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主な登場人物
①智也(ともや・高校2年生)
主人公。正義感の強い高校生。身長は1.7センチ。
②慎吾(しんご・高校2年生)
智也の親友。身長は1.8センチ。
③恵美(えみ・高校2年生)
ショートカットで笑顔が可愛い智也たちの同級生。制服に紺のハイソックス。
身長は162センチ。足の大きさは24センチ。
④萌音(もね・高校2年生)
サラサラの黒髪で美人な女子高生。智也とクラスは違う。智也は密かに想いを寄せている。身長166センチ。足の大きさは25センチ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
智也「ここはどこだ?」
周りを見渡すと巨大なぬいぐるみやふかふかのクッション。可愛らしい小物が並べられている。ここは女の子の部屋のようだ。巨人の部屋だろうか?
慎吾「違う。俺たちは100分の1に縮められたんだ。」
智也「なんだと!?誰が俺たちを縮めたんだ?」
慎吾「それは俺が聞きたい!俺も気が付いたらこの部屋にいたんだ。」
ズシィン!!ズシィン!!ズシィン!!
突然鳴り響く重低音。その音はどんどん大きくなっていく。
智也「なんだ!?地震か!?」
ガチャリ。どうやら女の子が部屋に入ってきた。その女の子は俺の同級生、恵美だ。誰にでも明るく振る舞い、笑顔が素敵な子でクラスの人気者だ。そんな恵美が、制服の姿で部屋に入ってきた。
恵美「はぁ~。今日も疲れた。」
恵美は蟻みたいな俺をまたいだ。しなやかな二本の脚。そしてスカートの中から見える巨大なパンツ。男子にパンツを覗かれているとは気づかず、恵美は目の前のクッションに腰かけた。
ズズウン!な・なんて迫力・・・。二本の脚をM字に開き、惜しげもなく美しい生足とパンツを披露している。
智也「すげえ・・・。惜しげもなくパンツを見せびらかすなんて・・・。それにまるでプリンのような太もも。もうちょっと近くで見てみるか!」
思わず俺は、M字開脚姿の恵美に向かって走り出した。俺の視界は次第に白いパンツと小麦色をした巨大な太ももでいっぱいになっていく。しかし、恵美は思わぬ言葉を発した。
恵美「さてと!今日もこびとさんと遊ぼっと♪」
智也「えっ?こびとさんだと?」
俺は恵美の言葉に驚き、足を止めて恵美を見上げた。すると、恵美と目があった。
恵美「いやだぁ!私のお股にこびとさんがいる!こうしてやる。」
ズシィン!
恵美は紺のソックスをまとった足を振り上げ、俺に振り下ろした。俺は間一髪で避けたが、凄まじい震動に負けて転んだ。恵美はゆっくりと立ち上がった。塔のような二本の脚の真下にいる俺は、恐怖するしかなかった。
恵美「大丈夫よ!君だけ踏み潰したりしないから♪」
そう言って恵美は机の引き出しを開け、片手で何かを掴み、それを床に落とした。それはなんと俺と同じ小さな人間だ。しかも20人ぐらいいる。
恵美「それじゃあ私とゲームを始めましょうか♪」
恵美の真下には蟻んこのような人間たちがうろちょろしている。すると恵美はしゃがみ、俺たち一人一人に指をさす。
恵美「君たちこびとさんに番号をつけます。君は1番、君は2番・・・。あれ?よく見たら智也に慎吾!なんで私の部屋にいるの?」
智也「それは俺が聞きたい!突然小さくなって恵美の部屋にいたんだ!」
恵美「ふ~ん。でも私の部屋にいるからにはゲームに参加してもらうからね!智也は3番。慎吾は4番ね。」
それから恵美は、小さな人間に淡々と番号をつけていく。最後に呼ばれた人は25番のようだ。その後、机の引き出しからカードを取り出した。
恵美「ゲームの説明をするね!今から私は一枚ずつ番号の書いてあるカードを引きます。そしてその番号のこびとさんを思いっきり踏み潰します。んでね、残り5人になるまでゲームを続けます。分かった?」
何という理不尽なゲーム。これから俺たちは無作為に恵美に殺されなきゃならないのか。俺たち小さな人間はざわざわし始めた。すると恐怖のあまり、1人が逃げ出した。
恵美「君は23番ね!勝手に逃げ出したらこうするわ!」
恵美は紺のハイソックスをまとった足を逃げるこびとの真上にセットし、そのまま勢いよく振り下ろした。
どすうぅん! ぐちゃ!
恵美「あはははは!私のソックスにへばりついてんの!きもっ!」
恵美はこびとを踏み潰し、満面の笑みを浮かべている。俺はローアングルでその光景を目の当たりにした。ひらめくスカートから見えるパンツの絶景も、今は状況からして地獄絵図だ。
恵美「いい?ここから逃げ出そうとしたら、こいつみたいに踏み潰しちゃうからね!じゃあ始めまぁす♪」
恵美はカードを引いた。その番号は・・・。
恵美「16番!」
恵美は部屋全体に響き渡る声で叫んだ。俺じゃなくてよかった・・・。思わず俺は心の中でそう思ってしまった。だが、16番のこびとは、ひきつった表情で絶叫をあげながら恵美に踏みつぶされてしまった。
どすうぅん! ぐちゃ!
恵美「あはははは!足の下でプチって潰れる感触がたまらないわね!日々のストレス発散サイコー!みたいな!」
恵美が足を持ち上げると、16番のこびとはぺちゃんこになっていた。もはや人間の姿ではない。人間の足で人間を踏み潰す。俺はこの理不尽さに頭が混乱してきた。
恵美「はい次!22番!」
22番のこびと「ひぃ~!死にたくないよ!」
22番のこびとは全速力で走り出すが、恵美の2歩で追いつき、3歩目で踏みつぶした。
どすうぅん! ぐちゃ!
恵美「蟻んこみたいなこびとさんが一生懸命逃げても私から逃げられるわけないのに・・・。私の引いたカードでお前たちの運命は決まるのよ!」
スカートが舞い、パンツを見せながら俺たちに勝ち誇った表情で話す。こんな残酷な恵美は見たことない。ゲームは無情にも進んでいく。
恵美「はい!6番!」
6番のこびとは怒り狂ったように走り出し、15番のこびとに抱きついた。15番のこびとは懸命に振り払おうとしているが、6番のこびとは決して両手を離さない。
恵美「あはははは!死ぬのは怖いよね!でもそんなことをしても無駄なんだから!」
恵美は6番と15番のこびとの真上に巨大な足をセットした。
15番のこびと「おい離せ!ここにいたら俺まで巻き添えを食っちまう!」
6番のこびと「助けて!!!僕は死にたくない!」
15番のこびと「いいから離れろ!うわあぁぁぁぁ!!!」
どすうぅん! ぐちゃ!
恵美「うふふふふ。15番のこびとさん・・・。残念だったね。でもね、私が引いたカードの番号のこびとさんはどんなことをしても私が踏み潰すの!それがこのゲームの唯一のルールかな。」
恵美は笑顔でそう言った。いつもの恵美の笑顔は可愛いのだが、この時ばかりはまるで悪魔のように思える。
恵美「ちょっと待ってね!もうこの靴下、小人さんの死骸と血で汚くなったから脱ぐね!これからは女子高生の素足で踏みつぶしてあげますよ♪」
恵美は紺のハイソックスを脱ぎ捨て、素足になった。熱を帯びているのか全体的に赤みがかっている。しっとりとした感じの踵。きれいな土踏まずのアーチ。長い指。俺は同級生の巨大な素足を目の前に思わず見とれてしまった。しかし、恵美の一言で俺の頭は真っ白になった。
恵美「4番!」
4番は俺の親友、慎吾の番号だ!
智也「う・・・うそだろ! ど・・・どうしよう。」
恵美「あはははは!4番だね。ということは、慎吾!さようならだね!」
智也「待ってくれ恵美!慎吾は俺のかけがえのない親友なんだ!殺さないでくれ!」
恵美「何それ!?男の友情だとか言うの?虫けらみたいなこびとの友情とかキモいだけなんですけど。」
恵美は笑顔で俺たちを見下ろし、素足を振り上げた。肉付きがよく、しっとりとした感じの足の裏が、慎吾の頭上に迫る。
智也「逃げろ!とにかく前だけを見ろ!」
俺は力の限り叫び、慎吾も死に物狂いで走り出した。恵美の素足が徐々に速度を上げて振り下ろされた。
どすうぅぅん!
恵美の素足が慎吾の真横に踏み下ろされた。凄まじい震動に慎吾は吹き飛ばされた。しかし、うまく受身をとり、そのまま全速力で走り出した。
恵美「バカだね!ありんこがちょこまか動いても人間から逃げられるわけないじゃない!無駄な抵抗はやめなさいって。」
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
恵美は地響きを立てて、慎吾に迫る。すると、恵美の進行方向に2人のこびとがいたのだが、恵美はそのこびとの存在に気づかず、踏み潰してしまった。
恵美「やだぁ。関係のない小人さんを踏んづけちゃったじゃない・・・。もう!なんで私の足元にいるのよ!」
恵美は2人のこびとを踏みつぶした足を持ち上げた。足の裏には2人のこびとが大の字になってへばりついている。その姿を見て恵美はクスッと笑った。
恵美「やっぱり素足で踏み潰すのはいいね!足の裏でプチっと潰れる感触がたまんないっていうか~。ってそれどころじゃない!今は慎吾を踏み潰さなきゃ・・・あれ?」
恵美が誤って踏み潰したこびとたちに気を取られ、慎吾を見失ったようだ。
恵美「慎吾~!どこに隠れているのよ!・・・・・・。所詮、虫けらなんだからそう遠くへ逃げてはいないはず・・・。まさか!」
恵美は、先ほど脱ぎ捨てた紺のハイソックスを手に取り、上下に激しく揺らした。すると、一人のこびとが紺のハイソックスの中から出てきた。
智也「慎吾!しまった・・・。見つかってしまった。」
そのこびとは慎吾だった。慎吾は、ちょうど恵美の真下に落下した。見上げると塔のような2本の生足がそびえ立っている。その塔の頂上には巨大なパンツが圧倒的な存在感を示している。恵美はこみ上げる怒りを抑え、右足を振り上げた。
恵美「し・ん・ご・く・ん?私の靴下って・・・臭かったかしら?」
慎吾「げほっ・・・。あ・あぁ・・・」
智也「何を言っているんだ!早く逃げろ・・・。」
どすぅぅぅぅん!!!慎吾の頭上に、恵美の巨大な素足が踏み下ろされた。凄まじい震動に、遠くにいた俺も尻餅をついてしまった。恵美の顔を見上げると、さっきまで笑顔は完全に消えた。
恵美「女の子の靴下の中に入って、しかも臭いとか言うなんて超サイテーなんだけど!あ~もうっ!ムカつく!!!」
恵美の怒りは最高潮に達し、激しく床を踏み鳴らした。恵美が床を踏みつけるたびに俺たちはホコリのように宙に浮く。うっかり恵美の足元をうろついていたこびとは次々と踏み潰され、恵美の足の裏にこびりついてしまった。しばらくすると地響きが止んだ。恵美の怒りが恵美は自分の足の裏を俺に見せつけた。
恵美「見なさい。智也の親友、慎吾の成れの果ての姿を!」
恵美のかかとにまるでシールのように慎吾がへばりついている。もちろんピクリとも動かない。親友の変わり果てた姿を見て俺は絶叫した。しかし、ゲームはまだ終わらない。残り5人になるまでこのゲームは続くのだ。恵美は再びカードを引き、その番号のこびとが恵美の巨大な素足に襲われる。
「助けてくれ~!」
「死にたくないよ!」
「ぎゃあぁぁぁ!」
ドスゥン! ズシィィン! ドシィン!
次々と踏み潰されていった。あっという間に残り6人となってしまった。残りのこびとは、2番、13番、18番、20番、24番、そして3番の俺である。
恵美「あはははは。いよいよこのゲームも終盤ね!あと一人だね!私に踏み潰されるこびとさんは。じゃあカードを引くよ?」
俺たちこびとの心拍数は急激に上がる。13番のこびとは神に祈るように手を合わせた。恵美はカードを引いた。そしてにやにやしながら俺を見た。
恵美「・・・・・・3番。」
俺は膝から崩れ落ちた。ここまで来て・・・最後の最後で殺されるなんて・・・。絶望のあまり、体が凍りついたように動かなくなった。そして踏み潰された死骸がいくつもこびりついた足の裏が俺の頭上を覆う。・・・慎吾もこの足の餌食になったんだ。俺も死のう・・・。俺は腹をくくった。
どすぅぅぅん!
智也「・・・?なんで?」
なんと恵美が踏み潰したのは俺ではなくて、13番のこびとだった。なぜ?すると、俺の横にカードが落ちた。そのカードに書いてある番号は13だ。
恵美「びっくりしたでしょ?このゲームのルールはカードに書いてある番号のこびとが踏みつぶされるの。別に私がカードの番号をそのまま読み上げるとは限らないわ!」
なんたる屁理屈・・・。カードに書いてある番号とは違う番号を読んだのか・・・。恵美はこんなに正確の悪い奴だったか。まるで悪魔だ。
恵美「あはははは!楽しかった!やっぱりストレス発散にはこびとつぶしでしょ!続きは明日ね!さてと。お風呂に入りますか♪」
恵美は笑顔で部屋から出ていった。俺は生き残ったものの、親友の慎吾を失い、放心状態だ。突然体が小さくなり、同級生に殺されかける。これから俺の人生はどうなるんだろう・・・。
翌朝、俺は机の引き出しの中で目が覚めた。引き出しは開いていて、蛍光灯の光が差し込んでいる。俺は机の引き出しから身を乗り出し、恵美の位置を確認した。なんと恵美は、パンツとブラしか身に着けていない。白く透き通った肌を惜しげもなく披露している。すると、誰かと話している声が聞こえた。
恵美「私、やっぱりの胸・・・ちっちゃいのかなぁ~。ねえ君?ちょっと確かめてよ。」
恵美は、昨日生き残ったこびとを摘み、胸の谷間に入れた。そのこびとは全身であがいている。すると恵美はドームのような2つの乳でそのこびとを挟み込んだ。
どむっ!
恵美「潰れたかな・・・。あっ。まだピクピク動いている。えいっ!」
どむっ! どむっ!
恵美は自分の乳を中央に寄せてこびとをプレスしているようだ。プリンのような柔らかい乳に挟まれてうらやましい・・・じゃなかった!彼は無事なのか?すると5、6回プレスした後、そのこびとはシールのようにぺちゃんこになっていた。しかし、恵美は不満そうだ。
恵美「私の胸が大きければ一撃でミンチにできたんだけどなぁ~。どうやったらおっぱい大きくなるんだろう・・・。」
恵美は自身の胸で潰したこびとをゴミ箱に捨て、制服に着替え始めた。そして机の引き出しに来て、俺と3人のこびとを摘み、ポロシャツの胸ポケットに放り込んだ。恵美は俺たちを見下ろしニコニコしている。
恵美「えへへへへ。 さあ、学校へ行こうか!」
智也「はぁ?何を言っているんだ!?この大きさで学校へ行ったら大変なことになるぞ!」
恵美「じゃあいってきます!」
智也「聞けよ!」
恵美は俺の言うことを完全に無視し、家を出た。自転車を軽快にこぎ、学校へ向かう。俺は、恵美が動くたびに起こる震動に振り落とされまいと、ポケットの内側を懸命に掴む。するとあっという間に学校に着いた。
萌音「あっ!恵美!おはよう!」
恵美「おはよう!今日暑いね!私もう汗ダラダラ~」
萌音「ホントだね!今日はプールだ!嬉しいな~♪」
恵美「えっ?萌音のクラスは今日の体育はプールなの?」
萌音「そうだよ!1時間目だからすぐにプールに入れるの!あっ。そろそろホームルームが始まるね!じゃあまた後でね~」
萌音はサラサラヘアーをなびかせながら軽快に走り去っていった。俺と萌音は別々のクラスだ。だけど俺は萌音のことが・・・好きなんだ!かすかに残る萌音の髪の匂いに俺は思わず赤面した。すると俺は恵美の視線を感じ、真上の恵美を見上げた。恵美はニヤニヤしている。あれは何かを思いついた顔だ。
キーンコーンカーンコーン
教室中にチャイムが鳴り響いた。恵美のクラスの1時間目の授業は教室で受ける。しかし恵美は教室を飛び出し、走り出した。どうやら女子更衣室の中に入ったようだ。すると恵美は胸ポケットに入っている俺たちをつまみ上げ、床に落とした。
ゴム製の床で、多少は落下の衝撃をやわらげてくれた。
智也「いててて・・・。なにすんだ恵美!」
恵美「うふふふふ。じゃあね~♪」
智也「あっ!待て!」
恵美は俺たちを床に置いて足早に更衣室を後にした。しかし改めて見ると更衣室が広く感じる。東京ドームぐらいの広さだろうか・・・。すると、突然地鳴りが鳴り響く。
ズシィン!ズシィィン!
ズシィィィン!ズシィィィィィン!!
徐々に重低音と震動が大きくなる。
智也「ま・・・まさか、女子たちが着替えにきたのか!?」
俺の嫌な予感が的中した。次々と女子生徒たちが更衣室に入ってくる。もちろんアリンコみたいな俺たちの存在に気づいていない。
ズシィン!ズシィン!ズシィン!
次々と女子生徒の足が振り下ろされる。まるで隕石がいくつも落下するかのように。凄まじい震動で俺は女子生徒の足元を二転三転した。30人ぐらい女子生徒がいるようだ。幸い、ここに連れてこられたほかの3人のこびとも無事だが、パニック状態になり、わけもなく走りまわっている。
智也「入口はどこだ?そこから脱出しよう!」
俺は振り返った。しかし、最後に入ってきた女子生徒が出入り口の扉を閉めてしまった。引き戸だから隙間から脱出することはできない。
智也「ぜ・・・絶望的だ!とにかく女子生徒に見つからないようにしないと。こんなところで死ぬのはごめんだぜ!」
とりあえず俺は、更衣室の隅に向かって走り出した。女子生徒の足がまるで林のようだ。俺はその林の中を走っていると、目の前に大きな白い布が落ちてきた。
智也「これはもしや!」
俺は見上げた。なんと女子生徒がタオルをまとうことなくパンツを脱ぎ、スクール水着に着替えている。お尻の肉がプリプリ動いているのを真下から覗き、俺の鼓動は高まった。しかし、一人の女子生徒の悲鳴に我に戻った。
女子A「きゃー! 足元に虫が!? 死ね死ね!」
ズシィン!ズシィン!ぐちゃ・・・
なんと一人のこびとが女子生徒の素足によって踏み潰されてしまった。
女子A「やだぁ~。ウチのかかとにぺったりとへばりついてるぅ~。この虫、マジでキモいんですけど・・・」
女子B「別にいいじゃん。あとでシャワーでさっと流しちゃいなよ。」
女子A「それもそうだね。じゃあ早く着替えちゃおっと♪」
ありみたいに小さい俺たちの価値はこんなものか。踏み潰され、シャワーで流され終わりかな。しかし、もう一人の女子生徒も悲鳴を上げた。
女子C「きゃー!私の胸にも虫がついてる!キモい~!」
あのこびとは昨日のゲームの20番の人だ。どうやって高層ビルのような女子生徒の胸にたどり着いたのだろう・・・。その女子生徒はスクール水着の姿だ。大きな谷間もある。そんな谷間の中に20番の人が入り込み、巨大な2つの乳に潰されてしまった。
どむっ! ぐちゃ・・・。
女子B「うわあ~。すっごいね♪ おっぱいプレスで虫がぺちゃんこ・・・。さすがEカップの実力!」
女子C「う・・・うるさい!えいっ!」
女子B「きゃっ!」
Eカップの女子生徒は恥ずかしいあまりに相手の女子生徒を突き飛ばした。その女子生徒もスクール水着に着替えており、尻餅を付いた。不運にもそのお尻の下にはもう一人のこびとが・・・
どすぅぅぅぅぅん!!! ぷちっ・・・。
女子B「いたたたた・・・。何も突き飛ばさなくてもいいでしょ!」
女子C「ごめん・・・。だけどこの大きいおっぱい。私は気にしてるの!」
女子B「え~。贅沢ねぇ。そんなこと言ったら隣のクラスの恵美ちゃんが怒るよ。あの娘、Aカップだしぃ~。」
そうだったのか。どうりで恵美が朝、おっぱいでなかなかこびとを潰せなかったわけだ。いやあの女子、ぴちぴちで巨大なお尻で潰されたこびとの存在に気づいていないのか。なんてことだ。潰したことすら気づいてくれないなんて・・・。これで昨日の恵美のゲームで生き残ったこびとも俺以外はみんな潰された。
智也「お・俺も見つかったらあんなふうに・・・。早く隠れなきゃ・・・」
しかし、俺の判断は遅かった。俺の周りに巨大な影が覆う。その相手はまさかの・・・。
萌音「私の足元にも虫がいるわね!」
萌音!まさか、さっきパンツを脱ぎ捨て、着替えていたのは萌音だったのか!スラリとした長い脚。マシュマロのような感触の太もも。俺は好きな女子の足に夢中になり、思考停止した。その瞬間、巨大な足の裏が俺の上空に君臨する。25メートルはあるぞ。
萌音「虫め! 踏み潰してやる!」
徐々に巨大な足の裏が俺に迫り来る。俺は体が凍りついたように動けなくなり、その足の裏を絶叫しながら眺めることしかできなかった。
どすぅぅぅぅん! ぶちっ・・・。
萌音「はぁはぁ。やったぁ♪ ぺっちゃんこ! ねぇねぇ見て!」
女子D「あはははは。萌音の大きな足に踏み潰される虫も不運ね。萌音に見つかったら逃げられないもんね。」
萌音「素足で虫を踏み潰すってなんかよかった♪ いい感触だったの~。クセになりそう!」
萌音は、想いを寄せている男子を踏み潰したとは知らず、ぺちゃんこになったものを嬉しそうにほかの女子生徒に見せていた。萌音のかかとにぺたりと張り付いた俺は、その後シャワーで洗い流され、排水口の中で一生を終えた。