別に大したことは。言いたいことがあるならはっきり言えって wav/CRS_1024.wav|なにも。悔しそうにうなってるだけだった。いったいなんなのかしら wav/CRS_1025.wav|ラボメンナンバーなんて好きなだけ譲るけど wav/CRS_1026.wav|パスポートじゃあるまいし。そもそも某国ってどこだおい wav/CRS_1027.wav|そんな誘導に乗るほど、単純なことじゃない気が── wav/CRS_1028.wav|え……? wav/CRS_1029.wav|食べておかないと、どうなるの? wav/CRS_1030.wav|あ、そ、そう。そうね……あはは wav/CRS_1031.wav|1秒じゃ放電現象は起きない、か。データ通りだけど、貴重な実証データが取れた wav/CRS_1032.wav|暖気? wav/CRS_1033.wav|根拠は? wav/CRS_1034.wav|そ、即答!? wav/CRS_1035.wav|なに? どうしたのよ? wav/CRS_1036.wav|ふーん、なるほど wav/CRS_1037.wav|気持ちは分からなくはないけど、これはあくまで実験だと割り切って、データの収集を優先すべき wav/CRS_1038.wav|べ、別にあんたに同意したわけじゃない。データを収集しないと、電話レンジの仕組みがいつまで経っても解明できないって思ったからよ wav/CRS_1039.wav|私的な内容を送りたいにしても、今はまだ見送るべき。タイムパラドックスの問題も完全に解決されたわけじゃないし、もっと慎重に慎重を重ねないと wav/CRS_1040.wav|少なくとも、非公開にしたいという話は受け入れられないわ。あなたに悪意がなくても、メールの内容次第で時間軸に深刻な影響をもたらすかもしれないんだから wav/CRS_1041.wav|第三者にメールを見せて、その内容について問題ないか吟味すべきよ wav/CRS_1042.wav|……あんたの意見を代弁したわけじゃないから。勘違いしないで wav/CRS_1043.wav|そもそも実験においては、プライバシーよりもデータが優先される。被験者になるならその覚悟は必要よ wav/CRS_1044.wav|別に謝らなくても……。責めてるわけじゃない。一般論を言っただけ wav/CRS_1045.wav|下らないこと言ってないで、準備するわよ wav/CRS_1046.wav|実は口だけだったりするんでしょ wav/CRS_1047.wav|しあつし? wav/CRS_1048.wav|聞いたことない wav/CRS_1049.wav|岡部、まさかまた? wav/CRS_1050.wav|昨日も似たようなことがあった。私たちの記憶にないことを、あんたは覚えていた。ええと、なんだっけ…… wav/CRS_1051.wav|そうそう、“リーディング・シュタイナー” wav/CRS_1052.wav|今、実験をしたことさえ覚えてない wav/CRS_1053.wav|たった今、あんたはDメールを送ったのね? wav/CRS_1054.wav|……分からない。タイムパラドックスを経験した人間はいまだかつて1人もいないから wav/CRS_1055.wav|あくまでそういう説もある、と言っただけ wav/CRS_1056.wav|もしかしたらなにも起きないかもしれないし、某映画みたいにパラドックスに対する歴史の修正が入るかもしれない wav/CRS_1057.wav|ドクター・ホーキングは&cTIPSC;時間順序保護仮説&cMESC;で、タイムパラドックスが起きる可能性の行為はそもそも実行不可能だとしてるし wav/CRS_1058.wav|なにが起きたか説明して、岡部 wav/CRS_1059.wav|ふむん wav/CRS_1060.wav|……今、この場からその桐生なんとかさんが消えたのは、因果律を考えれば不自然じゃない気がしてきた wav/CRS_1061.wav|詳しい経緯は分からないけど、過去を改変したことで、今回の場合は7月31日以降、今日までの4日間の桐生さんの行動が、微妙に変化した wav/CRS_1062.wav|その結果、今この時間には桐生さんは“ラボには来なかった”という風に再構成された…… wav/CRS_1063.wav|なんとも言えない。Dメールを送った事実も抹消されてしまうなら、そのDメールは誰が送ったのか、っていうパラドックスになるし…… wav/CRS_1064.wav|それともう1つ、岡部に起きていることが解せない wav/CRS_1065.wav|“リーディング・シュタイナー”のこと wav/CRS_1066.wav|ちなみにその造語、恥ずかしいからやめた方がいい wav/CRS_1067.wav|さっきのあんたの説明じゃ、Dメールを送ったのも受け取ったのもあんたじゃなかった。なのにあんただけが、世界線が変わる前のことを覚えている wav/CRS_1068.wav|でもこれって、あんたのただの妄想じゃない? wav/CRS_1069.wav|桐生さんって人は、元々存在しなかった。あるいは桐生なんとかさんは実在するけど、その人がDメールを送った事実は妄想だった── wav/CRS_1070.wav|……え? wav/CRS_1071.wav|そ、そうよね…… wav/CRS_1072.wav|な、なによ? 今の、ただの演技でしょ? wav/CRS_1073.wav|はいはい厨二病厨二病 wav/CRS_1074.wav|あ…… wav/CRS_1075.wav|な、なんで私に注目してんのよ? 見るの禁止! wav/CRS_1076.wav|岡部って、ずっとここに泊まり込んでるの? wav/CRS_1077.wav|形から入るのってよくないと思うわけだが wav/CRS_1078.wav|え、本気……? wav/CRS_1079.wav|男性陣がいないのならOK wav/CRS_1080.wav|だったらまゆりさん、私のホテルに来たら? wav/CRS_1081.wav|いつでも言ってくれていいから。それじゃ wav/CRS_1082.wav|その下品な笑い、やめたら? 外まで丸聞こえだぞ、恥ずかしい wav/CRS_1083.wav|助手じゃない。何度も言わせるな wav/CRS_1084.wav|だいたい、いたいけで気弱そうな女の子をおもちゃにして調子に乗ってるなんて、最低だわ。そう思わないの? wav/CRS_1085.wav|いちいち反応するなHENTAI wav/CRS_1086.wav|それにしても…… wav/CRS_1087.wav|し、してないわよそんなこと……っ wav/CRS_1088.wav|ふむん、これが噂に聞くジャパニメーション文化の1つ、コスプレなのか wav/CRS_1089.wav|とてもキュートね wav/CRS_1090.wav|どうしてそんなに悲しそうなの? あなたはとてもかわいいんだから、もっと自信を持つべきよ wav/CRS_1091.wav|ハイパーアクロバティックな会話の繋げ方だな wav/CRS_1092.wav|そりゃあ、世界を混沌にうんたらとか言ってるバカに比べれば、どんな願い事も恥ずかしくはないわな wav/CRS_1093.wav|はい……? wav/CRS_1094.wav|待て。ちょっと待って wav/CRS_1095.wav|ええと、彼女はなにを言ってるの? wav/CRS_1096.wav|助手でもクリスティーナでもないと言っとろうが wav/CRS_1097.wav|間違い? wav/CRS_1098.wav|ど、どういうことよ wav/CRS_1099.wav|なんの冗談だ、それ wav/CRS_1100.wav|……これは、つられてもいいネタ? wav/CRS_1101.wav|……え? wav/CRS_1102.wav|漆原さん、岡部の言ってることは本当なの? wav/CRS_1103.wav|う、ウソだっ。こんなかわいい子が男の子のはずが── wav/CRS_1104.wav|そういう意味で言ったんじゃなくてっ wav/CRS_1105.wav|認めるわ……私は彼女……じゃなくて彼に比べれば、乱暴な言葉遣いだし態度も悪いしかわいげもない…… wav/CRS_1106.wav|これって、ショックで3日は寝込むレベルよ wav/CRS_1107.wav|フォローはいらない。ますます惨めになるから wav/CRS_1108.wav|あんたに説教されるいわれはないぞ wav/CRS_1109.wav|うるさい。あんたが言うな wav/CRS_1110.wav|おもむろに撮影会の準備を始めるなHENTAI! wav/CRS_1111.wav|ソ、ソーキュート…… wav/CRS_1112.wav|そう言えば、聞いたことがあるんだけど wav/CRS_1113.wav|お肉をたくさん食べれば男の子を、野菜をたくさん食べれば女の子を産むことができるっていう俗説があるらしい wav/CRS_1114.wav|インターネットで見た wav/CRS_1115.wav|な、なんのこと? wav/CRS_1116.wav|別に、それが正しいって言ってるわけじゃない wav/CRS_1117.wav|なんとなく思い出しただけよ。いちいち噛みつかないで wav/CRS_1118.wav|……どういうこと? wav/CRS_1119.wav|いや、あ、そうか…… wav/CRS_1120.wav|漆原さんのお母さんが妊娠中の時期へ、Dメールを送るのね wav/CRS_1121.wav|それは…… wav/CRS_1122.wav|誰が実験大好きっ&rs娘&rtこ&reだ! wav/CRS_1123.wav|……ち、違わないけれども wav/CRS_1124.wav|はーい wav/CRS_1125.wav|私、ラボメンナンバー004を返上したいので、代わりに漆原さんを004にしてあげて wav/CRS_1126.wav|………… wav/CRS_1127.wav|あ…… wav/CRS_1128.wav|なによ毒電波って wav/CRS_1129.wav|毒されてるのはあんたの脳みそだろ wav/CRS_1130.wav|それじゃ過去じゃなくて未来に行っちゃうわ wav/CRS_1131.wav|Dメールを使わなきゃ実験の意味ないでしょ。脱線しないで wav/CRS_1132.wav|わ、私? 私は…… wav/CRS_1133.wav|そうね、光速を二乗倍ほど上回るロケットを開発すれば、あまりの速さに時間が逆行して、とか…… wav/CRS_1134.wav|単なる冗談でしょ。本気にしないで wav/CRS_1135.wav|だったら、自称IQ170の灰色の脳細胞、狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院さん。代案をどうぞ wav/CRS_1136.wav|これで前に進めるわね wav/CRS_1137.wav|漆原さん、あとは過去のお母さんに向けての文章を、あなた自身で考えて wav/CRS_1138.wav|ひねりすぎるのもね……。それに文字数オーバーしてるわよ wav/CRS_1139.wav|言い方が下品じゃない? 相手は漆原さんのお母さんでしょ? “くうと”の部分、通じるかな? wav/CRS_1140.wav|今度はどんなHENTAI的行為を考えてるんだ? あんたたちHENTAIコンビは、油断も隙もないな wav/CRS_1141.wav|どうでもいい。ホント、どうでもいい wav/CRS_1142.wav|なによそれ……。日本に呼びつけておいて今さらそんな── wav/CRS_1143.wav|……そう。結局、会うつもりなんかなかったんでしょ wav/CRS_1144.wav|……ぐすっ wav/CRS_1145.wav|いったいなにがしたかったのよ……? それすら教えてくれな── wav/CRS_1146.wav|………… wav/CRS_1147.wav|わ、私はっ wav/CRS_1148.wav|別に、泣いてなんかないからなっ! wav/CRS_1149.wav|いい加減なこと言わないで。証拠はあるの!? wav/CRS_1150.wav|うっ…… wav/CRS_1151.wav|でも泣いてないから! wav/CRS_1152.wav|とにかく泣いてない。分かった? これ以上追及するなよ。ぐすっ wav/CRS_1153.wav|………… wav/CRS_1154.wav|うっさい。話しかけるな wav/CRS_1155.wav|……え? wav/CRS_1156.wav|なんで…… wav/CRS_1157.wav|あ……うん…… wav/CRS_1158.wav|……悪かった。ちょっと、気が立ってて wav/CRS_1159.wav|……うん wav/CRS_1160.wav|そうよね…… wav/CRS_1161.wav|夏真っ盛りのこの時期に、バカンスにも行かずにこんな暑苦しい場所でHENTAIどもと話してるなんて wav/CRS_1162.wav|どこで選択を誤ったんだろう…… wav/CRS_1163.wav|な、泣いとらんわっ! wav/CRS_1164.wav|だいたい、メールで呼びつけたのはあんただろ wav/CRS_1165.wav|え、な……!? wav/CRS_1166.wav|ナゲット食べながら、いきなりなに言い出すのよこの子は…… wav/CRS_1167.wav|分からんでよろしい wav/CRS_1168.wav|あ、ありがと…… wav/CRS_1169.wav|そんなところに置くなよ。汚ないなあ wav/CRS_1170.wav|知るか。年頃の女子がいる前にパンツを含む洗濯物を堂々と置くのは、デリカシーなさすぎだろって言ってんの wav/CRS_1171.wav|な、な……! wav/CRS_1172.wav|気になってなんか、ないわよぅ……! wav/CRS_1173.wav|しょうがないんじゃない? 受け取った側がどういう対応をするかに結果が委ねられているんだから wav/CRS_1174.wav|逆に言えば、相手の性格、性質を分析し、誘導させることだって可能かもしれないし wav/CRS_1175.wav|そういう心理学的な要素を考えるのは、どこぞの鳳凰院パンツさんには無理かもしれないけど wav/CRS_1176.wav|そんなに円卓会議やりたいなら、せめて円卓を買ってきなさいよ wav/CRS_1177.wav|まゆりさんって、本当に純真な子なのね……。でも岡部の言うことはあんまり真に受けない方がいい wav/CRS_1178.wav|バカ言わないで wav/CRS_1179.wav|SERNがあれだけの大規模な装置を使って、すでに9年もかけてるのに、まだ成功すらしてないんだぞ? wav/CRS_1180.wav|私たちにどうにかできるわけないじゃない wav/CRS_1181.wav|いや、笑い事じゃなく…… wav/CRS_1182.wav|根拠のない自信ね。そもそもDメールが使えるようになったのだって、単なる偶然じゃない wav/CRS_1183.wav|いまだに、リフターに代替しているものがなんなのかすら、解明できていない wav/CRS_1184.wav|全然ダメ wav/CRS_1185.wav|SERNですら解決できていない問題にはどう対処する? wav/CRS_1186.wav|局所場指定ができないんじゃ、どこに跳ぶか分からない wav/CRS_1187.wav|……言われてみれば wav/CRS_1188.wav|そうなのかな……? ケータイの電波なんて、何千万キロも離れた場所から捕捉できるとは思えないけど wav/CRS_1189.wav|憶測でものを言うべきじゃない。そんなの根拠ゼロよ wav/CRS_1190.wav|いまだかつてワームホールの実在が確認されたことはない wav/CRS_1191.wav|ゲルオカリンになりたければ、止めないわよ wav/CRS_1192.wav|物理的転送なんて考えない方が身の為ね。データだけのタイムトラベルだけでもすごいことなんだから、それで我慢すべき wav/CRS_1193.wav|身の丈にあったことを考えろって言っている wav/CRS_1194.wav|真理を探究するなら、しかるべき頭脳と設備とお金を揃えないと。少なくともSERN並みにはね wav/CRS_1195.wav|こんな貧乏サークルじゃ、志だけ高くてもなにもできない wav/CRS_1196.wav|前から思ってたけど、電話レンジはちゃんとした研究機関に持ち込んで、専門家に委ねるべきよ wav/CRS_1197.wav|SERNがタイムマシンの研究を極秘にしてるなら、私たちはきちんと公表して、人類の未来のために役立てなきゃ wav/CRS_1198.wav|あのねえ……! こっちは真面目に話してるんだぞ。冗談言ってる場合じゃ── wav/CRS_1199.wav|……映画の見すぎじゃない? wav/CRS_1200.wav|そうだけど…… wav/CRS_1201.wav|あんたねえ…… wav/CRS_1202.wav|ダメだこいつ、早くなんとかしないと…… wav/CRS_1203.wav|あ…… wav/CRS_1204.wav|うるさいそれ以上言うなそんなわけないから wav/CRS_1205.wav|……そのいちいち芝居がかった喋り方、どうにかならない? なんか、軽くイラッと来るのよね wav/CRS_1206.wav|そのうちっていうのが10年後じゃないことを祈るわ…… wav/CRS_1207.wav|皮肉よ、皮肉 wav/CRS_1208.wav|違うっつってんでしょ wav/CRS_1209.wav|一応、時間を見て翻訳は進めてるけど、今のところタイムマシンに関する目新しい情報は無し wav/CRS_1210.wav|やっぱりSERNも、問題の解決策を見つけようと四苦八苦してる wav/CRS_1211.wav|ウソ……? wav/CRS_1212.wav|すごいどころじゃない。とんでもないことやらかそうとしてるわね…… wav/CRS_1213.wav|スーパーハカー、恐ろしい子……! wav/CRS_1214.wav|う……な、なんのこと? wav/CRS_1215.wav|私も聞いてないわよ、手に入れたなんて話は wav/CRS_1216.wav|幻覚でも見てたんじゃない? 最近暑いから wav/CRS_1217.wav|落ち着け wav/CRS_1218.wav|順序立てなくていいから、思いつくままに、1つずつ、ゆっくり話して。分類・整理は、後からでもできる wav/CRS_1219.wav|ふむん…… wav/CRS_1220.wav|IBN5100が消えたのは、これまでに過去を改変した誰かの影響かもね wav/CRS_1221.wav|でも私の主観では、これまでに送ったDメールは、些細な内容ばかりよ wav/CRS_1222.wav|後はDメール実験で、私が岡部のケータイに何十通も送った。でもどれも中身のない文面ばかりだから、あれで過去を改変できるとは思えない wav/CRS_1223.wav|それともう一通。岡部が一番最初に偶然送った、私が死んでる云々ってメール wav/CRS_1224.wav|岡部以外は、送ったところを誰も知らないけどね wav/CRS_1225.wav|そうだった。でもそう主張してるのは岡部だけなのよね。私も橋田もまゆりさんも、誰も知らない wav/CRS_1226.wav|それで、あんたの主観では、そのIBN5100はいつ消えたの? ついさっきの話なの? 確実にこのラボにあったのはいつまでの話? wav/CRS_1227.wav|間違いないのね? wav/CRS_1228.wav|すべて岡部の妄想って可能性もあるわけだし。慌てたってどうしようもない wav/CRS_1229.wav|ニャ、ニャン……? wav/CRS_1230.wav|はろー wav/CRS_1231.wav|………… wav/CRS_1232.wav|はろー wav/CRS_1233.wav|なんだ、岡部か。てっきりイタズラ電話だと思った wav/CRS_1234.wav|いきなり意味不明なこと言われたら、怖くなって切るわよ wav/CRS_1235.wav|はろー wav/CRS_1236.wav|初めからそう言えばいいのよ wav/CRS_1237.wav|んー、でも電話レンジ使うの? ブラウン管工房の店長さんに怒られるのはイヤなんだけど wav/CRS_1238.wav|ホント、あんたって適当よね wav/CRS_1239.wav|で? どう設定すればいいんだ? wav/CRS_1240.wav|はい、入力したわよ wav/CRS_1241.wav|ちょっと岡部。いつまで待たせんのよ? wav/CRS_1242.wav|岡部ー? 返事しないなら切るぞー? wav/CRS_1243.wav|放電現象始まった wav/CRS_1244.wav|別にいいわ wav/CRS_1245.wav|けふんけふんけふん! wav/CRS_1246.wav|私は行かないわよ。もう少ししたらアメリカに帰らなきゃ。荷造りもまだしてないから、そんな余裕はない wav/CRS_1247.wav|………… wav/CRS_1248.wav|だったらはっきり言わせてもらう。HENTAI野郎2人と一緒に海水浴なんて行ってられるか wav/CRS_1249.wav|女子メンバー限定と言うなら、喜んで参加させてもらうわ♪ wav/CRS_1250.wav|蒙古斑なんてないわよ! wav/CRS_1251.wav|なにそれ、どういう意味? wav/CRS_1252.wav|最悪ね、あんた。女の子に向かって男呼ばわりなんて wav/CRS_1253.wav|岡部! wav/CRS_1254.wav|私にヘンテコなあだ名を付けるぐらいなら冗談で済むからいいけど──いや、本当はよくないが wav/CRS_1255.wav|今のあんたの言い草は、冗談になってない wav/CRS_1256.wav|他人を傷付けるようなヤツじゃないと思ってたけど、違ったみたいね。今のあんたは、本気で最低よ wav/CRS_1257.wav|謝りなさい。今すぐ漆原さんに謝りなさい wav/CRS_1258.wav|現実逃避してるのはあんただろうが! wav/CRS_1259.wav|岡部、いつまで続ける気!? 彼女は女の子よ! wav/CRS_1260.wav|おま……っ wav/CRS_1261.wav|最初からそう言っとるだろーっ! wav/CRS_1262.wav|一度あんたの頭を切り開いて脳だけ取り出して、よく洗浄してやりたい気分よ wav/CRS_1263.wav|できればそのまま身体に戻さず培養液の中にぶち込んで、一生あんなハレンチな真似できないようにもしてやりたい wav/CRS_1264.wav|とにかく、警察に突き出されないだけ、ありがたいと思いなさい wav/CRS_1265.wav|だいたい、なんだって漆原さんが男の子だなんていう妙な妄想に取り憑かれたんだ? wav/CRS_1266.wav|また食らいたい? wav/CRS_1267.wav|いいから座れ wav/CRS_1268.wav|あんたも日本人だろ wav/CRS_1269.wav|その“リーディング・シュタイナー”って名前、バカっぽいからやめろって私も以前言ったはずよね wav/CRS_1270.wav|いかにも和製英語って感じ。マンガの必殺技みたい wav/CRS_1271.wav|文法としては破綻してるし、シュタイナーが“&rsSTEIN&rtシュタイン&re”のことなら前半は英語で後半はドイツ語とか、無茶苦茶だわ wav/CRS_1272.wav|ちなみにこれは、シュタインズゲートだっけ? それにも言える wav/CRS_1273.wav|少しは反省しろ wav/CRS_1274.wav|あんたはなにするの? wav/CRS_1275.wav|やめなさいよ悪趣味だな。親子水入らずにさせてやれ wav/CRS_1276.wav|独善的すぎ wav/CRS_1277.wav|あんたの行動が人としてダメすぎるんだろ wav/CRS_1278.wav|いい人、ねえ…… wav/CRS_1279.wav|だからダメだっつってんでしょ! wav/CRS_1280.wav|逃げたら承知しないからな wav/CRS_1281.wav|まあ、でも…… wav/CRS_1282.wav|阿万音さんのお父さん、見つかるといいわね wav/CRS_1283.wav|なんかそういうの、羨ましいなって思う wav/CRS_1284.wav|ねえ、岡部…… wav/CRS_1285.wav|この前のこと、謝る wav/CRS_1286.wav|あんたが漆原さんへの変態セクハラ行為をしたと勘違いして、洋書でぶっ叩いたことよ wav/CRS_1287.wav|後で考えてみたんだけど、あのときのあんたって冗談言ってるようには見えなかった wav/CRS_1288.wav|それなのに、あんたの言葉をろくに検証もせずに、手を出しちゃって…… wav/CRS_1289.wav|確認するけど、あんたは変態セクハラ野郎じゃないのよね? wav/CRS_1290.wav|実験を、変態行為の口実にされたらイヤだから。私も一応、関わってるわけだし wav/CRS_1291.wav|岡部…… wav/CRS_1292.wav|ぷっ…… wav/CRS_1293.wav|厨二病全開だな。聞いてて痛々しい wav/CRS_1294.wav|でも、そういうの、悪くないと思う wav/CRS_1295.wav|私がいるアメリカの研究所って、世界中から優秀な人たちが集まってて、最先端の研究をやってるんだけど、けっこう殺伐としてるのよね wav/CRS_1296.wav|みんなプライドが高くて、自分が一番だと思ってるから。足の引っ張り合いとか、面と向かって理不尽な暴言吐かれたりとか、日常茶飯事なの wav/CRS_1297.wav|私が研究員代表として『サイエンス』に論文載ったときも、私よりずっと年上のおっさんたちからぐちぐちと文句言われたもんよ wav/CRS_1298.wav|こっちに戻ってきて“逆留学”した高校でも、クラスメートはみんな私にビビって、話しかけてもこなかったし wav/CRS_1299.wav|だから、それと比べたらあんたのラボは、幼稚だけど……とても居心地がいい wav/CRS_1300.wav|今回の阿万音さんのことも、岡部は本気で心配してるのよね。それについてはあんたのこと、認めてる wav/CRS_1301.wav|あ、で、でも、誉めてるわけじゃないからなっ wav/CRS_1302.wav|ただ、なんとなく、そう思っただけというか…… wav/CRS_1303.wav|え? wav/CRS_1304.wav|岡部…… wav/CRS_1305.wav|私は……えと、あんたのこと、大切な仲間だと思ってるよ…… wav/CRS_1306.wav|前に、あんた言ってくれたでしょ? 私のこと、大切な仲間だって wav/CRS_1307.wav|あれ、けっこうその……嬉しかったって言うか…… wav/CRS_1308.wav|ねーよ wav/CRS_1309.wav|なによ、せっかくあんたのこと見直してやってるのに! もういいわよバカ! wav/CRS_1310.wav|ホント、バカ…… wav/CRS_1311.wav|あら? あそこにいるのって…… wav/CRS_1312.wav|橋田。あんた騙されてるわよ wav/CRS_1313.wav|タイムマシンオフ会? なにそれ? wav/CRS_1314.wav|異臭? wav/CRS_1315.wav|私も手伝うわ wav/CRS_1316.wav|ふむ。電話レンジ使う? wav/CRS_1317.wav|ドアを剥ぎ取ったんだから、大丈夫なんじゃない? wav/CRS_1318.wav|………… wav/CRS_1319.wav|結局、どうなったのよ? wav/CRS_1320.wav|走りすぎで脳に酸素が届いてないんじゃない? wav/CRS_1321.wav|Dメールを使うの? wav/CRS_1322.wav|岡部 wav/CRS_1323.wav|やっと解が出た wav/CRS_1324.wav|電話レンジの仕組みのことよ wav/CRS_1325.wav|あくまで、私が分かる範囲で導き出した仮説だけど wav/CRS_1326.wav|今話してたLHCとも、大きく関係する話 wav/CRS_1327.wav|そう。その通りだった。予想は間違ってなかった wav/CRS_1328.wav|電話レンジは、とんでもないバケモノよ wav/CRS_1329.wav|こんな雑居ビルの一室に置いといていいものじゃない。もちろんネガティブな意味で wav/CRS_1330.wav|電子レンジって、元々はレーダーの研究の結果、偶然生まれたことは知ってる? wav/CRS_1331.wav|発生する電磁波の周波数は2.45&rsGHz&rtギガヘルツ&reのマイクロ波。電話レンジに使われているのは業務用の強力なヤツだから、出力は1500から2000&rsW&rtワット&reくらいある wav/CRS_1332.wav|で、ここからが重要 wav/CRS_1333.wav|どっちも、電波を使うことに関しては一致している。それがどんな範囲で、どんな強さで影響を及ぼすのかは、ちゃんと調べたわけじゃないし私は専門家でもないから、想像がつかないけど── wav/CRS_1334.wav|仮に、ケータイ電話を踏み台にして、周囲何百キロっていう広範囲に影響を及ぼすような軍事用電磁波がまき散らされたとするなら── wav/CRS_1335.wav|秋葉原どころか、東京がまるごと、電子レンジの中と同じ状態になる wav/CRS_1336.wav|中にいる人が死に至るまでの時間は、体重差にもよるけど、平均しておよそ── wav/CRS_1337.wav|3分 wav/CRS_1338.wav|あの電話レンジの中で起きてることを教えてあげるわ wav/CRS_1339.wav|レンジ内の目に見えない水素に対し、電磁波のエネルギー準位が上昇する。これは通常の電子レンジの機能 wav/CRS_1340.wav|そこに、ケータイ電話の拡散型電磁波が加わることによって── wav/CRS_1341.wav|レンジ内のあらゆる素粒子が、衝突を繰り返すごとに質量を増していって、光速に近い円運動を始める wav/CRS_1342.wav|それは言わば“加速器”のようなもの wav/CRS_1343.wav|こんなに安定して動作してるのが奇跡よ wav/CRS_1344.wav|ただ、まだ分からない点があって── wav/CRS_1345.wav|ミニブラックホールが生成されたとしてもそれは、一瞬で蒸発してしまうはずなの wav/CRS_1346.wav|でもこの電話レンジは、どうやらそうじゃない。バナナやからあげがゼリーマンになっていることから、それは明らか wav/CRS_1347.wav|LHCと同じように、ミニブラックホールはカー・ブラックホールに変化している wav/CRS_1348.wav|その注入される電子がどこから来ているのか。それが分からないの wav/CRS_1349.wav|LHCは、リフターによってブラックホールに電子を注入して、重力場をコントロールしていた wav/CRS_1350.wav|リフターに代替するものが、この電話レンジのどこかにある wav/CRS_1351.wav|だから分からないのよ wav/CRS_1352.wav|素粒子の名前 wav/CRS_1353.wav|問題は二点ある。局所場指定とリフター wav/CRS_1354.wav|……検証もなしに結論を出すのは危険よ wav/CRS_1355.wav|見つけられるとは思えない。この小さな電子レンジの中を、私たちはもう何日もかけて調べまくっているけど、ヒントさえ手に入らない wav/CRS_1356.wav|もし仮に見つけ出したとしても、注入する電子量の調整には、さらに膨大な時間がいる wav/CRS_1357.wav|SERNは9年をかけても解決できていない wav/CRS_1358.wav|そうか……それなら、もしかしたら── wav/CRS_1359.wav|できるかもしれない wav/CRS_1360.wav|少なくともデータ容量の超圧縮については、簡単よ wav/CRS_1361.wav|LHCで作ったブラックホールを利用すればいい。ブラックホールは呑み込んだあらゆるものを超圧縮してしまうんだから wav/CRS_1362.wav|圧縮するものが単なるデータなら、人間みたいに潰されることで命が失われることもない wav/CRS_1363.wav|『サイエンス』誌に私の論文が載ったっていうことは知ってるわよね? wav/CRS_1364.wav|その論文を読んだことは? wav/CRS_1365.wav|論文のタイトルは── wav/CRS_1366.wav|『側頭葉に蓄積された記憶に関する神経パルス信号の解析』 wav/CRS_1367.wav|脳科学専攻ですけどなにか? wav/CRS_1368.wav|人間丸ごとのデータ化は無理でも── wav/CRS_1369.wav|人間の“記憶”丸ごとのデータ化なら、可能っていうこと wav/CRS_1370.wav|タンスの引き出しの1つ1つには、小さい箱がびっしり入ってるの。で、そのたくさんの箱の中にもさらに小さな小箱がいっぱい。そんな風に想像してもらえばいい wav/CRS_1371.wav|この研究単体だけじゃ、岡部の言ったアイデアとは全然関係なさそうだけど、もう1つあるの wav/CRS_1372.wav|私の通ってる大学──ヴィクトル・コンドリア大学の、精神生理学研究所が、ヴィジュアル・リビルディング、略してVR技術っていうのを何年か前に開発した wav/CRS_1373.wav|簡単に説明すると、ビデオカメラなんかの映像機器に映した風景の映像信号を、神経パルス信号にコンバートする技術のこと wav/CRS_1374.wav|逆に、神経パルスを普通の電気信号にコンバートすることもできる wav/CRS_1375.wav|で、このVR技術と、私たちの研究を組み合わせると……どうなると思う? wav/CRS_1376.wav|それだけじゃない。記憶の移植、バックアップ、外部保存……そういうことができるようになる wav/CRS_1377.wav|記憶だけの時間跳躍 wav/CRS_1378.wav|物理的転送によるタイムトラベルと区別するために、仮にこっちはタイムリープと定義しましょうか wav/CRS_1379.wav|肉体を含めた物理的転送ではなく、記憶だけを過去へと跳躍させる wav/CRS_1380.wav|あまりに突飛すぎて、誰もまともに考えようとしなかった方法 wav/CRS_1381.wav|ポイントは、転送するのは記憶だけってこと wav/CRS_1382.wav|人格や意識については、これに含まない wav/CRS_1383.wav|SFとかでよくあるタイムリープは、意識、人格、記憶のすべてが跳躍している wav/CRS_1384.wav|でも意識や人格まで含めるとデータ量は膨大になるだろうし、そもそも私の研究室が解析できたのは記憶の部分だけだから wav/CRS_1385.wav|意識、人格と、記憶は別と考えて wav/CRS_1386.wav|記憶は、コンピュータで言うところの画像データや映像データと同じ wav/CRS_1387.wav|それに対して意識と人格は、いわばOSということになる wav/CRS_1388.wav|あくまで例えよ wav/CRS_1389.wav|そもそも人格や意識って、いまだにどこにあるのか、どんな仕組みでそれが成立してるのか、はっきりしないの wav/CRS_1390.wav|だからそれをデータ化して移植するのは、少なくとも私には無理 wav/CRS_1391.wav|パーソナリティは記憶だけで形成されるわけじゃない。だから記憶を転送しても、転送先の意識や人格に依存する wav/CRS_1392.wav|最新のOSで作られたデータが、旧式のOSでちゃんと動作するかは分からないわけ。なんらかの不具合が出るかも wav/CRS_1393.wav|それに、例えば小学生の頃の自分に今の記憶を転送した場合、記憶と肉体のギャップのせいで精神的な障害が起きるかもしれない wav/CRS_1394.wav|Dメールと同じように、ケータイ電話を介して行われる跳躍だから── wav/CRS_1395.wav|正確に言うと、過去の自分の身体で、なおかつケータイを持っている時点までしか跳躍できないと思う wav/CRS_1396.wav|それに、跳ばされた先が同一人物じゃないと、……ええと、例えれば、電気信号がマッチングせずに弾かれてしまう恐れも wav/CRS_1397.wav|うへへ、じゃないわよバカ wav/CRS_1398.wav|弾かれるだけならいいけど、もしかすると深刻な人格障害まで起きる恐れがあるのよ wav/CRS_1399.wav|どんな結果になるか分からない。人類初の試みだから wav/CRS_1400.wav|はっきりしているのは、自分が生まれる以前へは絶対に行けないということ、自分が2人同時に存在することはないっていうこと。だから── wav/CRS_1401.wav|タイムパラドックスが発生する心配はない。自分が生まれる前に親を殺すことはできないの wav/CRS_1402.wav|いや、少しはどういうことか説明しろよ wav/CRS_1403.wav|まあ、秋葉原ならパーツも揃ってるから、なんとかなるとは思うけど wav/CRS_1404.wav|考えてるのよ。タイムリープマシンのこと wav/CRS_1405.wav|作れそうなことは分かったけど、もし実際に使ったらなにが起こるのか wav/CRS_1406.wav|偉そうに wav/CRS_1407.wav|………… wav/CRS_1408.wav|ねえ、岡部── wav/CRS_1409.wav|まったく関係ない相談、していい? wav/CRS_1410.wav|この前、言ってくれたでしょ? いつでも相談しろって wav/CRS_1411.wav|私って、父親に嫌われてるのよね…… wav/CRS_1412.wav|ふふ……ホント、偉そう wav/CRS_1413.wav|……まあね wav/CRS_1414.wav|いつからかな、父親に嫌われるようになったのって…… wav/CRS_1415.wav|私が渡米する前から、あからさまに避けられるようになった。家族なのにね wav/CRS_1416.wav|昔はお父さん子だった。けっこう健気だったのよ? wav/CRS_1417.wav|父親は物理学者なんだけど、私は小難しい話を聞かされるのが大好きな子供だった。内容はまったく理解できなかったけど、いつも父親に話をせがんでた wav/CRS_1418.wav|なんとか理解したくて、小さい頃から物理学の本も読みまくって wav/CRS_1419.wav|おかげで学校の成績は算数だけずば抜けて良かった。他の教科は見向きもしなかった wav/CRS_1420.wav|父親の書いた論文だって読んだのよ? 小学生じゃ到底理解できそうもなかったけど、自分で一生懸命調べて、必死で解読してね wav/CRS_1421.wav|その論文について父親と議論できるレベルにまでなったのが、小学生の高学年になってからかな wav/CRS_1422.wav|父親と物理学の話をきちんとできるのが嬉しくて、楽しくて wav/CRS_1423.wav|そしていつも私が論破して終わってた wav/CRS_1424.wav|やっぱりそう思う? wav/CRS_1425.wav|確かにあの人ってプライド高かった…… wav/CRS_1426.wav|とにかくある時期を境に、いきなり全然口をきいてもらえなくなって…… wav/CRS_1427.wav|ついにはママとも険悪になって、家に帰って来なくなったの wav/CRS_1428.wav|父親が大好きだった私は、そうなったのが自分のせいかもって責任を感じて、かなりショックだった。一時期は登校拒否にまでなりかけて…… wav/CRS_1429.wav|それでママが、海外留学をすすめてくれたってわけ wav/CRS_1430.wav|分からない…… wav/CRS_1431.wav|ううん……。結局会えてない wav/CRS_1432.wav|この前の電話はその件。会いに行っていいか聞いたら、“来るな”って怒鳴られた…… wav/CRS_1433.wav|それに、会っても、なにを話せばいいのか…… wav/CRS_1434.wav|嫌われてからも、私の方から一生懸命話しかけたんだけど、いつも無視されて…… wav/CRS_1435.wav|それがすごく辛かった。その記憶があるから、また無視されるんじゃないかと思って、なにも言えなくなる wav/CRS_1436.wav|ぐすっ…… wav/CRS_1437.wav|ちょ、ちょっとジワッと来ただけよっ wav/CRS_1438.wav|そうなのかな…… wav/CRS_1439.wav|確かに…… wav/CRS_1440.wav|私の性格的に、無理だと思うわけだが…… wav/CRS_1441.wav|なっ、ぶ、ぶってないわよ! wav/CRS_1442.wav|時間って、どれぐらい? wav/CRS_1443.wav|ええと……7年前 wav/CRS_1444.wav|そう……よね…… wav/CRS_1445.wav|……ふぇ? wav/CRS_1446.wav|な、な、な、なに言ってんの!? wav/CRS_1447.wav|いやいやいや、もしかして一緒に来るつもりか!? wav/CRS_1448.wav|………… wav/CRS_1449.wav|なんだそれ。冗談もほどほどに── wav/CRS_1450.wav|……っ wav/CRS_1451.wav|岡部…… wav/CRS_1452.wav|うん…… wav/CRS_1453.wav|……プッ wav/CRS_1454.wav|だって、あんたが空気を読めた試し、ないじゃない wav/CRS_1455.wav|でも、ありがとう……そこまで言ってくれるなんて、思ってもなかった…… wav/CRS_1456.wav|う、嬉しいとか、そういうんじゃないけどっ! wav/CRS_1457.wav|ホント、あんたってたまにいいヤツになるから困るよな! wav/CRS_1458.wav|ねえ岡部。今言ってくれたこと、本気にして……いいんだよね? wav/CRS_1459.wav|じゃあ、電話レンジの改良が終わったら── wav/CRS_1460.wav|一緒に、ついてきて wav/CRS_1461.wav|青森 wav/CRS_1462.wav|父親は今、そこに住んでる wav/CRS_1463.wav|な、なによ。やっぱりやめたとか言うなよ!? もう決定だからな。無理矢理でも連れていくからなっ! wav/CRS_1464.wav|あ…… wav/CRS_1465.wav|ちょ、ちょっと。入ってくるときはノックぐらいしてよっ wav/CRS_1466.wav|敵が待ち伏せしてるかもって考えるバカこそ、どこにいる wav/CRS_1467.wav|し、調べ物よ wav/CRS_1468.wav|ちょっ、く、来るなーっ wav/CRS_1469.wav|………… wav/CRS_1470.wav|な、なんか文句ある? wav/CRS_1471.wav|おい! その、“あー、これはひどい、はいはいワロスワロス”みたいな笑い方はなんだ!? wav/CRS_1472.wav|その呼び方はやめて…… wav/CRS_1473.wav|失礼だな! ちゃんと毎日、香りがきつくない香水付けてるぞ! wav/CRS_1474.wav|魂って……。具体的にはどんなところだ? 定義を聞かせて wav/CRS_1475.wav|う、うるさい……。いいから聞かせろ wav/CRS_1476.wav|……鬱だ wav/CRS_1477.wav|う……っ wav/CRS_1478.wav|そうそう、橋田がいるせいで私まで引きずられちゃうのよ wav/CRS_1479.wav|そ・の・名・で・呼・ぶ・な wav/CRS_1480.wav|アメリカからでも@ちゃんは見られる。後は分かるな? wav/CRS_1481.wav|ギスギスはしてるけど、一番日本の“空気”みたいなものが感じられる場所だっただけよ wav/CRS_1482.wav|それより、頼みがあるんだけど wav/CRS_1483.wav|このことは、みんなには内緒にしといて wav/CRS_1484.wav|書けるかバカ! wav/CRS_1485.wav|くっ、言葉の意味を理解できる自分が憎い……! wav/CRS_1486.wav|……心配には及ばない。大学じゃ周囲はみんな年上だった。研究室じゃ一番の若造なのに、論文は私が書かせてもらえた wav/CRS_1487.wav|処世術には&rs長&rtた&reけてるのよ。甘く見ないで wav/CRS_1488.wav|ガッ wav/CRS_1489.wav|しまった……っ wav/CRS_1490.wav|通報しました wav/CRS_1491.wav|って言われたらどうする? wav/CRS_1492.wav|はいはい厨二病厨二病 wav/CRS_1493.wav|それってつまり、私も泊まれっていうこと? wav/CRS_1494.wav|まあ、そうだけど……。このラボに泊まると、気が滅入るのよね。主に誰かさんのせいで wav/CRS_1495.wav|脳内物質を活性化させるシステムってあんた、いったいなにを垂れ流してるんだ? wav/CRS_1496.wav|これって……芳香剤? wav/CRS_1497.wav|岡部の話って、本当に信じるに値しないわね wav/CRS_1498.wav|しかもこれ、中の薬剤はもう空っぽになってるし wav/CRS_1499.wav|ま、いいわ。どっちにしろ私も泊まるつもりだったし。まゆりさん、付き合うわよ wav/CRS_1500.wav|ただし、岡部は出て行くこと wav/CRS_1501.wav|女子2人が泊まるって言ってるんだから、むさい男子は自重してくれないと。それにあんたって実家は遠くないんでしょ? wav/CRS_1502.wav|電車で30分もかからないじゃない。どうせ今日は徹夜で手伝ってもらうほどのことはないんだから、おとなしく帰ったら? wav/CRS_1503.wav|まさか、私たちを襲うつもりか!? wav/CRS_1504.wav|残ってない! あのな、前にもそれ言われたが、あんたいつ私のお尻を確かめた……? wav/CRS_1505.wav|いや、それはつまり未成年だろ wav/CRS_1506.wav|でも“人質”にされたことはあるんでしょ? wav/CRS_1507.wav|強制退室させるべきね wav/CRS_1508.wav|ねーよ wav/CRS_1509.wav|ちょっ、きゃああ! 岡部あんたなに入ってきてんのよっ! wav/CRS_1510.wav|いいから出てけHENTAIがぁ! wav/CRS_1511.wav|あんた覚えときなさいよっ! ゆゆ、許さない、絶対に許さないからなっ! wav/CRS_1512.wav|最終調整のために電話レンジを稼働させる wav/CRS_1513.wav|フォローお願い wav/CRS_1514.wav|あんたの犠牲があって、はじめてタイムリープ用電話レンジは完成するのよ wav/CRS_1515.wav|私は無理。あの店長さん以前に、バイトから目の敵にされてる wav/CRS_1516.wav|本当に不死鳥のごとく復活してるわね wav/CRS_1517.wav|それはないと思う wav/CRS_1518.wav|……なんでそんな分かりやすいことに、今まで気付かなかった? wav/CRS_1519.wav|……責めてるんじゃない。私も含めて、誰も気付けなかった間抜けさにガッカリしてるだけ wav/CRS_1520.wav|放電現象は途中で強制的に中断されたわ wav/CRS_1521.wav|念のためにバナナを入れておいたんだけど、ゼリーマンにはならなかった wav/CRS_1522.wav|解は出たわね wav/CRS_1523.wav|42型ブラウン管が放出している電子が、電話レンジの作り出したリング特異点に干渉していた wav/CRS_1524.wav|放電現象はその影響よ wav/CRS_1525.wav|電子量は強ければいいというわけじゃない。そんな単純な問題なら、SERNはとっくに問題を解決している wav/CRS_1526.wav|まさに偶然の一致よ。ここには、奇跡的にタイムマシンができる環境が揃っていた wav/CRS_1527.wav|別になんだっていいけど wav/CRS_1528.wav|原因が究明できたなら、恐れることはない wav/CRS_1529.wav|あの大きなブラウン管が点いているとき、タイムリープは可能になるという解を導ける……と思う wav/CRS_1530.wav|そうね。岡部 wav/CRS_1531.wav|もう一度、下に行って、あのブラウン管を点けてきて wav/CRS_1532.wav|いいからさっさと行きなさいよ wav/CRS_1533.wav|あんたならできるって。さっきだってすごい発見してきたでしょ wav/CRS_1534.wav|いいえ wav/CRS_1535.wav|あ、しまった、おだてて頑張らせるなら、ここは“はい”って言っておくべきだった wav/CRS_1536.wav|というわけで、はい wav/CRS_1537.wav|リフターの代替装置が見つかった今、タイムリープマシンは99%、できあがってる wav/CRS_1538.wav|このラボの、夢でしょ? タイムマシンは wav/CRS_1539.wav|岡部 wav/CRS_1540.wav|私は、鳳凰院じゃなくて、岡部の意見が聞きたい wav/CRS_1541.wav|………… wav/CRS_1542.wav|もうやだこのHENTAI wav/CRS_1543.wav|負けたわ、まゆり。お見事ね wav/CRS_1544.wav|でも、こっちももう終わりよ wav/CRS_1545.wav|完成 wav/CRS_1546.wav|私たち、ひょっとすると、とんでもないものを作っちゃったかもしれない…… wav/CRS_1547.wav|あんたたちって、本当に脳天気ね wav/CRS_1548.wav|……タイムリープマシン wav/CRS_1549.wav|な、なによ。シンプルイズベストでしょ。この2日間、岡部だってそのネーミングで呼んでたし wav/CRS_1550.wav|厨二病丸出しのあんたに言われたくない wav/CRS_1551.wav|……た、たまたまだから。勘違いしないで wav/CRS_1552.wav|だから言ったでしょ。シンプルイズベストだって。まゆりはよく分かってる wav/CRS_1553.wav|一言で言うと、これは記憶をデータ化して、リング特異点を通過させ過去へ跳ばす装置 wav/CRS_1554.wav|電話レンジには偶然にも、タイターが語ったタイムマシンとほぼ同じ機能が備えられていた wav/CRS_1555.wav|リング特異点を生み出し、そのトンネルを通って過去へと36バイト+αのデータを転送することができる wav/CRS_1556.wav|局所場指定──つまり過去のどこへ到達するかについては、ケータイ電話に限定することでクリアした wav/CRS_1557.wav|Dメールと違って、今回は電話をかける形にしたから、メールアドレスじゃなくて電話番号によって局所場指定することになる wav/CRS_1558.wav|生み出されたリング特異点の超重力を安定させ、裸にするための電子注入装置──リフターの役割は、階下の42型ブラウン管が、それを担ってる wav/CRS_1559.wav|電話レンジには、新たにヘッドギアを接続した wav/CRS_1560.wav|これによって、側頭葉──正確に言うと海馬の&cTIPSC;CA3&cMESC;に蓄積されている記憶の神経パルスパターンを走査するの wav/CRS_1561.wav|その解析データは、VR技術を用いて神経パルス信号から電気信号へとエンコードしデータ化される wav/CRS_1562.wav|ちなみにこのデータには、あらかじめ時限式の“デコード”プログラムを仕掛けておく wav/CRS_1563.wav|これはプログラムに詳しい人なら誰でもできるものよ。橋田にプログラムを作ってもらった wav/CRS_1564.wav|この電気信号データを、ネットを通してフランスにあるSERNのLHCへと転送 wav/CRS_1565.wav|LHCを遠隔操作してミニブラックホールを作ったら、その周辺で生み出される超重力による無限圧縮を利用して、データを36バイトまで圧縮する wav/CRS_1566.wav|ちなみにバイナリデータの超圧縮は、ミニブラックホール周辺でのみ有効よ。そこから離れた時点で、データは勝手に解凍を始めてしまう wav/CRS_1567.wav|解凍までにかかる時間も、圧縮時と同じ23ミリ秒 wav/CRS_1568.wav|タイムリープマシン側では、起動と同時にカー・ブラックホール効果が発生してリング特異点が生成されてる。放電現象が発生したらLHCから36バイト+αまで圧縮したデータを戻し── wav/CRS_1569.wav|リング特異点内を通り抜けさせる wav/CRS_1570.wav|この辺は電話レンジとやることは同じ wav/CRS_1571.wav|データはタイマーに入力しておいた時間分を遡り、過去のケータイ電話へと繋がる wav/CRS_1572.wav|リング特異点を通り抜けて過去のケータイ電話に到達する頃には、23ミリ秒が経過してデータは自動的に解凍されてるはず wav/CRS_1573.wav|解凍と同時に“デコード”プログラムが展開して、電気信号から神経パルス信号に戻す wav/CRS_1574.wav|受信先のケータイ電話に到達すると、神経パルス信号は送話口から0.02アンペアほどの微弱な放電現象となって発せられるの wav/CRS_1575.wav|これがケータイ電話を耳に当てている受信者の、こめかみ付近に放射されるわけ wav/CRS_1576.wav|出なければ、記憶の転送は失敗に終わる。まあ、この場合は特にデメリットはなにもないわ。コピーデータが消滅するだけだから wav/CRS_1577.wav|ケータイ電話が、受信者のこめかみ付近にあることで、データを受信者の側頭葉に送り込みやすくなるから wav/CRS_1578.wav|人間のこめかみ周辺には、大脳前頭葉と大脳側頭葉が位置してるんだけど、最初に言った通り、側頭葉は海馬傍回があって、記憶を貯蓄する場所なの wav/CRS_1579.wav|そこに、“送信者の全記憶の塊”である神経パルス信号がケータイ電話から放射される。これで記憶の上書きは完了 wav/CRS_1580.wav|同時に、ケータイ電話からは前頭葉を刺激する神経パルス信号も出すわ。これ重要 wav/CRS_1581.wav|前頭葉から側頭葉へは、“トップダウン記憶検索信号”というのが発信されてる。これは、記憶を思い出すときに発信される信号 wav/CRS_1582.wav|前頭葉を刺激する神経パルスを放射することで、この“トップダウン記憶検索信号”を意図的に発信させる wav/CRS_1583.wav|これによって、送信者から送られた全記憶を、受信者に強制的に“思い出させる”という作用が発生する wav/CRS_1584.wav|未来の記憶を、思い出すのよ wav/CRS_1585.wav|それに必要な時間は、1秒に満たない wav/CRS_1586.wav|結果、受信者は送信者とまったく同じ記憶を持つ状態となり、タイムリープは完了 wav/CRS_1587.wav|例えば送信者と受信者の時間差が1週間ある場合、受信者は1週間後の未来までに自分が体験した記憶を“思い出す”ことになるわけ wav/CRS_1588.wav|注意すべきなのは、意識や人格は転送しないということ。その2つは、受信者に依存する wav/CRS_1589.wav|お、おっ……!? wav/CRS_1590.wav|ゴホン wav/CRS_1591.wav|ええと、ケータイがブラックホールとホワイトホールのような役割を果たすから、記憶を送れるのは“自分がケータイを持っている時期”の範囲内になる wav/CRS_1592.wav|注意すべきなのは、送信者と受信者は同一人物でなければならないということ wav/CRS_1593.wav|例えば過去の自分ではなく、親や友達が代わりに出てしまった場合、神経パルス信号はその親や友達に向けて放射される wav/CRS_1594.wav|そうなると、親や友達の身体に送信者の記憶が上書きされてしまう。ヘタをすると重大な人格障害が起きるかもしれない wav/CRS_1595.wav|………… wav/CRS_1596.wav|私たちの手に負える代物じゃないのは確かよ。一番無難なのは、研究機関に譲渡して、国家プロジェクト扱いにしてもらうことね wav/CRS_1597.wav|岡部の意見は? ちなみに鳳凰院じゃなくて、岡部の意見ね wav/CRS_1598.wav|……誰って決めるのは、難しい wav/CRS_1599.wav|SERNのタイムマシンみたいに、ゼリーマン化する可能性はゼロよ wav/CRS_1600.wav|このマシンで送るのはデータであって、実物じゃないんだから wav/CRS_1601.wav|タイムリープに対する先入観にとらわれないで wav/CRS_1602.wav|まるで意識そのものを&cTIPSC;カット&ペースト&cMESC;するように思われるかもしれないけど wav/CRS_1603.wav|そうじゃなくて、あくまでも&cTIPSC;コピー&ペースト&cMESC;なの。しかも記憶だけをね wav/CRS_1604.wav|オリジナルが消えることはない wav/CRS_1605.wav|……かもね wav/CRS_1606.wav|……理屈で考えれば、1時間前にコピーが移された時点で、“今”も変化するから── wav/CRS_1607.wav|分からない。いまだかつて時間を超越した前例なんて1つもないから wav/CRS_1608.wav|タイムリープしてどうなるかは“分からない”のよ wav/CRS_1609.wav|タイターが言うように多世界解釈なら、タイムリープした時点で別の世界線に分岐する“可能性”と、同じ世界線のまま時間だけを遡る“可能性”が同時に存在することになる wav/CRS_1610.wav|と同時に“現在の岡部が消えない可能性”の世界線も当然存在しているわけで、おそらくこの“現在”はそれに該当することになると思う wav/CRS_1611.wav|可能性の話をしている。タイターはこの際どうでもいい wav/CRS_1612.wav|&cTIPSC;コペンハーゲン解釈&cMESC;なら、あらゆる状態が&cTIPSC;波動関数&cMESC;として空間に広がっていることになる。そして観測者が観測した瞬間、どちらかに状態が収束する wav/CRS_1613.wav|このタイムリープマシンが転送するのはあくまで“記憶”だけ。それは間違いない wav/CRS_1614.wav|……待って。あんたたちは勘違いしている wav/CRS_1615.wav|人格と意識は、1時間前の岡部も今の岡部もなにも変わらない wav/CRS_1616.wav|1時間分の記憶を持っているかいないか。違いはそれだけよ wav/CRS_1617.wav|……絶対とは言い切れないけど。なにしろ誰も試したことはないんだから wav/CRS_1618.wav|だから“分からない”の。ここでどれだけウダウダ議論したって、すべては“予測”止まりなんだから wav/CRS_1619.wav|この実験は、人類のこれまでの既成概念を崩壊させるものになるかもね wav/CRS_1620.wav|まゆりったら…… wav/CRS_1621.wav|バナナには、人間みたいに脳はないでしょ wav/CRS_1622.wav|………… wav/CRS_1623.wav|不満? wav/CRS_1624.wav|まさか wav/CRS_1625.wav|“人間は根源的に時間的存在者である” wav/CRS_1626.wav|ハイデガーの言葉よ wav/CRS_1627.wav|あんたが“実験はしない”と決めてくれたとき、私はむしろホッとした wav/CRS_1628.wav|誰か止める人がいてくれなかったら、私は歯止めがきかなくなってたかも wav/CRS_1629.wav|ありがとう wav/CRS_1630.wav|おい、なにしてる wav/CRS_1631.wav|別に、あんたに感謝してるわけじゃないからな! wav/CRS_1632.wav|とにかく wav/CRS_1633.wav|形式的にお礼を言っただけだから。勘違いしないで wav/CRS_1634.wav|世界に混沌をもたらす、とか言ってるくせに wav/CRS_1635.wav|呆れて言葉も出ない。あんたって独善的すぎ wav/CRS_1636.wav|揚げ足取るな wav/CRS_1637.wav|そう言えば、飛行機のチケット取るの忘れてた wav/CRS_1638.wav|電話レンジの改良に夢中になりすぎてたわ wav/CRS_1639.wav|あ、そうか。となると、ママに電話しておかないと wav/CRS_1640.wav|ここに来たら、またまゆりのコスを着させられるって思ったんじゃない? wav/CRS_1641.wav|“かわいいは正義”って……そんな言葉が流行ってるんだ wav/CRS_1642.wav|は? え? wav/CRS_1643.wav|私がコスプレか…… wav/CRS_1644.wav|ちょっと、興味ある wav/CRS_1645.wav|あ、でも私も人前に出るのはお断りだから wav/CRS_1646.wav|ああ、これ? wav/CRS_1647.wav|2週間だけ、&cTIPSC;&rs菖蒲院&rtあやめいん&re&cMESC;に逆留学みたいなことしてたんだけど、そこの制服を改造して着てるの wav/CRS_1648.wav|ええ。いいわ wav/CRS_1649.wav|相変わらず橋田はHENTAI道を&rs邁進&rtまいしん&re中だな wav/CRS_1650.wav|パンモロ? wav/CRS_1651.wav|え、ウソ……? wav/CRS_1652.wav|いやいや、は、恥ずかしいでしょ…… wav/CRS_1653.wav|それ、どういう意味? wav/CRS_1654.wav|この前から思ってたんだけど。私、あなたになにかした? wav/CRS_1655.wav|なによ、私がしたことって。後ろめたいことはなにもしてない wav/CRS_1656.wav|へえ、すごい。私の心の中をのぞいたんだ? 画期的な発明だから、ぜひその読心装置を見せてもらいたいもんだわ wav/CRS_1657.wav|つまり言いがかりってことか wav/CRS_1658.wav|育てられた覚えもない wav/CRS_1659.wav|聞いてない。なるつもりもない wav/CRS_1660.wav|へえ……。どういうことよ岡部 wav/CRS_1663.wav|なんなの、彼女…… wav/CRS_1664.wav|私たち、ひょっとすると、とんでもないものを作っちゃったかもしれない…… wav/CRS_1665.wav|なんで── wav/CRS_1666.wav|3人なの? wav/CRS_1667.wav|まゆり! ダメ! wav/CRS_1668.wav|いや、いやぁっ……! wav/CRS_1669.wav|岡部……っ wav/CRS_1670.wav|ダメよ…… wav/CRS_1671.wav|ダメ、ダメだってば……殺されちゃう……っ wav/CRS_1672.wav|岡部、お願い、今は、従って……ね? wav/CRS_1673.wav|このままじゃ、あんたも、殺される…… wav/CRS_1674.wav|ダメェっ! wav/CRS_1675.wav|岡部…… wav/CRS_1676.wav|ダメ、私が── wav/CRS_1677.wav|でもっ! もし失敗したら── wav/CRS_1678.wav|あうっ……! wav/CRS_1679.wav|う、くっ、岡部っ! 本当にいいのっ!? wav/CRS_1680.wav|タイムリープしてもいいのっ!? ねえっ!? wav/CRS_1681.wav|……べ! wav/CRS_1682.wav|……かべ……! wav/CRS_1683.wav|……お……べ……! wav/CRS_1684.wav|ちょっと岡部! どうしたのよ!? wav/CRS_1685.wav|岡部? 聞いてる? wav/CRS_1686.wav|どうしたのよ、急にすごい声出して wav/CRS_1687.wav|具合悪いの? wav/CRS_1688.wav|そう。だったらさっさと出かける準備しなさいよ。買い出し行くんでしょ wav/CRS_1689.wav|“人間は根源的に時間的存在者である” wav/CRS_1690.wav|タイムリープしてもいいのっ!? ねえっ!? wav/CRS_1691.wav|未来の記憶を、思い出すのよ wav/CRS_1692.wav|はあ? wav/CRS_1693.wav|ちょっ、痛い……! 落ち着け……! wav/CRS_1694.wav|ここに来たら、またまゆりのコスを着させられるって思ったんじゃない? wav/CRS_1695.wav|“かわいいは正義”って……そんな言葉が流行ってるんだ wav/CRS_1696.wav|は? え? wav/CRS_1697.wav|私がコスプレか…… wav/CRS_1698.wav|ちょっと、興味ある wav/CRS_1699.wav|あ、でも私も人前に出るのはお断りだから wav/CRS_1700.wav|ああ、これ? wav/CRS_1701.wav|2週間だけ、&rs菖蒲院&rtあやめいん&reに逆留学みたいなことしてたんだけど、そこの制服を改造して着てるの wav/CRS_1702.wav|ええ。いいわ wav/CRS_1703.wav|相変わらず橋田はHENTAI道を&rs邁進&rtまいしん&re中だな wav/CRS_1704.wav|パンモロ? wav/CRS_1705.wav|え、ウソ……? wav/CRS_1706.wav|日本終わってた…… wav/CRS_1707.wav|それ、どういう意味? wav/CRS_1708.wav|この前から思ってたんだけど。私、あなたになにかした? wav/CRS_1709.wav|なによ、私がしたことって。後ろめたいことはなにもしてない wav/CRS_1710.wav|へえ、すごい。私の心の中をのぞいたんだ? 画期的な発明だから、ぜひその読心装置を見せてもらいたいもんだわ wav/CRS_1711.wav|つまり言いがかりってことか wav/CRS_1713.wav|なんなの、彼女…… wav/CRS_1714.wav|せめて、理由と行き先を教えてほしいんだけど…… wav/CRS_1715.wav|なんで、3人なの? wav/CRS_1716.wav|いや、いやぁっ……! wav/CRS_1717.wav|岡部……っ wav/CRS_1718.wav|ダメよ…… wav/CRS_1719.wav|ダメ、ダメだってば……殺されちゃう……っ wav/CRS_1720.wav|岡部、お願い、今は、従って……ね? wav/CRS_1721.wav|このままじゃ、あんたも、殺される…… wav/CRS_1722.wav|岡部、私が── wav/CRS_1723.wav|でもっ! もし失敗したら── wav/CRS_1724.wav|岡部っ! 本当にいいのっ!? wav/CRS_1725.wav|タイムリープしてもいいのっ!? ねえっ!? wav/CRS_1726.wav|キャッ、びっくりした…… wav/CRS_1727.wav|おどかすなよ…… wav/CRS_1728.wav|な、なによいきなり。気持ち悪いな…… wav/CRS_1729.wav|岡部? 目が血走っちゃってるけど、どうしたの? wav/CRS_1730.wav|……どういうこと? wav/CRS_1731.wav|なによ、また厨二病? wav/CRS_1732.wav|岡部! どこ行くのよ、おい! wav/CRS_1733.wav|っ!? wav/CRS_1734.wav|……大声出さないでよ wav/CRS_1735.wav|徹夜明けなんだから、少し休ませろ…… wav/CRS_1736.wav|いったいなんの騒ぎ? wav/CRS_1737.wav|黙ってろHENTAI wav/CRS_1738.wav|岡部、どういうことよ? wav/CRS_1739.wav|岡部、なにしてんのよ!? wav/CRS_1740.wav|今、壊そうとした? wav/CRS_1741.wav|なにも、壊さなくたって…… wav/CRS_1742.wav|タイムリープはしない。そう決めたんだから、それでいいでしょ? wav/CRS_1743.wav|とにかくイスを下ろして wav/CRS_1744.wav|顔色悪いな。どうしたのよ? wav/CRS_1745.wav|聞いてんの? wav/CRS_1746.wav|あ、ちょっと! wav/CRS_1747.wav|そこの地べたに座ってる&cTIPSC;&rsDQN&rtドキュン&re&cMESC;男 wav/CRS_1748.wav|いきなり飛び出したと思ったら、こんなところにいたか wav/CRS_1749.wav|なによ? wav/CRS_1750.wav|5時38分 wav/CRS_1751.wav|ねえ。そんなところでDQN行為してる暇があったら、買い出し付き合いなさいよ wav/CRS_1752.wav|どうなの? 買い出し、来るのか来ないのか wav/CRS_1753.wav|……初めて、まともに名前呼んだな wav/CRS_1754.wav|話して wav/CRS_1755.wav|あんたがタイムリープしたのは分かってる wav/CRS_1756.wav|あんたに誰かから電話がかかってきたと思ったら、いきなり豹変したから wav/CRS_1757.wav|私の目はごまかせない wav/CRS_1758.wav|なにがあった? wav/CRS_1759.wav|そんなまずいことが起きようとしてるのに、あんたはなんで、ここでぼんやりしてるの? wav/CRS_1760.wav|分からないってなにが? wav/CRS_1761.wav|あんたの話を聞いた限りじゃ、時間順序保護仮説は本当だったってことになるのかな wav/CRS_1762.wav|だからタイムリープを延々と繰り返した、か…… wav/CRS_1763.wav|タイムリープマシンは、理論上絶対安全だと証明されているわけじゃない wav/CRS_1764.wav|これまでは何事もなく成功してたかもしれないけど、繰り返し使うことで、どんな影響が出るかも分からない wav/CRS_1765.wav|もしかしたら、時間の輪、つまり因果律から外れるかもしれない wav/CRS_1766.wav|あんたはそんな危険を冒してるの。そのことを自覚して wav/CRS_1767.wav|SF小説によくあるでしょ。閉じた時間の輪の中で永遠にさまよい続けるってこと。永久に歳は取らないけど、永久に同じ日からは出られなくなる wav/CRS_1768.wav|最悪の場合、“なかったこと”にされる可能性だってある wav/CRS_1769.wav|存在の抹消。あんたの18年だか19年だかの人生の痕跡すべてを、あらゆる人間が“最初から知らなかった”ことにされるかも wav/CRS_1770.wav|時間を跳び越えることは、それだけ危険なのよ wav/CRS_1771.wav|……ハイデガーね。私も今、その言葉を言おうと思ってた wav/CRS_1772.wav|いつ? wav/CRS_1773.wav|ああ、なるほど wav/CRS_1774.wav|あんたの話が本当だったとして、まゆりを助けたい気持ちは、私だって同じよ wav/CRS_1775.wav|でもタイムリープマシン製作にかかわった人間の1人として、あれを何度も使うことはすすめられない wav/CRS_1776.wav|あんたは、それでももがく? wav/CRS_1777.wav|無茶しやがって、バカ…… wav/CRS_1778.wav|あんた、壊れててもおかしくなかったんだからね…… wav/CRS_1779.wav|協力は、する wav/CRS_1780.wav|まゆりは大切な仲間、ラボメンだから wav/CRS_1781.wav|それに、あんたのそんな辛そうな姿……見てられない…… wav/CRS_1782.wav|謝らないでよ wav/CRS_1783.wav|岡部、前に私の父親のことで相談に乗ってくれたでしょ? あのとき、私けっこう救われたんだ wav/CRS_1784.wav|だから、今度は私があんたの力になる wav/CRS_1785.wav|……あんたの力になりたい wav/CRS_1786.wav|それで、一緒に青森まで行ってもらわないと wav/CRS_1787.wav|止めたってタイムリープする気なんでしょ? なにしろあんたは狂気のマッドサイエンティスト。いつだって独善的に生きてきたんだから wav/CRS_1788.wav|ちょっと。そこは“無論だ、フゥーハハハ”みたいに答えなさいよ wav/CRS_1789.wav|調子狂うな…… wav/CRS_1790.wav|ただし、あんたのために協力するわけじゃないから wav/CRS_1791.wav|全部、まゆりのためよ wav/CRS_1792.wav|それに、あんたを被験者にすればいいデータが取れそうだし wav/CRS_1793.wav|全然違う wav/CRS_1794.wav|被験者が岡部、っていうところが wav/CRS_1795.wav|マッドサイエンティストとしては、自分自身も平気で実験台にするんでしょ? なにせマッドだし wav/CRS_1796.wav|じょ、冗談よ。本気にするな wav/CRS_1797.wav|さて、もうあまり時間もないから、これからあたふたするより、もっとじっくり対策を練った方がいい wav/CRS_1798.wav|今から、もっと前の時間に跳んでおく wav/CRS_1799.wav|そこで改めて私に事情を説明して wav/CRS_1800.wav|行こう wav/CRS_1801.wav|まゆり本人はともかく、橋田にも話さないの? wav/CRS_1802.wav|住居侵入罪で&cTIPSC;タイーホ&cMESC;されるわよ wav/CRS_1803.wav|そっか。あんたの主観じゃそうなるわけだ wav/CRS_1804.wav|私の主観だとどうなるんだろう。あんたが跳んだ後、ここはどうなる? wav/CRS_1805.wav|………… wav/CRS_1806.wav|あ、ううん。考えたら、思考がループしちゃってた wav/CRS_1807.wav|その方が楽だけど、悔しくもある wav/CRS_1808.wav|そういうこと wav/CRS_1809.wav|転送先は5時間前にしておいた。つまり午後1時40分くらい wav/CRS_1810.wav|覚えてる? 私がタイムリープマシンを完成させたのは2時過ぎだった wav/CRS_1811.wav|時間にルーズな男は嫌われる wav/CRS_1812.wav|感謝しなさいよ。私は時計をよく見るクセがあって、何時になにがあったかはけっこう覚えてるの wav/CRS_1813.wav|いい、岡部。タイムリープマシンを使うなら、これだけは覚えておいて wav/CRS_1814.wav|ケータイ電話は絶対に手放さないこと。それはあんたの生命線、局所場指定のマーカーなの wav/CRS_1815.wav|それさえ持ち続けていれば、どの時間へも跳躍はできる wav/CRS_1816.wav|でももし手放してしまって誰かに使われたら── wav/CRS_1817.wav|あるいは、充電が切れたり壊されたりしたら── wav/CRS_1818.wav|タイムリープは成功しない wav/CRS_1819.wav|だから、絶対にケータイを手放しちゃダメ wav/CRS_1820.wav|今日の昼間にタイムリープしたら、2時に私がマシンを完成させるまでは、あんたは特別なことはしてはいけない wav/CRS_1821.wav|これが完成しないと、きっとこの時間までの流れが大きく変わってしまう wav/CRS_1822.wav|完成したらすぐに“実験はしない”って宣言して全員解散させて wav/CRS_1823.wav|それから私に声をかけてくれればいい。未来から来たって言われれば、たぶん私は信じる wav/CRS_1824.wav|私のことは私が一番よく知ってる wav/CRS_1825.wav|そもそも、電話レンジを改良して、タイムリープマシンを作ったのは私なのだぜ wav/CRS_1826.wav|さっき、あんたからタイムリープしてきたって言われたときは、自分の理論は間違ってなかったって思えた。成功してよかったって思えた。なんの疑問もなくね wav/CRS_1827.wav|念のためにキーワードを決めておきましょう wav/CRS_1828.wav|私の今一番ほしい物は“マイフォーク”である wav/CRS_1829.wav|いや、別に意味なんてないからなっ wav/CRS_1830.wav|はいはい、準備できたっ。いつでも行けるっ wav/CRS_1831.wav|気を付けて wav/CRS_1832.wav|私は、いつだってあんたの味方よ wav/CRS_1833.wav|もうやだこのHENTAI wav/CRS_1834.wav|負けたわ、まゆり。お見事ね wav/CRS_1835.wav|でも、こっちももう終わりよ wav/CRS_1836.wav|完成 wav/CRS_1837.wav|えっ!? wav/CRS_1838.wav|あのな、いきなり全否定とか……。私が、なんのために苦労して作ったと思ってんのよ wav/CRS_1839.wav|へ、へえ……。あんたにしてはまともな意見だな wav/CRS_1840.wav|……なに? wav/CRS_1841.wav|……ええ wav/CRS_1842.wav|………… wav/CRS_1843.wav|なんの冗談? wav/CRS_1844.wav|はあ? なにそのバカっぽいセリフ wav/CRS_1845.wav|ねつ造しないで。私が“たぶん信じる”みたいな論理性皆無の発言するわけないでしょ wav/CRS_1846.wav|……わ、私はそんな、なのだぜみたいな話し方しない wav/CRS_1847.wav|ちょっ wav/CRS_1848.wav|そ、そんなことまで話したのか、恨むぞ5時間後の私…… wav/CRS_1849.wav|心の中をのぞき見されたような気分よ。しかもよりによって岡部にとは wav/CRS_1850.wav|でも、あんたの言うこと、信じてよさそうね。詳しく聞かせて wav/CRS_1851.wav|なるほどね……。あんたの言うことが事実なら、かなりまずい状況だな…… wav/CRS_1852.wav|5時間後の私は、時間順序保護仮説かもって言ってたらしいけど、それともちょっと違う気がする wav/CRS_1853.wav|あの仮説は、因果律が狂う恐れがあるから、タイムトラベルの可能性は量子論により否定される、っていうものよ wav/CRS_1854.wav|でもタイムリープの場合、タイムパラドックスはそもそも起きない wav/CRS_1855.wav|だとしたらタイムリープじゃ、まゆりは救えないっていうことになる。なにをしたって修正されちゃうんだから wav/CRS_1856.wav|同意するわ。世界の意志説は非現実的すぎる。私は支持したくない wav/CRS_1857.wav|多世界解釈か……。まゆりの死に方がいつも違うっていうのは関係あるのかな…… wav/CRS_1858.wav|でも、重ね合わせ状態になっているいくつもの可能性世界は、相互観測が不可能なのに。あんたはどうして観測できてるの? wav/CRS_1859.wav|ダメだこいつ。早くなんとかしないと wav/CRS_1860.wav|特殊能力って、あんたね……。もしかしてそれ、本気で言ってたのか? wav/CRS_1861.wav|特殊能力だかなんだか知らないけど、そんな不確定的なものを頼る気にはなれない wav/CRS_1862.wav|だいたい、どの可能性を観測するかを制御しようがないんだから、多世界解釈だろうがなんだろうが、まゆりが死なない可能性に至るのは無理よ wav/CRS_1863.wav|タイムリープじゃ結果は変えられない。さっきそう言った wav/CRS_1864.wav|落ち着け wav/CRS_1865.wav|感情に身を任せてたって、なにも解決しない wav/CRS_1866.wav|……そうね。私には5時間後のことは分からない。正直なところ、実感が湧かない wav/CRS_1867.wav|でもあんたの言ってることを信じてないわけじゃない wav/CRS_1868.wav|岡部がしっかりしなきゃ wav/CRS_1869.wav|まゆりの死の原因は“桐生萌郁が発砲する”じゃなくて、もっとマクロなことなんじゃない? wav/CRS_1870.wav|“タイムマシンを作った”ことか、あるいは“SERNにハッキングしたことがバレたこと”あたりね wav/CRS_1871.wav|その結果として、まゆりが死ぬ。そう考えるなら、因果は歪んでないって言える wav/CRS_1872.wav|あ、そっか……うーん…… wav/CRS_1873.wav|でも因果律は絶対のルールなのよ。それを否定したら、すべての物理学も否定されてしまう wav/CRS_1874.wav|だから必ずまゆりが死ぬのには“原因”がある wav/CRS_1875.wav|そうでもない wav/CRS_1876.wav|その原因となる出来事が、いつ起こったというのが問題になってくる wav/CRS_1877.wav|あまり時間が経っているようだと……対処できないわ wav/CRS_1878.wav|戻れない。予測だけど、タイムリープマシンは一度に最長で48時間しか跳躍できない……と思う wav/CRS_1879.wav|今さらって、タイムリープマシンが完成したのはついさっきじゃない wav/CRS_1880.wav|ああ、そういうことか。……言い出すタイミングがなかったのかも wav/CRS_1881.wav|分からない。私もマシンのすべての原理や構造を理解して作ったわけじゃないから wav/CRS_1882.wav|連続での跳躍は可能よ。タイムリープマシンが存在している限りね。例えば10年後までタイムリープマシンが壊れずに残っていたのなら、10年の時間を遡ってくることはできる wav/CRS_1883.wav|単純計算で1825回タイムリープする必要があるから、かなりのリスクになりそうだけど、とにかく理論上は可能なの wav/CRS_1884.wav|大あり。言ったでしょ、タイムリープマシンが存在している限り、って wav/CRS_1885.wav|あのマシンはいつ完成した? wav/CRS_1886.wav|そう。ほんの1時間前。2010年8月13日の午後2時ぐらい wav/CRS_1887.wav|それ以前には、存在していない wav/CRS_1888.wav|マシンを使うのは今日の2時以降じゃないと不可能なのよ wav/CRS_1889.wav|おそらく wav/CRS_1890.wav|将来的にできるかもしれないけど、今のこの状況じゃ無理 wav/CRS_1891.wav|もっときちんとした設備のあるところで、お金をたくさん使って、きちんとしたパーツを使えばなんとかなるかもしれないけど wav/CRS_1892.wav|それをやろうとしても、どうせSERNに潰されると思う wav/CRS_1893.wav|未来の私かあんたがいまだにタイムリープして来ていない、という解で証明終了、かな wav/CRS_1894.wav|ちょっと、どこ行くの!? wav/CRS_1895.wav|ど、どうする? wav/CRS_1896.wav|あ、えっとぉ…… wav/CRS_1897.wav|極端な管理社会。全体主義。まゆりがバナナを食べたいと思っても、今日がバナナを食べていい日でなければ食べることは許されない、もし食べたら裁判なしで実刑。そんな社会ってところ? wav/CRS_1898.wav|SERNは研究機関であって、権力を持つ統治機関じゃない。私は何度も、ネット上でジョン・タイターにそう訴えてきた wav/CRS_1899.wav|タイターの中の人が名乗り出たんだから、私も名乗り出ないとフェアじゃないでしょ wav/CRS_1901.wav|すうけい? wav/CRS_1902.wav|敬われてって……え!? わ、私が!? wav/CRS_1903.wav|私がSERNでタイムマシン開発に携わるっていうこと? 信じられない wav/CRS_1904.wav|SERNは人体実験までしてるのよ? 科学者の風上にも置けないそんな連中のところになんて、行くつもりはない wav/CRS_1905.wav|未来の私は、なんて言ってた? wav/CRS_1906.wav|今、さらっとすごいこと言われた…… wav/CRS_1907.wav|私って50歳まで生きられないってこと? wav/CRS_1908.wav|わ、私も……? wav/CRS_1909.wav|……ウソ。ママが……危ないの? wav/CRS_1910.wav|ねえ阿万音さん。あなたさっき、ジョン・タイターとして語ったことはほぼすべて事実だって言ったよね? wav/CRS_1911.wav|ということは、あなたは世界の構造について把握してるっていうこと? エヴェレット・ホイーラーモデル、いわゆる多世界解釈で説明できるってあなたは書いていたはず wav/CRS_1912.wav|じゃあ、把握はしてないのね? wav/CRS_1913.wav|……本当に? 詳しく教えて! wav/CRS_1914.wav|それ、どんな解釈なの? wav/CRS_1915.wav|それって、&cTIPSC;決定論&cMESC;じゃないの? wav/CRS_1916.wav|エ、エロい人なんていないっ wav/CRS_1917.wav|……ダメだこいつら。早くなんとかしないと wav/CRS_1918.wav|真剣に受け取らなくていいわよ…… wav/CRS_1919.wav|干渉できないんじゃ? wav/CRS_1920.wav|分岐する瞬間……それが今だって言うこと? wav/CRS_1921.wav|もう1つ疑問が wav/CRS_1922.wav|重ね合わせ状態にある世界線って、&cTIPSC;&rs並行世界&rtパラレルワールド&re&cMESC;ってわけじゃないんでしょ? wav/CRS_1923.wav|そうだとして、世界線間の観測はどうやるの? 神の視点でも持たなきゃ無理なんじゃない? wav/CRS_1924.wav|ちょっと待って wav/CRS_1925.wav|それ、本当に全部正しいの? 阿万音さんの妄想が混じってる可能性は? wav/CRS_1926.wav|落ち着け。別にケンカを売ってるわけじゃない wav/CRS_1927.wav|ただ、疑問なのよ。そもそもどうしてあなたは、岡部が持ってる力とか、2010年の岡部や私がこの秋葉原にいるって知ってたの? wav/CRS_1928.wav|2017年生まれにしては、詳しすぎじゃない? wav/CRS_1929.wav|……ごめんなさい wav/CRS_1930.wav|でも、メールデータって? wav/CRS_1931.wav|ああ、あれね…… wav/CRS_1932.wav|直せないの? wav/CRS_1933.wav|タイムリープマシンで遡るのは? 阿万音さんのタイムマシンが壊れる前へ wav/CRS_1934.wav|10日の朝。夜明け前には降っていた wav/CRS_1935.wav|………… wav/CRS_1936.wav|無駄よ。岡部がまともに名前を呼ぶことなんて滅多にないから。諦めて wav/CRS_1937.wav|アテはあるの? wav/CRS_1938.wav|作戦名は言わないのか? wav/CRS_1939.wav|北欧神話でいいネーミング候補が見つからなかった? wav/CRS_1940.wav|深い意味はないと思う。あえて言うなら厨二病患者はゲルマン系ネーミングが大好きだから、ってところじゃない? wav/CRS_1941.wav|26年後にも厨二病患者っているんだな…… wav/CRS_1942.wav|つまり、手がかりは無し? wav/CRS_1943.wav|形見…… wav/CRS_1944.wav|おかえり wav/CRS_1945.wav|その顔じゃ、成果はなしか wav/CRS_1946.wav|戻ってない。暗くなったし、直接帰ったんじゃない? wav/CRS_1947.wav|グッモーニン wav/CRS_1948.wav|別にモーニングコールしたわけじゃない wav/CRS_1949.wav|これ、いったいどういう仕組みなの? 世界線の数値化なんて可能とは思えない wav/CRS_1950.wav|このメーターがあれば、岡部以外でも世界線の変動を確認できる。そういうことか wav/CRS_1951.wav|はあ? それじゃ意味ないじゃない。もっとまともなもの作りなさいよ岡部 wav/CRS_1952.wav|岡部、ちょっと聞きたいんだけど、電話レンジで、リフターの代わりになるものがなにかについては調べてくれて……ないわよね、どうせ wav/CRS_1953.wav|え、そうなの? 根拠は? wav/CRS_1954.wav|……なるほど。そっか。ふぅん、なるほど wav/CRS_1955.wav|はろー wav/CRS_1956.wav|なんだ、間違い電話か wav/CRS_1957.wav|私は助手なんて名前じゃない。あと、あんたも鳳凰院凶真なんて名前じゃない wav/CRS_1958.wav|んなっ……!? wav/CRS_1959.wav|な、なんで知ってんのよ!? wav/CRS_1960.wav|今すぐVIPにスレ立てして、安価でおのれの個人情報を暴露してやる。それがイヤなら口から出任せはやめろ wav/CRS_1961.wav|ちょうどよかった。話しておきたいことがある wav/CRS_1962.wav|OK。待ってるわ wav/CRS_1963.wav|言っとくが、お……お…… wav/CRS_1964.wav|胸をうpなんてしたことないからなッ wav/CRS_1965.wav|………… wav/CRS_1966.wav|……自由な議論ができて、よかったでしょ? wav/CRS_1967.wav|ふふふ wav/CRS_1969.wav|たぶん岡部は忘れてると思うから、一応確認しようと思って wav/CRS_1970.wav|リフターの代替となるなにかについて、探して……るわけないよな? wav/CRS_1971.wav|え、そうなの? 根拠は? wav/CRS_1972.wav|なるほど…… wav/CRS_1973.wav|なによ、いきなり下手に出るなんて気色悪いな wav/CRS_1974.wav|失礼だな wav/CRS_1975.wav|だいぶ前に言わなかった? タイムトラベル理論自体を否定してるわけじゃないって wav/CRS_1976.wav|現実的じゃないのにできるって言ってる連中が信じられないだけ wav/CRS_1977.wav|それに、実験で証明された以上、否定するわけにもいかないし wav/CRS_1978.wav|タイムマシンの母と呼ばれることになるのは心外だけど wav/CRS_1979.wav|で、済まないと思ってるぐらいなんだから、一度目は手伝ってくれた? wav/CRS_1980.wav|“タイムリープする前の今日”は、私のこと手伝ってたかってことよ wav/CRS_1981.wav|じゃ、それでいい。二度も三度も同じことやるのもきついでしょ wav/CRS_1982.wav|それに今は、阿万音さんのタイムマシンを直すことと、お父様を捜すことの方が重要よ wav/CRS_1983.wav|謝らないでよ。調子狂うから wav/CRS_1984.wav|んじゃ、私はもうちょっとこもるから。岡部からリフターの代替物について聞けたし、作業もはかどりそう wav/CRS_1985.wav|完成 wav/CRS_1986.wav|岡部の力──“リーディング・シュタイナー”が、どういう仕組みなのか分かればいいんだけど…… wav/CRS_1987.wav|岡部だけの特殊能力なのか、それとも全人類がその資質を持ってるけど、岡部だけがたまたま、より強い能力を持っていただけなのか wav/CRS_1988.wav|それがなぜなのか、いまいち納得いかない。Dメールのときに岡部が体験したような状況と同じになってもいいはずなのに wav/CRS_1989.wav|記憶に意識は依存してるのかな wav/CRS_1990.wav|そう……。ちょっとガッカリ wav/CRS_1991.wav|その辺は多世界解釈なのね wav/CRS_1992.wav|HENTAIは自重しろ wav/CRS_1993.wav|珍しく気が利くじゃない wav/CRS_1994.wav|そのロジックは、ジョークになってないでしょ。そもそもこのHENTAIが結婚なんてできるわけないし wav/CRS_1995.wav|じゃあ聞かせてよ。どう証明したのか wav/CRS_1996.wav|2010って西暦のこと? まさに今年のことじゃない! wav/CRS_1997.wav|名前が出てこない、すなわち名前を偽っている、っていうことね wav/CRS_1998.wav|確かに wav/CRS_1999.wav|そう言えば昨日の夜、まゆりから“バレルの意味を教えて”って聞かれたけど wav/CRS_2000.wav|聞こえた wav/CRS_2001.wav|&cTIPSC;プラシーボ効果&cMESC;かしらね。言われてみれば2人が似てるような気もしてきた wav/CRS_2002.wav|こんなときぐらいHENTAIはやめろよ…… wav/CRS_2003.wav|はあ、ふう……ふう……ああ、きっつ…… wav/CRS_2004.wav|それどころか、結婚してもう孫がいてもおかしくないわね。54歳なら wav/CRS_2005.wav|シャラップまゆり! wav/CRS_2006.wav|そうよ。2人とも落ち着きなさい。橋田はできる限りのことを精一杯やった。彼を責めるのはお門違いよ wav/CRS_2007.wav|こういう性格なの。悪かったな。とにかく落ち着け wav/CRS_2008.wav|岡部、どうするつもり!? wav/CRS_2009.wav|岡部…… wav/CRS_2010.wav|え? ええ、まあ wav/CRS_2011.wav|4日前。8月9日 wav/CRS_2012.wav|解法はあるの? wav/CRS_2013.wav|──ほら、ふらついてるじゃない。まだ2日目なのに、そんな疲れててどうすんのよ wav/CRS_2014.wav|ピンバッジはきっと見つかる。まだ時間はあるんだから、そんなに焦らないで wav/CRS_2015.wav|それよりあんたにぶっ倒れられたら、私はともかく、まゆりが心配するでしょ wav/CRS_2016.wav|少しは自分の身体も労りなさい wav/CRS_2017.wav|ど、同感だわ……はあ、ふう……っていうか、風強すぎ…… wav/CRS_2018.wav|私は……タイムリープマシンを作ってる方が……楽しい…… wav/CRS_2019.wav|Dメールでも使ったんでしょ? wav/CRS_2020.wav|こんなに広かったのね。なのにコミマ中は人で埋めつくされるとか……有り得ない wav/CRS_2021.wav|帰りも同じ距離を走らないといけないのよね。それを考えたら鬱だ…… wav/CRS_2022.wav|ど、同感だわ……はあ、ふう……っていうか、風強すぎ…… wav/CRS_2023.wav|私は……タイムリープマシンを作ってる方が……楽しい…… wav/CRS_2024.wav|ちょっと、大丈夫? wav/CRS_2025.wav|事故が起きたわけじゃないし、通報しても無意味でしょ wav/CRS_2026.wav|こんなに広かったのね。なのにコミマ中は人で埋めつくされるとか……有り得ない wav/CRS_2027.wav|帰りも同じ距離を走らないといけないのよね。それを考えたら鬱だ…… wav/CRS_2028.wav|ど、同感だわ……はあ、ふう……っていうか、風強すぎ…… wav/CRS_2029.wav|私は……タイムリープマシンを作ってる方が……楽しい…… wav/CRS_2030.wav|ちょっと岡部。あんたいきなりなに言い出してんのよ? wav/CRS_2031.wav|ちょっと、大丈夫? wav/CRS_2032.wav|確かに橋田のだらけた態度はよくないけど、岡部も感じ悪すぎよ wav/CRS_2033.wav|なっ、なによ wav/CRS_2034.wav|……? え、今あんた、私の名前、普通に呼んだ? wav/CRS_2035.wav|別に、岡部なんかに送ってもらわなくても1人で帰れるんだけど wav/CRS_2036.wav|岡部って、尽くすタイプなのね wav/CRS_2037.wav|あんたがまゆりをお姫さま扱いし始めた件について wav/CRS_2038.wav|今日は駅までお迎えにあがって、お昼ごはんは毒味までして、ここまでは手を繋いで歩いてきたとか wav/CRS_2039.wav|で、実際のところどうなんだ? wav/CRS_2040.wav|前から不思議だったのよね。あんたたちって付き合ってるの? wav/CRS_2041.wav|え、そ、それは、ええと…… wav/CRS_2042.wav|じゃあ、付き合ってないんだ? ま、まあ、誰も岡部みたいな変人と付き合おうとは思わないし、当然よね wav/CRS_2043.wav|はあ? なによいきなり wav/CRS_2044.wav|マッドサイエンティスト(自称)の厨二病患者がなに言ってやがりますか wav/CRS_2045.wav|岡部 wav/CRS_2046.wav|タイムリープマシンの実験は、しないんじゃなかったの? wav/CRS_2047.wav|もしも、って? wav/CRS_2048.wav|やめて、やめてよぉっ! wav/CRS_2049.wav|岡部っ! 逃げて! 逃げてぇ! wav/CRS_2050.wav|なんなの? 私の名前を普通に呼ぶなんて、普通じゃないな wav/CRS_2051.wav|変な日本語 wav/CRS_2052.wav|……これはビックリ wav/CRS_2053.wav|まさか、あんたの口からそんな言葉が出るなんて。熱でもあるんじゃない? wav/CRS_2054.wav|タイムリープをしてきたのね? wav/CRS_2055.wav|どこまでって、なにを? wav/CRS_2056.wav|え…… wav/CRS_2057.wav|その発想はなかったわ wav/CRS_2058.wav|なに言ってんの? 昨日、私が徹夜して完成させたでしょ wav/CRS_2059.wav|岡部は、いつから跳んできたんだ? wav/CRS_2060.wav|ふぅん…… wav/CRS_2061.wav|話をまとめると、IBN5100が手許に戻ってくれば勝ち……っていうことになる wav/CRS_2062.wav|あくまで予測だけど── wav/CRS_2063.wav|阿万音さんの話を逆の視点から考えてみればいい wav/CRS_2064.wav|IBN5100を岡部が手に入れて、SERNにあるデータを消すその瞬間が、分岐の臨界点なんだと思う wav/CRS_2065.wav|おそらくその瞬間、&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reは1%オーバーに達するはず wav/CRS_2066.wav|岡部は一度、IBN5100を手に入れている。あんたの記憶が妄想じゃなければな wav/CRS_2067.wav|その世界線へもう一度行けることができれば、必然的に手許に戻ってくるんじゃない? wav/CRS_2068.wav|前にそのことで騒いでたわね。あのときは、岡部がついに妄想と現実の区別がつかなくなったかと思って、心の中でオーゴッドってつぶやいてた wav/CRS_2069.wav|誰がうまいこと言えと言った wav/CRS_2070.wav|あくまで仮説だけど。私はあんたの説明だけを元に判断しているから wav/CRS_2071.wav|もしあんたが事実誤認をしていたり私を騙そうとしていたり妄想を垂れ流していた場合は、この仮説はあっけなく破綻する wav/CRS_2072.wav|この仮説を盲目的に信じてもらっても困る wav/CRS_2073.wav|保険はいくつかあるとは言え、&rs迂闊&rtうかつ&reな行動を取ってもしも“詰み”になってしまったら── wav/CRS_2074.wav|まゆりを二度と助けられなくなるんだから wav/CRS_2075.wav|どうしてIBN5100が消えたのか。これまでに送ったDメールの中のどれが、IBN5100の消えた原因なのか wav/CRS_2076.wav|それを突き止めるのが、解を導くための近道ね wav/CRS_2077.wav|確かに気になるな。&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reが変わったことが関係してるのかな wav/CRS_2078.wav|バタフライ&rs効果&rtエフェクト&reの可能性がある。それなら、ほんの些細な原因でも結果には大きな誤差が生じる wav/CRS_2079.wav|とにかく慎重な行動が大切。不用意なことはしない方がいい wav/CRS_2080.wav|例えば一番危険なのは、あんたが死ぬこと wav/CRS_2081.wav|世界線を越えて記憶を継続できるのは、おそらく岡部だけだから。あんたが死んだら、まゆりも助けられなくなると思いなさい wav/CRS_2082.wav|……絶対に、死なないで wav/CRS_2083.wav|は、はあ!? なにそれ&cTIPSC;&rs誰得&rtだれとく&re&cMESC;? wav/CRS_2084.wav|そんなわけないでしょっ。勘違いするな wav/CRS_2085.wav|つまり死ぬなって言ったのは、あんたが貴重な被験者だからよ。そう。そうなの wav/CRS_2086.wav|世界線云々はともかく、あんたのその何度もタイムリープしていながら記憶が継続してる脳ってのは、脳科学史を塗り替えるくらい貴重なサンプルであって…… wav/CRS_2087.wav|あんたの脳をマッピングして、いったいなにがどうなってるのか確かめたい気分よ wav/CRS_2088.wav|だから引き続き実験をがんがんやってくれると私としても助かるわけ。タイムリープマシンは、いわば私の研究の成果でもあるんだから── wav/CRS_2089.wav|………… wav/CRS_2090.wav|そ、そう wav/CRS_2091.wav|あ…… wav/CRS_2092.wav|あ、謝るな、バカ。調子狂うでしょ…… wav/CRS_2093.wav|そ、そもそも、前にあんたを助けたことなんて、私はちっとも覚えてないのよっ。どう責任取ってくれるの!? wav/CRS_2094.wav|できれば覚えておきたかった…… wav/CRS_2095.wav|そうすれば、あんたの情けない姿をネタにいつでも&cTIPSC;プギャー&cMESC;ってできたから wav/CRS_2096.wav|あんたが言うな wav/CRS_2097.wav|岡部! 聞こえる!? タクシーは呼んだけど、もうちょっとだけ時間がかかる wav/CRS_2098.wav|そう。それなら脱出方法をレクチャーする。場所はさっきのところから移動してないんだよな? wav/CRS_2099.wav|その部屋にある小麦粉をばらまいて脱出しろ。OK? wav/CRS_2100.wav|あとは照明をスイッチオン wav/CRS_2101.wav|岡部? なによ、なんで1人で勝手に実験を── wav/CRS_2102.wav|ずいぶん深刻そうね wav/CRS_2103.wav|デリケート? およそあんたとは正反対のベクトル上にある言葉だな wav/CRS_2104.wav|&cTIPSC;だれうま&cMESC; wav/CRS_2105.wav|そもそも女子だけに、ってどういう意味? wav/CRS_2106.wav|漆原さんが実は男、ね。さっぱり想像がつかない wav/CRS_2107.wav|つまり、ええと、ちょっと待って…… wav/CRS_2108.wav|彼女が実は橋田みたいな外見だったとか、そういうこと? wav/CRS_2110.wav|絶対有り得ない。あんなかわいらしい子が男だったなんて、私は認めない wav/CRS_2111.wav|見た目はあのまま…… wav/CRS_2112.wav|なら許す wav/CRS_2113.wav|で、あんたは、彼女に男に戻ってほしいと wav/CRS_2114.wav|まゆりの命と、漆原さんの性別か……。どっちも突拍子がなさすぎて、さっぱり実感が湧かないけど wav/CRS_2115.wav|あんたの中で解は出てるわけね? wav/CRS_2116.wav|ある意味で残酷な仕打ち、かも wav/CRS_2117.wav|これまでのことを悔やんでても、なにも始まらない wav/CRS_2118.wav|あんたの相談に対する私の解答は、1つよ wav/CRS_2119.wav|漆原さんにはなにも言わない wav/CRS_2120.wav|話を聞く限りだと、漆原さんについてはあんたにアドバンテージがある。つまり“過去に送ったDメールの内容を知っている”っていうアドバンテージがね wav/CRS_2121.wav|だから、わざわざ彼女──いや、彼? 元彼? wav/CRS_2122.wav|……わざわざ漆原さんに事情を告げなくても“Dメールを取り消すためのDメール”は用意できる wav/CRS_2123.wav|どうせ世界線が変わればその事実はすべて“なかったこと”になる wav/CRS_2124.wav|この際、倫理とかデリカシーとかは無視しても問題にはならない wav/CRS_2125.wav|はあ!? あんたバカじゃないの!? なんでメモっとかないわけ!? wav/CRS_2126.wav|……お母さんのポケベル番号を単刀直入に聞き出せば? 理由は適当に考えて wav/CRS_2127.wav|なにビビってんのよ。いつもの無駄に尊大な岡部らしくないな wav/CRS_2128.wav|そんなの、口から出任せでなんとかするのよ。それにほら、彼女って騙されやすそうな性格だし── wav/CRS_2129.wav|って、言ってて自己嫌悪になりそう。私ってひどい女だ…… wav/CRS_2130.wav|マッドサイエンティストが誠意とか、笑っちゃうわね wav/CRS_2131.wav|洗脳してやるフゥーハハハとか言い出した方が似合ってる wav/CRS_2132.wav|だったら私に相談する必要なんてない。今すぐ彼女のところにいって、私にしたように説明すればいい wav/CRS_2133.wav|フラグが立ったな wav/CRS_2134.wav|分かんないの? どう見てもフラグ立ったでしょ。いや、すでに立ってた、と言うべきかも wav/CRS_2135.wav|死んでどうする。恋愛フラグよ wav/CRS_2136.wav|漆原さんはあんたに気がある wav/CRS_2137.wav|大好きな鳳凰院凶真から“お前は男だった”と言われて、彼女の純真な乙女心はズタズタ wav/CRS_2138.wav|率直に真実を話すって作戦は、結果的に大失敗だったことになる wav/CRS_2139.wav|恋愛となると厄介よ。アレには方程式が存在しない。人の感情は計算できない。あまりに未知数だわ wav/CRS_2140.wav|正面から攻めるのはダメだった。きっと本人を説得するハードルは飛躍的に高くなった wav/CRS_2141.wav|今度は別の解法を考えるべきよ。彼女のお母さんに直接話を聞きに行くとか wav/CRS_2142.wav|彼女を泣かせた男としてあんたはすでに漆原家に認識されているはずだから、家族のガードも堅くなってるかもしれないけど wav/CRS_2143.wav|知らんがな wav/CRS_2144.wav|それは岡部の主観でのロジックでしょ wav/CRS_2145.wav|漆原さんなり私なりの主観からすれば、彼女は最初から女の子だった。だから別に違和感なんてこれっぽっちもない wav/CRS_2146.wav|今いるこの世界線を基準に考えなさい wav/CRS_2147.wav|それより私が不安なのは wav/CRS_2148.wav|漆原さんの性別を男に戻すことで、本当にIBN5100は戻ってくるのかっていうこと wav/CRS_2149.wav|段階的に元の世界線に近付いてきてる、っていうことか wav/CRS_2150.wav|思ったんだけど、世界線ってそう簡単に変化するものじゃない気がする wav/CRS_2151.wav|だって世界には60億以上の人間がいるのよ? wav/CRS_2152.wav|その中の誰か1人の性別が男から女に変わったところで、世界線が大きく変わるなんて不自然 wav/CRS_2153.wav|0.05%でもじゅうぶん大きい wav/CRS_2154.wav|阿万音さんはこのことについてなんて? wav/CRS_2155.wav|IBN5100と岡部の距離が、&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reの数値を決定するのかな…… wav/CRS_2156.wav|つまり、あんたを含めたすべての人間のDメールが、バタフライ&rs効果&rtエフェクト&reによってIBN5100の在処に影響を与えた……? wav/CRS_2157.wav|ふむん。逆に言えば“リーディング・シュタイナー”が発動したDメールだけを取り消していけば、IBN5100はあんたの手許に戻ってくるのかも wav/CRS_2158.wav|恋愛フラグが立ってるわけよね wav/CRS_2159.wav|んー…… wav/CRS_2160.wav|…………っ wav/CRS_2161.wav|ねえ、ちなみに岡部って……好きな人、いるの? wav/CRS_2162.wav|な、なによその間は wav/CRS_2163.wav|そっか……。いないのか…… wav/CRS_2164.wav|あ、いや、なんとなくよ! 特に意味はないんだからなっ wav/CRS_2165.wav|なってない! wav/CRS_2166.wav|そ、そうだ、あんた、漆原さんと付き合っちゃいなさいよっ wav/CRS_2167.wav|ど、どうせ好きな人いないんでしょ。だったら彼女の想いに応えてあげればいいのよ、このバカ wav/CRS_2168.wav|付き合っちゃえば? wav/CRS_2169.wav|好きな人いないんなら別にためらう必要ないでしょ wav/CRS_2170.wav|そうやって彼女の心を解きほぐしてあげればいい。そうしたら快く教えてくれるんじゃない? wav/CRS_2171.wav|……これは最後の選択肢として考えておいてほしいんだけど wav/CRS_2172.wav|やろうと思えば、漆原さんの人格を否定して、脅してでも番号を聞き出すこともできる wav/CRS_2173.wav|どうせ世界線改変後はそのことを彼女も忘れてるはず。そう考えれば、最後の手段として検証する余地ありだと思う wav/CRS_2174.wav|まゆりが死ぬことに比べたらまだマシ、ってレベルだけどね wav/CRS_2175.wav|……私、今すごく最低なこと言ってるな wav/CRS_2176.wav|気が散るから、こっち見んな。何度言わせんのよ wav/CRS_2177.wav|手短に wav/CRS_2178.wav|理由を言って。デートとか言うつもりなら断る wav/CRS_2179.wav|………… wav/CRS_2180.wav|わけ分からん wav/CRS_2181.wav|えー、こほん。実は漆原さんに話があるの wav/CRS_2182.wav|男性と女性で、脳の働きって全然違うって、知ってた? wav/CRS_2183.wav|男性は右脳が活発。女性は左脳が活発なの wav/CRS_2184.wav|ちなみに右脳は、画像処理とか、空間処理、あとは総合的な判断力なんかに使われる。左脳を使うのは言語、あと計算とかかな wav/CRS_2185.wav|そうそう、右脳と左脳を繋ぐ&rs脳梁&rtのうりょう&reっていうのがあるんだけど、女性の場合はこれが発達してたりする wav/CRS_2186.wav|ほら、よく言うでしょ。女性は2つ以上のことを同時にできるって。それは脳梁が発達してるからだっていう説もあるわね wav/CRS_2187.wav|まあこれはどっちかって言うとトンデモ科学に近い俗説であって、それほど信憑性が高いわけでもないんだけど wav/CRS_2188.wav|ちょっとだけ、試してみてもいいかな? wav/CRS_2189.wav|あなたの脳が女性としてのパターンを示しているのか男性としてのパターンを示しているのか、マッピングしてみたいの wav/CRS_2190.wav|脳波マッピング。あなたの脳波をサンプルとして取らせてもらうだけ。とにかく調べれば分かるって。ね? ね? 痛くしないから wav/CRS_2191.wav|ホント、大丈夫だから。私が保証するから、ほらほら…… wav/CRS_2192.wav|ふぁんっ! ……な、なによ? wav/CRS_2193.wav|私はただ、彼女に貴重な被験者として── wav/CRS_2194.wav|ああ、そう。せっかく協力してあげたのにそういう扱いなわけ。だったら言われた通りに帰る。後はあんた1人で頑張りなさい wav/CRS_2195.wav|……うるさいなあ wav/CRS_2196.wav|………… wav/CRS_2197.wav|なんなの? wav/CRS_2198.wav|よお、&c5;リア充&c40; wav/CRS_2199.wav|&c5;今北産業&c40; wav/CRS_2200.wav|この遠さじゃ、聞こえるわけない wav/CRS_2201.wav|把握 wav/CRS_2202.wav|ふぅん、でも、なにをいちいち私に相談することがあるわけ? 漆原さんの願いを叶えてあげればいい wav/CRS_2203.wav|どこが不満なの? あんなにかわいいのに wav/CRS_2204.wav|元は男だったなんてのも、あんたの妄想かもしれないし wav/CRS_2205.wav|私から見れば、彼女は最初から“彼女”だった wav/CRS_2206.wav|観念しなさいって。じゃあね wav/CRS_2207.wav|それで? wav/CRS_2208.wav|結局、付き合うことになったの? まあ、漆原さんのリアクション見てたらなんとなく予想はつくけど wav/CRS_2209.wav|岡部が見てろと言ったんだろ wav/CRS_2210.wav|ふぅん…… wav/CRS_2211.wav|狂気のマッドサイエンティストさんって、女子高生とデートしたりするのね。ちっとも狂気じゃないな wav/CRS_2212.wav|ゴメン。ちょっとイライラしてて言い方がきつくなった wav/CRS_2213.wav|あんたはまゆりを助けるために、この選択をしたのよね。私も考え方を切り替える wav/CRS_2214.wav|で、明日、デートするにしてもプランはあるの? wav/CRS_2215.wav|どうなのよ? wav/CRS_2216.wav|それで? wav/CRS_2217.wav|どう見ても童貞です、本当にありが── wav/CRS_2218.wav|…………ハッ!? wav/CRS_2219.wav|……い、今のは聞かなかったことにして wav/CRS_2220.wav|ご、ごめん…… wav/CRS_2221.wav|う…… wav/CRS_2222.wav|うるっさい! ヴァージンで悪いか! wav/CRS_2223.wav|…………ハッ!? wav/CRS_2224.wav|あ……あわわ…… wav/CRS_2225.wav|ば、場所を変えるわよ! wav/CRS_2226.wav|女の子との初デートで重要なのは、相手に与える印象をいかによくするかである wav/CRS_2227.wav|不潔な格好は論外。特に髪はきちんと散髪すること。長髪は汚らしく見えるのでNG wav/CRS_2228.wav|服装に関しても、ぴったり合ったサイズのものを着ていくこと。特にアキバ系の男子は大きめのサイズの服を好んで着ている傾向にあるが、これはだらしなく見えるのでよくない wav/CRS_2229.wav|初デートではお互いに緊張していることもあって、会話が途切れがち。重要なのは会話のキャッチボール wav/CRS_2230.wav|一方的に話すだけでは相手が楽しいはずがない。特に女性は会話をするのが大好きなので、むしろ男性は女性の話を聞く側に回ってあげるべき wav/CRS_2231.wav|ただ聞くだけではなく、きちんと相づちを打つことが必要。そうすることで女性は“話をちゃんと聞いてくれる人だ”と思うはず wav/CRS_2232.wav|つまりいつも通りの岡部じゃ、まったく話にならないってことね wav/CRS_2233.wav|とりあえず普通に喋ることから始めないと。あ、例のバカっぽい高笑いは当然禁止ってことで wav/CRS_2234.wav|そもそもあんたって、女の子に優しくないのよね。普段の物言いが尊大すぎる。というか偉そうでムカつく。デンパ妄想も垂れ流すし wav/CRS_2235.wav|誰がメリケン処女だ wav/CRS_2236.wav|はいはい、童貞乙 wav/CRS_2237.wav|知ってる? “一度も侵入を許していない砦は頼もしくて、一度も侵入に成功しない兵士は頼りない”っていう格言 wav/CRS_2238.wav|……確かに。なんだか虚しくなってきた wav/CRS_2239.wav|でもこのデートマニュアルって、けっこう面白いこと書いてあるな wav/CRS_2240.wav|“自分はさりげなく車道側を歩く”とか“女の子にお金を出させるのは厳禁”とか。いい? これ、明日のデートで全部守らないとダメよ wav/CRS_2241.wav|ええと、後は……清潔なハンカチを持って行くこと。女の子が公園のベンチに座るときは、すぐに広げてあげること wav/CRS_2242.wav|そう書いてあるんだからしょうがないでしょ wav/CRS_2243.wav|ご飯は、立ち食いそばとかファーストフードは避ける。ファミレスがボーダーライン。それ以上は自分の財布の中身と相談して wav/CRS_2244.wav|待ち合わせ場所には、最低15分前には来ておくこと。遅刻厳禁 wav/CRS_2245.wav|後はデートコースね。映画館とか美術館、街をブラブラ歩く、食事、っていうのが無難らしい wav/CRS_2246.wav|あ、それすごくロマンチック! wav/CRS_2247.wav|…………じゃなくて、童貞思考全開だな。ドラマやマンガの見すぎ wav/CRS_2248.wav|ちなみに相手は未成年なんだから、ホテルに連れ込もうなんて不潔なこと考えないでよ? wav/CRS_2249.wav|ま、ざっとこんなところね。どう? 私のレクチャー、少しは役に立った? wav/CRS_2250.wav|ふぇっ……! wav/CRS_2251.wav|………… wav/CRS_2252.wav|ほう……。いろんな子に手を出しすぎなのか wav/CRS_2253.wav|もしもし岡部? まゆりから電話あったわよ。ぷんぷんしてた。あんたがコミマに来る約束をすっぽかしたって wav/CRS_2254.wav|なによ? どういうことか説明して wav/CRS_2255.wav|岡部。もう3日もそうやってるけど、せめてなにか食べたら? wav/CRS_2256.wav|あんた、知ってたんでしょ? wav/CRS_2257.wav|まゆりが、あの日、死ぬこと wav/CRS_2258.wav|どうしてタイムリープしないの? wav/CRS_2259.wav|あんたなら、まゆりを助けるためにタイムリープマシンを使うこともためらわない。私はそう予測してた wav/CRS_2260.wav|そもそも、漆原さんの性別を男にしてIBN5100を取り戻すっていう計画はどうなったの? wav/CRS_2261.wav|あんたはまゆりを助けるために、その計画を実行に移してた。なのに、なんで── wav/CRS_2262.wav|いや、それとももしかして、あんたはすでにIBN5100を取り戻して、別の世界線へと移動した後、とか? wav/CRS_2263.wav|ここに残されているのは岡部倫太郎の&rs残滓&rtざんし&re。余り。そして世界はパラレルワールドとして、ここではまゆりが助からなかった未来が継続する── wav/CRS_2264.wav|どういうこと? wav/CRS_2265.wav|………… wav/CRS_2266.wav|……ご飯、食べる? wav/CRS_2267.wav|カップ麺でよければ、作るけど。それとも、なにか買ってくる? wav/CRS_2268.wav|怒りたい気持ちはあるけど、やめとく。私がとやかく言う必要はないみたいだから wav/CRS_2269.wav|過去に戻って因果律をねじ曲げようとすることこそ、おこがましい行為なのかもしれないし wav/CRS_2270.wav|と言うより…… wav/CRS_2271.wav|怒れるわけ、ないよ wav/CRS_2272.wav|あんたは因果の輪から外れて、存在として孤立してまで、ずっと1人で頑張ってきた wav/CRS_2273.wav|だからあんたの苦しみは、誰にも分からないし── wav/CRS_2274.wav|あんたの選択の意味は、誰からも理解されない wav/CRS_2275.wav|そんなあんたを、一度もタイムリープしてない私が、責められるわけない wav/CRS_2276.wav|物分かりがいいわけじゃない。あんたがタイムリープでまゆりを助けようと決めたそのときに、誰からも分かってもらえないと覚悟したはず wav/CRS_2277.wav|だったら、それを甘んじて受けなさい wav/CRS_2278.wav|そうすればあんたは、自分がしたことの意味について、忘れることはないから wav/CRS_2279.wav|ただ…… wav/CRS_2280.wav|あんたは、あんたが取った選択によって助けたもう1人の子について、責任を取るべきよ wav/CRS_2281.wav|まゆりは死んだわ。残念だけど、残念っていう言葉だけじゃ足りないぐらい悲しいけど、とにかくまゆりはもういない wav/CRS_2282.wav|世界の収束、世界の意志には逆らえなかった wav/CRS_2283.wav|でも、あの子は今も生きてる。あんたのおかげで、女の子として、生きてる wav/CRS_2284.wav|そしてあんたと同じように、孤立して苦しんでると思う wav/CRS_2285.wav|あの子の苦しみを理解してあげられるのは、“共犯者”である岡部だけでしょ wav/CRS_2286.wav|明日もあるの? wav/CRS_2287.wav|はあ? wav/CRS_2288.wav|ちょっと岡部、なに勝手にねつ造してんのよ wav/CRS_2289.wav|そうだけど、誰も行くとは言ってない wav/CRS_2290.wav|お断りよ、人が多すぎて息が詰まりそう wav/CRS_2291.wav|岡部がついて行きなさいよ。あんた、まゆりの保護者でしょ? wav/CRS_2292.wav|ああ、はいはい。そうだったな wav/CRS_2293.wav|人質に逃げられちゃまずいでしょ。手錠でもかけて同行すれば? wav/CRS_2294.wav|なによ、やらなきゃならないことって wav/CRS_2295.wav|無言ってことは、単に行きたくないだけか wav/CRS_2296.wav|また? 相変わらず唐突ね wav/CRS_2297.wav|別に wav/CRS_2298.wav|コミマに行くつもりはないから wav/CRS_2299.wav|ついに記憶に錯乱が見られるようになったか。狂気のマッドサイエンティストさんは&cTIPSC;アセチルコリン&cMESC;が減少してるんじゃない? wav/CRS_2300.wav|あんた、なんか変よ? wav/CRS_2301.wav|答えるもなにも、岡部がさっき言った通りよ。もう4、5回ぐらい、こうして外に出て2人でタイムリープマシンをどうするかについて話してる wav/CRS_2302.wav|してるの? wav/CRS_2303.wav|え、そんなに!? なに勝手な真似してんのよ!? wav/CRS_2304.wav|……おおむね把握した wav/CRS_2305.wav|あんまり、無茶しないで wav/CRS_2306.wav|なんで屈辱なのよっ。せっかく優しくしてやったのに。ホント、いちいち偉そうだなあんた wav/CRS_2307.wav|岡部…… wav/CRS_2308.wav|だからコミマに行け、って言ったのか wav/CRS_2309.wav|……まゆりが死ぬのが分かっていながら、なにもできないなんて wav/CRS_2310.wav|全然実感が湧かないけど、事実なんでしょうね。あんたの目を見れば分かる wav/CRS_2311.wav|……大丈夫? wav/CRS_2312.wav|まゆりのこともそうだけど wav/CRS_2313.wav|私が聞いたのは、あんたのこと wav/CRS_2314.wav|あんまり気負いすぎないで wav/CRS_2315.wav|だったら今からタイムリープしちゃえばいい wav/CRS_2316.wav|……こんなこと言うとなんだけど、私は、まゆりが死ぬところなんて、見たくない wav/CRS_2317.wav|ずいぶん信用されてるのね wav/CRS_2318.wav|偉そうに wav/CRS_2319.wav|……おかべ、死……った……ああ、こんなの……なん…… wav/CRS_2320.wav|死ん……じゃった……私の目の前で……ねえっ、まゆりが、死んだの……! まゆりが、死んじゃったよ……! こんな……こんなの…… wav/CRS_2321.wav|急にっ、急に倒れたの……っ、なんで!? なんでこんな急に……息してなくて……全然、返事もしないし……ねえ、まゆりっ wav/CRS_2322.wav|岡部、私、どう、どうしたら……どうしたらいいのか……助けて……まゆりが死んじゃった…… wav/CRS_2323.wav|やっと出た wav/CRS_2324.wav|今どこ? wav/CRS_2325.wav|今どこよ? wav/CRS_2326.wav|女? 女なの? wav/CRS_2327.wav|うるさいな wav/CRS_2328.wav|電話レンジの改良、手伝うって約束したでしょ? よくそれでラボメンナンバー001を名乗れるな wav/CRS_2329.wav|……いったいなにしてんのよ。そこどこ? wav/CRS_2330.wav|やっぱり女か。最低だな wav/CRS_2332.wav|強引に奪うしかないわね wav/CRS_2333.wav|相手はSERNの関係者よ。遠慮してたらこっちがやられるかもしれない wav/CRS_2334.wav|迷ってる場合じゃないでしょ。それでまゆりを救えるんだから wav/CRS_2335.wav|あんたはヒョロヒョロで頼りなさそうだけど、さすがに今なら相対的に考えて勝てるはず wav/CRS_2336.wav|……こんなこと言うと人格疑われそうだけど……いや、あんたに人格疑われたってどうでもいいけど…… wav/CRS_2337.wav|殺してでも、奪い取るべきよ wav/CRS_2338.wav|えっ……、す、好きってちょっと…… wav/CRS_2339.wav|……どうも wav/CRS_2340.wav|よかった。それなりに冷静ね wav/CRS_2341.wav|あんたの話が本当かウソかは定義できない。アトラクタフィールド理論っていう式を、私はまだ完全には理解してないし wav/CRS_2342.wav|それでもあんたの説明を元に考えると── wav/CRS_2343.wav|桐生って人が4日後に自殺するなら、彼女には死亡フラグが立っているっていう推論が成り立つ wav/CRS_2344.wav|世界が、彼女の死を“承認した”っていうところね wav/CRS_2345.wav|因果が収束するなら、これまでの世界線では仮にあんたが彼女を殺そうとしても、なんらかの邪魔が入ってできなかったはず wav/CRS_2346.wav|あるいは、殺した瞬間に世界線が大きく変わっていた wav/CRS_2347.wav|でもこの世界線でだけ考えるなら、彼女は“近いうちに死ぬ” wav/CRS_2348.wav|あんたはこれまでに何度もまゆりの死を見てきたから分かるはず。重要なのは“死んだ”という結果だけであって、過程はどうでもいいらしいってことをね wav/CRS_2349.wav|それと同じで、桐生って人の“死に方は問わない”と思う wav/CRS_2350.wav|偽善ぶるな。私は今、人としての倫理を捨てて話してんのよ。岡部も付き合いなさい wav/CRS_2351.wav|タイムリープマシンがある限り、相手を殺しても時間を遡ればすべて“なかったこと”にできる wav/CRS_2352.wav|“岡部は誰も殺さずに必要な情報だけを入手した”っていう結果だけが残るわけ wav/CRS_2353.wav|……ふう。ただ、これだけは覚えておいて。すべては自己責任よ wav/CRS_2354.wav|これだけ好き放題言ってる私は、かなり無責任だけど wav/CRS_2355.wav|さっさとカタをつけなさい。じゃあね wav/CRS_2356.wav|はい牧瀬 wav/CRS_2357.wav|変な音が聞こえるけど!? wav/CRS_2358.wav|殺さなかったのね。グッジョブ wav/CRS_2359.wav|入力完了 wav/CRS_2360.wav|まだいる。ブラウン管工房で店長さんと話してる。42型ブラウン管をつけさせておくためにね wav/CRS_2361.wav|あの子が死ぬこと? 言えるわけない wav/CRS_2362.wav|送ったの? wav/CRS_2363.wav|こっちはちゃんと放電現象を確認した wav/CRS_2364.wav|間違いなくね wav/CRS_2365.wav|失敗したっていうこと? 原因は? wav/CRS_2368.wav|送り先の日付を間違えた可能性は? wav/CRS_2369.wav|桐生って人が最初に送ったDメールの着信時間を調べるべき。それより先か後かで、受け取った側の印象はだいぶ変わる wav/CRS_2370.wav|何パターンかいろんな文章を送ってみて wav/CRS_2371.wav|それで効果が出ないようなら、こっちでタイマーを微調整する wav/CRS_2372.wav|今、下から怒鳴り声が聞こえてる。きっと橋田とまゆりが必死でなだめてるはずだけど、いつまでもつか wav/CRS_2373.wav|あまり余裕はないと思って wav/CRS_2374.wav|まだ問題が? wav/CRS_2377.wav|え? なに? なんの話? wav/CRS_2378.wav|岡部! 岡部!? 返事しろ! wav/CRS_2379.wav|音、すごいけど、大丈夫なの!? wav/CRS_2380.wav|どういうことよ!? wav/CRS_2381.wav|着信履歴は? そこに残ってるかもしれない wav/CRS_2382.wav|バカも休み休み言いなさい! 状況によっては逃げることも大事── wav/CRS_2383.wav|岡部!? wav/CRS_2384.wav|はあ……心配、させんな……バカ…… wav/CRS_2385.wav|……ど、どう見ても死亡フラグ立ってたからっ。無事なのが驚きよ! wav/CRS_2386.wav|ちゃんとラボで待機中 wav/CRS_2387.wav|タイマー設定は? wav/CRS_2388.wav|ええと、31日の11時ということは…… wav/CRS_2389.wav|準備OK wav/CRS_2390.wav|起動した wav/CRS_2391.wav|……どう? wav/CRS_2392.wav|また間違い? wav/CRS_2393.wav|最初のDメールの内容は? wav/CRS_2394.wav|待った。Dメールの面倒な部分については、ロト6の実験で検証済みでしょ wav/CRS_2395.wav|Dメールを読んだ人間が、その通りに行動するかどうかは、個人の資質に影響される wav/CRS_2396.wav|桐生って人は、神社にIBN5100があると知らされた。直後にそれを否定するメールが来ても、構わず神社へ行ったという推測が導ける wav/CRS_2397.wav|厄介ね。神社に調べに行くことにリスクが発生すると伝えても、聞いてくれなかったっていうことだから…… wav/CRS_2398.wav|どうやって? wav/CRS_2399.wav|その日のあんたは、IBN5100に興味があったのか? wav/CRS_2400.wav|え? なに? wav/CRS_2401.wav|そのFBとかいう人のケータイ、持ってるの? wav/CRS_2402.wav|話にならない wav/CRS_2403.wav|また待たせるのか。まあ、私はずっとラボに泊まり込んでるからいいけど wav/CRS_2404.wav|あんまり、無茶しないでね…… wav/CRS_2405.wav|………… wav/CRS_2406.wav|あんたね、少しは連絡したらどうなの? wav/CRS_2407.wav|立て込んでた、ねえ wav/CRS_2409.wav|わ、私じゃないわよ。私は別にあんたがどこでなにをしてようが知ったことじゃないけど wav/CRS_2410.wav|ただ、まゆりはすごく心配してた。見てて、痛々しいぐらいにね wav/CRS_2411.wav|せめてあの子にだけは、連絡してあげなさいよ wav/CRS_2412.wav|というか、敵って…… wav/CRS_2413.wav|彼女は敵じゃないの? wav/CRS_2414.wav|まゆりを……殺す人なんでしょ? wav/CRS_2415.wav|まあいい。それで? これからどこか行くんでしょ? 私もついていく wav/CRS_2416.wav|正気だけど、助手じゃないから wav/CRS_2417.wav|え…… wav/CRS_2418.wav|今日の私は、死ぬことになってる? wav/CRS_2419.wav|だったら問題なし。“世界”から死なないことを保証されたようなものだから wav/CRS_2420.wav|……そう。店長が wav/CRS_2421.wav|岡部。今すぐDメールを送るべきよ wav/CRS_2422.wav|今を逃がすと、色々面倒なことに巻き込まれるかもしれないから wav/CRS_2423.wav|あんたの目的は、まゆりを救うことであって、SERNへの復讐じゃないでしょ wav/CRS_2424.wav|……私たちが作ったタイムリープマシンのせいで犠牲が出るのは、気持ちのいいことじゃない wav/CRS_2425.wav|電話してみる wav/CRS_2426.wav|あと5分くらいでラボに着くって wav/CRS_2427.wav|ねえ。さっき、店長の家でのことだけど wav/CRS_2428.wav|私、外で見張ってて、銃声が聞こえて wav/CRS_2429.wav|その直後ぐらいに、あの子の姿……見た wav/CRS_2430.wav|&rs綯&rtなえ&reちゃん wav/CRS_2431.wav|……家の裏口から、走り去っていった wav/CRS_2432.wav|呼び止めようとしたら……目が合ったわ wav/CRS_2434.wav|ウソ……でしょ…… wav/CRS_2435.wav|………… wav/CRS_2436.wav|落ち着け……! wav/CRS_2437.wav|桐生さんの容態を見て! 私は救急車を…… wav/CRS_2438.wav|あ、待った。待って…… wav/CRS_2439.wav|それより先に、Dメールを送ってしまった方がいいのかもしれない wav/CRS_2440.wav|……岡部 wav/CRS_2441.wav|Dメールを、送るべきだと思う wav/CRS_2442.wav|もう、準備はできてる wav/CRS_2443.wav|あんたが言っていたアトラクタフィールド理論で考えるなら…… wav/CRS_2444.wav|&rs世界線変動率&rtダイバージェンス&reが1%以上なら、生きている確率は高くなる wav/CRS_2445.wav|……ゴメン。こんな思いやりもクソもない言い方しかできなくて wav/CRS_2446.wav|……岡部? wav/CRS_2447.wav|あの子って……&rs綯&rtなえ&reちゃんのこと? wav/CRS_2448.wav|……まるで別人みたいだった wav/CRS_2449.wav|岡部、気にすることない wav/CRS_2450.wav|Dメールを今すぐ送って。それでなにもかも解決よ wav/CRS_2451.wav|というか、敵って…… wav/CRS_2452.wav|彼女は敵じゃないの? wav/CRS_2453.wav|はあ? wav/CRS_2454.wav|そうだけど、なによいきなり wav/CRS_2455.wav|……! wav/CRS_2456.wav|本当に、銃声が…… wav/CRS_2457.wav|岡部っ! wav/CRS_2458.wav|あんた、その傷どうしたの!? 大丈夫!? wav/CRS_2459.wav|持ってきたけど…… wav/CRS_2460.wav|ねえ、説明してよ、その傷はどうしたの!? wav/CRS_2461.wav|救急車、呼んだ方がいい!? wav/CRS_2462.wav|あ、そうか、世界線が変わればこの傷もなくなる……のかな…… wav/CRS_2463.wav|どういうこと? wav/CRS_2464.wav|……はあ? wav/CRS_2465.wav|萌郁さんのアパート? 私が? 行ってないけど wav/CRS_2466.wav|どういうことよ? wav/CRS_2467.wav|橋田ならいないわよ wav/CRS_2468.wav|コミマに行くって言ってたじゃない wav/CRS_2469.wav|ちょっとぐらい寝かせろよ…… wav/CRS_2470.wav|徹夜明けなんだから…… wav/CRS_2471.wav|下らない会話は自重しろ。頭が痛くなる…… wav/CRS_2472.wav|あー、うるさい…… wav/CRS_2473.wav|いったいなんなの? wav/CRS_2474.wav|そもそも設定じゃ岡部は狂気のマッドサイエンティストじゃなかった? なのになんで正義の鉄槌とか言っちゃってるんだ? wav/CRS_2475.wav|クラッキングはよくないと思う wav/CRS_2476.wav|捕まりたいの? wav/CRS_2477.wav|岡部…… wav/CRS_2478.wav|……これはひどい wav/CRS_2479.wav|面白いわね wav/CRS_2480.wav|仮説としてはね。できれば客観的データがほしいところだけど、それはさすがに無理だし wav/CRS_2481.wav|と、当然でしょ wav/CRS_2482.wav|それにIBN5100でのハッキングは元々予定してたことだし wav/CRS_2483.wav|とにかくアクセスしてみて、もしそこにメールデータが存在していたなら、岡部の言葉は事実だと証明される wav/CRS_2484.wav|いや、逆に分かんないけど wav/CRS_2485.wav|それにしても、元凶となった最初のメールねえ…… wav/CRS_2486.wav|それってあれでしょ? ATFで見せてもらったヤツ wav/CRS_2487.wav|私が死んでたとかなんとか wav/CRS_2488.wav|……なによ? wav/CRS_2489.wav|あ、いたいた wav/CRS_2490.wav|こんなところでなにしてる wav/CRS_2491.wav|1人になりたいって言ってたから。確率的に見て、ここに一番いそうっていう解を導き出した wav/CRS_2492.wav|な、なによ、せっかく人が心配して捜しに来たのに…… wav/CRS_2493.wav|あ、いや、心配はしてないけどっ wav/CRS_2494.wav|私だって、あんたのことなんて放っておこうかと思った wav/CRS_2495.wav|ただ、一昨日の岡部、なんか変だったから。まあいつも変なんだけど、いつも以上にって意味で wav/CRS_2496.wav|くそまずい&cTIPSC;オートミール&cMESC;食べてるときみたいなしょげっぷりじゃない。なにがあった? wav/CRS_2497.wav|だったら、なんでSERNへのクラッキングを止めたの? wav/CRS_2498.wav|タイーホフラグが立ってビビったんですね。分かります wav/CRS_2499.wav|全然らしくないな。いつもの独善的な態度はどこ行ったのよ? 狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真のくせに── wav/CRS_2500.wav|……っ wav/CRS_2501.wav|……どちらかを見殺しって、どういう意味? wav/CRS_2502.wav|……いや、初対面時点でなんとなく気付いてましたが wav/CRS_2503.wav|答えて、岡部。どういう意味なの? wav/CRS_2504.wav|散々、相談に乗ってやったでしょ wav/CRS_2505.wav|今さら遠慮するな wav/CRS_2506.wav|……え? wav/CRS_2507.wav|2036年のSERNのディストピアもなくなる、自由な未来が待ってるバラ色の世界線。そんな風に聞こえた wav/CRS_2508.wav|………… wav/CRS_2509.wav|………… wav/CRS_2510.wav|………… wav/CRS_2511.wav|ねえ、岡部 wav/CRS_2512.wav|アトラクタフィールドって、どこまで信憑性があると思う? wav/CRS_2513.wav|あれって全部、ジョン・タイター──阿万音さんの受け売りでしょ wav/CRS_2514.wav|2036年時点ではスタンダードらしいけど wav/CRS_2515.wav|その時代の研究者たちは、いったいどうやってそれが正しいって、証明したの? wav/CRS_2516.wav|収束は正しいとしても wav/CRS_2517.wav|無限個に枝分かれした世界線が重ね合わせ状態になっている、っていうのは? wav/CRS_2518.wav|それって、岡部の主観での話でしょ? wav/CRS_2519.wav|あんたの脳が認識してる私は、β世界線に行くと死んでるのよね? wav/CRS_2520.wav|それはつまり、“私が死んでいる世界線”と“私が死んでいない世界線”のうち、あんたの主観が前者を選んだってことになるわけだけど wav/CRS_2521.wav|あんたの脳が認識する世界と、私の脳が認識する世界は、別物かもしれないっていう可能性はないのかな? wav/CRS_2522.wav|分裂というか、電車みたいなものなのかも wav/CRS_2523.wav|ええと、分かりやすい例を挙げると…… wav/CRS_2524.wav|路線図で調べてみたけど、秋葉原から横浜に行くのに、どの路線を選ぶか wav/CRS_2525.wav|違う。例えよ例え wav/CRS_2526.wav|あんたは、山手線で東京駅まで出て、そこから東海道本線に乗るのを選んだ wav/CRS_2527.wav|でも私は、山手線で大崎まで行った後、湘南新宿ラインに乗った wav/CRS_2528.wav|もしかしたら別の人──橋田なんかは、そもそもいきなり秋葉原から京浜東北線に乗っちゃうかもしれない wav/CRS_2529.wav|まゆりなら、東京から新幹線に乗るかも wav/CRS_2530.wav|岡部と私は、東京駅までは同じ電車に乗ってるけど、そこからは違う線に乗って同じ目的地を目指している wav/CRS_2531.wav|……たまには、私も妄想ぐらいする wav/CRS_2532.wav|でも世界が1つだと、誰が証明した? wav/CRS_2533.wav|正体不明のタイムトラベラーと、原因不明の特殊能力ね wav/CRS_2534.wav|彼女が橋田の娘かどうかは、誰にも証明できない。2036年から来たかも、ディストピアのことも、証明できない。実際に2036年にならないとね wav/CRS_2535.wav|そもそももし“リーディング・シュタイナー”が正しいなら、あらゆる人間の記憶があんたの主観に引きずられてることになる wav/CRS_2536.wav|そんなの、無理が有りすぎる。もしそうだったら岡部は文字通り、神よ wav/CRS_2537.wav|でも、現実には神なんて、いない wav/CRS_2538.wav|世界は、あんたを中心に回っているわけじゃない wav/CRS_2539.wav|あんたの脳が、そう錯覚させているだけ wav/CRS_2540.wav|世界にとってあんたが神だと言うなら、同体積の脳を持つ私も、世界にとって神になれるわけで wav/CRS_2541.wav|仮に岡部の主観が“私が死ぬ世界線”を選んだとして、私の主観も同じように“私が死ぬ世界線”を選ぶとは限らない wav/CRS_2542.wav|それは、私の主観がここに存在していることからも分かる wav/CRS_2543.wav|すでにこの世界線は“私が死なない世界線”なわけだから wav/CRS_2544.wav|あんたの主観がβ世界線に行ってしまっても、私の主観はここにとどまることだってできるのかもしれない wav/CRS_2545.wav|精神はどこにあるか、って話。そして私は、私の精神をあんたの好きにさせたくない wav/CRS_2546.wav|でも、可能性はゼロじゃない wav/CRS_2547.wav|だから、あんたはなにも心配する必要はない wav/CRS_2548.wav|私を見殺しにできないって言って悩んでるのよね? wav/CRS_2549.wav|でも今の私の仮説で言えば、私は別の可能性世界線で生き続けていける wav/CRS_2550.wav|だから、そもそも岡部は悩む必要なんてない wav/CRS_2551.wav|アトラクタフィールド理論だって仮説 wav/CRS_2552.wav|まだ誰にも、なにも、証明されてないから。2036年時点では証明されていたとしても、その証明を今の私たちは確認できないから wav/CRS_2553.wav|そう考えれば── wav/CRS_2554.wav|未来の可能性は無限よ wav/CRS_2555.wav|ちなみに、心配なんかしてくれなくてもいいから。岡部にそんなことされたらけっこうプライド傷つく wav/CRS_2556.wav|まゆり、なんだって? wav/CRS_2557.wav|電話鳴ってるけど? wav/CRS_2558.wav|出てあげなさいよ。なんで私に遠慮してるんだ? wav/CRS_2559.wav|女々しいな。はっきり言ってガッカリ wav/CRS_2560.wav|今の私の話、聞いてなかったの? wav/CRS_2561.wav|重荷、ね…… wav/CRS_2562.wav|だったらそれをはっきり言ってあげればいい wav/CRS_2563.wav|岡部 wav/CRS_2564.wav|これまでのあんたなら、悩んだりしなかったはず wav/CRS_2565.wav|とりあえずまゆりに会いに行くべき wav/CRS_2566.wav|あの子だって、色々思うところがあるんだろうし wav/CRS_2567.wav|……岡部か wav/CRS_2568.wav|そっか、ここだとあんたと会っちゃう可能性があること、忘れてた wav/CRS_2569.wav|……考え事 wav/CRS_2570.wav|………… wav/CRS_2571.wav|……あ、うん wav/CRS_2572.wav|え? あ、ああ、うん wav/CRS_2573.wav|なんぞこれえええ! wav/CRS_2574.wav|はあ、ビックリ wav/CRS_2575.wav|もっと早く忠告してよ。おかげで下着までびしょ濡れじゃない wav/CRS_2576.wav|どういう意味? wav/CRS_2577.wav|…………っ wav/CRS_2578.wav|うぅ、あんたもHENTAIだってこと……わ、忘れてた…… wav/CRS_2579.wav|こ、これ以上口きかないでっ。下着の色とかよくも妄想したな、許さないからっ wav/CRS_2580.wav|くしゅっ wav/CRS_2581.wav|だから脱いで乾かせって? ふ、ふざけないでっ。HENTAIの手に引っかかるもんか── wav/CRS_2582.wav|むぅ…… wav/CRS_2583.wav|それ以上喋ると、あんたの大脳新皮質をポン酢につけて、高級料亭で提供してやるんだからっ wav/CRS_2584.wav|夕立ならすぐにやむわよね。それまで待つか wav/CRS_2585.wav|きゃっ、ちょ、なんで横に── wav/CRS_2586.wav|な、なんで……? wav/CRS_2587.wav|あんまり、近くに来ないでよ…… wav/CRS_2588.wav|今ぐらいの距離が、限界だから。これ以上離れろとは言わないけど……これ以上近付いたら、押し返すからな…… wav/CRS_2589.wav|……こっち見んな wav/CRS_2590.wav|やっぱり見てたのかっ wav/CRS_2591.wav|なに? なんの話? wav/CRS_2592.wav|岡部ってドジっ子だったの? wav/CRS_2593.wav|はいはい wav/CRS_2594.wav|ほら、貸しなさいよ wav/CRS_2595.wav|ちょうど&cTIPSC;ソーイングセット&cMESC;持ってるから、縫ってやると言っている wav/CRS_2596.wav|悪いか wav/CRS_2597.wav|実験大好きっ&rs娘&rtこ&reであると同時に家庭的な女の子かもしれないじゃない wav/CRS_2598.wav|相対的に見れば家庭的かもね。と言っても日本の女子高生の“家庭的女の子指数”がどれくらいか知らないけど wav/CRS_2599.wav|濡れてるから、針が通りにくいな wav/CRS_2600.wav|しつこい。そんなに私がソーイングセット持ってたら悪いの? wav/CRS_2601.wav|つまり“あんたが服を破ってしまうのを見越してあらかじめ用意していた”って言ってもらいたいんですね。分かります wav/CRS_2602.wav|そんなわけあるか wav/CRS_2603.wav|それと勘違いしないでほしいんだけど、別に、好きで縫ってあげてるわけじゃないんだからね wav/CRS_2604.wav|茶化すな。あんたが偶然服を破って、私は偶然ソーイングセットを持っていた。だから縫ってあげている。それだけ wav/CRS_2605.wav|つまり“あんたが服を破ってしまったからタイムリープして事前にソーイングセットを用意した”って言ってもらいたいんですね。分かります wav/CRS_2606.wav|そんなわけあるか。そんなわけあるか。大事なことなので2回言いました。アンダスタン? wav/CRS_2607.wav|なにそれ、皮肉? 文句ばっかり wav/CRS_2608.wav|ほら wav/CRS_2609.wav|あ、うん……。出来については、暗くて確認できないけど…… wav/CRS_2610.wav|もし仮に出来が悪くても、私の腕のせいじゃない。この暗さのせいよ、きっと wav/CRS_2611.wav|ちなみに、糸の色についてもなにが出るかお楽しみに wav/CRS_2612.wav|黒か赤かピンク。確率は1/3 wav/CRS_2613.wav|くしゅっ wav/CRS_2614.wav|まあね wav/CRS_2615.wav|それだって濡れてるでしょ wav/CRS_2616.wav|………… wav/CRS_2617.wav|……結論は出た? wav/CRS_2618.wav|はあ……。まだ悩んでるの? wav/CRS_2619.wav|あんたって、まゆりのこと好きなんでしょ? wav/CRS_2620.wav|ただの錯覚かもしれないけど、私の心の中に奇妙な記憶というかデジャヴみたいなものがある wav/CRS_2621.wav|そこでは、あんたはまゆりを助けようと必死になってて、1人で傷つきながらそれでも前に突き進もうとしてるの wav/CRS_2622.wav|そんな岡部が私に相談をしてきて、そのひたむきに頑張ってる姿を見て、私も力になってあげたいと思ったり── wav/CRS_2623.wav|って、別にあんたを助けたいって思ったわけじゃないからな!? 私はあくまで、まゆりを助けたいだけであって wav/CRS_2624.wav|とにかく私にはなぜか、そんな錯覚が記憶のように残ってる wav/CRS_2625.wav|自己分析してみたけど、夢で見たものを現実と思い込んでるのか単なる願望か、それぐらいの結論しか出なかった wav/CRS_2626.wav|ただ、これだけははっきりしてる wav/CRS_2627.wav|あんたは、まゆりを助けるべきなのよ wav/CRS_2628.wav|………… wav/CRS_2629.wav|なんだか、廃墟に迷い込んだみたい wav/CRS_2633.wav|まるで、世界中の電源が切られて wav/CRS_2634.wav|私たちだけ、取り残されたみたい wav/CRS_2635.wav|ふと、思うんだ wav/CRS_2636.wav|もしあんたが、β世界線に行ったとする。みんなも一斉にそっちに移動するとしたら wav/CRS_2637.wav|私だけは、移動できない。私だけが、取り残される wav/CRS_2638.wav|そうしたら、世界中がこの場所みたいになっちゃうのかな wav/CRS_2639.wav|所詮、これも仮説の1つだけど wav/CRS_2640.wav|できもしないこと言わなくていい wav/CRS_2641.wav|怖くないかってさっき聞いた? wav/CRS_2642.wav|……怖いに決まってるでしょ wav/CRS_2643.wav|自分が消えるかもしれない。自分だけが取り残されるかもしれない wav/CRS_2644.wav|あるいは、あんただけがこの世界線からいなくなるかもしれない wav/CRS_2645.wav|誰もあんたがいなくなったことを認識してない世界がずっと続いていって、私は何事もなかったかのようにアメリカに帰るかもしれない wav/CRS_2646.wav|かもしれない。かもしれない。かもしれない……! wav/CRS_2647.wav|そんないろんな可能性を考えて、そのたびに絶望的な気分になる wav/CRS_2648.wav|でも── wav/CRS_2649.wav|だからまゆりを見殺しにしろなんて言えると思う!? wav/CRS_2650.wav|ああ、もう、なんか寒いな wav/CRS_2651.wav|濡れてる服着てるせいね。ったく wav/CRS_2652.wav|ダメだ。こんなの全然論理的じゃない。仮説にすらなってない。全部根拠のない妄想。こんなしょうもない妄想を垂れ流す脳の機能を、カットしてやりたい wav/CRS_2653.wav|聞いて岡部 wav/CRS_2654.wav|両方救うのは無理。そうでしょ? wav/CRS_2655.wav|どうあがいたって、確率は1/2なの wav/CRS_2656.wav|だが、じゃない。私の結論は変わらない wav/CRS_2657.wav|まゆりを助けて wav/CRS_2658.wav|できるかできないかじゃない。あんたはやらなくちゃいけない。それしか道はない wav/CRS_2659.wav|岡部! wav/CRS_2660.wav|他に解決策があるの? ないんでしょ? wav/CRS_2661.wav|私は、まゆりを犠牲にしてまで生きていたくない! wav/CRS_2662.wav|もしまゆりを助けなかったら、あんたを一生恨むから! wav/CRS_2663.wav|え……? wav/CRS_2664.wav|岡部…… wav/CRS_2665.wav|……ありがとう。私のために、そこまで苦しんでくれて wav/CRS_2666.wav|でも、もうじゅうぶん。私は大丈夫だから、後は、まゆりのことだけ考えて wav/CRS_2667.wav|………… wav/CRS_2668.wav|……うん wav/CRS_2669.wav|さてと wav/CRS_2670.wav|先に帰る wav/CRS_2671.wav|ラボに決まってるでしょ。服を乾かさないと。シャワーも浴びたいし wav/CRS_2672.wav|あんたはそこでずぶ濡れのまま、しばらく待ってて wav/CRS_2673.wav|分かった? wav/CRS_2674.wav|お見送り、ご苦労 wav/CRS_2675.wav|ん? ああ、そういうことよ wav/CRS_2676.wav|元々、8月の頭には帰る予定だったんだけど、どっかのマッドサイエンティストに捕まって、予定より長めの滞在になっちゃった wav/CRS_2677.wav|もう私が手伝えることもないだろうし、後腐れ無くって意味でもいいでしょ wav/CRS_2678.wav|まゆり、どうしたの? 具合悪いの? wav/CRS_2679.wav|え、ちょっ、どうしたのいきなり……!? wav/CRS_2680.wav|ありがとう、まゆり wav/CRS_2681.wav|でも、私はもう自分の中で結論を出したし、納得もしてるから wav/CRS_2682.wav|知ってる? あんたって岡部にものすごい愛されてるって wav/CRS_2683.wav|事実でしょ wav/CRS_2684.wav|だから、まゆりが死んだら、岡部はすごく悲しむ。岡部にそんな思い、させたくないでしょ? wav/CRS_2685.wav|そうね、会えなくなると……寂しいかな wav/CRS_2686.wav|でも、どうせ私は生きてたって、アメリカに帰るつもりだったわけだし wav/CRS_2687.wav|だから別の世界線に行っても、私はアメリカにいるものだと思えば、そう大した違いはない wav/CRS_2688.wav|これ以上私や岡部を困らせたらダメ wav/CRS_2689.wav|岡部、もうまゆりの手を離しちゃダメよ wav/CRS_2690.wav|それじゃ、私は行くから wav/CRS_2691.wav|もう二度と岡部の顔見なくて済むと思うと、せいせいするわ wav/CRS_2692.wav|ついてこないで! wav/CRS_2693.wav|同情なんてしないで。惨めになるだけだから wav/CRS_2694.wav|これは、私が決めたことなの。まゆりになにを言われたって、もう揺るがない wav/CRS_2695.wav|……さよなら wav/CRS_2696.wav|まゆり、約束よ。あんたは、幸せになりなさい wav/CRS_2697.wav|……っ wav/CRS_2698.wav|話にならない……! このマザーファッカー! wav/CRS_2699.wav|私は大丈夫だって言ってんのに、なにが諦めないだ。バカなの? 死ぬの? wav/CRS_2700.wav|英雄気取りか、この厨二病患者が。できもしないくせに、カッコつけてんじゃない! wav/CRS_2701.wav|あんたの頭の悪さにはイライラする……! なんで私の言うこと、素直に聞き入れてくれないのよ!? wav/CRS_2702.wav|あんたがまゆりを助けることが、相対的に判断してベストなのよ! いったいなにが気に入らないの── wav/CRS_2703.wav|……っ wav/CRS_2704.wav|フン…… wav/CRS_2705.wav|どうせ無理よ。いつもあんた言ってるでしょ。&rs運命石の扉&rtシュタインズゲート&reの選択ってヤツ wav/CRS_2706.wav|回避不能。解は出てる wav/CRS_2707.wav|岡部1人がどれだけ頑張ったって、世界の意志には勝てない wav/CRS_2708.wav|……っ wav/CRS_2709.wav|勝手にしろっ。私は手伝わないからなっ。もうアメリカに帰るつもりだし wav/CRS_2710.wav|さよなら。もう二度と会うこともないわね、鳳凰院凶真さん wav/CRS_2711.wav|本当にバカだ。バカにもほどがある。このバカ……っ wav/CRS_2712.wav|逃げるの? wav/CRS_2713.wav|タイムリープするのは、逃げよ wav/CRS_2714.wav|だったら、なんで今あんたは迷ってる? wav/CRS_2715.wav|逃げたって苦しくなるだけ wav/CRS_2716.wav|私が、そうだから…… wav/CRS_2717.wav|今の岡部、見てられない。自分の顔、鏡で見た? 急に老けたように見える wav/CRS_2718.wav|心がボロボロになってるんじゃない? そこまで思い悩まずに、私の言うことを素直に受け入れればいいんだ wav/CRS_2719.wav|さっき言った通り、あんたはここにとどまっちゃいけない wav/CRS_2720.wav|β世界線に行きなさい。まゆりが死なない世界へ wav/CRS_2721.wav|それがあんたのためでもあるし、私のためでもある wav/CRS_2722.wav|ちょっと。勝手に殺さないでくれますか? 私、ピンピンしてますんで wav/CRS_2723.wav|例えば実際に、みなさんが身体ごと過去や未来へ行くことができるようなタイムマシンを作るには、まずなにが必要か、考えてみましょう wav/CRS_2724.wav|誰がクリスティーナだ! 一言も言っとらんわ! wav/CRS_2725.wav|これまでの自分を否定したくないの。例え失敗ばかりだったとしても、それを含めて今の自分があるんだから wav/CRS_2726.wav|私たち、ひょっとすると、とんでもないものを作っちゃったかもしれない…… wav/CRS_2727.wav|前に、あんた言ってくれたでしょ? 私のこと、大切な仲間だって。あれ、けっこうその……嬉しかったって言うか…… wav/CRS_2728.wav|じゃあ、電話レンジの改良が終わったら、一緒に、ついてきて wav/CRS_2729.wav|……あんたの力になりたい wav/CRS_2730.wav|……ありがとう。私のために、そこまで苦しんでくれて wav/CRS_2731.wav|ねえ岡部 wav/CRS_2732.wav|あんたがβ世界線に行ったら、こうして仲間として一緒に過ごした記憶は、まゆりや橋田からは消えちゃうのよね wav/CRS_2733.wav|岡部は、私のこと、覚えてて……くれる? wav/CRS_2734.wav|え……そ、それって…… wav/CRS_2735.wav|な、なにバカなこと言ってんのよっ…… wav/CRS_2736.wav|そ、それはええと、証明……証明が必要。それがないと、私は方程式を用意できない── wav/CRS_2737.wav|&cTIPSC;ACTH&cMESC;の分泌過剰になり、ガンマ波から確率共鳴が起きてヒルベルト曲線のハウスドルフ次元は∞と仮定されるわけだから、つまり漸近線はポジトロン断層法で計測して……? wav/CRS_2738.wav|…………っ wav/CRS_2739.wav|えっ!? と、言いますと!? wav/CRS_2740.wav|し、知りたいのか? wav/CRS_2741.wav|………… wav/CRS_2742.wav|……目を閉じろ wav/CRS_2743.wav|いいから、閉じなさいよ! wav/CRS_2744.wav|………… wav/CRS_2745.wav|んっ…… wav/CRS_2746.wav|………… wav/CRS_2747.wav|べ、別に、したくてしたんじゃない……から…… wav/CRS_2748.wav|ただ……さっき、約束したでしょ……。私のこと忘れないでって…… wav/CRS_2749.wav|より強烈な感情とともに海馬に記銘されたエピソード記憶は、忘却されにくいのよ wav/CRS_2750.wav|そ、それに岡部はHENTAI童貞だから、ファーストキスのことについて&cTIPSC;精緻化リハーサル&cMESC;が行われるはずで、それはすぐに長期記憶になって、そうそう忘れないかって思って……それで…… wav/CRS_2751.wav|どうしても、岡部にだけは、私のこと忘れてほしくなかったから…… wav/CRS_2752.wav|……え? wav/CRS_2753.wav|な、生意気なっ。童貞のくせに wav/CRS_2754.wav|……そうか。あんたは、初めてじゃなかったのね wav/CRS_2755.wav|なっ…… wav/CRS_2756.wav|そ、それなら、しょうがないな…… wav/CRS_2757.wav|キスだけ……だぞ…… wav/CRS_2758.wav|ちゃんと、その、優しく……して…… wav/CRS_2759.wav|岡部…… wav/CRS_2760.wav|ん…… wav/CRS_2761.wav|忘れないで…… wav/CRS_2762.wav|ん……ぅ…… wav/CRS_2763.wav|………… wav/CRS_2764.wav|時間が── wav/CRS_2765.wav|あっという間に過ぎていく wav/CRS_2766.wav|今だけは……アインシュタインに、文句を言いたい気分 wav/CRS_2767.wav|時間は絶対的じゃない wav/CRS_2768.wav|アインシュタインは、時間が、人や状況によって長くなったり短くなったりするものなんだって、科学的に証明した wav/CRS_2769.wav|ねぇ、岡部 wav/CRS_2770.wav|相対性理論って、とてもロマンチックで── wav/CRS_2771.wav|とても、切ないものだね…… wav/CRS_2772.wav|……それじゃ wav/CRS_2773.wav|……なんだか、みんなに見送られると、辛くなるから wav/CRS_2774.wav|岡部だけなら、なんのためらいもなく日本を&rs発&rtた&reてる wav/CRS_2775.wav|……ジョークよ wav/CRS_2776.wav|いらねー…… wav/CRS_2777.wav|しょうがないから、受け取っておく wav/CRS_2778.wav|うん…… wav/CRS_2779.wav|でもこの2週間、なんだかんだで、楽しかった wav/CRS_2780.wav|まゆりや橋田によろしくね wav/CRS_2781.wav|岡部、頑張って wav/CRS_2782.wav|──っ wav/CRS_2783.wav|さよなら wav/CRS_2784.wav|私も、岡部のことが── wav/CRS_2785.wav|これまでの自分を否定したくないの。例え失敗ばかりだったとしても、それを含めて今の自分があるんだから wav/CRS_2786.wav|過去にだって今すぐ行けますよ。夜になったら望遠鏡で空をのぞいてみてください。何万年も前の光を見ることができるでしょう wav/CRS_2787.wav|すいません wav/CRS_2788.wav|……私、あなたと面識ありました? wav/CRS_2789.wav|さっき、このビルの屋上から下りてきましたよね? wav/CRS_2790.wav|屋上で妙な音がしたし、ビルが揺れたように感じたけど、それとなにか関係が? wav/CRS_2791.wav|いったい、なにがあったんですか? ドクター中鉢の仕込み……とか言わないですよね? wav/CRS_2792.wav|聞いてますか? すごい汗ですけど wav/CRS_2793.wav|ちょっ、なんですか? wav/CRS_2794.wav|質問に答えてくださいっ wav/CRS_2795.wav|……答えて wav/CRS_2796.wav|なんです? wav/CRS_2797.wav|あ、待って! 待ちなさい! wav/CRS_2798.wav|………… wav/CRS_2799.wav|……話がある wav/CRS_2800.wav|聞いてるの? パパ wav/CRS_2801.wav|パパが、タイムマシンの発表会をすると聞いて wav/CRS_2802.wav|私も考えてみたの。タイムマシンは作れるのかどうか wav/CRS_2803.wav|読んで、パパの意見を聞かせてほしい wav/CRS_2804.wav|それを踏まえて手直しして、学会に出してみようと思ってる wav/CRS_2805.wav|相手にしてもらえないかもしれないけど、一応私、『サイエンス』誌と面識あるし wav/CRS_2806.wav|……言われてはいないけど wav/CRS_2807.wav|パパが7年ぶりに連絡をくれて、発表会を見に来いって言ってくれたでしょ? それがきっかけになったの wav/CRS_2808.wav|それで論文にまとめてみたら、もしかすると、作れるかもしれないんじゃないかって思えるようになった wav/CRS_2809.wav|もしその論文が認められたら、学会を追放されたパパのリベンジになるかも── wav/CRS_2810.wav|怒鳴らないでよ…… wav/CRS_2811.wav|パパって読むの速いね。昔とちっとも変わってない wav/CRS_2812.wav|本当? wav/CRS_2813.wav|この論文はパパと共同署名でもいいと私は思って── wav/CRS_2814.wav|……どういうこと? wav/CRS_2815.wav|………… wav/CRS_2816.wav|ごめん…… wav/CRS_2817.wav|ねえ。久しぶりに会ったことだし、色々と話したいんだけど、パパは今、青森に住んでるんだっけ? wav/CRS_2818.wav|私って、父親に嫌われてるのよね…… wav/CRS_2819.wav|え…… wav/CRS_2820.wav|でも── wav/CRS_2821.wav|な、なに言ってるのよ? 落ち着いて── wav/CRS_2822.wav|笑ってなんて── wav/CRS_2823.wav|………… wav/CRS_2824.wav|……まさかパパ……盗むの? wav/CRS_2825.wav|私の論文……盗むの? そんなことだけはしない人だって、思っていたのに── wav/CRS_2826.wav|──っ wav/CRS_2827.wav|あ、う…… wav/CRS_2828.wav|ごほっ、げほげほげほっ…… wav/CRS_2829.wav|やめて、パパ! wav/CRS_2830.wav|パパ……バカな真似はやめて wav/CRS_2831.wav|つぅっ……! wav/CRS_2832.wav|ダメっ! wav/CRS_2833.wav|あ……ぐっ……! wav/CRS_2834.wav|ご……めんね…… wav/CRS_2835.wav|はぁ……はぁ……う……う…… wav/CRS_2836.wav|あれでも……父親……だから wav/CRS_2837.wav|私……ずっと……認められ……たかった…… wav/CRS_2838.wav|パパに……認めて……ほしくて……いつも、勉強を…… wav/CRS_2839.wav|でも……今さら、分かった…… wav/CRS_2840.wav|パパは……私なんて……認めたく……なかったんだ…… wav/CRS_2841.wav|バカみたい……よね…… wav/CRS_2842.wav|なのに、なんで……私……パパを……かばった……のかな…… wav/CRS_2843.wav|ごめ……んなさい……見ず知らずの……あなたを、巻き込んで…… wav/CRS_2844.wav|うぅ……い、たい…… wav/CRS_2845.wav|ねえ……わ……たし、死ぬの……かな…… wav/CRS_2846.wav|……死にたく……ないよ…… wav/CRS_2847.wav|こんな……終わり……イヤ…… wav/CRS_2848.wav|たす……けて…… wav/CRS_2849.wav|た……す…… wav/CRS_2850.wav|………… wav/CRS_2851.wav|私の論文……盗むの? そんなことだけはしない人だって、思っていたのに── wav/CRS_2852.wav|っ…… wav/CRS_2853.wav|ね、ねえ、あなたさっき屋上から── wav/CRS_2854.wav|え? wav/CRS_2855.wav|どういうこと? wav/CRS_2856.wav|あ、ちょっと── wav/CRS_2857.wav|……話がある wav/CRS_2858.wav|聞いてるの? パパ wav/CRS_2859.wav|パパが、タイムマシンの発表会をすると聞いて wav/CRS_2860.wav|私も考えてみたの。タイムマシンは作れるのかどうか wav/CRS_2861.wav|怒鳴らないでよ…… wav/CRS_2862.wav|ねえ。久しぶりに会ったことだし、色々と話したいんだけど、パパは今、青森に住んでるんだっけ? wav/CRS_2863.wav|え…… wav/CRS_2864.wav|でも── wav/CRS_2865.wav|な、なに言ってるのよ? 落ち着いて── wav/CRS_2866.wav|笑ってなんて── wav/CRS_2867.wav|……まさかパパ……盗むの? wav/CRS_2868.wav|私の論文……盗むの? そんなことだけはしない人だって、思っていたのに── wav/CRS_2869.wav|──っ wav/CRS_2870.wav|あ、う…… wav/CRS_2871.wav|ごほっ、げほげほげほっ…… wav/CRS_2872.wav|逃げて……っ wav/CRS_2873.wav|ダメ……、パパ、やめてっ wav/CRS_2874.wav|動いちゃダメよ! wav/CRS_2875.wav|横になって! 今すぐ、救急車を呼ぶから……! wav/CRS_2876.wav|え? なにを── wav/CRS_2877.wav|────っ wav/CRS_2878.wav|やっと、会えた wav/CRS_2879.wav|あなたを、ずっと捜していました wav/CRS_2880.wav|あのとき、助けてくれたあなたを、ずっと── wav/CRS_2881.wav|私、一言、お礼が言いたくて wav/CRS_2882.wav|どうしても、あなたに会いたくて wav/CRS_2883.wav|本当に、ありがとう wav/CRS_2884.wav|……あなたが、無事でよかった wav/CRS_2885.wav|いや、だから私はクリスティーナでも助手でもないって言っとろう── wav/CRS_2886.wav|え? wav/CRS_2887.wav|あれ、私……。今、ふっと頭の中に言葉が浮かんで…… wav/CRS_2888.wav|どうして……? wav/CRS_0730_2.wav|この状態で特異点を通過しようとすれば、超重力によって被験者はミクロレベルまで圧縮されてしまう。当然、無事ではいられないわ wav/CRS_1829_2.wav|マイスプーンはもう持ってるから……って、そこに興味持つなっ wav/CRS_2376_2.wav|岡部? どうしたの? wav/DAR_0000.wav|スーパーハカーって呼ぶなよぅ。スーパーハッカーだろ&cTIPSC;常考&cMESC; wav/DAR_0001.wav|某テニスマンガみたいにですね、分かります wav/DAR_0002.wav|そもそもオカリン、さっきからなんで独り言喋ってんの? wav/DAR_0003.wav|&cTIPSC;こっち見んな&cMESC;、って言ってやれば? wav/DAR_0004.wav|そいつには、現実なのかゲームなのかっていう発想さえないんじゃね? wav/DAR_0005.wav|それは別。あの子たちは僕の嫁だから wav/DAR_0006.wav|でもさ、まゆ氏の言ったことって興味深いテーマじゃん。もし仮に僕たちがゲームの中の住人だとしたら、それを見極める術はあると思う? wav/DAR_0007.wav|即答かよ wav/DAR_0008.wav|&cTIPSC;&rs厨二病&rtちゅうにびょう&re&cMESC; &cTIPSC;&rs乙&rtおつ&re&cMESC; wav/DAR_0009.wav|そういう“設定”っしょ? wav/DAR_0010.wav|アニメの&cTIPSC;オフ会&cMESC;じゃ、僕がいつも場を盛り上げてるっつーの wav/DAR_0011.wav|で、オカリン。アルパカマンは反応したん? wav/DAR_0012.wav|コーラの方がよくね? wav/DAR_0013.wav|え、計画ってなんぞ? wav/DAR_0014.wav|ああ、そのこと。いきなり計画とか言うから、何事かと思った wav/DAR_0015.wav|高2のときはクラス別でほとんど喋んなかったじゃん。だから実質、2年半じゃね? wav/DAR_0016.wav|そ れ は 無 理 wav/DAR_0017.wav|いや、まだ wav/DAR_0018.wav|まゆ氏がやった状況を再現して何度も実験したけど、冷凍できたりできなかったりだし wav/DAR_0019.wav|バナナを冷凍してみようとしたら、さらにヘンテコなことになったし wav/DAR_0020.wav|さっぱり分かんね wav/DAR_0021.wav|前から気になってたけどさ、まゆ氏。ゲルバナって略さないでくんない? wav/DAR_0022.wav|これ、普通の温めじゃね? wav/DAR_0023.wav|キレイなターンテーブルだろ。普段と違って逆回転してるんだぜ、それ wav/DAR_0024.wav|あるあ……ねーよ wav/DAR_0025.wav|ないね wav/DAR_0026.wav|……すげーまずそうじゃん wav/DAR_0027.wav|イラネ wav/DAR_0028.wav|ぶにゅぶにゅバナナか……ぶにゅぶにゅのバナナ…… wav/DAR_0029.wav|まゆ氏、“あなたのバナナ、ぶにゅぶにゅだね……”って言ってみて wav/DAR_0030.wav|いいから言ってみてくださいお願いします! wav/DAR_0031.wav|『冷凍機能』じゃないのは分かってるっつーの wav/DAR_0032.wav|問題は、じゃあこの機能ってなんぞ? なにが起きてんの? ってことじゃん wav/DAR_0033.wav|それが分かんないから、悩んでるんだお wav/DAR_0034.wav|どうせ行っても見られないっしょ。もちろんネットに上がってくる情報にはほぼ目を通してるのだぜ。@ちゃんのスレ数、100超えたし。勢いすげー wav/DAR_0035.wav|あ〜、涼しい〜、生き返るぜ〜ぃ。あばばばばば wav/DAR_0036.wav|その(仮)って、めんどいからいい加減やめるべき wav/DAR_0037.wav|お得意のトンデモ理論でもひらめいちゃったん? wav/DAR_0038.wav|森羅万象を超越って、つまりなんでもありってことじゃね? 理論ってレベルじゃねーぞ wav/DAR_0039.wav|そのシュタインなんとかってところからして意味不明なわけだが wav/DAR_0040.wav|またその話かよ? wav/DAR_0041.wav|だって、1週間前にも僕にそんなメール送ってきたじゃん wav/DAR_0042.wav|そう言えばあのメール、変な感じだったなあ。送信日時が1週間後になってた。つまり未来から来たっつーか wav/DAR_0043.wav|違うがな。確かにメールの日付は1週間後の、ええと、28……あ、そっか。28日だから今日じゃん! wav/DAR_0044.wav|オ、オカリン……まずくね……? wav/DAR_0045.wav|&cTIPSC;ルイスちゃん&cMESC;の名ゼリフ&cTIPSC;キタコレ&cMESC;! wav/DAR_0046.wav|オカリン、なに言ってるん? 中鉢の発表会なら中止になったじゃん wav/DAR_0047.wav|そう。人工衛星の墜落で wav/DAR_0048.wav|違うよ、全然違うよ…… wav/DAR_0049.wav|オカリン、とりあえず僕らも行こうぜ wav/DAR_0050.wav|講義を聴きに来たんだろ? wav/DAR_0051.wav|オカリン、無茶しやがって……! wav/DAR_0052.wav|はい wav/DAR_0053.wav|……オカリンさあ、電話のときぐらいそういうのやめれ wav/DAR_0054.wav|ちっとも話が見えない件について wav/DAR_0055.wav|今は『メイクイーン+ニャン²』にいる wav/DAR_0056.wav|は? 来るの? いいけ── wav/DAR_0057.wav|どうした、じゃなくね? いつまで待たせんの? それに今の空メール、なんなん? wav/DAR_0058.wav|届いてますがな wav/DAR_0059.wav|ちょ、いったいなに── wav/DAR_0060.wav|遅すぎでしょ、マジで wav/DAR_0061.wav|それで、今フェイリスたんとなにを話していたか詳しく wav/DAR_0062.wav|ああ、そっち系の話かぁ…… wav/DAR_0063.wav|フェイリスたんとオカリンの会話は、普通のオタじゃついて行けない領域に達してるよな。オーラみたいなものが出てるっつーの? wav/DAR_0064.wav|2人だけの&cTIPSC;固有結界&cMESC;張りやがって! 許さない、絶対にだ! wav/DAR_0065.wav|そんなオカリンに嫉妬! なんという勝ち組! wav/DAR_0066.wav|今日のお前が言うなスレはここですか wav/DAR_0067.wav|ぐっはぁ、痛いところ突かれたッス…… wav/DAR_0068.wav|で、僕になんか用事だった? wav/DAR_0069.wav|あと1時間ぐらいしたらラボに行くつもりだったんだけど wav/DAR_0070.wav|……ジョン・タイター? 誰? wav/DAR_0071.wav|またオカリンのいつもの“設定”? wav/DAR_0072.wav|はあ、&cTIPSC;マンドクセ&cMESC;。じゃあ付き合ってやるけどさ…… wav/DAR_0073.wav|そのタイターってヤツが未来人だっていう&cTIPSC;ソース&cMESC;は? wav/DAR_0074.wav|事実、初耳だから wav/DAR_0075.wav|自信はないけど wav/DAR_0076.wav|その本を見せてくれたら、思い出せるかも wav/DAR_0077.wav|人の記憶力なんてけっこう曖昧なもんっしょ。デジタルと違ってさ wav/DAR_0078.wav|へえ、オカリンがそんなPCを知ってるなんてね。やるじゃん wav/DAR_0079.wav|IBNが1975年に発売したモデルっしょ wav/DAR_0080.wav|値段&cTIPSC;高杉&cMESC;のPC、だな wav/DAR_0081.wav|黎明期だったからすっげー高くて、個人には手が出せなかったらしい wav/DAR_0082.wav|IBNの独自技術が詰まった、その当時にしてはけっこう優秀なPCだったんだけどね wav/DAR_0083.wav|IBNは6年後の1981年に『IBN PC』っていう大ヒットシリーズを発売してて、そっちの方が有名なわけ wav/DAR_0084.wav|つーか、僕もIBN5100の知識はネットの&cTIPSC;Wiki&cMESC;を見たことがあるぐらいだぞ wav/DAR_0085.wav|うんうん、あるある。1ヶ月前ぐらいにネットで話題になったなあ wav/DAR_0086.wav|で、その噂を聞きつけた@ちゃんの有志が、アキバ中のショップを探して回ったんだよ。『&cTIPSC;フレパラ&cMESC;』のフレンドに、ゲジ姉って人がいるんだけど、その人が中心になってね wav/DAR_0087.wav|あの『疾風迅雷のナイトハルト』まで出張ってきたらしいけど、結局見つからなかったんだって wav/DAR_0088.wav|さあ、知らね。アキバにはアンダーグラウンドなショップがたくさんあるし。案外、どっかの怪しいショップにひょっこり転がっててもおかしくないんじゃね? wav/DAR_0089.wav|なんでだよ。引き金にはならないし世界滅亡もしないっつーの wav/DAR_0090.wav|うおっ、『世界がヤバい!』キター! フェイリスたんの丸文字のかわいさに僕もヤバい! wav/DAR_0091.wav|ああ……もったいない…… wav/DAR_0092.wav|ああ、もちろん! 僕も参加します wav/DAR_0093.wav|ムリムリ。オカリンは『雷ネット』には詳しくないんだ wav/DAR_0094.wav|たぶん存在しないんじゃね? 『雷ネット』って公式大会が始まったのは1年前ぐらいだし wav/DAR_0095.wav|フェイリスたんは知る人ぞ知る実力派“雷ネッター”なんだぜ wav/DAR_0096.wav|非公式の野良試合では400戦無敗なのさ wav/DAR_0097.wav|フェイリスたんが公式大会に出ないのが残念だよ。出れば優勝間違いなしなのに wav/DAR_0098.wav|この店のご主人様たちを第一に考えてるってことっしょ。店に迷惑をかけてまで大会には出ないってスタンス? メイドの鑑だろマジで wav/DAR_0099.wav|それに、まゆ氏と同い年だから、学校も行かなきゃいけないだろうし wav/DAR_0100.wav|こまけぇこたぁいいんだよ! wav/DAR_0101.wav|とりあえずフェイリスたんはかわいい。かわいいは正義。ネコ耳ロリメイドはけしからん、性的な意味で。それでいいだろ wav/DAR_0102.wav|あえて言おう。バイであると wav/DAR_0103.wav|よく言われます。&cTIPSC;サーセン&cMESC; wav/DAR_0104.wav|ロマンだからに決まってんじゃん常考 wav/DAR_0105.wav|全然意味が分からん wav/DAR_0106.wav|ロマンならしょうがないな wav/DAR_0107.wav|いずれにしても、ラボには他に空いてるPCがなかったんだよ wav/DAR_0108.wav|ふざけんな。こんなわけの分からんものに繋げて、もし動作が遅くなったらどうすんだよ wav/DAR_0109.wav|そう言えばゲル化については調べてきたん? wav/DAR_0110.wav|ズタズタ? wav/DAR_0111.wav|腐食した可能性は……ないか。2分間チンしたぐらいで腐るはずないもんなぁ wav/DAR_0112.wav|&cTIPSC;メンガーのスポンジ&cMESC;だっけ? wav/DAR_0113.wav|なんかヤバくね? なにが起きてるんだろう wav/DAR_0114.wav|え、それってどういう── wav/DAR_0115.wav|妖精さんと話してんじゃねーっつの。接続終わったぜぃ wav/DAR_0116.wav|で、どうするん? wav/DAR_0117.wav|まるまる使うと、またまゆ氏がしょんぼりしちゃうんじゃね? それ、まゆ氏のお金で買ってきたんだろ? wav/DAR_0118.wav|そもそも丸々全部使う必要なんてないし。1本でいいよ1本で wav/DAR_0119.wav|作り替えたいと思ってるのはオカリンだけだって wav/DAR_0120.wav|ほら、早くケータイからタイマー入力よろ wav/DAR_0121.wav|間違えてるぞ wav/DAR_0122.wav|でもさあ、マジで電磁波のせいだったら、僕らの細胞なんかもスカスカになっちゃってんのか? wav/DAR_0123.wav|そもそも入れない罠 wav/DAR_0124.wav|つーか、電磁波の影響って、ソースは? wav/DAR_0125.wav|ちょっ、根拠なしとか wav/DAR_0126.wav|“天才は1%のひらめきと99%の努力”じゃなかった? wav/DAR_0127.wav|エジソンが言ったん? ひらめけ、って? wav/DAR_0128.wav|お……おお!? wav/DAR_0129.wav|いや、えっと……あれ? wav/DAR_0130.wav|……消えた wav/DAR_0131.wav|バナナが wav/DAR_0132.wav|と、とんでもないものってなんぞ!? wav/DAR_0133.wav|……じ、自演乙 wav/DAR_0134.wav|誰がストーカーだよ! wav/DAR_0135.wav|隠したのはオカリンだろ? wav/DAR_0136.wav|………… wav/DAR_0137.wav|知らんがな! wav/DAR_0138.wav|な、なんだってー wav/DAR_0139.wav|……って、そんな無茶な wav/DAR_0140.wav|ええと、ひとまず、冷静になるべきじゃね wav/DAR_0141.wav|な、なんじゃこりゃー!? どうなってんだ? wav/DAR_0142.wav|た、たぶん、このバナナだけ…… wav/DAR_0143.wav|わ、分かんね……。そこまで確認してないし…… wav/DAR_0144.wav|このゲルバナ、完全にくっついてるなぁ…… wav/DAR_0145.wav|説明セリフ乙…… wav/DAR_0146.wav|この状況で牧瀬氏が現れたから、オカリンは混乱してると思われ wav/DAR_0147.wav|オカリン、暴走しすぎ wav/DAR_0148.wav|そもそもあのバナナ、まゆ氏のじゃん wav/DAR_0149.wav|HENTAIのバナナ……! wav/DAR_0150.wav|HENTAIのバナナを、食べる……。ぐずぐず……。指くわえる……。まっず、と顔をしかめる…… wav/DAR_0151.wav|牧瀬氏、牧瀬氏。今の、もう一度お願いできる? できれば悔しそうな顔でよろ wav/DAR_0152.wav|ほら、“HENTAIのバナナなんて誰が食べるもんか”って。できればその後で“ああ、でも……”も付け加えてくれるとなおグッド! wav/DAR_0153.wav|いやあ wav/DAR_0154.wav|でもさオカリン。牧瀬氏なら、このヘンテコ機能について解明してくれるかもよ? wav/DAR_0155.wav|鬼畜だな、オカリン。その『サイエンス』、発売されたら5冊買う wav/DAR_0156.wav|オカリン、ちっちぇえ! 人としての器がちっちぇえッス! そこにシビれる憧れるゥッ! wav/DAR_0157.wav|なんだとコラふざけるな! wav/DAR_0158.wav|だが断る wav/DAR_0159.wav|ないなぁ wav/DAR_0160.wav|あっ! wav/DAR_0161.wav|出てきた! wav/DAR_0162.wav|そうなるとけっこうな量だよなぁ wav/DAR_0163.wav|あ、そうだ── wav/DAR_0164.wav|一度、こいつからすごい放電が起きたお wav/DAR_0165.wav|オカリンがいないときだったからな wav/DAR_0166.wav|この開発室が蛍光灯で照らされたように明るくなったんだよ。それが2秒くらい続いたかな wav/DAR_0167.wav|こいつに繋いでるケータイの調整。専用のものを外して、代わりに自分のケータイを接続して wav/DAR_0168.wav|そしたらしばらくして、ビリビリ wav/DAR_0169.wav|昨日の昼だよ。オカリンがドクター中鉢の発表会を見に行ったとき wav/DAR_0170.wav|そう。そのとき。でもオカリンは、中止にもかかわらずまゆ氏と一緒に出かけていったろ wav/DAR_0171.wav|メールって? wav/DAR_0172.wav|は? あれってオカリンのウソじゃないん? でないとタイムスタンプがおかしなことになるじゃん wav/DAR_0173.wav|あ、まさにその時間だよ、放電現象が起きたのは! 『いいとも』が終わる直前だったからな wav/DAR_0174.wav|ああ、これはオカリンのいつものクセだからあんま気にしない方がいいよマジで wav/DAR_0175.wav|………… wav/DAR_0176.wav|最初はみんなそうだよ。基本的な対策は、真に受けないこと── wav/DAR_0177.wav|けっこう無茶な状態にしてたんだよなぁ。自分のケータイを電話レンジに繋げて、&rsX68000&rtペケロッパ&reで操作可能かどうかテストしてた wav/DAR_0178.wav|さっき言った通り、メールの着信設定の調整だって。遠隔操作のためのメールを受け取ったときのモニタリング用でさ wav/DAR_0179.wav|だから、同時に120秒の『冷凍機能』を使ってた wav/DAR_0180.wav|PCからでも冷凍機能を起動できるようにしてあんだよね。昨日はそのテストもしてたんだ wav/DAR_0181.wav|えーっと、どうだったっけ…… wav/DAR_0182.wav|あ、おう、えーと、なんて? wav/DAR_0183.wav|ええと、ええと…… wav/DAR_0184.wav|じゃあ、間を取って『オカリンはHENTAI』で wav/DAR_0185.wav|メール送信するぜぃ? wav/DAR_0186.wav|はいはーい、送信するおー。送信送信ポチッとな wav/DAR_0187.wav|な、なんかヤバくね!? wav/DAR_0188.wav|な、なんとか wav/DAR_0189.wav|なんぞこれ? どうなって……? いくら電子レンジでも、床に穴を開けるほど重くはないっしょ…… wav/DAR_0190.wav|……まゆ氏のからあげが、ひどいことになってる件について wav/DAR_0191.wav|それより換気した方がいいよ。ゲホゲホ wav/DAR_0192.wav|………… wav/DAR_0193.wav|あ〜、めんどい…… wav/DAR_0194.wav|減ったけどさー wav/DAR_0195.wav|はふ〜 wav/DAR_0196.wav|ラージハドロンコライダーにはマジ癒されるよな〜 wav/DAR_0197.wav|ラージハドロンコライダー。知らんの? wav/DAR_0198.wav|いててて、なにすんだよぅ! wav/DAR_0199.wav|寝ぼけてないよ wav/DAR_0200.wav|SERNだよSERN。その施設の実験装置。略称はLHC wav/DAR_0201.wav|マジ萌えるから。&cTIPSC;オヌヌメ&cMESC; wav/DAR_0202.wav|ねーよ。でもなんつーの、見ててワクワクするっつーの? ニヤニヤできるっつーの? そんな感じって、あるやん? wav/DAR_0203.wav|そうそう。あれと一緒 wav/DAR_0204.wav|ジャンル分けして自分で興味の対象を狭める方がもったいなくね? wav/DAR_0205.wav|ああ、ジョン・タイター。オカリンが言ってたのって、今@ちゃんで祭りになってるヤツのことだったんだな wav/DAR_0206.wav|10年前にも現れたん? 同一人物? wav/DAR_0207.wav|おお、タイムマシン。まさにタイムリーな話題じゃん wav/DAR_0208.wav|でもそれって10年前じゃなくて、今のタイターも言ってた希ガス wav/DAR_0209.wav|タイターって信頼できるん? wav/DAR_0210.wav|OK。僕のSERNフォルダが火を噴くぜ wav/DAR_0211.wav|SERNは、世界最大の素粒子物理学の研究施設だお。『ヨーロッパ素粒子物理学研究所』だとか『欧州素粒子原子核研究機構』みたいな通称で呼ばれることもある wav/DAR_0212.wav|スイスとフランスの国境近く、ジュネーブ郊外にあってさ。古いところだと&cTIPSC;HTML&cMESC;や&cTIPSC;HTTP&cMESC;、&cTIPSC;World Wide Web&cMESC;を生み出したところってんで有名 wav/DAR_0213.wav|ビンゴ。URLの最初に付いてるヤツ wav/DAR_0214.wav|日本じゃそんなに馴染みはないけど、日本の研究チームも現在進行形で参加してたりするのだぜ wav/DAR_0215.wav|基本的には、素粒子物理学かな wav/DAR_0216.wav|世界でも唯一SERNしか持ってない、超デカイ実験装置を持ってるんだ。いわゆる粒子加速器ってヤツ wav/DAR_0217.wav|低速反陽子蓄積リング、陽子シンクロトロンブースター、大型電子陽電子コライダー wav/DAR_0218.wav|で、ラスボスは、世界最大を誇るLHC……ラージハドロンコライダーたん wav/DAR_0219.wav|LHCはSERNの地下にある、全長約27キロのサークル状トンネルに設置された粒子加速器なんだよ wav/DAR_0220.wav|陽子同士をそのトンネルで加速させて衝突させることで、未知の素粒子反応を起こそうって実験を去年あたりから始めてる wav/DAR_0221.wav|ま、実験開始前は、その実験でミニブラックホールが作られちゃうかもって噂もあったなー wav/DAR_0222.wav|そのミニブラックホールに地球が呑み込まれる! 宇宙がヤバい! みたいな wav/DAR_0223.wav|あるあ……ねーよ。SERNが公式に否定してる wav/DAR_0224.wav|もし仮にミニブラックホールが生成されたとしても、エネルギー量はすごく小さいから、生まれた瞬間に消えるね。地球を呑み込むなんて全然無理っしょ wav/DAR_0225.wav|おまいはいったい誰と戦っているんだ…… wav/DAR_0226.wav|やるべきこと? なんぞ? wav/DAR_0227.wav|オカリンはいつも説明不足なんだっつーの。カッコつけるより先に、分かるように話してくれ wav/DAR_0228.wav|ハカーって言うな。せめてハッカーにして wav/DAR_0229.wav|いや、全然 wav/DAR_0230.wav|……それはひょっとしてギャグで言っているのか? wav/DAR_0231.wav|悪事て……。オカリンの妄想だろー wav/DAR_0232.wav|マジで言ってんの? wav/DAR_0233.wav|どうなっても知らないぜ? wav/DAR_0234.wav|うは、みなぎってきた! wav/DAR_0235.wav|………… wav/DAR_0236.wav|………… wav/DAR_0237.wav|そこっ、ハカーって言わないように! wav/DAR_0238.wav|もうすぐなんだよ……SQLのテーブル一覧さえ手に入れれば、パスワード特定余裕なんだよ……ぐへへ……僕をナメんな…… wav/DAR_0239.wav|おほっ、キタキタキター、いいよいいよ、おら、観念して俺の前に全部晒しやがれっつの、素っ裸にされてる気分はどうだよ、ヒャッハー、ハ、ハハ…… wav/DAR_0240.wav|……おおっ、キタ! キターーーーーー! IDとパス一致ひょっほう! ログイン完了だゴルァ! 死ね! なめんな! YESYESYES! wav/DAR_0241.wav|ミッションコンプリート wav/DAR_0242.wav|仕事の後のおでん缶って、最高すぎだろ wav/DAR_0243.wav|ハッカーな wav/DAR_0244.wav|いや、まだ見てねーっつの。繋がっただけ wav/DAR_0245.wav|ま、ここまで来れば後は楽だけどな wav/DAR_0246.wav|はいはい、やりますよ。でもその前におでん缶食わせろ wav/DAR_0247.wav|手に入れたパスが、SERNの誰のものなのかってのが問題なんだよなー wav/DAR_0248.wav|SERNのデータベースに入って、データのテーブル一覧をゲットしたんよ。そっから、『11111111』とか『ABCDEFGH』みたいな簡単なパスワード使ってる関係者に的を絞って、ID手に入れたわけ wav/DAR_0249.wav|そのIDの持ち主がサーバー管理者だったら最高なんだけど、さすがにそこまで運はよくないと思われ wav/DAR_0250.wav|要するにSERNのサーバー管理者のパスだったならSERNの全身をなめ回すように視姦しまくりだけど、そうじゃない普通の研究員かなにかなら、おっぱいしか見せてもらえない的な? wav/DAR_0251.wav|そういうこと wav/DAR_0252.wav|ま、サーバー管理者を特定してパスをゲットするのも時間の問題だけど。それはまた今度にするわ。さすがに眠くてあんま頭が働かん wav/DAR_0253.wav|おっ、どうやら手に入れたIDは加速器部門担当者のものらしいよ wav/DAR_0254.wav|一発で当てるなんて奇跡でも起きない限り無理だっつーの。SERNに何人の関係者がいると思ってるんだぜ? wav/DAR_0255.wav|6000人以上 wav/DAR_0256.wav|ま、とりあえずこの加速器部門担当者の、ええと名前は…… wav/DAR_0257.wav|ジャックさんのメールのログを、ちょろっとのぞかせてもらおうよ wav/DAR_0258.wav|翻訳しないと…… wav/DAR_0259.wav|そんなめんどいことしてらんねーっつの wav/DAR_0260.wav|新年の挨拶みたいすな〜。バカンスでスペイン行くとか……うらやま wav/DAR_0261.wav|こういうログを漁っていけば、そのうちサーバー管理者も特定できるのだぜ wav/DAR_0262.wav|うほっ。僕、オカリンになら掘られてもいい wav/DAR_0263.wav|これ見たら、確実にヤバそうだけどな…… wav/DAR_0264.wav|これ、暗号化されてる wav/DAR_0265.wav|ま、この程度の暗号解くのは屁でもないがな wav/DAR_0266.wav|ええと、意訳すると…… wav/DAR_0267.wav|『ハーイ、ポール』 wav/DAR_0268.wav|さいですか…… wav/DAR_0269.wav|『今日付の実験データをサーバーにアップしておいた。LHCの調子は良好だ。あくまで“LHCは”だが』 wav/DAR_0270.wav|『こいつはまるで猫みたいに気まぐれだが、ここ1ヶ月ほどは驚くほど素直だ。ずっとこの調子だといいんだがな』 wav/DAR_0271.wav|『しかし報われない仕事だと思わないか。この子猫──大猫と言うべきかHAHAHAHA──が稼働して9年になるが』 wav/DAR_0272.wav|『この人類史を塗り替える研究は一部の人間の目にしか入らないわけで』 wav/DAR_0273.wav|『もっとも、公表されたらされたで、いい晒し者になるのがオチだろうがな』 wav/DAR_0274.wav|『世の中の連中はきっとこう言うだろうさ。今すぐロバート・ゼメキフをSERNに呼んでください。そうすれば1年と経たないうちに作ってもらえるだろう、ってな』 wav/DAR_0275.wav|翻訳ソフトを信じるなら、ミスはないんじゃね? ところどころヘンテコな日本語になってるのは確かだけど…… wav/DAR_0276.wav|おかしいな wav/DAR_0277.wav|マジでか…… wav/DAR_0278.wav|んー、どのメールにもタイムマシンって単語は出てこないけど…… wav/DAR_0279.wav|“Zプログラム”って単語が、この数ヶ月で100カ所以上も使われてる wav/DAR_0280.wav|これ、今LHCを使ってやってる実験のことじゃね? wav/DAR_0281.wav|えーっと、どっかに資料は……おっ、見つけた wav/DAR_0282.wav|ほほー、なんかこれ、フランスとイギリスとオランダのトップシークレット扱いっぽい wav/DAR_0283.wav|SERNは国家機関じゃないはずなのに、なんでだろ wav/DAR_0284.wav|つーか国家機密て。さすがにまずいんじゃね? wav/DAR_0285.wav|いやいや。バレたらタダじゃ済まんし wav/DAR_0286.wav|……そうならないようにはしてる wav/DAR_0287.wav|そりゃどうも wav/DAR_0288.wav|ふむ、『5月14日 第137次Zプログラム実験レポート』…… wav/DAR_0289.wav|『なお、ミニブラックホール生成ミッションはすでに確立しているため報告は省く。第1に──』 wav/DAR_0290.wav|公式には、実験はまだ成功してないって発表されてるのにな…… wav/DAR_0291.wav|そもそも実験の目的は、新しい素粒子反応を起こすことであって、ミニブラックホール生成じゃないし…… wav/DAR_0292.wav|みたい、だな wav/DAR_0293.wav|ええと…… wav/DAR_0294.wav|『実験結果:エラー。ヒューマンイズデッド、ミスマッチ。詳細は別紙ゼリーマンズレポート・ナンバー14を参照』 wav/DAR_0295.wav|ヒューマンイズデッド、って、人が死んだ、って意味じゃね? wav/DAR_0296.wav|うーん、ジャックさんのメールには見当たらないな。誰かもっと偉い人かサーバー管理者のパスを手に入れないと wav/DAR_0297.wav|さすがに出てこないんじゃね〜? wav/DAR_0298.wav|加速器技術委員会とか、LHC計画責任者とかって単語が出てきたから、その辺のIDを見当つけて探すかな。そっちからならもっと突っ込んだ情報が手に入るかもしれん罠 wav/DAR_0299.wav|ちなみにさ、今見てたのがSERNの一番でかいサーバーなんだけど、実はもう1個、妙なデータベースがあったんだよね wav/DAR_0300.wav|……バグってた wav/DAR_0301.wav|いや、バグっつーか、一応プログラムのコードらしきものは出てくるんだけど…… wav/DAR_0302.wav|もうイミフすぎて無茶苦茶っつーか、まったくもって解読不能です本当にありがとうございました、っつーか wav/DAR_0303.wav|あれは暗号には見えないのだぜ。そもそもプログラムとして成立してないんだよね。ただ、そんな誰にも見られないようなデータベースがなんで置いてあんのかは、気になる…… wav/DAR_0304.wav|ちょっと解析してみるお wav/DAR_0305.wav|あー、分からん! ぜんっぜん分からーん! wav/DAR_0306.wav|こんなん絶対プログラムじゃねーよボケ! 死ねカスが! うっきー! wav/DAR_0307.wav|頭もよく回らんし……もう無理……ふへ、ふへへ…… wav/DAR_0308.wav|んあ。そうするわ〜 wav/DAR_0309.wav|つーかさ、もしこれがバグじゃなくてガチでプログラムだとしても、作ったヤツにしか分からんよ…… wav/DAR_0310.wav|こんなん、見たことないし…… wav/DAR_0311.wav|え、マジで? どうやって? wav/DAR_0312.wav|はあー? それはないわー wav/DAR_0313.wav|やはりって? wav/DAR_0314.wav|IBN5100……! wav/DAR_0315.wav|つまり、SERNはIBN5100を使ってこのデータベースを構築したって? 互換性のないマシンを使って? なんでそんなわけ分からんことを? wav/DAR_0316.wav|そりゃ&cTIPSC;スタンドアローン&cMESC;だろ── wav/DAR_0317.wav|IBN5100でしか解読できないなら、それは擬似的なスタンドアローンってわけか…… wav/DAR_0318.wav|つか、オカリンはなんでその隠された機能のこと知ってるん? ソースは? wav/DAR_0319.wav|パクリ設定乙 wav/DAR_0321.wav|オカリン、声でけえ……。徹夜明けにはきついっす…… wav/DAR_0322.wav|ヤツらって? wav/DAR_0323.wav|僕、探すのはパス〜。マジで寝させてよ。それと、SERNの中をもっと探りたい件について wav/DAR_0324.wav|いや、口だけじゃね wav/DAR_0325.wav|あれ、オカリンなんでいるん? 雷ネットやったことねーのに wav/DAR_0326.wav|今日ぐらい休ませてくれよ……。2日連続徹夜した僕をもっと&rs労&rtいたわ&reるべきだろ常考 wav/DAR_0327.wav|オカリンだって呑気にここにいるじゃん wav/DAR_0328.wav|なんぞそれ wav/DAR_0329.wav|最強じゃねーよ。むしろ弱体化するよ。オカリンは雷ネッターとしてドが付くぐらいの初心者だろ wav/DAR_0330.wav|だが断る。足引っ張られたくないし wav/DAR_0331.wav|この件に関しては、敵 wav/DAR_0332.wav|送り込まれてねーし。僕は毎日フェイリスたんのブログをチェックしてるほどの、純粋かつ熱狂的なファンであって── wav/DAR_0333.wav|ぐぼぁ……フェイリス強いよフェイリス…… wav/DAR_0334.wav|ぐおお、フェイリスたん、マジパネェっす。僕らじゃ勝てない。勝てるわけがなかったんだ…… wav/DAR_0335.wav|オカリン、まさかなにか秘策が……? wav/DAR_0336.wav|すげー! オカリンのヤツ、初めからフェイリスに勝つ気だ! wav/DAR_0337.wav|オカリン弱っ! 弱すぎる! wav/DAR_0338.wav|結局全部はったりだったん!? 作戦名“G−BACK”ってなんだったんだよおい!? wav/DAR_0339.wav|え、それってまさか…… wav/DAR_0340.wav|どう見てもダジャレです。本当にありがとうございました wav/DAR_0341.wav|き、きたねえ…… wav/DAR_0342.wav|うわ、情報源明かしてるし…… wav/DAR_0343.wav|はいはいー wav/DAR_0344.wav|その言い方はオカリンじゃん。まゆ氏から聞いたん? wav/DAR_0345.wav|えっと、僕は今『メイクイーン』にいるわけだが wav/DAR_0346.wav|まゆ氏が調べてくれたんだよ。フェイリスたんが、IBN5100のこと知ってるらしいって wav/DAR_0347.wav|その発想はなかったわって感じなんだけど、なんかレトロPCが家にたくさんあるらしいお wav/DAR_0348.wav|わけ分からん wav/DAR_0349.wav|もちろん。今日はちょうど『フェイリス杯』だから wav/DAR_0350.wav|フェイリスたんにIBN5100の画像を見せたら、よく似てるPCを10年ぐらい前に神社に奉納したって言うんだ。同じ物かどうかは分からんらしいけどな wav/DAR_0351.wav|あ、聞いてねえ。正直すまんかった wav/DAR_0352.wav|じゃ、そろそろ切るお。いよいよ『フェイリス杯』開始だ wav/DAR_0353.wav|任せとけい wav/DAR_0354.wav|けど、すげーよ。マジで見つけてくるなんて。僕たちにできないことを平然とやってのける。そこにシビれる── wav/DAR_0355.wav|……え? wav/DAR_0356.wav|んー、そうだなー wav/DAR_0357.wav|すげー、ちゃんと電源ついた wav/DAR_0358.wav|まずこいつの使い方を覚えなきゃなんだぜ? そもそも配線繋げたりも大変そうだし wav/DAR_0359.wav|ちょっと時間かかるかも。サーバ管理者のID探しと同時進行は無理ぽ wav/DAR_0360.wav|今月ってまだ30日丸々残ってんじゃん。さすがに来月まではかからねーっつの wav/DAR_0361.wav|いや、呼ばれとらんし wav/DAR_0362.wav|んー、そうだなー wav/DAR_0363.wav|すげー、ちゃんと電源ついた wav/DAR_0364.wav|まずこいつの使い方を覚えなきゃなんだぜ? そもそも配線繋げたりも大変そうだし wav/DAR_0365.wav|ちょっと時間かかるかも。サーバ管理者のID探しと同時進行は無理ぽ wav/DAR_0366.wav|今月ってまだ30日丸々残ってんじゃん。さすがに来月まではかからねーっつの wav/DAR_0367.wav|オカリン、タンマタンマ wav/DAR_0368.wav|今、本人が全部説明したわけだが wav/DAR_0369.wav|強気に見えて意外と打たれ弱いのかも。それはそれで萌えるけど wav/DAR_0370.wav|スーパーハカーじゃないって。何度言わせるん? wav/DAR_0371.wav|僕はそんなポカはしないのだぜ wav/DAR_0372.wav|これはマジ。なにしろ僕が調べたんで。つーかLHCは実は9年前から稼働してた wav/DAR_0374.wav|SERNのデータベースにIBN5100が使われてるってとこまで wav/DAR_0375.wav|ちょうど、これからやろうと思ってたんよ。半日はかからないんじゃね? wav/DAR_0376.wav|待つって、もう夜になってる件について。今日は一度帰って、明日の朝また来れば? wav/DAR_0377.wav|キ・タァァァァァ! wav/DAR_0378.wav|ミッションコンプリート wav/DAR_0379.wav|サーバ管理者のIDとパスを手に入れたぜ。これでもう視姦し放題だ、ひゃっほう! wav/DAR_0380.wav|そっちは独立して存在してるわけで、今回は全然関係ないだろ常考 wav/DAR_0381.wav|そもそもそんな特殊なプログラムで組まれたデータベースじゃ、アクセスできる人間だって限られるっしょ。所長クラスでもアクセスできないっぽい wav/DAR_0382.wav|SERN評議会ってのがあるらしい wav/DAR_0383.wav|いかにもって、なにが? wav/DAR_0384.wav|オーキードーキー。前に調べたとき“Zプログラム”ってのが怪しかったよな wav/DAR_0385.wav|うほっ、見つけた。LHC計画担当責任者キタコレ wav/DAR_0386.wav|今、そいつのPCをのぞいてるぞよ〜 wav/DAR_0387.wav|ZプログラムZプログラム……と…… wav/DAR_0388.wav|プッ、ケアレスミス、カコワルイ wav/DAR_0389.wav|おっ、キタキタ wav/DAR_0390.wav|プログラム立案日は……1973年になってる wav/DAR_0391.wav|1975年 wav/DAR_0392.wav|うげ、jpgかよーふざけんな。コピペできねーじゃん wav/DAR_0393.wav|いや、フランス語やらオランダ語やらドイツ語で書かれたものもあるお。中身は同じみたいだけど wav/DAR_0394.wav|あ、そっか! 牧瀬氏って英語できるんじゃん! wav/DAR_0395.wav|つか、“機関”って言うより“委員会”じゃね? そう書いてあったし wav/DAR_0396.wav|話聞けよオカリン…… wav/DAR_0397.wav|そんなことより牧瀬氏、Zプログラムの続きプリーズ wav/DAR_0398.wav|陰謀論は聞き飽きたお。オカリンの妄想よりZプログラムの方が気になるし wav/DAR_0399.wav|……マジで? wav/DAR_0400.wav|な、なあオカリン。前にハッキングしたときのこと、覚えてるか? 確か、盗み読みしたメールに、書いてあったよね…… wav/DAR_0401.wav|実験結果エラー。ヒューマンイズデッド、ミスマッチ。詳細は別紙ゼリーマンズレポートをなんとかかんとか…… wav/DAR_0402.wav|それって、人体実験と……なんか関係あんのかな? wav/DAR_0403.wav|マジっすか? wav/DAR_0404.wav|ま、僕はスーパーハッカーだし wav/DAR_0405.wav|そもそも足が付くようなヘマもしないっつーか wav/DAR_0406.wav|へえ、北欧神話なん? きっとかっこいいからじゃね? wav/DAR_0407.wav|いい? 開くぞ? wav/DAR_0408.wav|またそれかよ…… wav/DAR_0409.wav|なんだ……これ…… wav/DAR_0410.wav|ゼリーマンって……ゲル化したってこと……? wav/DAR_0411.wav|つまり……SERNはLHCを使ったタイムトラベル実験で、人間を1921年へと送り込んだ……? wav/DAR_0412.wav|いや……まだけっこうある。全部で、ええと……14人分、かな wav/DAR_0413.wav|まだ見る? wav/DAR_0414.wav|カー・ブラックホールが特異点をどうたらってあったけど、それが原因じゃ? wav/DAR_0415.wav|カー・ブラックホールって? 普通のブラックホールとなんか違うん? wav/DAR_0416.wav|タイターの予言は知らんけど、ミュウツベで&cTIPSC;問題の動画&cMESC;は見たことある。2、3年前に話題になってたよな wav/DAR_0417.wav|議論するより、タイムマシンについての資料を漁った方が早いんじゃね? wav/DAR_0418.wav|あった、Zプログラムの中にタイムトラベル理論について解説してるファイルがある wav/DAR_0419.wav|SERNが甘いんじゃなくて、僕がすごいっつーか wav/DAR_0420.wav|ハッカー wav/DAR_0421.wav|日本語でOK。3行で wav/DAR_0422.wav|その説明はエロすぎだろ常考! wav/DAR_0423.wav|そう言う牧瀬氏も、なかなかの妄想能力の高さじゃね? wav/DAR_0424.wav|無理矢理ねじ込む話 wav/DAR_0425.wav|ミクロ特異点? ミニブラックホールじゃなくて? wav/DAR_0426.wav|擬人化希望 wav/DAR_0427.wav|姉妹とか萌えるぜハァハァ wav/DAR_0428.wav|電気ショックで拷問か。それなんてエロゲ? wav/DAR_0429.wav|&cTIPSC;変身バンク&cMESC;ですね分かります wav/DAR_0430.wav|そもそもカー・ブラックホールってなんぞ? さっき、回転しているって言ってたけど wav/DAR_0431.wav|でもブラックホールって普通、回転してんじゃね? 穴に向かって渦巻いてるじゃん wav/DAR_0432.wav|……グロは勘弁だお wav/DAR_0433.wav|だから日本語でOKだって wav/DAR_0434.wav|は、裸……だと……? 魔法少女のコスチュームは露出度たけぇというわけですな。これ、アニメ化マダー? wav/DAR_0435.wav|リフター、リフター……。さっきのZプログラムにもチラッと出てきたよな。ググってみる? wav/DAR_0436.wav|おお、ヒットしてるし wav/DAR_0437.wav|あ、浮いた…… wav/DAR_0438.wav|でも時間移動したら、同じ場所に出るだけじゃないの? wav/DAR_0439.wav|なんで? wav/DAR_0440.wav|むほー、そう考えると僕たちってテラハヤス wav/DAR_0441.wav|なんかもうスケールが途方もないぞな wav/DAR_0442.wav|………… wav/DAR_0443.wav|……なんぞそれ? wav/DAR_0444.wav|そんなのこれまでにやったことあったっけ? wav/DAR_0445.wav|ってか、なんで円卓? アーサー王? wav/DAR_0446.wav|まゆ氏、そんなことも知らんの? 地球は常に動いてるんだよ。自転速度は時速にして1500キロ、公転速度は114000キロで── wav/DAR_0447.wav|この前の実験だと、放電現象が起きたときにだけ、過去へメールを送れたお wav/DAR_0448.wav|厨二病すぎだろ常考 wav/DAR_0449.wav|“時を駆けるメール”の一択だろ wav/DAR_0450.wav|オカリンの“ノスタルなんとか”だってじゅうぶん長いじゃんか! それにこれは映画のタイトルを── wav/DAR_0451.wav|そんな理由で却下かよぅ…… wav/DAR_0452.wav|まゆ氏、映画のタイトルネタはもう僕がやったって wav/DAR_0453.wav|じゃあ“デロリアンメール”とか wav/DAR_0454.wav|で、なんでDメールみたいな現象が起きるん? wav/DAR_0455.wav|でもさー、僕たちにできると思うん? wav/DAR_0456.wav|まあそもそも、オカリンは別にトップじゃないけど wav/DAR_0457.wav|それにしてもこの助手、ノリノリである wav/DAR_0458.wav|おおー wav/DAR_0459.wav|元々、威厳はないと思うお wav/DAR_0460.wav|じゃあカウントするぜぃ? wav/DAR_0461.wav|3、2、1……ゼロ wav/DAR_0462.wav|そう言えばさ、この前のDメールも、文章は途中で切れてたよなぁ wav/DAR_0463.wav|そうそう。着歴見てみなよ。僕は確か『オカリンはHENTAI』って送ったはずだお wav/DAR_0464.wav|なんか法則性でもあるんじゃね? wav/DAR_0465.wav|うひょー。“刺身にたんぽぽの花を乗せる仕事”並みの単純作業じゃね? wav/DAR_0466.wav|ま、信じられんのは当然じゃね? 僕も最初は半信半疑だったし wav/DAR_0467.wav|つーかそう簡単に秘密バラしちゃっていいの、オカリン。機密事項じゃなかった? wav/DAR_0468.wav|げげげ。追い出されたらまずくね? wav/DAR_0469.wav|了解……、あんた今最高に輝いてるよ wav/DAR_0470.wav|店長、怒ってた? wav/DAR_0471.wav|僕も wav/DAR_0472.wav|普通だよな常考 wav/DAR_0473.wav|オペレーション・ウルドって? wav/DAR_0474.wav|でも、いつへ送るかの調節ができるのを発見したのはすごくね? wav/DAR_0475.wav|だから略すなよ…… wav/DAR_0476.wav|まゆ氏……今の言葉、もう一度よろ。“穴”ってところから wav/DAR_0477.wav|これはけしからん! wav/DAR_0478.wav|からあげやバナナはともかく、全角6文字、半角12文字のデータっつーと、容量は12バイトだね wav/DAR_0479.wav|おーっと? 牧瀬氏はメカに弱いタイプと見た wav/DAR_0480.wav|まあ、電子メールは本文テキストだけじゃないけどさ。送信先と送信元のメルアドとかヘッダとか、もろもろ込みだともっと増えるけど wav/DAR_0481.wav|目安として、12バイト分の文字数なら、3回分は転送できるってことじゃね? あ、ちなみに件名は入れると入れないとでどう変わるか、分かんね wav/DAR_0482.wav|ちょっ。なんだその無茶な設定 wav/DAR_0483.wav|オカリンの例えはともかく、これでゼリーマンの件は解明できたんじゃね? wav/DAR_0484.wav|証明ってどうやんの? SERNと同じように人体実験するん? wav/DAR_0485.wav|人体実験ってなんか響きがヤバいよね。性的な意味で wav/DAR_0486.wav|だが断る。僕はされる方より、せっかくだからする方を選びたい wav/DAR_0487.wav|分からないことはあるけど、Dメールのやり方についてはもう完璧ってことで&cTIPSC;&rsFA&rtファイナルアンサー&re&cMESC;? wav/DAR_0488.wav|人が直接過去へ跳べるわけじゃないから、タイムマシンって感じはしないけどな wav/DAR_0489.wav|Dメールをもっと色々面白いことに使いたいよなぁ wav/DAR_0490.wav|8月2日 wav/DAR_0491.wav|人類史上初じゃなくね? SERNに先越されてたし wav/DAR_0492.wav|ちょっ、今のって円卓会議だったん? 知らんかった。しかも66回って wav/DAR_0493.wav|……グーテンモルゲン wav/DAR_0494.wav|昨日、夕方から寝始めたからさ。朝は5時に目覚めたぞなもし wav/DAR_0495.wav|はー、あっつー。午前中なのにこの暑さとか、有り得なさすぎだろ常考 wav/DAR_0496.wav|お? おお? オカリン、そちらのエロ……セクシーな3次元女性はどなたでありますか? wav/DAR_0497.wav|シャイニング……フィンガー……だと? 俺のこの手が光ってうなる? wav/DAR_0498.wav|ちょ、能力とか……ねーよ wav/DAR_0499.wav|まあいいや。よろしく桐生氏 wav/DAR_0500.wav|……な、なんという華麗なスルー。デブオタだからって見下してやがりますか? くっそー、さてはおぬし、&cTIPSC;スイーツ(笑)&cMESC;だな!? wav/DAR_0501.wav|オカリン、まさかこの人にヤバいことでもしてたん? wav/DAR_0502.wav|撮影……だと……? それをネタに脅し、ついには性的な玩具に…… wav/DAR_0503.wav|サーセン wav/DAR_0504.wav|あ、そうそう。電話レンジだけどさ、ちょっと改良しようと思うんだよね wav/DAR_0505.wav|ほら、今ってけっこうめんどい手順が必要じゃん。Dメールを過去に送るのにさ wav/DAR_0506.wav|それをもっと簡単にできるようにしたくて。あ、それと電話レンジ専用ケータイからの転送も可能にしようかと wav/DAR_0507.wav|今はDメールの送信先は、電話レンジに繋げたケータイだけっしょ? wav/DAR_0508.wav|それってけっこう不便じゃん。電話レンジ専用ケータイに転送機能を付けちゃえば、その専用ケータイを経由して好きな番号にDメールが送れるわけ wav/DAR_0509.wav|2、3時間じゃね? オカリンも手伝ってくれたらだけど wav/DAR_0510.wav|OK wav/DAR_0511.wav|なに? オカリン、また始まったん? wav/DAR_0512.wav|えーと、桐生氏だっけ? オカリンのこれは一種の病気だから、気にしないでOK wav/DAR_0513.wav|今、オカリンも&rs迂闊&rtうかつ&reな発言を wav/DAR_0514.wav|よーし、プログラムオワタ wav/DAR_0515.wav|なんでもいいからさ、とりあえず電話レンジ2nd Edition ver1.03を試したいんだけど wav/DAR_0516.wav|2nd Edition ver1.03 wav/DAR_0517.wav|それにしてもこの助手、&cTIPSC;ツンデレ&cMESC;である wav/DAR_0518.wav|おお〜、牧瀬氏ってツンデレの意味分かるん? wav/DAR_0519.wav|じゃあ、オカリンのケータイに転送されるように設定するから wav/DAR_0520.wav|いやいや、それはないわ〜。牧瀬氏、オカリンの言うことはもっと適当に受け流してOK wav/DAR_0521.wav|牧瀬氏正解 wav/DAR_0522.wav|たった今思い付いて、とりあえず言ってみたっていうオチかと。オカリンっていつもそうなんだよなぁ wav/DAR_0523.wav|過去を変える具体的内容について、詳しく wav/DAR_0524.wav|ああ、あれっしょ。風が吹けば桶屋が儲かるってヤツ wav/DAR_0525.wav|僕は賛成。金があればPCパーツ買えるし、メイクイーンにも行きまくれるじゃん。むしろ試さない方がおかしいっしょ wav/DAR_0526.wav|っていうか、なぜに鶯谷? wav/DAR_0527.wav|開始って言われても、具体的になにをすればええのん? wav/DAR_0528.wav|つーかさ、宝くじにも色々種類があるっしょ? ここはやっぱ、夢のサマージャンボ行くしかなくね? wav/DAR_0529.wav|来週か再来週だったはず wav/DAR_0530.wav|ああー、そうだよなぁ wav/DAR_0531.wav|じゃあサマージャンボの抽選日まで待つとか wav/DAR_0532.wav|ふーむ、ちょっとググってみるわ wav/DAR_0533.wav|ああ、ロト6ならちょうどいいかも。あれって確か、当選番号を毎週発表してるし wav/DAR_0534.wav|ええと、先週の1等だと……ちょっ、2億とか! wav/DAR_0535.wav|なんで? wav/DAR_0536.wav|えっと、前回の配当金だと……2300万円 wav/DAR_0537.wav|それだと70万まで減るけど wav/DAR_0538.wav|3等なら、数字を5個的中させる必要があるお wav/DAR_0539.wav|抽選日が5日前だから、それより前に買っとかないとダメじゃね? wav/DAR_0540.wav|んじゃ、レンジ起動させるぜよー wav/DAR_0541.wav|うーん…… wav/DAR_0542.wav|まゆ氏、今の言葉、もう一度よろ wav/DAR_0543.wav|ハァハァ、ってところだけリピート! wav/DAR_0544.wav|もっと色っぽく! wav/DAR_0545.wav|おおっ!? wav/DAR_0546.wav|その発想はなかったわ! もしかしてDメールでその方法を使えば、僕ら億万長者じゃね? wav/DAR_0547.wav|PCパーツ買えるし、メイクイーンにも行きまくれる! ひょーおう! み・な・ぎ・っ・て・き・た! wav/DAR_0548.wav|だから、今みんなで考えてるんじゃん wav/DAR_0549.wav|でもオカリンが言った、ロト6のアイデアはGJと言わざるを得ない wav/DAR_0550.wav|それで幸せになるのは、チビッコとまゆ氏だけだろ常考 wav/DAR_0551.wav|暑さでやられた? wav/DAR_0552.wav|え、じゃあもしかしてるか氏、ロト6当てたの? wav/DAR_0553.wav|ちょ、ちょ、そんなことよりるか氏、いくら当たったん!? wav/DAR_0554.wav|うおー、惜しい! 惜しすぐる! wav/DAR_0555.wav|僕はHENTAIじゃないよ! HENTAI紳士だよ! wav/DAR_0556.wav|ああ、オカリン! 実はとんでもないミスに気付いたんだ! wav/DAR_0557.wav|実はさ…… wav/DAR_0558.wav|ラボに財布忘れてきたお wav/DAR_0559.wav|おかげでメイクイーンに入れないお! オカリン、悪いけど僕の財布届けてくんない? お礼にメイクイーンでドリンクおごるから wav/DAR_0560.wav|あのさ、牧瀬氏。オカリンはいったいどうしちゃったんだぜ? wav/DAR_0561.wav|なんか今日のオカリンって全体的にヤバくね? wav/DAR_0562.wav|マジで? 下に店長まだいるけど? wav/DAR_0563.wav|過去を……! wav/DAR_0564.wav|うわ、オカリン、抜け駆けイクナイ! wav/DAR_0565.wav|……今日の昼間のこと? ロト6がどうとか急に言い出したけど wav/DAR_0566.wav|……それはひょっとしてギャグで言っているのか? wav/DAR_0567.wav|……マジっすか wav/DAR_0568.wav|うは、OK! 僕、1つどうしても変えたい過去があるんだよねー wav/DAR_0569.wav|そんなメール来てもダイエットなんかしないし wav/DAR_0570.wav|フェイリスたんの作戦はほぼ完璧に覚えてるんで、その裏を突こうってことだよ。うは、僕って頭よくね? wav/DAR_0571.wav|よーし、僕頑張っちゃうぞー wav/DAR_0572.wav|できたお~ wav/DAR_0573.wav|フェイリスたんのカードの配置だお。見れば分かるだろ常考。オカリンたちが疎いだけ wav/DAR_0574.wav|過去、変わった? wav/DAR_0575.wav|へ? なにが? wav/DAR_0576.wav|……分かんね wav/DAR_0577.wav|分かんね……しょぼーん wav/DAR_0578.wav|ちょっとまゆ氏に電話してみる wav/DAR_0579.wav|あ、まゆ氏? まだバイト中だよね? あのさ、悪いんだけどフェイリスたんはそこにいる? ……うん、いるんだね!? wav/DAR_0580.wav|じゃあさ、ちょっと聞いてほしいんだけど、僕って、この前の『フェイリス杯』でフェイリスたんに勝ったっけ? 負けたっけ? wav/DAR_0581.wav|…………え、負けた? 誰が? フェイリスたんが? 僕が? ……あ、そう。瞬殺? そう……分かったお…… wav/DAR_0582.wav|なんで!? オカリンは変えられたんしょ!? wav/DAR_0583.wav|そうだけどさー、ゲームの過程は変わるじゃん wav/DAR_0584.wav|いいや、まだだ。まだ終わらんよ wav/DAR_0585.wav|もう一度、別のアドバイスを過去の僕に送ってみる。今度はもっと的確に、フェイリスたんに本気で勝てるようなアドバイスだお wav/DAR_0586.wav|オカリンの答えで&rsFA&rtファイナルアンサー&re wav/DAR_0587.wav|………… wav/DAR_0588.wav|なんだよぅ、せっかく素晴らしいアドバイス書いたのに…… wav/DAR_0589.wav|そ、それは、日本沈没ってレベルじゃねーぞ wav/DAR_0590.wav|ふむ……。牧瀬氏の着ていた白衣か……。どれ…… wav/DAR_0591.wav|牧瀬氏の人気に嫉妬してるに決まってるじゃん常考! wav/DAR_0592.wav|“本来ならあたしがラボメンナンバー004になって、楽しくみんなと青春する予定だったのに、キーッ! 悔しい!”みたいな wav/DAR_0593.wav|3次元は恐ろしい wav/DAR_0594.wav|&cTIPSC;安西先生&cMESC;、フェ、フェイリスたんの手料理が食べたいです…… wav/DAR_0595.wav|これって、例えば事前に暖気みたいなことしたらどうなるん? wav/DAR_0596.wav|つまりさ、1秒じゃ放電現象は起きないわけっしょ。だから事前に、メールを送らずに30秒ぐらいレンジ動かしとくんだお wav/DAR_0597.wav|その後、間を置かずにタイマー1秒でもう一度動かす。そしたら、1秒でも放電現象起きそうじゃね? wav/DAR_0598.wav|ねえっス wav/DAR_0599.wav|んで、桐生氏はどんなメール送るつもりなん? wav/DAR_0600.wav|くわっ!? まさかこれってセクハラになるん!? wav/DAR_0601.wav|んじゃあさ、どんな内容送るん? そもそもオカリンの言う簡単で分かりやすい過去改変って、ハードル高杉 wav/DAR_0602.wav|おっ、それって先月出たばっかの『GG01』じゃん wav/DAR_0603.wav|最新機種だよ。確か液晶部分が着脱式で、いろんなバリエーションのアタッチメントを選べるんだよね wav/DAR_0604.wav|今、品薄でどこ行っても入荷待ちだけど、よく手に入ったなぁ wav/DAR_0605.wav|まゆ氏、ネタにマジレス、カコワルイ wav/DAR_0606.wav|ブラウン店長になんか言われたらどうするん? wav/DAR_0607.wav|マジで? オカリン、かっけー。そこにシビれる憧れる! wav/DAR_0608.wav|オカリン。日本語でOK wav/DAR_0609.wav|それ、誰? wav/DAR_0610.wav|さすがまゆ氏。アホの子だねえ wav/DAR_0611.wav|そんなこと、有り得るん? wav/DAR_0612.wav|脳内嫁ですね。分かります wav/DAR_0613.wav|……“釣り”っしょ? wav/DAR_0614.wav|え? wav/DAR_0615.wav|おー、るか氏じゃんか wav/DAR_0616.wav|つーかポン刀と北欧神話の魔剣って、つり合わなさすぎてカオスなんだけど。そもそもオカリン、模造刀なんて持ってた? wav/DAR_0617.wav|すごく……&cTIPSC;百合&cMESC;です…… wav/DAR_0618.wav|ということは逆陵辱ですか! むはーっ、実にけしからん! wav/DAR_0619.wav|さすがはまゆ氏の仕事だな。服もモデルも互いに引き立てあってる wav/DAR_0620.wav|3次元においてはフェイリスたん最強説を唱えている僕だけど、このるか氏に対しては、ついつい&cTIPSC;ローアングラー&cMESC;化したくなるよ wav/DAR_0621.wav|いたいけで気弱そうな女の子をおもちゃにする……だと……? wav/DAR_0622.wav|ちょっ、ショタ・イン・ザ・ゲートて。その間違い方、神レベルだろ。なんかそこはかとなく……イ、イ、インモラルなかほりが wav/DAR_0623.wav|え? wav/DAR_0624.wav|いや、逆。それを言うなら“こんなかわいい子が女の子のはずがない”だし wav/DAR_0625.wav|いちいち、俺たち、って言い直さなくてもよくね? wav/DAR_0626.wav|さて、僕の愛用のデジカメは、と…… wav/DAR_0627.wav|先生、ローアングラーになりたいです…… wav/DAR_0628.wav|解説セリフキタコレ wav/DAR_0629.wav|ソースは? &cTIPSC;&rs民明書房&rtみんめいしょぼう&re&cMESC;? wav/DAR_0630.wav|そ、そういう返しをするとは……おぬし、やるな…… wav/DAR_0631.wav|ちょ、ちょい待ち。それでもし実験が成功したらどうするん? wav/DAR_0632.wav|だって、るか氏の性別がマジで変わっちゃうってことじゃん wav/DAR_0633.wav|いや、そうだけど…… wav/DAR_0634.wav|もし性別が変わったら、るか氏が生きてきた16年間の歴史が改変されるんじゃね? ってこと wav/DAR_0635.wav|それについて誰が責任取るん? wav/DAR_0636.wav|マジで言ってる? wav/DAR_0637.wav|96年ぐらいっぽい。メール機能が実装されるのは、さらに遅いかも wav/DAR_0638.wav|こうなったら毒電波を飛ばせるよう改造するとか wav/DAR_0639.wav|ちょっとヤバい人たちだけがゆんゆんと受信できるんだ。電波っつーかデンパ? 特に春先によく見られる wav/DAR_0640.wav|いいよー。もっと罵ってくれてOKだよー wav/DAR_0641.wav|こうなったらあれだ、るか氏が雷に打たれるとか! それで性別転換! 古くさいコミックとかアニメで手垢がついてそうだけど wav/DAR_0642.wav|自分だって電話レンジのこと念頭に置いてないじゃんか wav/DAR_0643.wav|“ひらめけ”の精神だな wav/DAR_0644.wav|るか氏女の子バージョンか……萌えるの確定 wav/DAR_0645.wav|けっこうめんどいなぁ。僕はてっきり、『831831831』……って打てばいいんだとばかり思っていたよ wav/DAR_0646.wav|831でヤサイじゃん常考。ヤサイヤサイヤサイ──ってのをるか氏のお母様の頭にすり込めばいいのかと wav/DAR_0647.wav|あるあ……ねーよ wav/DAR_0648.wav|そのまますぎじゃね? wav/DAR_0649.wav|ちょい待ち。この変換表によると濁点も数字2個で表現しないとダメっぽい wav/DAR_0650.wav|その文章だと、半角4文字オーバーする wav/DAR_0651.wav|HENTAIコンビじゃねえ。僕たちは、HENTAI紳士コンビだ! wav/DAR_0652.wav|すごいような、すごくないような wav/DAR_0653.wav|フェイリスたんとの雷ネット勝負の結果を改変できなかったお wav/DAR_0654.wav|確かに結果出てないよなー。ロト6当てるって件はどうなったん? wav/DAR_0655.wav|言葉の意味は分からんが、とにかくすごい自信だ wav/DAR_0656.wav|出たー! これぞフェイリスたんの秘技、“目を見て混ぜ混ぜ”だー! wav/DAR_0657.wav|普通ならドリンクをこぼさないようにするだけでも大変なはずなのに、フェイリスたんはそれを平然とやってのける。そこにシビれる憧れるゥ! wav/DAR_0658.wav|この秘技により、フェイリスたんはメイクイーンにおける人気ナンバーワンメイドとして君臨しているのDA! wav/DAR_0659.wav|フェイリスたんありがとうございます! おいしくいただきます wav/DAR_0660.wav|実はメールを過去に送れるっていうすげえマシンを作ったんだお。主に僕が wav/DAR_0661.wav|そういうことになるかなー wav/DAR_0662.wav|マジでー? こ、困ったなあ、うへうへ wav/DAR_0663.wav|僕がいつか連れてってあげるよ wav/DAR_0664.wav|そう言えば、漠然とイメージはあるけど、真面目に考えたことはないなあ wav/DAR_0665.wav|神様とか宇宙の意志とかが観測するんじゃね? wav/DAR_0666.wav|むむむ…… wav/DAR_0667.wav|そう言えばそうだな…… wav/DAR_0668.wav|そう言えばさ、歳を取るにつれて時間の流れって早くなってるような気がするよな wav/DAR_0669.wav|うーん、考えれば考えるほど、こんがらかってきた罠 wav/DAR_0670.wav|そうそう! そういうこと! wav/DAR_0671.wav|ま、僕の権限ならフェイリスたんにも使わせてあげなくもないよぉ wav/DAR_0672.wav|百合&cTIPSC;フラグ&cMESC;ですね。分かります wav/DAR_0673.wav|そうは言いつつも、口にナゲットを運ぶ手は止めないのな…… wav/DAR_0674.wav|牧瀬氏さ、パンツって言いたいだけちゃうんかと wav/DAR_0675.wav|またいつの間にか円卓会議にされてるし wav/DAR_0676.wav|&cTIPSC;ゲロカエルん&cMESC;的な? つーかあれ、なんで流行ったんだろうな wav/DAR_0677.wav|だから史上初じゃないって。SERNの方が先じゃね? wav/DAR_0678.wav|なにもない宇宙のど真ん中に跳ばされるのはゴメンだお wav/DAR_0679.wav|メルアド指定してるから、ちゃんと届いてるんじゃね? wav/DAR_0680.wav|でもさ、Dメールじゃ36バイト+αのデータ量しか送れないじゃん wav/DAR_0681.wav|人間をまるまる物理転送させるなんてマジ無理 wav/DAR_0682.wav|ハッキングがバレたらガチで僕たち消されそうだよね。バレるようなヘマはしてないけど wav/DAR_0683.wav|え? wav/DAR_0684.wav|ああ、今はSERNの膨大な資料を漁ってるとこ wav/DAR_0685.wav|翻訳しながら全部読むのに、何年かかるやら。一応、重要そうなところは牧瀬氏に渡しておいたけど wav/DAR_0686.wav|まあ、基本的には僕にはもうやれることはないお wav/DAR_0687.wav|SERNはいまや、僕の思いのまま wav/DAR_0688.wav|成果じゃないけど、今、SERNは実験の真っ最中みたいでさ、ちょうどLHCがフル稼働してんだよね wav/DAR_0689.wav|そこに割り込んで、こっそり使わせてもらえないかなあって模索中 wav/DAR_0690.wav|でもまあ、それができるようになったところで、使い道なんてないだろうけどな wav/DAR_0691.wav|第3段階ってなんぞ? wav/DAR_0692.wav|日本語でOK wav/DAR_0693.wav|ああ、それは無理って言ったじゃん wav/DAR_0694.wav|なる。でも逆に言えば、だからこそ手も足も出ないわけで wav/DAR_0695.wav|へ? 手に入れてきた? いつ? wav/DAR_0696.wav|柳林神社に奉納って、そんなアホな wav/DAR_0697.wav|『オカリンはHENTAI』って内容で送ったよな wav/DAR_0698.wav|僕も2通送ったお。フェイリスたんとの勝負に勝てる秘策を書いた wav/DAR_0699.wav|あれは惜しかったよね wav/DAR_0700.wav|今日のフェイリスたんはバイト休みだお wav/DAR_0701.wav|つーか、フェイリスたんのプライベートとか……凸せざるをえないだろ常考 wav/DAR_0702.wav|つーかオカリンさぁ。アキバの路上で芝居始めるとかどんだけだよ。暑さにやられた? wav/DAR_0703.wav|桐生氏なら、前にラボで挨拶した罠 wav/DAR_0704.wav|ちょ、バッカ、オカリンなに言ってんだ。フェイリスたんの本名はフェイリス・ニャンニャンっしょ。それ以上でも以下でもないじゃん wav/DAR_0705.wav|うっわ、最悪っすよー……。なんで純真な男たちの夢を壊そうとするかなぁ wav/DAR_0706.wav|あーあー聞こえなーい wav/DAR_0707.wav|ちょ……マジで? wav/DAR_0708.wav|妄想乙。事実は小説より奇なり wav/DAR_0709.wav|それにあのフェイリスたんの素顔が、実は金持ちのお嬢様だったとか、うは、超萌える展開じゃね? wav/DAR_0710.wav|むほっ、フェイリスたんの私服姿とか……かわいすぐる……! wav/DAR_0711.wav|な、なんという偉そうな態度……。僕たちってフェイリスたんにお願いしに来た立場じゃなかった……? wav/DAR_0712.wav|接します全力で接します! wav/DAR_0713.wav|り、理由になってねえ…… wav/DAR_0714.wav|なん……だと……? wav/DAR_0715.wav|その点については全面的に同意するぜオカリン! ニャンニャン語を話し、ネコ耳を着けている時点で、そこにいるのはフェイリスたんだ! wav/DAR_0716.wav|だから人類史上初はSERNだっつの…… wav/DAR_0717.wav|右に同じく! wav/DAR_0718.wav|というか大! 歓! 迎! wav/DAR_0719.wav|ぜひ入ってくださいお願いします! wav/DAR_0720.wav|なにを言ってるのかさっぱり分かんね…… wav/DAR_0721.wav|まゆ氏、しょんぼりしなくてもOK。これはオカリンのいつものクセなのだぜ wav/DAR_0722.wav|いや、ペーパーナイフっしょ? wav/DAR_0723.wav|だからオカリンのこの場だけの思いつきだって wav/DAR_0724.wav|ちょっ、オカリンてんめー! 僕も電話レンジ作ったのにー! wav/DAR_0725.wav|そりゃ切られるっしょ。オカリンの電話の仕方に対応できるのは、たぶん僕とまゆ氏ぐらいじゃね? wav/DAR_0726.wav|だからオカリンの電話に対応するスキルは、僕とまゆ氏しか持ってないと何度言えば…… wav/DAR_0727.wav|オカリンも人のこと言えない件 wav/DAR_0728.wav|それじゃ、カードをオープン wav/DAR_0729.wav|まだターミナルカードがあるじゃん。次のターンで一発逆転狙えるってマジで wav/DAR_0730.wav|マジパネェっすね、フェイリスたん wav/DAR_0731.wav|僕も全力で祝福したいわけだが、その日の夜は空いてるかい? wav/DAR_0732.wav|そ、そう…… wav/DAR_0733.wav|決勝の相手って『ヴァイラルアタッカーズ』とか言うコンビだったっけ? wav/DAR_0734.wav|下馬評じゃノーマークだったのに、まさかフェイリスたんのライバルである『イディヨナ』を負かしちゃうとはなぁ wav/DAR_0735.wav|フェイリスたんと『イディヨナ』のデュエルは毎回神がかってるから、今回も楽しみにしてたのに wav/DAR_0736.wav|ま、フェイリスたんの敵じゃないよ。フェイリスたんは最強。フェイリスたんは神! wav/DAR_0737.wav|ぐは、フェイリスたんのお父様か……。挨拶しておかないとまずくね? wav/DAR_0738.wav|ええー? フェイリスたん、僕とのお手合わせは? 手取り足取り、雷ネットのなんたるかを講義してくれるっていう約束は? wav/DAR_0739.wav|ええ、そうですとも。言ってみただけだからな…… wav/DAR_0740.wav|さすがオカリン……。意味不明ナリ…… wav/DAR_0741.wav|ん? あれ? そう言えば消えてる wav/DAR_0742.wav|まゆ氏の気配を消していなくなる能力は異常 wav/DAR_0743.wav|エロ? wav/DAR_0744.wav|へえ、甲賀ゆいかー。去年の&cTIPSC;ガンバム&cMESC;のキャラデザっしょ? wav/DAR_0745.wav|僕の分も買っといて wav/DAR_0746.wav|それはひょっとしてギャグで言っているのか? wav/DAR_0747.wav|だからないって。そもそもそういう萌えショップが、アキバにあるわけないじゃん。萌えの聖地と言えば中野だろ常考 wav/DAR_0748.wav|ついに暑さでおかしくなったかオカリン。アキバは電気街。萌えショップができようもんなら、マニアどもが暴動起こすレベルだお wav/DAR_0749.wav|それは普通にあるっしょ wav/DAR_0750.wav|なんぞそれ wav/DAR_0751.wav|それはないわ。いくらなんでも無理があるわ wav/DAR_0752.wav|ねーよ。アキバに来る人間は、そういう萌えビジネスとか毛嫌いしてんだから。誰も寄りつかないって wav/DAR_0753.wav|うわ、出たよシュレディンガーの猫 wav/DAR_0754.wav|日本人のシュレディンガー好きは異常 wav/DAR_0755.wav|もううんざりって感じっすわ。&cTIPSC;ぬこ&cMESC;がかわいいのは認めるがな wav/DAR_0756.wav|えっ? あっ── wav/DAR_0757.wav|だから用事があるって言ってんじゃん…… wav/DAR_0758.wav|オフ会…… wav/DAR_0759.wav|いや、ちょっと聞いてくれよぅ── wav/DAR_0760.wav|手作り……だと……? wav/DAR_0761.wav|ひ、1つ確認したい。そこに、フェイリスたんはいますか? wav/DAR_0762.wav|くっそー! どうしてバッティングするんだよぅ! せめて明日にしてくれれば…… wav/DAR_0763.wav|フェイリスたんの手料理が食べたいです…… wav/DAR_0764.wav|諦める。僕はオフ会を諦めるぞぉぉぉ! wav/DAR_0765.wav|フェイリスたんは? フェイリスたんはいずこに? wav/DAR_0766.wav|ちょっ、マジで!? おいオカリン! これはどういうことだよ! ドッキリってレベルじゃねーぞ! wav/DAR_0767.wav|ふざけんなよー。せっかくのタイムマシンオフ会だったのに…… wav/DAR_0768.wav|僕がよく見に行くSF関係のBBSがあるんだよ。そこのオフ会なんだ wav/DAR_0769.wav|プロの作家なんかも来る予定だったのに。僕はオカリンを許さない。絶対にだ wav/DAR_0770.wav|結果は同じじゃね? wav/DAR_0771.wav|&rs&cTIPSC;禿同&cMESC;&rtはげどう&re。オカリン、この恨み、末代まで忘れん…… wav/DAR_0772.wav|保険としてピザ頼んどくわ wav/DAR_0773.wav|オカリン、それ&cTIPSC;死亡フラグ&cMESC;…… wav/DAR_0774.wav|ふぁあああ〜 wav/DAR_0775.wav|そうだ。1人で納得してんなよ wav/DAR_0776.wav|オカリン……きめえッス wav/DAR_0777.wav|でもさ、この時間じゃ電話レンジの放電現象は起きなくね? wav/DAR_0778.wav|さすが幻って言われるPCだよなぁ wav/DAR_0779.wav|@ちゃん情報だけどさ、何年か前にコレクターがウン千万円出してまで手に入れたって話もあるらしいよ wav/DAR_0780.wav|IBN5100ヤバイ。マジヤバイ wav/DAR_0781.wav|僕的にはすごく不思議なんだよね。実際、なんでそんな値段が付くのかマジで謎 wav/DAR_0782.wav|元々高かったっていうのもあるかもしれないけど。当時の値段で2万ドルぐらいしたらしいから wav/DAR_0783.wav|それにしても手に入らなさすぎな気はする。確かにいいマシンだけど、それはあくまで当時としては、だし。そんな血眼になってまで手に入れる価値があるとは思えね wav/DAR_0784.wav|誰かが買い占めてたりして wav/DAR_0785.wav|うおっ、なんじゃこりゃ wav/DAR_0786.wav|いや、ちょっ、こんなの有り得ないんですけど…… wav/DAR_0787.wav|ええと、今、SERNのroot権ゲットしようと色々調べてて…… wav/DAR_0788.wav|なんか、やけにSERNのデータベースの情報が落ちてくんのが速いなあと思ってたんだけど wav/DAR_0789.wav|これすげえよ。なぜかこのビル周辺から、SERNまで直通の光回線が通ってる。しかも1本じゃなくて、たくさん束になってるお wav/DAR_0790.wav|文字通り直通。こっからフランスにあるSERNまで、マジで光ケーブルが直接、繋がってる wav/DAR_0791.wav|全然違うっつーの wav/DAR_0792.wav|ほら見てみ。これはこのPCからフランスの国民議会のサイトを見るときの経路なわけ wav/DAR_0793.wav|このPCのIPアドレスが0番のとこな。で、その後日本国内のいろんな箇所を経由してから、フランスに飛んで、そっからさらに国民議会のサイトが置いてあるところまでフランス国内のコンピュータを経由してる wav/DAR_0794.wav|国民議会のサイトを見るためには、16の経路が必要なわけ wav/DAR_0795.wav|平均転送速度は300&cTIPSC;ms&cMESC;ぐらい。海外ならこんぐらいが普通 wav/DAR_0796.wav|分かりやすく言うと、日本からフランスのサイトを見に行くための“道”は限られてるわけ。誰でも同じ道を通る wav/DAR_0797.wav|これはフランスだけじゃなくて他の国でも同じだし、日本国内でだって10経路ぐらいは通るんだよ wav/DAR_0798.wav|じゃ次に、SERNを見てみるお wav/DAR_0799.wav|しかも転送速度は普通の数百倍だ。むちゃくちゃ速い! こんな数字、国内でも出ないお。向こうはフランスなのに wav/DAR_0800.wav|クラックする前からこの状態だったのだぜ。僕はなんもいじってねえもん wav/DAR_0801.wav|普通だったら絶対に有り得ない。日本のデータ通信網とは完全に独立したケーブルが1本だけ、ここからSERNまで繋がってるなんて wav/DAR_0802.wav|そんなもんを日本やフランスの通信会社が設置するとは思えないし。となると── wav/DAR_0803.wav|でもさ、この直通回線があるおかげで、LHCをこのPCからでも使えるようになったお wav/DAR_0804.wav|これだけの転送速度だからさ。遠隔操作もタイムラグほぼゼロだお。まだ実際に試してないけど wav/DAR_0805.wav|公式発表じゃ、ミニブラックホールは陽子衝突の過程で副産物的に生まれる可能性があるだけって言ってたけど、実は違ったんだ罠 wav/DAR_0806.wav|マジ? じゃあ電話レンジって、大量破壊兵器ってことじゃね!? wav/DAR_0807.wav|ど、どこかって? wav/DAR_0808.wav|LHCはラージハドロンコライダーの略だね。和訳すると大型ハドロン衝突型加速器、ってところかな wav/DAR_0809.wav|で、こいつはフランスとスイスにまたがる形で作られた、円形の巨大地下トンネルで wav/DAR_0810.wav|全長は約27キロ。地下100メートルの深さにある wav/DAR_0811.wav|トンネルの中には2本のリングが通ってて、リングの中は超低温の真空状態なんだお。つまり宇宙環境を再現してるわけ。マジ萌える wav/DAR_0812.wav|陽子の加速は、隣接する施設から線形加速器、陽子シンクロトロンブースター、SPSで段階的に加速されて── wav/DAR_0813.wav|最後にLHCに注入され、敷き詰められた超電導磁石による最後の加速を行うんだ wav/DAR_0814.wav|最終的には光速の99.9999991%にまで達するお。LHCヤバイ。電話レンジほどじゃないけどな wav/DAR_0815.wav|でもって、加速させた陽子を1秒間に10億〜100億回ぐらい衝突させる wav/DAR_0816.wav|そこで起きる高エネルギー反応について観測するのが、LHC計画の目的……って、一応公表されてる。大ウソだったけど wav/DAR_0817.wav|膨大ってどんぐらい? wav/DAR_0818.wav|人間を丸ごとデータ化って、そんなことできるわけないじゃん wav/DAR_0819.wav|もしできたとしてもそのデータ容量、天文学的な数字になるんじゃね? それをどうやってたったの36バイトまで圧縮するん? バカなの? 死ぬの? wav/DAR_0820.wav|あ、その号の『サイエンス』誌なら、スキャンして取ってあるお wav/DAR_0821.wav|あれ、オカリン知らなかったん? wav/DAR_0822.wav|……まさか wav/DAR_0823.wav|容量ってことなら、OSより画像や映像の方が大きい場合もあるじゃん wav/DAR_0824.wav|『&cTIPSC;Mindorz&cMESC;』で言うと、VISTAの入ってるPCで作ったデータを、95の入ってるPCにコピペするって感じか wav/DAR_0825.wav|そもそも他人の身体に入っちゃったら大変だしね。まあ、僕的にはかわいい&cTIPSC;おにゃのこ&cMESC;の中なら喜んで入るけど。うへへ wav/DAR_0826.wav|オカリン、後は任せた wav/DAR_0827.wav|それにこれまでも、店長のご機嫌取りに行ってたのはオカリンだったじゃん wav/DAR_0828.wav|“灯台もと暗し”はガチ wav/DAR_0829.wav|夜になると電話レンジが使えなくなったのは、ブラウン管工房が閉まってる時間だったからか wav/DAR_0830.wav|さっき中断された最終調整も含めてさ、もう1回は実験が必要じゃね? wav/DAR_0831.wav|ぐほっ、即答とかヒドス…… wav/DAR_0832.wav|まゆ氏、今の“びろーん”もう一度 wav/DAR_0833.wav|びろーん、いただきました wav/DAR_0834.wav|あー、疲れたお……。フェイリスたんに癒されたい…… wav/DAR_0835.wav|電話レンジ3rd Edition ver1.00 wav/DAR_0836.wav|これはひどい wav/DAR_0837.wav|おおぅ……? まさか牧瀬氏が厨二病って言葉を知ってるとは……。やるじゃん wav/DAR_0838.wav|まゆ氏のことだからそうなると思ったぞな…… wav/DAR_0839.wav|データ容量はおよそ3.24テラだお wav/DAR_0840.wav|直通回線は1本だけじゃなくて、64本が束になってるんだ。だから64分割して並列に送れば── wav/DAR_0841.wav|だいたい45秒ぐらいで行けると思われ wav/DAR_0842.wav|こっちは一瞬。なにしろブラックホールの力使ってるから。だいたい23ミリ秒で行ける wav/DAR_0843.wav|その間に、LHCからこの&rsX68000&rtペケロッパ&reを経由して電話レンジまで戻さないといけない wav/DAR_0844.wav|ま、36バイト+α程度のデータなら、楽勝で間に合うお wav/DAR_0845.wav|おっぱいに例えて教えてくれ wav/DAR_0846.wav|小学校時代の僕は、それは真面目なクソガキでしたがなにか? wav/DAR_0847.wav|なんだ、つまらん wav/DAR_0848.wav|どうするって? wav/DAR_0849.wav|実感が湧かないなあ wav/DAR_0850.wav|いや、まゆ氏はなんも手伝ってないからっしょ? wav/DAR_0851.wav|僕はパス wav/DAR_0852.wav|第三者じゃね? 僕とか、まゆ氏とか wav/DAR_0853.wav|転送された時点で“今”も再構成されるんじゃね? wav/DAR_0854.wav|オカリンは“リーディング・シュタイナー”で、それと同じような現象に遭遇したわけっしょ? wav/DAR_0855.wav|頭がこんがらがってきた wav/DAR_0856.wav|なんかもう、宗教の分野じゃね? 魂はどこにあるか、って話っしょ wav/DAR_0857.wav|ずばり、僕の好み wav/DAR_0858.wav|しまった、応援行きそびれた! なんという不覚! wav/DAR_0859.wav|撮影会は何時からですか? wav/DAR_0860.wav|だってブラチューの&rs星来&rtせいら&reっしょ!? あれって確かパンモロだぞ wav/DAR_0861.wav|“パンツが、モロに見えている”の略 wav/DAR_0862.wav|つーか、全部、秋葉原駅通ってるじゃん。まゆ氏、帰れないんじゃね? wav/DAR_0864.wav|オ、オカリン…… wav/DAR_0865.wav|と、とりあえず、言うこと、聞いとくべきじゃね……? wav/DAR_0866.wav|わああああぁぁぁぁっ! wav/DAR_0867.wav|え、ええと、13日の、5時ちょっと過ぎ……だけど wav/DAR_0868.wav|どこって、るか氏のところに行くって、さっき言ってたじゃんか。オカリン、聞いてなかったん? wav/DAR_0869.wav|しまった、応援行きそびれた! なんという不覚! wav/DAR_0870.wav|撮影会は何時からですか? wav/DAR_0871.wav|だってブラチューの&rs星来&rtせいら&reっしょ!? あれって確かパンモロだぞ wav/DAR_0872.wav|“パンツが、モロに見えている”の略 wav/DAR_0873.wav|つーか、全部、秋葉原駅通ってるじゃん。まゆ氏、帰れないんじゃね? wav/DAR_0875.wav|タイムリープマシンは完成してるけど wav/DAR_0876.wav|ど、どこへ? wav/DAR_0877.wav|わああああぁぁぁぁっ! wav/DAR_0878.wav|え、ええと、うん、そうだけど……? wav/DAR_0879.wav|へ? いや wav/DAR_0880.wav|オカリンさ、さっきからなんでそんなピリピリしてるん? wav/DAR_0881.wav|だからるか氏のところっしょ? wav/DAR_0882.wav|じゃあ、他のレイヤー仲間のところとか? wav/DAR_0883.wav|いや、知らんし wav/DAR_0884.wav|あー、そう言えば wav/DAR_0885.wav|ケータイの電源が切れそうとか、言ってたような気がする wav/DAR_0886.wav|なあ、いったいどうしたん? wav/DAR_0887.wav|理由もなしにそんなこと言われても、わけ分からんつーか wav/DAR_0888.wav|いったいなにが始まるんです? みたいな wav/DAR_0889.wav|はあ? wav/DAR_0890.wav|え、マジ? wav/DAR_0891.wav|あと2時間って、なんでオカリンはそれを知ってるわけよ? wav/DAR_0892.wav|まさか……使ったん? wav/DAR_0893.wav|ちょ、いきなりなんぞ? まゆ氏なら、るか氏のところ行くって言ってたじゃん wav/DAR_0894.wav|なん……だと? wav/DAR_0895.wav|ちょ、一晩すごすとか。つまり僕と牧瀬氏はラブホテルでハァハァするんですね。分かります wav/DAR_0896.wav|まゆ氏、今の“びろーん”もう一度 wav/DAR_0897.wav|びろーん、いただきました wav/DAR_0898.wav|完成祝いにちょっとでもパーッとやったりしないの? wav/DAR_0899.wav|なにコソコソ話してるん? wav/DAR_0900.wav|いや、まゆ氏、空気読んだ方がよくね? wav/DAR_0901.wav|未来人すげー。マジパネェっす。握手してもらっていいですか? wav/DAR_0902.wav|日本語でOK wav/DAR_0903.wav|なにそれ? wav/DAR_0904.wav|汚れ役ってことは……ま、まさか誘拐とか暗殺とかも……? wav/DAR_0905.wav|エロゲに例えたらどういうこと? 教えてエロい人 wav/DAR_0906.wav|共通ルートが長いか短いか、それが問題だ。ちなみに僕だったら、せっかくだから妹キャラのアトラクタフィールドを選ぶぜ wav/DAR_0907.wav|でもさ、それじゃ未来を変えるなんて無理じゃね? 結局収束しちゃうんでしょ? なにをしたって結果は同じじゃん wav/DAR_0908.wav|はぁ? あれって騒がれた割には、結局大した問題は起きなかったぞ? wav/DAR_0909.wav|阻止って、どうやって? wav/DAR_0910.wav|だから、僕のハッキングはバレてないって言ってんだろぅ wav/DAR_0911.wav|泳がされてたんだな、僕ら…… wav/DAR_0912.wav|はいはい水中M字開脚水中M字開脚 wav/DAR_0913.wav|んー、でもSERNのデータベースはハックしたけど、それっぽいデータはなかったような…… wav/DAR_0914.wav|おおっ! wav/DAR_0915.wav|いや、使わなかったのだとか言われても、そもそも持ってないし wav/DAR_0916.wav|はい? wav/DAR_0917.wav|っていうか、タイムリープマシン使う気なん? 実験しないってことでFAじゃなかった? wav/DAR_0918.wav|あんだけ派手にビルに激突してんだし、そのときに穴でも空いたんじゃね? wav/DAR_0919.wav|直す努力はしてみるべきだと思うわけだが wav/DAR_0920.wav|いきなりなんぞ? wav/DAR_0921.wav|平然と1万円もおごって見せる……さすがオカリン、僕たちにできないことをやってのける! そこにシビれる! 憧れるゥ! wav/DAR_0922.wav|じゃあ、さっそく見に行ってみるべき wav/DAR_0923.wav|もう1つ? なんぞ? wav/DAR_0925.wav|日本語でOKってことかぁ wav/DAR_0926.wav|全然分かんね wav/DAR_0927.wav|で、どうやって捜すん? wav/DAR_0928.wav|……この中、むちゃくちゃ暑い件について wav/DAR_0929.wav|蒸し風呂ってレベルじゃねーぞ……。この炎天下でマシンの中にいたら、干物になるねマジで…… wav/DAR_0930.wav|ちなみにこのマシン、バランス崩して下に落ちたりしないよな……? wav/DAR_0931.wav|いや、まだ確証はないけど。でもさ、ちょっと触ってみて気付いたんだよね wav/DAR_0932.wav|これって、なんか電話レンジと似てるかもって wav/DAR_0933.wav|いや、だから確証はないって。もうちょっと調べないと wav/DAR_0934.wav|ハカーじゃなくてハッカーって言えっつってんだろぅ! wav/DAR_0935.wav|自信はないよ。そもそもなんで2日なん? wav/DAR_0936.wav|2日で直せとか、無茶言うなっつーの…… wav/DAR_0937.wav|……!? wav/DAR_0938.wav|いいですとも! wav/DAR_0939.wav|ほいほい wav/DAR_0940.wav|……いつ聞いてもその唐突感には慣れないでござる wav/DAR_0941.wav|あえて言おう。干からびると! wav/DAR_0942.wav|ちょ、なんかリアクションくだされ wav/DAR_0943.wav|なんとなく、どうすればいいかは見えてきたよ wav/DAR_0944.wav|まあな wav/DAR_0945.wav|んー、そうだね。できれば阿万音氏に来ていただきたい wav/DAR_0946.wav|無人のラジ館屋上で2人きり、うだるような暑さに僕らは恥ずかしさも忘れて服を脱ぎハァハァ wav/DAR_0947.wav|だが断る。そっちはどう? ピンバッジ見つかった? wav/DAR_0948.wav|手がかりらしいものもなし? wav/DAR_0949.wav|そっか。もどかしいな…… wav/DAR_0950.wav|ここはキンキンに冷えたカロリーゼロのコーラだろ、常識的に考えて…… wav/DAR_0952.wav|げげっ、オカリン!? wav/DAR_0953.wav|その言葉、そっくり返すぜ…… wav/DAR_0954.wav|……そ、そのまさかであります wav/DAR_0955.wav|いや、偽造ってわけじゃなくね? wav/DAR_0956.wav|んー、つまりさ、転ばぬ先の杖ってヤツ wav/DAR_0957.wav|もしも阿万音氏のオヤジさんが見つかんなかったら、かわいそうじゃん wav/DAR_0958.wav|だからそんときは、僕が作ったバッジを見せて、オヤジさんはいたんだ、ってウソをだな…… wav/DAR_0959.wav|そういう言い方しなくてもよくね? 世の中には2種類のウソがあって、ダメなウソと優しいウソがあるんだぞぅ! wav/DAR_0960.wav|『蔵ドナドナ』という、エロゲーではなくいわば人生と呼べるノベルゲーからですって、やかましいわ! wav/DAR_0961.wav|ダメかな? 架空のタイターを作り上げる作戦 wav/DAR_0962.wav|これ、阿万音氏からは“誰にも言うな”って言われてるんだけど…… wav/DAR_0963.wav|オカリンには、話しとくよ wav/DAR_0964.wav|……タイムマシンを調べていて、阿万音氏から聞いたんだけど wav/DAR_0965.wav|あのマシンは……過去にしか、跳べないらしいんだ wav/DAR_0966.wav|実際に見たん? wav/DAR_0967.wav|そもそもオカリンの言ってるタイターって、2000年に現れたヤツっしょ? 僕はそんなタイター、見たことも聞いたこともないけどな wav/DAR_0968.wav|行ったら、戻って来られない wav/DAR_0969.wav|戻ってくるには、1975年から35年間を、リアルタイムで生きないと wav/DAR_0970.wav|だから、さっきからそう言ってるじゃんか wav/DAR_0971.wav|そう。あのタイムマシンは、未完成だって言ってた wav/DAR_0972.wav|SERNの技術をパクって、阿万音氏のオヤジさんがこっそり独自に作ったものらしいんだけど…… wav/DAR_0973.wav|オヤジさんがSERNに殺されたせいで、未完成のままなんだって。それでも過去には跳べるからちっとも問題ないって、阿万音氏は笑ってたけどさ…… wav/DAR_0974.wav|本人がそう言ったし。阿万音氏がウソをついてない限りはマジだと思うよ wav/DAR_0975.wav|つーわけで、今この時代に、タイムマシンの修理が終わるまでにオヤジさんと会っておかないと…… wav/DAR_0976.wav|もう二度と、会う機会はないかもしんないじゃん…… wav/DAR_0977.wav|バレなければ…… wav/DAR_0978.wav|おおー、オカリン! ここでキンキンに冷えたカロリーゼロのコーラの差し入れとか、気が利きすぎだろ! wav/DAR_0979.wav|あのマシンは……過去にしか、跳べないらしいんだ wav/DAR_0980.wav|お礼なら、僕とチュッチュしてください wav/DAR_0981.wav|ピンバッジのことだけどさ wav/DAR_0982.wav|それと同じ図柄で、ラボメンみんなの分を作ったらどうかな? ラボメンの証っつーか wav/DAR_0983.wav|つーわけなんで、画像はもう撮ったし、そのバッジは阿万音氏が持ってってよ。オヤジさんの大切な形見っしょ? wav/DAR_0984.wav|マジ!? wav/DAR_0985.wav|うおっ、セルフドラムロール!? wav/DAR_0986.wav|ちょ、その言い草ひどくね……? wav/DAR_0987.wav|おまいら少しは自重しろ。でも事実だから反論できない…… wav/DAR_0988.wav|うは、僕をかばってくれるのはまゆ氏だけだよ。なんという天使。さては僕に惚れてるな? wav/DAR_0989.wav|ちょ…… wav/DAR_0990.wav|これ、ラボメンの頭文字じゃん! wav/DAR_0991.wav|それを言うならまゆ氏だって wav/DAR_0992.wav|あれは日本SF史を語る上で重要なオフ会だったんだマジで……。まあ、阿万音氏の尾行ついでに潜り込めたからラッキーだったけど…… wav/DAR_0993.wav|じゃあ、あの会場で僕に会ってたらそれで解決だった、って話? wav/DAR_0994.wav|マジで……? wav/DAR_0995.wav|あ、あう……。む、娘……? 阿万音氏が、僕の……? wav/DAR_0996.wav|そ、そそ、そういうときは“パパ”と呼びなさい wav/DAR_0997.wav|………… wav/DAR_0998.wav|……うん wav/DAR_0999.wav|……うん wav/DAR_1000.wav|見てるよ。絶対、見てるよっ wav/DAR_1001.wav|ち、ちなみに、君の母さんはかわいかった? ロリ顔で背が小さくてだけど巨乳ってのを&cTIPSC;キボン&cMESC;── wav/DAR_1002.wav|……す、すす、鈴羽っ! wav/DAR_1003.wav|きっとまた、会おうな! wav/DAR_1004.wav|僕、そのときまで、頑張るから! が、頑張るだなんて、とっさにこんな言葉しか出なくて、自分のボギャブラリーの貧弱さがイヤになるけどさ! wav/DAR_1005.wav|とにかく僕は頑張るから……鈴羽も、頑張ってな! wav/DAR_1006.wav|今はさ、鈴羽は54歳になってるわけっしょ? wav/DAR_1007.wav|自分の娘が30以上も年上になってるのって、見たいような見たくないような変な気分だお wav/DAR_1008.wav|つ、つまり僕はこの歳にしてひ孫の姿を拝めると? どんな顔していいか分かんね…… wav/DAR_1009.wav|ひいおじいちゃんて言わんでくれ…… wav/DAR_1010.wav|マジで? なんで店長が? wav/DAR_1011.wav|な、直ってたはずだよ……。はずだけど……そもそもタイムマシンを直すのなんて初めてだったし……見落としがあったのかも…… wav/DAR_1012.wav|ぼ、僕だって好きで見落としたわけじゃ……! wav/DAR_1013.wav|ふうっ、ひいっ、なんで僕が、こんなことに付き合わなきゃ、いけないんだ…… wav/DAR_1014.wav|デブオタ上等…… wav/DAR_1015.wav|ひ、引きこもりが最強だと……今日、し、証明されますた…… wav/DAR_1016.wav|み、水はっ!? 自動販売機はまだ!? 今ならコップ1杯分の水のために人殺しもできそうだお! wav/DAR_1017.wav|マ、マジで……? 無理、もう無理…… wav/DAR_1018.wav|その前に休憩を…… wav/DAR_1019.wav|ちょっと休ませてよ〜 wav/DAR_1020.wav|分かった、分かったから── wav/DAR_1021.wav|あ、あっぶねー…… wav/DAR_1022.wav|オカリンのおかげで助かった…… wav/DAR_1023.wav|聖地よ、私は帰ってきた! wav/DAR_1024.wav|近くにファミレスあるべ? そこで一休みしようよ wav/DAR_1025.wav|ふうっ、ひいっ、なんで僕が、こんなことに付き合わなきゃ、いけないんだ…… wav/DAR_1026.wav|デブオタ上等…… wav/DAR_1027.wav|ひ、引きこもりが最強だと……今日、し、証明されますた…… wav/DAR_1028.wav|み、水はっ!? 自動販売機はまだ!? 今ならコップ1杯分の水のために人殺しもできそうだお! wav/DAR_1029.wav|マ、マジで……? 無理、もう無理…… wav/DAR_1030.wav|その前に休憩を…… wav/DAR_1031.wav|うおわぁ! wav/DAR_1032.wav|あ、あっぶねー…… wav/DAR_1033.wav|はー、びびったー。つーかなんなん、あのトラック! ふざっけんなよー、ナンバー見とけばよかった! そしたら“通報しました!”ってできるのに! wav/DAR_1034.wav|ちょっ、オカリン、僕よりガクブルしてるとかおかしくね? wav/DAR_1035.wav|聖地よ、私は帰ってきた! wav/DAR_1036.wav|近くにファミレスあるべ? そこで一休みしようよ wav/DAR_1037.wav|ふうっ、ひいっ、なんで僕が、こんなことに付き合わなきゃ、いけないんだ…… wav/DAR_1038.wav|デブオタ上等…… wav/DAR_1039.wav|ひ、引きこもりが最強だと……今日、し、証明されますた…… wav/DAR_1040.wav|み、水はっ!? 自動販売機はまだ!? 今ならコップ1杯分の水のために人殺しもできそうだお! wav/DAR_1041.wav|え? wav/DAR_1042.wav|ちょっ、ネタにマジレスですか? wav/DAR_1043.wav|つーか、オカリンなんでキレてんの? wav/DAR_1044.wav|げ、そうなん? 意外と距離あるなぁ…… wav/DAR_1045.wav|はあ……。僕はサイクリングをやめるぞぉぉー wav/DAR_1046.wav|うおわぁ! wav/DAR_1047.wav|あ、あっぶねー…… wav/DAR_1048.wav|はー、びびったー。つーかなんなん、あのトラック! ふざけんなよー、ナンバー見とけばよかった! そしたら“通報しました!”ってできるのに! wav/DAR_1049.wav|……オカリン、僕になんか恨みあんの? wav/DAR_1050.wav|ま、まあ、今回のところはこれで勘弁してやるっつーことで wav/DAR_1051.wav|は? いや、止まってないんじゃね? wav/DAR_1052.wav|ちょっ、今いいところなのに wav/DAR_1053.wav|んー、やっぱ止まってないみたいだお wav/DAR_1054.wav|オカリン、誰か待ってんの? さっきからやたら下を気にしてっけど wav/DAR_1055.wav|へ? 僕も? wav/DAR_1056.wav|ひいいい、撃たないでぇ! wav/DAR_1057.wav|もしもし、オカリン? wav/DAR_1058.wav|フェイリスたん? wav/DAR_1059.wav|今すぐは無理じゃね? wav/DAR_1060.wav|どこにいるかなら知ってるお wav/DAR_1061.wav|UPXの会場 wav/DAR_1062.wav|今日は『雷ネットABグラチャン』の決勝戦なわけだが wav/DAR_1063.wav|『雷ネット・アクセスバトラーズ・グランドチャンピオンシップ』の略だろ常考 wav/DAR_1064.wav|日本中の雷ネッターが参加してる大会の、決勝戦だお。そこに、フェイリスたんが出場してる wav/DAR_1065.wav|ちなみに、フェイリスたんは今年冬のグラチャンの優勝者でもあるんで、ディフェンディングチャンピオン。これ豆知識な wav/DAR_1066.wav|で、僕は今まさにそれを会場で観戦中。つーか、今まさにフェイリスたんがデュエル中なわけだが wav/DAR_1067.wav|オカリン、チケット持ってんの? wav/DAR_1068.wav|それ無理。警備がめっちゃ厳重だし。テロ予告まがいの書き込みが@ちゃんにあったらしくてさ wav/DAR_1069.wav|きっとオカリンは入れない罠 wav/DAR_1070.wav|だが断る wav/DAR_1071.wav|4時までには終わるから、出待ちしてれば会えんじゃね? wav/DAR_1072.wav|オカリンもフェイリスたんを応援してくれよー! wav/DAR_1073.wav|キター! キタコレ! フェイリス! 俺だー! 結婚してくれー! wav/DAR_1074.wav|ちょっ、オカリンそれについても知らないん? wav/DAR_1075.wav|元々、グラチャンは2人でタッグを組んで戦ってくんだよ。でもフェイリスたんは、デュエルパートナーに見合う人がいないって理由で、1人なんだ wav/DAR_1076.wav|2人の方が明らかに有利なんだけどさ、それでも冬のグラチャンでは優勝しちゃったんだからかっこいいよなあ。そこにシビれる憧れるゥ wav/DAR_1077.wav|うーん。あんまり詳しくないけど、かなり攻撃的な戦術を取るチームらしいお wav/DAR_1078.wav|ただそれ以上に、うさんくさい噂をよく聞くんだよね wav/DAR_1079.wav|取り巻きがいっぱいいてさ、いつも群れてるんだ。そいつらを使って、デュエル中に対戦相手への妨害も平気でするって wav/DAR_1080.wav|ここまでグラチャンで対戦したチームのうち半分ぐらいが、途中棄権してきてる wav/DAR_1081.wav|それだけじゃなくて、アキバとか池袋とかによく出没して、オタク狩りまでしてるとも言われてるし wav/DAR_1082.wav|とにかく雷ネッターからはすごく嫌われてるのだぜ wav/DAR_1083.wav|そりゃ、証拠がないからっしょ。雷ネッターって子供とかオタが多いからさ。あんな黒い連中に脅されたら、怖くてなにも言えないって wav/DAR_1084.wav|要するに相談できるんだよ。2人分の考え方が加わることで、相手に駒の配置を読みにくくさせるんだよ wav/DAR_1085.wav|まあ心配ないって。フェイリスたんならあんなDQN連中、一瞬でフルボッコだから wav/DAR_1086.wav|フェイリスたんはスロースターターっつーか。前半は相手のカードを見極めることに重点を置くから、けっこう慎重なんだ wav/DAR_1087.wav|その代わり、終盤になるといつも大逆転しちゃってるのさ wav/DAR_1088.wav|今回もそういう作戦で行くんじゃね? wav/DAR_1089.wav|さあ、なにが出るか…… wav/DAR_1090.wav|うっげー! wav/DAR_1091.wav|よりによってウィルスカードを取っちゃったよ…… wav/DAR_1092.wav|フェイリスたんにしては珍しく、最初から攻めてるな。決勝で作戦を変えてくるなんて、ヴァイラルを相当警戒してるのかも wav/DAR_1093.wav|ヴァイラルうぜえ…… wav/DAR_1094.wav|でもああやって相手にプレッシャーを与えていくのも、雷ネットじゃけっこう重要なんだよね wav/DAR_1095.wav|いかに相手を動揺させるかっつーの? そこから相手のカードの配置も読めるわけで wav/DAR_1096.wav|実は雷ネットって、子供より大人に人気あるんだお。アニメだってさ、絵柄は子供向けなんだけど、ストーリーはけっこうハード路線なのだぜ wav/DAR_1097.wav|そしてキラリちゃんは超エロい wav/DAR_1098.wav|え? なんぞ? wav/DAR_1099.wav|……マジで? wav/DAR_1100.wav|ダメだ、分かんね。でももしオカリンが見たのがホントだったら、客席のどこかにいるヤツからの妨害行為だお! ヴァイラル許せん! wav/DAR_1101.wav|レフェリーが見てないタイミングを見計らってるのかも…… wav/DAR_1102.wav|ちょっ、オカリン、どこ行くんだよ!? wav/DAR_1103.wav|これだけ人がいるんじゃ、見つかりっこなくね!? wav/DAR_1104.wav|僕だけど wav/DAR_1105.wav|オカリンってまだ会場にいる? wav/DAR_1106.wav|フェイリスたんは見てない、よな? 実は炎上中で── wav/DAR_1107.wav|フェイリスたんのブログとか、フェイリスたんのファンサイトとかが! wav/DAR_1108.wav|君さあ、フェイリスたんのなんなん? wav/DAR_1109.wav|どっかで見たことある顔なんだよなあ。どこだっけ……。まあそんなことどうでもよくて、とにかく君って、フェイリスたんに慣れ慣れしくね? 調子に乗ってね? &cTIPSC;リア充&cMESC;か? リア充なんか? wav/DAR_1110.wav|当たり前じゃん。君、この店来るの初めてっしょ? 常連の僕は、いつも他の客の顔もチェックしてるんで wav/DAR_1111.wav|この味は、ウソをついている味だぜ wav/DAR_1112.wav|つーか質問に答えろよぅ。君、フェイリスたんのなんなん? wav/DAR_1113.wav|もっと具体的に聞くべき? じゃあ質問そのイチ〜。名を名乗りたまえよ wav/DAR_1114.wav|マジで!? wav/DAR_1115.wav|あああ、そっかそっか。うんうん。そうだ。そうっすよ。確かにどっかで見たことあると思ったー! wav/DAR_1116.wav|フェイリスたんのデュエルパートナーの鳳凰院氏だ! いやあ、うっかりしてた! wav/DAR_1117.wav|会えて光栄です! 僕、フェイリスたんと鳳凰院氏のファンなんですよ! この前の準決勝も見てました! wav/DAR_1118.wav|ダル? なんで僕のあだ名、知ってるんですか? wav/DAR_1119.wav|いやあ、明日はいよいよ決勝戦ですよね! 『ヴァイラルアタッカーズ』なんかボコボコにしちゃってくださいよ wav/DAR_1120.wav|ああ、え〜、そうそう、確か論文がすごい学術誌に載ったとかいう、天才少女でしたっけ wav/DAR_1121.wav|前にATFで講義をしたんですよ。それは聴きにいきました。かなりかわいかったですよ、うへへ wav/DAR_1122.wav|で、その人がなにか? wav/DAR_1123.wav|はぁ、う、ぐ、はあ…… wav/DAR_1124.wav|ごめ……変なヤツらに……まゆ氏、連れてかれ…… wav/DAR_1125.wav|ヤツら、狙いは……はぁ、僕だった……みたいだ……けど…… wav/DAR_1126.wav|僕……逃げて……でも、代わりに、まゆ氏が…… wav/DAR_1127.wav|う、うう、どうしよ……オカリン……ううう…… wav/DAR_1128.wav|リア充は死ね wav/DAR_1129.wav|まさか厨二病のオカリンにカノジョができるとか。&cTIPSC;メシマズ&cMESC;ってレベルじゃねーぞ…… wav/DAR_1130.wav|げーっ!? オカリンてめえ、それは、世の中の童貞諸君を敵に回す発言だぞ! 謝れ! 童貞に謝れ! wav/DAR_1131.wav|オカリンがマイノリティなんだよ。つーか、デートって言えばエロイベントたくさんあんだろ wav/DAR_1132.wav|なに言ってんだよぅ! 手を繋ぐとか、マジエロくね? 腕を組んでおっぱいを肘にあててんのよ状態とか、エロすぎっしょ!? wav/DAR_1133.wav|そしてデートの終わりには、キスして締めだろ! ちくしょう! リア充のバカ! wav/DAR_1134.wav|おーいオカリーン、まゆ氏ー! wav/DAR_1135.wav|はぁ、ふぅ、悪い悪い。いやー戦利品の確認に手間取ったでござる wav/DAR_1136.wav|今日も暑くて死ぬかと思ったっつーの。コスプレ会場はどうだったん? wav/DAR_1137.wav|まあ、まゆ氏は自分でコスプレするわけじゃないしなあ wav/DAR_1138.wav|つーか、オカリンいつ来たん? なんか買った? wav/DAR_1139.wav|おやおや? なんか暗くね? カノジョ持ちのリア充のくせに、なぜにそんな顔してやがりますか wav/DAR_1140.wav|まゆ氏……? wav/DAR_1141.wav|まゆ氏! どうしたんだよ! wav/DAR_1142.wav|息……してない…… wav/DAR_1143.wav|え? なにこれ……なんだよこれ…… wav/DAR_1144.wav|オカリン! まゆ氏が、まゆ氏がなんか変だよ! wav/DAR_1145.wav|死んだって……そんな、ウソだろ!? だって、今の今まで、普通に話してたし! wav/DAR_1146.wav|おい、まゆ氏! 起きろよ! ドッキリか!? ドッキリだろ!? 僕を騙してどうしようってんだよぅ! wav/DAR_1147.wav|なんでこんな…… wav/DAR_1148.wav|つーか、お前なんでそんな平然とした顔してんだよ! wav/DAR_1149.wav|死んだんだぞ! もう帰ってこないんだぞ! 分かってんのか、オカリン! wav/DAR_1150.wav|分かってるじゃなくてさ! まゆ氏が、息をしてないんだよ! なあ! wav/DAR_1151.wav|はあ……? wav/DAR_1152.wav|……だから? wav/DAR_1153.wav|そりゃ、あるっしょ。オカリンが持ってきたんじゃん wav/DAR_1154.wav|……オカリン、今日はやけにテンション高くね? wav/DAR_1155.wav|は? まあ、一応 wav/DAR_1156.wav|コミマ前のクソ忙しい時期に、僕って偉すぎじゃね? イギリスだったらナイトの称号もらえるレベル wav/DAR_1157.wav|だが断る wav/DAR_1158.wav|オカリンの心の闇は、誰にも分からんでござる…… wav/DAR_1159.wav|ついカッとなってやったんじゃね? 今は反省してるかも wav/DAR_1160.wav|準備ってなんぞ? wav/DAR_1161.wav|ひ、必死すぎ…… wav/DAR_1162.wav|べ、別に、あんたのためにクラッキングするんじゃないんだからね! wav/DAR_1163.wav|それ、もし全部妄想だったら、オカリンは&cTIPSC;ラノベ&cMESC;作家になれると思うお wav/DAR_1164.wav|牧瀬氏は信じるん? wav/DAR_1165.wav|要するに“考えるな、感じるんだ”ということですね。分かります wav/DAR_1166.wav|繋ぎ終わったお。ちょっと設定いじらないとダメだけど、10分しないうちに始められる wav/DAR_1167.wav|……いいんだな? wav/DAR_1168.wav|オーキードーキー wav/DAR_1169.wav|オカリン、見つけた! マジであったぞコレ! wav/DAR_1170.wav|しっかり残ってるお wav/DAR_1171.wav|エンターキーを押せば、データは消せるようになってる wav/DAR_1172.wav|その儀式はオカリンに譲るわ wav/DAR_1173.wav|……いいんだな? wav/DAR_1174.wav|オーキードーキー wav/DAR_1175.wav|オカリン、見つけた! マジであったぞコレ! wav/DAR_1176.wav|しっかり残ってるお wav/DAR_1177.wav|エンターキーを押せば、データは消せるようになってる wav/DAR_1178.wav|その儀式はオカリンに譲るわ wav/DAR_1179.wav|それとも名前すら明かされてない、隠れメンバーが? ようじょなら許す wav/DAR_1180.wav|ちょっ、オカリン、マジで泣いてんの? wav/DAR_1181.wav|はあ、もったいねえなあ。IBN5100は売ればプレミア付くのに wav/DAR_1186.wav|……ロボじゃね? 変形とかしたりして wav/DAR_1187.wav|いや、つーかさ、タイムトラベラーってマジ? 釣りじゃなくて? wav/DAR_1188.wav|と、父さん……!? wav/DAR_1189.wav|ふーびっくりした。謎の美少女にいきなり父さん呼ばわりされたでござる。どうせならお兄ちゃんと呼んでくれ wav/DAR_1190.wav|ちょっ、10億って……ええと、今の総人口って67億人ぐらいじゃなかったっけ? だとしたら、57億人も死んだってこと!? wav/DAR_1191.wav|らしいって、それ誰かが観測したんじゃないん? wav/DAR_1192.wav|……? wav/DAR_1193.wav|57億人救えるかどうかってのは、ちっとも想像できないけどな wav/DAR_1194.wav|ごちゃごちゃ細かいことはいいから、その女の子を助けることだけ考えればいいんじゃね? そうすれば、モテ期到来確定だし! wav/DAR_1195.wav|言葉の意味はよく分からんが、とにかく父さんではなくお兄ちゃんと呼べ wav/DAR_1196.wav|うお、もう帰ってきたお! まだ1分も経ってないのに wav/DAR_1197.wav|ちょっ、オカリン血まみれじゃん! どうしたん!? wav/DAR_1198.wav|え? え? どういうことか説明プリーズ! wav/DAR_1199.wav|わ、分かったお! wav/DAR_1200.wav|おーい、買ってきたおー! wav/DAR_1201.wav|げ、マジだ! なんでそれをドクター中鉢が? wav/DAR_1202.wav|この人が、15年後のオカリンなん? wav/DAR_1203.wav|うわ、ここ何日かやけに真面目だったのに、またいつものオカリンに戻っちゃったじゃん wav/DAR_1204.wav|ま、そうだけどさ。オカリンが変人じゃなきゃ、僕も調子出ねえし wav/DAR_1205.wav|でもさ、今のムービーメールって結局どういう意味なん? “世界を騙せ”とか、意味不明だ罠 wav/DAR_1206.wav|ちょっ、ちょい待ち。でもさ、牧瀬紅莉栖の事件のことはニュースなんかでもけっこう報じられてるわけで── wav/DAR_1207.wav|そ、そうなん? wav/DAR_1208.wav|赤色のサイリウムだお。アイドルや声優のライブには欠かせないんだなこれが wav/DAR_1209.wav|よりリアルなチャンバラごっこができるじゃん wav/DAR_1210.wav|ああ、それは僕が手に入れたんだお wav/DAR_1211.wav|拾ってきたに決まってんだろ常考。直すのに苦労した wav/DAR_1212.wav|ナースエロかったよナース。僕がオカリンの代わりに入院したかった wav/DAR_1213.wav|幼なじみの女子高生におしめの世話してもらうとか……。羨ましすぎだろマジで。それなんてエロゲ wav/DAR_1214.wav|おー、ついに完成したん wav/DAR_1215.wav|僕の嫁となる人は誰なんだろう? ロリ顔の貧乳で、髪は金髪ツインテールで、性格はツンデレで、デレモードのときはすごく甘えてくるエロい子、っていうのを個人的に希望。うへ、うへへ wav/DAR_0294_2.wav|『リフターの調整、および各局所場適合地点をオンラインとして確定できない限り、実験は停止するべきと提案する』? wav/RUK_0000.wav|岡部さん、こんにちは wav/RUK_0001.wav|え、あの、&rs妖刀&rtようとう&re・&rs五月雨&rtさみだれ&reのことですよね…… wav/RUK_0002.wav|は、はい、1日1回は、素振りを…… wav/RUK_0003.wav|あんな素敵なものをプレゼントしてもらえて、岡部さんには感謝しています wav/RUK_0004.wav|ごめんなさい、凶真さん wav/RUK_0005.wav|あ、ええと、エル……プサイ……コンガリゥ……? wav/RUK_0006.wav|は、はいっ wav/RUK_0007.wav|エル……プサイ……コングルゥ wav/RUK_0008.wav|こ、これでいいですか? wav/RUK_0009.wav|ありがとうございます wav/RUK_0010.wav|ええっ? ま、まゆりちゃん、変な想像、しないで…… wav/RUK_0011.wav|だって、コスプレするなんて、ボク、恥ずかしいよ…… wav/RUK_0012.wav|お祓い、ですか? だったら、お父さんに── wav/RUK_0013.wav|え、例のアレと言いますと……『五月雨』ですか? wav/RUK_0014.wav|え……と……? wav/RUK_0015.wav|あっ、&rs大幣&rtおおぬさ&reですね。でも、お父さん、貸してくれるかな…… wav/RUK_0016.wav|ちょっと、聞いてきますっ wav/RUK_0017.wav|岡部さん、お待たせしました wav/RUK_0018.wav|借りることができました。よかったです wav/RUK_0019.wav|あれ。まゆりちゃんは帰ったんですか? wav/RUK_0020.wav|あ、はい、ボクでいいんでしょうか……? そもそも、なにに対するお祓いを……? wav/RUK_0021.wav|そ、そんな……! 岡部さん、しっかりしてください……! wav/RUK_0022.wav|すいません、凶真さん……! ああ、でもボク、どうしたら…… wav/RUK_0023.wav|は、はい……! wav/RUK_0024.wav|え、ええと……っ、ええと……っ wav/RUK_0025.wav|うぅ……っ wav/RUK_0026.wav|あ、悪霊よ……! wav/RUK_0027.wav|おかべ──じゃなくて、凶真さんから、出ていってください……っ! wav/RUK_0028.wav|えいっ! wav/RUK_0029.wav|ど、どう……ですか? wav/RUK_0030.wav|お役に立てて、よかったです…… wav/RUK_0031.wav|あ、岡……凶真さん、こんにちは wav/RUK_0032.wav|え、あの、『妖刀・五月雨』のことですか? wav/RUK_0033.wav|す、すみません、でも、掃き掃除のときは、邪魔になるので…… wav/RUK_0034.wav|そ、そう、ですね……。以後、気を付けます wav/RUK_0035.wav|あ、の……こちらの方は……? wav/RUK_0036.wav|日本の方じゃ、な、ないんですか……? wav/RUK_0037.wav|あの……ケンカは…… wav/RUK_0038.wav|よろしくお願いします、牧瀬さん。&rs漆原&rtうるしばら&re、る、るかですっ wav/RUK_0039.wav|今年で17です wav/RUK_0040.wav|え、そうなんですか? 牧瀬さん、とても大人っぽくて、1歳違いには見えないです…… wav/RUK_0041.wav|いえっ、違います、あの、キレイだっていう意味ですから……! wav/RUK_0042.wav|は、はい、いいですけど、お父さんに、お話って……? wav/RUK_0043.wav|人類の……! wav/RUK_0044.wav|す、すぐ、呼んできますっ wav/RUK_0045.wav|お父さん、早く早く……! wav/RUK_0046.wav|だって、人類の未来が、かかっているんだよ…… wav/RUK_0047.wav|あ、お父さん、そ、そうじゃなくて、岡部さんは、本名で、鳳凰院という名前は、ええと…… wav/RUK_0048.wav|お、お父さん、やめてよぉ…… wav/RUK_0049.wav|あ、ここ見てください wav/RUK_0050.wav|あ、あの、ケンカは、よくないです…… wav/RUK_0051.wav|え…… wav/RUK_0052.wav|お、お父さんは、け、結婚し、してまして……ふ、ふり、不倫は……よくないです……! wav/RUK_0053.wav|お、お父さんは、渡せません…… wav/RUK_0054.wav|え、あ、そうでしたか……。すみませんっ、変な勘違いして……! ボクはなんて失礼なことを……! wav/RUK_0055.wav|あ、はい。頑張ります……。ええと、エル・プサイ・コンガリィ…… wav/RUK_0056.wav|す、すみません……っ wav/RUK_0057.wav|そんなに重いんですか……? wav/RUK_0058.wav|えっと、あるんですけど、実は、壊れちゃってて……すみません wav/RUK_0059.wav|あの、じゃ、じゃあ、ボクが…… wav/RUK_0060.wav|はい、が、頑張ります wav/RUK_0061.wav|いえ……そんな。遠慮しないでください。ボク、岡部さんのお役に立ちたくて wav/RUK_0062.wav|ボ、ボクも手伝いますっ wav/RUK_0063.wav|あ、はい……そういうことでしたら…… wav/RUK_0064.wav|あ、岡……凶真さん、こんにちは wav/RUK_0065.wav|え、あの、『妖刀・五月雨』のことですか? wav/RUK_0066.wav|すみません、でも、掃き掃除のときは、邪魔になるので…… wav/RUK_0067.wav|そ、そう、ですね……。以後、気を付けます wav/RUK_0068.wav|はい、いいですけど、お父さんに、お話って……? wav/RUK_0069.wav|人類の……未来……! wav/RUK_0070.wav|す、すぐ、呼んできますっ wav/RUK_0071.wav|お父さん、早く早く……! wav/RUK_0072.wav|だって、人類の未来が、かかっているんだよ…… wav/RUK_0073.wav|そ、そうなの……! 人類の未来が……! wav/RUK_0074.wav|あ、ここ見てください wav/RUK_0075.wav|けっこう、重そうですけど…… wav/RUK_0076.wav|だ、大丈夫ですか……? wav/RUK_0077.wav|あわわ、お、おかべさ、凶真さん、そんな……! wav/RUK_0078.wav|ええと、ええと、お、お祓いをしないとです……! wav/RUK_0079.wav|で、でも……凶真さん、すごく辛そうですし……っ、ボ、ボク、どうしたら……っ wav/RUK_0080.wav|は、はいっ、ボクに、できることでしたら……! wav/RUK_0081.wav|え…… wav/RUK_0082.wav|で、でも、ボク……体力、全然ないです…… wav/RUK_0083.wav|凶真さん…… wav/RUK_0084.wav|ボクに、できるでしょうか…… wav/RUK_0085.wav|……分かりました。でも、あの、途中で、休憩を何度か入れてもらえると、嬉しいです…… wav/RUK_0086.wav|あの……右手は、もう平気なん……ですか? wav/RUK_0087.wav|頑張りますっ! でもボク、自信ないです…… wav/RUK_0088.wav|う、お、重いですぅ……! wav/RUK_0089.wav|ふぁい……あの、横向きって、左と右、どっち……ですかっ……! wav/RUK_0090.wav|はいぃぃ…… wav/RUK_0091.wav|で、でも、手が、手が、つりそうで……っ wav/RUK_0092.wav|う、うぅぅ…… wav/RUK_0093.wav|はぁ……はぁ……やっと、着き、ましたね…… wav/RUK_0094.wav|あ、いえ…… wav/RUK_0095.wav|師匠である、凶真さんの力になれて、ボク……嬉しかったです wav/RUK_0096.wav|きゃっ、凶真さん……!? wav/RUK_0097.wav|う、うん…… wav/RUK_0098.wav|えと、IBN……にせん……ごせん……でしたっけ? wav/RUK_0099.wav|もう、歩けないです…… wav/RUK_0100.wav|ありがとうございます……! 嬉しいです……! wav/RUK_0101.wav|あの、お邪魔しました wav/RUK_0102.wav|失礼します wav/RUK_0103.wav|あ、あの、こんにちは…… wav/RUK_0104.wav|すみません。急に、お邪魔してしまって…… wav/RUK_0105.wav|あ、いえ、そうじゃなくて…… wav/RUK_0106.wav|実は岡部さん……じゃなくて、凶真さんに、謝らないといけないことが…… wav/RUK_0107.wav|あ、う、い、痛いです…… wav/RUK_0108.wav|え、あの……ボク、凶真さんに……数字を、教えてもらって…… wav/RUK_0109.wav|凶真さんから、“当たるかもしれないからこの数字で買ってみろ”って言われて…… wav/RUK_0110.wav|1週間前です…… wav/RUK_0111.wav|いえ、あの…… wav/RUK_0112.wav|本当に、ごめんなさい、凶真さん……。せっかくこんなすごいこと、教えてもらったのに……ボク…… wav/RUK_0113.wav|数字を1個、間違えて記入しちゃって…… wav/RUK_0114.wav|えと……あの……“18”が“19”だったら、凶真さんのおっしゃる通り、3等……だったんです…… wav/RUK_0115.wav|お邪魔します…… wav/RUK_0116.wav|こんにちは橋田さん、岡部さん…… wav/RUK_0117.wav|え、え、え……? wav/RUK_0118.wav|すみませんっ、あのっ、今から取りに戻りますから…… wav/RUK_0119.wav|ボク、どうしたら…… wav/RUK_0120.wav|す、すみません……っ wav/RUK_0121.wav|え、ボクが、ですか? wav/RUK_0122.wav|でもボク、鈍くさいですし、科学とか機械とか、よく分かりませんし……きっと、足を引っ張っちゃいます…… wav/RUK_0123.wav|それでも、いいですか? wav/RUK_0124.wav|まゆりちゃん、でもボク、コスプレは、するつもりはないから……。あの、本当に、衣装合わせだけで、いいんだよね? wav/RUK_0125.wav|ここで、着るの……? これを? wav/RUK_0126.wav|無理だよぅ…… wav/RUK_0127.wav|岡部さんまでそんなことを……。ボク、こんな恥ずかしい格好、できません……! wav/RUK_0128.wav|そうですけど…… wav/RUK_0129.wav|え、ちょっと待って、わああああああ── wav/RUK_0130.wav|わあっ! まゆりちゃん、そんなところ触らないで……! わ、分かったから! ボク1人で着るから! だからあっちに…… wav/RUK_0131.wav|ひえええ、お願いだから脱がさないでー…… wav/RUK_0132.wav|………… wav/RUK_0133.wav|……っ wav/RUK_0134.wav|……は、恥ずかしい……。男なのに、女装なんて…… wav/RUK_0135.wav|わけが分からないよぅ…… wav/RUK_0136.wav|えっ…… wav/RUK_0137.wav|そう……なんですか? wav/RUK_0138.wav|きゅ、きゅ、きゅーとだなんて、そんな…… wav/RUK_0139.wav|うう…… wav/RUK_0140.wav|え……? wav/RUK_0141.wav|え……ボクの願い、ですか…… wav/RUK_0142.wav|その…… wav/RUK_0143.wav|聞いても……笑いませんか……? wav/RUK_0144.wav|ボク……女の子に、なりたいです…… wav/RUK_0145.wav|ボク、自分の顔……あんまり、好きじゃなくて…… wav/RUK_0146.wav|だから、もし女の子になれれば、少しは……自信が、出るかなって……昔から、思ってたんです…… wav/RUK_0147.wav|は、はい…… wav/RUK_0148.wav|ボク、男です…… wav/RUK_0149.wav|あの、ごめんなさい……。ボクが、変なこと言ったせいで…… wav/RUK_0150.wav|例えば、夜、眠りについて、朝目覚めたら女の子になっていた、みたいな、そういうのが憧れなんです wav/RUK_0151.wav|あはは、夢見すぎ……ですよね wav/RUK_0152.wav|あの、責任は……ボクが…… wav/RUK_0153.wav|えと、よく分からないんですけど……その方法を使えば、女の子になれるかもしれないんですよね……? wav/RUK_0154.wav|だったら、試して……みたいです wav/RUK_0155.wav|どうかお願いします、師匠 wav/RUK_0156.wav|え、それとこれとは、話が…… wav/RUK_0157.wav|え……? wav/RUK_0158.wav|あ、はいっ wav/RUK_0159.wav|あの、ボク、このラボのメンバーに……ずっと、なりたいって思っていたんです…… wav/RUK_0160.wav|言い出す勇気がなくて……。それにボク、さっきも言ったんですけど、機械のこと、さっぱり分からないですし…… wav/RUK_0161.wav|は、はい……! とっても、嬉しいです wav/RUK_0162.wav|え、はい…… wav/RUK_0163.wav|え……? ダメなんですか……? wav/RUK_0164.wav|こ、こんにちは…… wav/RUK_0165.wav|お母さん、ポケベルを持ってました wav/RUK_0166.wav|えっ……? ボクがですか……? wav/RUK_0167.wav|分かりました…… wav/RUK_0168.wav|ええと…… wav/RUK_0169.wav|こういう内容でどうでしょうか…… wav/RUK_0170.wav|『かあさんやさいをたくさんたべてね』 wav/RUK_0171.wav|じゃあ……。『やさいをたくさんたべるとおんなのこをうめます』 wav/RUK_0172.wav|『やさいたべるとげんきなこをうめる』…… wav/RUK_0173.wav|………… wav/RUK_0174.wav|あの、岡部さん、そんなに……見ないでください…… wav/RUK_0177.wav|はい。岡部さん、こんにちは wav/RUK_0178.wav|あの、一昨日は、恥ずかしいところ見られちゃって……わ、忘れてください…… wav/RUK_0179.wav|コスプレ……を…… wav/RUK_0180.wav|え? あいびー……ごせ? wav/RUK_0181.wav|………… wav/RUK_0182.wav|は、はい wav/RUK_0183.wav|え……? wav/RUK_0184.wav|そんなはずは…… wav/RUK_0185.wav|ボクの記憶では、そんなことはなかったような気がします…… wav/RUK_0186.wav|いえ……。分かりません。ボク、それほど詳しいことは…… wav/RUK_0187.wav|……いません wav/RUK_0188.wav|は、はい。すみません、お役に立てなくて…… wav/RUK_0189.wav|あ、岡部さん。お邪魔してます wav/RUK_0190.wav|わああ、ホントだ wav/RUK_0191.wav|憧れるなあ…… wav/RUK_0192.wav|ボク……こんなにスタイル良くないから…… wav/RUK_0193.wav|え……? ラボメンのみんな……? wav/RUK_0194.wav|………… wav/RUK_0195.wav|いいんです wav/RUK_0196.wav|ボク……岡部さんに、そういう風に見られてたんですね…… wav/RUK_0197.wav|ボク……帰ります……! wav/RUK_0198.wav|ぁ……っ wav/RUK_0199.wav|ぅ、や、ぁ、だ、だめ……岡部さん、やめて……ください……ぐすっ wav/RUK_0200.wav|ひくっ……うくっ……えぐっ…… wav/RUK_0201.wav|でもあの、ボク、その鈴羽さんという人と、会ったことないんですけど…… wav/RUK_0202.wav|す、すみません……っ wav/RUK_0203.wav|たぶん、まゆりちゃんの作ってる、お料理の匂い……だと思います…… wav/RUK_0204.wav|じゃあ、卵を温めてもらって── wav/RUK_0205.wav|ダ、ダメです! 生卵をレンジに入れたら、爆発しちゃいます……! wav/RUK_0206.wav|ま、まゆりちゃん、そんな持ち方したら危ないよう……! wav/RUK_0207.wav|………… wav/RUK_0208.wav|でも…… wav/RUK_0209.wav|お、岡部さん……? どうしたんですか? 大丈夫ですか? wav/RUK_0210.wav|……あ、岡部さん wav/RUK_0211.wav|どうしたんです? wav/RUK_0212.wav|まゆりちゃんだったら、えっと、もう、帰りましたけど wav/RUK_0213.wav|はい…… wav/RUK_0214.wav|あの……後で、まゆりちゃんに、ごめんなさいって、伝えてくれませんか? wav/RUK_0215.wav|ボク、やっぱりどうしても、コスプレはできませんって、断っちゃって…… wav/RUK_0216.wav|まゆりちゃんを悲しませたくはなかったんですけど、やっぱり、人前に出るのは恥ずかしくて…… wav/RUK_0217.wav|え? あ、はい…… wav/RUK_0218.wav|いえ……聞いてませんけど…… wav/RUK_0219.wav|あの、岡部さん、いったいなにが……? wav/RUK_0220.wav|え、は、はいっ wav/RUK_0221.wav|はい。漆原です wav/RUK_0222.wav|え、岡部……さん? どうしたんです? wav/RUK_0223.wav|あ、はい。ちょっと待ってくださいね wav/RUK_0224.wav|まゆりちゃん、ホントに、無理だよ。ボク、恥ずかしくて、絶対着られないから…… wav/RUK_0225.wav|ボク、ホントに無理なんです……。なのに、まゆりちゃん、ちっとも諦めてくれなくて…… wav/RUK_0226.wav|え……。旅行…… wav/RUK_0227.wav|2人で、行くんですか……? wav/RUK_0228.wav|はい、どちらさま……あ、岡部さん wav/RUK_0229.wav|え……。古い……パソコン……? wav/RUK_0230.wav|え、と、お父さん、呼んできます…… wav/RUK_0231.wav|………… wav/RUK_0232.wav|え? wav/RUK_0233.wav|………… wav/RUK_0234.wav|岡部さんが怖いだなんて、そんなこと、ないです…… wav/RUK_0235.wav|あのことは、すごく……恥ずかしかったですけど…… wav/RUK_0236.wav|はい…… wav/RUK_0237.wav|い、いえ! wav/RUK_0238.wav|知らない……です wav/RUK_0239.wav|そんなことは…… wav/RUK_0240.wav|え、はい…… wav/RUK_0241.wav|はい…… wav/RUK_0242.wav|……っ wav/RUK_0243.wav|……なにも、知りません wav/RUK_0244.wav|あ、岡部さん…… wav/RUK_0245.wav|す、すみません、&rs五月雨&rtさみだれ&reは、部屋に置きっぱなしで…… wav/RUK_0246.wav|え、そう、ですか? wav/RUK_0247.wav|……どうか……しましたか? wav/RUK_0248.wav|は、はい!? wav/RUK_0249.wav|また……そんなこと、言うんですか……? ぐすっ…… wav/RUK_0250.wav|え…… wav/RUK_0251.wav|……じょ、冗談、ですよね? wav/RUK_0252.wav|そんなの……全然、信じられないですよ…… wav/RUK_0253.wav|いつもの、えっと、凶真さんの、設定ですよね……? そうなんですよね……? wav/RUK_0254.wav|でもひどい、そんな設定は、あの、ボク、困りますし、まゆりちゃんも、悲しむと思いますから…… wav/RUK_0255.wav|うぅ……冗談だって、言って……くださいよ……岡部さん…… wav/RUK_0256.wav|お、男……。ボクが男の子だなんて……そんなの……うう……そんなの、イヤです…… wav/RUK_0257.wav|ボクは、生まれたときから、女の子だったのに……そんなの、ひどいです…… wav/RUK_0258.wav|しかもそれを……よりによって……どうして、岡部さんから、伝えられなきゃ……いけないんですか…… wav/RUK_0259.wav|恥ずかしい……ぐすっ……こんなの……あんまりです…… wav/RUK_0260.wav|……べさんは……そん……ふうに…… wav/RUK_0261.wav|岡部さんは……ボクのこと、そんな風に……思ってたんですね wav/RUK_0262.wav|来てくれたんですね…… wav/RUK_0263.wav|ありがとうございます wav/RUK_0264.wav|……す、すみません。でもこんなこと、まゆりちゃんにしか、相談できなくて wav/RUK_0265.wav|ほとんどは、内緒にしました。まゆりちゃんが死んじゃうっていうこととかも…… wav/RUK_0266.wav|……あの wav/RUK_0267.wav|ボ、ボクは…… wav/RUK_0268.wav|……お願いが…… wav/RUK_0269.wav|………… wav/RUK_0270.wav|岡部さんが……昨日、言ったこと…… wav/RUK_0271.wav|信じ……ます…… wav/RUK_0272.wav|……それで、あの…… wav/RUK_0273.wav|男に……戻る代わりに…… wav/RUK_0274.wav|今日と……明日…… wav/RUK_0275.wav|まゆりちゃんが、危ないことに、なる前までで……いいですから…… wav/RUK_0276.wav|……だから…… wav/RUK_0277.wav|……に、なってください wav/RUK_0278.wav|……こ……とに、……ってください wav/RUK_0279.wav|こい……に…… wav/RUK_0280.wav|こ、恋人にっ、なってください……! wav/RUK_0281.wav|す…… wav/RUK_0282.wav|好き……だからです wav/RUK_0283.wav|………… wav/RUK_0284.wav|………… wav/RUK_0285.wav|………… wav/RUK_0286.wav|あ、岡部さん……と、牧瀬さん。今日は、お参りですか? wav/RUK_0287.wav|なんでしょうか? wav/RUK_0288.wav|はい……? wav/RUK_0289.wav|え、え……? wav/RUK_0290.wav|え……と……? wav/RUK_0291.wav|な、なにをですか? wav/RUK_0292.wav|マッピングって、なんですか……? wav/RUK_0293.wav|い、いやです…… wav/RUK_0294.wav|岡部さん、あの、牧瀬さんは、なんの話を……? wav/RUK_0295.wav|こ、恋人にっ、なってください……! wav/RUK_0296.wav|15日……まで…… wav/RUK_0297.wav|まゆりちゃんが、危ないことに、なる前までで……いいですから…… wav/RUK_0298.wav|……だから…… wav/RUK_0299.wav|……に、なってください wav/RUK_0300.wav|……こ……とに、……ってください wav/RUK_0301.wav|こい……に…… wav/RUK_0302.wav|こ、恋人にっ、なってください……! wav/RUK_0303.wav|あの……今の電話の相手って……牧瀬さん、ですか? wav/RUK_0304.wav|そう、ですか…… wav/RUK_0305.wav|なんだか、今の岡部さん……とても、楽しそうにお話してましたね wav/RUK_0306.wav|それで、あの…… wav/RUK_0307.wav|さっきの……お返事を…… wav/RUK_0308.wav|え……っ? wav/RUK_0309.wav|あ…… wav/RUK_0310.wav|う……ぐすっ……その、う、嬉しくて…… wav/RUK_0311.wav|てっきり、イヤだって、言われるかと…… wav/RUK_0312.wav|よかった……。よかったぁ……ぐすっ…… wav/RUK_0313.wav|……あの、岡部さん wav/RUK_0314.wav|その……明日……デー…… wav/RUK_0315.wav|………… wav/RUK_0316.wav|デートに……連れてって……くださいっ wav/RUK_0317.wav|え…… wav/RUK_0318.wav|岡部さんの行きたいところに、行きたいです…… wav/RUK_0319.wav|えっと、つまり、岡部さんが好きな場所を、知りたいから…… wav/RUK_0320.wav|つ……次は、どこに行きましょうか? wav/RUK_0321.wav|え、あ、はい wav/RUK_0322.wav|………… wav/RUK_0323.wav|あの……岡部さん wav/RUK_0324.wav|ボクと岡部さんが、初めて出会ったときのこと wav/RUK_0325.wav|や、やめてください……無理です…… wav/RUK_0326.wav|こ、これは……コスプレじゃなくて…… wav/RUK_0327.wav|し、知りません、すみません…… wav/RUK_0328.wav|ち、違います、これは、コスプレじゃなくて…… wav/RUK_0329.wav|いえ、あの、ボクは…… wav/RUK_0330.wav|ち、違うんです……ボクは……ボクは……っ wav/RUK_0331.wav|男です……! wav/RUK_0332.wav|だから……ボクなんか撮っても……意味、ないんですよ…… wav/RUK_0333.wav|男……です。&rs喉仏&rtのどぼとけ&reも……あります wav/RUK_0334.wav|………… wav/RUK_0335.wav|あの、どうも、ありがとうございました…… wav/RUK_0336.wav|でも、ボクみたいな男を助けて、ガッカリ、ですよね…… wav/RUK_0337.wav|期待に添えなくて、すみません…… wav/RUK_0338.wav|え? 漆原……るか、です wav/RUK_0339.wav|だって……ボク、こんな顔なのに、男だし…… wav/RUK_0340.wav|……!? wav/RUK_0341.wav|え? え……? wav/RUK_0342.wav|え? えええ? wav/RUK_0343.wav|いえ、えっと……ち、力、ですか? wav/RUK_0344.wav|まさかその後、『武器屋本舗』に行って、&rs五月雨&rtさみだれ&reを買ってもらえるとは……思ってもみませんでした wav/RUK_0345.wav|とてもビックリしましたけど……でも、岡部さんがあのとき言ってくれた“そんなことはどうでもいい”っていう言葉は……すごく、嬉しかったんです wav/RUK_0346.wav|変ですよね。そんな言葉に、感動しちゃうなんて…… wav/RUK_0347.wav|でも、その言葉があったから…… wav/RUK_0348.wav|だから、好きになったんです…… wav/RUK_0349.wav|今日は……すごく楽しかったです wav/RUK_0350.wav|それでは、その……あの…… wav/RUK_0351.wav|その……また明日…… wav/RUK_0352.wav|明日も、岡部さんと、一緒に……いたいです wav/RUK_0353.wav|ダメ、ですか……? wav/RUK_0354.wav|よかった…… wav/RUK_0355.wav|それじゃ、また明日…… wav/RUK_0356.wav|とてもビックリしましたけど……でも、岡部さんがあのとき言ってくれた“そんなことはどうでもいい”っていう言葉は……すごく、嬉しかったんです wav/RUK_0357.wav|その言葉があったから…… wav/RUK_0358.wav|だから、好きになったんです…… wav/RUK_0359.wav|おはようございます wav/RUK_0360.wav|今日は……その、どこへ? wav/RUK_0361.wav|はい? wav/RUK_0362.wav|……っ wav/RUK_0363.wav|そ、そんなこと、ありません…… wav/RUK_0364.wav|………… wav/RUK_0365.wav|……ごめんなさい wav/RUK_0366.wav|今日のデート……中止に、しましょう…… wav/RUK_0367.wav|う、うん。初めて来たけど、すごいね…… wav/RUK_0368.wav|………… wav/RUK_0369.wav|あ、いえ…… wav/RUK_0370.wav|よく、分からないので……岡部さんの、見たいものを、見に行きたいです…… wav/RUK_0371.wav|………… wav/RUK_0372.wav|ご、ごめんなさい…… wav/RUK_0373.wav|………… wav/RUK_0374.wav|………… wav/RUK_0375.wav|うっ……ひくっ…… wav/RUK_0376.wav|ううっ……うくっ……ぐすっ…… wav/RUK_0377.wav|あり……がとう……ございました…… wav/RUK_0378.wav|恋人に……なってくれて……ぐすっ…… wav/RUK_0379.wav|すごく……しあ……わせでした…… wav/RUK_0380.wav|ボク……岡部さんを……好きになれて……よかったです…… wav/RUK_0381.wav|……それじゃ wav/RUK_0382.wav|あの……? wav/RUK_0383.wav|お、岡部さん? バス、来てますけど…… wav/RUK_0384.wav|え……? wav/RUK_0385.wav|岡部さん……あの、どこへ……? wav/RUK_0386.wav|岡部……さん? wav/RUK_0387.wav|………… wav/RUK_0388.wav|これで……恋人関係は……終わり、っていうことですよね…… wav/RUK_0389.wav|え……? wav/RUK_0390.wav|で、でも…… wav/RUK_0391.wav|な……なんです……? wav/RUK_0392.wav|修行…… wav/RUK_0393.wav|い、いえ……。でもあの、岡部さ── wav/RUK_0394.wav|……え? wav/RUK_0395.wav|………… wav/RUK_0396.wav|決まっていたって……なにがですか……? wav/RUK_0397.wav|あ……っ wav/RUK_0398.wav|そ……そう、です。岡……じゃなくて、凶真さんは確かに、ボクの……師匠、です…… wav/RUK_0399.wav|は、はい……っ wav/RUK_0400.wav|あの、待っててくださいね? すぐ、取ってきますから。ここに、いてくださいね? wav/RUK_0401.wav|ありがとうございました wav/RUK_0402.wav|ちょっとだけ、強くなれた気がします wav/RUK_0403.wav|はい。もっともっと、凶真さんに教えてもらいたいです wav/RUK_0404.wav|久しぶりに、凶真さんのお話、聞けた気がします wav/RUK_0405.wav|……よかった。いつもの凶真さんが戻ってきてくれて wav/RUK_0406.wav|あの……! wav/RUK_0407.wav|昨日、ボクに聞きましたよね。『男だったときの記憶が残っているか』って wav/RUK_0408.wav|ボク、覚えて……いるんです wav/RUK_0409.wav|覚えていると言うか……ええと、なんて言ったらいいのか…… wav/RUK_0410.wav|とても……儚い感じ wav/RUK_0411.wav|はっきり思い出したわけじゃなくて、記憶の海の底の方、というか……、頭の、ええと…… wav/RUK_0412.wav|この辺に、あるような感じです…… wav/RUK_0413.wav|すみません、昨日はウソをついちゃいました…… wav/RUK_0414.wav|そのおかげで、お母さんのポケベルの番号も……ボク、聞かなくても知っているんです wav/RUK_0415.wav|……今日は、どんな結果になっても、これを渡すつもりでした…… wav/RUK_0416.wav|それから……もう1つ wav/RUK_0417.wav|記憶のことと関係しているかどうか、分からないんですけど…… wav/RUK_0418.wav|古いパソコンの、&rs在処&rtありか&reについて wav/RUK_0419.wav|はい……。多分、そうだと思います…… wav/RUK_0420.wav|………… wav/RUK_0421.wav|それは……無理だと思います wav/RUK_0422.wav|ついてきてください。案内……します wav/RUK_0423.wav|あ、えっと……そっちじゃなくてですね…… wav/RUK_0424.wav|去年の、お正月前── wav/RUK_0425.wav|そのときまで、うちの神社に、あのパソコンはあったんです wav/RUK_0426.wav|ボクのせいなんです。ボクが、神事のお手伝いで、倉庫をお掃除していたときに── wav/RUK_0427.wav|誤って、壊しちゃったんです…… wav/RUK_0428.wav|でも、もしお父さんに知られたら怒られると思って、それで…… wav/RUK_0429.wav|こっそり、ここまで持ってきて……コインロッカーの中に、隠したんです…… wav/RUK_0430.wav|家にあった台車を使いました。そのせいで、台車まで壊れちゃったんですけど…… wav/RUK_0431.wav|凶真さんが探してるって聞いたとき、ボク、すごくビックリして…… wav/RUK_0432.wav|本当のこと、ずっと話そう話そうって思ってたんですけど、嫌われるかもしれないって考えたら、言い出せませんでした…… wav/RUK_0433.wav|はい wav/RUK_0434.wav|もう、1年半以上放置したから……。管理会社に、持って行かれちゃったかもしれませんけど…… wav/RUK_0435.wav|あ……。鍵、かかってないみたいです…… wav/RUK_0436.wav|……すみません wav/RUK_0437.wav|凶真さん…… wav/RUK_0438.wav|あの……ボクの記憶、なんだか奇妙なんです wav/RUK_0439.wav|ボクの記憶の中には、あのパソコンのことについての、2つの記憶が混ざっていて…… wav/RUK_0440.wav|1つは、パソコンを壊したボクの記憶。もう1つは、そんなパソコンは全然知らないし、倉庫のお掃除もしなかったボクの記憶…… wav/RUK_0441.wav|男だったボクは、パソコンを壊してません。倉庫の掃除の代わりに、本殿のお掃除をしていたから…… wav/RUK_0442.wav|やっぱり、ボクが男に戻るしか、方法はないみたいです…… wav/RUK_0443.wav|今度こそ、お別れですね…… wav/RUK_0444.wav|凶真さんと修行ができて……本当に、よかったです wav/RUK_0445.wav|そんなことはどうでもいい、ですよ wav/RUK_0446.wav|……まゆりちゃんのこと、助けてあげてください wav/RUK_0447.wav|まゆりちゃんは、ボクにとっても……大事な、お友達ですから wav/RUK_0448.wav|あはは、あの、もう、行ってください。でないとボク……泣いちゃいそうで…… wav/RUK_0449.wav|だから、お願いします…… wav/RUK_0450.wav|今日まで、ありがとうございました…… wav/RUK_0451.wav|あ、こういうときは、例の合い言葉、ですよね…… wav/RUK_0452.wav|ええと、エル・プサイ・コンガリィ…… wav/RUK_0453.wav|エル・プサイ・コングルゥです wav/RUK_0454.wav|……っ wav/RUK_0455.wav|ボク……本当は……戻りたくないです……っ wav/RUK_0456.wav|だって……だって…… wav/RUK_0457.wav|男に戻ったら……岡部さんへのこの気持ち、封印しなくちゃいけないから……っ wav/RUK_0458.wav|男なのに岡部さんのこと、好きでいちゃ、いけないと思うから……っ wav/RUK_0459.wav|それに……今日の記憶も、消えちゃうんですよね……? wav/RUK_0460.wav|手を繋いで、一緒に歩いたことも…… wav/RUK_0461.wav|久しぶりに2人で修行をしたことも…… wav/RUK_0462.wav|こうして今、岡部さんの身体に触れていることも…… wav/RUK_0463.wav|忘れたくない……ボク、忘れたくないです……っ wav/RUK_0464.wav|だって、好きだから……っ。岡部さんのこと、好きだから……っ wav/RUK_0465.wav|まゆりちゃんを助けたい気持ちは、ボクにもあるから、しょうがないって理性では理解できていても…… wav/RUK_0466.wav|やっぱり……辛いです……っ wav/RUK_0467.wav|せめて、今日の記憶だけは……残しておきたかったです……っ wav/RUK_0468.wav|こんなに辛い気持ちを味わうって知ってたなら……っ wav/RUK_0469.wav|女の子になりたいなんて、願うんじゃなかった…… wav/RUK_0470.wav|ぐすっ…… wav/RUK_0471.wav|すみません。“そんなことはどうでもいい”の気持ちですよね……ぐすっ…… wav/RUK_0472.wav|はい……。そう言ってもらえて、嬉しいです…… wav/RUK_0473.wav|岡部さん……。メール、送ってください…… wav/RUK_0474.wav|お願いします。早く、送って…… wav/RUK_0475.wav|これ以上、岡部さんのぬくもりを感じていたら……ボク…… wav/RUK_0476.wav|もっと、嫌なこと、言っちゃいそうだから……っ wav/RUK_0477.wav|もう……気持ちを、我慢できなくなっちゃうから……っ wav/RUK_0478.wav|岡部さん……お願い……っ wav/RUK_0479.wav|ボクのこと、覚えていて……くれますか? wav/RUK_0480.wav|女の子だったボクのこと、覚えていて……くれますか? wav/RUK_0481.wav|たった4日間だけ恋人だったボクのこと、覚えていて……くれますか? wav/RUK_0482.wav|ありがとう……岡部さん wav/RUK_0483.wav|さようなら。ボクの……好きな人── wav/RUK_0484.wav|岡部……さん……? どうして…… wav/RUK_0485.wav|岡部さん…… wav/RUK_0486.wav|う……ぐすっ…… wav/RUK_0487.wav|……岡部、さん wav/RUK_0488.wav|昨日……まゆりちゃんの、告別式に行ってきました…… wav/RUK_0489.wav|みんな、泣いてました。まゆりちゃんって、本当にたくさんの人から、愛されてたんだなって…… wav/RUK_0490.wav|もちろん、ボクもまゆりちゃんのこと、大好きでした…… wav/RUK_0491.wav|ボク、かなり人見知りする性格だけど、まゆりちゃんは、変わらずに明るく接してくれて…… wav/RUK_0492.wav|ボクにとって、一番大好きな友達だったんです…… wav/RUK_0493.wav|なのに、ねえ、岡部さん…… wav/RUK_0494.wav|ボクたち、どうして……生きてるんでしょう? wav/RUK_0495.wav|まゆりちゃんは、死んじゃったのに…… wav/RUK_0496.wav|ボクは、こうして今も、女の子のまま…… wav/RUK_0497.wav|ボクが、こうしてなにも変わらずここにいるのって……とても、いけないことのような気がするんです…… wav/RUK_0498.wav|岡部さん、なんとかまゆりちゃんを助ける方法、ありませんか……? wav/RUK_0499.wav|そんな……! wav/RUK_0500.wav|考えましょうよ……。ボク、まゆりちゃんが助かるためなら、なんだってします……! wav/RUK_0501.wav|まゆりちゃんから前に聞いたことがあります……。岡部さんは、時間を遡る装置を作ったって wav/RUK_0502.wav|それを使えば── wav/RUK_0503.wav|時間を遡れば、なにか方法が…… wav/RUK_0504.wav|諦めちゃ、ダメですよ……! どうして、諦められるんですか? まゆりちゃんが亡くなって、悲しくないんですか? wav/RUK_0505.wav|イヤですっ、ボクは、まゆりちゃんに死んでほしくない……! wav/RUK_0506.wav|岡部……さん…… wav/RUK_0507.wav|……ごめんなさい wav/RUK_0508.wav|ボク、岡部さんの気持ち、ちっとも……考えてませんでした…… wav/RUK_0509.wav|だけど、無理なはず、ないですよ……。もう1つだけ、方法が残ってるじゃないですか…… wav/RUK_0510.wav|ボクが、男に戻れば── wav/RUK_0511.wav|お願いします、岡部さん。ボク、まゆりちゃんを犠牲にしてまで、女でいたくないです……! wav/RUK_0512.wav|まゆりちゃんを、助けてあげて……! wav/RUK_0513.wav|どうして…… wav/RUK_0514.wav|どうしてですか……!? wav/RUK_0515.wav|岡部さん…… wav/RUK_0516.wav|でも、こんなの、許されないです…… wav/RUK_0517.wav|ボクは……ボクという存在に、耐えられないんです…… wav/RUK_0518.wav|ボクが女の子であるということが、まゆりちゃんの死の上に成り立ってるなんてこと、これから一生受け止めて生きていくなんてこと…… wav/RUK_0519.wav|そのことが重すぎて……押し潰されちゃいそうなんです…… wav/RUK_0520.wav|ねえ、どうして…… wav/RUK_0521.wav|どうしてあのとき、18年前のお母さんのポケベルに、メールを送ってくれなかったんですか……? wav/RUK_0522.wav|どうして、まゆりちゃんじゃなくて、ボクなんかを……選んでくれたんですか……? wav/RUK_0523.wav|………… wav/RUK_0524.wav|幸せになんて、なれるはずないじゃないですか…… wav/RUK_0525.wav|まゆりちゃんが死んだのは、ボクのせいでもあるのに…… wav/RUK_0526.wav|そんなの……そんなのイヤですっ wav/RUK_0527.wav|ボク……ボクは、それなら岡部さんと一緒に、背負いたいです…… wav/RUK_0528.wav|それなら、ボクだって、因果の輪からは、外れます…… wav/RUK_0529.wav|ボクの記憶の中に、男だったときの想い出が蘇ってきている時点で、もう、外れかけているんですよ……? wav/RUK_0530.wav|まゆりちゃんの命と引き替えに、ボクが女として生きているんだっていうことも、知っちゃっているわけですし…… wav/RUK_0531.wav|ボクたち、共犯者、なんですよ…… wav/RUK_0532.wav|この悲しみも。この負い目も wav/RUK_0533.wav|2人で、忘れずに、抱いていきたいです…… wav/RUK_0534.wav|ずっと、そばにいてもいいですか? wav/RUK_0535.wav|ボク、岡部さんのこと……好きだから…… wav/RUK_0536.wav|まゆりちゃんへの裏切りかもしれないけど……ずっと、一緒にいたいんです…… wav/RUK_0537.wav|ねえ、岡部さん…… wav/RUK_0538.wav|ボク、まゆりちゃんに、どうしても1つだけ、やり残したことがあるんです…… wav/RUK_0539.wav|そのせいで、まゆりちゃんに悲しい思いをさせちゃいました…… wav/RUK_0540.wav|……コスプレです wav/RUK_0541.wav|時間を遡る装置を使って、あの日に……戻れませんか? wav/RUK_0542.wav|お願いします……! wav/RUK_0543.wav|せめて最後に、まゆりちゃんに笑顔でいてもらいたいんです…… wav/RUK_0544.wav|ボク、まゆりちゃんになにもしてあげられなかったから…… wav/RUK_0545.wav|確かに、ちょっと怖いです……。でも……そんなこと、言ってられないです…… wav/RUK_0546.wav|それに、ボクは岡部さんと本当に同じになりたい wav/RUK_0547.wav|その装置を使えば……因果の輪から完全に外れてしまうんですよね? wav/RUK_0548.wav|それで、岡部さんと同じ気持ちを背負えます…… wav/RUK_0549.wav|だから…… wav/RUK_0550.wav|……あの日の朝に wav/RUK_0551.wav|前日に跳んだりすると、きっとボクは現実を受け止めることができなくて、動揺しちゃうと思うんです…… wav/RUK_0552.wav|だから…… wav/RUK_0553.wav|はい…… wav/RUK_0554.wav|は、はい…… wav/RUK_0555.wav|……じゃあ、行きます wav/RUK_0556.wav|きっと、戻ってきますから……! wav/RUK_0557.wav|岡部さ── wav/RUK_0558.wav|写真、見ますか? wav/RUK_0559.wav|行ってきたんですよ。ボク wav/RUK_0560.wav|覚えてないんですか? 岡部さん、急に様子が変わりましたけど…… wav/RUK_0561.wav|まゆりちゃん……とても、嬉しそうでした…… wav/RUK_0562.wav|……? wav/RUK_0563.wav|はい? wav/RUK_0564.wav|はい、そうですけど wav/RUK_0565.wav|えっ、いきなり、なにを…… wav/RUK_0566.wav|ええと、その…… wav/RUK_0567.wav|尊敬してますっ…… wav/RUK_0568.wav|男に戻ったら……岡部さんへのこの気持ち、封印しなくちゃいけないから……っ wav/RUK_0569.wav|え、あ、はいっ、もちろんです wav/RUK_0570.wav|古いパソコン、ですか……? そんなもの、うちにはなかった気がしますけど wav/RUK_0571.wav|ボク、パソコンはよく分からなくて……ろくに触ったこともないんです wav/RUK_0572.wav|じゃあ、警察に届けないと…… wav/RUK_0573.wav|あの、岡部さん。なんだかよく分からないですけど……気を、落とさないでください wav/RUK_0574.wav|そ、そんなことどうでもいい、の精神ですよっ wav/RUK_0575.wav|あ、岡部さん……! wav/RUK_0576.wav|今日、退院だったんですか……? wav/RUK_0577.wav|そんな……。すみません、ボク、なにも知らなくて……っ wav/RUK_0578.wav|でも、無事に退院できて、よかったです……。ボク……ボク、嬉しい…… wav/RUK_0579.wav|あう…… wav/RUK_0580.wav|正直、すごく戸惑ってます…… wav/RUK_0581.wav|む、無理ですっ。岡部さんになんて、そんな、恥ずかしくて、死んじゃいます…… wav/RUK_0582.wav|……はい wav/RUK_0583.wav|岡部さ……じゃなくて、凶真さんが教えてくれた、&rs清心斬魔&rtせいしんざんま&re流のおかげです wav/RUK_0584.wav|心頭滅却、できました wav/RUK_0585.wav|え、あの、始まるってなにがでしょうか……? wav/RUK_0586.wav|あの、ボク、ラボメンに……いつ入ったんでしょう? wav/RUK_0587.wav|ぜ、前世……? wav/RUK_0588.wav|………… wav/RUK_0589.wav|いえ。すごく嬉しくて……ぐすっ wav/RUK_0590.wav|ボク、ずっと……凶真さんの研究所の仲間に、憧れていて……。入りたいなって思っていて…… wav/RUK_0591.wav|でも、勇気がなかったから、言い出せなかったんです…… wav/RUK_0592.wav|ありがとうございます wav/RUK_0593.wav|え、そうなんですか? wav/RUK_0594.wav|はいっ wav/RUK_0323_2.wav|……覚えて、いますか? wav/MIX_0000.wav|お帰りニャさいませ。ご主人様♪ wav/MIX_0001.wav|うるさい wav/MIX_0002.wav|それは知ってる wav/MIX_0003.wav|それは知ってる wav/MIX_0004.wav|お帰りニャさいませ。ご主人様♪ wav/MIX_0005.wav|これはひどい wav/MIX_0006.wav|──!? wav/CJO_0000.wav|ねえ……隣の西田だけど、だ、大丈夫? wav/CJO_0001.wav|警察、呼んだ方がいいかしら? 必要ないなら、せめてもっと静かにしてくんない? wav/CJO_0002.wav|このアパート、声が響くのよ wav/CJO_0003.wav|まったく、最近の若い子は…… wav/URP_0000.wav|ちょっと待ってくれ。そんなに急かされても、転んでしまうよ…… wav/URP_0001.wav|そ、そうか。それは大変だな wav/URP_0002.wav|やあ、鳳凰院くん。久しぶり。いつもるかがお世話になっていますね wav/URP_0003.wav|え、そうなのですか? wav/URP_0004.wav|るかから、鳳凰院くんだと聞かされていたから、すっかりそう信じていたが、いやあ、もしかしてこれは、るかに一杯食わされたかな、ははは wav/URP_0005.wav|ははは、仲が良くて、いいですね wav/URP_0006.wav|あなたも、るかのお友達ですか? これからも、るかと仲良くしてやってくださいね wav/URP_0007.wav|この子は、見ての通りとても可憐な子ですから wav/URP_0008.wav|それで鳳凰院くん。私になにか用事だとか? wav/URP_0009.wav|奉納という言い方がふさわしいかどうかは分かりませんが wav/URP_0010.wav|この神社には、確かに9年ほど前に預けられた古いPCがありますよ wav/URP_0011.wav|ちょっと待っていてください。今、持ってきましょう wav/URP_0012.wav|ふう、探すのに手こずってしまいました。おそらく、これだと思います wav/URP_0013.wav|いいですよ wav/URP_0014.wav|これを私どもに預けた方から、当時言われたのですよ wav/URP_0015.wav|いつかこのパソコンをどうしても必要だとする若者が現れるから、そのときは快く貸してもらって構わない、とね wav/URP_0016.wav|まさか、本当にこうして現れるとは思いませんでしたよ。というか、私もその&rs言伝&rtことづて&reのことはついさっきまで忘れていたぐらいです wav/URP_0017.wav|ですから、これは鳳凰院くんにお貸ししましょう。ただし使い終わったら、必ず返してくださいね wav/URP_0018.wav|ちょっと待ってくれ。そんなに急かされても、転んでしまうよ…… wav/URP_0019.wav|そ、そうか。それは大変だな wav/URP_0020.wav|やあ、鳳凰院くん。久しぶり。いつもるかがお世話になっていますね wav/URP_0021.wav|私になにか用事だとか? wav/URP_0022.wav|それは大変だ wav/URP_0023.wav|奉納という言い方がふさわしいかどうかは分かりませんが wav/URP_0024.wav|この神社には、確かに9年ほど前に預けられた古いPCがありますよ wav/URP_0025.wav|ちょっと待っていてください。今、持ってきましょう wav/URP_0026.wav|ふう、探すのに手こずってしまいました。おそらく、これだと思います wav/URP_0027.wav|いいですよ wav/URP_0028.wav|これを私どもに預けた方から、当時言われたのですよ wav/URP_0029.wav|いつかこのパソコンをどうしても必要だとする若者が現れるから、そのときは快く貸してもらって構わない、とね wav/URP_0030.wav|まさか、本当にこうして現れるとは思いませんでしたよ。というか、私もその&rs言伝&rtことづて&reのことはついさっきまで忘れていたぐらいです wav/URP_0031.wav|ですから、これは鳳凰院くんにお貸ししましょう。ただし使い終わったら、必ず返してくださいね wav/URP_0032.wav|これは鳳凰院くん。いつも娘がお世話になっております wav/URP_0033.wav|古いパソコン……。ふむ、確かにそんな記憶がありますね wav/URP_0034.wav|いいですよ。ちょっと待っていてください wav/URP_0035.wav|……おかしいなあ wav/URP_0036.wav|それが、見つからないんですよ wav/URP_0037.wav|確かに古いパソコンを受け取った記憶はあるのですが、倉庫のどこにもないのです wav/URP_0038.wav|おや、なぜそれを? もしかして知り合いですか? wav/URP_0039.wav|留未穂ちゃんは、とても立派な女性になられましたなあ wav/URP_0040.wav|彼女がまだ小学生のときでしたよ。執事の黒木さんと一緒に、この神社を訪ねてきてくれましてね wav/URP_0041.wav|しかし、パソコンはなぜ消えたのでしょう。誰かに盗まれたかと思いましたが、他のものは手つかずでしたし、宝物殿の鍵は壊されてもいなかったですし…… wav/URP_0042.wav|るかは、なにか知らないかな? 確かここ最近は毎年、年末の大掃除の日に宝物殿の掃除をしているだろう? wav/URP_0043.wav|古いパソコン……。ふむ、確かにそんな記憶がありますね wav/URP_0044.wav|見てきましょう。ちょっと待っていてください wav/URP_0045.wav|見つかりません。なくなっています wav/URP_0046.wav|倉庫の鍵が壊されていました。何者かが持ち去ったかもしれません wav/URP_0047.wav|重い物を引きずったような跡がありました。年末に大掃除をしたときには、あんな跡はありませんでしたし、鍵も1ヶ月ほど前にたまたま確認したときは壊されていませんでした wav/URP_0048.wav|まさか、泥棒に入られるとは…… wav/RNA_0000.wav|動くな。全員両手を挙げろ wav/RNA_0001.wav|&rsM4&rtエムフォー&re wav/RNA_0002.wav|口を慎め wav/RNA_0003.wav|こいつ……!? wav/RNA_0004.wav|ぐわっ! wav/RNA_0005.wav|やら……せるか……! wav/RNA_0006.wav|動くな。全員両手を挙げろ wav/RNA_0007.wav|こいつ……!? wav/RNA_0008.wav|ぐわっ! wav/RNA_0009.wav|銃を捨てろ wav/RNA_0010.wav|いいから銃を捨てろ wav/RNA_0011.wav|ターゲットBを確保。回収を頼む wav/RNA_0012.wav|動くな。全員両手を挙げろ wav/RNA_0013.wav|動くな! wav/RNA_0014.wav|そこの貴様 wav/RNA_0015.wav|両手を挙げろと言ったはずだ wav/RNA_0016.wav|なにを隠している……! wav/RNA_0017.wav|ターゲットA、ターゲットC確保 wav/FEI_0001.wav|凶真、よく来たニャン。ゆっくりしていってね! wav/FEI_0002.wav|ダルニャンも来てるニャン。待ちぼうけしてるニャ wav/FEI_0003.wav|今日も“機関”打倒のための極秘会議かニャ? wav/FEI_0004.wav|フェイリスも混ぜてほしいニャ~ wav/FEI_0005.wav|そんなことないニャ。フェイリスには“あの秘奥義”があるのニャ。きっとお役に立てるニャン wav/FEI_0006.wav|そうニャ……。ギアナ高地での修行に耐え抜き、師匠の死も乗り越えて、フェイリスはついに……手に入れたのニャ wav/FEI_0007.wav|だから凶真、約束通り、フェイリスも“精霊会議”に参加させてほしいニャン wav/FEI_0008.wav|そんな! 約束したニャ! ニャのに、凶真は裏切るって言うのかニャン!? wav/FEI_0009.wav|それに、あの場所にはフェイリスのお兄ちゃんが…… wav/FEI_0010.wav|凶真だけずるいニャ! wav/FEI_0011.wav|ねー? wav/FEI_0012.wav|なんだか女学院みたいで、それも悪くないニャ wav/FEI_0013.wav|ニャハハ、ごめんなさいニャ。ご主人様、御案内ニャ~ン♪ wav/FEI_0014.wav|マユシィ、御案内よろしくニャンニャン wav/FEI_0015.wav|ニャに~? 世界滅亡しちゃうのかニャ? wav/FEI_0016.wav|ご主人様、お待たせしましたニャンニャン♪ オムライスニャ~ン wav/FEI_0017.wav|世界滅亡前に、どうぞ召し上がれ♪ wav/FEI_0018.wav|ダルニャンダルニャン、『フェイリス杯』の件、考えてくれたかニャ? wav/FEI_0019.wav|次の日曜日に、この店で『雷ネット』の大会をやるのニャ! wav/FEI_0020.wav|フェイリスはその幹事であり実行委員長、つまり言い出しっぺなのニャン wav/FEI_0021.wav|よかったら凶真も参加するニャン! 参加費はドリンク込みで1000円。フェイリスに勝てた人には賞品として手作り料理を振る舞うニャ wav/FEI_0022.wav|ニャー? 面白いのに wav/FEI_0023.wav|ニャニャ? すっごーく思わせぶりな態度だったのニャ! アイツ、って誰ニャ? wav/FEI_0024.wav|凶真、“あの人”のこと、まだ忘れられないのかニャ? wav/FEI_0025.wav|確かにあの頃、“あの人”……フェイリスのお兄ちゃんと凶真はとっても仲がよくて、フェイリスも嫉妬しちゃうぐらいだったニャ wav/FEI_0026.wav|でも、いい加減、思い出にばかりすがるのはやめるニャ! wav/FEI_0027.wav|フェイリスは辛くても……、辛いからこそ、お兄ちゃんの遺志を継いで、“雷ネッター”になったんだニャン! wav/FEI_0028.wav|覚えてるかニャ? お兄ちゃんがいつも言ってた言葉。“いつか雷ネットで世界に平和をもたらそう”って── wav/FEI_0029.wav|ニャニャ? wav/FEI_0030.wav|かしこまりましたニャ~。少々お待ちくださーい♪ wav/FEI_0031.wav|お帰りニャさいませ、ご主人様♪ wav/FEI_0032.wav|ニャニャ〜♪ 凶真も参加するニャ? wav/FEI_0033.wav|今日は『フェイリス杯』なのニャ! wav/FEI_0034.wav|違うニャ。フェイリスを奴隷にできる権利を賭けた、殺戮のバトルロイヤルニャ wav/FEI_0035.wav|ああ、みんな、いけないニャ。フェイリスのために殺し合うなんて、そんなのダメなのニャ! もうやめてニャ〜! wav/FEI_0036.wav|凶真、お願いニャ。みんなを止めてニャ wav/FEI_0037.wav|フェイリスとの勝負ニャ。フェイリスはみんなを同時に相手にするのニャン。フェイリスを喜ばせてくれた人にはご褒美があるのニャ wav/FEI_0038.wav|……このままじゃフェイリスは、みんなにひどい目にあわされちゃうのニャ wav/FEI_0039.wav|凶真、フェイリスを助けてニャ…… wav/FEI_0040.wav|ニャニャ!? wav/FEI_0041.wav|参戦しないなら、ごめんニャさいだけどお帰り願うニャ wav/FEI_0042.wav|今日のフェイリスは『フェイリス杯』主催者なのニャン。お店に入れるのは参加者だけニャ wav/FEI_0043.wav|聞かないニャ〜ン wav/FEI_0044.wav|フェイリスとお話したかったら、凶真も『フェイリス杯』に参加するしか方法はないニャン wav/FEI_0045.wav|さあどうするニャン? 戦わなければ、生き残れないニャン wav/FEI_0046.wav|ニャニャ? 別にいいけど…… wav/FEI_0047.wav|んじゃ、ご主人様、ご案内ニャンニャン♪ wav/FEI_0048.wav|みニャさ〜ん♪ お待たせしたニャン! ただいまより、『フェイリス杯』お昼の部を始めるニャ〜! wav/FEI_0049.wav|どうもニャ。どうもニャ wav/FEI_0050.wav|ルールは簡単。フェイリスがみんなと1人ずつ雷ネットで勝負するニャ wav/FEI_0051.wav|フェイリスは頑張って頑張って、10人までなら同時にお相手できるのニャン wav/FEI_0052.wav|ちなみにフェイリスに勝った人にはご褒美として、手料理を作ってあげるニャ〜 wav/FEI_0053.wav|そんじゃ、みんな楽しんで勝負しようね〜 wav/FEI_0054.wav|ニャフフ〜♪ みんなもうちょっと頑張ってほしいニャン wav/FEI_0055.wav|ニャンニャン。みんなごめんニャ〜。でもフェイリスは、雷ネットで手加減したら相手に失礼だと思ってるニャン…… wav/FEI_0056.wav|それにフェイリスが求めているのは、真剣勝負なんだニャン wav/FEI_0057.wav|凶真には自信があるのかニャ? wav/FEI_0058.wav|そいじゃ、3巡目始めるニャ〜♪『雷ネット・アクセスバトラーズ』デュエルアクセス! wav/FEI_0059.wav|凶真はまるで自爆するみたいに突っ込んできたのニャ wav/FEI_0060.wav|でもぉ、なんで凶真は負けたのにそんなに偉そうなのニャ? wav/FEI_0061.wav|どういうことかニャ? wav/FEI_0062.wav|フニャ〜、ええと、フェイリスが負けたら情報をすべて話す── wav/FEI_0063.wav|ニャ? IBN5100……? wav/FEI_0064.wav|んニャー、そんな小難しい名前言われてもさっぱりニャ。この写真のPCはどっかで見たことあるような気もするニャけど…… wav/FEI_0065.wav|詳しくはないニャ。うちのパパが集めてたから、今も家の倉庫にたくさんしまってあるけど wav/FEI_0066.wav|それは無理ニャン wav/FEI_0067.wav|あそこはフェイリス家にとっての聖域なのニャ wav/FEI_0068.wav|入ることができるのは、ネコ耳を持つフェイリス家の娘で、巫女の修行を積んだ者だけニャ wav/FEI_0069.wav|つまりフェイリス以外は、誰も入れないのニャ。もし無理に入ろうとすれば……犬耳が生えてしまうニャ! wav/FEI_0070.wav|ホ、ホントなのニャ……フェイリス、ウソは言ってないのニャ…… wav/FEI_0071.wav|フェイリスは、ホントのことしか言ってないニャ〜…… wav/FEI_0072.wav|凶真! まさか“RAS”──雷ネットアンチシステムが……! ニャから、あれほど雷ネットはやっちゃダメだと…… wav/FEI_0073.wav|タイムマシンー? wav/FEI_0074.wav|なに言ってるのニャ。凶真の声が大きすぎて、店中に響き渡ってたニャ wav/FEI_0075.wav|アイスコーヒーとアイスティーと“ねこまんま”、お待たせしましたニャン♪ wav/FEI_0076.wav|ミルクとガムシロは入れますかニャン? wav/FEI_0077.wav|そんな凶真には、全部入れちゃうニャ~。脳には適度な糖分が必要ニャン♪ wav/FEI_0078.wav|にゃんにゃん、にゃんにゃん♪ wav/FEI_0079.wav|続きを聞かせるニャ♪ wav/FEI_0080.wav|凶真とダルニャン、面白そうなお話してたニャ? タイムマシンがどうとかって wav/FEI_0081.wav|フェイリス、とっても聞きたいニャ~ン wav/FEI_0082.wav|さっき店中に響き渡るぐらい大声で話してたのはどこの誰ニャ? wav/FEI_0083.wav|ダルニャ~ン、フェイリスに教えてほしいニャ…… wav/FEI_0084.wav|それって、つまりタイムマシンってことニャ!? wav/FEI_0085.wav|タイムマシンを作ったなんてすっごいニャ。フェイリスは、ダルニャンの頭の良さにキュンキュンしそうだニャン wav/FEI_0086.wav|フェイリスは、タイムマシンに乗って時間旅行するのが夢なのニャ wav/FEI_0087.wav|ところで昔から疑問だったんニャけど、時間ってどんなものなのかニャ? wav/FEI_0088.wav|よく時間を川に例えて、過去から未来に向かって流れてるとか言うニャ? wav/FEI_0089.wav|でもホントにそうなのかニャ~ wav/FEI_0090.wav|もし川の流れだとして、過去と未来に挟まれた“現在”は、どこにあるのニャ? それは点なのか線なのか、そもそもどこからどこまでが“現在”なのニャ? wav/FEI_0091.wav|そんじゃ、その葉っぱにすべての人間が乗ってるって考えればいいのかニャ? 死んだら、葉っぱから落ちるってことになるのニャン? wav/FEI_0092.wav|フニャア、でも~ wav/FEI_0093.wav|その葉っぱは、人間にとっての“現在”ニャ? wav/FEI_0094.wav|人間が時間に単位を作って観測してるから、葉っぱは“現在”だって分かるニャ。けど── wav/FEI_0095.wav|例えば全宇宙のすべての生き物が絶滅しちゃった世界だと、“現在”を観測できる存在がいなくなっちゃうと思うのニャ wav/FEI_0096.wav|その場合、どこが“現在”になるのニャ? wav/FEI_0097.wav|じゃあもしその神様が&cTIPSC;4次元&cMESC;的存在だとしたら、過去にも未来にも自由に行けることになるニャ? wav/FEI_0098.wav|その神様の“現在”が基準になるなら、フェイリスたちの“現在”も過去方向に行ったり未来方向に行ったりしないとおかしいニャ? wav/FEI_0099.wav|もしそうなら、過去と未来も主観次第になっちゃうニャン wav/FEI_0100.wav|もしタイムマシンでフェイリスが1週間前にタイムトラベルしたとしたら、凶真やダルニャンの“現在”とフェイリスの“現在”は、1週間ズレちゃうニャ wav/FEI_0101.wav|だとしたらそのズレは、葉っぱだとどうやって表現するのニャ? wav/FEI_0102.wav|そもそも観測者の主観に委ねられるなら、時計は関係なくなっちゃうのニャン wav/FEI_0103.wav|楽しい時間は早く過ぎるし、辛いときは時間が過ぎるのが遅く感じるニャ。つまり主観だと、時間の流れは変動しちゃうニャン wav/FEI_0104.wav|とまあ、フェイリスはたまにそんなことを考えてるのニャ。だから、安易に時間を川の流れに例えるのは、ちょっと違うような気がするのニャン wav/FEI_0105.wav|ニャニャ? wav/FEI_0106.wav|ニャァ~……開き直っちゃったニャ wav/FEI_0107.wav|でもダルニャンたちの作ったタイムマシン、フェイリスも使ってみたいニャ~。ダメかニャ? wav/FEI_0108.wav|ホントかニャ? 約束だニャ! wav/FEI_0109.wav|ニャオ♪ 凶真がフェイリスに用事なんて、珍しいニャ wav/FEI_0110.wav|ニャン wav/FEI_0111.wav|間違いないニャン、っていう意味ニャ。IBN5100っていう名前だって知ったのは、すごく最近ニャけど wav/FEI_0112.wav|ダルニャンに教えてもらったのニャ wav/FEI_0113.wav|レトロPCがどうしたニャ? wav/FEI_0114.wav|フニャ〜…… wav/FEI_0115.wav|探してもいいけど、条件があるニャ wav/FEI_0116.wav|じゃあ、これからフェイリスのお家まで来てほしいのニャ wav/FEI_0117.wav|それじゃ、待ってるニャン♪ wav/FEI_0118.wav|黒木、ありがとニャ wav/FEI_0119.wav|ニャニャ? マユシィとダルニャンも来たのかニャン? wav/FEI_0120.wav|構わないニャ。みんな、ようこそいらっしゃいませニャン♪ wav/FEI_0121.wav|なんのことかニャ? wav/FEI_0122.wav|フェイリスは、フェイリスニャ wav/FEI_0123.wav|だから、フェイリスはフェイリスニャン wav/FEI_0124.wav|フニャぁ……。じゃあ、もうちょっとだけ詳しく話すと…… wav/FEI_0125.wav|この辺の土地は元々、家のものだったのニャ wav/FEI_0126.wav|ちなみに、フェイリスはアキバの都市開発計画にも結構な発言力を持ってるニャン wav/FEI_0127.wav|アキバの各ショップに萌え文化を積極的に導入するようお願いしたのは、他ならぬフェイリスなのニャ wav/FEI_0128.wav|フェイリスは、子供の頃からそういう会議に出たりしてるのニャ wav/FEI_0129.wav|でもでも、今の話は内緒にしといてほしいニャン wav/FEI_0130.wav|知りたいのかニャ? wav/FEI_0131.wav|それは── wav/FEI_0132.wav|フェイリスはフェイリスだからニャー♪ wav/FEI_0133.wav|というわけで、みんなにはこれまで通り、フェイリスLOVEの大ファンとして接してほしいニャン☆ wav/FEI_0134.wav|ハニャ〜ン♪ 自分を貫き通す人って、素敵ニャン wav/FEI_0135.wav|正直なこと言うと、あんまりフェイリスのこと、話したくなかったニャ wav/FEI_0136.wav|これまでいろんな人と会ったけど、“秋葉の跡取り”って話すと、みんなフェイリスをフェイリスとして見てくれなくなるのニャ wav/FEI_0137.wav|フェイリスと秋葉留未穂は、分けて見てほしいのニャ wav/FEI_0138.wav|ニャ? wav/FEI_0139.wav|そうなのかニャ…… wav/FEI_0140.wav|ニャハハ。ありがとニャ、凶真 wav/FEI_0141.wav|大丈夫ニャ wav/FEI_0142.wav|このネコ耳には、あらゆる能力を完全無効化する『ニャンニャンクリアー』という力が備わっているのニャ wav/FEI_0143.wav|凶真の力が暴走したときは、フェイリスがきっと止めて見せるニャ wav/FEI_0144.wav|さてさて、それでは発表するニャ wav/FEI_0145.wav|フェイリスからの条件は── wav/FEI_0146.wav|タイムマシンを、使わせてほしいニャ wav/FEI_0147.wav|昨日、メイクイーンで、凶真たちが話してたニャ? タイムマシンを開発したって wav/FEI_0148.wav|過去の誰かにメールが送れる? それってとってもすごいニャ! ぜひフェイリスにも使わせてほしいニャ! wav/FEI_0149.wav|ラボメン? ってなにかニャ? wav/FEI_0150.wav|どうすればラボメンになれるニャ? wav/FEI_0151.wav|血の……盟約……! wav/FEI_0152.wav|分かったニャ。血の盟約を受けるニャ…… wav/FEI_0153.wav|ニャハハ♪ ダルニャンの言う通りニャ〜 wav/FEI_0154.wav|はいニャ。これでタイムマシン使えるのニャ? wav/FEI_0155.wav|あーりがーとニャー、凶真! wav/FEI_0156.wav|そうなのニャ? じゃあダルニャンも! wav/FEI_0157.wav|今、誰と電話してたニャ? wav/FEI_0158.wav|OKニャ。んで、タイムマシンはどこにあるのニャ? wav/FEI_0159.wav|そ、それはその…… wav/FEI_0160.wav|は、恥ずかしいニャ! 企業秘密だニャン! wav/FEI_0161.wav|なに言ってるニャ! これは実験じゃなくて、交換条件だニャ! フェイリスは実験のためじゃなくて、自分のためにタイムマシンを使うのニャ! wav/FEI_0162.wav|ポチっとニャ! wav/FEI_0163.wav|まだまだツメが甘いニャン♪ wav/FEI_0164.wav|ニャフフ〜♪ 今さら逆転は無理無理ニャ。ここでフェイリスは、ターミナルカードの『ウィルスチェッカー』を使っちゃうのニャ wav/FEI_0165.wav|さあ、マユシィの残りのウィルスカードは、どっちかニャ〜? wav/FEI_0166.wav|ニャハ♪ フェイリスの真似してもだめニャン wav/FEI_0167.wav|最初はマユシィもいい感じだったニャ。素質はあるニャン wav/FEI_0168.wav|でも、たとえ野試合とはいえ、ディフェンディングチャンピオンが負けるわけにはいかないニャン! wav/FEI_0169.wav|それに、今度の大会では絶対に優勝するってパパとも約束したのニャ! その日まで誰にも負けられないニャン! wav/FEI_0170.wav|もしフェイリスが優勝したら、パパは仕事中でも時間を作って絶対に祝福に来てくれるって言ってくれたのニャン wav/FEI_0171.wav|夜はパパと2人でお食事ニャ wav/FEI_0172.wav|ありがとニャー♪ wav/FEI_0173.wav|他の雷ネッターの試合は全然見てないんニャけど、『ヴァイラルアタッカーズ』ってそんなに強いのかニャ? wav/FEI_0174.wav|ニャウ〜ン♪ そこまで持ち上げられると照れるニャ〜 wav/FEI_0175.wav|あ、パパ wav/FEI_0176.wav|ごめんニャ! フェイリスはパパと出かけなくちゃいけなくなっちゃったニャ wav/FEI_0177.wav|誰もそんな約束してないと思うニャ? wav/FEI_0178.wav|そう言えば凶真はやけに静かだったニャ。どうかしたのニャン? wav/FEI_0179.wav|ニャオ〜ン♪ フェイリスだニャン wav/FEI_0180.wav|ニャ? 誰のことかニャ? wav/FEI_0181.wav|フェイリスは、フェイリスニャ。それ以外の名前は持たないニャ wav/FEI_0182.wav|凶真は派手に動きすぎたニャ。すでに包囲網がしかれたニャ wav/FEI_0183.wav|四天王が動き始めたニャ。もう逃げられないニャン wav/FEI_0184.wav|四天王の後には裏四天王もいるニャ。その後には八傑衆がいるし、さらにブラックエンジェル・トゥエルブも控えてるニャ wav/FEI_0185.wav|それだけヤツらは本気だってことニャ……。凶真、残念だけどチェックメイトニャン wav/FEI_0186.wav|ニャ〜。ゴメンニャ。世界中の情報をかき集めてるけど、まだ見つかってないニャ…… wav/FEI_0187.wav|分かったニャ! 見つかったときはフェイリスから連絡するニャ。凶真、それまで……死なないでニャン wav/FEI_0188.wav|フニャ〜…… wav/FEI_0189.wav|……こんなこと……ありえないニャ。どうしてフェイリスが負けなきゃいけないのニャン…… wav/FEI_0190.wav|……あいつらの……卑怯な邪魔がニャければ……。あいつら、寄ってたかってフェイリスに妨害を…… wav/FEI_0191.wav|絶対に勝つって約束したのに……。パパ、きっとガッカリしてるニャン……。合わせる顔がないニャ…… wav/FEI_0192.wav|ハニャ……? wav/FEI_0193.wav|……タイム、マシン wav/FEI_0194.wav|タイムマシン…… wav/FEI_0195.wav|凶真…… wav/FEI_0196.wav|タイムマシンって、ホントなのかニャ? wav/FEI_0197.wav|………… wav/FEI_0198.wav|信じるニャン wav/FEI_0199.wav|うっ……うぅ……ふう……うぅ、思い出しそうニャ…… wav/FEI_0200.wav|フェイリスはタイムマシンを使ったような気がするのニャン…… wav/FEI_0201.wav|ええと、フェイリスはタイムマシンに乗ってびゅーんと…… wav/FEI_0202.wav|ニャニャッ。そうニャ、まただんだん思い出してきたニャ…… wav/FEI_0203.wav|頭が……痛いニャ…… wav/FEI_0204.wav|凶真……フェイリスは……フェイリスは…… wav/FEI_0205.wav|頭の中が、グチャグチャになりそうニャ…… wav/FEI_0206.wav|勝てれば…… wav/FEI_0207.wav|勝てれば、思い出せるかもニャ…… wav/FEI_0208.wav|『ヴァイラルアタッカーズ』ニャン。今日の決勝の相手だったニャ…… wav/FEI_0209.wav|でも卑怯な妨害行為にあって、負けちゃったのニャ…… wav/FEI_0210.wav|そのせいで、フェイリスは頭の中がグチャグチャで、思い出すものも思い出せないのニャ…… wav/FEI_0211.wav|お願いニャン、凶真……。フェイリスは、決勝で勝てさえすれば、全部思い出すと思うのニャ…… wav/FEI_0212.wav|だから、タイムマシンを使わせて…… wav/FEI_0213.wav|な、なんのことかニャ……? wav/FEI_0214.wav|うう、ひどいニャ…… wav/FEI_0215.wav|フェイリスは、凶真のために一生懸命思い出そうとしてるのに…… wav/FEI_0216.wav|それを演技だなんて言われて、傷ついたニャン…… wav/FEI_0217.wav|お願いニャ…… wav/FEI_0218.wav|フェイリスを、勝たせてほしいのニャ〜ン…… wav/FEI_0219.wav|ホントかニャン!? wav/FEI_0220.wav|フニャ……なんでよけるニャ? wav/FEI_0221.wav|メールを送るんじゃないのかニャン? wav/FEI_0222.wav|すごいニャ! つまり強くてニューゲームってことだニャ? wav/FEI_0223.wav|だったらそれを使ってフェイリスを今日の朝に跳ばしてくれれば、バッチリニャ wav/FEI_0224.wav|ニャ!? なんでニャン? wav/FEI_0225.wav|……凶真、ずるいニャ wav/FEI_0226.wav|……分かったニャ wav/FEI_0227.wav|サングラスと耳栓を決勝前のフェイリスに渡してほしいニャン! wav/FEI_0228.wav|そうすれば、妨害なんてへっちゃらで、100%勝てるニャ wav/FEI_0229.wav|凶真、ここでなにしてるニャ? wav/FEI_0230.wav|ハニャ!? も、もしかしてそれって愛の告白かニャ? 大事な試合の前にそんな告白されても困るニャ〜ン wav/FEI_0231.wav|……今日の凶真はノリが悪いニャ。いつもならもっと言い返してくるはずニャ wav/FEI_0232.wav|決戦前でナーバスなんだから、もっと盛り上げてほしいニャン wav/FEI_0233.wav|重要? でも凶真は雷ネットのルール、ちっとも知らないはずニャ? wav/FEI_0234.wav|じゃあ、なんなのニャ〜? wav/FEI_0235.wav|凶真……なんかキモいニャ…… wav/FEI_0236.wav|普通、プレゼントならもっと喜ばれるようなものを── wav/FEI_0237.wav|ニャ? wav/FEI_0238.wav|知ってるニャ wav/FEI_0239.wav|ちなみにフェイリスは、宇宙から来たのニャ wav/FEI_0240.wav|聞かなくても分かるニャン。フェイリスの圧勝── wav/FEI_0241.wav|ニャウ〜 wav/FEI_0242.wav|ウニャァァァァ wav/FEI_0243.wav|凶真のニャンバカー! wav/FEI_0244.wav|今日はフェイリスにとっては大事な試合ニャのに、よくも負けるとか言ったニャ! フェイリスを凹ませるなんて、さては『ヴァイラルアタッカーズ』の回し者かニャ! wav/FEI_0245.wav|フミャァ! 聞きたくないニャー! wav/FEI_0246.wav|だから、フェイリスは負けないニャ! wav/FEI_0247.wav|それに、そんなキモいメガネなんてかけたくないニャ! フェイリスは常にかわいいからこそ、ファンのみんなに喜んでもらえてるのニャ! wav/FEI_0248.wav|誰か! 誰か来てニャ! 助けてニャン! wav/FEI_0249.wav|『ヴァイラルアタッカーズ』…… wav/FEI_0250.wav|なんでみんなフェイリスの邪魔するニャ。もっと静かに集中させてほしいニャ! wav/FEI_0251.wav|離すニャー! wav/FEI_0252.wav|凶真、今、どうやって4℃の弱点を見抜いたのニャン? 誰も知らない情報だったのニャ wav/FEI_0253.wav|あ…… wav/FEI_0254.wav|……で、でも。フェイリスが負けるなんてありえないニャ wav/FEI_0255.wav|そこまで言うなら…… wav/FEI_0256.wav|ホントに持つだけニャン。それでいいかニャ? wav/FEI_0257.wav|みんなー、今日は頑張るから、ぜひぜひ応援してニャーン♪ wav/FEI_0258.wav|えへへへっ。サービスショットニャン♪ wav/FEI_0259.wav|………… wav/FEI_0260.wav|………… wav/FEI_0261.wav|……クトリ wav/FEI_0262.wav|……『チェンジディレクトリ』。使うニャ wav/FEI_0263.wav|なに勘違いしてるのニャ? wav/FEI_0264.wav|この勝負は、まだ終了してないのニャン! wav/FEI_0265.wav|あなたが今取ったフェイリスのカード、よく確かめたらどうニャ? wav/FEI_0266.wav|いいから、そのカードを早くめくってみるニャ♪ wav/FEI_0267.wav|凶真ーっ! wav/FEI_0268.wav|ニャフフ。今日のお礼だニャン wav/FEI_0269.wav|なんだニャ? キスで足りないっていうなら、デートしてほしいってことかニャン? もー、凶真は欲張りだニャン wav/FEI_0270.wav|でもでも、フェイリス的にはそう言われるのもイヤじゃないニャ♪ wav/FEI_0271.wav|凶真、疑っちゃってごめんニャー。最初から凶真のこと信じてれば、あんなに苦戦することもなかったのニャ wav/FEI_0272.wav|ニャ? wav/FEI_0273.wav|そうなのニャ? じゃあ誰が── wav/FEI_0274.wav|タイムマシン…… wav/FEI_0275.wav|??? wav/FEI_0276.wav|ん〜 wav/FEI_0277.wav|たぶん、それはフェイリスのウソじゃないかニャ? wav/FEI_0278.wav|そのときのフェイリスはヴァイラルに負けて落ち込んでたんじゃないかニャ? だから、タイムマシンの話を聞いたらそれを使ってでもなんとか勝ちたいと思うのニャ wav/FEI_0279.wav|でないと、パパに合わせる顔がないからニャ…… wav/FEI_0280.wav|だからきっと、思い出すとかなんとかは凶真に話を合わせただけ……のような気がするニャ……。きっと、フェイリスならそうするニャ wav/FEI_0281.wav|凶真 wav/FEI_0282.wav|フェイリスの目を見るニャ wav/FEI_0283.wav|いいから、目を見てニャ wav/FEI_0284.wav|凶真、緊張してるニャ? wav/FEI_0285.wav|つまり、緊張してるのニャ wav/FEI_0286.wav|実はフェイリスは、1つだけ魔法が使えるニャ wav/FEI_0287.wav|凶真にだけ特別に教えると、実はフェイリスは、他人の心理を読み取ることができるのニャン wav/FEI_0288.wav|スタンド名は“&rs&cTIPSC;チェシャ猫&cMESC;の微笑&rtチェシャー・ブレイク&re” wav/FEI_0289.wav|どうニャ? すごいニャン? wav/FEI_0290.wav|まさかヤツらにこの秘密を知られるとは思わなかったニャ wav/FEI_0291.wav|ちっちゃい頃から、パパの交渉相手の顔を盗み見るうちに、相手がなにを考えているのか、読めるようになったのニャ wav/FEI_0292.wav|どっちかって言うと、直感とか勘に近いニャ。目の動きとか、表情とか、仕草で、“あ、この人は今、ウソを言った”って分かるニャ wav/FEI_0293.wav|そうニャ♪ フェイリスはエンターティナーだニャン。いつもわざとピンチになって、そこから劇的大逆転勝利を決めるスタイルなのニャン wav/FEI_0294.wav|それに、サングラスを付けると相手の考えを読みにくくなるのニャン wav/FEI_0295.wav|この力のおかげで、今朝凶真がウソをついていないことも分かったのニャ〜 wav/FEI_0296.wav|それは気が立ってただけニャ wav/FEI_0297.wav|で、今の凶真も、ウソはついてないのニャ wav/FEI_0298.wav|フェイリスはその“Dメール”っていうのを使って、過去を変えたわけだニャ? そのことは信じるニャ wav/FEI_0299.wav|できれば凶真のために、フェイリスも思い出してあげたいけど……。ゴメンニャ wav/FEI_0300.wav|思い出せないニャン…… wav/FEI_0301.wav|物言い? wav/FEI_0302.wav|フェイリスは、あなたたちみたいな卑怯なことはしないニャ wav/FEI_0303.wav|ニャ……? wav/FEI_0304.wav|凶真! まだあいつら! 追ってくるニャン! wav/FEI_0305.wav|はぁはぁ、ふう、ふううっ…… wav/FEI_0306.wav|凶真! あれ見るニャ! wav/FEI_0307.wav|これじゃ、中に入るのは無理そうニャ…… wav/FEI_0308.wav|どうしてこんなところで立ち止まるニャ? 早く逃げなきゃ── wav/FEI_0309.wav|ニャ? wav/FEI_0310.wav|なんで凶真は、ここに開く予定だったメイド喫茶の名前を知ってるニャ? wav/FEI_0311.wav|でもそっか、ホームページに少しの間だけオープン告知とメイドさん募集要項を載せたことあったニャン。凶真、それを見たのかニャー? wav/FEI_0312.wav|フェイリスが企画して、会議にも通して、ほとんど決まりかけてた話なのニャン wav/FEI_0313.wav|でも最終的に、パパにダメって言われて、企画がなくなっちゃったニャ wav/FEI_0314.wav|あーあ、パパもとんだ分からず屋だニャ…… wav/FEI_0315.wav|フェイリスに店を任せてくれてれば、はにゃ~んなコスチュームと、きゅんきゅ~んなメイドさんたちを集めて、日本一のメイド喫茶になってたのニャ wav/FEI_0316.wav|中野や池袋のお客さんをアキバに引っ張ってこられたのに……。惜しいことをしたのニャ wav/FEI_0317.wav|はニャン? wav/FEI_0318.wav|んニャ? 出てないニャ wav/FEI_0319.wav|会議にはパパが出てるニャ。なのになんでフェイリスが出なきゃいけないのニャ? wav/FEI_0320.wav|だーかーらー、出てないって言ってるニャ wav/FEI_0321.wav|その通りニャ。あ、そう言えばまだIBN5100は見つけてないニャン wav/FEI_0322.wav|それはないニャ。パパは自分が集めたPCはすべて愛してるニャ。それを手放すなんてとんでもないのニャ wav/FEI_0323.wav|パパの趣味はさっぱりニャ。フェイリスはコスプレとかアニメとかかわいいものが好きなのニャン wav/FEI_0324.wav|そうしたらアキバの街に萌えショップをたくさん誘致しようと思ってるニャ。コミマを見れば分かる通り、オタクパワーはすごいのニャ wav/FEI_0325.wav|きっとアキバは今以上に人がたくさん訪れるはずニャン wav/FEI_0326.wav|それはなんの心理テストニャ? wav/FEI_0327.wav|んー……劇的なのがいいニャ wav/FEI_0328.wav|ドラマみたいな展開ニャ。フェイリスはそういうのはけっこう信じちゃうタイプニャ。これはきっとパパからの遺伝だと思うニャン wav/FEI_0329.wav|だから例えば、フェイリスが誘拐されるとか── wav/FEI_0330.wav|……ゆう……かい? wav/FEI_0331.wav|うう…… wav/FEI_0332.wav|頭、痛いニャ…… wav/FEI_0333.wav|ね、ねえ凶真……。フェイリスは、この倉庫に来てから、変な気分なのニャ……。小さい頃に1度来たことあるだけなのに…… wav/FEI_0334.wav|すごく……見慣れてる景色に思えてくるニャ…… wav/FEI_0335.wav|ここを、いつも歩き回ってたような感覚が……あるニャ…… wav/FEI_0336.wav|あ…… wav/FEI_0337.wav|思い……出したニャ…… wav/FEI_0338.wav|……思い出したニャ! wav/FEI_0339.wav|メイクイーン+ニャン²! wav/FEI_0340.wav|凶真もダルニャンも常連さんだったニャ。それにマユシィは一緒に働いてたニャ wav/FEI_0341.wav|凶真たちがお店でタイムマシンのお話してたことも、IBN5100を探す交換条件としてタイムマシンを使いたいってお願いしたことも wav/FEI_0342.wav|あとは時間を川の流れに例えるのはおかしいって、凶真とダルニャンを論破したこととか wav/FEI_0343.wav|ラボメンになるために『血の盟約』を結んだこととか wav/FEI_0344.wav|………… wav/FEI_0345.wav|思い出したけど、これは……取り消さなきゃいけないって、凶真言ったかニャ? wav/FEI_0346.wav|ダメニャ! wav/FEI_0347.wav|元に戻すなんて、できないニャ…… wav/FEI_0348.wav|え……マユシィの……? wav/FEI_0349.wav|フェイリスがDメールで叶えた願いは── wav/FEI_0350.wav|フェイリスが叶えたのは── wav/FEI_0351.wav|……10年前に死んだパパを、生き返らせることニャ wav/FEI_0352.wav|もっと簡単に言うと……パパが死んだ過去を、死なないように変えたのニャン wav/FEI_0353.wav|!? wav/FEI_0354.wav|けほけほっ、けほっけほっけほっ wav/FEI_0355.wav|あ、あーっ! &rs4℃&rtシド&reがあそこで車に轢かれてるニャー! wav/FEI_0356.wav|あ、ああ……ああああ…… wav/FEI_0357.wav|凶真! wav/FEI_0358.wav|凶真ー! wav/FEI_0359.wav|やめてニャー! 凶真をそれ以上傷つけないでーっ! wav/FEI_0360.wav|やめて! 誰か、助けてーッ! wav/FEI_0361.wav|パ、パパ……! wav/FEI_0362.wav|凶真、頑張ってニャ! wav/FEI_0363.wav|パパったら……。大事なお仕事があるんだから、無理しなくていいって言ったのにニャン wav/FEI_0364.wav|フェイリスが叶えたのは── wav/FEI_0365.wav|……10年前に死んだパパを、生き返らせることニャ wav/FEI_0366.wav|パパ……ありがとニャ wav/FEI_0367.wav|パパ、その話はやめるニャ…… wav/FEI_0368.wav|凶真? wav/FEI_0369.wav|入って、いい? wav/FEI_0370.wav|……その。さっきはありがとう wav/FEI_0371.wav|ヴァイラル一味に追いかけられたとき、私、すごく怖かった wav/FEI_0372.wav|初めてだったよ。大勢の人たちから、あんな黒い感情をぶつけられたこと wav/FEI_0373.wav|もう。真面目に話してるのに wav/FEI_0374.wav|傷、痛む? wav/FEI_0375.wav|凶真……ううん、岡部さんがいなかったら、どうなっていたか。想像するだけでゾッとする wav/FEI_0376.wav|とにかく、凶真には感謝してもしきれない。ホントにありがとう…… wav/FEI_0377.wav|凶真はね……私の王子様だよ wav/FEI_0378.wav|留未穂って呼んでほしいな wav/FEI_0379.wav|ねえ……もう、終わりにしようと思うの wav/FEI_0380.wav|凶真は、どうせ過去に戻ればまたやり直せるのに、私を命がけで助けてくれた wav/FEI_0381.wav|だから、凶真の望むことを、私も叶えてあげたいって思う wav/FEI_0382.wav|あれは、私の8歳の誕生日のとき wav/FEI_0383.wav|私はパパに、その日だけはお仕事をお休みして、一緒に遊びに行こうってお願いしてたんだ wav/FEI_0384.wav|当時はまだパパの会社は大きくなくて、パパは毎日、朝から晩までずっと働き続けてたから、私はちっともパパに会えなかったの wav/FEI_0385.wav|パパと過ごせる1日が、私が一番ほしかったプレゼントだった wav/FEI_0386.wav|パパは約束してくれたよ。その日はなにがあってもきっと一緒に過ごそうって wav/FEI_0387.wav|でも── wav/FEI_0388.wav|でもやっぱり、急な仕事の予定が入って、前日になって約束は破られちゃったの wav/FEI_0389.wav|『ひょっとして、パパは私のこと愛してくれてないんじゃないか?』って、すごく不安になっちゃって wav/FEI_0390.wav|だからね、私、誕生日当日に、家出したの。パパに心配してもらいたくて wav/FEI_0391.wav|……その日、パパの乗った飛行機が、着陸に失敗したんだ wav/FEI_0392.wav|死者は1人だけで、他の乗客はみんな無事だったんだけどね wav/FEI_0393.wav|その1人が、パパだった…… wav/FEI_0394.wav|信じられなかった。こんなにも世界は私に冷たい運命を押しつけるのかって wav/FEI_0395.wav|『パパなんかもう知らない! 死んじゃえばいいんだ!』って wav/FEI_0396.wav|──それが、パパにかけた最後の言葉になっちゃった wav/FEI_0397.wav|……そんな言葉で、私とパパの関係は永遠に閉ざされちゃったんだ wav/FEI_0398.wav|大好きだったのに……どうして、最後にあんなこと言っちゃったのかなって、ずっと……心の中に、パパへの罪悪感があって…… wav/FEI_0399.wav|ずっと、思ってた。タイムマシンがあればいいのにって wav/FEI_0400.wav|だからね、凶真がタイムマシンの話をしているときに、これは神様か仏様か運命様が、私に与えてくれたチャンスなんだって思ったの wav/FEI_0401.wav|ううん。最後まで言わせて wav/FEI_0402.wav|私は、もう満足したから。さっき、パパが助けに来てくれて……私のこと、とっても大切に思ってくれてるって、分かったから wav/FEI_0403.wav|この、ちょっとだけのご褒美は、もうじゅうぶん楽しんだから wav/FEI_0404.wav|だから、変えた過去は、元に戻さなきゃ wav/FEI_0405.wav|凶真、マユシィはね、私にとっても友達なんだよ? そのマユシィに危機が迫ってるなら、私も凶真と同じようにする。ね? wav/FEI_0406.wav|言ったでしょう? 今のこの現実は、現実じゃなくて、ご褒美なの wav/FEI_0407.wav|それとも、夢って言うべきかな。元々、パパはこの時代にはいなかった。元に戻すだけ wav/FEI_0408.wav|夢を見させてくれて、ありがとう。凶真 wav/FEI_0409.wav|………… wav/FEI_0410.wav|うう、ホントは……ちっともよくないよ…… wav/FEI_0411.wav|私、世界が変わる前のこと、思い出したけど、でも── wav/FEI_0412.wav|世界が変わった後のことも、全部、覚えてるんだよ? wav/FEI_0413.wav|私の記憶、今すごくパニック中なの wav/FEI_0414.wav|変わる前と変わる後とがごちゃ混ぜになって、どっちがホントなのか、分からなくなっちゃいそうで wav/FEI_0415.wav|でも、これ以上ワガママ言ったら、凶真が悲しむでしょ……? wav/FEI_0416.wav|凶真が悲しむ顔は、見たくないから。だって、私の王子様だもん…… wav/FEI_0417.wav|いいの。もう、いいの…… wav/FEI_0418.wav|私は、もう逃げたくないから wav/FEI_0419.wav|ねえ、ちょっとだけ、泣いていいかな? 過去を元に戻す前に、パパのために、泣いても……いいかな? wav/FEI_0420.wav|凶真…… wav/FEI_0421.wav|今からパパに、最後のごあいさつをしてくるニャン wav/FEI_0422.wav|しばらく、パパと2人きりにさせてもらうニャ wav/FEI_0423.wav|………… wav/FEI_0424.wav|凶真、そんな顔しちゃダメだニャー。凶真はなんにも悪いことしてないニャン wav/FEI_0425.wav|ニャンニャ~ン♪ もう、その話はおしまいニャン! wav/FEI_0426.wav|ちなみに、世界が元に戻ったら、フェイリスの今の記憶も全部なくなっちゃうのかニャ? wav/FEI_0427.wav|だから、あんなに必死にフェイリスを助けてくれたのかニャ? wav/FEI_0428.wav|フェイリスは…… wav/FEI_0429.wav|凶真との時間を、忘れたくないニャ wav/FEI_0430.wav|それじゃ、バイバイ……パパ wav/FEI_0431.wav|凶真……? wav/FEI_0432.wav|凶真…… wav/FEI_0433.wav|ごめんニャ wav/FEI_0434.wav|フェイリスが、迷わせちゃったニャ…… wav/FEI_0435.wav|それで、凶真には他になにか方法があるのかニャ? wav/FEI_0436.wav|じゃあ、フェイリスが最初に送った狂言の脅迫メールは、取り消さないままなのかニャ? wav/FEI_0437.wav|でもでも、その時期のパパは会社が傾きかけてて、お金はなかったニャ wav/FEI_0438.wav|フェイリスが誘拐されたと知ったら、パパはなにを言われてもIBN5100を売っちゃう気がするのニャン wav/FEI_0439.wav|そんなのは、結局大した額にはならないのニャン。IBN5100だけは、当時たまたま法外な値段で買ってくれる相手がいたっていうだけなのニャン wav/FEI_0440.wav|凶真が、そう決めたなら……フェイリスは、それでいいニャン wav/FEI_0441.wav|パパのこと、助けようとしてくれてるんだって、分かってるニャン wav/FEI_0442.wav|だから、感謝したいぐらいニャン wav/FEI_0443.wav|凶真のこと、本気で好きになっちゃいそうニャ wav/FEI_0444.wav|からかってなんて、ないニャン wav/FEI_0445.wav|凶真は、フェイリスみたいな女は、嫌いかニャ……? wav/FEI_0446.wav|……そういう風にはぐらかす凶真は、嫌いニャ wav/FEI_0447.wav|フェイリスの質問には答えてくれないんだニャ……しょぼーん wav/FEI_0448.wav|……凶真についていくニャン。そのDメール、送ってみようニャ wav/FEI_0449.wav|世界線が変わっても、凶真のこと、覚えていられるといいニャ…… wav/FEI_0450.wav|凶真、手を握ってほしいニャ wav/FEI_0451.wav|送信……ニャン wav/FEI_0453.wav|フニャア? 教えた記憶はないけどニャ〜 wav/FEI_0454.wav|でもマユシィって名乗ってる時点で、なんとなく想像はつくニャ wav/FEI_0455.wav|凶真凶真 wav/FEI_0456.wav|来てくれてありがとニャ。でもお客さんの前だから、カレシっぽい行動は慎んでほしいニャン wav/FEI_0457.wav|バカ! 言っちゃダメニャ〜! バイト終わったら思い切り甘えてあげるから、それまで辛抱するのニャ wav/FEI_0458.wav|ニャニャ? ふーん、そういうことかニャ。最初からちゃんと心得てたっていうことかニャ。さすが凶真。話が早いニャン wav/FEI_0459.wav|にゃはは。なに言ってるニャ、マユシィ。そんなことしてないニャ wav/FEI_0460.wav|ラブホ!? wav/FEI_0461.wav|凶真ぁ。いったいどういうことニャ? もしかしてマユシィとラブホに行く約束でもしてるのかニャ? wav/FEI_0462.wav|未成年にそんないかがわしいことしようなんて、凶真ってずいぶん変態だったのニャ wav/FEI_0463.wav|ラボ? ラボってなんニャ? wav/FEI_0464.wav|そもそも、さっきからなんでそんなにマユシィばっかに話しかけてるのニャ? カノジョがいる目の前で、ナンパしてるのかニャ? wav/FEI_0465.wav|そういうことするご主人様には、お帰り願ってるニャ。どうするニャ? wav/FEI_0466.wav|パパ……? wav/FEI_0467.wav|パパは今日もお仕事に行ったニャ。それがどうしたんだニャン? wav/FEI_0468.wav|失礼だニャ。パパを勝手に殺さないでほしいニャ wav/FEI_0469.wav|今日の凶真は、なんだか変ニャン……。どうしたのかニャ? wav/FEI_0470.wav|え…… wav/FEI_0471.wav|も、もしかして凶真、フェイリスとのことは遊びだったのかニャ……? wav/FEI_0472.wav|うう、ひどいニャ……。純情な17歳の乙女をたぶらかすなんて! wav/FEI_0473.wav|凶真? なに厨二病なオーラを出してるニャ! 今は2人の大事な話をしてるのニャン! wav/FEI_0474.wav|さすが世界を股にかけるマッドサイエンティストニャ。“機関”に狙われて、頭に大ケガを負ってついに記憶を失ってしまったわけニャ? wav/FEI_0475.wav|実は凶真は盗まれた核兵器の居場所を知ってるから、“機関”はその記憶を取り戻させようと必死なわけニャ wav/FEI_0476.wav|……凶真? wav/FEI_0477.wav|………… wav/FEI_0478.wav|そんな、凶真…… wav/FEI_0479.wav|ホントに……? wav/FEI_0480.wav|だから、今日の凶真は変だったのニャ…… wav/FEI_0481.wav|大変ニャ! いつから? なにが原因で? wav/FEI_0482.wav|ふざけてる場合じゃないニャ! 今はシリアスなシーンなのニャ! 心配してるんだから真面目に答えるのニャン! wav/FEI_0483.wav|そ、そうニャけど…… wav/FEI_0484.wav|うう、ホントに覚えてないのかニャ? wav/FEI_0485.wav|フェイリスと凶真は、雷ネットの大会で知り合ったニャ。アキバの小さなショップでやっていた大会だったけど、死闘を繰り広げて、心を通じ合わせたのニャ wav/FEI_0486.wav|そこで意気投合して、フェイリスと凶真はコンビを組むことになったのニャ wav/FEI_0487.wav|フェイリスたちの息はぴったりで、グラチャンでもほとんど負けずに決勝まで勝ち進んだのニャン wav/FEI_0488.wav|それで……一緒に戦っていくうちに、フェイリスは……凶真のことを、もっと知りたいって思って……。いつも、目で追うようになってて…… wav/FEI_0489.wav|そうニャ、フェイリスは凶真のこと、好きになってたのニャ…… wav/FEI_0490.wav|このままずっと、雷ネットだけじゃなくてプライベートでも、パートナーとして一緒にいてほしいって思うようになってたのニャン…… wav/FEI_0491.wav|だから、この前の準決勝に勝った後、思い切って、告白したのニャ wav/FEI_0492.wav|そしたら凶真も、好きだって言ってくれて……フェイリスたちは甘いキスを交わして、晴れて恋人になったのニャ wav/FEI_0493.wav|ちなみにフェイリスと凶真は同棲中ニャ wav/FEI_0494.wav|と言っても、雷ネットのパートナーとして夏休み中は合宿みたいな感じで、凶真をフェイリスの家に泊めてあげてるだけなのニャ wav/FEI_0495.wav|だからその、エッチなこととかは、してないのニャ…… wav/FEI_0496.wav|って、なに言わせるのニャー! wav/FEI_0497.wav|凶真、今の話で、なにか思い出したかニャ? wav/FEI_0498.wav|ニャ? なにかニャ? 凶真が記憶を取り戻すためなら、なんでも聞くニャ wav/FEI_0499.wav|マユシィ? そう言えばさっきもお店でやたらと声をかけてたニャ…… wav/FEI_0500.wav|え……!? wav/FEI_0501.wav|死ぬって、どういう……。今度こそ、冗談ニャ? wav/FEI_0502.wav|………… wav/FEI_0503.wav|なにがなんだか、さっぱりなのニャ…… wav/FEI_0504.wav|でも wav/FEI_0505.wav|フェイリスは、凶真のこと、好きだから。大好きだから wav/FEI_0506.wav|信じるニャ。凶真のこと wav/FEI_0507.wav|ただいまニャーン♪ wav/FEI_0508.wav|あー、楽しかったー wav/FEI_0509.wav|マユシィは死んだりしなかったニャン。2時間ぐらい2人でアニソン歌いまくって、わざわざ池袋までフェイリスは送っていったのニャ wav/FEI_0510.wav|まるでマユシィをエスコートする紳士みたいだったニャ。そんなフェイリスに、マユシィは感激しまくりで百合フラグ立ちそうな勢いだったニャン。ニャハハ wav/FEI_0511.wav|凶真? 寝ちゃうのかニャ? wav/FEI_0512.wav|さて、次のターン。どうするかニャ? wav/FEI_0513.wav|どうするかは凶真次第ニャン wav/FEI_0514.wav|そう来たのかニャ。でもフェイリスは二重三重の策を打ってあるニャン wav/FEI_0515.wav|これで凶真側のサーバーは丸裸ニャ。ターミナルカードを使ってじわじわ攻め落としていくニャン wav/FEI_0516.wav|………… wav/FEI_0517.wav|凶真……雷ネットの戦い方、ホントに、忘れちゃったんだニャ…… wav/FEI_0518.wav|今まで、凶真が記憶喪失だニャんて、あんまり実感が湧かなかったんだけど…… wav/FEI_0519.wav|ここまで、ヘタッピになってるニャんて…… wav/FEI_0520.wav|凶真は、フェイリスのこともほとんど忘れちゃったのかニャ? wav/FEI_0521.wav|フニャア…… wav/FEI_0522.wav|じゃあ、今の凶真は、フェイリスのことなんてちっとも好きでいてくれてないわけニャ…… wav/FEI_0523.wav|こ、こうなったら! wav/FEI_0524.wav|か、身体で思い出させてあげるニャン……! wav/FEI_0525.wav|そ、それもありニャ……。初めてだから優しくしてほしいニャン wav/FEI_0526.wav|凶真ぁぁ、ニャゥ〜〜〜ン wav/FEI_0527.wav|パパもママもお仕事で海外に行っちゃったニャ。黒木ももう帰っちゃったニャ wav/FEI_0528.wav|つまりこの広い家に、今はフェイリスと凶真の2人きりなのニャ〜 wav/FEI_0529.wav|どうするニャ? 記憶がなくても、据え膳食わぬは男の恥ニャ wav/FEI_0530.wav|きょうまぁ、ねーねーきょうまきょうまきょうまー! wav/FEI_0531.wav|ぐすっ…… wav/FEI_0532.wav|想い出が消えるのって、とっても、切ないのニャ…… wav/FEI_0533.wav|自分の知ってる人が、知ってる人じゃなくなっちゃって…… wav/FEI_0534.wav|自分だけが、想い出が消える前のことを引きずってて…… wav/FEI_0535.wav|その想い出を、押し付けることもできなくて…… wav/FEI_0536.wav|こんな中途半端に覚えてるなら、いっそ、きれいさっぱりフェイリスの想い出も消してもらいたいぐらいニャ…… wav/FEI_0537.wav|選んだ……? wav/FEI_0538.wav|凶真…… wav/FEI_0539.wav|凶真……フェイリスのネコ耳……外してほしいニャ wav/FEI_0540.wav|ね……留未穂って呼んで wav/FEI_0541.wav|キス、してくれる? wav/FEI_0542.wav|ん…… wav/FEI_0543.wav|あなたはね、私の王子様なんだよ? wav/FEI_0544.wav|これからも、私はあなたを好きでいていいんだよね? wav/FEI_0545.wav|よかった wav/FEI_0546.wav|凶真、ホントに大丈夫なのかニャ? wav/FEI_0547.wav|凶真、嬉しいニャ wav/FEI_0548.wav|一緒に wav/FEI_0549.wav|凶真〜。フェイリスのケータイ知らないかニャ? wav/FEI_0550.wav|ニャ? wav/FEI_0551.wav|凶真……この中のアレを、見たのかニャ? wav/FEI_0552.wav|もしも見たのなら、忘れてほしいニャ。アレは、この中に封じ込めておかないとダメなのニャ。でないと、ヤツらが目覚めてしまうのニャン…… wav/FEI_0553.wav|って、凶真!? 今のはツッコミどころだニャ! “アレってなんだよ!”って、いつもの凶真なら顔を真っ赤にして反論してくるはずニャ! wav/FEI_0554.wav|今日の凶真はやっぱり変ニャ。いつもなら遠慮なんかせずに、偉そうなことばっかり言ってる──ニャ!? wav/FEI_0555.wav|凶真……? だ、大胆なのニャ……。隣の部屋にいるマユシィに、ばれちゃうよ……? ニャハハ…… wav/FEI_0556.wav|ニャニャ? 凶真、誰かとデートするのかニャ? wav/FEI_0557.wav|お待たせしました♪ アイスコーヒーになりますニャン♪ wav/FEI_0558.wav|デート相手は、マユシィかニャ? wav/FEI_0559.wav|ハニャ? 違うのかニャ? じゃあ…… wav/FEI_0560.wav|この子なのニャン? wav/FEI_0561.wav|じゃあ、別の子なのニャ? 凶真ってばいろんな子に手を出しすぎだニャ wav/FEI_0562.wav|……思い出したニャ! wav/FEI_0563.wav|フェイリスが叶えたのは── wav/FEI_0564.wav|……10年前に死んだパパを、生き返らせることニャ wav/FEI_0565.wav|お帰りニャさいませ。ご主人様♪ wav/FEI_0566.wav|あっ、凶真! wav/FEI_0567.wav|退院したのかニャ? wav/FEI_0568.wav|さすが鳳凰院の血ニャ……。不死鳥の名を抱くのは伊達じゃないニャ wav/FEI_0569.wav|マユシィは今日はお休みだニャ wav/FEI_0570.wav|そうそう、メイクイーンは2号店を出すことが決まったのニャ。しかも中央通り沿いなのニャン。すごいニャ? すごいニャ? wav/FEI_0571.wav|凶真、これはやらなければいけない使命なのニャ wav/FEI_0572.wav|萌えの力を今こそこの聖地に集結させることで、ヤツらの来るべき大攻勢に備えてるのニャ wav/FEI_0573.wav|そうニャ。凶真がいない隙を突かれたニャ wav/FEI_0574.wav|ヤツらの“孵化”が先か、この街の“&rs萌え精神武装&rtメイド・オブ・エンブリオ&re”が先か……一刻を争うのニャ wav/FEI_0575.wav|フェイリスも雷ネットABの大会に出て、必死で“カルマ”の充電に努めてるけど、さすがに1人じゃキツイニャ wav/FEI_0576.wav|狂気のマッドサイエンティスト、どうかお願いニャ、ヤツらをこの街に近づけさせたら、すべてが&rs穢&rtけが&reれてしまうニャ wav/FEI_0577.wav|ニャ? wav/FEI_0578.wav|これは……! 凶真、いつの間に“これ”を手に入れたのニャ!? wav/FEI_0579.wav|“心の試練”を乗り越えたというのかニャ……。やっぱり凶真は大した男ニャ wav/FEI_0580.wav|ありがとニャ! 未来ガジェット研究所はアキバの希望ニャ wav/FEI_0581.wav|今度、遊びに行ってもいいかニャ? wav/SDO_0000.wav|あぁ? wav/SDO_0001.wav|“雷ネットチャンピオンのフェイリスさん”? wav/SDO_0002.wav|フッ、聞いたかよお前ら wav/SDO_0003.wav|テメェ、あの元チャンプの仲間か wav/SDO_0004.wav|いきなり悪かったな……。だがテメェがいけないんだぜ wav/SDO_0005.wav|俺のダーティーなハートが、ざわついちまったのさ……。あのメス猫をいまだにチャンプ呼ばわりするヤツがいることにな wav/SDO_0006.wav|いいか、俺の前で二度とフェイリスなんていうノー&rs眼中&rtがんちゅう&reな女をチャンプと呼ぶな…… wav/SDO_0007.wav|それがイヤだと言うなら、ストリートシーンにおいてこの俺──“黒の絶対零度”こと&rs4℃&rtシド&re様に、身も心も凍らされる覚悟を決めろ wav/SDO_0008.wav|俺は4℃。数字の4に温度の℃で、4℃。アキバに降臨した最強の伊達ワル雷ネッター。誰もこの高みには近づけさせねえ wav/SDO_0009.wav|知ってるか? &rs乾いた氷&rtドライアイス&reは、肌を火傷させるんだぜ── wav/SDO_0010.wav|なにぃ……? wav/SDO_0011.wav|ずいぶん余裕かましてるじゃねえか、チャンピオン wav/SDO_0012.wav|ヘッ。ストリートに舞い降りた雷ネッター界の黒い孔雀、見参 wav/SDO_0013.wav|俺の名は&rs4℃&rtシド&re。数字の4に温度の℃で、4℃。『ヴァイラルアタッカーズ』のリーダーをやってる wav/SDO_0014.wav|マジな話、ガッカリだぜ、チャンピオン wav/SDO_0015.wav|テメェが体制に媚びた格好してるだけでも俺の心はざわつくってのによ。そのくせ決勝前に、ヘボそうな男との穢れた愛に浸ってるとはな wav/SDO_0016.wav|シャム猫を気取ってるテメェの白い毛並みを、俺が今日のデュエルで、漆黒に染めてやるよ。そうしろとささやくんだ、ガイアがな wav/SDO_0017.wav|黒猫はディザスターの象徴。俺の黒い輝きはお前という影を消し去り、雷ネットのニュージェネレーションを迎える。俺という生きるロックマインドに、女どもはもう虜だぜ wav/SDO_0018.wav|おい待て! この、雷ネットの真理に最も近い男を無視しているんじゃねえ wav/SDO_0019.wav|んだと……! 俺を雷ネット界の黒い貴公子と知って言ってんのか!? wav/SDO_0020.wav|黒い孔雀であり黒い貴公子なんだよ。黒は、雷ネットの象徴だからな wav/SDO_0021.wav|バカにしやがって。決勝のデュエル前に、ここでそのメス猫を黒く染めてやるよ wav/SDO_0022.wav|俺に触れたらどうなるか、知ってるか? &rs乾いた氷&rtドライアイス&reは、肌も火傷── wav/SDO_0023.wav|なっ──!? wav/SDO_0024.wav|フフフフ、笑われてるぜ、メス猫の穢れた&rs愛人&rtラ・マン&re wav/SDO_0025.wav|なっ、今、この俺のマインドに&rs震撼&rtしんかん&reが走ったぜ……。テメェ、俺のアンタッチャブルな黒点をなぜ知っている……!? 誰にも喋ったことはねえのに…… wav/SDO_0026.wav|“よんどしー”じゃねえ、“シド”だ! wav/SDO_0027.wav|許さねえ……。テメェら、絶対に許さねえ。伊達ワルの名にかけて、テメェらを俺の庭である黒い&rsHELL&rtヘル&reに召喚してやるからな……! wav/SDO_0028.wav|フッ、どうやらチャンプのメス猫は、この俺、黒き孔雀のヘビーロックな翼に怯えちまってるらしい。焦りが見えるぜ wav/SDO_0029.wav|臆病なメス猫がブルブル震えているのが、俺の堕天使の瞳にはっきりと映っているぜ wav/SDO_0030.wav|作戦を変えてきたように見えるが、これはフェイクだ。間違いないとささやくのさ、俺の伊達ワルハートがな wav/SDO_0031.wav|メス猫のことは研究し尽くしているぜ。最初から攻め込むようなことはしねえ。考えている以上に慎重だ wav/SDO_0032.wav|それが分かってる俺のマインドには、なんら衝撃はねぇ wav/SDO_0033.wav|今、こうして孤独に攻め込んできているテメェのカードは、間違いなくウィルスカード。俺に取られたら逆にラッキーと考えている。だろ? wav/SDO_0034.wav|この黒の貴公子に感じたレッドアラームは、野生の本能を呼び覚ます。だから急いで作戦を変更し、俺たちの黒を誘惑か wav/SDO_0035.wav|だが遅かったな、そんなエレガントさのカケラもねぇ小細工じゃ、俺たちの黒は染まらねぇ wav/SDO_0036.wav|なぜならヴァイラルアタッカーズは、黒の正義。雷ネットに下克上を起こす男たち。この浮わついた&rs会場&rtサンクチュアリ&reへの逆襲 wav/SDO_0037.wav|おいおいおい wav/SDO_0038.wav|ファッキンキャットは、どうやら俺の伊達ワルカリスマオーラにビビって、クールなハートを忘れてるみてぇだな wav/SDO_0039.wav|まさか、チャンピオンが素人みてぇな手に出るとはな wav/SDO_0040.wav|あえてここでこの伊達ワルストーリーテラー、4℃が、漆黒の宣言をさせてもらうぜ wav/SDO_0041.wav|メス猫、テメェは数分後には、元チャンピオンへと堕落する wav/SDO_0042.wav|フッ、ハハハハッ wav/SDO_0043.wav|弱すぎるぜメス猫。そんな体制に媚びた格好をしているから悪いんだぜ。そういう反吐が出そうな格好は、テメェの家の鏡の前限定でやってな wav/SDO_0044.wav|テメェのファンはみんな、テメェとヤりたいだけのきもいオタク野郎ばかりだ。そんな連中から応援してもらって嬉しいのか? wav/SDO_0045.wav|チャンピオン、テメェは目が命らしいな wav/SDO_0046.wav|なんでも、相手の心理を読み取れるっていう、伊達ワル的にも卑怯としか思えねえ反則的な力があるらしいじゃねぇか wav/SDO_0047.wav|つまり、てめぇは人間じゃねぇのさ。醜い天使。テメェと話したヤツは、心をのぞかれちまうからな wav/SDO_0048.wav|みんな気を付けろ、近付くんじゃねえ! でないとこのメス猫に、どんな秘密も握られちまうぞ! wav/SDO_0049.wav|そうしたら後は、その秘密によって延々と脅されるんだ。金をよこせ? それとも雷ネットの勝負で負けろ? テメェの要求はなんだ!? wav/SDO_0050.wav|あ? 今、なんて言った? wav/SDO_0051.wav|俺の琴線にインパクトをもたらすこともねぇ、つまんねえ手だぜ。それが大逆転の秘策だったのか? wav/SDO_0052.wav|だが、俺は黒の孔雀。あらゆる女を虜にする、雷ネッター界の伊達ワルニュージェネレーション wav/SDO_0053.wav|俺のクールなブラックブレインは、それぐらいお見通しなのさ wav/SDO_0054.wav|というよりも、完全にテメェのミスだ、チャンピオン wav/SDO_0055.wav|ヘッ、俺のウィルスカード累計はまだ2枚。もう1枚ウィルスカードを取ったとしても、この漆黒の翼がもがれることはねぇ wav/SDO_0056.wav|だがテメェは、あと1枚リンクカードを取られたらジ・エンド・オブ・グランドクロスだ wav/SDO_0057.wav|そして、テメェの陣地で盾となって守りを固めているそのカード── wav/SDO_0058.wav|そいつは序盤、『&rs光速回線&rtラインブースト&re』を装備させて、俺に取られるのを覚悟で突撃してきたカード wav/SDO_0059.wav|最初に言ったが、臆病な子猫ちゃんが序盤に孤独なリンクカードをさまよわせるなんて有り得ねえ wav/SDO_0060.wav|つまりチャンピオン、伊達ワル的に考えれば、テメェが持ってるリンクカードは、今交換したカードの方ってことになるのさ! ヘッ! wav/SDO_0061.wav|確かめるまでもなく、すでにこの黒の孔雀のセクシャルな瞳には、俺のエレガントな勝利と、テメェのクレイジーなカードの中身が見えている wav/SDO_0062.wav|交換したうち、1枚がウィルスで、1枚がリンク wav/SDO_0063.wav|それなら、両方取ったって勝つのは俺たち黒の貴公子なんだよ wav/SDO_0064.wav|カードオープン! wav/SDO_0065.wav|ジ・エンド。世界はこの雷ネット世紀末に黒く染まる wav/SDO_0066.wav|黒の黙示録は現実になった。メス猫チャンプは今、元チャンプへと堕天し、俺たちヴァイラルアタッカーズの最高に壮絶で最高にセクシーな、ニュージェネレーションシーンが開幕を── wav/SDO_0067.wav|あ……? wav/SDO_0068.wav|な、なにドリーミーなこと言ってんだ。すでに勝負は決したっ。無駄なあがきだっ wav/SDO_0069.wav|……まさか wav/SDO_0070.wav|そ、そんなはずはねぇ! 伊達ワル的に有り得ねぇ! そんなバカなことをするはずがねぇんだよ! wav/SDO_0071.wav|『チェンジディレクトリ』で、ウィルスカードとウィルスカードをあえて交換するように見せかけるなんて無駄なことは、あの不利な状況でできるはずが── wav/SDO_0072.wav|ウ、ウ、ウィルスカードッ!? wav/SDO_0073.wav|よお wav/SDO_0074.wav|チャンピオンに言いたいことがある。ガイアが俺に、物言いをつけろとささやくのさ wav/SDO_0075.wav|この、メス猫がよぉ。さっきの、相手の心を読めるって力……。いったいどんなイカサマを使ってやがるんだ! wav/SDO_0076.wav|なっ、んだとテメェ。この黒の貴公子である俺は、伊達ワル界の神に誓ってイカサマなんかしねぇ! ……それ以外の方法は、どうか分かんねぇけどな wav/SDO_0077.wav|いいか、穢れた白きシャム猫。俺は負けを認めねぇ。最後の『チェンジディレクトリ』だってイカサマだっ wav/SDO_0078.wav|ヘッ、知らねえと思うから教えてやるぜ、“この俺が黒と言えば黒”。それが雷ネットの真理なのさ wav/SDO_0079.wav|ところでテメェの父親は、秋葉原界隈じゃ知らねえ者はいないほどの男なんだってな wav/SDO_0080.wav|で、『雷ネットABグラチャン』はそのコネを使って、スタッフ全員がフェイリスを勝たせるように動いている。雷ネッターの間じゃそういう噂もあるんだぜ? wav/SDO_0081.wav|大した悪党だな。テメェはちっとも伊達ワルじゃねえ。白きシャム猫でもねえ wav/SDO_0082.wav|泥水の中を這い回る、肥え太ったブタさ wav/SDO_0083.wav|というわけでよ、チャンピオン。いや、ニセチャンピオンのフェイリス wav/SDO_0084.wav|ここで土下座してくれよ。この黒き明星である俺、4℃の前で、額を地面にこすりつけて許しを請いな wav/SDO_0085.wav|そして王座を返還しやがれ。そこまでしたら、ヤラセ行為については明星に誓って許してやるよ wav/SDO_0086.wav|待ちやがれ! wav/SDO_0087.wav|よお、もう逃げられないぜ wav/SDO_0088.wav|1つ教えてやる。テメェらは、俺のヤバすぎる黒のオーラの前から逃れられねえ wav/SDO_0089.wav|俺はいつだって体制に逆らってきた。今回も俺の伊達ワルストーリーは完全勝利で終わるのさ wav/SDO_0090.wav|シーンの最前線に立つのは、常に1人。その1人とは、黒い羽根を羽ばたかせた孔雀 wav/SDO_0091.wav|クレイジーな舞で、テメェをエレガントに沈めてやるぜ。漆黒に選ばれるのは、この俺だ wav/SDO_0092.wav|って、こいつ、いったいなんなんだ……? wav/SDO_0093.wav|フッ、言ったろ、俺に触れるなってな。冷たすぎる氷は、火傷を── wav/SDO_0094.wav|このっ! wav/SDO_0095.wav|うるせえ、指図するなよ。俺に指図できるのは、ガイアのささやきだけだぜ── wav/SDO_0096.wav|く、くそっ! 待て! wav/VFA_0000.wav|マジかよ。あまりにもうまくいきすぎだとは薄々思っていたけど、つまりヤラセ、出来レースだったってことかよ wav/VFA_0001.wav|あっ、いやがったぞ! wav/VFA_0002.wav|本当にこんなところにフェイリスが隠れてるのか? wav/VFA_0003.wav|どこだ! wav/VFA_0004.wav|おい、出てこい! wav/VFA_0005.wav|ぐわっ、なんだこれ!? wav/VFA_0006.wav|おい、見つけたぞオラ! wav/VFA_0007.wav|な、なに!? 4℃さんが!? wav/VFB_0000.wav|最低だよなぁ、あの猫女! wav/VFB_0001.wav|メーリングリストで情報流せ! wav/VFB_0002.wav|それらしい2人組が入ってくのが見えたんだよ wav/VFB_0003.wav|やっぱここにいたな、フェイリス wav/VFB_0004.wav|隠れても無駄だぞオラ! wav/VFB_0005.wav|なんも見えねえ……! げほげほっ wav/VFB_0006.wav|ヘッヘッへ! 逃がさねえぞ! wav/VFC_0000.wav|な、なんだてめぇは!? wav/VFC_0001.wav|この……! wav/VFC_0002.wav|……!? wav/VFC_0003.wav|フェイリスってそーゆー人間だったんだなぁ。汚い実に汚い! wav/VFC_0004.wav|そうはいかねえぞ! wav/VFC_0005.wav|4℃、騙されんな! そいつは典型的な厨二病なだけだ! wav/VFD_0000.wav|そうだそうだ! 優勝を辞退しろ! wav/VFD_0001.wav|取り囲んじまえ! wav/VFD_0002.wav|構わねえから畳んじまおうぜ! wav/VFE_0000.wav|てか二度と雷ネット・アクセスバトラーズに関わるな! wav/VFF_0000.wav|雷ネッターを引退しろブス! wav/FPP_0000.wav|失礼。留未穂、少しいいかね? wav/FPP_0001.wav|乗りなさい! wav/FPP_0002.wav|君にはお礼を言わねばならないね、岡部くん。娘を守ってくれてありがとう wav/FPP_0003.wav|とんでもない。きみは娘の命の恩人だよ wav/FPP_0004.wav|私は、留未穂との約束はなにがあっても守るよ wav/FPP_0005.wav|昔、そう決めたんだからね wav/FPP_0006.wav|ほう、IBN5100か wav/FPP_0007.wav|君のような若者が、IBN5100を知っているとは珍しいね wav/FPP_0008.wav|確かに私も持っていたよ。今は、手放してしまったが wav/FPP_0009.wav|ああ。やむにやまれぬ事情でね wav/FPP_0010.wav|奉納……? いや、違うよ wav/FPP_0011.wav|私にIBN5100を託してくれた橋田さんには、申し訳ないことをしてしまったと思っている…… wav/FPP_0012.wav|昔の話になるがね、まだ私の会社が今ほど大きくない頃の話だ wav/FPP_0013.wav|留未穂が誘拐されたんだ。犯人はとんでもない額の身代金を要求してきてね wav/FPP_0014.wav|あるいは、会社を抵当に入れればなんとかなったかもしれない wav/FPP_0015.wav|そんなとき、渡りに船とばかりに、IBN5100を高額で買い取りたいという人物が現れてね wav/FPP_0016.wav|それを売り渡すことで、留未穂を助けるための身代金を用意することができたんだよ wav/FPP_0017.wav|ええと、フランスの実業家だね。今でも連絡は取れると思う。なんだったら、教えようか? wav/FPP_0018.wav|おや、岡部くん wav/FPP_0019.wav|留未穂はバイトかな? wav/FPP_0020.wav|そうか。高校生なのにこんな時間まで遊び歩いているとは、いかんな wav/FPP_0021.wav|岡部くんからも、注意しておいてくれないか wav/FPP_0022.wav|いつも娘が世話を焼かせて済まないね。これからも娘のことをよろしく頼むよ wav/FPP_0023.wav|私はね、君のことを買っているんだ wav/FPP_0024.wav|悪いんだが、私と家内はこれから、仕事で海外に飛ばなくてはいけなくてね wav/FPP_0025.wav|執事の黒木は残っているから、なにかあったら彼に wav/FPP_0026.wav|では、行ってくるよ wav/STA_0000.wav|そんな名前のバイトは、うちにはいないなあ wav/STA_0001.wav|いや、待った。確か2日だけ来て、音信不通になったバイトの女がいたな。そいつが桐生って名前だったような…… wav/STA_0002.wav|まだ履歴書残ってたかなあ wav/POL_0000.wav|そこの君たち! wav/POL_0001.wav|ここでなにをやっているんだ。ここらは今、立ち入り禁止だ。すぐに出て行きなさい wav/POL_0002.wav|警官Aって…… wav/POL_0003.wav|見ていない。いいから早く出ていけ wav/POL_0004.wav|さっきからなにをバカなことばかり言っているんだ wav/POL_0006.wav|君たち wav/POL_0007.wav|このチラシはなんだ? ちょっと署まで来なさい wav/POL_0008.wav|ああ? 違うよ wav/POL_0009.wav|君、関係者? wav/POL_0010.wav|なにも聞いてないの? wav/POL_0011.wav|自殺だよ wav/POL_0012.wav|昨日だ wav/POL_0013.wav|……ご遺体は、近くの千代田第三病院に運ばれてるはずだから。身寄りが誰もいないみたいでね。困ってたんだ。会いに行ってやってくれないかな? wav/STJ_0000.wav|お嬢様。鳳凰院凶真様と、そのお友達の皆様がお越しです wav/STJ_0001.wav|どちら様でしょうか? wav/STJ_0002.wav|残念ながら、お嬢様はただいま、こちらにはいらっしゃいません wav/STJ_0003.wav|それについてはお答えできません。あなた様がお嬢様にとって好ましくない人物であるという可能性もありますので wav/STJ_0004.wav|仰る通りでございますが、やはり私からはお嬢様の居場所はお教えできません。お嬢様に直接ご連絡をお願いいたします wav/STJ_0005.wav|では、お時間をお改めください wav/STJ_0006.wav|どちら様でしょうか? wav/STJ_0007.wav|……少々お待ちくださいませ wav/STJ_0008.wav|どうぞお部屋までお越し下さいませ。お嬢様がお会いになるそうです wav/RNB_0000.wav|ぐえっ! wav/RNB_0001.wav|ぐえっ! wav/MAS_0000.wav|ハイ、なんデスかー? wav/MAS_0001.wav|オー……オモイダシー、オモイダシー? フムン、ソーリー、ちょっとムッカシですネー wav/MAS_0002.wav|バイザウェイ、コレはドコで手に入れたものなんデスカ? wav/MAS_0003.wav|ゴメナサ wav/MAS_0004.wav|ハイ、ミスター・オカベリンタロウ? wav/MAS_0005.wav|SERN? とは、なんデース? wav/MAS_0006.wav|オタク、ワンモアアフタヌーン、ウチのファクトリーにといアワセにきて、テレフォンナンバー教えていったデスヨ? wav/MAS_0007.wav|オゥ、ドイタシマシテ wav/MAS_0008.wav|ワタシ、ジシュセイサクしてマス。イェスタディナイト、ゲストがカムヒアのオモイダシー! wav/MAS_0009.wav|そのゲストがメイクプリーズピンバッジが、ユーがモッテきたやつとセイムだったんノヨ! wav/MAS_0010.wav|オオ! オカーベー! ヘロー wav/MAS_0011.wav|クライアントカムヒアなのはイェスタディなコトヨロシ wav/MAS_0012.wav|ドクデス。ゲストはシミュレーションだけ。プライベートインフォメーションはナッシング wav/MAS_0013.wav|ジャパニーズ、やっとプライベートインフォメーションのジュヨサについてスタディラッシー、カビンシンケンになっとーよネ wav/MAS_0014.wav|イフ、ゲストがネームオアテレフォンナンバーノコッテいったがヨ、ノーリーク。それがビジネス wav/MAS_0015.wav|ウェル……。ソーヤング。オアソーミドル。ジャパニーズは顔ヤングネ。ルックだけじゃノーあんだすたん wav/MAS_0016.wav|トクチョ? wav/MAS_0017.wav|ニアリー、ジュードー? オア、プロレスラー? wav/MAS_0018.wav|YES! wav/MAS_0019.wav|アー、バルーン。バルーンだヨー! wav/MAS_0020.wav|グッド! wav/ANA_0000.wav|ご覧下さい、秋葉原駅前のビルに、謎の巨大物体が墜落しています! wav/ANA_0001.wav|現在、警察による規制が敷かれ、ビルの前まで行くことはできませんが、遠くから見る限りでは墜落した物体は人工衛星のように見えます! wav/ANA_0002.wav|謎の人工衛星墜落から一夜明けた秋葉原です。警察による規制は解除され、駅前にはものすごい数の人が集まっています! wav/ANA_0003.wav|墜落した人工衛星がどこの国のものなのかについては、現在も調査中とのことで、詳しいことが分かるまで撤去ができない状態です wav/ANA_0004.wav|警察の発表によりますと、爆発などの危険は今のところないということですが、秋葉原を訪れた買い物客や地元商店街の関係者からは、不安の声が上がっています wav/ANA_0005.wav|人工衛星墜落から5日が経過した秋葉原ですが、夏休みシーズンに入ったということもあり、放置されたままの人工衛星を一目見ようと、多くの人が詰めかけています wav/ANA_0006.wav|というように、日本全国からわざわざ駆けつける人もいるようです wav/ANA_0007.wav|一方、今日未明、&cTIPSC;NASA&cMESC;、アメリカ航空宇宙局のスポークスマン、マイケル・バーン氏は会見で wav/ANA_0008.wav|警察によりますと、墜落した人工衛星については現在調査中であり、撤去する時期の目処は立っていないとのことです wav/ANA_0009.wav|成田発モスクワ行きのロシアン航空801便が、飛行中に火災事故を起こしたと、ロシア当局から発表がありました wav/ANA_0010.wav|ロシアン航空801便は、日本時間11時5分に成田空港を出発しましたが、モスクワへの到着直前になって、貨物室から火災が発生 wav/ANA_0011.wav|ドモジェドヴォ国際空港に緊急着陸し、速やかに乗客の避難が行われました。この事故での死傷者はありません wav/ANA_0012.wav|事故を起こしたロシアン航空801便には、ロシアへの亡命を表明していた、日本の── wav/ANA_0013.wav|──ドクター中鉢氏こと、&rs牧瀬&rtまきせ&re &rs章一&rtしょういち&reさんが乗っており、先ほど、現地にて報道陣に向けてコメントしました wav/ANA_0014.wav|──などと意味不明なことを話していました wav/ANA_0015.wav|繰り返します。ロシアに亡命したドクター中鉢氏こと牧瀬章一氏が、モスクワのドモジェドヴォ国際空港に到着直後、ロシア当局に拘束された模様です wav/ANA_0016.wav|なお警視庁は、7月28日に秋葉原で起きた傷害事件で牧瀬氏を重要参考人として調査中だったとの話もあり── wav/ANA_0007_2.wav|日本に人工衛星が墜落した事実はないと語り、墜落した物体が人工衛星以外の物体であることを示唆しました wav/NAK_0000.wav|ドクター中鉢だ。どうぞよろしく wav/NAK_0001.wav|それでは、ここに集まってもらった諸君だけに、人類史に残る世紀の大発明、タイムマシンについての理論をお教えしよう wav/NAK_0002.wav|なんだね君は!? wav/NAK_0003.wav|だ、誰か、その男をつまみ出せ wav/NAK_0004.wav|うるさい、黙れっ! 生意気な若造めっ! wav/NAK_0005.wav|だ、誰か、その男をつまみ出せ wav/NAK_0006.wav|………… wav/NAK_0007.wav|………… wav/NAK_0008.wav|それはなんだ? wav/NAK_0009.wav|………… wav/NAK_0010.wav|誰がこんなものを書いてこいと言った? wav/NAK_0011.wav|私は追放されたのではない! wav/NAK_0012.wav|あの連中は、私のレベルの高さに嫉妬するしか能がなかった。そんなヤツらに嫌気がさして、私の方が見切りをつけたのだ! wav/NAK_0013.wav|……悪くない内容だ wav/NAK_0014.wav|学会には出すな。これは私が預かっておく wav/NAK_0015.wav|どういうこと、だと? 分からんのか!? たかが『サイエンス』誌に低レベルな論文が掲載された程度で、いい気になるなということだ! wav/NAK_0016.wav|なんだ? 親に対してその顔はなんだ! wav/NAK_0017.wav|帰れ wav/NAK_0018.wav|さっさとアメリカに帰れ。二度と顔を見せるな wav/NAK_0019.wav|なにが意見が聞きたい、だ! なにが共同署名だ! 本心では、そんなことこれっぽっちも思っていないだろうが! wav/NAK_0020.wav|私を哀れんどるのか!? それとも蔑んどるのか!? 娘の分際で! wav/NAK_0021.wav|私はじゅうぶん落ち着いておる! 指図するなっ! wav/NAK_0022.wav|私が今日、この場にお前を呼んだ理由を教えてやる。勝ち誇りたかったのだよ! お前に私の研究の偉大さを見せびらかすことでな! wav/NAK_0023.wav|お前が絶望するほどの差を知らしめてやろうとしたのだ! wav/NAK_0024.wav|なのにあの妙な若造のせいで、すべて台無しだ! そしてお前がそんな私を見て、鼻で笑っていたのも知っているぞ! どこまで親をバカにすれば気が済む! wav/NAK_0025.wav|この論文に意見がほしいのか? 意見ならここで言ってやる wav/NAK_0026.wav|この論文は私の名前で発表する。以上だ wav/NAK_0027.wav|……なんだと? wav/NAK_0028.wav|誰に対して口をきいておるのだっ! wav/NAK_0029.wav|お前に私の気持ちが分かるか! なぜお前はそんなに優秀なのだ! 私はお前が憎い……! 存在そのものが疎ましいのだよ! wav/NAK_0030.wav|私より優秀な人間などこの世にいてはならんのだ! 分かるか! 屈辱なのだ! 娘が親より優秀でいい道理などない! wav/NAK_0031.wav|だから遠ざけた! お前と親子だと思われるのが耐えられなかった! wav/NAK_0032.wav|お前がいたせいで……お前のせいで……! wav/NAK_0033.wav|……!? wav/NAK_0034.wav|な、なんだお前は!? wav/NAK_0035.wav|お前……さっきの……! wav/NAK_0036.wav|お前のせいで……お前のせいで私の発表会は台無しだ! wav/NAK_0037.wav|よくもぬけぬけと、私の前に顔を出せたな……! どいつもこいつも……私の邪魔ばかりする……! wav/NAK_0038.wav|さてはお前、紅莉栖と示し合わせていたな!? そうだ、そうなんだろう! wav/NAK_0039.wav|許さん……許さんぞ……ガキども……! wav/NAK_0040.wav|私を、バカにするなぁっ! wav/NAK_0041.wav|謝れぇぇっ! wav/NAK_0042.wav|指図をするなぁ! wav/NAK_0043.wav|なにが分かる……なにが分かる……なにが……! wav/NAK_0044.wav|お前さえ、お前さえいなければぁ! wav/NAK_0045.wav|は、ははは、はははは! バカどもには、ふさわしい末路だ、はははは! wav/NAK_0046.wav|無事にこの素晴らしきロシアに亡命することができて、実に喜ばしい限りだ。私を受け入れてくれたロシア政府には深く感謝している wav/NAK_0047.wav|機内が焦げくさかったが、私はまったく冷静だったよ。一部の乗客が騒いでいたが、私が一喝してやるとおとなしくなった wav/NAK_0048.wav|無事着陸させた機長には賛辞を送りたいね。彼は、この私と、私が書いた人類史に残る論文を救ったという意味で、まさに英雄だよ wav/NAK_0049.wav|いかにも。もしこの論文が失われたら、人類科学の発展は100年の遅れを見ることになっただろう wav/NAK_0050.wav|未来の人類のあり方を決定づけるほどに重大な論文なのだよ、これは! wav/NAK_0051.wav|人類史上初の、タイムトラベル実現に関する論文だ、分かるかね!? タイムトラベルだよ! この私、ドクター中鉢がその発明に世界で初めて成功したのだ! wav/NAK_0052.wav|この中だ! この中に私がまとめた人類の夢が詰まっておる! 近いうちに学会で発表する予定だがね、そのとき全人類は驚愕し、やがて私を称えることになるだろう! wav/NAK_0053.wav|元々この封筒は、スーツケースに入れて貨物室に預ける予定だった。実際、そうしていたら論文は貨物室で焼け焦げ、人類の夢はそこで終わってしまっただろうな wav/NAK_0054.wav|しかし! まるで神が私に“世界にドクター中鉢の偉大さを知らしめよ”と言わんばかりに、幸運な運命のイタズラを起こした wav/NAK_0055.wav|その神による&rs業&rtわざ&reがこれだ! これが封筒に入っていたおかげで、荷物を預ける際に金属探知機に引っかかってしまってな wav/NAK_0056.wav|私は封筒だけをスーツケースから出して、機内に持ち込んだのだ! wav/NAK_0057.wav|先ほど、機長は英雄だと言ったが、人類の夢を守った真の英雄は、この小さな人形であるとも言えよう! wav/NAK_0061.wav|………… wav/NAK_0062.wav|それはなんだ? wav/NAK_0063.wav|私は追放されたのではない! wav/NAK_0064.wav|あの連中は、私のレベルの高さに嫉妬するしか能がなかった。そんなヤツらに嫌気がさして、私の方が見切りをつけたのだ! wav/NAK_0065.wav|帰れ wav/NAK_0066.wav|さっさとアメリカに帰れ。二度と顔を見せるな wav/NAK_0067.wav|なにが意見が聞きたい、だ! なにが共同署名だ! 本心では、そんなことこれっぽっちも思っていないだろうが! wav/NAK_0068.wav|私を哀れんどるのか!? それとも蔑んどるのか!? 娘の分際で! wav/NAK_0069.wav|私はじゅうぶん落ち着いておる! 指図するなっ! wav/NAK_0070.wav|私が今日、この場にお前を呼んだ理由を教えてやる。勝ち誇りたかったのだよ! お前に私の研究の偉大さを見せびらかすことでな! wav/NAK_0071.wav|お前が絶望するほどの差を知らしめてやろうとしたのだ! wav/NAK_0072.wav|なのにあの妙な若造のせいで、すべて台無しだ! そしてお前がそんな私を見て鼻で笑っていたのも知っているぞ! どこまで親をバカにすれば気が済む! wav/NAK_0073.wav|この論文に意見がほしいのか? 意見ならここで言ってやる wav/NAK_0074.wav|この論文は私の名前で発表する。以上だ wav/NAK_0075.wav|……なんだと? wav/NAK_0076.wav|誰に対して口をきいておるのだっ! wav/NAK_0077.wav|お前に私の気持ちが分かるか! なぜお前はそんなに優秀なのだ! 私はお前が憎い……! 存在そのものが疎ましいのだよ! wav/NAK_0078.wav|私より優秀な人間などこの世にいてはならんのだ! 分かるか! 屈辱なのだ! 娘が親より優秀でいい道理などない! wav/NAK_0079.wav|だから遠ざけた! お前と親子だと思われるのが耐えられなかった! wav/NAK_0080.wav|お前がいたせいで……お前のせいで……! wav/NAK_0081.wav|お前……さっきの……! wav/NAK_0082.wav|お前のせいで……お前のせいで私の発表会は台無しだ! wav/NAK_0083.wav|よくもぬけぬけと、私の前に顔を出せたな……! どいつもこいつも……私の邪魔ばかりする……! wav/NAK_0084.wav|さてはお前、紅莉栖と示し合わせていたな!? そうだ、そうなんだろう! wav/NAK_0085.wav|許さん……許さんぞ……ガキども……! wav/NAK_0086.wav|小僧……何者だ!? wav/NAK_0087.wav|なに? wav/NAK_0088.wav|ふ、ふざけるなーっ! wav/NAK_0089.wav|死ねぇっ! wav/NAK_0090.wav|は、はひひ、はひひひひひ…… wav/NAK_0091.wav|ざ、ざまあ見ろ……あひひひひ……私を、バカにするからだ── wav/NAK_0092.wav|ひっ……! wav/NAK_0093.wav|ひいい……! wav/NAK_0094.wav|ひいいい! wav/NAK_0095.wav|ひええええ! wav/NAK_0096.wav|ふざけるな! おい、ふざけるなぁっ! 火災だと!? こんなバカなことがあるか! wav/NAK_0097.wav|人類の未来にかかわる重大な論文が、燃えてなくなってしまったのだぞ! 悠長にインタビューなどしている場合か! wav/NAK_0098.wav|ロシアン航空は絶対に許さん! あの機に乗っていた乗員は全員ぶち殺してやる! wav/NAK_0099.wav|金の問題ではない! いいかもう一度言うぞ、人類の歴史を塗り替えるほどの論文が、燃えてしまったのだ! wav/NAK_0100.wav|くそ! なぜ私はスーツケースを貨物室などに預けてしまったのだ! 自分で持っていればこんなことには……! wav/NAK_0101.wav|タイムトラベルだ! 過去から未来までの、あらゆる時空を支配することさえ可能な発明だったのだ! wav/MCA_0000.wav|──本日は、ドクター中鉢によるタイムマシン発明成功記念会見にお集まりいただき、まことにありがとうございます wav/MCA_0001.wav|それでは、早速登場していただきましょう。発明家、ドクター中鉢さんです! 皆さん、盛大な拍手でお迎えください! wav/MCA_0002.wav|う、うわああ……! wav/MCA_0003.wav|警察を呼べ! wav/MCA_0004.wav|──本日は、ドクター中鉢によるタイムマシン発明成功記念会見にお集まりいただき、まことにありがとうございます wav/INA_0000.wav|名古屋から来ました。一目見たくて wav/INB_0000.wav|埼玉から車で。すごいですねー。あれいったいどこの人工衛星なんですかね? wav/INC_0000.wav|イエーイ! 千葉の女子高生でーす♪ wav/JIK_0000.wav|ご来場の皆様、お待たせいたしました! まもなく、雷ネット・アクセスバトラーズ・グランドチャンピオンの座を決める、決勝戦を開始します! wav/JIK_0001.wav|激突するのは、この2組だーっ! wav/JIK_0002.wav|まずは我らが女王、前回大会のディフェンディングチャンピオン! “萌えるメイド・イン・キャット”! wav/JIK_0003.wav|フェイリィィィィス! ニャァァァァンニャァン! wav/JIK_0004.wav|対するは、今年彗星のごとく現れたダークホースならぬ、ダークピーコック! wav/JIK_0005.wav|初参加ながら対戦相手の棄権などのトラブルを経て勝ち上がってきた、“黒の絶対零度”! wav/JIK_0006.wav|ヴァイラァァァァル! アタッカァァァァッズ! wav/JIK_0007.wav|両者、準備はよろしいですね? wav/JIK_0008.wav|それでは、雷ネット・アクセスバトラーズグランドチャンピオンシップ決勝戦── wav/JIK_0009.wav|デュエルアクセス! wav/JIK_0010.wav|ウィルスカードだー! wav/JIK_0011.wav|なんと! リンクカードだと思われていたそのカードは! wav/JIK_0012.wav|大! 逆! 転! だァァァァ!! wav/JIK_0013.wav|WINNER、フェイリィィィス、ニャァァンニャンッ! 見事大会2連覇! コングラッチュレーショォォン! wav/JIK_0014.wav|ご来場の皆様、お待たせいたしました! まもなく、雷ネット・アクセスバトラーズ・グランドチャンピオンの座を決める、決勝戦を開始します! wav/KYJ_0000.wav|牧瀬さん。そろそろ時間ですし、始めましょう wav/KYJ_0001.wav|それは屁理屈ではないかな? wav/KYJ_0002.wav|では過去には行けるのかな? wav/KYJ_0003.wav|では、なにが問題となるのかね? wav/STU_0000.wav|それも屁理屈ですよ! wav/STU_0001.wav|もっと簡単なものはないんですか? 例えば机の引き出しを開けるだけで使えるものとか wav/STU_0002.wav|殺さなければいいんじゃないの? wav/BOY_0000.wav|あー、普通の『うーぱ』だ…… wav/LOA_0000.wav|お、お願いします、写真を1枚撮らせてもらうだけでいいんで wav/LOA_0001.wav|できればかわいらしいポーズ取ってもらえると、め、めちゃ嬉しいんだけど wav/LOA_0002.wav|キター! それ最高! 芽久魅たん、知ってるよね? やってくれないかな? wav/LOA_0003.wav|そうだよ。それとも俺たちがキモイから拒否ってるわけ? wav/LOA_0004.wav|え? wav/LOA_0005.wav|な、なにこいつ? wav/LOA_0006.wav|ちょっ、なんという厨二病ですか wav/LOA_0007.wav|な、なんだとう! かわいい3次元女子をローアングルから狙うのは、みんなやってるだろ wav/LOA_0008.wav|え、マジで? wav/LOA_0009.wav|じゃあ、下もついているんですか? wav/LOA_0010.wav|っていうか、男なのに巫女服着てるとか、マジキチだろ…… wav/LOB_0000.wav|そのコスプレ、すごく萌えるって言うか。ここまで巫女服を着こなしてるレイヤー見たことないし wav/LOB_0001.wav|あ、じゃああれだよあれ、『&cTIPSC;みこみこオーバードライブ&cMESC;』の&rs芽久魅&rtめぐみ&reたん wav/LOB_0002.wav|なんでそんな嫌がるわけ? コスプレしてアキバに来たのって、写真撮られるためなわけでしょ? なのに嫌がるとかおかしくない? wav/LOB_0003.wav|な、なんだよキミ…… wav/LOB_0004.wav|マジキチ wav/LOB_0005.wav|かっこよく女の子を助けて&cTIPSC;セックル&cMESC;に持ち込もうとしてんじゃね? 下心見え見え。これだからDQNは wav/LOB_0006.wav|素人のくせにお高くとまるなって、言いたいね。アキバにコスプレしてきてる時点で、無差別に撮られても、文句言えないでしょ、マジで wav/LOB_0007.wav|そんなのウソだ、こんなかわいい子が男のはずが── wav/LOB_0008.wav|な、なんだよぅ、紛らわしいなぁ! wav/LOB_0009.wav|撮らなくてよかったー。騙された気分だよ wav/RNC_0000.wav|岡部倫太郎だな? wav/RNC_0001.wav|一緒に来てもらおうか wav/RNC_0002.wav|抵抗するなら殺す wav/RNC_0003.wav|冗談だと思わない方がいい wav/RND_0000.wav|声を出すな、岡部倫太郎 wav/RND_0001.wav|ぐっ……! wav/KNA_0000.wav|フェイリスたーん! wav/KNB_0000.wav|フェイリース! 愛してるよー! wav/KNC_0000.wav|萌え萌えーっ!